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クマ

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くまから転送てんそう
クマ
ヒグマ
ヒグマ Ursus arctos
保全ほぜんじょうきょう評価ひょうか[1]
ワシントン条約じょうやく附属ふぞくしょII
分類ぶんるい
ドメイン : かく生物せいぶつ Eukaryota
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 脊索せきさく動物どうぶつもん Chordata
もん : 脊椎動物せきついどうぶつもん Vertebrata
つな : 哺乳ほにゅうつな Mammalia
: 食肉しょくにく Carnivora
: イヌがた Caniformia
下目しため : クマ下目しため Arctoidea
小目こもく : クマ小目こもく Ursida
Tedford, 1976[2][3]
: クマ Ursidae
学名がくめい
Ursidae Waldheim, 1817[4]
シノニム[4]
  • Ailuropodidae Pocock, 1916
  • Ursinidae Gray, 1821
和名わみょう
クマ[5][6]
ぞく現生げんなま

クマくま)は、哺乳ほにゅうつな食肉しょくにくクマ(クマか、Ursidae)の構成こうせいしゅ総称そうしょう[ちゅう 1]

形態けいたい

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最大さいだいしゅホッキョクグマ[5]体長たいちょう200- 250センチメートル、体重たいじゅう300 - 800キログラム[6]つぎ大型おおがたヒグマ体長たいちょう100 - 280センチメートル、最大さいだい体重たいじゅう780キログラム[6]最小さいしょうしゅマレーグマ[5]体長たいちょう100 - 150センチメートル[6]体重たいじゅう27 - 65キログラム[5][6]

一般いっぱんに、みつえた毛皮けがわみじかふとくてみじか四肢ししおおきなからだ[6]視覚しかく聴覚ちょうかくとくすぐれてはいないが[ちゅう 2]嗅覚きゅうかく発達はったつしており[5][6]すぐれたイヌの7ばいもの嗅覚きゅうかくをもつ。

ヒグマの頭骨とうこつ

頭部とうぶ大型おおがただが、みみかい小型こがたみみかいまるみをびる[5][6]あご発達はったつしている。門歯もんし特殊とくしゅしておらず、犬歯けんしながく、上顎じょうがくだい4しょう臼歯きゅうしおよびしもあごだい1だい臼歯きゅうしきれにく)が発達はったつせず、だい臼歯きゅうし幅広はばひろまるみをびたとんがものみくことにてきしている[5]しき門歯もんし上顎じょうがく6ほん(ナマケグマは4ほん)・しもあご6ほん犬歯けんし上下じょうげ2ほんずつ・しょう臼歯きゅうし上下じょうげ4 - 8ほんずつで個体こたい変異へんいがあり、だい臼歯きゅうし上顎じょうがく4ほんしもあご6ほんけい34 - 42ほん通常つうじょうは42ほん、ナマケグマ40ほん[5][8]

乳頭にゅうとうはクマぞくは3つい、ジャイアントパンダ・ナマケグマ・マレーグマ・メガネグマは2たい[6][8]

クマの後足あとあし

イヌネコ動物どうぶつがかかとをにつけず「つま先立さきだち」であるく「趾行」をおこなうのにたいし、ヒトとおなじようにかかとをにつけてあるく「蹠行動物どうぶつである。これにより、はやはしるのは苦手にがてである一方いっぽう後肢あとあしのみによるそく直立ちょくりつ比較的ひかくてき得意とくいであるとされる。 ゆび趾は5ほん[8][8]、それぞれになが湾曲わんきょくしたれできないかぎつめがある[5][6]。このつめものいたりこすのにてきしている[6]のぼりやあなりにすぐれた形状けいじょうをしている。マレーグマぞく以外いがいにくだまのぞいたあしうら体毛たいもうおおわれ、ホッキョクグマでは顕著けんちょ[5]

年齢ねんれい
寿命じゅみょうは25ねんから40ねんたねおおい。年齢ねんれいは、きば)にあるセメントしつ年輪ねんりんすう推定すいていされる[9]。また、血液けつえきからも年齢ねんれい推定すいていすることができる[10]

分類ぶんるい

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ヒグマ
ツキノワグマ
マレーグマ
ジャイアントパンダ

上位じょうい分類ぶんるい

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イヌがたクマ下目しため分類ぶんるいされ、クマ小目こもくUrsidaまたはクマうえUrsoideaとしてイタチうえひれあしるいから区別くべつされる[11][12]化石かせき分類ぶんるいぐんではアンフィキオンをクマ小目こもくふくめるせつもあったが[3]、イヌがた基部きぶ系統けいとうとする見解けんかいもある[13]

パンダるい分類ぶんるいについては諸説しょせつあり、パンダとして独立どくりつさせたり、レッサーパンダアライグマふくめるなどされてきたが[14]DNA分析ぶんせきによる結果けっかから、ジャイアントパンダはクマふくまれ、レッサーパンダは独立どくりつのレッサーパンダとするかんがかた有力ゆうりょくとなっている[15]

以下いかはFlynn (2005) [16]による食肉しょくにくないにおけるクマ系統けいとうてき位置いち

食肉しょくにく

ネコがた Feliformia

イヌがた

イヌ Canidae

クマ下目しため

クマ Ursidae

ひれあしるい Pinnipedia

イタチうえ

レッサーパンダ Ailuridae

スカンク Mephitidae

アライグマ Procyonidae

イタチ Mustelidae European polecat

Musteloidea
Arctoidea
Caniformia
Carnivora

下位かい分類ぶんるい

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3関係かんけいは、ジャイアントパンダはなれており、クマとメガネグマきんえんである。そのため、ジャイアントパンダべつとする、あるいは、メガネグマをクマふくめることがある。一方いっぽうで2005ねんMammal Species of the Worldだい3はんではみとめていない[4]


現生げんなましゅ系統けいとう関係かんけい以下いか(Yu et al. (2007)[17]による)。

クマ
クマ

ヒグマ Ursus arctos

ホッキョクグマ Ursus maritimus

ツキノワグマ Ursus thibetanus

アメリカグマ Ursus americanus

マレーグマ Helarctos malayanus

ナマケグマ Melursus ursinus

Ursinae
メガネグマ

メガネグマ Tremarctos ornatus

Tremarctinae
ジャイアントパンダ

ジャイアントパンダ Ailuropoda melanoleuca

Ailuropodinae
Ursidae

化石かせき分類ぶんるいぐんとしてはヘミキオンHemicyoninae・アグリオテリウムAgriotheriinae・Ursavinaeなどがげられる[13][14]。ヘミキオンやアグリオテリウム独立どくりつしたHemicyonidaeとするせつもある[3]

分布ぶんぷ

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きたアメリカ大陸あめりかたいりくみなみアメリカ大陸あめりかたいりくユーラシア大陸たいりくインドネシアスリランカ台湾たいわん日本にっぽん北極ほっきょく[5][6]

ただし、南半球みなみはんきゅう生息せいそくするのは、メガネグマだけである[18]

            ジャイアントパンダ (それから   ,    )
            マレーグマ (それから   )
            ナマケグマ (それから    )
            メガネグマ
            アメリカグマ
            ツキノワグマ (それから    ,    ,    ,    )
            ヒグマ (それから    )
            ホッキョクグマ
クマ – 3ぞく6しゅ
クマぞく – 4しゅ
日本語にほんごめい 学名がくめい 分布ぶんぷ 絶滅ぜつめつ危惧きぐ
IUCNレッドリスト
備考びこう 写真しゃしん
アメリカグマ Ursus americanus
Pallas, 1780
きたアメリカ大陸あめりかたいりく:カナダ, アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく:
Verbreitungsgebiet des Amerikanischen Schwarzbären
(てい危険きけんしゅ) Amerikanischer Schwarzbär (Ursus americanus)
ツキノワグマ Ursus thibetanus
G. Cuvier, 1823
Verbreitungsgebiet des Kragenbären; braun: rezent, schwarz: historisch, dunkelgrau: ungesichert (危急ききゅうしゅ) 九州きゅうしゅうんでいたツキノワグマは 2012(平成へいせい 24)ねん絶滅ぜつめつ[19] Kragenbär (Ursus thibetanus)
ヒグマ Ursus arctos
Linnaeus, 1758
Verbreitungsgebiet des Braunbären (てい危険きけんしゅ) Braunbär (Ursus arctos)
ホッキョクグマ Ursus maritimus
Phipps, 1774
Verbreitungsgebiet des Eisbären (危急ききゅうしゅ) Eisbär (Ursus maritimus)
ナマケグマぞく Melursus
日本語にほんごめい 学名がくめい 分布ぶんぷ 絶滅ぜつめつ危惧きぐ
IUCNレッドリスト
備考びこう 写真しゃしん
ナマケグマ Melursus ursinus
(Shaw, 1791)
(またはUrsus ursinus)
Verbreitungsgebiet des Lippenbären; grün: rezent, schwarz: historisch (危急ききゅうしゅ) Lippenbär (Melursus ursinus)
マレーグマぞく Helarctos
日本語にほんごめい 学名がくめい 分布ぶんぷ 絶滅ぜつめつ危惧きぐ
IUCNレッドリスト
備考びこう 写真しゃしん
マレーグマ Helarctos malayanus
(Raffles, 1821)
(もしくは Ursus malayanus)
Verbreitungsgebiet des Malaienbären; schwarz: historisch, braun: rezent, grau: ungesichert (危急ききゅうしゅ) Malaienbär (Helarctos malayanus)
メガネグマ Tremarctinae
メガネグマぞく Tremarctos
日本語にほんごめい 学名がくめい 分布ぶんぷ 絶滅ぜつめつ危惧きぐ
IUCNレッドリスト
備考びこう 写真しゃしん
メガネグマ Tremarctos ornatus
(F. Cuvier, 1825)
Verbreitungsgebiet des Brillenbären (危急ききゅうしゅ) Brillenbär (Tremarctos ornatus)
ジャイアントパンダ Ailuropodinae
ジャイアントパンダぞく Ailuropoda
日本語にほんごめい 学名がくめい 分布ぶんぷ 絶滅ぜつめつ危惧きぐ
IUCNレッドリスト
備考びこう 写真しゃしん
ジャイアントパンダ Ailuropoda melanoleuca
(David, 1869)
Verbreitungsgebiet des Großen Pandas (危急ききゅうしゅ) Großer Panda (Ailuropoda melanoleuca)

生態せいたい

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背中せなかけるナマケグマ
のぼったくま
喧嘩けんかちゅうのクマ

おも山岳さんがく地帯ちたい森林しんりん生息せいそくするが、ホッキョクグマは氷原ひょうげん生息せいそくする。あしうら接地せっちして移動いどうする(蹠行せい[5][6][8]さむ地方ちほうおよび冬季とうき食料しょくりょうすくない地域ちいき種類しゅるい秋期しゅうき豊富ほうふ栄養えいようって、冬季とうきふゆごもりをおこなう。冬眠とうみんなかのクマは体温たいおんがり、呼吸こきゅうすう心拍しんぱくすうるとともに、えさみずくちにしなくなるだけでなく、排泄はいせつ排尿はいにょうられなくなる。

しょくせいについては、ははぐまから教育きょういくおこなわれ、しょくぎがおこなわれ、地域ちいきによってべないもの存在そんざいする[20]おも植物しょくぶつしょく傾向けいこうつよ雑食ざっしょくだが[6][8]ホッキョクグマ肉食にくしょく傾向けいこうつよ[6]両者りょうしゃあいだではかお骨格こっかくことなり、前者ぜんしゃはよく発達はったつした頬骨ほおぼねゆみ側面そくめんにみられる眼窩がんかおよびちいさな犬歯けんしおさめたみじかくて円筒えんとうがた頭蓋骨ずがいこつ関節かんせつたか位置いちにあるゆみがたしも顎骨がっこつがわあたますじと咬筋のおおきな付着ふちゃくなが臼歯きゅうし特徴とくちょうっている。対称たいしょうてきに、後者こうしゃちいさな頬骨ほおぼねゆみ正面しょうめんにみられる眼窩がんかおよびよく発達はったつした犬歯けんしおさめた長大ちょうだい頭蓋骨ずがいこつながあごれつレベルまでひくあご関節かんせつすくない臼歯きゅうし特徴とくちょうっている[21]

視覚しかくすくなくても人間にんげん程度ていどにはえており、夜間やかん網膜もうまくうらてるばんという反射はんしゃばんつことから網膜もうまくけるひかり増幅ぞうふくしてみることができるため人間にんげんよりくら能力のうりょくたか[22]。また、イヌ以上いじょうすぐれた嗅覚きゅうかく聴覚ちょうかくっている[23][24]記憶きおくりょくもあり、一度いちどえさじょうとして記憶きおくするとおな場所ばしょあらわれる傾向けいこうがある[25][23][26]

活動かつどう
クマるいは、親子おやこれや繁殖はんしょく期間きかんでもなければ、基本きほん単独たんどく行動こうどうである[27]
山中さんちゅうもりなかではひるぎょうせいだが、人間にんげん生息せいそくいき活動かつどうレベルにおうじて薄明はくめい薄暮はくぼせい夜行やこうせいへと柔軟じゅうなん変化へんかさせるしゅうにちゆきせい英語えいごばんである[28][29]
縄張なわばり、こすり
縄張なわば意識いしきはなく、行動こうどうけん重複じゅうふくする場合ばあいがある[30]。だが、ゆう場合ばあいは、背中せなかをこすりける行動こうどうられる。これは、カンブリア大学だいがく動物どうぶつ保護ほごがくおしえているオーウェン・ネビン(Owen Nevin)によれば、においによるマーキング英語えいごばん縄張なわばりを主張しゅちょうして余計よけい決闘けっとうけるためであるとしている。またせつとして、求愛きゅうあい行動こうどうのため、寄生虫きせいちゅうとすため、あるいは虫除むしよけのためがある[31]そむこすりをおこなうとにはココナッツのようなあまにおいがき、つよゆうほうそむこすりの回数かいすうおおくなる傾向けいこうがみられる[32]
こすりするは、複数ふくすうねんにわたって使つかわれたり、複数ふくすう個体こたい利用りようしたりという嗜好しこうせいられた。また、こすりするのは、4がつ以降いこう増加ぞうかして発情はつじょう時期じきかさなる6‐7がつにピークをむかえることから繁殖はんしょくにかかわる行動こうどうであることが指摘してきされている[33]
えらばれるについては、ヒグマにおいてはトドマツ圧倒的あっとうてきえらばれ、まれであった。また、むねだか直径ちょっけいまわりのよりおおきく、えている斜面しゃめんはなだらか、林道りんどうからちか場所ばしょである傾向けいこうられた[33]
のぼり、くまだな、クマだな
のぼってドングリや果実かじつべる。このさいえだ手繰たぐせてったりしてうえとりのようなえだあつまりをつくるが、いているのがとりとのちがいである[34]。また、これらのしたにはえだなどが落下らっかする[35]
クマハギ
クマが、かわいで形成けいせいそうべる行動こうどうクマハギぶ。2から3じょうすじなんほんもつくが、これは形成けいせいそうべたのちである。20-30ねん経過けいかしたそだちのよいこのみ、林業りんぎょう業者ぎょうしゃ管理かんりしている優良ゆうりょう集中しゅうちゅうしてかじられることもあるくまがいである。これらの被害ひがいは、形成けいせいそうべられるという知識ちしき拡散かくさん、ドングリなどの食料しょくりょう不足ふそくなどから発生はっせいする。対策たいさくとして、忌避きひざいみきける防護ぼうごなどがおこなわれる[36]
くま同士どうし喧嘩けんか
怪我けがをするため喧嘩けんかけようとするが、喧嘩けんかとなった場合ばあい死亡しぼうするまで攻撃こうげきおこな場合ばあいがある[37][38]
攻撃こうげきせいえさへの執着しゅうちゃく
子連こづれのめす手負ておい、発情はつじょうゆう攻撃こうげきせいたかまる[39]
また、えさへの執着しゅうちゃくがあり、横取よこどりする相手あいてには攻撃こうげきてきになる[40]おおきなえさべきれない場合ばあいは、えだかくして土饅頭どまんじゅうばれる状態じょうたい保管ほかんする貯食行動こうどうられ、土饅頭どまんじゅうえさ近寄ちかよろうとすると攻撃こうげきてきになる[41]
空腹くうふくなときにも攻撃こうげきてきになるため、対策たいさくとしてえさあたえろという研究けんきゅうしゃもいるが、人間にんげん接触せっしょくしやすくなるという意見いけんもある[42]
威嚇いかく行動こうどう
ほんあしちあがりくびるなどでおおきくせたり、威嚇いかく突進とっしん(ブラフチャージ)とばれる突進とっしんしたのち地面じめんたたいてかえ仕草しぐさせる[43]

冬眠とうみん

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クマの冬眠とうみんあなロシアばん越冬えっとうあな)で冬眠とうみんしているアメリカグマ

冬眠とうみんおこなうのは、8しゅのクマのうちホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、クロクマの4しゅ確認かくにんされる。なお、ホッキョクグマはメスだけが出産しゅっさん保育ほいくのために冬眠とうみんし、雌雄しゆうともになつからあきまで絶食ぜっしょくある冬眠とうみんばれる状態じょうたいとなる[44]

クマの冬眠とうみんは、体温たいおん降下こうかちいさい、基本きほんてき中途ちゅうと覚醒かくせいがない、筋肉きんにくほね退行たいこうがない、インスリン抵抗ていこうせいになるなどの特徴とくちょうゆうする[44][45]きなれたおとには、ある程度ていど寛容かんよう冬眠とうみんはい[46]

四国しこくのツキノワグマのメスは、地上ちじょう露出ろしゅつしてできた空洞くうどう根上ねあがり」のした冬眠とうみんあなロシアばん越冬えっとうあな)としやすい[47]ほら岩穴いわあな土穴つちあななどを冬眠とうみんあなとする[48]

冬眠とうみんとめくそ英語えいごばん(とめふん)というかたくそをする[49]

期間きかん

古代こだい中国ちゅうごく考案こうあんされたぶしあらわななじゅうこう日本にっぽん導入どうにゅうしたさい大雪おおゆきこう(12月11-16にちごろ)の名称めいしょうくま蟄穴(くまあなにこもる)として冬眠とうみんようあなこめ時期じきとした[50][51]

のぼりべつクマ牧場ぼくじょうによると、野生やせいのヒグマは12月から翌年よくねん4がつごろまで冬眠とうみんするとしている[52]

東京農業大学とうきょうのうぎょうだいがく山崎やまざき晃司こうじ教授きょうじゅによると、ツキノワグマは11月‐翌年よくねん4がつごろまで冬眠とうみんするとしている[48]

覚醒かくせいは、オス、単独たんどくメス、子連こづれメスのじゅん冬眠とうみんから目覚めざめる[44]

ただ、すべてのクマが冬眠とうみんするわけではなく、一時いちじ中断ちゅうだんする場合ばあいもある[48]冬眠とうみんできない理由りゆうとして、冬眠とうみんをこなせる栄養えいよう状態じょうたいでなくふゆでもえささがすため[53]暖冬だんとう気温きおんたか[54]動物どうぶつえんのようにふゆでもえさられる[55]などがげられる。

繁殖はんしょくごろ

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成獣せいじゅうめすは7-8かげつ妊娠にんしん期間きかんて、やく1-4平均へいきんやく2)を出産しゅっさんする。ふゆごもりをおこなたねふゆごもりちゅうようじゅう[5][6]はるからなつあいだ繁殖はんしょくシーズンとするが、すぐ妊娠にんしんするわけではなく出産しゅっさん時期じきなどをコントロールするため受精卵じゅせいらん発生はっせい休止きゅうし英語えいごばんゆか遅延ちえん)させて、あき十分じゅうぶん栄養えいようたくわえなければ妊娠にんしんできない仕組しくみとなっており[56][57]冬眠とうみん導入どうにゅう(11がつ下旬げじゅんから12がつ上旬じょうじゅん)にゆかして、出産しゅっさんし、ははぐま冬眠とうみん状態じょうたいぐま覚醒かくせい状態じょうたい授乳じゅにゅうおこなわれる[44]

1さいはんから2さいはんになるなつごろまで、母親ははおやからものなどのかた教育きょういくけてからおやはなれする。メスぐま母親ははおやからちか場所ばしょにいるが、オスぐま母親ははおやからとおはなれる傾向けいこうがあり、その時期じき人里ひとざとにくる場合ばあいがある[30]

一部いちぶたねでは、オスがメスの発情はつじょううながすためにころ英語えいごばんおこな[58][59][60]一部いちぶくまれのははぐまは、オスぐまけるために人間にんげん生息せいそくいきちかくに移動いどうする場合ばあいがある[61][62]

非常ひじょうまれにではあるが、人間にんげん子供こどもをさらって野生やせいとしてそだてるという報告ほうこくがある[63][64]Bärenmädchen von Krupinaドイツばん)。

人間にんげんとの関係かんけい

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アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくアラスカしゅうデナリ国立こくりつ公園こうえんにある禁止きんし・クマ出没しゅつぼつ注意ちゅうい看板かんばん

クマによる被害ひがい回避かいひ

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クマによる農作物のうさくもつ被害ひがい山林さんりん被害ひがい畜産ちくさん被害ひがい人身じんしん被害ひがいなどが深刻しんこく問題もんだいとなっている[65]

1980年代ねんだい後半こうはんに、モンタナ大学だいがく学生がくせい修士しゅうし論文ろんぶん研究けんきゅうクマよけスプレー英語えいごばん開発かいはつした[66][67]。2008ねん研究けんきゅうでは、クマよけスプレー所持しょじしゃがクマに遭遇そうぐうして、無傷むきずであった割合わりあいは98%であった[67]

ナショナルジオグラフィックでは、クマにおそわれない方法ほうほうとして「興味きょうみたれるにおいをはっさない。クマよけスプレーを携帯けいたいする。危険きけんなエリアはひとけんなどの集団しゅうだん行動こうどうする。はしってることは不可能ふかのうなため、ゆっくりと警戒けいかいしながらはなれるか、うつせとなり重要じゅうよう臓器ぞうきまもり、くびうしろでしゅみ、ひざげるのが被害ひがいおさえる。」としている[68]

日本にっぽんツキノワグマ研究所けんきゅうじょ米田よねだ一彦かずひこ理事りじちょうは、「ばったりくわしたら、地面じめんせてくびをガードし、1げきらわないのが大事だいじ」「んだふりは効果こうかがある」とべている[69]

また、かまや鉈などの目立めだつものをまわしたり、おおきなおとがなるものをらしたり、大声おおごえたすけをもとめるのもいとする研究けんきゅうしゃ複数ふくすういる[70][69]

農作物のうさくもつ被害ひがい
コメ、トウモロコシるい、ムギ、スイカ、ニンジン、モモ、リンゴ、ナシなどの農作物のうさくもつ被害ひがいにあうことがある[65]長野ながのけんでは、トウモロコシはツキノワグマをせるとしており、対策たいさくとして電気でんきしがらみ効果こうかてきであるとしている[71]
農業のうぎょう以外いがいでの被害ひがい
林業りんぎょうでは、人工じんこうりんなどへのクマハギ、クマとの遭遇そうぐう狩猟しゅりょうでは、くくりわなにかかった獲物えもの横取よこどりと、獲物えもの土饅頭どまんじゅうにしてクマが周囲しゅうい警戒けいかいするため狩猟しゅりょうしゃ近寄ちかよれなくなり良好りょうこうわな設置せっち場所ばしょ制限せいげんける[72]
人身じんしん被害ひがい
クマすずうら磐梯ばんだいビジターセンターにて。
生息せいそくわないようにするには、すずらす、時々ときどきたたく、時々ときどきごえをあげる、ラジカセなどでおおきなおとすなどしながら存在そんざい早期そうきにクマにらせることである[73]
2016年度ねんど平成へいせい28年度ねんど)の日本にっぽんにおけるヒグマ/ツキノワグマによる被害ひがいしゃすうは105にんのぼり、うち4にんいのちとしている。環境省かんきょうしょうは、クマ被害ひがい増加ぞうかまえ、「クマるい出没しゅつぼつかか適切てきせつ対応たいおうについて(依頼いらい)」[74][75]発出はっしゅつし、「立入たちい制限せいげん捕獲ほかく対策たいさくとう迅速じんそく対応たいおう」「ヒトとクマのあつれき解消かいしょうけた取組とりくみ」などの対策たいさくしめしているものの、具体ぐたいてき解決かいけつさくいだせていない。一方いっぽう統計とうけいてき観点かんてんからると、くまによる日本にっぽん年間ねんかん死者ししゃ平成へいせい29ねんで1めいれい元年がんねんで1めい平成へいせい20ねん以降いこうもっとおおとし上記じょうきの4めいである[76]
クマにおそわれて岩手医科大学いわていかだいがくはこばれた50れいでは90%が顔面がんめん被害ひがいけていた。そのすべてのれい予防よぼうてき抗菌こうきんやく投与とうよされ、創部そうぶ感染かんせん発生はっせいりつは20%であった[77]
捕獲ほかくころせししばら
1991ねんから広島ひろしまけんで、防除ぼうじょスプレーなどによる忌避きひ条件じょうけんけをおこなってからかえ学習がくしゅうしし移動いどうしし)がおこなわれている(1990-93ねん広島ひろしまでの追跡ついせき調査ちょうさで、23個体こたいのうち11とう捕獲ほかく地点ちてん回帰かいき回帰かいきりつ48%、2とう果樹かじゅ被害ひがいした。1998-2000ねん岩手いわてけん調査ちょうさでは、12個体こたいのツキノワグマのうち5個体こたい回帰かいきし、12km以上いじょうはなれた地点ちてんししすると回帰かいきりつ低下ていかした。2004‐2006 ねん兵庫ひょうごけんおこなわれた追跡ついせき調査ちょうさでは、42個体こたいのうち回帰かいきりつが20%であった。)[78]
ばらいは花火はなびばくちく、ゴムだんなどが使用しようされる[78]。また、はら訓練くんれんおこなったカレリアン・ベア・ドッグなどのクマ対策たいさくけん(ベアドッグ)を運用うんようする場合ばあいもある[79][80]
住居じゅうきょ集合しゅうごう地域ちいきとうにおける麻酔ますいじゅうりょうは、クマるいのような大型おおがた獣類じゅうるいたいしては、効果こうかあらわれるまで時間じかんがかかり、たれたことで興奮こうふんして反撃はんげきあばれて周囲しゅうい被害ひがいしゃなどをおそれがあることから原則げんそく許可きょかされない[81]
17世紀せいきのドイツでは、狩猟しゅりょうでクマをらすのがむずかしかったことからわなとなる小屋こやBärenfangドイツばん設置せっちされた。

飼育しいくれい

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動物どうぶつえんやサーカス、保護ほご施設しせつなどで飼育しいくされる。また、各国かっこく個人こじん飼育しいくれいがあるが、くにによっては飼育しいく禁止きんしされている(れい中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく野生やせい動物どうぶつ保護ほごほう中国語ちゅうごくごばん[82]。また、飼育しいくできなくなるれい[82]や、飼育しいくいん[83]っていた個人こじんおそわれた[84]とするニュースもある。

日本にっぽんにおいては、動物どうぶつ愛護あいごおよ管理かんりかんする法律ほうりつれい2ねん(2020ねん)6がつ1にち改正かいせいされたおりに、特定とくてい動物どうぶつとして愛玩あいがん目的もくてきとうでの飼育しいく許可きょかのない飼育しいく禁止きんしされた(だいじゅうじょう特定とくてい動物どうぶつ飼養しようおよ保管ほかん禁止きんし))[85][86]

動物どうぶつえんでは、傷病しょうびょう個体こたい授乳期じゅにゅうき哺乳類ほにゅうるいなどをれる場合ばあいがあるが、収容しゅうようスペースがあることが重要じゅうようである(れすぎると余剰よじょう動物どうぶつとなり飼育しいくできず処分しょぶんすることとなる)。また、人間にんげんれてしまい自然しぜんすこともできなくなるため、一生いっしょう保護ほご施設しせつ動物どうぶつえん面倒めんどうをみることとなる[87]

クマ関連かんれん施設しせつ・エリア・組織そしき

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毛皮けがわ

[編集へんしゅう]
メトロポリタン美術館びじゅつかん収蔵しゅうぞうされた日本にっぽん防具ぼうぐ具足ぐそく)にはクマの毛皮けがわ使つかわれている。

日本にっぽんにおいては、近世きんせいまでクマの毛皮けがわドイツばん毛皮けがわ同様どうよう不浄ふじょうなものとしてかんがえられ、猟師りょうし武士ぶしなどのかぎられたひとのみがけるものであった。明治めいじはいると西洋せいようてき価値かちかん影響えいきょうけて毛皮けがわ利用りようもみられた[91]

アイヌの人々ひとびとも、クマの毛皮けがわ利用りようしているほか、江戸えど幕府ばくふ松前まさきはんがアイヌの人々ひとびとにクマの毛皮けがわ要求ようきゅうしている[92][93]

動物どうぶつ保護ほご動物どうぶつ愛護あいご化学かがく繊維せんい普及ふきゅうなどの影響えいきょうから、毛皮けがわ自体じたい需要じゅようがっており、クマを仕留しとめて毛皮けがわはいってもれることがほとんどないというはなしもある[94][95]

食用しょくよう

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クマののひらくまてのひら)が中国ちゅうごくでは高級こうきゅう食材しょくざいとして珍重ちんちょうされているが、日本にっぽんではツキノワグマ小型こがたゆえにくまてのひら材料ざいりょうには不向ふむきである。日本にっぽんには安産あんざんまもとして、クマののひらを出産しゅっさんどき産湯うぶゆけておくという風習ふうしゅうがあった。

日本にっぽんでもそのにくが、流通りゅうつうりょうこそおおくないものの食用しょくようとされている(詳細しょうさいくまにく参照さんしょう)。あじにおいには個体こたいがあり、生前せいぜんなにべていたかによってわるというせつおおく、くじらにくのようなものから、かたくてあぶらい、動物どうぶつくさいものまでと幅広はばひろい。

なお、じゅうあつし症状しょうじょうこす旋毛せんもうちゅう筋肉きんにく寄生きせいしていることがあるため、生食なましょくけるべきである[96]

薬用やくよう

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漢方かんぽうアイヌ民間みんかん療法りょうほうでは、くまのあらゆる部分ぶぶん薬用やくようとされる。

なかでも、クマの胆嚢たんのう原料げんりょうとした「熊胆くまのい」(ゆうたん、くま(くまのい)ともいう)が強壮きょうそうざい腹痛はらいたやく解熱げねつやくなどとして珍重ちんちょうされる。熊胆くまのい主成分しゅせいぶんである胆汁たんじゅうさん一種いっしゅウルソデオキシコールさんには実際じっさいに、きもえきながれをくし、胆石たんせきかすなどの薬効やっこうみとめられており、医療いりょう現場げんば使つかわれている。 アジア各国かっこくではくま農場のうじょうがあり、商業しょうぎょうされている。

アメリカやヨーロッパでは、クマが毛深けぶかいことからベアズ・グリース英語えいごばんばれるクマの脂肪しぼう使つかった整髪せいはつりょう育毛いくもうざい利用りようされた。

神話しんわ信仰しんこう

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おにぐま
絵本えほんひゃく物語ものがたり竹原たけはらはるいずみ

ギリシャ神話しんわでは、ニンフ精霊せいれい)のカリストー大神おおがみゼウスによって強引ごういん妊娠にんしんさせられたうえ、ゼウスのつまヘーラー嫉妬しっとによってクマに変身へんしんさせられるという悲劇ひげき見舞みまわれた(おおぐま参照さんしょう)。

後肢あとあしつことが出来できるうえ、両手りょうて器用きよう使つかうさまからしばしば擬人ぎじんされ、絵本えほんなどの物語ものがたりでも(人間にんげんちかいをする)キャラクターとして登場とうじょうすることのおおものである。北方ほっぽう少数しょうすう民族みんぞく北米ほくべい先住民せんじゅうみんをはじめ、ひろ世界せかいてきに、クマは人間にんげんことなるかみ・あるいは知恵ちえのある存在そんざいゆたかさの象徴しょうちょうとして、信仰しんこう対象たいしょうとされてきた。ベルリンベルンなど、地名ちめいもちいられることもおおい。その力強ちからづよさからベルセルクなど、獣人じゅうじんきょう戦士せんし伝説でんせつにも関連かんれんふかい。

アイヌヒグマをキムンカムイ(やまかみ)とんで高位こういかみ位置付いちづけ、イオマンテくまおく)などの儀式ぎしきおこなった。ネアンデルタールじんもクマを崇拝すうはいしていたともわれる。自分じぶんたちの祖先そせんとして、クマを信仰しんこうする場合ばあいもある。

日本にっぽん神話しんわにおいては、イワレビコによる東征とうせいでは、こうぶるかみ化身けしんである大熊おおくま出会であったイワレビコは、その毒気どくけをあてられうしなったというはなしがある。その、イワレビコは高倉たかくらがもたらしたけんつと目覚めざめ、またくまはイワレビコがくだすことく、すべてたおされたという[97]

古来こらい日本にっぽんでは年老としおいたクマはおにぐまという妖怪ようかい変化へんかげるとしんじられており、昔話むかしばなし絵本えほんなどにしばしば登場とうじょうした。

キャラクター・マスコット

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ベルン紋章もんしょう

ロシアでは、クマはくに象徴しょうちょうする動物どうぶつとされている(ロシアのくま)。外国がいこくからもロシア帝国ていこくソ連それんは、その強大きょうだいさや脅威きょういせいから北国きたぐに猛獣もうじゅうクマにたとえられることがおおかった(国際こくさい情勢じょうせいかんする風刺ふうし漫画まんがなど)。1980ねんモスクワオリンピックでは、ぐまの「ミーシャ」がマスコットキャラクターとなった。ちなみに、ロシア女帝にょていエカチェリーナ2せいもとドイツアスカーニエン出身しゅっしんであるが、そのアスカーニエン出身しゅっしん初代しょだいブランデンブルク辺境へんきょうはくアルブレヒト1せいは「くまこう」という綽名をけられた。アスカーニエンはクマを紋章もんしょうとしている。スイスのベルン語源ごげんが「ぐま」(der Bär)であり、紋章もんしょうはクマである。ほかにも、ドイツのベルリンスペインマドリードはた紋章もんしょうもクマである。

クマのぬいぐるみとして、テディベアひろられている。「テディ」とはセオドア・ルーズベルトだい26だいアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく大統領だいとうりょう)の愛称あいしょうである。くまりにかけたルーズベルト大統領だいとうりょうが、あてがわれたアメリカグマのぐま見逃みのがしたというはなしをもとに、「テディベア」というぬいぐるみが誕生たんじょうした。テディベアなどクマのぬいぐるみがもととなり、世界せかいてきられているキャラクター・クマのプーさんまれた。映画えいがにはテッド登場とうじょうしている。

日本にっぽんいてはコンドウアキによってデザインされたキャラクター、リラックマ関連かんれんグッズが2003ねんより販売はんばい開始かいしされており、ぬいぐるみふく非常ひじょうにポピュラーなマスコットとなっている。熊本くまもとけんくまモン長野ながのけんアルクマなど、クマをモチーフにしたマスコットキャラクター(ゆるキャラ)も人気にんきんでいる。熊本くまもとけんには現在げんざい野生やせいのクマの生息せいそく確認かくにんされていないが、けんめいに「くま」がくことから、クマをモチーフにした。一方いっぽう長野ながのけんには野生やせいのクマが数多かずおお生息せいそくしており、これとどうけん代表だいひょうする農産物のうさんぶつリンゴわせたマスコットが導入どうにゅうされた。北海道ほっかいどう夕張ゆうばりメロンぐま同様どうように、同市どうし数多かずおお生息せいそくするヒグマと、代表だいひょうする農産物のうさんぶつ夕張ゆうばりメロンわせたマスコットである。

言葉ことば

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ロシアではくまあらわ固有こゆう単語たんごがない。これは名前なまえぶとくませてしまうという一種いっしゅ言霊ことだま信仰しんこうといえる迷信めいしんから、使つかわれないままわすられてしまったからとされている。そのかわりに、「蜂蜜はちみつべるもの」(メドヴェーチ)とくまのことをんでいたため、このかたりくま言葉ことばとして定着ていちゃくした。

日本にっぽん列島れっとうにおいて、くまは(ひとのぞき)食物しょくもつ連鎖れんさ頂点ちょうてん生物せいぶつであるため、日本語にほんごでは、巨大きょだい生物せいぶつくまたとえることがある。動植物どうしょくぶつ大型おおがたしゅ和名わみょうには、くま一部いちぶもちいたり(クマゲラクマゼミクマバチクマイチゴひとし)、クマにているとしてつけられる(アナグマ・アライグマクマムシ)こともある。クマザサも「熊笹くまざさ」と表記ひょうきされることがおおく、これをもちいた健康けんこう食品しょくひんには、くまえがいたり、「くまるような深山みやまささ」などとしょうしているものもあるが、まさしくは「隈笹くまざさ」である(クマザサ項目こうもく参照さんしょう)。

アイヌではヒグマをキムンカムイやまかみ)またはウエンカムイ(わるかみ)と[98]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 類縁るいえん関係かんけい比較的ひかくてきうすいジャイアントパンダのぞくこともある。
  2. ^ ホッキョクグマは生息せいそく環境かんきょうから例外れいがいてき視力しりょくたか[7]

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関連かんれん項目こうもく

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クマのたね

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絶滅ぜつめつしたクマなど

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外部がいぶリンク

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