第だい27回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう

第だい27回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう
	会場かいじょうとして使つかわれた日本武道館にほんぶどうかん
受賞じゅしょう対象たいしょう	音楽おんがく
開催かいさい日び	1985年ねん12月31日にち
会場かいじょう	日本武道館にほんぶどうかん
国くに	日本にっぽん
司会しかい	社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽん作曲さっきょく家か協会きょうかい; 日本にっぽんレコード大賞たいしょう制定せいてい委員いいん会かい; 日本にっぽんレコード大賞たいしょう実行じっこう委員いいん会かい
プレショー; 司会しかい者しゃ	森本もりもと毅あつし郎ろう; 倍ばい賞しょう美津子みつこ
最新さいしん受賞じゅしょう者しゃ	中森なかもり明菜あきな『ミ・アモーレ』
テレビ/ラジオ放送ほうそう
放送ほうそう局きょく	TBSテレビ
放送ほうそう時間じかん	火曜日かようび18:30 - 20:54（JST）
視聴しちょう率りつ	31.4%
プロデュース	滝本たきもと裕雄ひろお
ディレクター	塩川しおかわ和則かずのり（演出えんしゅつ）; 森山もりやま享とおる（舞台ぶたい監督かんとく）
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第だい27回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう（だい27かいにほんレコードたいしょう）は、1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）12月31日にちに日本武道館にほんぶどうかんで行おこなわれた、27回かい目めの『日本にっぽんレコード大賞たいしょう』である。

概要がいよう[編集へんしゅう]

この年としから会場かいじょうを帝国ていこく劇場げきじょうから日本武道館にほんぶどうかんに移うつした。

第だい27回かいの大賞たいしょうは、中森なかもり明菜あきなの「ミ・アモーレ〔Meu amor é･･･〕」に決定けっていした。中森なかもり明菜あきなは初はつの受賞じゅしょう。日本にほんテレビのスター誕生たんじょう!出身しゅっしん歌手かしゅと、アイドル歌手かしゅの受賞じゅしょうは第だい20回かいのピンク・レディー以来いらい7年ねんぶり。また、大賞たいしょう受賞じゅしょう歌手かしゅにはこの回かいのTV番組ばんぐみ提供ていきょうスポンサーの1社しゃであるトヨタ自動車とよたじどうしゃよりクラウン4ドアハードトップロイヤルサルーンがトヨタ賞しょうとして贈おくられた。

次点じてんはチェッカーズ「ジュリアに傷心しょうしん」、3位いは安全あんぜん地帯ちたい「悲かなしみにさよなら」であった。

大賞たいしょうのプレゼンターはロッテオリオンズの落合おちあい博満ひろみつ^{[注釈ちゅうしゃく 1]}と、女優じょゆうの美保みほ純じゅん^{[注釈ちゅうしゃく 2]}、最優秀さいゆうしゅう歌唱かしょう賞しょうのプレゼンターは細川ほそかわたかし、最優秀さいゆうしゅうスター賞しょうのプレゼンターは加藤茶かとうちゃ・志村しむらけん^{[注釈ちゅうしゃく 3]}、最優秀さいゆうしゅう新人しんじん賞しょうのプレゼンターはMIEがそれぞれ担当たんとうした。

それまで4年ねん連続れんぞくで司会しかい者しゃを務つとめていた竹下たけした景子けいこは出産しゅっさんを控ひかえていたため、この年としは司会しかいを辞退じたい。代かわって倍ばい賞しょう美津子みつこが司会しかいに参加さんかしている（翌よく1986年ねん・第だい28回かいは再ふたたび竹下たけしたが司会しかいに復帰ふっき）。

視聴しちょう率りつは1P上昇じょうしょうの31.4%。

司会しかい[編集へんしゅう]

森本もりもと毅あつし郎ろう - 2度目どめの司会しかい。
倍ばい賞しょう美津子みつこ

進行しんこう補佐ほさ

生島いくしまヒロシ（TBSアナウンサー） - 2度目どめの司会しかい。

受賞じゅしょう作品さくひん・受賞じゅしょう者しゃ一覧いちらん[編集へんしゅう]

日本にっぽんレコード大賞たいしょう[編集へんしゅう]

「ミ・アモーレ〔Meu amor é･･･〕」
- 歌手かしゅ:中森なかもり明菜あきな
- 作詞さくし:康珍化かんちんふぁ
- 作曲さっきょく:松岡まつおか直也なおや
- 編曲へんきょく:松岡まつおか直也なおや
- 所属しょぞく事務所じむしょ:研けん音おと
- レコード会社かいしゃ:ワーナーパイオニア

金賞きんしょう[編集へんしゅう]

「男おとこ船せん」
- 歌手かしゅ:神野かみの美伽みか
「そして…めぐり逢あい」
- 歌手かしゅ:五木いつきひろし - 2年ねん連続れんぞく6度目どめ。前身ぜんしんの歌唱かしょう賞しょうを合あわせると11度目どめ。
「タッチ」
- 歌手かしゅ:岩崎いわさき良美よしみ
「デビュー」　
- 歌手かしゅ:河合かわい奈保子なほこ - 4年ねん連続れんぞく4度目どめ。
「PASSION」　
- 歌手かしゅ:早見はやみ優ゆう
「望郷ぼうきょうじょんから」
- 歌手かしゅ:細川ほそかわたかし - 4年ねん連続れんぞく4度目どめ。
「ミ・アモーレ〔Meu amor é･･･〕」
- 歌手かしゅ:中森なかもり明菜あきな - 2年ねん連続れんぞく2度目どめ。
「悲かなしみにさよなら」
- 歌手かしゅ:安全あんぜん地帯ちたい - 2年ねん連続れんぞく2度目どめ。
「ジュリアに傷心しょうしん」
- 歌手かしゅ:チェッカーズ - 2年ねん連続れんぞく2度目どめ。
「Romanticが止とまらない」
- 歌手かしゅ:C-C-B

新人しんじん賞しょう[編集へんしゅう]

本田ほんだ美奈子みなこ（曲きょく:「Temptation（誘惑ゆうわく）」）
小林こばやし明子あきこ（曲きょく:「恋こいにおちて -Fall in love-」）
中山なかやま美穂みほ（曲きょく:「「C」」）
芳本よしもと美代子みよこ（曲きょく:「雨あめのハイスクール」）
松本まつもと典子のりこ（曲きょく:「さよならと言いわれて」）

優秀ゆうしゅう歌唱かしょう賞しょう（最優秀さいゆうしゅう歌唱かしょう賞しょうノミネート）[編集へんしゅう]

「し・の・び・愛あい」
- 歌手かしゅ:柏原かしわばら芳恵よしえ
「かくれ宿やど」
- 歌手かしゅ:大月おおつきみやこ

優秀ゆうしゅうアルバム賞しょう[編集へんしゅう]

「回帰線かいきせん」
- 歌手かしゅ:尾崎おざき豊ゆたか
「KAMAKURA」
- 歌手かしゅ:サザンオールスターズ - 5年ねん連続れんぞく5度目どめ。単独たんどく賞しょう時代じだいのアルバム大賞たいしょうを合あわせると6度目どめ。
「9.5カラット」
- 歌手かしゅ:井上いのうえ陽水ようすい
「THUNDER IN THE EAST」
- 歌手かしゅ:LOUDNESS
「10番目ばんめのミュー」
- 歌手かしゅ:尾崎おざき亜美あみ
「D404ME」
- 歌手かしゅ:中森なかもり明菜あきな - 2年ねんぶり2度目どめ。
「Today's Girl」
- 歌手かしゅ:小泉こいずみ今日子きょうこ
「TRAUMATIC 極東きょくとう探偵たんてい団だん」
- 歌手かしゅ:高中たかなか正義まさよし
「NO SIDE」
- 歌手かしゅ:松任谷まつとうや由実ゆみ - 5年ねん連続れんぞく5度目どめ。
「毎日まいにち!!チェッカーズ」
- 歌手かしゅ:チェッカーズ - 2年ねん連続れんぞく2度目どめ。

作曲さっきょく賞しょう[編集へんしゅう]

「いっそセレナーデ」（歌うた:井上いのうえ陽水ようすい）/「飾かざりじゃないのよ涙なみだは」（歌うた:中森なかもり明菜あきな）
- 作曲さっきょく:井上いのうえ陽水ようすい

編曲へんきょく賞しょう[編集へんしゅう]

「Romanticが止とまらない」（歌うた:C-C-B）
- 編曲へんきょく:船山ふなやま基紀もとき - 3年ねんぶり3度目どめ。

作詩さくし賞しょう[編集へんしゅう]

「夏なつざかりほの字じ組ぐみ」（歌うた:田原たはら俊彦としひこ・研けんナオコ）
- 作詩さくし:阿久あく悠ゆう - 10年ねんぶり3度目どめ。大賞たいしょうを合あわせると5年ねんぶり8度目どめ。

特別とくべつ賞しょう[編集へんしゅう]

小林こばやし明子あきこ

企画きかく賞しょう[編集へんしゅう]

(株かぶ)徳間とくまジャパン／キャッツタウンレコード／吉よし幾三いくぞう「俺おれら東京とうきょうさ行ぎょうぐだ」
ビクター音楽おんがく産業さんぎょう(株かぶ)／制作せいさくスタッフ／組曲くみきょく「夢ゆめ千せん代だい日記にっき」
ワーナー・パイオニア(株かぶ)／柳やなぎジョージ／制作せいさくスタッフ「GOOD TIMES」

功労賞こうろうしょう[編集へんしゅう]

TV中継ちゅうけいスタッフ[編集へんしゅう]

運営うんえいプロデューサー：青柳あおやぎ修おさむ、斎藤さいとう正人まさと、今里いまさと照彦てるひこ、梅沢うめざわ汎ひろし
構成こうせい：長ちょう東あずま利博としひろ、腰山こしやま一生いっしょう、下尾しもお雅美まさみ
音楽おんがく：長洲ながす忠彦ただひこ、ボブ佐久間さくま
指揮しき：長洲ながす忠彦ただひこ
演奏えんそう：岡本おかもと章生あきおとゲイスターズ、高橋たかはし達也たつやと東京とうきょうユニオン、ベストアンサンブル
コーラス：ルージュ
踊おどり：名倉なくらジャズダンススタジオ
振付ふりつけ：名倉なくら加代子かよこ
殺陣さつじん：國井くにい正廣まさひろ、國井くにいグループ
技術ぎじゅつ：橋本はしもと英一ひでかず
TD：佐藤さとう満みつる、新福しんぷく剛つよし
映像えいぞう（カメラ）：佐藤さとう秀樹ひでき
カラー調整ちょうせい：梶かじ一郎いちろう、佐藤さとう賢二郎けんじろう
音声おんせい：椎木しいき洋次ようじ、吉田よしだ克かつ弥わたる
照明しょうめい：小島こじま久明ひさあき
音響おんきょう効果こうか：舘野たての忠之ただゆき
美術びじゅつ制作せいさく：和田わだ一郎いちろう
美術びじゅつデザイン：三原みはら康博やすひろ
中継ちゅうけい担当たんとう：遠藤えんどう環たまき
舞台ぶたい監督かんとく：森山もりやま享とおる
プロデューサー：滝本たきもと裕雄ひろお
演出えんしゅつ：塩川しおかわ和則かずのり
製作せいさく著作ちょさく：TBS
主催しゅさい：社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽん作曲さっきょく家か協会きょうかい、日本にっぽんレコード大賞たいしょう制定せいてい委員いいん会かい、日本にっぽんレコード大賞たいしょう実行じっこう委員いいん会かい

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

^ この年としのプロ野球やきゅうパ・リーグ三冠王さんかんおう。
^ 翌年よくねん1月がつ開始かいしのTBS系けいドラマ『親おやにはナイショで…』出演しゅつえん予定よてい。
^ 翌年よくねん1月がつ開始かいしのTBS系けいバラエティ番組ばんぐみ『加かトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』の宣伝せんでんも兼かねて出演しゅつえん。発表はっぴょう前まえに人形にんぎょうを持もった寸劇すんげきを披露ひろうした後のち、加藤かとうがチェッカーズの名前なまえを読よみ上あげた。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

第だい27回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう - 日本にっぽん作曲さっきょく家か協会きょうかい

[1] この年としのプロ野球やきゅうパ・リーグ三冠王さんかんおう。

[2] 翌年よくねん1月がつ開始かいしのTBS系けいドラマ『親おやにはナイショで…』出演しゅつえん予定よてい。

[3] 翌年よくねん1月がつ開始かいしのTBS系けいバラエティ番組ばんぐみ『加かトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』の宣伝せんでんも兼かねて出演しゅつえん。発表はっぴょう前まえに人形にんぎょうを持もった寸劇すんげきを披露ひろうした後のち、加藤かとうがチェッカーズの名前なまえを読よみ上あげた。

[注釈ちゅうしゃく 1]

[注釈ちゅうしゃく 2]

[注釈ちゅうしゃく 3]

表ひょう話はなし編へん歴れき日本にっぽんレコード大賞たいしょう
1950年代ねんだい	第だい1回かい（1959）
1960年代ねんだい	第だい2回かい（1960）第だい3回かい（1961）第だい4回かい（1962）第だい5回かい（1963）第だい6回かい（1964）第だい7回かい（1965）第だい8回かい（1966）第だい9回かい（1967）第だい10回かい（1968）第だい11回かい（1969）
1970年代ねんだい	第だい12回かい（1970）第だい13回かい（1971）第だい14回かい（1972）第だい15回かい（1973）第だい16回かい（1974）第だい17回かい（1975）第だい18回かい（1976）第だい19回かい（1977）第だい20回かい（1978）第だい21回かい（1979）
1980年代ねんだい	第だい22回かい（1980）第だい23回かい（1981）第だい24回かい（1982）第だい25回かい（1983）第だい26回かい（1984）第だい27回かい（1985）第だい28回かい（1986）第だい29回かい（1987）第だい30回かい（1988）第だい31回かい（1989）
1990年代ねんだい	第だい32回かい（1990）第だい33回かい（1991）第だい34回かい（1992）第だい35回かい（1993）第だい36回かい（1994）第だい37回かい（1995）第だい38回かい（1996）第だい39回かい（1997）第だい40回かい（1998）第だい41回かい（1999）
2000年代ねんだい	第だい42回かい（2000）第だい43回かい（2001）第だい44回かい（2002）第だい45回かい（2003）第だい46回かい（2004）第だい47回かい（2005）第だい48回かい（2006）第だい49回かい（2007）第だい50回かい（2008）第だい51回かい（2009）
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