花火はなび (aikoの曲きょく)

「花火はなび」
aiko の シングル
初出しょしゅつアルバム『桜さくらの木この下した』
リリース	1999年ねん8月がつ4日にち
規格きかく	マキシシングル
ジャンル	J-POP
時間じかん	16分ふん53秒びょう
レーベル	ポニーキャニオン
作詞さくし・作曲さっきょく	AIKO
プロデュース	島田しまだ昌典まさのり
ゴールドディスク
プラチナ（日本にっぽんレコード協会きょうかい）
チャート最高さいこう順位じゅんい
週間しゅうかん10位い（オリコン）
aiko シングル 年表ねんぴょう
ナキ・ムシ （1999年ねん） 花火はなび （1999年ねん） カブトムシ （1999年ねん）
ミュージックビデオ aiko-『花火はなび』 - YouTube

「花火はなび」（はなび）は、日本にっぽんのシンガーソングライター・aikoのメジャー3作さく目めのシングル。ポニーキャニオンから1999年ねん8月がつ4日にちに発売はつばい。

解説かいせつ

• 初はつのオリコンTOP10入いりを果はたしたシングル。
• 前作ぜんさく「ナキ・ムシ」から5ヶ月かげつぶりのリリース。
• 初回しょかい限定げんてい盤ばんは全ぜん5種類しゅるい(赤あか・青あお・緑みどり・白しろ・黄き)の「匂におい玉だま」付つきとなっている。また、歌詞かしカードに匂におい玉だまに関かんする注意ちゅうい書がきが追記ついきされている。
• 通常つうじょう盤ばんには帯おびがついているが、初回しょかい限定げんてい盤ばんには帯おびがついていない。
• PVは「イメージスタジオ109」にて撮影さつえい。

制作せいさくの背景はいけい

1998年ねんにデビューしたaikoは、作品さくひんの宣伝せんでん等とうで多忙たぼうをきわめ、毎年まいとし友人ゆうじんと観かんにいっていた地元じもとの花火はなび大会たいかいに行いけなくなるほどだった。 aikoが、花火はなび大会たいかいに行いきたかったと思おもいながらベッドに入はいった時とき、カーテンの隙間すきまから星ほしが見みえ、そこから「花火はなび」の歌詞かしを思おもいつき、次ついで曲きょくを作つくり上あげた。「花火はなび」の歌詞かしに登場とうじょうする「夏なつの星座せいざにぶらさがって上うえから花火はなびを見下みおろして」とは、その時ときにaikoが「夏なつの星座せいざにぶらさがって、上うえから花火はなびを見下みおろせればいいのに」という気持きもちを綴つづった。

「相合傘あいあいがさ」は、4th アルバム「秋あき そばにいるよ」にて「相合傘あいあいがさ（汗あせかきmix）」として収録しゅうろくされた。再さい収録しゅうろくについて、オリジナルアレンジとライブアレンジの差別さべつ化かを図はかるため、と語かたっている。

収録しゅうろく曲きょく

全曲ぜんきょく 作詞さくし・作曲さっきょく：AIKO、編曲へんきょく：島田しまだ昌典まさのり

1. 花火はなび
2. 親指おやゆびの使つかい方かた
3. 相合傘あいあいがさ
4. 花火はなび（Instrumental）

タイアップ

「花火はなび」は、サークルK（現げん・ファミリーマート）「冷ひやし中華ちゅうか/ひんやり夏なつラーメン」のCMソングと、テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ『激げきマジ!!〜ティーンのホンネ〜』エンディングテーマとしてタイアップされた。 また、シングル発表はっぴょうから5年ねん近ちかく後のちの2003年ねんに放送ほうそうされたテレビアニメ『まっすぐにいこう。』のエンディングテーマにも起用きようされており、彼女かのじょにとってテレビアニメのEDテーマを務つとめるのは今こん作さくが初はつとなった。 さらに、2015年ねん3月22日にちより、天神祭てんじんまつりに因ちなんでJR西日本にしにほん大阪環状線おおさかかんじょうせん天満てんま駅えきの発車はっしゃメロディに使用しようされている。

反響はんきょう

初はつ登場とうじょう順位じゅんいは26位いだったがその後ご、徐々じょじょに順位じゅんいをあげ、発売はつばい7週しゅう目めで自身じしん初はつのオリコンTOP10入いりを果はたした。また、このシングルはオリコンランキングで20週間しゅうかんのチャートインを記録きろくした。

さらに、2009年ねんにオリコンが実施じっしした『夏なつに恋こいをしたら聴ききたくなる曲きょく』のアンケートでは1位いを記録きろくした。

最終さいしゅう的てきに、本ほん作さくは彼女かのじょを代表だいひょうする曲きょくの一ひとつとなった。

批評ひひょう家かの反応はんのう

小貫おぬき信昭のぶあきは歌うたネットによせた記事きじの中なかで、「花火はなび」の歌詞かしについて、成就じょうじゅしない一途いちずな恋こいがなかなか上あがらない花火はなびにたとえられているとした一方いっぽうで、サビでは解放かいほうされた気分きぶんになると述のべている。また、小貫おぬきはさびの「夏なつの星座せいざにぶら下さがって上うえから花火はなびを見下みおろして」というフレーズについて、「誰だれも思おもいつかないスペクタクルな感覚かんかくが素晴すばらしい」と評価ひょうかしている。 さらに、小貫おぬきは「花火はなび」にブルー・ノート・スケールが用もちいられている点てんについても触ふれており、一途いちずな思おもいながらも、時折ときおり気持きもちが揺ゆれる様子ようすを表現ひょうげんするのに役立やくだっていると評価ひょうかした

パフォーマンス

1999年ねん8月がつ13日にち、aikoはテレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ『ミュージックステーション』に初はじめて出演しゅつえんし、「花火はなび」を披露ひろうした。その際さい、生放送なまほうそう中ちゅうに司会しかいのタモリにポニーキャニオンの名刺めいしを渡わたした。

関連かんれん項目こうもく

• 花火はなび

外部がいぶリンク

• ポニーキャニオンディスコグラフィ - ウェイバックマシン（2009年ねん2月がつ25日にちアーカイブ分ぶん）
• 花火はなび - 歌うたネット