石川いしかわ駿しゅん

石川いしかわ 駿しゅん

現役げんえき時代じだい 2016年ねん8月がつ12日にち 阪神はんしん鳴尾浜なるおはま球場きゅうじょうにて
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	滋賀しが県けん草津くさつ市し
生年月日せいねんがっぴ	(1990-05-26) 1990年ねん5月26日にち（34歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	178 cm 82 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	内野ないや手しゅ
プロ入いり	2014年ねん ドラフト4位い
初はつ出場しゅつじょう	2016年ねん6月がつ8日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	2020年ねん7月がつ15日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
選手せんしゅ歴れき
滋賀しが県立けんりつ北きた大津おおつ高等こうとう学校がっこう 明治大学めいじだいがく JX-ENEOS 中日ちゅうにちドラゴンズ (2015 - 2020) ロキテクノ富山とやま
コーチ歴れき
ロキテクノ富山とやま 東邦とうほう高校こうこう 国士舘大学こくしかんだいがく
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石川いしかわ 駿しゅん（いしかわ しゅん、1990年ねん5月26日にち - ）は、滋賀しが県けん草津くさつ市し出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（内野ないや手しゅ）、元もと社会しゃかい人じん野球やきゅう指導しどう者しゃ。右みぎ投とう右みぎ打だ。現げん大学だいがく野球やきゅう指導しどう者もの

経歴けいれき

プロ入いり前まえ

三さん人にん兄弟きょうだいの第だい二子ふたごとして育そだち、草津くさつ市立しりつ草津くさつ第だい二に小学校しょうがっこう在学ざいがく中ちゅうに日ひの出でファイターズへ入団にゅうだんし軟式なんしき野球やきゅうを始はじめ、草津くさつ市立しりつ草津くさつ中学校ちゅうがっこうでは軟式なんしき野球やきゅう部ぶに投手とうしゅとして所属しょぞくしていた。

高校こうこうは滋賀しが県立けんりつ北きた大津おおつ高等こうとう学校がっこうへ入学にゅうがくし、硬式こうしき野球やきゅうに転向てんこう。入部にゅうぶ後ごは野手やしゅ転向てんこうし1年ねん夏なつからレギュラーとなり主ぬしに7番ばん打者だしゃで出場しゅつじょうし、同年どうねん秋季しゅうき大会たいかい準決勝じゅんけっしょうで則のり本もと昂のぼる大だい擁ようする滋賀しが県立けんりつ八幡やはた商業しょうぎょう高等こうとう学校がっこうに勝利しょうりするも決勝けっしょうで小熊こぐま凌りょう祐ゆう擁ようする近江おうみ高等こうとう学校がっこうに敗やぶれ、準じゅん優勝ゆうしょうで秋あきの近畿きんき大会たいかいに出場しゅつじょうしてベスト4となった。2年ねんからは4番ばんセカンドとして定着ていちゃくし、春はるに第だい79回かい選抜せんばつ高等こうとう学校がっこう野球やきゅう大会たいかいへ出場しゅつじょう、初戦しょせんで3安打あんだ1打点だてん2得点とくてんの活躍かつやくを見みせたが初戦しょせん敗退はいたいとなった。同年どうねん夏なつは滋賀しが大会たいかい決勝けっしょうで近江おうみ高だかに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょうだったものの、以降いこう主将しゅしょうとなり同年どうねん秋季しゅうき滋賀しが大会たいかいで準じゅん優勝ゆうしょう、近畿きんき大会たいかいベスト8となり、翌よく3年ねん春はるに第だい80回かい選抜せんばつ高等こうとう学校がっこう野球やきゅう大会たいかいに出場しゅつじょうした。初戦しょせん突破とっぱし2回戦かいせんで倉本くらもと寿彦としひこ、土屋つちや健二けんじ、筒つつ香が嘉よしみ智さとしらを擁ようする横浜よこはま高校こうこう戦せんでは4番ばんとして出場しゅつじょうし6回かい裏うらに土屋つちやから大会たいかい通算つうさん600号ごうの記念きねんホームランを放はなち、滋賀しが県けん勢ぜいとして横浜よこはま高校こうこうに初はつ勝利しょうりするも3回戦かいせんで敗やぶれた。同年どうねん春季しゅんき大会たいかいは3回戦かいせん敗退はいたい、夏なつの滋賀しが大会たいかいは初戦しょせんの石部いしべ高等こうとう学校がっこうとの試合しあい中ちゅうに左ひだり手首てくび付近ふきんに死球しきゅうを受うけ負傷ふしょう退場たいじょうし、その後ご左ひだり尺しゃく骨こつ骨折こっせつで全治ぜんち1カ月かげつと診断しんだんされ離脱りだつした。チームは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで敗退はいたいし夏なつの甲子園こうしえん出場しゅつじょうは果はたせなかった。高校こうこう通算つうさん49本塁打ほんるいだを記録きろくしたがプロ志望しぼう届とどけは提出ていしゅつしなかった。

高校こうこう卒業そつぎょう後ごは明治大学めいじだいがく政治せいじ経済学部けいざいがくぶに進学しんがくし、硬式こうしき野球やきゅう部ぶに入部にゅうぶする。しかし1年ねん時じは前年ぜんねんの手首てくびの骨折こっせつの影響えいきょう、2年ねん時じは春はるに左ひだりひざ靭帯じんたい損傷そんしょう、3年ねん時じには打球だきゅうが左目ひだりめに当あたり損傷そんしょうによる視力しりょく低下ていかなどのケガに苦くるしんだ。3年ねん時じの2012年ねん3月15日にちに行おこなわれた阪神はんしんタイガースとのプロアマ交流こうりゅう戦せんではロバート・ザラテから3ラン本塁打ほんるいだを放はなつなどの活躍かつやくをみせ頭角とうかくを現あらわした。4年ねん春はるから副将ふくしょうに就任しゅうにんしに、同どうシーズンにようやくリーグ戦せん初はつ出場しゅつじょうを果はたし、三塁さんるいのレギュラーとなると、打率だりつはリーグ8位いタイの.321、2本塁打ほんるいだ、13打点だてんを記録きろくする。4年ねん秋あきは再ふたたびケガに苦くるしみ5試合しあいの出場しゅつじょうに終おわり、プロ志望しぼう届とどけは提出ていしゅつしなかった。リーグ通算つうさん20試合しあいに出場しゅつじょう、66打数だすう20安打あんだ、打率だりつ.303、2本塁打ほんるいだ、13打点だてん、1盗塁とうるいを記録きろく。大学だいがく時代じだいのチームメイトは2学年がくねん上じょうに荒木あらき郁也いくや、1学年がくねん上じょうに野村のむら祐輔ゆうすけ、阿部あべ寿樹ひさき、島内しまうち宏明ひろあき、柴田しばた章吾しょうご、同どう学年がくねんに上本うえほん崇たかし司し、1学年がくねん下かに岡おか大海たいかい、関谷せきや亮太りょうた、2学年がくねん下かに山やま﨑福也、糸原いとはら健けん斗と、福田ふくだ周平しゅうへい、3学年がくねん下かに上原うえはら健太けんた、坂本さかもと誠志郎せいしろう、髙山俊しゅんなどがおり、阿部あべとはプロ入いり後ご再ふたたびチームメイトとなっている。在学ざいがく時じコーチだった松岡まつおか功いさお祐ゆうもプロ入いり後ご再ふたたび同おなじチームに所属しょぞくしている。

大学だいがく卒業そつぎょう後ごはJX-ENEOSへ入社にゅうしゃし、背番号せばんごう2番ばんでプレーすることになる。しかし入社にゅうしゃしてすぐ急性きゅうせい虫垂炎ちゅうすいえんで入院にゅういんし離脱りだつした。第だい84回かい都市とし対抗たいこう野球やきゅう大会たいかいでは2回戦かいせんで2本塁打ほんるいだを放はなち、決勝けっしょうではのちのチームメイトとなる阿知あち羅ら拓馬たくまや石岡いしおか諒りょう太ふとしが所属しょぞくするJR東日本ひがしにっぽん硬式こうしき野球やきゅう部ぶに勝利しょうりし優勝ゆうしょうに貢献こうけんするなど、大会たいかい中ちゅう打率だりつ.400、3本塁打ほんるいだ、7打点だてんの成績せいせきを残のこし若獅子賞わかじししょうと二塁手にるいしゅ部門ぶもんの大会たいかい優秀ゆうしゅう選手せんしゅを受賞じゅしょうする。第だい39回かい社会しゃかい人じん野球やきゅう日本にっぽん選手権せんしゅけん大会たいかいにも出場しゅつじょうしたが秋吉あきよし亮あきらや足立あだち祐一ゆういちが所属しょぞくするパナソニック野球やきゅう部ぶに敗やぶれて初戦しょせん敗退はいたいだった。翌年よくねんの第だい85回かい都市とし対抗たいこう野球やきゅう大会たいかいでは準決勝じゅんけっしょうで敗退はいたいとなった。8月21日にちに行おこなわれた神奈川かながわ県けん野球やきゅう交流こうりゅう戦せん決勝けっしょう戦せんでは逆転ぎゃくてんにつながる犠飛ぎひを放はなつなどの活躍かつやくで初はつ優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。9月には仁川にがわアジア大会たいかいの野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょうに選えらばれ出場しゅつじょうした。

2014年ねんプロ野球やきゅうドラフト会議かいぎにて中日ちゅうにちドラゴンズから4位い指名しめいを受うけ入いれ団だん。背番号せばんごうは9に決きまった。JX-ENEOSでは、ともに仁川にがわアジア大会たいかいに出場しゅつじょうした井い領りょう雅まさ貴たかも中日ちゅうにちから6位い指名しめいを受うけ、入団にゅうだんしている。三上みかみ朋とも也は1年間ねんかん、大城おおしろ基はじめ志こころざしは2年間ねんかんチームメイトであった。

中日ちゅうにち時代じだい

2015年ねんは、春季しゅんきキャンプは北谷きたや公園こうえん野球やきゅう場じょうで行おこなわれた一軍いちぐんキャンプに帯同たいどうし、3月2日にちに行おこなわれたオープン戦せんでは初はつスタメンでチームの新人しんじん第だい一いち号ごうとなるホームランを放はなったが、開幕かいまく前まえに腰痛ようつうを発症はっしょうし離脱りだつする。1ヶ月かげつ半はんのリハビリを経へて復帰ふっきするが復帰ふっき初日しょにちに打球だきゅうを受うけ左ひだり鎖骨さこつ周辺しゅうへんの上部じょうぶ肋あばら軟骨なんこつを骨折こっせつする怪我けがが相次あいつぎ、同期生どうきせいで唯一ゆいいつ一軍いちぐん出場しゅつじょうできず二に軍ぐん戦せんでも19試合しあいで2安打あんだという成績せいせきに終おわり、11月20日にちの契約けいやく更改こうかいでは25%ダウン提示ていじでサインした。

2016年ねんは春季しゅんきキャンプは読谷よみたん平和へいわの森もり球場きゅうじょうで行おこなわれた二に軍ぐんキャンプスタートだったものの、6月7日にちに一軍いちぐん初はつ登録とうろくされ、翌日よくじつ地元じもと関西かんさいの京きょうセラドーム大阪おおさかで一軍いちぐん初はつ出場しゅつじょうを果はたすもノーヒット、6月11日にちには初はつ犠打ぎだを決きめたが結局けっきょくノーヒットのまま6月がつ15日にちに出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろく抹消まっしょうされた。7月1日にちにはフレッシュオールスターゲームへ選出せんしゅつされ、1安打あんだを放はなった。その後ごは一軍いちぐん登録とうろくされずシーズンを終おえ、10月には2年ねん連続れんぞくでフェニックス・リーグへ参加さんかした。11月11日にちには100万まん円えんダウンの推定すいてい年俸ねんぽう650万まん円えんで2年ねん連続れんぞくダウン更改こうかいした。

2017年ねんも春季しゅんきキャンプから二に軍ぐんだったが、3月に一軍いちぐん合流ごうりゅうし、オープン戦せんで結果けっかを残のこし自身じしん初はつの開幕かいまく一軍いちぐん登録とうろくを果はたすも、5打数だすうノーヒットで4月がつ10日とおかに登録とうろく抹消まっしょうされた。その後ごは長ながらく一軍いちぐん登録とうろくされず、9月30日にちに一軍いちぐん再さい登録とうろくされ、10月3日にちの対たい横浜よこはまDeNAベイスターズ戦たたかえ（横浜よこはまスタジアム）で一軍いちぐん初はつ安打あんだ、さらに一軍いちぐん初はつ猛もう打だ賞しょうも記録きろくした。10月10日にちの対たい阪神はんしんタイガース戦たたかえ（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）でこの日ひが引退いんたい試合しあいとなった安藤あんどう優ゆう也から左翼さよくポール際ぎわに一軍いちぐん初はつ本塁打ほんるいだを放はなち、同時どうじに一軍いちぐん初はつ打点だてんを記録きろくした。試合しあい翌日よくじつ10月がつ11日にちには宮崎みやざきに移動いどうし3年ねん連続れんぞくでフェニックス・リーグへ参加さんかし、同年どうねん11月がつ22日にちの契約けいやく更改こうかいでは現状げんじょう維持いじの推定すいてい650万まん円えんでサインした。12月30日にちには自身じしんが小中学生しょうちゅうがくせい時代じだいにプレーした草津くさつグリーンスタジアムで野球やきゅう教室きょうしつを開催かいさいし、同日どうじつKUSATSU BOOSTERSへの加入かにゅうと委嘱いしょく式しきが行おこなわれた。

2018年ねんは3年ねんぶりに一軍いちぐんキャンプスタートだったが2月がつ下旬げじゅんに怪我けがで離脱りだつし、4月がつ上旬じょうじゅんに実戦じっせん復帰ふっきを果はたす。7月7日にちに同年どうねん一軍いちぐん初はつ登録とうろくされ、7月がつ9日にちに代打だいだ出場しゅつじょうしたものの安打あんだは放はなてず、以降いこうは試合しあい出場しゅつじょうすることなく7月がつ18日にちに登録とうろく抹消まっしょうされた。同日どうじつウエスタン・リーグの試合しあいに出場しゅつじょうしたが、守備しゅび中ちゅうの打球だきゅう処理しょりの際さいに脱臼だっきゅうし、シーズン終了しゅうりょうまで実戦じっせん復帰ふっきはなかった。その後ごリハビリを経へて10月がつに4年ねん連続れんぞくで参加さんかしたフェニックス・リーグで実戦じっせん復帰ふっきを果はたしたが、11月24日にちの契約けいやく更改こうかいでは一軍いちぐん出場しゅつじょう1試合しあいに終おわったこともあり50万まん円えんダウンの600万まん円えんで契約けいやく更改こうかいした。

2019年ねんも2年ねん連続れんぞくで一軍いちぐんキャンプキャンプスタートだったが、二に軍ぐんの内野ないや手しゅ不足ふそくによりキャンプ終了しゅうりょう後ごに二に軍ぐん合流ごうりゅうとなった。5月3日にちに一軍いちぐん初はつ登録とうろくされたが5打数だすうノーヒットで5月がつ23日にちに抹消まっしょうされた。ウエスタン・リーグで首位しゅい打者だしゃに到達とうたつしていた9月19日にちに一軍いちぐん再さい登録とうろくされた。9月25日にちに代打だいだ出場しゅつじょうし、2年ねんぶりの安打あんだで、一軍いちぐん初はつとなる適時てきじ三塁打さんるいだを放はなつも、同年どうねんの一軍いちぐん安打あんだはこの一本いっぽんに終おわった。9月27日にちのウエスタン・リーグ全ぜん日程にってい終了しゅうりょうに伴ともない打率だりつ.317で首位しゅい打者だしゃ、出塁しゅつるい率りつ.368で最高さいこう出塁しゅつるい率りつのタイトルが確定かくていした。10月からは5年ねん連続れんぞくでフェニックス・リーグに参加さんかしたものの、秋季しゅうきキャンプは主力しゅりょくメンバーの集あつまる北谷きただに組ぐみから外はずされた。11月9日にちに契約けいやく更改こうかいし、現状げんじょう維持いじの600万まん円えんでサインした。11月26日にちにNPB AWARDSに初はつ参加さんかし、前述ぜんじゅつの首位しゅい打者だしゃと最高さいこう出塁しゅつるい率りつ及およびウエスタン・リーグ優秀ゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうの表彰ひょうしょうを受うけた。

2020年ねんも3年ねん連続れんぞく一軍いちぐんキャンプキャンプスタートで、オープン戦せんも一軍いちぐん帯同たいどうしたものの開幕かいまく延期えんきとなった。6月から再開さいかいされた練習れんしゅう試合しあいからも一軍いちぐん帯同たいどうを続つづけた。6月4日にちに軽度けいどの熱中ねっちゅう症しょうとの診断しんだん、6日にちに腰こしの違和感いわかんと張はりのため、病院びょういんに向むかうといったアクシデントに見舞みまわれたがその影響えいきょうもなく3年ねんぶりの開幕かいまく一軍いちぐんを掴つかみ取とった。代打だいだや途中とちゅう出場しゅつじょう起用きようが多おおかったなか6月がつ28日にちに大学だいがくの後輩こうはいでもある森下もりした暢とおる仁ひとしからシーズン公式こうしき戦せん初はつ安打あんだと初はつ打点だてんを記録きろくした。7月14日にちの対たい横浜よこはまDeNAベイスターズ戦たたかえ（ナゴヤドーム）では6番ばん・二塁手にるいしゅとして3年ねんぶりのスタメン出場しゅつじょう。2打数だすう1安打あんだ1死球しきゅうを記録きろくするも、4回かいの守備しゅびでショートゴロで併殺へいさつをとろうと遊撃手ゆうげきしゅからボールを転送てんそうされた際さい、二塁にるいを踏ふみ損そこね、一いち度どは併殺へいさつ崩くずれで一塁いちるいランナーのみアウトの判定はんていだったが、リプレイ検証けんしょうで全すべてセーフに判定はんていが覆おおった。試合しあい後ご、監督かんとくの与田よだ剛つよしは「明あきらかにやってはいけないプレー」「次つぎにそういうプレーをしないように反省はんせいしないといけない」と話はなした。スタメン出場しゅつじょうはこの1試合しあいのみで打席だせきに立たつ機会きかいは少すくないながらも、11試合しあいに出場しゅつじょうして打率だりつ3割わりを維持いじしていた。しかし、左ひだり手首てくび痛つうのため7月がつ20日はつかに病院びょういんで検査けんさを受うけたところ、左手ひだりて軟骨なんこつ損傷そんしょうと診断しんだんされ、翌よく7月がつ21日にちに登録とうろくを抹消まっしょうされた。8月9日にちにタマホームスタジアム筑後ちくごで行おこなわれたウエスタン・リーグ公式こうしき戦せんで守備しゅびでの実戦じっせん復帰ふっきを果はたし、同月どうげつ下旬げじゅんには故障こしょうが癒いえ始はじめたと報道ほうどうされていた。しかし、8月がつ9日にち以降いこうの出場しゅつじょうは9月17日にちにナゴヤ球場きゅうじょうでおこなわれた公式こうしき戦せんに守備しゅび出場しゅつじょうしたのみで、この年としのウエスタン・リーグ公式こうしき戦せんへの出場しゅつじょうはこの2試合しあいのみ。打席だせきに立たつこともなく、一軍いちぐん復帰ふっきの目途もくとが立たたずにいた。11月3日にち、球団きゅうだんより戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけ、同日どうじつには「野球やきゅうはお腹はらいっぱいです」「野球やきゅうを引退いんたいして次つぎの道みちを進すすもうと思おもう」と現役げんえき引退いんたいを表明ひょうめいした。その後ご選手せんしゅとしては12月2日にち付づけで自由じゆう契約けいやくが公示こうじされた。

中日ちゅうにち退団たいだん後ご

自由じゆう契約けいやく後ごの去就きょしゅうは当初とうしょ公おおやけにされてなかったが、2020年度ねんどの学生がくせい野球やきゅう資格しかく回復かいふく研修けんしゅうを受講じゅこうし、2021年ねん2月がつ5日にちに日本にっぽん学生がくせい野球やきゅう協会きょうかいから資格しかく回復かいふくを認定にんていしたと発表はっぴょうされ、学生がくせい野球やきゅうの指導しどうが可能かのうとなった。4月1日にちに同年どうねん春はるからは柔道じゅうどう整復せいふく師しの資格しかくを取得しゅとくするため東京とうきょう柔道じゅうどう整復せいふく専門せんもん学校がっこうに通かよい、週末しゅうまつには野球やきゅう指導しどう者しゃとして活動かつどうをする予定よていであると報道ほうどうされ、翌日よくじつ4月がつ2日にちには現役げんえき引退いんたいを撤回てっかいし社会しゃかい人じん野球やきゅうチームのロキテクノ富山とやまに選手せんしゅ兼任けんにんコーチ補佐ほさとして入団にゅうだんした事ことが発表はっぴょうされた。背番号せばんごうは中日ちゅうにち時代じだいにちなむ99。去就きょしゅう報道ほうどう後ごは、大学だいがく時代じだい以来いらいとなる東京とうきょう都とへ移住いじゅうおよび平日へいじつは主おもに専門せんもん学校がっこう生せい、週末しゅうまつは富山とやま県けんで野球やきゅう活動かつどうを行おこなうことを自身じしんのインスタグラムでも公表こうひょうしている。ロキテクノ富山とやまに入団にゅうだんした経緯けいいは、中日ちゅうにち退団たいだん後ごに複数ふくすうチームからのオファーを当初とうしょはすべて断ことわったが伊東いとう大輔だいすけの熱意ねついに負まけて入団にゅうだんに至いたった事ことを明あかしている。入団にゅうだん後ごは選手せんしゅ兼任けんにんの肩書かたがきを持もつが実際じっさいはほぼコーチ業ぎょうに専念せんねんしており、同年どうねんの都市とし対抗たいこう北信越ほくしんえつ地区ちく予選よせんでは準決勝じゅんけっしょうでバイタルネットに敗やぶれ都市とし対抗たいこう出場しゅつじょうはならなかった。その後ご当年とうねん限かぎりでロキテクノ富山とやまを退団たいだんしている。

2023年ねん時点じてんでは柔道じゅうどう整復せいふく師しの資格しかく取得しゅとくを目指めざす傍かたわら東邦高等学校とうほうこうとうがっこう野球やきゅう部ぶの臨時りんじコーチを務つとめている。

2023年ねん東都とうとリーグに所属しょぞくしている国士舘大学こくしかんだいがく野球やきゅう部ぶのコーチを務つとめている。[1]

選手せんしゅとしての特徴とくちょう・人物じんぶつ

ヘッドを効きかせたスイングで広角こうかくにライナー性せいの打球だきゅうを飛とばす右みぎの強打者きょうだしゃ。積極せっきょく的てきな打撃だげきが持もち味あじ。当時とうじのスカウト部長ぶちょうだった中田なかた宗男むねおから「パワーに加くわえて、バットのヘッドの使つかい方かたがうまい。相当そうとう本塁打ほんるいだを打うつよ。チームで一番いちばん打うつ可能かのう性せいがある」「即そく戦力せんりょくのトップクラス」と絶賛ぜっさんされた。

あこがれのプロ野球やきゅう選手せんしゅは北きた大津おおつの先輩せんぱいにあたる中西なかにし健太けんたで、過去かこに一緒いっしょに練習れんしゅうを行おこなっていた。

現役げんえき引退いんたい表明ひょうめい時じ、指導しどうを受うけた落合おちあい博満ひろみつ、加藤かとう秀司しゅうじ、小笠原おがさわら道みち大だいの3人にんに感謝かんしゃの気持きもちを示しめし、「この世界せかいに入はいったから出会であえました」と有あり難がたがった。

2016年ねんよりドームと契約けいやくしアンダーアーマー用具ようぐを使用しようしている。変更へんこうした理由りゆうは同おなじくアンダーアーマー用具ようぐを使用しようしている同郷どうきょうの松田まつだ宣せん浩ひろしの影響えいきょうを受うけてのことだった。

東京とうきょう柔道じゅうどう整復せいふく専門せんもん学校がっこう在学ざいがく中ちゅうに受うけたインタビューでは、柔道じゅうどう整復せいふく師し転向てんこうを目指めざしたきっかけはJX-ENEOS時代じだいのコーチが柔道じゅうどう整復せいふく師しに転向てんこうし開業かいぎょうしており、その人物じんぶつからの助言じょげんだったと公言こうげんしている。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
2016	中日ちゅうにち	2	6	5	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	2	0	.000	.000	.000	.000
2017		9	17	17	1	6	0	0	1	9	1	0	0	0	0	0	0	0	5	0	.353	.353	.529	.882
2018		1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
2019		8	8	8	0	1	0	1	0	3	3	0	0	0	0	0	0	0	3	0	.125	.125	.375	.500
2020		11	13	10	0	3	0	1	0	5	2	0	0	0	0	1	0	2	3	0	.300	.462	.500	.962
NPB：5年ねん		31	45	41	1	10	0	2	1	17	6	0	0	1	0	1	0	2	13	0	.244	.295	.415	.710

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	三塁さんるい						一塁いちるい						二塁にるい
		試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ	試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ	試ためし 合ごう	刺とげ 殺ころせ	補ほ 殺ころせ	失しつ 策さく	併 殺ころせ	守もり 備 率りつ
2016	中日ちゅうにち	2	4	2	0	0	1.000	-						-
2017		1	0	0	0	0	.---	1	9	0	0	0	1.000	3	4	3	0	1	1.000
2019		-						1	3	0	0	0	1.000	-
2020		1	0	2	0	0	1.000	1	0	0	0	0	----	2	3	3	1	1	.857
通算つうさん		4	4	4	0	0	1.000	3	12	0	0	0	1.000	5	7	6	1	2	.929

記録きろく

• 初はつ出場しゅつじょう・初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう ：2016年ねん6月がつ8日にち、対たいオリックス・バファローズ2回戦かいせん（京きょうセラドーム大阪おおさか）、8番ばん・三塁手さんるいしゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう
• 初はつ打席だせき：同上どうじょう、2回かい表ひょうに松葉まつば貴たか大だいから三直みのう
• 初はつ安打あんだ：2017年ねん10月がつ3日にち、対たい横浜よこはまDeNAベイスターズ24回戦かいせん（横浜よこはまスタジアム）、2回かい表ひょうに綾部あやべ翔しょうから左前ひだりまえ安打あんだ
• 初はつ本塁打ほんるいだ・初はつ打点だてん：2017年ねん10月がつ10日とおか、対たい阪神はんしんタイガース25回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、8回かい表ひょうに安藤あんどう優ゆう也から左ひだり越えつソロ

背番号せばんごう

• 9 （2015年ねん - 2020年ねん）

登場とうじょう曲きょく

• 「Troublemaker」嵐あらし （2019年ねん）
• 「Bolero!」嵐あらし（2020年ねん）

代表だいひょう歴れき

• 2014年ねんアジア競技きょうぎ大会たいかい 野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょう

関連かんれん項目こうもく

• 滋賀しが県けん出身しゅっしんの人物じんぶつ一覧いちらん
• 明治大学めいじだいがくの人物じんぶつ一覧いちらん
• 中日ちゅうにちドラゴンズの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 石川いしかわ駿しゅん - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
• 選手せんしゅの各国かっこく通算つうさん成績せいせき Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube