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藻も壁かべ門もん

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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』

藻も壁かべ門もん（そうへきもん）は、平安京へいあんきょう大内裏だいだいりの外郭がいかく十じゅう二に門もんのひとつである。右みぎ衛門えもん府ふが警固けいごを担当たんとうした。

概要がいよう

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平城ひらじろ宮みや跡あと 佐伯さいき門跡もんぜき

大内裏だいだいりの西にし面めん、談だん天てん門もんの北きた、殷いん富とみ門もんの南みなみ。西にし大宮おおみや大路おおじに面めんし、中御門なかみかど大路おおじに向むかう。大おおきさは5間あいだ、戸と3間あいだだった。

延のべ暦れき13年ねん（794年ねん）、宮城みやぎ経営けいえいのとき但馬たじま国こくが造営ぞうえいし、佐伯さえき氏しがこれを監かんしたことがその名称めいしょうの由来ゆらい（さへき → さうへき）。西にし面めんの中央ちゅうおうにあるため「西中にしなか御門みかど」とも呼よばれた。弘ひろし仁ひとし9年ねん（818年ねん）、額がくを改あらため、小野篁おののたかむらの孫まごで書しょに優すぐれる小野おの美よし材ざいの筆ふで額がくを掲かかげた。

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