ルノーコリア・QM6

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ルノー・QM6 HZG型がた
RE 4WD フロント（2016-2019）
LE フロント（2020-2023 ）
RE 4WD フロント（2023-）
概要がいよう
別名べつめい	ルノー・コレオス
製造せいぞう国こく	韓国かんこく（釜山ぷさん広域こういき市し江西えにし区く菉山洞ほら）
販売はんばい期間きかん	2016年ねん -
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん	2/5名めい
ボディタイプ	5ドアSUV
駆動くどう方式ほうしき	FF 4WD（オールモード4X4-i、2.0dCiのみ）
パワートレイン
エンジン	2.0L 直ちょく4 M9R 直ちょく噴ターボディーゼル dCi 1.7L 直ちょく4 R9N 直ちょく噴ターボディーゼル dCi（2019-2020） 2.0L 直ちょく4 M4RV LPG LPe（2019-　） 2.0L 直ちょく4 M5R 直ちょく噴ガソリン GDe
変速へんそく機き	エクストロニックCVT（7速そくマニュアルモード付づけ）
前まえ	F：ストラット R：マルチリンク
後のち	F：ストラット R：マルチリンク
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース	2,705mm
全長ぜんちょう	4,675mm
全幅ぜんぷく	1,845mm
全ぜん高こう	1,680mm
その他た
プラットフォーム	CMF
デザイン	アレクシス・マートット（Alexis Martot）

QM6（キューエムシックス）は、韓国かんこくの自動車じどうしゃメーカー、ルノーコリアが生産せいさん・販売はんばいするクロスオーバーSUV。

概要がいよう

2016年ねん4月がつ、北京ぺきんモーターショー2016にて親会社おやがいしゃのルノーが新型しんがた「コレオス」を発表はっぴょう。

同年どうねん5月がつに、翌よく6月がつから開催かいさいする釜山ぷさんモーターショー2016にコレオスのルノーサムスン（当時とうじ）版ばんを「QM6」の名なで発表はっぴょうすることがアナウンスされ、6月2日にちのプレスデーで初はつ披露ひろう。事実じじつ上じょう、QM5の後継こうけい車種しゃしゅとなる。

「QM6」の名めいはあくまで韓国かんこく市場いちばのみで使つかわれ、それ以外いがいの市場いちばでは2代目だいめ「ルノー・コレオス（通称つうしょう：コレオスII）」の名なで販売はんばいされる。また、ベース車両しゃりょうであるSM6ならびにルノー・タリスマンはブランドや仕向しむけ地ちに応おうじて生産せいさん拠点きょてんが異ことなるが、QM6はコレオスとともに、すべて釜山ぷさん工場こうじょう製せいとなり、世界せかい80カ国かこく以上いじょうに輸出ゆしゅつされる計画けいかくである。

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  釜山ぷさんモーターショー2016出品しゅっぴん車しゃ（プロトタイプ）
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メカニズム

開発かいはつはルノーサムスン主導しゅどうの下した、ベースとなったT32型がたエクストレイル同様どうよう、CMF C/Dを核かくとした日産自動車にっさんじどうしゃの主要しゅようメカニズムを活いかしてルノーと共同きょうどうにて行おこなわれた。エクステリアおよびインテリアデザインについても、ルノーのアジア地域ちいきにおけるハブ的てき役割やくわりを持もつ京畿けいき道どうの器うつわ興きょう研究所けんきゅうじょ（ルノーデザインアジアスタジオ）が中心ちゅうしんとなって進すすめられた。ルノーのデザイン部ぶであるローレンス・ヴァン・デン・アッカーの提唱ていしょうする近年きんねんのデザインアイコン「サイクル・オブ・ライフ」に則のっとったデザインを採用さいようするとともに、最新さいしんのデザインアイコンであるL字じ型がたのLEDを左右さゆうヘッドライト下かに配置はいちしている。

駆動くどう方式ほうしきは前輪ぜんりん駆動くどう（FF）のほか、日産にっさんが開発かいはつした「オールモード4X4-i」と呼よばれる4輪りん駆動くどう（4WD）システムを用意よういする。

エンジンはルノー製せい2.0L・M9Rもしくは日産にっさん製せい2.0L・M5Rを用意よういし、いずれにもジヤトコ製せいエクストロニックCVTを組くみ合あわせる。

ABSや両りょう席せきエアバッグの他ほか、AEBS（アクティブ・エマージェンシー・ブレーキ・システム）、走行そうこう中ちゅうの前方ぜんぽうとの距離きょりを知しらせるDW（ディスタンス・ワーニング）、車線しゃせんのふらつきを抑制よくせいするLDW（レーン・デパーチャ・ワーニング）、BSW（ブラインド・スポット・ワーニング）、パークアシスト（日産にっさんのインテリジェントパーキングアシストに相当そうとう）、アダプティブクルーズコントロール、運転うんてん席せき前まえに設置せっちされるヘッドアップディスプレイなどといった安全あんぜん装備そうびも積極せっきょく的てきに投入とうにゅうされる一方いっぽうで、大型おおがたガラスサンルーフやS-Link（R-Linkのルノーサムスン版ばん）対応たいおう8.7インチディスプレイ、リモコンキーを所持しょじしたままゲート下かに足あしをかざすだけでゲートを開ひらくことが可能かのうな「マジックゲート」を備そなえた（これに伴ともない、QM5の特徴とくちょうのひとつだった上下じょうげ分割ぶんかつ式しきの「クラムシェルゲート」は廃止はいし）。

コレオスには仕向しむけ地ちにより、3列れつシート仕様しよう（7人にん乗のり）も用意よういされるが、QM6は2列れつシート仕様しようと1列れつシート仕様しよう（クエスト）の2種しゅである。

歴史れきし

初代しょだい（HZG型がた、2016年ねん- ）

• 2016年ねん9月がつ2日にち、コレオスに先駆さきがけて韓国かんこくで発表はっぴょう・販売はんばい開始かいし。全車ぜんしゃ2.0L直ちょく噴ターボディーゼルエンジン（dCi）+ジヤトコ製せいエクストロニックCVT（7速そくモード付づけ）との組くみ合あわせとなる。
• 2017年ねん9月がつ1日にち、2018モデルに移行いこう。安全あんぜん性能せいのうを向上こうじょうさせるとともに、2.0L直ちょく噴ガソリンエンジン（GDe）仕様しようを追加ついか。
• 2018年ねん5月がつ8日にち、2019モデルに移行いこう。2.0・GDeにも「RE Signature」を追加ついかするとともに、同どうグレードにオプションでブラックナッパレザー、前ぜん席せきプレステージヘッドレスト等とうから構成こうせいされる「プレミアムインテリアパッケージ」を用意ようい。S-LinkはAppleカープレイ対応たいおう型がたに進化しんかし、フロントウインドーは全車ぜんしゃ遮音しゃおん・遮さえぎ熱型ねっけいとなった。また、4WD車しゃのフロントフェンダー両側りょうがわには新あらたに「ALL MODE 4x4-i」エンブレムを装着そうちゃく。
• 2019年ねん6月がつ17日にち、「THE NEW QM6」としてマイナーチェンジ。バンパー、アルミホイールのデザインを変更へんこう。パワートレインはディーゼルエンジンを廃止はいしする代かわりに、韓国かんこく車しゃSUVでは初はつとなるLPG車しゃ「LPe」を新あらたに設定せってい。ルノーサムスン独創どくそうの「ドーナツタンク^®」を搭載とうさいすることで、カーゴルームを犠牲ぎせいにすることなくLPG化かすることに成功せいこうしている。同時どうじに、オールモード4x4-i車くるまも廃止はいし。また、新あらたに障碍しょうがい者しゃや事業じぎょう者しゃを対象たいしょうとした「免税めんぜい仕様しよう」をLPe車しゃに用意ようい。
• 2019年ねん9月がつ2日にち、150PSを誇ほこる新しん開発かいはつの1.7L・dCiと190PSを誇ほこる改良かいりょう型がた2.0L・dCiを追加ついかし、オールモード4x4-i（2.0dCiとの組くみ合あわせのみ）も加くわえたことで、3カ月かげつぶりにディーゼルと4WDがラインアップに復活ふっかつ。
• 2020年ねん11月6日にち、2度目どめのマイナーチェンジ。フロントマスクを改良かいりょう。ヘッドライトは5つのシーケンシャルLED（ダイナミックターンランプ）を配列はいれつしたピュアビジョンヘッドライトを採用さいようし、グリルにはルノーサムスンの新あたらしいデザインアイデンティティである「クォンタムウイング」を採用さいようした上うえで、中央ちゅうおう下部かぶに「QM6」のロゴを加くわえ、存在そんざい感かんを際立きわだたせた。また、リヤコンビネーションレンズも5つのシーケンシャルLEDを内蔵ないぞうした新しんデザインとしている。ボディカラーは新あらたにビンテージレッドやメゾンブルーを加くわえた計けい7色しょく構成こうせい。LPeにも「PREMIERE」を追加ついか。尚なお、この改良かいりょうにより、ディーゼルとオールモード4x4-iが一旦いったんラインアップから落おちている。
• 2021年ねん3月がつ30日にち、一部いちぶ改良かいりょう。「RE Signature」がラインナップから落おち、入いれ替かわりに4WD（オールモード4X4-i、2.0Lディーゼルのみの設定せってい）が復活ふっかつ。
• 2022年ねん3月がつ16日にち、社名しゃめい変更へんこうに伴ともない、車くるま名めいも「ルノーコリア・QM6」に変更へんこう。
• 2023年ねん3月がつ3日にち、シリーズ全体ぜんたいを小しょう改良かいりょう。同時どうじに、2人ふたり乗のりモデル「QM6クエスト」を追加ついか。クエストは既存きそんモデルをベースに後こう席せき、後こう席せきパワーウインドーなどを撤去てっきょし、代かわりに前ぜん席せきとの仕切しきり版ばん、ガラスガードバー、デジタルルームミラー等とうを追加ついかしたことで商用しょうよう車しゃ登録とうろくとし、税制ぜいせい面めんで有利ゆうりな仕様しようとした。尚なお、搭載とうさいするエンジンは2.0LのLPeのみで、最大さいだい積載せきさい量りょうは300㎏である。尚なお、同月どうげつをもって兄弟きょうだい車しゃのコレオスは6代目だいめエスパスに吸収きゅうしゅう統合とうごうされたが、QM6はコレオス終了しゅうりょう後ごも生産せいさんを続つづける。
• 2024年ねん4月がつ4日にち、社名しゃめいがルノーコリア自動車じどうしゃからルノーコリアに変更へんこうされたことに伴ともない、車くるま名めいを「ルノー・QM6」へと変更へんこう。

車くるま名めいの由来ゆらい

車くるま名めいの「QM6」とは追求ついきゅうを意味いみする「Quest」、ドライブを意味いみする「Motoring」のそれぞれの頭文字かしらもじ、6は中型ちゅうがた車しゃと準じゅん大型おおがた車しゃの中なか間あいだを狙ねらったセグメントであることを意味いみする。

関連かんれん項目こうもく

• ルノー・コレオス- 兄弟きょうだい車しゃ
• ルノー・カジャー- 同上どうじょう
• 日産にっさん・エクストレイル/日産にっさん・ローグ（T32型がた） - ベース車種しゃしゅ。後者こうしゃはルノーサムスン釜山ぷさん工場こうじょうでも製造せいぞうされる。
• ルノーサムスン・QM5- 前身ぜんしん車しゃ
• ルノーコリア・SM6- ベース車しゃ
• イ・ビョンホン- ブランドアンバサダーであり、CMキャラクターおよびナレーターを担当たんとう（ナレーター出演しゅつえんの場合ばあい、CM中ちゅうに「나레이션：이병헌（ナレーション：イ・ビョンホン）」のクレジットが出でている）

外部がいぶリンク

• QM6（公式こうしきサイト、韓国かんこく語ご）
• グローバルSUV QM6　ティザ―フィルムルノーコリア公式こうしきYou Tube内ない

サムスン/ルノーサムスン/ルノーコリア/ルノー ロードカータイムライン 1990年代ねんだい-
タイプ	1990年代ねんだい			2000年代ねんだい										2010年代ねんだい										2020年代ねんだい
	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0
サブコンパクトカー						SM3（N17型がた）							SM3 CE（N17型がた）
																						クリオ
コンパクトカー													SM3II（L38型がた）
ミドル		SM5（A32型がた）												SM5III（L43型がた）
									SM5II（A34R型がた）
																				SM6
アッパー								SM7（A34R型がた）
															SM7II（L47型がた）
SUV												QM5
																				QM6
																	QM3							キャプチャー
																								XM3
EV																	SM3 Z.E.
																					トゥイジー
																								ゾエ
商用しょうよう車しゃ																						マスター