(Translated by https://www.hiragana.jp/)
レーティッシュ鉄道Ge4/4 II形電気機関車 - Wikipedia コンテンツにスキップ

レーティッシュ鉄道てつどうGe4/4 IIがた電気でんき機関きかんしゃ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Ge4/4II 616号機ごうきぜんあきらとう改造かいぞう、2004ねん以降いこうしん塗装とそうダヴォス・プラッツえき
Ge4/4II 628号機ごうきぜんあきらとう改造かいぞう姿すがた、ポントレジーナえき

レーティッシュ鉄道てつどうGe4/4IIかたち電気でんき機関きかんしゃ(レーティッシュてつどうGe4/4IIがたでんきかんしゃ)は、スイスレーティッシュ鉄道てつどうRhätischen Bahn (RhB))の本線ほんせん系統けいとう使用しようされる山岳さんがく鉄道てつどうよう電気でんき機関きかんしゃである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

1960年代ねんだいのレーティッシュ鉄道てつどう本線ほんせん系統けいとう主力しゅりょくとして運用うんようされていた1910年代ねんだいせいGe2/4かたちGe4/6かたち、1920年代ねんだいせいGe6/6Iといった旧型きゅうがた電気でんき機関きかんしゃ代替だいたいと、旅客りょかくおよ貨物かもつ輸送ゆそうりょう増加ぞうか対応たいおうするために計画けいかくされ、1973ねん1984-85ねんにそれぞれ10りょうと13りょう製造せいぞうされた電気でんき機関きかんしゃで、当初とうしょ設計せっけい要件ようけんは35パーミルで200tを牽引けんいんして52km/hで、45パーミルで150tを牽引けんいんできる連続れんぞくていかく出力しゅつりょく1600kWの4じくというものであった。当時とうじレーティッシュ鉄道てつどうではサイリスタ位相いそう制御せいぎょ実用じつよう目指めざしており、シーメンスせい制御せいぎょ装置そうち搭載とうさいした1969ねんせいTe2/2 74-75かたち試作しさく小形こがたいれかわよう電気でんき機関きかんしゃ導入どうにゅうおよび、BBCせい制御せいぎょ装置そうち搭載とうさいしたベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道てつどう[1]試作しさく改造かいぞうであるRe4/4かたち161号機ごうき[2]借用しゃくようしてのクール - ドマート/エムスあいだの1435mm/1000mmのさんせん区間くかん[3]での試運転しうんてんなどを実施じっししており、その結果けっかほんおよ1971ねんから製造せいぞうされたBe4/4 511-516かたち実用じつようむすけている。ほん車体しゃたい機械きかい部分ぶぶん台車だいしゃ製造せいぞうSLM[4]電機でんき部分ぶぶんしゅ電動でんどう製造せいぞうBBC[5]担当たんとうし、価格かかくは1りょうやく3,800,000スイス・フラン(1984ねん製造せいぞうぶん)であり、サイリスタ位相いそう制御せいぎょにより1あいだていかく出力しゅつりょく1700kW、牽引けんいんりょく116.5kNを発揮はっきする汎用はんようとなっており、35パーミルで200tを52km/hで牽引けんいん可能かのう性能せいのうつ。それぞれのばんとSLMせいばん製造せいぞうねん機体きたいめいおも沿線えんせんまち名称めいしょうかく機体きたいにエンブレムが設置せっちされる)は下記かきのとおりであり、総数そうすう23りょうはレーティッシュ鉄道てつどう機関きかんしゃでは最大さいだい勢力せいりょくである。なお、ほんを3だいしゃ6じく、2車体しゃたい連接れんせつとしたGe6/6IIIかたち711、712号機ごうき製造せいぞう計画けいかくされたが実現じつげんはしていない。

1973ねん製造せいぞうされたグループ

1984、1985ねん製造せいぞうされたグループ

仕様しよう[編集へんしゅう]

Ge4/4II 623号機ごうきぜんあきらとう改造かいぞう姿すがた
本線ほんせん系統けいとう貨物かもつ列車れっしゃ牽引けんいんするGe4/4II 629号機ごうき、テュシスえきぜんあきらとう改造かいぞう
アローザ急行きゅうこう牽引けんいんするGe4/4II 619号機ごうき原形げんけい赤色あかいろ塗装とそう
広告こうこく塗装とそうのGe4/4II 611号機ごうき、クールえき
箱根登山鉄道はこねとざんてつどうロゴ塗装とそうの622号機ごうき

車体しゃたい[編集へんしゅう]

  • 車体しゃたいはスイス国鉄こくてつRe4/4IIかたち電気でんき機関きかんしゃ小型こがたしたデザインで、正面しょうめんは2まいまどりょうサイド曲面きょくめんガラスの組合くみあわせ、まど下部かぶ大型おおがたまるがたぜんあきらとうを2箇所かしょ上部じょうぶ中央ちゅうおう小型こがたまるがたぜんあきらとうを1箇所かしょ設置せっちしたデザイン、側面そくめん平滑へいかつあかりまどが2箇所かしょもうけられている。
  • 屋根やねじょうはパンタグラフ部分ぶぶん屋根やねかたにはそら気取きどり入口いりくちのルーバーがならび、中央ちゅうおうには発電はつでんブレーキようあるじ抵抗ていこう設置せっちされている。なお、屋根やね取外とりはずしが可能かのう構造こうぞうとなっている。
  • 運転うんてんしつながさ1710mmでスイスやドイツで一般いっぱんてき円形えんけいのハンドルしきマスターコントローラー設置せっちされている。運転うんてんしつよこまど下降かこうしき運転うんてんしつ乗降じょうこうとびら右側みぎがわのみの設置せっちで、その前部ぜんぶには電動でんどうしきのバックミラーが設置せっちされている。
  • 連結れんけつねじしき連結れんけつ緩衝かんしょう中央ちゅうおう、フック・リングがその左右さゆうにあるタイプである。また、車体しゃたい前面ぜんめん下部かぶ大型おおがたスノープラウ設置せっちされている。
  • 塗装とそうほか
    • 1973ねん製造せいぞうされた機体きたい車体しゃたい塗装とそう濃緑こみどりしょくをベースに車体しゃたいすそがダークグレーで濃緑こみどりしょくとの境界きょうかい部分ぶぶんしろたいで、側面そくめん中央ちゅうおうに“RhB”とばん切抜きりぬき文字もじが、運転うんてんせきがわ側面そくめんまどには機体きたいめい切抜きりぬき文字もじが、反対はんたいがわ側面そくめんまどにはエンブレムが設置せっちされ、正面しょうめん中央ちゅうおうにはレーテッシェ鉄道てつどうのエンブレムが設置せっちされていた。また、屋根やねおよび屋根やねじょう機器きき銀色ぎんいろ床下ゆかした機器きき台車だいしゃはダークグレーであった。
    • 1984-85ねん製造せいぞうされた機体きたい車体しゃたい塗装とそうあかをベースに車体しゃたいすそがダークグレー、赤色あかいろとの境界きょうかい部分ぶぶんぎんたいはいるもので、側面そくめん運転うんてんせきがわ側面そくめんまどよこ機体きたいめいとエンブレムが、反対はんたいがわ側面そくめんまどにはレーティッシュ鉄道てつどうのロゴがそれぞれつき、正面しょうめんみぎばんはいり、中央ちゅうおうにはレーティッシュ鉄道てつどうのエンブレムが設置せっちされている。また、屋根やねおよび屋根やねじょう機器きき銀色ぎんいろ床下ゆかした機器きき台車だいしゃはダークグレーである。
    • 2004ねん以降いこう順次じゅんじ現行げんこうしん塗装とそう変更へんこうされており、側面そくめんまどのレーティッシュ鉄道てつどうのロゴがマークのいレタリングのみのものとなり、運転うんてんせきがわ側面そくめんまどしたにあったばんまど後部こうぶうつり、まどにはグラウビュンデンしゅうのロゴがはいるものとなっている。
    • 611号機ごうき2007ねんからスイスの鉄道てつどう従事じゅうじいん養成ようせい会社かいしゃであるlogin[6]全面広告ぜんめんこうこく塗装とそうとなっているほか、619号機ごうき2010ねんにベルニナせん開業かいぎょう100周年しゅうねん記念きねんした、紺色こんいろをベースにベルニナせん名所めいしょであるブルージオのオープンループせんをデザインした塗装とそうとなっている。
    • 622号機ごうきは、姉妹しまい鉄道てつどう箱根登山鉄道はこねとざんてつどうロゴの塗装とそうになっている[7]

走行そうこう機器きき[編集へんしゅう]

  • 制御せいぎょ方式ほうしきサイリスタ位相いそう制御せいぎょで、1だい制御せいぎょ装置そうち台車だいしゃごとの2だいしゅ電動でんどう制御せいぎょする方式ほうしきとしており、しゅ変圧へんあつ車体しゃたい中央ちゅうおうに、その前後ぜんご制御せいぎょ装置そうちを1だいずつ設置せっちしている。なお、いずれも冷却れいきゃく方式ほうしきあぶらひやしき冷却れいきゃくようのオイルポンプとオイルクーラーを装備そうびしており、冷却れいきゃくふう屋根やねじょうかた吸気きゅうきこうから吸入きゅうにゅうする。
  • しゅ変圧へんあつアルミニウム筺体のそう重量じゅうりょう7110kgのもので、出力しゅつりょく走行そうこうようにAC470V/412kVAを4くみさかい励磁れいじようのAC188V/31kVA、駆動くどうようにAC235V/60kVA、AC157V/12kVA、AC94V/8kVA、列車れっしゃ暖房だんぼうようにAC313V/300kVAのものをっている。
  • ブレーキ装置そうち励界磁をチョッパ制御せいぎょすることにより最大さいだいブレーキりょく44kNの発電はつでんブレーキりょく発揮はっきするほか、空気くうきブレーキ機関きかんしゃよう)、ブレーキ客車きゃくしゃなどの列車れっしゃよう真空しんくうブレーキ装置そうち装備そうびする。
  • しゅ電動でんどうは1あいだていかく出力しゅつりょく425kW、連続れんぞくていかく出力しゅつりょく380kWのBBC せいTyp 6FHO 4338直流ちょくりゅうふくまき整流せいりゅう電動でんどう を4だい搭載とうさいし、1あいだていかく牽引けんいんりょく116.5kN、連続れんぞくていかく牽引けんいんりょく101.5kNの性能せいのう発揮はっきする。冷却れいきゃくは2冷却れいきゃくファンによる強制きょうせい通風つうふうしきで、冷却れいきゃくふう屋根やねかた吸気きゅうきこうから吸入きゅうにゅうする。
  • 台車だいしゃじく距2300mm、車輪しゃりんみち1070mmのボルスタレスしき台車だいしゃとし、2だい台車だいしゃをリンクで接続せつぞくすることで曲線きょくせんでのよこあつらす方式ほうしきとしている。また、じくばこ支持しじ方式ほうしき円筒えんとう案内あんないしき牽引けんいんりょく伝達でんたつてい引張ひっぱぼうしき牽引けんいんてんはレールめんじょう190mm、まくらばねじくばねともにコイルばねとしている。しゅ電動でんどう台車だいしゃわく装荷そうかされて、クイルしき一種いっしゅであるBBCせいスプリングドライブしき駆動くどう装置そうち動輪どうりん伝達でんたつされる方式ほうしきとなっており、減速げんそくは1:5.118である。
  • そのほか、パンタグラフシーメンスせいのシングルアームしきを2だい搭載とうさいするほか、あるじ開閉かいへいはTyp DBTF 20i200空気くうき遮断しゃだん屋根やねじょう搭載とうさい交流こうりゅう180Vもしくは280V駆動くどうで、送風そうふう能力のうりょく3m3/sのしゅ電動でんどうとうよう送風そうふう2だいしゅ変圧へんあつ器用きよう位相いそう制御せいぎょ器用きようの2だい容量ようりょう1000l/minのオイルポンプ、BBCせい容量ようりょう1000l/minのTyp 2A 115電動でんどう空気くうき圧縮あっしゅく、SLMせい容量ようりょう244m3/sのTyp SLM VL20電動でんどう真空しんくうポンプ、40V-60Aの蓄電池ちくでんちなどとなっている。

主要しゅようしょもと[編集へんしゅう]

  • 軌間きかん:1000mm
  • 電気でんき方式ほうしき:AC11kV 16.7Hzへるつ 架空かくうせんしき電圧でんあつ範囲はんいAC9.5-13.2kV)
  • 最大さいだい寸法すんぽう全長ぜんちょう12960mm、全幅ぜんはば2650mm、全高ぜんこう3865mm(パンタグラフおりたたみ
  • じく距:2300mm
  • 台車だいしゃ中心ちゅうしんあいだ距離きょり:6200mm
  • 自重じちょう:50.0t(機械きかい部品ぶひん23.7t、電気でんき部品ぶひん26.3t)
  • 走行そうこう装置そうち
    • しゅ制御せいぎょ装置そうち:サイリスタ位相いそう制御せいぎょ
    • しゅ電動でんどう:Typ 6FHO 4338直流ちょくりゅうふくまき整流せいりゅう電動でんどう×4だい連続れんぞくていかく出力しゅつりょく:380kW[8]、1あいだていかく出力しゅつりょく:420kW[9]
    • 減速げんそく:5.118(17:87)
  • 牽引けんいんりょく
    • 牽引けんいんりょく:101.5kN(連続れんぞくていかく出力しゅつりょく、於53km/h)、116.5kN(ていかく出力しゅつりょく、於52km/h)、178.5kN(最大さいだい出力しゅつりょく
    • 牽引けんいんトン数とんすう:150t(45パーミル)、230t(35パーミル、52km/h)
    • ブレーキりょく:44kN、520kW(いずれも最大さいだい
  • 最高さいこう速度そくど:90km/h
  • ブレーキ装置そうち発電はつでんブレーキ、空気くうきブレーキ(機関きかんしゃよう)、ブレーキ、真空しんくうブレーキ(列車れっしゃよう

改造かいぞう[編集へんしゅう]

  • 濃緑こみどりしょく塗装とそうであった611-620号機ごうきは1984-1988ねんにかけて621号機ごうき以降いこうおな赤色あかいろ塗装とそう変更へんこうされた。そのさい切抜きりぬけ文字もじであった部分ぶぶんについてはマーキングとされたが、機体きたいめいのエンブレムについては貼付ちょうふしきのままとされ[10]、エンブレムもマーキングである621号機ごうき以降いこうとの識別しきべつてんとなっている。
  • 1990年代ねんだい後半こうはんからぜんあきらとうがスイスの鉄道てつどう車両しゃりょう標準ひょうじゅんとなっているまえあきらとう尾灯びとう一体いったいとなったかくがたのものに交換こうかんされている。なお、629号機ごうきのように取付とりつけ位置いち若干じゃっかんうえりの車両しゃりょうもあるなど、改造かいぞうには若干じゃっかん個体こたいがある。
  • 2003ねん以降いこうラントクアルト工場こうじょうシーメンスせい電機でんきひん使用しようしての更新こうしん改造かいぞうとし5りょう程度ていどのペースでおこなわれている。
  • 2008ねんころよりレーティッシュ鉄道てつどうABe8/12 3501-3515かたち導入どうにゅうけてあたらしいじゅうれん総括そうかつ制御せいぎょようの25+4しん電気でんき連結れんけつ前面ぜんめん増設ぞうせつしている。

運行うんこう[編集へんしゅう]

NEVA Retica、さい後尾こうびがGe4/4IIかたち
  • レーティッシュ鉄道てつどうのAC11kV区間くかん全線ぜんせん使用しようされている。
  • 旅客りょかく列車れっしゃでは単機たんきまたはじゅうれん軽量けいりょう客車きゃくしゃ牽引けんいんしており、氷河ひょうが急行きゅうこうベルニナ急行きゅうこうにも使用しようされる。
  • 貨物かもつ列車れっしゃ混合こんごう列車れっしゃ牽引けんいんにも単機たんきまたはじゅうれん使用しようされる。
  • 1997ねん10月29にちにクール・アローザせん電源でんげん方式ほうしきがDC2200Vから本線ほんせん系統けいとうおなじAC11kV 16 2/3Hzへるつ変更へんこうされたことにともない、同線どうせん列車れっしゃ本線ほんせん系統けいとうおなじく機関きかんしゃ牽引けんいんとなったが、これにほんがほぼ専用せんよう使用しようされ[11]、アローザ急行きゅうこう牽引けんいんしている。なお、同線どうせんのクール市内しない併用へいよう軌道きどうであるため、ほん路上ろじょう走行そうこうする姿すがたることができる。
  • 1999ねんから設定せっていされたフェライナトンネルとおってラントクアルトとシュクオール・タラスプやポントレジーナあいだなどをむすぶ"NEVA Retica"[12]ばれる、Ge4/4IIかたちにEW Iけいの100km/h対応たいおう改造かいぞうしゃの1とうしゃ1りょう、2とうしゃ3りょう、1999ねんせい部分ぶぶんていゆかしき2とう荷物にもつ制御せいぎょ客車きゃくしゃのBDt 1751-1758かたち1りょう編成へんせいプッシュプルしき旅客りょかく列車れっしゃ牽引けんいんには専用せんよう使用しようされていた。
  • スイス国内こくない列車れっしゃがパターンダイヤされたBahn+Bus 2000計画けいかくによってレーティッシュ鉄道てつどうでも旅客りょかく列車れっしゃ運行うんこう系統けいとう整理せいり一部いちぶ区間くかん複線ふくせんによる運行うんこう効率こうりつによって、昼間ひるま時間じかんたい中心ちゅうしんに1あいだごとのパターンダイヤされ、ほんはラントクアルト - ダヴォス・プラッツおよびダヴォス・プラッツ - フィリズールあいだとポントレジーナ - シュクオール・タラスプあいだでBDt 1751-1758かたち制御せいぎょ客車きゃくしゃ客車きゃくしゃによる"NEVA Retica"もしくは"NEVA Pendel"とばれるシャトルトレイン、クール・アローザせんでのABt 1701-1702かたち、Bt 1703かたち制御せいぎょ客車きゃくしゃ客車きゃくしゃによるシャトルトレイン、ディセンティス/ミュンスター - クール - (フェライナトンネル) - シュクオール・タラスプあいだ旅客りょかく列車れっしゃおよび全線ぜんせんでの貨物かもつ列車れっしゃ牽引けんいん使用しようされている。なお、れいとして2010ねんなつダイヤ平日へいじつにおける運用うんよう下表かひょうしめす。
Ge4/4IIかたち2010なつダイヤ[註 1]平日へいじつ運用うんよう一覧いちらん
運用うんよう 出庫しゅっこ 運行うんこう概要がいよう 入庫にゅうこ
41 ラントクアルト おもにラントクアルト - ダヴォス・プラッツおよびダヴォス・プラッツ - フィリズールあいだのシャトルトレイン
(Ge4/4IIかたち+客車きゃくしゃ+BDt 1751-1758かたち制御せいぎょ客車きゃくしゃ
サメダン
42 サメーダン ラントクアルト
301 ラントクアルト おもにディセンティス/ミュンスター - クール - (フェライナトンネル) - シュクオール・タラスプあいだ旅客りょかく列車れっしゃ
(Ge4/4IIかたち+客車きゃくしゃ
クール
302 クール サメーダン
303 サメーダン サメーダン
304 サメーダン ダヴォス・プラッツ
305 ダヴォス・プラッツ ラントクアルト
306 ラントクアルト 不定期ふていき列車れっしゃ金曜きんようのみ一部いちぶ定期ていき旅客りょかく列車れっしゃくわわる[註 2]旅客りょかく列車れっしゃ ラントクアルト[註 3]
ディセンティス/ミュンスター[註 4]
307 ラントクアルト おもにダヴォス・プラッツ - ラントクアルト - イランツあいだ貨物かもつ列車れっしゃ一部いちぶ旅客りょかく列車れっしゃ ラントクアルト
308 ラントクアルト おもにディセンティス/ミュンスター - クール - (フェライナトンネル) - シュクオール・タラスプあいだ旅客りょかく列車れっしゃ
(Ge4/4IIかたち+客車きゃくしゃ
シュクオール・タラスプ
309 シュクオール・タラスプ ディセンティス/ミュンスター
310 ディセンティス/ミュンスター おもにラントクアルト - トゥシス、ラントクアルト - イランツあいだなどの貨物かもつ列車れっしゃ一部いちぶ旅客りょかく列車れっしゃ ラントクアルト[註 5]
クール[註 6]
311 ラントクアルト[註 3]
クール[註 4]
おもにクール - ポントレジーナあいだベルニナ急行きゅうこう金曜きんようのみ一部いちぶ旅客りょかく列車れっしゃ ディセンティス/ミュンスター[註 3]
クール[註 4]
312 ディセンティス/ミュンスター おもにディセンティス/ミュンスター - クール - (フェライナトンネル) - シュクオール・タラスプあいだ旅客りょかく列車れっしゃ
(Ge4/4IIかたち+客車きゃくしゃ
ディセンティス/ミュンスター
313 ディセンティス/ミュンスター ラントクアルト
314 クール おもにクール - ラントクアルトあいだ不定期ふていき貨物かもつ列車れっしゃとクール - ドマート/エムスあいだ貨物かもつ列車れっしゃ一部いちぶアルブラせん旅客りょかく列車れっしゃ クール
61 クール[註 7]
ラントクアルト[註 8]
おもにクール - アローザあいだのシャトルトレイン
(Ge4/4IIかたち+客車きゃくしゃ+ABt 1701-1702かたちおよびBt 1703かたち制御せいぎょ客車きゃくしゃ
アローザ
62 アローザ アローザ
63 アローザ ラントクアルト[註 5]
クール[註 6]
31 ラントクアルト おもにポントレジーナ - シュクオール・タラスプのシャトルトレイン
(Ge4/4IIかたち+客車きゃくしゃ+BDt 1751-1758かたち制御せいぎょ客車きゃくしゃの2編成へんせいとGe4/4Iかたち+客車きゃくしゃ+BDt 1721-1723かたち制御せいぎょ客車きゃくしゃの2編成へんせいによる共同きょうどう運用うんよう
シュクオール・タラスプ
32 シュクオール・タラスプ シュクオール・タラスプ
33 シュクオール・タラスプ サメーダン
34 サメーダン ラントクアルト
  1. ^ 2010ねん5がつ13にちから10がつ24にちまで
  2. ^ ライヒェナウ - ディセンティス/ミュンスターあいだ
  3. ^ a b c つき-木曜もくよう
  4. ^ a b c 金曜きんよう
  5. ^ a b つき-みず金曜きんよう
  6. ^ a b 木曜もくよう
  7. ^ つき金曜きんよう
  8. ^ -木曜もくよう

同形どうけい[編集へんしゅう]

マッターホルン・ゴッタルド鉄道てつどうのGe4/4かたち81号機ごうき列車れっしゃフェリーを推進すいしん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Werner U. Bohli 『Die Bo'Bo' -Thyristor- Lokomotiven Serie Ge 4/4 II Nr.611...620 der Rhätische Bahn』 「Brown Boveri Mitteilungen (12-73)」
  • Claude Jeanmaire 「Die elektrischen und Dieseltriebfahrzeuge Schweizerischer Eisenbahn Die Rhätischen Bahn stammnetz」 (Verlag Eisenbahn) ISBN 3-85649-019-1
  • Claude Jeanmaire 「Die elektrischen und Dieseltriebfahrzeuge Schweizerischer Eisenbahn Rhätischen Bahn: Stammnetz - Triebfahrzeuge」 (Verlag Eisenbahn) ISBN 3-85649-219-4
  • Patrick Belloncle, Gian Brünger, Rolf Grossenbacher, Christian Müller 「Das grosse Buch der Rhätischen Bahn 1889 - 2001ISBN 3-9522494-0-8
  • Woifgang Finke, Hans Schweers 「Die Fahrzeuge der Rhätischen Bahn 1889-1998 band 3: Triebfahrzeuge」 (SCHWEERS + WALL) ISBN 3-89494-105-7
  • Dvid Haydock, Peter Fox, Brian Garvin 「SWISS RAILWAYS」 (Platform 5) ISBN 1-872524-90-7

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Bern-Lötschberg-Simplon-Bahn(BLS)、1996ねんに BLSグループのGBS、SEZ、BNと統合とうごうしてBLSレッチュベルク鉄道てつどうとなり、さらに2006ねんにはミッテルランド地域ちいき交通こうつう(Regionalverkehr Mittelland(RM))と統合とうごうしてBLS AGとなった
  2. ^ 現在げんざいではRe425かたち形式けいしき変更へんこう本来ほんらいこうあつタップせつかわ制御せいぎょとシリコンダイオードによる整流せいりゅう装置そうちにより直流ちょくりゅうふくまき電動でんどう駆動くどうする機体きたいであったが、161号機ごうきのみ試作しさくとして1968ねん改造かいぞうされていた
  3. ^ クールからスイス国鉄こくてつ貨物かもつ列車れっしゃがそのまま直通ちょくつうできるよう用意よういされたもので、途中とちゅうのフェルスベルグえきからはカランダ・ビール(Calanda Bräu、現在げんざいハイネケンのブランドとなっている)のビール工場こうじょうへのさんせん軌条きじょう引込線ひきこみせんが、ドマート/エムスえきからは化学かがく製品せいひんメーカーのエムスケミー(Ems-Chemie Holding AG)の工場こうじょうへの1435mmの引込線ひきこみせんがそれぞれ設置せっちされている
  4. ^ Schweizerische Lokomotiv- und Maschinenfablik, Winterthur
  5. ^ Brown Boveri & Cie, Baden
  6. ^ Login Berufsbildung, Olten
  7. ^ en:Rhaetian_Railway_Ge_4/4_II
  8. ^ このほか、回転かいてんすう1390rpm、電圧でんあつ685V、電流でんりゅう585A、さかい磁電りゅう147A
  9. ^ このほか、回転かいてんすう1360rpm、電圧でんあつ685V、電流でんりゅう654A、さかい磁電りゅう147A
  10. ^ 一部いちぶ機体きたいめい切抜きりぬけ文字もじのまま、移設いせつされている
  11. ^ 当初とうしょ近代きんだい改造かいぞう実施じっししたGe4/4Iかたち使用しようする予定よていであったが、パンタグラフおりたたみだか関係かんけいほん使用しようされることとなった。なお、近年きんねんではパンタグラフをシングルアームしき交換こうかんしたGe4/4Iかたち一部いちぶ使用しようされている
  12. ^ Neues Eisenbahn-Verkehrs-Angebot
  13. ^ Furka-Oberalp-Bahn(FO)、現在げんざいでは、マッターホルン・ゴッタルド鉄道てつどう(Matterhorn-Gotthard-Bahn(MGB))となる
  14. ^ レーティッシュ鉄道てつどうのGe4/4II後継こうけいとしてGe4/4IIIかたちともばれるが、レーティッシュ鉄道てつどうにもGe4/4 IIIかたち電気でんき機関きかんしゃ存在そんざいする

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]