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武蔵白石むさししらいし駅えき

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
武蔵白石むさししらいし駅えき
駅舎えきしゃと改札かいさつ口こう（2023年ねん5月がつ）
むさししらいし
Musashi-Shiraishi
◄JI 06 安善あんぜん (0.6 km)
(1.6 km) 浜川崎はまかわさき JI 08►
地図
所在地しょざいち 川崎かわさき市し川崎かわさき区く白石しらいし町まち1-5
北緯ほくい35度ど30分ふん6秒びょう 東経とうけい139度ど42分ふん21秒びょう / 北緯ほくい35.50167度ど 東経とうけい139.70583度ど / 35.50167; 139.70583座標ざひょう: 北緯ほくい35度ど30分ふん6秒びょう 東経とうけい139度ど42分ふん21秒びょう / 北緯ほくい35.50167度ど 東経とうけい139.70583度ど / 35.50167; 139.70583
駅えき番号ばんごう JI07
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
所属しょぞく路線ろせん ■鶴見線つるみせん
キロ程ほど 4.1 km（鶴見つるみ起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう ライ
駅えき構造こうぞう 地上ちじょう駅えき
ホーム 2面めん2線せん
乗車じょうしゃ人員じんいん
-統計とうけい年度ねんど-		 1,601人にん/日ひ（降車こうしゃ客きゃく含ふくまず）
-2008年ねん-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ 1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）7月がつ25日にち[1]
備考びこう
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武蔵白石むさししらいし駅えき（むさししらいしえき）は、神奈川かながわ県けん川崎かわさき市し川崎かわさき区く白石しらいし町まちにある、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）鶴見線つるみせんの駅えきである。駅えき番号ばんごうはJI 07。

概要がいよう

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当とう駅えきは川崎かわさき市内しないにあるが、JRの特定とくてい都区とく市内しない制度せいどにおける「横浜よこはま市内しない」の駅えきとして扱あつかわれる。

大川支線おおかわしせんの始点してん・分岐ぶんき駅えきで、駅えきの南側みなみがわで大川おおかわ駅えきへ向むかう路線ろせんが分わかれて行いく。かつては大川支線おおかわしせんホームがあったが、現在げんざいは無なく、隣となりの安善あんぜん駅えきが運転うんてん上じょうの分岐ぶんき駅えきとなっており、当とう駅えきには停車ていしゃしない。しかし、運賃うんちん計算けいさん上じょうの分岐ぶんきは当とう駅えきとなっているため、鶴見つるみ方面ほうめんから大川おおかわまでの定期ていき券けんでそのまま当とう駅えきで乗降じょうこう可能かのうである。#旧きゅう大川支線おおかわしせんホーム及および鶴見線つるみせん#大川支線おおかわしせんの項こうも参照さんしょうのこと。

歴史れきし

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  • 旧駅舎（2005年11月）
    旧きゅう駅舎えきしゃ（2005年ねん11月）

駅名えきめいの由来ゆらい

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日本鋼管にほんこうかん創業そうぎょう者しゃの白石しらいし元治郎もとじろうにちなんで駅名えきめいが付つけられた。ただし、東北本線とうほくほんせんや函館本線はこだてほんせんなどに白石しらいし駅えきがあったため、「武蔵むさし」が付つけ加くわえられた。
なお、「白石はくせき」を「しらいし」と読よむ日本にっぽんの鉄道てつどう駅えきは当とう駅えきのみである（それ以外いがいの駅えきはすべて「しろいし」と読よむ）。

駅えき構造こうぞう

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相対そうたい式しきホーム2面めん2線せんを有ゆうする地上ちじょう駅えきである。駅舎えきしゃは北側きたがわにあり、扇町おうぎまち方面ほうめんホームに直結ちょっけつしていて、2つのホームは構内こうない踏切ふみきりで連絡れんらくしている。ホーム上じょうに一部いちぶ屋根やねがある。ホームの扇町おうぎまちよりは一部いちぶ高たかさが低ひくくなっている。扇町おうぎまち方面ほうめんホームはやや狭せまい。駅えきの南側みなみがわを大川支線おおかわしせんがかすめている。なお、大川おおかわ駅えきへは電車でんしゃを使つかわずとも、当とう駅えきより道みちなりに徒歩とほ10分ふん前後ぜんこうで行いくことが可能かのうである。

無人むじん駅えきで簡易かんいSuica改札かいさつ機き設置せっち駅えき。トイレは改札かいさつ口こうの横よこに設置せっちされているが、男女だんじょ共用きょうよう多た機能きのうトイレのみ設置せっちされている。旧きゅう駅舎えきしゃ時代じだいは、改札かいさつを入はいって右手みぎてへ線路せんろ沿ぞいの細ほそい通路つうろを行おこなった場所ばしょにあり、手前てまえに小便しょうべん用よう、小便しょうべん器き右みぎ横よこに大便だいべん用よう便器べんきが設置せっちされた男女だんじょ共用きょうよう水洗すいせん式しきトイレが設置せっちされていた。

のりば

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駅舎えきしゃ（北側きたがわ）側がわを1番線ばんせんとして、以下いかの通とおりである。

番線ばんせん 路線ろせん 方向ほうこう 行先ゆくさき 備考びこう
1 JI 鶴見線つるみせん 下くだり 浜川崎はまかわさき・扇町おうぎまち方面ほうめん
2 上のぼり 鶴見つるみ方面ほうめん 当とう駅えき始発しはつは1番線ばんせん

（出典しゅってん：JR東日本ひがしにっぽん:駅えき構内こうない図ず）

  • 2021年ねん4月がつ現在げんざい、当とう駅えき始発しはつの列車れっしゃが鶴見つるみ方面ほうめんに日ひ中ちゅう、および平日へいじつダイヤの朝あさ、土ど休日きゅうじつダイヤの夜よるに設定せっていされている[7][8]。浜川崎はまかわさき駅えき方面ほうめんの設定せっていはない。
  • ホーム（2023年5月）
    ホーム（2023年ねん5月がつ）
  • 構内踏切（2023年5月）
    構内こうない踏切ふみきり（2023年ねん5月がつ）
  • 武蔵白石駅から安善駅方面を見る。遠方に見えるのは在日米軍鶴見貯油施設の留置線、左側に見える分岐線は大川方面に向かう支線と浜川崎貨物駅から安善駅の留置線に向かう線路である。（2010年9月）
    武蔵白石むさししらいし駅えきから安善あんぜん駅えき方面ほうめんを見みる。遠方えんぽうに見みえるのは在ざい日米にちべい軍ぐん鶴見つるみ貯油施設しせつの留置とめおき線せん、左側ひだりがわに見みえる分岐ぶんき線せんは大川おおかわ方面ほうめんに向むかう支線しせんと浜川崎はまかわさき貨物かもつ駅えきから安善あんぜん駅えきの留置とめおき線せんに向むかう線路せんろである。（2010年ねん9月がつ）
  • 駅の横を走る大川支線の線路（2023年5月）
    駅えきの横よこを走はしる大川支線おおかわしせんの線路せんろ（2023年ねん5月がつ）

旧きゅう大川支線おおかわしせんホーム

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1996年ねん（平成へいせい8年ねん）3月がつまでは大川支線おおかわしせんにもホームが設置せっちされていた。鶴見線つるみせん本線ほんせんから大川支線おおかわしせんへのほぼ90度ど曲まがる急きゅうカーブ上じょうにあり、行いき止どまり式しきの3番線ばんせんと通過つうか可能かのうな4番線ばんせんが存在そんざいしたが、3番線ばんせんは17メートル車くるま1両分りょうぶんしかなく、4番線ばんせんも17メートル車くるま2両分りょうぶん程度ていどの長ながさしかなかった。また、本線ほんせんへ繋つながる4番線ばんせんでホームが支障ししょうし、車両しゃりょう限界げんかいの関係かんけいで20メートル車くるまが通過つうかできなかったため[1]、17メートル車しゃのクモハ12形かたちが長ながらく使用しようされていたが、老朽ろうきゅう化かが激はげしいなどの問題もんだいが多おおかった。このため、20メートル車しゃの入線にゅうせんを可能かのうにすべく、当とう駅えきの大川支線おおかわしせんホームを撤去てっきょし、同時どうじにクモハ12形かたちは103系けいに置おき換かえた[1]。

  • 旧3番線に停車中のクモハ12形（1980年8月）
    旧きゅう3番線ばんせんに停車ていしゃ中ちゅうのクモハ12形がた（1980年ねん8月がつ）

利用りよう状じょう況きょう

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2008年度ねんどの1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいんは1,601人にんである[9]。

近年きんねんの推移すいいは以下いかの通とおり。

年度ねんど別べつ1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいん
年度ねんど 1日にち平均へいきん
乗車じょうしゃ人員じんいん
1995年ねん（平成へいせい07年ねん） 1,265
1996年ねん（平成へいせい08年ねん） 1,223
1997年ねん（平成へいせい09年ねん） 1,681
1998年ねん（平成へいせい10年ねん） 1,645
1999年ねん（平成へいせい11年ねん） 2,178
2000年ねん（平成へいせい12年ねん） 1,685
2001年ねん（平成へいせい13年ねん） 1,640
2002年ねん（平成へいせい14年ねん） 1,582
2003年ねん（平成へいせい15年ねん） 1,561
2004年ねん（平成へいせい16年ねん） 1,759
2005年ねん（平成へいせい17年ねん） 1,750
2006年ねん（平成へいせい18年ねん） 1,655
2007年ねん（平成へいせい19年ねん） 1,643
2008年ねん（平成へいせい20年ねん） 1,601

※無人むじん駅えきは正確せいかくな数かずが把握はあくできないとして、2009年ねん以降いこう非ひ公表こうひょうとなった。

駅えき周辺しゅうへん

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隣となりの駅えき

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東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
JI 鶴見線つるみせん
安善あんぜん駅えき (JI 06) - 武蔵白石むさししらいし駅えき (JI 07) - 浜川崎はまかわさき駅えき (JI 08)

施設しせつ上じょうの隣となりの駅えき

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東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
鶴見線つるみせん（大川支線おおかわしせん）
武蔵白石むさししらいし駅えき - 大川おおかわ駅えき
※：大川おおかわ駅えき発着はっちゃく列車れっしゃは、当とう駅えきには停車ていしゃしない。

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ a b c d e f g h i j 曽根そね悟さとる（監修かんしゅう） 著しる、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん分冊ぶんさつ百科ひゃっか編集へんしゅう部ぶ 編へん『週刊しゅうかん 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん 国鉄こくてつ・JR』 38号ごう 青梅おうめ線せん・鶴見つるみ線せん・南武線なんぶせん・五日市いつかいち線せん、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2010年ねん4月がつ11日にち、16-17頁ぺーじ。 
  2. ^ 「国電こくでん鶴見つるみ線せんの12駅えき- ラッシュ線せん、初はつの無人むじん化か 駅員えきいん76人にん“消きえた”」 毎日新聞まいにちしんぶん (毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ): p3. (1971年ねん3月がつ1日にち 夕刊ゆうかん)
  3. ^ a b 「通報つうほう ●鶴見線つるみせん国道こくどう駅えきほか5駅えきの駅員えきいん無む配置はいちについて（旅客りょかく局きょく）」『鉄道てつどう公報こうほう』日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か、1971年ねん2月がつ27日にち、10面めん。
  4. ^ 交友こうゆう社しゃ『鉄道てつどうファン』1996年ねん6月がつ号ごう 通巻つうかん422号ごう p.70
  5. ^ 「JR年表ねんぴょう」『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせい表ひょう '02年版ねんばん』ジェー・アール・アール、2002年ねん7月がつ1日にち、187頁ぺーじ。ISBN 4-88283-123-6。 
  6. ^ “駅えき業務ぎょうむ執行しっこう体制たいせいの再さい構築こうちく（その2）の提案ていあんを受うける!!” (PDF). JR東日本ひがしにっぽん労働ろうどう組合くみあい横浜よこはま地方ちほう本部ほんぶ (2021年ねん9月がつ10日とおか). 2021年ねん9月がつ14日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん9月がつ15日にち閲覧えつらん。
  7. ^ “武蔵白石むさししらいし駅えき 時刻じこく表ひょう｜ＪＲ鶴見つるみ線せん 鶴見つるみ方面ほうめん 平日へいじつ｜電車でんしゃ 時刻じこく表ひょう｜駅えき探さがせ”. time.ekitan.com. 2021年ねん4月がつ8日にち閲覧えつらん。
  8. ^ “武蔵白石むさししらいし駅えき 時刻じこく表ひょう｜ＪＲ鶴見つるみ線せん 鶴見つるみ方面ほうめん 土曜どよう｜電車でんしゃ 時刻じこく表ひょう｜駅えき探さがせ”. time.ekitan.com. 2021年ねん4月がつ8日にち閲覧えつらん。
  9. ^ 川崎かわさき市し統計とうけい書しょ - 川崎かわさき市し

関連かんれん項目こうもく

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ウィキメディア・コモンズには、武蔵白石むさししらいし駅えきに関連かんれんするカテゴリがあります。

外部がいぶリンク

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海芝浦支線うみしばうらしせん
大川支線おおかわしせん
鶴見つるみ川口かわぐち支線しせん
（1982年ねん廃止はいし）
石油せきゆ支線しせん
（1986年ねん廃止はいし）
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