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比叡山鉄道線ひえいざんてつどうせん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
比叡山鉄道線ひえいざんてつどうせん
比叡山坂本ケーブルの車両
比叡山ひえいざん坂本さかもとケーブルの車両しゃりょう
基本きほん情報じょうほう
通称つうしょう 比叡山ひえいざん坂本さかもとケーブル
国くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 滋賀しが県けん大津おおつ市し
種類しゅるい 鋼索こうさく鉄道てつどう（単線たんせん2両りょう交走式しき）
起点きてん ケーブル坂本さかもと駅えき
終点しゅうてん ケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき
駅えき数すう 4駅えき
開業かいぎょう 1927年ねん3月がつ15日にち
休止きゅうし 1945年ねん3月がつ19日にち
再開さいかい 1946年ねん8月がつ7日にち
所有しょゆう者しゃ 比叡山ひえいざん鉄道てつどう
運営うんえい者しゃ 比叡山ひえいざん鉄道てつどう
使用しよう車両しゃりょう 1号車ごうしゃ「縁えん」号ごう、2号車ごうしゃ「福ぶく」号ごう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり 2.0 km
軌間きかん 1,067 mm
線路せんろ数すう 単線たんせん
最大さいだい勾配こうばい 333 ‰
高低こうてい差さ 484 m
最高さいこう速度そくど 3.14 m/s
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停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん
KBHFa
0.0 ケーブル坂本さかもと駅えき 標高ひょうこう 154 m
STRo
STR
BHF
0.3 ほうらい丘おか駅えき
TUNNEL2
SPLa
SPLe
TUNNEL1
BHF
1.7 もたて山やま駅えき
hSTRae
STR
KBHFe
2.0 ケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき 標高ひょうこう 638 m[1]
オープンストリートマップのロゴ
オープンストリートマップに比叡山鉄道線ひえいざんてつどうせんの地図ちずがあります。
上のぼりの1号車ごうしゃ「縁えん」号ごう

比叡山鉄道線ひえいざんてつどうせん（ひえいざんてつどうせん）は、滋賀しが県けん大津おおつ市しのケーブル坂本さかもと駅えきからケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えきに至いたる比叡山ひえいざん鉄道てつどうのケーブルカー路線ろせんである。

概要がいよう

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比叡山ひえいざん延暦寺えんりゃくじへの東側ひがしがわのルートで、坂本さかもとケーブルと呼よばれている。年末年始ねんまつねんしを除のぞく冬期とうきは、西側にしがわから比叡山ひえいざん頂いただきを目指めざす鉄道てつどうのルートである叡山えいざんケーブル・叡山えいざんロープウェイ、そして、比叡山ひえいざんドライブウェイを経由けいゆする比叡山ひえいざんドライブバスのいずれもが運休うんきゅうするため、その期間きかん中ちゅうは通年つうねん営業えいぎょうの当とう路線ろせんが公共こうきょう交通こうつう機関きかんでは唯一ゆいいつのルートとなる。

全長ぜんちょうは2,025 mで、1966年ねんに群馬ぐんま県けんの伊香保いかほケーブル鉄道てつどうが廃止はいしされて以来いらい日本にっぽん最長さいちょうのケーブルカーとなっており、途中とちゅうにほうらい丘おか駅えきともたて山やま駅えきの2つの駅えきがある。車両しゃりょうは1993年ねんから1号車ごうしゃの「縁えん」号ごうと2号車ごうしゃの「福ぶく」号ごうという愛称あいしょうの付ついた新しん車両しゃりょうが運行うんこうされている。また、ケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき、ケーブル坂本さかもと駅えきの両りょう駅舎えきしゃは、1927年ねんの開業かいぎょう以来いらいの建物たてもので1997年ねんに国くにの登録とうろく有形ゆうけい文化財ぶんかざいに登録とうろくされた。

車内しゃない照明しょうめいや前ぜん照あきら灯とうなどの電源でんげんには、車内しゃないに搭載とうさいした蓄電池ちくでんちが使用しようされている（ケーブルカーは外部がいぶから車両しゃりょうを引ひっ張ぱって運転うんてんするので動力どうりょくのための電源でんげんの供給きょうきゅうは必要ひつようない）。従来じゅうらいは架線かせんから電源でんげんを供給きょうきゅうしていたが、架線かせん柱ばしらが1927年ねんの開業かいぎょう以来いらいのもので老朽ろうきゅう化かしてきたことから、2006年ねんに電源でんげんを蓄電池ちくでんち化かし、架線かせんからの電気でんきで蓄電池ちくでんちの充電じゅうでんを行おこなうケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき・ケーブル坂本さかもと駅えきの両りょう駅えき構内こうないを除のぞいて2007年ねん4月がつ末まつまでに架線かせんを撤去てっきょした。これにより視界しかいをさえぎる障害しょうがい物ぶつが減少げんしょうしたほか、倒木とうぼくなどで架線かせんが切きれることがなくなり短時間たんじかんでの復旧ふっきゅうが可能かのうとなった。役割やくわりを終おえた架線かせん柱ばしらのうちの1本ほんは、その一部いちぶがケーブル坂本さかもと駅えきの入口いりくちわきにモニュメントとして保存ほぞんされている。

路線ろせんデータ

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  • 路線ろせん距離きょり（営業えいぎょうキロ）：2.0 km
  • 軌間きかん：1,067 mm
  • 駅えき数すう：4駅えき（起おこり終点しゅうてん駅えき含ふくむ）
  • 高低こうてい差さ：484 m
  • 最大さいだい勾配こうばい：333‰(18°25′) 最小さいしょう勾配こうばい：170‰（9°38′）

運行うんこう形態けいたい

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30分ふん間隔かんかくで運行うんこうされる。ただし、紅葉こうようシーズンなどの土曜どよう・休日きゅうじつは15分ふん間隔かんかくに増発ぞうはつされる。所要しょよう時間じかんは11分ふんであるが、中間なかま駅えきに停車ていしゃした場合ばあいは少すこし所要しょよう時間じかんが延のびる。

運賃うんちん

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運賃うんちんは距離きょりの短みじかい (0.3 km) ケーブル坂本さかもと駅えき - ほうらい丘おか駅えき間あいだ及およびケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき - もたて山やま駅えき間あいだ用ようの運賃うんちん（大人おとな片道かたみち120円えん）が用意よういされているほかは、他たのすべての区間くかんが大人おとな片道かたみち870円えんに設定せっていされている。大人おとな片道かたみち870円えんの区間くかんは往復おうふく割引わりびき運賃うんちんもある。乗車じょうしゃ券けんは券売けんばい機きで発売はつばいされたものも大おおきめの軟券タイプのもので、第だい253世せい天台座主てんだいざしゅ山田やまだ恵諦えたいの書かいた「縁えん」と「福ぶく」の字じが印刷いんさつされている。120円えん区間くかんの切符きっぷは窓口まどぐちだけで発売はつばいしており、軟券タイプの切符きっぷに「もたて山やま」または「ほうらい丘おか」と印刷いんさつされる。なお、乗車じょうしゃ券けんは記念きねん品ひんとして自由じゆうに持もち帰かえることができる。

なお、大人おとな870円えん区間くかんの乗車じょうしゃ券けんで途中とちゅう下車げしゃは当日とうじつ中ちゅうは自由じゆうにできるため、中間なかま駅えきの片方かたがたあるいは両方りょうほうに途中とちゅう下車げしゃすることが可能かのうである。

普通ふつう運賃うんちん（2019年ねん10月がつ1日にち改定かいてい[2][3]）

  • ケーブル坂本さかもと駅えき - ほうらい丘おか駅えき間あいだ - 120円えん（小児しょうに60円えん）
  • ケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき - もたて山やま駅えき間あいだ - 120円えん（小児しょうに60円えん）
  • それ以外いがいの区間くかん（片道かたみち） - 870円えん（小児しょうに440円えん）
  • それ以外いがいの区間くかん（往復おうふく割引わりびき） - 1660円えん（小児しょうに830円えん）

歴史れきし

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比叡山ひえいざんのケーブルカーは比叡ひえい登山とざん軽便けいべん電でん軌鉄道てつどうが1912年ねん（明治めいじ45年ねん）5月がつ7日にち[4]に坂本さかもと村むら-比叡山ひえいざん根本中堂こんぽんちゅうどう間あいだに鋼索こうさく鉄道てつどうの免許めんきょ状じょうが下付かふされているが翌年よくねんには失効しっこう[5]している。その後ご比叡山ひえいざん延暦寺えんりゃくじへの参詣さんけい、避暑ひしょなどの観光かんこう目的もくてきに1919年ねん（大正たいしょう8年ねん）には地元じもと「大津おおつ電気でんき軌道きどう（現げん・京阪けいはん石山坂本線いしやまさかもとせん）」や京都きょうと・大阪おおさかの有力ゆうりょく者しゃが中心ちゅうしんとした比叡山ひえいざん鋼索こうさく鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ・叡山えいざん電気でんき株式会社かぶしきがいしゃが施設しせつを出願しゅつがんし競合きょうごうしていたが、1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）11月に「比叡ひえい登山とざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ」として3社しゃが合同ごうどうして出願しゅつがんし、1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）4月がつ鉄道てつどう免許めんきょ状じょうが下付かふされ10月がつに会社かいしゃが創立そうりつされた[6]。社名しゃめいは1926年ねん（昭和しょうわ元年がんねん）12月27日にちに「比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ」に改あらためられている[7]。建設けんせつにあたり延暦寺えんりゃくじからは土地とちは売却ばいきゃくせず線路せんろや駅舎えきしゃ用地ようちは貸与たいよする。山上やまのうえ駅えきは寺てらの浄域じょういきから離はなれたところとし線路せんろは遠とおくから見みえないようにする。貸かした土地とちに茶店ちゃみせ等とうを設もうける時ときは寺てらの許可きょかとし茶店ちゃみせでの宿泊しゅくはくはさせない。という条件じょうけんがつけられた[8]。

1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）の開業かいぎょう時じ、「日本にっぽん名物めいぶつ東洋とうよう最大さいだい 坂本さかもとカラ比叡山ひえいざん中堂なかどうマデケーブルカー11分ふんデ登とうレル」との絵え地図ちずつきのチラシが配くばられた。1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）頃ごろには西村にしむら宇一ういち画がによる英文えいぶんの案内あんないが作つくられていたことから日本にっぽん国内こくないだけでなく国外こくがいからの観光かんこう客きゃくも想定そうていしていた。今いまも比叡山ひえいざん鉄道てつどうが所蔵しょぞうしている、ケーブルカー利用りよう者しゃの芳名ほうめい録ろくには山本やまもと権兵衛ごんべえ・犬いぬ養やしなえ毅あつし・近衛このえ文麿ふみまろなどの名前なまえが書かかれている[9]。

そして太平洋戦争たいへいようせんそうがおこると1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）3月がつには営業えいぎょうを休止きゅうしさせられ、叡山えいざん中堂なかどう駅えき（現在げんざいのケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき）近ちかくの山上さんじょうに特攻とっこう機き射出しゃしゅつカタパルトが建設けんせつされることになり5月がつには全ぜん施設しせつが海軍かいぐんに接収せっしゅうされた[10]。車両しゃりょうは資材しざい運搬うんぱんに客室きゃくしつを取とり払はらって資材しざい・特攻とっこう機き桜花おうか運搬うんぱん用ようケーブルカーとして使つかわれたが、特攻とっこう機きが投入とうにゅうされる前まえに終戦しゅうせんを迎むかえたためカタパルトは一いち度ども使用しようされること無なく、戦後せんご米べい軍ぐんの進駐しんちゅう前まえに破壊はかいされた[10]。

終戦しゅうせん後ご、返還へんかんされたケーブルカーを旅客りょかく用ように修復しゅうふくして1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）8月がつに営業えいぎょう再開さいかい[11]。のちに1号車ごうしゃ「紫雲しうん」・2号車ごうしゃ「瑞雲ずいうん」との名前なまえがつけられた。そして1958年ねんに鋼はがね製せいの2代目だいめ車両しゃりょうに取とり替かえられた。さらに1992年ねん（平成へいせい4年ねん）9月がつより巻まき上あげ機きの取とり替かえ・3代目だいめ車両しゃりょうの導入どうにゅうなど、大だい規模きぼなリニューアル工事こうじが行おこなわれ1993年ねん7月がつ24日にちにリニューアル工事こうじが竣工しゅんこうした[12]。

年表ねんぴょう

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  • 1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）
    • 4月がつ4日にち - 比叡ひえい登山とざん鉄道てつどうに対たいし鉄道てつどう免許めんきょ状じょう下付かふ[13]
    • 10月 - 比叡ひえい登山とざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ[14]
  • 1926年ねん（昭和しょうわ元年がんねん）12月27日にち - 比叡ひえい登山とざん鉄道てつどうから比叡山ひえいざん鉄道てつどうに社名しゃめい変更へんこう届出とどけで[15]
  • 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）3月15日にち 坂本さかもと駅えき（現在げんざいのケーブル坂本さかもと駅えき） - 叡山えいざん中堂なかどう駅えき（現在げんざいのケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき）間あいだが開業かいぎょう[16]。
  • 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）
    • 3月19日にち - 不要ふよう不急ふきゅう線せんとして旅客りょかく営業えいぎょうを休止きゅうし[17]。
    • 5月 - 海軍かいぐんに接収せっしゅうされ、車両しゃりょうは比叡山ひえいざんに設置せっちされる特攻とっこう機き射出しゃしゅつ用ようカタパルトへの特攻とっこう機き運搬うんぱん用ようの貨車かしゃに改造かいぞうされる[17]。
  • 1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）8月がつ7日にち - 運行うんこう再開さいかい[17]。
  • 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん） - 裳も立山たてやま遊ゆう園地えんち駅えき（現在げんざいのもたて山やま駅えき）開業かいぎょう[17]。
  • 1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん） - 全ぜん鋼はがね製せいの2代目だいめ車両しゃりょうに更新こうしん[17]。
  • 1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）1月がつ15日にち - 坂本さかもと駅えきをケーブル坂本さかもと駅えきに、裳も立山たてやま遊ゆう園地えんち駅えきをもたて山やま駅えきに、叡山えいざん中堂なかどう駅えきをケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えきに改称かいしょう[17]。
  • 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）4月がつ26日にち - ほうらい丘おか駅えき開業かいぎょう[17]。
  • 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）9月がつ - 全面ぜんめんリニューアル工事こうじが始はじまる。
  • 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）
    • 6月1日にち - 巻まき上あげ機き・ケーブルカー車両しゃりょう取とり替かえのために全面ぜんめん運休うんきゅうに[17]。
    • 7月がつ24日にち - リニューアル工事こうじ竣工しゅんこう、営業えいぎょう再開さいかい。3代目だいめ車両しゃりょう運行うんこう開始かいし。
  • 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）4月がつ1日にち - スルッとKANSAI対応たいおうカードで利用りよう可能かのうとなる[18]。
  • 2006年ねん（平成へいせい18年ねん） - 車内しゃない照明しょうめいなどの電源でんげんを蓄電池ちくでんち化か。
  • 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）4月がつ末まつ - 蓄電池ちくでんちの充電じゅうでんを行おこなう駅えき構内こうないを除のぞき架線かせん撤去てっきょ完了かんりょう。

利用りよう状じょう況きょう

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輸送ゆそう実績じっせき

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年度ねんど別べつ輸送ゆそう実績じっせき

比叡山鉄道線ひえいざんてつどうせんの輸送ゆそう実績じっせきを下表かひょうに記しるす[19][20][21][22][23][24]。

  • 表ひょう中ちゅう、最さい高値たかねを赤色あかいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以降いこうの最低さいてい値ちを青色あおいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以前いぜんの最低さいてい値ちを緑色みどりいろで表記ひょうきしている。
年とし 度ど 輸送ゆそう実績じっせき（乗車じょうしゃ人員じんいん）：人ひと/年度ねんど 輸送ゆそう密度みつど
人ひと/日にち 		手て小荷物こにもつ数量すうりょう
個こ/年度ねんど 		特とく 記き 事ごと 項こう
1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん） 124,086 340 1,059  
1989年ねん（平成へいせい元年がんねん） 139,090 381 786  
1990年ねん（平成へいせい2年ねん） 135,840 372 694  
1991年ねん（平成へいせい3年ねん） 146,617 400 662  
1992年ねん（平成へいせい4年ねん） 147,908 411 538  
1993年ねん（平成へいせい5年ねん） 178,216 571 336  
1994年ねん（平成へいせい6年ねん） 199,877 548 437  
1995年ねん（平成へいせい7年ねん） 199,047 545 562  
1996年ねん（平成へいせい8年ねん） 198,299 543 401  
1997年ねん（平成へいせい9年ねん） 164,963 452 428  
1998年ねん（平成へいせい10年ねん） 174,138 477 1,361  
1999年ねん（平成へいせい11年ねん） 162,870 445 1,193  
2000年ねん（平成へいせい12年ねん） 157,055 430 997  
2001年ねん（平成へいせい13年ねん） 165,252 454 1,214  
2002年ねん（平成へいせい14年ねん） 157,085 430 1,296  
2003年ねん（平成へいせい15年ねん） 155,719 430 1,603  
2004年ねん（平成へいせい16年ねん） 153,041 424 1,177  
2005年ねん（平成へいせい17年ねん） 165,355 453 1,435  
2006年ねん（平成へいせい18年ねん） 167,506 464 1,483  
2007年ねん（平成へいせい19年ねん） 187,073 511 1,544  
2008年ねん（平成へいせい20年ねん） 199,047 545 1,480  
2009年ねん（平成へいせい21年ねん） 183,447 521 726  
2010年ねん（平成へいせい22年ねん） 180,409 498 970  
2011年ねん（平成へいせい23年ねん） 199,020 548 1,024  
2012年ねん（平成へいせい24年ねん） 202,762 560 1,372  

駅えき一覧いちらん

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全ぜん駅えき滋賀しが県けん大津おおつ市しに所在しょざい。

駅名えきめい 駅えき間あいだキロ 営業えいぎょうキロ 開業かいぎょう年ねん
ケーブル坂本さかもと駅えき - 0.0 1927年ねん
ほうらい丘おか駅えき 0.3 0.3 1984年ねん
もたて山やま駅えき 1.4 1.7 1949年ねん
ケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えき 0.3 2.0 1927年ねん

ケーブル坂本さかもと駅えきとケーブル延暦寺えんりゃくじ駅えきは駅員えきいん配置はいち駅えき、ほうらい丘おか駅えきともたて山やま駅えきは無人むじん駅えきである。

ほうらい丘おか駅えき・もたて山やま駅えきは通常つうじょうは全ぜん列車れっしゃが通過つうかする。これらの駅えきで降車こうしゃするには乗車じょうしゃ時じにあらかじめ申告しんこくが必要ひつようである。また、乗車じょうしゃの場合ばあいは両りょう駅えきのホームに設置せっちされている連絡れんらく電話でんわを使用しようする。ただし坂本さかもとおよび延暦寺えんりゃくじをケーブルカーが発車はっしゃ済ずみの場合ばあいにはその便びんには乗車じょうしゃできず、1本ほん後ごの便びんへの乗車じょうしゃとなる（ケーブルが動うごいていることで確認かくにんできる）。必かならず次つぎの便びんに乗車じょうしゃする時ときなどは下車げしゃ時じに乗務じょうむ員いん（車掌しゃしょう）にその旨むねを伝つたえておくことも可能かのうである。なお、これらの駅えきでの乗降じょうこうは各かく方面ほうめんとも進行しんこう方向ほうこう一いち番ばん前まえのドアから行おこなう。

接続せつぞく路線ろせん

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ 滋賀しがの山やまパンフレット p.15 (PDF) - 滋賀しが県けん、2015年ねん5月がつ1日にち閲覧えつらん
  2. ^ ご利用りようガイド - 比叡山ひえいざん鉄道てつどう、2019年ねん11月3日にち閲覧えつらん
  3. ^ 2019年ねん10月がつ1日にち（火ひ）からの消費しょうひ税率ぜいりつ引上ひきあげに伴ともなう旅客りょかく運賃うんちん改定かいてい（申請しんせい）について (PDF) - 比叡山ひえいざん鉄道てつどう、2019年ねん7月がつ2日にち（2019年ねん11月3日にち閲覧えつらん）
  4. ^ 「軽便鉄道けいべんてつどう免許めんきょ状じょう下付かふ」『官報かんぽう』1912年ねん5月がつ9日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  5. ^ 「軽便鉄道けいべんてつどう免許めんきょ失効しっこう」『官報かんぽう』1913年ねん12月27日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  6. ^ 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 2003, p. 13.
  7. ^ 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 2003, p. 14.
  8. ^ 「リニューアルした坂本さかもとケーブル」『とれいん』No.225
  9. ^ 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 2003, p. 46.
  10. ^ a b 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 2003, p. 19.
  11. ^ 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 2003, p. 21.
  12. ^ 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 2003, p. 28.
  13. ^ 「鉄道てつどう免許めんきょ状じょう下付かふ」『官報かんぽう』1924年ねん4月がつ8日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  14. ^ 『日本にっぽん全国ぜんこく諸しょ会社かいしゃ役員やくいん録ろく. 第だい34回かい』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  15. ^ 『鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう. 昭和しょうわ元年がんねん 第だい3編へん 監督かんとく』（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  16. ^ 「地方ちほう鉄道てつどう運輸うんゆ開始かいし」『官報かんぽう』1927年ねん3月がつ23日にち（国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション）
  17. ^ a b c d e f g h 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ 2003, pp. 48–55.
  18. ^ 「鉄道てつどう記録きろく帳ちょう2003年ねん4月がつ」『RAIL FAN』第だい50巻かん第だい7号ごう、鉄道てつどう友ともの会かい、2003年ねん7月がつ1日にち、23頁ぺーじ。 
  19. ^ “第だい12章しょう運輸うんゆ・通信つうしん（平成へいせい4年度ねんど）”. 滋賀しが県けん道路どうろ保全ほぜん課か. 2014年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
  20. ^ “第だい12章しょう運輸うんゆ・通信つうしん（平成へいせい5年度ねんど）”. 滋賀しが県けん道路どうろ保全ほぜん課か. 2014年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
  21. ^ “第だい12章しょう運輸うんゆ・通信つうしん（平成へいせい10年度ねんど）”. 滋賀しが県けん道路どうろ保全ほぜん課か. 2014年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
  22. ^ “第だい12章しょう運輸うんゆ・通信つうしん（平成へいせい15年度ねんど）”. 滋賀しが県けん道路どうろ保全ほぜん課か. 2014年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
  23. ^ “第だい12章しょう運輸うんゆ・通信つうしん（平成へいせい20年度ねんど）”. 滋賀しが県けん道路どうろ保全ほぜん課か. 2014年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
  24. ^ “第だい12章しょう運輸うんゆ・通信つうしん（平成へいせい24年度ねんど）”. 滋賀しが県けん道路どうろ保全ほぜん課か. 2014年ねん11月9日にち閲覧えつらん。
  25. ^ アクセス - 比叡山ひえいざん鉄道てつどう

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどう局きょく監修かんしゅう『鉄道てつどう要覧ようらん』電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい（平成へいせい18年度ねんど版ばん）
  • 和かず久田ひさた康雄やすお『私鉄してつ史しハンドブック』電気でんき車しゃ研究けんきゅう会かい、1993年ねん、p.124 - 年表ねんぴょう節ぶし
  • 今尾いまお恵めぐみ介かい監修かんしゅう『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 9号ごう 関西かんさい2』新潮社しんちょうしゃ、2009年ねん、p.40 - 年表ねんぴょう節ぶし
  • 東洋電機製造とうようでんきせいぞう株式会社かぶしきがいしゃ『東洋電機とうようでんき技わざ報ほう』第だい115号ごう（外部がいぶリンク節ぶし参照さんしょう）
  • 比叡山ひえいざん鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ『比叡山ひえいざん鉄道てつどう開業かいぎょう75周年しゅうねん 坂本さかもとケーブル75年ねんのあゆみ』比叡山ひえいざん鉄道てつどう、2003年ねん。 

関連かんれん文献ぶんけん

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  • 卯田うだ卓たく矢や「比叡山ひえいざんへの鋼索こうさく鉄道てつどう建設けんせつにおける延暦寺えんりゃくじの動向どうこう」『交通こうつう史し研究けんきゅう』第だい84巻かん、交通こうつう史し学会がっかい、2014年ねん、40-59頁ぺーじ、doi:10.20712/kotsushi.84.0_40。 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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日本にっぽんのケーブルカー（鋼索こうさく鉄道てつどう）
営業えいぎょう中ちゅう
廃止はいし
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鉄道てつどう事業じぎょう法ほう（旧きゅう地方ちほう鉄道てつどう法ほう）に拠よる路線ろせんのみ。★印しるしは施設しせつ内ない路線ろせん。＊印しるしは期間きかん限定げんてい路線ろせん。

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