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白木神社(しらきじんじゃ)は鹿児島県伊佐市大口白木にある神社。旧社格は無格社。
白木姫尊(しらきひめのみこと)を祀る。
元々は「白木山長福寺」と言う寺であり、現在神社の本殿となっているのは、その寺の観音堂だった物である。明治2年(1869年)に廃仏毀釈を逃れるために神社となり、中にあった観音像を天草に避難させて難を逃れた。観音堂は応永15年(1408年)建立の鹿児島県内では数少ない中世仏教建築物の遺例で、鹿児島県指定文化財となっている。[1]
神体は後に戻ってきた観音像(鹿児島県指定文化財)[2]であり、平宗盛の曾孫・清祖が京より持ち込んだという伝承がある寄木造の木像である。
- ^ 鹿児島県指定文化財の建造物(白木神社本殿附宮殿・PDF)
- ^ 鹿児島県指定文化財の彫刻(白木観音像・PDF)
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基礎 | | |
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資料 | |
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神社 | |
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祭祀と祭礼 | |
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