延のべ熹

延のべ熹（えんき）は、後こう漢かんの桓帝劉りゅう志しの治世ちせいに行おこなわれた6番目ばんめの元号げんごう。158年ねん - 167年ねん。延のべ熹10年ねんは6月がつに改元かいげんされて永えい康やすし元年がんねんとなった。

出来事できごと

• 元年がんねん6月がつ：延のべ熹と改元かいげん。
• 2年ねん8月がつ：梁りょう冀、宦官かんがんの手てにより誅され、自殺じさつする。単たん超ちょうを始はじめとする宦官かんがんが列侯れっこうに封ふうじられる。
• 9年ねん
  • 大秦たいしん国王こくおう安あん敦あつし（ロろーマ帝国まていこく皇帝こうていマルクス・アウレリウス・アントニヌスと考かんがえられる）の使者ししゃが来朝らいちょう。
  • 12月：清流せいりゅう派はの李り膺ら200余人よにんが投獄とうごくされる。

西暦せいれき・干支えととの対照たいしょう表ひょう

延のべ熹	元年がんねん	2年ねん	3年ねん	4年ねん	5年ねん	6年ねん	7年ねん	8年ねん	9年ねん	10年ねん
西暦せいれき	158年ねん	159年ねん	160年ねん	161年ねん	162年ねん	163年ねん	164年ねん	165年ねん	166年ねん	167年ねん
干支えと	戊つちのえ戌いぬ	己おのれ亥い	庚かのえ子こ	辛からし丑うし	壬みずのえ寅とら	癸みずのと卯う	甲きのえ辰たつ	乙おつ巳み	丙午ひのえうま	丁未ていみ

参考さんこう文献ぶんけん

• 『後こう漢書かんしょ』（中華ちゅうか書しょ局きょく 1974年ねん）
• 『中国ちゅうごく歴代れきだい年号ねんごう考こう』李り崇たかし智さとし（中華ちゅうか書しょ局きょく 2004年ねん）

関連かんれん項目こうもく

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