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北国きたぐにの少女しょうじょ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、ボブ・ディランの曲きょくについて説明せつめいしています。ミュージカルについては「北国きたぐにの少女しょうじょ (ミュージカル)」をご覧らんください。
「北国きたぐにの少女しょうじょ」
ボブ・ディランの楽曲がっきょく
収録しゅうろくアルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』
リリース1963年ねん5月27日にち
録音ろくおんニューヨーク、コロムビア・レコーディング・スタジオ（1963年ねん4月がつ24日にち）
ジャンルフォーク
時間じかん3分ふん22秒びょう
レーベルコロムビア・レコード
作詞さくし者しゃボブ・ディラン
作曲さっきょく者しゃボブ・ディラン
プロデューストム・ウィルソン[1][2]
『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』 収録しゅうろく曲きょく
Side 1
  1. 「風ふうに吹ふかれて」
  2. 「北国きたぐにの少女しょうじょ」
  3. 「戦争せんそうの親玉おやだま」
  4. 「ダウン・ザ・ハイウェイ」
  5. 「ボブ・ディランのブルース」
  6. 「はげしい雨あめが降ふる」
  7. 「くよくよするなよ」
Side 2
  1. 「ボブ・ディランの夢ゆめ」
  2. 「オックスフォード・タウン」
  3. 「第だい3次じ世界せかい大戦たいせんを語かたるブルース」
  4. 「コリーナ、コリーナ」
  5. 「ワン・モア・チャンス」
  6. 「アイ・シャル・ビー・フリー」
ミュージックビデオ
「Girl from the North Country」 - YouTube

「北国きたぐにの少女しょうじょ」（原題げんだい： Girl from the North Country）は、ボブ・ディランが1963年ねんに発表はっぴょうした楽曲がっきょく。ディランの初期しょきの代表だいひょう作さくの一ひとつ。

概要がいよう[編集へんしゅう]

1963年ねん4月がつ24日にち、ニューヨークのコロムビア・レコーディング・スタジオで録音ろくおんされた。この日ひのセッションからディランのプロデューサーはジョン・ハモンドからトム・ウィルソンに変かわった[1][2]。1963年ねん5月27日にち発売はつばいの2作さく目めのアルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』に収録しゅうろく。

1962年ねん12月にイギリスに渡わたったのちに本ほん作品さくひんは書かかれた。ディランはマーティン・カーシーを始はじめとする様々さまざまなフォークシンガーとの交流こうりゅうを通つうじて、イギリスの伝統でんとう的てきなバラードを知しることとなる。「マーティン・カーシーはとりわけすばらしかったよ。僕ぼくはマーティンから非常ひじょうに多おおくのものを学まなんだ」と彼かれは1984年ねんのインタビューで答こたえている。本ほん作品さくひんはメロディの面めんから言いっても歌詞かしの面めんから言いっても、カーシー自身じしんがアレンジした「スカボロー・フェア」の影響えいきょうが色濃いろこい[3]。

"北国きたぐに出身しゅっしんの少女しょうじょ" のモデルについては色々いろいろな推測すいそくがなされているが、『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』のジャケットを飾かざったスーズ・ロトロもその中なかのひとりである[3]。

ディランによる別べつバージョン[編集へんしゅう]

  • 1963年ねん3月がつ、ラジオ番組ばんぐみ「オスカー・ブランド・ショー」のために録音ろくおん。『The 50th Anniversary Collection 1963』（2013年ねん）に収録しゅうろく。
  • 1963年ねん5月がつに録音ろくおんされたデモ。一般いっぱんにウィットマーク・デモと呼よばれる。『ザ・ブートレッグ・シリーズ第だい9集しゅう：ザ・ウィットマーク・デモ』（2010年ねん）に収録しゅうろく[4]。
  • 1964年ねん2月がつ1日にち、カナダのCBCテレビの番組ばんぐみ用ようのために演奏えんそう。ドキュメンタリー映画えいが『ノー・ディレクション・ホーム』（2005年ねん）に映像えいぞうが収録しゅうろくされている。
  • 1964年ねん5月がつ17日にち、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで行おこなったライブ。『The 50th Anniversary Collection 1964』（2014年ねん）に収録しゅうろく。
  • 1964年ねん10月がつ10日とおか、フィラデルフィアのタウン・ホールで行おこなったライブ。『The 50th Anniversary Collection 1964』（2014年ねん）に収録しゅうろく。
  • 1969年ねん2月がつ18日にち、ナッシュビルのコロムビア・スタジオで録音ろくおん。ジョニー・キャッシュとのデュエット。『ナッシュヴィル・スカイライン』（1969年ねん）に収録しゅうろく。
  • 1969年ねん5月がつ1日にち、「ジョニー・キャッシュ・ショー」のために演奏えんそう。こちらもキャッシュとのデュエット。放送ほうそう日びは同年どうねん6月がつ7日にち（第だい1回かい放送ほうそう）。DVD『The Best of The Johnny Cash TV Show』（2007年ねん）に映像えいぞうが収録しゅうろくされている。
  • 1984年ねん7月がつ8日にち、アイルランドで行おこなったライブ。『リアル・ライブ』（1984年ねん）に収録しゅうろく。
  • 1992年ねん10月がつ16日にち、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行おこなったライブ。『30〜トリビュート・コンサート』（1993年ねん）に収録しゅうろく。

カバー・バージョン[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b Heylin, Clinton (1996). Bob Dylan: A Life In Stolen Moments: Day by Day 1941–1995. Schirmer Books. p. 43. ISBN 0-7119-5669-3 
  2. ^ a b OUTTAKES: THE IMPORTANT TOM WILSON
  3. ^ a b Girl From The North Country by Bob Dylan Songfacts
  4. ^ Still On The Road - Witmark Studio New York City, New York May 1963
スタジオ・アルバム

『ボブ・ディラン』 · 『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』 · 『時代じだいは変かわる』 · 『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』 · 『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』 · 『追憶ついおくのハイウェイ61』 · 『ブロンド・オン・ブロンド』 · 『ジョン・ウェズリー・ハーディング』 · 『ナッシュヴィル・スカイライン』 · 『セルフ・ポートレイト』 · 『新あたらしい夜明よあけ』 · 『ビリー・ザ・キッド』 · 『ディラン』 · 『プラネット・ウェイヴズ』 · 『血ちの轍わだち』 · 『地下ちか室しつ（ザ・ベースメント・テープス）』 · 『欲望よくぼう』 · 『ストリート・リーガル』 · 『スロー・トレイン・カミング』 · 『セイヴド』 · 『ショット・オブ・ラブ』 · 『インフィデル』 · 『エンパイア・バーレスク』 · 『ノックト・アウト・ローデッド』 · 『ダウン・イン・ザ・グルーヴ』 · 『オー・マーシー』 · 『アンダー・ザ・レッド・スカイ』 · 『グッド・アズ・アイ・ビーン・トゥ・ユー』 · 『奇妙きみょうな世界せかいに』 · 『タイム・アウト・オブ・マインド』 · 『ラヴ・アンド・セフト』 · 『モダン・タイムズ』 · 『トゥゲザー・スルー・ライフ』 · 『クリスマス・イン・ザ・ハート』 · 『テンペスト』 · 『トリプリケート』

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