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偏旁へんぼう

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漢字かんじ
書体しょたい
篆刻てんこく毛筆もうひつ
かぶとこつぶん 金文きんぶん 篆書てんしょ
古文こぶん
隷書れいしょ 楷書かいしょ
行書ぎょうしょ
草書そうしょ
木版もくはん活版かっぱん
宋朝そうちょうたい 明朝体みんちょうたい 楷書かいしょたい
字体じたい
構成こうせい要素ようそ
筆画ひっかく 筆順ひつじゅん 偏旁へんぼう 六書りくしょ 部首ぶしゅ
標準ひょうじゅん字体じたい
せつぶんかい篆書てんしょたい
さましょ 石経いしきょう
かん字典じてんたいきゅう字体じたい
しん字体じたい しん字形じけい
国字こくじ標準ひょうじゅん字体じたい つね用字ようじ字形じけいひょう
漢文かんぶん教育きょういくよう基礎きそ漢字かんじ
通用つうよう規範きはん漢字かんじひょう
国字こくじ問題もんだい
当用とうよう常用漢字じょうようかんじ
同音どうおん漢字かんじによるきかえ
繁体字はんたいじ正体しょうたい - 簡体字かんたいじ
漢字かんじ廃止はいし復活ふっかつ
漢字かんじ文化ぶんかけん
なかあさこしだいしん
派生はせい文字もじ
国字こくじ 方言ほうげん のりてん文字もじ
仮名かめい たけし おんなしょ
ちぎり文字もじ おんな文字もじ 西にしなつ文字もじ
字音じおん

偏旁へんぼう(へんぼう)とは、漢字かんじ字体じたい構成こうせいする要素ようそひとつで、左右さゆう上下じょうげ内外ないがい部分ぶぶん分解ぶんかいできる要素ようそをいう。へんつくり総合そうごうしてう。かんむりあしをあわせて偏旁へんぼうかんむりあし(へんぼうかんきゃく)ともいう。筆画ひっかくわせてつくられ、おなわせの偏旁へんぼうをもつ漢字かんじ同士どうしは、類型るいけいてき意味いみあるいは音声おんせいのグループを形成けいせいする。

また偏旁へんぼう配置はいち構造こうぞう漢字かんじ字体じたい構成こうせいする重要じゅうよう要素ようそひとつであり、たとえば「いわ」であれば、「やま」がひだりにあったり、したにあったり、みぎにあったりすることはなく、かならうえにあることでひとつの字体じたいとして認識にんしきされる。

現在げんざい偏旁へんぼうかんむりあしは、基本きほんてきに『かんひろし字典じてん』(1716ねん完成かんせい)を使つかっている。

偏旁へんぼう種類しゅるい

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形声けいせい文字もじでは、類型るいけいてき意味いみあらわ偏旁へんぼうよしかたちつくりとも)、音声おんせいあらわ偏旁へんぼう音符おんぷこえこえつくりとも)という。

漢字かんじ分類ぶんるい検索けんさくするために代表だいひょうてき偏旁へんぼう利用りようする方法ほうほうがあり、これに使つかわれる偏旁へんぼう部首ぶしゅという。部首ぶしゅには使つかわれることがおおい。

偏旁へんぼう名称めいしょう

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伝統でんとうてき偏旁へんぼうは、配置はいちされる位置いちによってつぎのようにけられている。

  • へんへん):左側ひだりがわ位置いちする。
  • つくりつくり):右側みぎがわ位置いちする。
  • かんむりかんむり):上側うわがわ位置いちする。
  • あしあし):したがわ位置いちする。
  • かまえ):外側そとがわかこむように位置いちする。
  • たれたれ):上部じょうぶから左側ひだりがわおおうように位置いちする。
  • にょうにょう):左側ひだりがわからしたがわをとりまいて位置いちする。

これは構成こうせい要素ようそであるとともに配置はいち位置いちをもしめすものである。しかし、構成こうせい要素ようそとして「」は「はい」のようにへんになったり、「ゆか」のようにおおわれていたり、「やわら」のようにしたにあったり、「しゅ」のように中心ちゅうしんにあったりするものがあり、配置はいち位置いちかならむすびつくものではない。また配置はいち位置いちあらわすものとしても 7 種類しゅるいしかないので偏旁へんぼう配置はいち構造こうぞう十分じゅうぶん説明せつめいできない。

参照さんしょう項目こうもく

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