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牟知れつがん

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牟知れつがん
牟知れつがん
昭和しょうわ29ねんりん古丹こたんとうえつ渇磨とう捨子すてご古丹こたんとう牟知れつがん雷公らいこうけいしままつ輪島わじま

牟知れつがん(むしるれつがん)とは、千島ちしま列島れっとうにある4つの岩礁がんしょう総称そうしょう。ロシアめいロヴシュキれつがんСкалы Ловушки、ロシアで「わな」の)。

岩礁がんしょう名前なまえ由来ゆらいは、アイヌの「モシリ(しま)」が「ムシル」になまったもの。

地理ちり

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千島ちしま列島れっとう中部ちゅうぶ位置いちし、北東ほくとうには捨子すてご古丹こたんとう南西なんせいには雷公らいこうけいしまがある。

地形ちけい火山かざんとう浸食しんしょくされてできたもので、現在げんざいではオットセイトド繁殖はんしょくとなっている。

4つの岩礁がんしょうにはアイヌ由来ゆらいつぎがある。

  • チロモシル/チリ・オ・モシル(小鳥ことり・そこに沢山たくさんいる・しま小鳥ことりがそこにれているしま
  • カパリショ/カパル・イショ(ひらたい・それのいわひらたい(かれいのような)それのいわ
  • トポニイショ/トポ・ネ・イショ(水溜みずたまり・~である・それのいわ水溜みずたまりであるそれのいわ
  • オチポケ/オチ・ポケ(突進とっしんする・したに<先方せんぽうに>→潮流ちょうりゅう先方せんぽう突進とっしんする)

牟知れつがん千島ちしま列島れっとうなかでもしおながれがはやうみ難所なんしょであり、アイヌ地名ちめいもそれをあらわしている。

歴史れきし

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かつては、日本にっぽん行政ぎょうせい区分くぶんにおいて、北海道ほっかいどう根室ねむろ支庁しちょう現在げんざい根室ねむろ振興しんこうきょく管内かんないうらないもりぐん最南端さいなんたん位置いちしており、雷公らいこうけいしまとのあいだ新知しんちぐん境目さかいめしていた。

現在げんざいロシア連邦れんぽう実効じっこう支配しはいしているが、日本にっぽん政府せいふ国際こくさいほうまとには所属しょぞく未定みてい主張しゅちょうしている。

関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

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