玄武げんぶ湖こ公園こうえん

玄武げんぶ湖こ公園こうえん
	玄武げんぶ湖こ公園こうえん
各種かくしゅ表記ひょうき
繁体字はんたいじ：	玄武げんぶ湖こ公園こうえん
簡体字かんたいじ：	玄武げんぶ湖こ公おおやけ园
拼音：	Xuánwŭhú Gōngyuán
	テンプレートを表示ひょうじ

玄武げんぶ湖こ公園こうえん（げんぶここうえん）は中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく江蘇ちぁんすー省しょう南京なんきん市し玄武げんぶ区くに位置いちする公園こうえん。中華民国ちゅうかみんこくの時代じだいは五ご州しゅう公園こうえんと称しょうされ、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく成立せいりつ後ごに現在げんざいの玄武げんぶ湖こ公園こうえんと改名かいめいされた。

玄武げんぶ湖こは南京なんきん城じょう(旧きゅう市街しがい)の北東ほくとうに位置いちし南京なんきん駅えきの目めの前まえにある。水面すいめん積せきは378ha、公園こうえん全体ぜんたいは502haと広大こうだいで南京なんきん市民しみんの憩いこいの場ばとなっている。湖みずうみには環たまき州しゅう、桜さくら州しゅう、菱ひし州しゅう、梁やな州しゅう、翠みどり州しゅうの5つの島しまが浮うかぶ。湖みずうみの外周がいしゅうは約やく10kmで周辺しゅうへんには九きゅう華山げさん公園こうえん、白馬しろうま公園こうえん、鶏鳴けいめい寺てら、台たい城じょうがある。

南朝なんちょう年間ねんかんに湖みずうみより黒くろ龍りゅうが現あらわれたという伝説でんせつが残のこり宋そう、斉ひとしの王朝おうちょうや呉ごの孫まご権けんが玄武げんぶ湖こで水軍すいぐんの訓練くんれんを行おこなった。六朝りくちょう以前いぜんは秣まぐさ陵りょう湖みずうみ、昆こん明あきら湖こ、後こう湖みずうみ等とうと呼よばれ古代こだい中国ちゅうごくでは帝王ていおう大臣だいじんたちの園えん林りんであった。明あきら代だいのころは宮廷きゅうていの禁苑きんえんで、全国ぜんこくの戸籍こせき簿ぼを蔵ぞうする「黄き冊さつ庫こ」があった。中国ちゅうごく歴代れきだい（東あずま晋すすむから清きよし）の有名ゆうめいな文人ぶんじんである郭かく璞、蕭しょう統みつる、李り煜、韋荘、杜もり牧まき、劉りゅう禹錫、李り商しょう隠かくれ、李白りはく、欧おう陽ひ脩おさむ、王おう安やすし石せき、曹雪芹せりらも玄武げんぶ湖こで詩しを詠よんだとされている。