ユーリイ・ガガーリン

ユーリイ・ガガーリン Юрий Гагарин
ユーリイ・ガガーリン （1963年ねん）
生誕せいたん	(1934-03-09) 1934年ねん3月9日にち ソビエト連邦れんぽう ロシア社会しゃかい主義しゅぎ連邦れんぽうソビエト共和きょうわ国こく、スモレンスク州しゅうクルシノ
死没しぼつ	(1968-03-27) 1968年ねん3月27日にち（34歳さい没ぼつ） ソビエト連邦れんぽう ロシア・ソビエト連邦れんぽう社会しゃかい主義しゅぎ共和きょうわ国こく、ノヴォショロヴォ
所属しょぞく組織そしき	ソ連それん空軍くうぐん
軍ぐん歴れき	1955年ねん - 1968年ねん
最終さいしゅう階級かいきゅう	大佐たいさ
署名しょめい

ユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリン（ロシア語ご: Юрий Алексеевич Гагарин, ラテン文字もじ転写てんしゃ: Yurii Alekseyevich Gagarin, 1934年ねん3月9日にち - 1968年ねん3月27日にち）は、ソビエト連邦れんぽうの軍人ぐんじん、パイロット、宇宙うちゅう飛行ひこう士し。最終さいしゅう階級かいきゅうは大佐たいさ。1961年ねん、人類じんるい初はつの有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこうとしてボストーク1号ごうに単身たんしん搭乗とうじょうした人物じんぶつである。

生涯しょうがい

生おい立たち

クルシノにあるガガーリンの育そだった家いえ。現在げんざいは博物館はくぶつかん。

ガガーリンは1934年ねん3月がつ9日にち、モスクワ西方せいほうのスモレンスク州しゅうグジャーツク市しに近ちかい村むらクルシノで生うまれた。両親りょうしんはコルホーズの労働ろうどう者しゃであった。「労働ろうどう者しゃ階級かいきゅう出身しゅっしんの英雄えいゆう」というガガーリン像ぞうを強調きょうちょうするため「両親りょうしんは農民のうみんであった」と語かたられている。もちろん労働ろうどう階級かいきゅう出身しゅっしんであることは間違まちがいではないが、実際じっさいのガガーリンの父親ちちおやは教養きょうようのある腕利うでききの大工だいくであり、母親ははおやもインテリで読書どくしょ家かであった。

彼かれは四よん人にん兄弟きょうだいの三さん人にん目めで、幼おさないガガーリンの世話せわは姉あねが行おこなうこともあった。他たのソ連それん国民こくみん同様どうよう、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんは一家いっかに大おおきな苦くるしみをもたらした。兄あにと姉あねは1943年ねんにドイツによりポーランドへ連つれ去さられ、強制きょうせい労働ろうどうに従事じゅうじさせられ、戦争せんそうが終おわるまで戻もどらなかった。少年しょうねん時代じだいのガガーリンへの評価ひょうかは、まじめで勉強べんきょう家かだが、茶目ちゃめっ気けもあるというものだった。やがて空軍くうぐんから除隊じょたいしてきた教師きょうしがガガーリンの学校がっこうで数学すうがくを教おしえることになったが、彼かれの授業じゅぎょうをガガーリンは熱心ねっしんに聞きき、後ごの生いき方かたに影響えいきょうを与あたえることになる。

グジャーツク市し（現げん：ガガーリン市し）にある学生がくせい時代じだいに住すんでいた家いえ。現在げんざいは Gagarin Memorial Museum。

1950年ねんにモスクワの金属きんぞく工場こうじょうの見習みならいとして働はたらき出だしたガガーリンは優秀ゆうしゅうであったため、翌よく1951年ねんには技術ぎじゅつ教育きょういくを受うけるべくサラトフの学校がっこうへ送おくられた。そこで彼かれはエアロクラブに入はいり、軽けい飛行機ひこうきでの飛行ひこうを楽たのしんだが、徐々じょじょに飛とぶことの楽たのしさにとりつかれるようになった。1955年ねんに工業こうぎょう学校がっこうを卒業そつぎょうしたガガーリンはパイロットを志こころざし、オレンブルクにあった空軍くうぐん士官しかん学校がっこうに入はいった。1957年ねんにはオレンブルクで出会であったヴァレンチナ・ゴリチェヴァと結婚けっこんしている。1957年ねんの卒業そつぎょう後ご、ノルウェー国境こっきょうに近ちかいムルマンスクの基地きちに配属はいぞくされた。当時とうじの記録きろくによるとガガーリンの身長しんちょうは158cmであった。

ソ連それんにおける宇宙うちゅう開発かいはつ

ガガーリンのSK-1宇宙うちゅう服ふく

1959年ねん、ソビエト連邦れんぽうの宇宙うちゅう開発かいはつが本格ほんかく的てきに始はじまったことに伴ともなって宇宙うちゅう飛行ひこう士しの選抜せんばつが始はじめられ、翌よく1960年ねん3月がつにはソビエト全土ぜんどからガガーリンを含ふくむ20人にんの候補こうほ生せいがモスクワ近郊きんこうの基地きちへと配属はいぞくされた。ガガーリンは他たの飛行ひこう士したちとともに、宇宙うちゅう飛行ひこうに必要ひつような身体しんたい的てき・精神せいしん的てき耐久たいきゅう性せいをテストされながら、厳きびしい訓練くんれんを受うけた。6月18日にちにはボストーク宇宙船うちゅうせんの開発かいはつ者しゃであるセルゲイ・コロリョフが候補こうほ生せいを招まねいて宇宙船うちゅうせんを見みせたが、このときガガーリンが開発かいはつ陣じんや同僚どうりょうに与あたえた印象いんしょうは強つよいもので、有力ゆうりょく候補こうほの一人ひとりと見みなされるようになった。

1961年ねん4月がつの打うち上あげに向むけて飛行ひこう士しの選考せんこうは進すすんでおり、1960年ねん末まつには、候補者こうほしゃはガガーリンを含ふくむ6人にんにまで絞しぼられた。このときの選考せんこうでは、身長しんちょうの低ひくさが重要じゅうような要因よういんとなった。なぜなら、最初さいしょ期きのボストーク宇宙船うちゅうせんは非常ひじょうに小ちいさく、大柄おおがらな人間にんげんが乗のることは困難こんなんであったからである。飛行ひこう予定よていまで1ヶ月かげつとなった3月がつ初はじめには、パイロットの候補こうほはガガーリンとゲルマン・チトフのどちらかに絞しぼられた。二人ふたりとも訓練くんれん結果けっかが優すぐれており、既すでに1960年ねん末まつの時点じてんで候補こうほ生せいの間あいだではどちらかが飛行ひこう士しに選えらばれることは確実かくじつとみられていた。

4月がつ8日にちに最終さいしゅう選考せんこうが行おこなわれ、ガガーリンが正せい飛行ひこう士し、チトフが代替だいたい要員よういんと決定けっていされた。この決定けっていは政府せいふの上層じょうそう部ぶによって行おこなわれ、翌よく4月がつ9日にちに両りょう名なに伝達でんたつされた。なぜガガーリンが選えらばれたかについてはいくつかの説せつがあるが、ガガーリンが労働ろうどう者しゃ階級かいきゅう出身しゅっしんにあることに加くわえ温和おんわで社交しゃこう的てきな人好ひとずきのする性格せいかくだったことや、「ユーリイ」というロシア的てきな名前なまえ、そして労働ろうどう者しゃ階級かいきゅう出身しゅっしんの英雄えいゆうという点てんを強調きょうちょうしやすい生おい立たちなどが有力ゆうりょくな要因よういんとされている。選考せんこうに漏もれたチトフは、同年どうねん8月がつにボストーク2号ごうでガガーリンに次つぐ史上しじょう二に番目ばんめの（軌道きどう宇宙うちゅう飛行ひこうを行おこなった）宇宙うちゅう飛行ひこう士しになっており、自みずから機体きたいを操縦そうじゅうして大気圏たいきけん外がいで食事しょくじをするなどの実験じっけんを行おこない、その様子ようすは記録きろく映像えいぞうに残のこされている。

宇宙うちゅうへ

ガガーリンの乗のったボストーク1号ごうのカプセル

1961年ねん4月がつ12日にち、ガガーリンはボストーク3KA-2で世界せかい初はつの有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこうに成功せいこうした。このときのコールサインは「ケードル（Кедр、ヒマラヤスギの意い）」であった。飛行ひこう中ちゅう「祖国そこくは聞きいている」という歌うた（エヴゲーニー・ドルマトフスキー作詞さくし、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲さっきょく・作品さくひん86）を口くちずさんで自分じぶん自身じしんを元気げんきづけていたといわれている。

飛行ひこう中ちゅう、ガガーリンは自分じぶんが中尉ちゅういから少佐しょうさに昇進しょうしん（二に階かい級きゅう特進とくしん）したというタス通信たすつうしんのニュースを聞きいた。ガガーリンは喜よろこんだが、このような発表はっぴょうを飛行ひこう中ちゅうのガガーリンに伝つたえた本当ほんとうの理由りゆうは、当時とうじの技術ぎじゅつではガガーリンが生いきて帰還きかんできる可能かのう性せいは低ひくいと政府せいふ高官こうかんが考かんがえていたからだと言いわれている。ガガーリンを乗のせた宇宙船うちゅうせんは、地球ちきゅう周回しゅうかい軌道きどうに入はいり、大気圏たいきけん外がいを1時じ間あいだ50分ふん弱じゃく（108分間ふんかん）で1周しゅうしたのち大気圏たいきけん再さい突入とつにゅうを行おこない、高度こうど7000mでガガーリンは座席ざせきごとカプセルから射出しゃしゅつされて、パラシュートで降下こうかした。ボストーク1号ごうにはカプセルごと安全あんぜんに着陸ちゃくりくできる装置そうちはまだなく、乗員じょういんは安全あんぜん上じょうパラシュートで脱出だっしゅつせざるを得えなかったのだが、1961年ねん当時とうじの国際こくさい航空こうくう連盟れんめい (FAI) による高度こうど記録きろくの定義ていぎにおいては、飛行ひこう士しは機体きたいに搭乗とうじょうしたまま地上ちじょうに到達とうたつする事ことが要求ようきゅうされており、このことが露見ろけんすると記録きろくが剥奪はくだつされる恐おそれがあったため、公式こうしき発表はっぴょうでは宇宙船うちゅうせんと共ともに着陸ちゃくりくしたとされ、ソ連それんはこの主張しゅちょうを押おし通とおした。ガガーリンのパラシュートは、ソ連それん領内りょうないサラトフ州しゅうにあるスミロフカ村むらの外はずれに着地ちゃくちした。

地球ちきゅう帰還きかん後ご

赤あかの広場ひろばでの記念きねん式典しきてんでフルシチョフの出迎でむかえを受うけるガガーリン（1961年ねん4月がつ）

地上ちじょうに無事ぶじ帰還きかんすると、ガガーリンは一躍いちやく「時じの人ひと」となった。4月14日にちのモスクワ・赤あかの広場ひろばでの記念きねん式典しきてんでは、ガガーリンはこのような計画けいかくを成功せいこうに導みちびいたソ連それん共産党きょうさんとう書記しょき長ちょうニキータ・フルシチョフとソ連それん共産党きょうさんとうの偉大いだいさを賞賛しょうさんした。ガガーリンはフルシチョフのお気きに入いりとなり、フルシチョフ在任ざいにん中ちゅうはガガーリンとクレムリンの関係かんけいは良好りょうこうだった。フルシチョフにとってガガーリンの成功せいこうは、通常つうじょう兵器へいきを犠牲ぎせいにしてまで自みずから推おし進すすめた宇宙うちゅうロケット／弾道だんどうミサイル増強ぞうきょう計画けいかくの成果せいかを示しめすものであった。

国内こくないでの式典しきてんが一段落いちだんらくした4月がつ末まつから、ガガーリンはソビエトの宇宙うちゅう計画けいかくの広告塔こうこくとうとして世界せかいを旅たびするようになった。ガガーリンは激変げきへんした自分じぶんの環境かんきょうにもうまく適応てきおうしたかのようであったが、連日れんじつ続つづく式典しきてんや過酷かこくなスケジュールのストレスなどから疲労ひろうがたまっていき、徐々じょじょに酒量しゅりょうが増ふえていった。1961年ねん10月には、家族かぞくや同僚どうりょうと休暇きゅうかで訪おとずれていたクリミア半島くりみあはんとうの保養ほよう地ちフォロスで、前日ぜんじつに起おこしたモーターボートの事故じこの際さいに知しり合あった看護かんご師しの部屋へやにいるところを妻つまヴァレンチナに踏ふみ込こまれ、二に階かいのバルコニーから飛とび降おりて庭にわの縁石えんせきに額がくをぶつけ、眉まゆの上うえに傷きずが残のこることになった。

ガガーリンは宇宙うちゅう開発かいはつの現場げんばに戻もどることを希望きぼうしていたが、世界せかい各国かっこくからの招待しょうたいはそれからも続つづき、ガガーリンは世界中せかいじゅうを歴訪れきほうした。1962年ねん5月がつには日本にっぽんを訪問ほうもんし、東京とうきょうなど各地かくちを回まわっている。重要じゅうよう人物じんぶつとなったガガーリンは身みに危険きけんの及およぶ可能かのう性せいのある訓練くんれん飛行ひこうなどを禁止きんしされ、多忙たぼうなスケジュールも相あいまってほとんど現場げんばから離はなれたまま3年間ねんかんを過すごした。それでも1963年ねん12月には宇宙うちゅう飛行ひこう士し訓練くんれんセンターの副ふく所長しょちょうに就任しゅうにんし、1964年ねん3月がつにはジューコフスキー空軍くうぐん技術ぎじゅつアカデミーに入学にゅうがくして宇宙うちゅう工学こうがくを学まなぶなど、現場げんばに戻もどるための努力どりょくは続つづけていた。

しかし1964年ねん10月がつにフルシチョフが失脚しっきゃくすると、フルシチョフ派はとみなされていたガガーリンの地位ちいは大おおきく低下ていかし、対外たいがい的てきな仕事しごとは激減げきげんした。1966年ねん1月がつには師しといえるコロリョフが死去しきょし、ガガーリンは大おおきな衝撃しょうげきを受うけた。また高たかい開発かいはつ能力のうりょくや組織そしき運営うんえい能力のうりょくを持もつコロリョフの死しにより、ソ連それんの宇宙うちゅう開発かいはつ計画けいかくは次第しだいに停滞ていたいしていった。一方いっぽう、対外たいがい的てきな仕事しごとの減少げんしょうは本来ほんらいの職務しょくむに取とり組くむ時間じかんをガガーリンに与あたえることになり、またコロリョフの死しによってさらに職務しょくむに精励せいれいするようになったガガーリンは訓練くんれんの再開さいかいを認みとめられ、1967年ねんには親友しんゆうでもあるウラジーミル・コマロフが搭乗とうじょうするソユーズ1号ごうのバックアップ要員よういんに選えらばれることになった。しかしソユーズの試験しけんは上手うまくいかず、ガガーリンをはじめとする飛行ひこう士しや開発かいはつ陣じんは飛行ひこう中止ちゅうしを進言しんげんしたものの、それが政府せいふに受うけ入いれられることはなかった。試験しけん飛行ひこうが1度ども成功せいこうしないままソユーズが4月がつ23日にちの出発しゅっぱつの日ひを迎むかえた時とき、ガガーリンは宇宙うちゅう服ふくを着きて「自分じぶんが乗のる」とコマロフをかばったという。結果けっか的てきにコマロフは宇宙船うちゅうせん自動じどう安定あんてい化かシステムの機能きのう停止ていしや大気圏たいきけん突入とつにゅう時じパラシュートが絡からまるなどのトラブルで死亡しぼうしてしまう。

コマロフの事故じこ以降いこう、英雄えいゆうの身みを案あんじた政府せいふによってガガーリンは宇宙うちゅう飛行ひこうミッションから外はずされ、自身じしんが飛とぶ可能かのう性せいはなくなった。このことにガガーリンは非常ひじょうに落胆らくたんし、政府せいふに嘆願たんがん書しょを送おくって復帰ふっきを求もとめたものの、決定けっていが覆くつがえることはなかった。1968年ねん2月がつにはジューコフスキー空軍くうぐん技術ぎじゅつアカデミーで学位がくいを取得しゅとくし、管理かんり者しゃへの道みちを歩あゆみ始はじめたものの、ガガーリンは新人しんじんパイロットだったときに宇宙うちゅう計画けいかくに選抜せんばつされたため、飛行ひこう時間じかんはさして長ながいものではなかった。このため、パイロットの指導しどうのためにもあらためて飛行ひこう経験けいけんを積つむことが必要ひつようになり、3月にはベテランの教官きょうかんとともに飛行ひこう訓練くんれんを再開さいかいした。

突然とつぜんの事故死じこしとその真相しんそう

1968年ねん3月27日にち、ガガーリンは教官きょうかんとともに搭乗とうじょうしたMiG-15UTIでキルジャチ付近ふきんを飛行ひこう中ちゅう、墜落ついらく事故じこを起おこし、死亡しぼうした。34歳さい没ぼつ。

事故じこの正確せいかくな原因げんいんは長ながらく不明ふめいであり、政治せいじ的てき思惑おもわくが絡からんだ人為じんい的てきな事故じこ説せつなどの陰謀いんぼう論ろんも含ふくめて噂うわさされていた。ガガーリンが搭乗とうじょう時じに飲酒いんしゅしていたという噂うわさも流ながれたが、彼かれは飛行ひこう前まえのメディカルチェックに合格ごうかくしており、死後しご行おこなわれた調査ちょうさでも飲酒いんしゅを示しめす一切いっさいの証拠しょうこは見みつからなかった。

陰謀いんぼう論ろん以外いがいとして、付近ふきんを飛行ひこうしていた別べつの軍用ぐんよう機きに巻まき込こまれたというものがある。1986年ねんに発表はっぴょうされた調査ちょうさ資料しりょうによれば、Su-11迎撃げいげき機きが付近ふきんを高速こうそく飛行ひこうしたため、その衝撃波しょうげきはに巻まき込こまれて操縦そうじゅう不能ふのう状態じょうたいになった可能かのう性せいが示唆しさされている。1988年ねんのプラウダ紙かみの報道ほうどうでは、ガガーリンの近ちかくを管制かんせいミスのためMiG-21が通過つうかし、事故じこを招まねいたという調査ちょうさ結果けっかが取とり上あげられた。2005年ねんに発表はっぴょうされた新説しんせつでは、コックピットの通気つうき口こうが故障こしょうか前まえの搭乗とうじょう者しゃのミスで開ひらいたままになっており、そこから酸素さんそが漏もれ出だして低てい酸素さんそ状態じょうたいになり、意識いしきを失うしなって操縦そうじゅう不能ふのう状態じょうたいに陥おちいったとしている。

2011年ねん4月がつに機密きみつ解除かいじょされた当時とうじのソ連それん政府せいふ調査ちょうさ委員いいん会かいの報告ほうこく書しょによると、気象きしょう観測かんそく用よう気球ききゅうか鳥とりとの衝突しょうとつを避さけようとして操縦そうじゅう不能ふのうに陥おちいったことが原因げんいんだったと結論けつろん付つけられている。しかし、ガガーリンの同僚どうりょうであり事故じこ調査ちょうさ委員いいん会かいにも参加さんかしていたアレクセイ・レオーノフはこの結論けつろんを否定ひていし、また彼かれの証言しょうげんとして調査ちょうさ結果けっかに記載きさいされた内容ないようが捏造ねつぞうだったことを明あかしている。レオーノフは2013年ねんに、無む許可きょかで発進はっしんしたSu-15が付近ふきんを通過つうかし、それを回避かいひしようとしたガガーリンのMiG-15が回避かいひしきれず操縦そうじゅう不能ふのうに陥おちいり、結果けっかとして墜落ついらくに至いたったことが死因しいんだったと語かたっている。レオーノフはまた、事故じこを引ひき起おこしたSu-15のパイロットはソ連邦それんぽう英雄えいゆうであり、名前なまえを公おおやけにしないことを条件じょうけんに真相しんそうを明あかすことを許ゆるされたとも述のべている。

ガガーリンの言葉ことば

「さあ行いこう」（Поехали!　カナ表記ひょうき：パイェーハリ）

前人未到ぜんじんみとうの宇宙うちゅうに飛とび立たつ際さいに発はっした一言ひとことである。この言葉ことばは、人類じんるい史しの宇宙うちゅう時代じだいの幕開まくあけを告つげる言葉ことばとして、東側ひがしがわ諸国しょこくで歴史れきし的てきな言葉ことばとなった。

また、それ以外いがいの出発しゅっぱつ直前ちょくぜんの会話かいわも録音ろくおん・文書ぶんしょ化かされており、ロケット設計せっけい者しゃのセルゲイ・コロリョフとのジョークを交まじえた会話かいわや、整備せいび士しの調整ちょうせい忘わすれの修正しゅうせい作業さぎょうに関かんする会話かいわ、コントロールパネルのライトの一ひとつが点灯てんとうしないのでハッチの調整ちょうせいが必要ひつようだと言いわれる場面ばめん等とうも残のこっている。これらの内容ないようは、2011年ねん4月がつにロシア政府せいふによって公開こうかいされた「ガガーリンの一生いっしょうに関かんする700ページ以上いじょうに及およぶ文書ぶんしょ」に掲載けいさいされている。

ボストーク1号ごうの飛行ひこう経路けいろ

「地球ちきゅうは青あおかった」

ガガーリンの言葉ことばとして知しられる「地球ちきゅうは青あおかった」は、1961年ねん4月がつ13日にち付づけの『イズベスチヤ』に掲載けいさいされたルポ（着陸ちゃくりく地点ちてんにいたオストロウーモフ（Георгий ОСТРОУМОВ）記者きしゃによるもの）によれば、原文げんぶんでは "Небо очень и очень темное, а Земля голубоватая. " となっており、日本語にほんご訳やくでは、「空そらはとても暗くらかった。一方いっぽう、地球ちきゅうは青あおみがかっていた.」となる。『朝日新聞あさひしんぶん』夕刊ゆうかん4月がつ13日にち、『毎日新聞まいにちしんぶん』夕刊ゆうかん4月がつ13日にち、『読売新聞よみうりしんぶん』朝刊ちょうかん4月がつ13日にちは、この記事きじを基もとにしてガガーリンの言葉ことばを伝つたえている。

「神かみはいなかった」

ガガーリンの地球ちきゅう周回しゅうかい中ちゅうの言葉ことばとして報道ほうどうされ、有名ゆうめいになったものとして「ここに神かみは見当みあたらない」というものがある。ガガーリンが飛行ひこう中ちゅうに「見回みまわしてみても神かみはいない」といったとされているが、記録きろくにはその種たねの発言はつげんは一切いっさい残のこされていない。これは同おなじソ連それんの宇宙うちゅう飛行ひこう士しのチトフが訪米ほうべいした時ときにシアトルで記者きしゃ団だんに向むけて放はなった発言はつげんである。しかしながら日本にっぽん以外いがいでは、この言葉ことばの方ほうが「地球ちきゅうは青あおかった」よりも有名ゆうめいである。他たに「私わたしはまわりを見渡みわたしたが、神かみは見当みあたらなかった」という表現ひょうげんでもよく引ひき合あいに出だされている。

ガガーリンの親友しんゆうであった宇宙うちゅう飛行ひこう士しアレクセイ・レオーノフは著書ちょしょ『Two sides of the moon』（『アポロとソユーズ』p.295）の中なかでガガーリン自身じしんが好このんで語かたったアネクドート（風刺ふうしジョーク）として次つぎの話はなしを挙あげている。

宇宙うちゅうから帰還きかんしたガガーリンの歓迎かんげいパーティにロシア正教せいきょうのモスクワ総そう主教しゅきょうアレクシー1世せいが列席れっせきしており、ガガーリンに尋たずねた。

総そう主教しゅきょう「宇宙うちゅうを飛とんでいたとき、神かみの姿すがたを見みただろうか」

ガガーリン「見みえませんでした」

総そう主教しゅきょう「わが息子むすこよ、神かみの姿すがたが見みえなかったことは自分じぶんの胸むねだけに収おさめておくように」

しばらくしてフルシチョフがガガーリンに同おなじことを尋たずねた。総そう主教しゅきょうとの約束やくそくを思おもい出だしたガガーリンはさきほどとは違ちがうことを答こたえた。

ガガーリン「見みえました」

フルシチョフ「同志どうしよ、神かみの姿すがたが見みえたことは誰だれにもいわないように」（レーニン主義しゅぎは宗教しゅうきょうを否定ひていしている）

ブラジル大統領だいとうりょうジャニオ・クアドロスとガガーリン（1961年ねん）

その他た

宇宙うちゅう飛行ひこう中ちゅう、ガガーリンが地上ちじょうに「無む重力じゅうりょく状態じょうたいは面白おもしろい。すべてが浮うかんでいる」と通信つうしんしてきた、当時とうじは秘密ひみつ扱あつかいだった映像えいぞうのテープが全ぜんロシア・テレビラジオ放送ほうそう研究所けんきゅうじょで発見はっけんされ、2021年ねん4月がつ2日にちにロシアで放映ほうえいされた

ガガーリンをめぐるデマ

ガガーリンが宇宙うちゅうへ赴おもむいた最初さいしょの人類じんるいであることは今いまでも疑問ぎもんの余地よちがないが、いまだにロシアではガガーリン以前いぜんに二に度ど有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこうが試こころみられたが国境こっきょうを越こえて中国ちゅうごくに着陸ちゃくりくしてしまう等とうで失敗しっぱいし、隠蔽いんぺいのために永遠えいえんの秘密ひみつとされたというデマが流ながれることがある。この話はなしはしばしば著名ちょめいな飛行機ひこうき設計せっけい者しゃセルゲイ・イリューシンの息子むすこウラジーミルの名前なまえと結むすびつけて論ろんじられる。ガガーリンの伝記でんき『スターマン』（邦題ほうだい『ガガーリン 世界せかい初はつの宇宙うちゅう飛行ひこう士し、伝説でんせつの裏側うらがわで』）によれば、このような噂うわさが広ひろまった背景はいけいには、1961年ねん3月がつ25日にちに有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこうに先駆さきがけて行おこなわれた無人むじん試験しけん飛行ひこうで、人形にんぎょうを乗のせ、通信つうしんのチェックを行おこなうために人ひとの声こえを吹ふき込こんだテープをのせていたことが原因げんいんではないかと推測すいそくしている。ガガーリンは日本にっぽんにも来きたことがあるが、発言はつげんに不可解ふかかいな面めんが目立めだった事ことから不審ふしんに見みられ「秘匿ひとくしている機密きみつを守まもるための替かえ玉だまでは」との報道ほうどうもあった。これは糸川いとかわ英夫ひでおがガガーリン本人ほんにんと対談たいだんした際さいの個人こじん的てきな感想かんそうを基もとにしたものであり、糸川いとかわの意見いけんに対たいしては反論はんろんもなされている。

エピソード

• 地球ちきゅう生還せいかん後ごにフルシチョフから勲章くんしょうを授与じゅよされるときに、ガガーリンの軍服ぐんぷくの生地きじがあまりに硬かたいためにフルシチョフは勲章くんしょうをガガーリンの軍服ぐんぷくに付つけることができず、直接ちょくせつ手渡てわたしたと言いわれている。真偽しんぎは不明ふめいだが、ソ連それんの重工業じゅうこうぎょうと軽工業けいこうぎょうの技術ぎじゅつ差さを揶揄やゆするときに使つかわれている。
• ガガーリンのアイデアで、宇宙船うちゅうせんの操縦そうじゅう室しつに熊くまの人形にんぎょうをぶら下さげた。これは、無む重量じゅうりょう状態じょうたいになったときに人形にんぎょうが宙ちゅうに浮うくので、ロケットエンジンによる加速かそくを止とめ慣性かんせいと重力じゅうりょくのみによる運動うんどうに移行いこうしたのが一目瞭然いちもくりょうぜんだからである。この伝統でんとうは21世紀せいきになった今いまでも続つづいている。

受賞じゅしょう歴れき

多おおくの勲章くんしょうを身みにつけたガガーリン

政府せいふから受うけ取とった最初さいしょの宇宙うちゅう飛行ひこう士しとしての報酬ほうしゅう

• 15000 ルーブル
• GAZ社しゃ製せいの自動車じどうしゃGAZ M21 Volga
• 家具かぐ付つきの家いえ
• 家族かぞくや親しん兄弟きょうだいの服ふくなど

称号しょうごうの一部いちぶ

• ソ連邦それんぽう英雄えいゆう（1961年ねん4月がつ14日にち）
• ソ連それん操縦そうじゅう士し＝宇宙うちゅう飛行ひこう士し（1961年ねん6月がつ27日にち）

勲章くんしょうの一部いちぶ

• レーニン勲章くんしょう（1961年ねん4月がつ14日にち）
• カール・マルクス勲章くんしょう（ドイツ民主みんしゅ共和きょうわ国こく、1963年ねん10月がつ22日にち）
• ナイル勲章くんしょう（エジプト、1962年ねん1月がつ31日にち）

ユーリイ・ガガーリンを扱あつかった作品さくひん

• 伝記でんき映画えいが『ガガーリン 世界せかいを変かえた108分ふん』（原題げんだい：GAGARIN. PERVYY V KOSMOSE） - 2013年ねんロシア作品さくひん。監督かんとく：パヴェル・パルホメンコ。主演しゅえん：ヤロスラフ・ザルニン

記念きねん・顕彰けんしょう

ガガーリンが人類じんるい初はつの宇宙うちゅう飛行ひこうに成功せいこうした4月がつ12日にちは宇宙うちゅう飛行ひこう士しの日ひとしてソビエト連邦れんぽう、およびロシア連邦れんぽうの祝日しゅくじつとなっている。この日ひが祝いわわれるのはロシア国内こくないだけではなく、世界せかい各国かっこくでユーリーズナイトと呼よばれる宇宙うちゅうイベントが開催かいさいされる。さらに2011年ねん4月がつ7日にちには国連こくれん総会そうかいによってこの日ひが世界せかい宇宙うちゅう飛行ひこうの日ひに制定せいていされ、国際こくさいデーの一ひとつとなっている。

ガガーリンはロシアの宇宙うちゅう開発かいはつを象徴しょうちょうする人物じんぶつであり、ロシアの偉人いじんの一人ひとりとされている。ガガーリンの人類じんるい初はつの有人ゆうじん飛行ひこうから60周年しゅうねんに当あたる2021年ねん4月がつ12日にちには、ロシア各地かくちで記念きねん行事ぎょうじが開催かいさいされた。サラトフ州しゅうスミロフカ村むら近ちかくのガガーリン記念きねん公園こうえんには1週間しゅうかん前まえの4月がつ5日にちに「ガガーリン記念きねん館かん」が一部いちぶ先行せんこうオープンし、12日にちにはロシア連邦れんぽう大統領だいとうりょうウラジーミル・プーチン、女性じょせいとして人類じんるい初はつの宇宙うちゅう飛行ひこうをしたワレンチナ・テレシコワ、サラトフ出身しゅっしんのヴャチェスラフ・ヴォロージンロシア連邦れんぽう議会ぎかい国家こっか院いん (ロシア)（下院かいん）議長ぎちょうが、ガガーリン記念きねん公園こうえんを訪問ほうもんした。プーチンとテレシコワは遊歩道ゆうほどうに記念きねん植樹しょくじゅを行おこない、ガガーリンを讃たたえた。これに先立さきだつ4月がつ9日にちに国際こくさい宇宙うちゅうステーションに向むけて打うち上あげられた宇宙船うちゅうせんも、彼かれにちなみ「ガガーリン」と名付なづけられた。

2023年ねん5月にはロシアの宇宙うちゅう開発かいはつ活動かつどうに功績こうせきを残のこした人物じんぶつを対象たいしょうとした「ガガーリン勲章くんしょう」が創設そうせつされ、前出ぜんしゅつのテレシコワに対たいして飛行ひこう60周年しゅうねんとなる同年どうねん6月がつに最初さいしょの受章じゅしょう者しゃとして授与じゅよが決定けっていした。

ロシア国内こくないにはガガーリンにちなんだ名称めいしょうの地名ちめいや事物じぶつが複数ふくすう存在そんざいする。ガガーリンの出生しゅっしょう地ちであるスモレンスク州しゅうクルシノ村むらに近ちかいグジャーツク市しは、1968年ねんのガガーリンの死去しきょすぐにガガーリン市しへと改名かいめいされた。モスクワ近郊きんこうの星ほしの町まちにある宇宙うちゅう飛行ひこう士し訓練くんれんセンターは、1968年ねんにユーリ・A・ガガーリン宇宙うちゅう飛行ひこう士し訓練くんれんセンターと改称かいしょうされている。ガガーリンを打うち上あげたカザフスタンのバイコヌール宇宙うちゅう基地きち第だい1発射はっしゃ台だいはその後ごも使用しようされ続つづけ、ガガーリン発射はっしゃ台だいと呼よばれている。サラトフに2019年ねん開港かいこうした新しん空港くうこうは、サラトフ・ガガーリン空港くうこうと命名めいめいされた。

ガガーリンを記念きねんする施設しせつとしては、生地きじガガーリン市しに生家せいかや記念きねん館かんなどを含ふくんだ博物館はくぶつかんが存在そんざいする。また、モスクワのレーニンスキー大通おおどおりには1980年ねん7月がつ、高たかさ45.2mのチタン製せい巨大きょだいガガーリン像ぞうが建設けんせつされた。

宇宙うちゅう開発かいはつとは関かかわりのない分野ぶんやでも使用しようされるケースがあり、アイスホッケーKHLのプレーオフトーナメント優勝ゆうしょうチームに与あたえられる賞しょうは、彼かれにちなんでガガーリン・カップと名付なづけられた。

これら以外いがいに、ガガーリンの名なを関かんしたものに以下いかのものがある。

• コスモノート・ユーリイ・ガガーリン - 1971年ねんに就役しゅうえきした衛星えいせい追跡ついせき船せん。
• ガガーリン記念きねん文化ぶんか公園こうえん - ユジノサハリンスクにある公園こうえん

旧きゅうソ連それん以外いがいでもちなんだ命名めいめい物ぶつがある。

• シテ・ガガーリン - フランス・パリ郊外こうがいのイヴリー＝シュル＝セーヌにあった集合しゅうごう住宅じゅうたく（1963年ねんの竣工しゅんこう時じには、ガガーリン本人ほんにんが訪問ほうもんした）。老朽ろうきゅう化かのため、2019年ねんに解体かいたいされた。この解体かいたい時期じきに撮影さつえいされた映画えいがが、『GAGARINE/ガガーリン』（2020年ねん、日本にっぽんでの公開こうかいは2022年ねん）である。

参考さんこう文献ぶんけん

• ガガーリン 著ちょ、江川えがわ 卓たく 訳わけ『宇宙うちゅうへの道みち』新潮社しんちょうしゃ〈ポケット・ライブラリ〉、1961年ねん8月がつ5日にち。NDLJP:2494116。 
• ユーリー・ガガーリン 著ちょ、日本にっぽん共産党きょうさんとう中央ちゅうおう委員いいん会かい宣伝せんでん教育きょういく部ぶ 訳やく『宇宙うちゅうへの道みち : ユーリー・ガガーリンの手記しゅき』日本にっぽん共産党きょうさんとう中央ちゅうおう委員いいん会かい宣伝せんでん教育きょういく部ぶ、1961年ねん8月がつ20日はつか。NDLJP:2494680。 
• 的いくわ川がわ 泰たい宣せん 『月つきをめざした二人ふたりの科学かがく者しゃ―アポロとスプートニクの軌跡きせき』中公新書ちゅうこうしんしょ ISBN 4-12-101566-5
• ジェイミー・ドーラン、ピアーズ・ビゾニー 著ちょ、日暮ひぐらし雅通まさみち 訳わけ『ガガーリン 世界せかい初はつの宇宙うちゅう飛行ひこう士し、伝説でんせつの裏側うらがわで』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、2013年ねん。 

関連かんれん項目こうもく

• 宇宙うちゅう開発かいはつ競争きょうそう
• ロケット・ミサイル技術ぎじゅつの年表ねんぴょう
• ソビエト連邦れんぽうの宇宙うちゅう開発かいはつ
• 宇宙うちゅうに行いった動物どうぶつ、有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこう

外部がいぶリンク

• “ユーリ・A・ガガーリン”. JAXA / 宇宙うちゅう情報じょうほうセンター. 2011年ねん8月がつ19日にち閲覧えつらん。
• Yuri Gagarin Life, Flights, and Secrets!
• 「宇宙うちゅうへの道みち」 ガガーリン著ちょ「宇宙うちゅうへの道みち」"Дорога в космос" をHTML化かしたもの（ロシア語ご）。写真しゃしん・イラスト等とうもそのまま掲載けいさい。
• 「親父おやじの背中せなか」 「ロシア宇宙うちゅう開発かいはつ史し」中ちゅうの1ページ。
• Yuri's Night Japan人類じんるい初はつの宇宙うちゅう飛行ひこうを記念きねんして行おこなわれる宇宙うちゅうイベントの1つ。
• NHKアーカイブス ソビエトが初はつの有人ゆうじん宇宙うちゅう飛行ひこう - 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい（NHK）
• “1961年ねんのロシアの様子ようす（写真しゃしん特集とくしゅう）”. ロシア・ビヨンド 日本語にほんご版ばん (2021年ねん3月がつ20日はつか). 2021年ねん3月がつ20日はつか閲覧えつらん。