防雪ぼうせつしがらみ

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防雪ぼうせつしがらみ(ぼうせつさく)は、冬期とうきあいだ吹雪ふぶき発生はっせいするまり視程してい障害しょうがい視界しかい不良ふりょうホワイトアウト)による鉄道てつどう道路どうろ障害しょうがいから、列車れっしゃとその運行うんこう道路どうろ通行つうこうする車両しゃりょうなどをまも構造こうぞうぶつのこと。英語えいごではSnow fenceばれる[1]

概要がいよう[編集へんしゅう]

国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょぞくする独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ以下いかかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ)による、道路どうろ構造こうぞうぶつとしての防雪ぼうせつしがらみ定義ていぎつぎとおりとなっている。[2]

防雪ぼうせつしがらみは、吹雪ふぶき対策たいさくのために鋼板こうはんとう材料ざいりょうつくられた防雪ぼうせつばんしがらみ前後ぜんこう風上かざかみ風下かざしも)の風速ふうそくふうながれを制御せいぎょして、道路どうろきだまり防止ぼうし視程してい障害しょうがい緩和かんわはかることを目的もくてきとした吹雪ふぶき対策たいさく施設しせつである。 — だい3へん 防雪ぼうせつしがらみへん だい2しょう 防雪ぼうせつしがらみ定義ていぎ特徴とくちょう 1. 防雪ぼうせつしがらみ定義ていぎ 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ

上記じょうき定義ていぎにより、防雪ぼうせつしがらみ目的もくてき構造こうぞうべつに、交通こうつう路線ろせん鉄道てつどう道路どうろ)からはなれた場所ばしょ冬期とうきあいだのみ設置せっち条件じょうけん状況じょうきょうにより常設じょうせつ)してしがらみ周辺しゅうへんまりをつくって交通こうつう路線ろせんまもるものと、交通こうつう路線ろせん近接きんせつかつ平行へいこう設置せっちしてふうながれをコントロールし、交通こうつう路線ろせんじょうまりをつくらないと同時どうじ吹雪ふぶきによる視程してい障害しょうがい(ホワイトアウト)をふせぐものとがある。

歴史れきし[編集へんしゅう]

世界せかいれい[編集へんしゅう]

もっとふる記録きろくとして、1852ねんのノルウェーの文献ぶんけんしがらみててゆきあつめ、それを家畜かちくみずにしたという記述きじゅつがあり、これがもっとふる防雪ぼうせつしがらみ記録きろくとされている。その、この構造こうぞうからあえてまりをつく防雪ぼうせつしがらみ原型げんけいいだされ、ヨーロッパでは19世紀せいきなかばにもっとはや鉄道てつどうよう防雪ぼうせつしがらみ設置せっちされた。当時とうじ防雪ぼうせつしがらみは2m四方しほうのパネルを1単位たんいとしたしがらみとして、まりによってまるたびに移設いせつする方法ほうほうられていた[1]

北米ほくべいでは1868ねん大陸たいりく横断おうだん鉄道てつどう防雪ぼうせつようとしておおきないしのブロックをならべたものがもっとふる防雪ぼうせつしがらみとされる[1]

世界せかいてきにも、地域ちいきごとの経験けいけんもとづいて設置せっちした防雪ぼうせつしがらみについては成功せいこうれいるが、おな構造こうぞうぶつべつ場所ばしょ設置せっちしたものの、その地域ちいき気象きしょう特性とくせいわないために防雪ぼうせつ対策たいさくとして失敗しっぱいするれい数多かずおおく、そのことから徐々じょじょ信頼しんらいせいうしない、その安価あんか人件じんけん燃料ねんりょうによる機械きかいてき除雪じょせつラッセルしゃロータリーしゃなど)に傾倒けいとうするようになり、以降いこう防雪ぼうせつしがらみ本格ほんかくてき普及ふきゅう気象きしょう工学こうがく流体りゅうたい力学りきがく鉄道てつどうおよ道路どうろ構造こうぞう植生しょくせいなどを総合そうごうてき勘案かんあんした防雪ぼうせつ工学こうがく発達はったつこととなった[1]

日本にっぽんれい[編集へんしゅう]

日本海にほんかい沿岸えんがん地域ちいきふるくからおこなわれている雪囲ゆきがこい、家屋かおく左側ひだりがわ)と道路どうろうみがわ右側みぎがわ)にばんへいもうけている方式ほうしき

日本にっぽんではふるくからあしちがやばんへいなどで、風雪ふうせつつよ雪国ゆきぐに海岸かいがんなどでの家屋かおく周囲しゅういかこったり、あるいは海岸かいがんめんした道路どうろうみがわかざよけをねててられる「雪囲ゆきがこい」とばれる防雪ぼうせつしがらみつうずる構造こうぞうぶつつくられてきた。現在げんざいでも北海道ほっかいどうなどの一部いちぶ地域ちいきでは「雪囲ゆきがこい」をつく文化ぶんかられる[1]

交通こうつう施設しせつ関連かんれんするものとしては、1880ねんだい鉄道てつどう路線ろせん吹雪ふぶき対策たいさくとしてつくられた「ゆきよけのいたへい」がはじまりとなる。しかし当初とうしょまりがどこに出来できるかを予測よそくするのが困難こんなんで、まりのコントロールがうまく出来できなかったことや、木製もくせい構造こうぞうぶつゆえの蒸気じょうき機関きかんしゃからしょうじたによる出火しゅっか事故じこもあって不評ふひょうで、そのはもっぱら鉄道てつどう防雪ぼうせつりんわっていったという[1][2]

道路どうろようとしては、1961ねんはじめての防雪ぼうせつしがらみとして「きだめしがらみ」が試験しけん設置せっちされていて、当時とうじ木製もくせい防雪ぼうせつしがらみだったという。その1967ねん北海道開発ほっかいどうかいはつきょく建設機械工作所けんせつきかいこうさくしょ当時とうじ)による「はらしがらみ」の開発かいはつはじまって1969ねんから国道こくどう設置せっちされるようになり、さらに1981ねんから土木どぼく試験しけんしょげん国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょ かん土木どぼく研究所けんきゅうじょ)によって「しがらみ」の研究けんきゅうはじまって1988ねんより設置せっちされるようになった[1][2]

上記じょうき道路どうろよう防雪ぼうせつしがらみ研究けんきゅう成果せいか実績じっせきから有用ゆうようせいさい評価ひょうかされ、あらたに研究けんきゅうすすめられてきたことから、現在げんざいでは一部いちぶ防雪ぼうせつしがらみ構造こうぞう後述こうじゅつ)が鉄道てつどう路線ろせんようとしてもふたた使つかわれるようになってきている[3]

構造こうぞう[編集へんしゅう]

大別たいべつすると、交通こうつう路線ろせんからはなれた場所ばしょ設置せっちするものと、交通こうつう路線ろせん近接きんせつして設置せっちするものとにかれる[1][2][4][5][6][7][8][9][10]

いずれの場合ばあいでも支柱しちゅう防雪ぼうせつばんからち、仮設かせつものでは支柱しちゅう支持しじのための支線しせんとしてワイヤーロープ棒鋼ぼうこうおよターンバックルなどももちいられる。また、完全かんぜん仮設かせつもの支柱しちゅう支線しせん部品ぶひんすべたんかん作成さくせいすることもある[3]

防雪ぼうせつばん従来じゅうらいより各種かくしゅ鋼板こうはんもちいられているが、近年きんねんでは状況じょうきょうおうじて各種かくしゅ合成ごうせい樹脂じゅし製品せいひん木材もくざいもちいられる。木材もくざい使用しようについては、2001ねん平成へいせい13ねん1がつ施行しこうされたくにとうによる環境かんきょう物品ぶっぴんとう調達ちょうたつ推進すいしんとうかんする法律ほうりつもとづき、国土こくど交通省こうつうしょうで「環境かんきょう物品ぶっぴんとう調達ちょうたつ推進すいしんかんする基本きほん方針ほうしん」がさだめられ、公共こうきょう工事こうじ資材しざいとして間伐かんばつざい積極せっきょくてき使用しようしていく方針ほうしんしめされたことによるもの[2]で、カラマツれい処理しょり木材もくざいだと耐用たいよう年数ねんすうが5 - 6ねん程度ていどのため、各種かくしゅ防腐ぼうふ処理しょりとうをした耐用たいよう年数ねんすう10ねん程度ていどのものが使用しようされる。

きだめしがらみ[編集へんしゅう]

かん土木どぼく研究所けんきゅうじょによるきだめしがらみ定義ていぎつぎとおりである。[2]

きだめしがらみは、道路どうろ風上かざかみがわ設置せっちして風速ふうそくよわめ、しがらみ前後ぜんご風上かざかみがわ風下かざしもがわ)にゆき堆積たいせきさせることによって、道路どうろへのゆきみときだまりを防止ぼうしするものである。 — だい3へん 防雪ぼうせつしがらみへん だい2しょう 防雪ぼうせつしがらみ定義ていぎ特徴とくちょう 3-1. きだめしがらみ 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ
きだめしがらみ

交通こうつう路線ろせんからはなれた風上かざかみがわ場所ばしょ設置せっちする防雪ぼうせつしがらみで、定義ていぎとおり、しがらみ前後ぜんごにあらかじめまりをうずたかゆきさせて交通こうつう路線ろせんちゅうへのゆきみとまりをふせぐのが目的もくてきで、しがらみたかさがたかいほどうずたかゆきりょうおおくなるという研究けんきゅう結果けっかがある。吹雪ふぶきによる視程してい障害しょうがい(ホワイトアウト)を多少たしょうふせ効果こうかはあるが、しゅ目的もくてきまりの形成けいせいであるため、視界しかい確保かくほ目的もくてきについては後述こうじゅつする防雪ぼうせつしがらみほうすぐれているとされる[2]

しがらみ構造こうぞうは、支柱しちゅう直立ちょくりつしたうえでワイヤーロープや棒鋼ぼうこうなどの支線しせんによって固定こていされた形状けいじょうとなっており、下部かぶ間隙かんげきもうけたうえ隙間すきまけて支柱しちゅう配置はいちした波形なみかた鋼板こうはん(キーストンプレート)の防雪ぼうせつばんとしたものおおいが、ゆうあなばんパンチングメタル)・木材もくざい各種かくしゅ合成ごうせい樹脂じゅし製品せいひんいたじょうぬのじょう・メッシュじょうのもの)を防雪ぼうせつばんとしてけたものもある。また、完全かんぜん仮設かせつもの支柱しちゅう支線しせんどもたんかん使用しようし、防雪ぼうせつばんとして合成ごうせい繊維せんいぬのもちいることがある[3]

確認かくにんされているなかでの初期しょききだめしがらみ木製もくせいものとされ、その写真しゃしんのこされているという[2]

設置せっち場所ばしょまりをつくひろ敷地しきち必要ひつよう関係かんけい交通こうつう路線ろせんからはなれた位置いちとする必要ひつようがあり、そのため設置せっち時期じきとなる冬期とうきあいだ通常つうじょう農閑期のうかんきとなる田畑たはたでの仮設かせつ設置せっちれいおおかけるが、それ以外いがいひろ敷地しきち確保かくほ出来でき場合ばあい常設じょうせつするれいもある。ただ、近年きんねん用地ようち貸借たいしゃく取得しゅとく困難こんなんもあり、設置せっちれい減少げんしょうしている[1][2][3][4][5]

道路どうろようとしての実績じっせきから、現在げんざい鉄道てつどう路線ろせんようとしても使つかわれるようになってきている[3]

はらしがらみ[編集へんしゅう]

かん土木どぼく研究所けんきゅうじょによるはらしがらみ定義ていぎつぎとおりである。[2]

はらしがらみ防雪ぼうせつばんかぜ制御せいぎょし、しがらみ下部かぶ空隙くうげきから加速かそくされてけるつよふう道路どうろ路側ろそく路面ろめんゆきはらうことによって、視程してい障害しょうがい緩和かんわすることができる防雪ぼうせつしがらみである。 — だい3へん 防雪ぼうせつしがらみへん だい2しょう 防雪ぼうせつしがらみ定義ていぎ特徴とくちょう 3-4. はらしがらみ 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ
ひかえしきはらしがらみ-1(固定こていしき防雪ぼうせつばん
冬期とうき
夏期かき撤去てっきょ
ひかえしきはらしがらみ-2(可動かどうしき防雪ぼうせつばん
冬期とうき
夏期かき撤去てっきょ
自立じりつしきはらしがらみ-1
冬期とうき
夏期かき収納しゅうのう
夏期かき使用しよう支柱しちゅうりたたんで防雪ぼうせつばん下部かぶ収納しゅうのう
自立じりつしきはらしがらみ-2
冬期とうき
夏期かき収納しゅうのう
夏期かき使用しよう支柱しちゅうがそのままで防雪ぼうせつばん上部じょうぶりたたんで収納しゅうのう
自立じりつしきはらしがらみ-3
冬期とうき
夏期かき防雪ぼうせつばん水平すいへいにしている)
夏期かき使用しよう支柱しちゅうをそのままにして可動かどうしき防雪ぼうせつばん水平すいへいになる

道路どうろ沿って設置せっちされる防雪ぼうせつしがらみで、おもなな下向したむきのルーバーじょう配置はいちされた防雪ぼうせつばんしがらみしたがわ間隙かんげきもうけた構造こうぞうとなっている。この構造こうぞうしがらみしたがわ間隙かんげき集中しゅうちゅう加速かそくされた気流きりゅう防雪ぼうせつばんによって偏向へんこうりゅうくわえられた気流きりゅうによってしがらみ上下じょうげことなる気流きりゅうつくり、下面かめん気流きりゅう集中しゅうちゅうすること路面ろめんはらってゆきもらないようにすると同時どうじに、路面ろめんじょうすれすれに吹雪ふぶきながれをつくして視界しかいふさがないようにする。先述せんじゅつしたとおり、1967ねんたんいたしきいたしきのいくつかの構造こうぞう開発かいはつされ、1969ねんから国道こくどう設置せっちされている[1][2][4][5]

初期しょきはらしがらみは、ひかえしきばれる傾斜けいしゃさせた状態じょうたい支柱しちゅうほそ鋼管こうかんんだものかくこうなど)と防雪ぼうせつばん構成こうせいされたしがらみ背面はいめんふと鋼管こうかんまたは山形やまがたこうもちいたひかえざいとワイヤーロープまたは棒鋼ぼうこう支線しせんささえて地面じめんにアンカーで固定こていさせた冬期とうきあいだのみ設置せっちする仮設かせつタイプのものがおもで、初期しょきからのもの防雪ぼうせつばん支柱しちゅう固定こていされているが、のち強風きょうふう対応たいおうする可動かどうしき防雪ぼうせつばんとしたもの作成さくせいされるようになった。どちらの防雪ぼうせつばん選定せんていするかは設置せっち箇所かしょ天候てんこう風力ふうりょく考慮こうりょした設置せっち基準きじゅんによるが、当初とうしょ設置せっち基準きじゅん固定こていしき防雪ぼうせつばんとしたものの想定そうていがい暴風ぼうふうせつによって倒壊とうかいした事例じれいがあり[11]現在げんざい設置せっち基準きじゅんについて十分じゅうぶん検討けんとうがなされている[2]

設置せっち箇所かしょ年々ねんねん増加ぞうかし、おも仮設かせつタイプとなるひかえしき設置せっち撤去てっきょ運搬うんぱん手間てま保管ほかん場所ばしょ確保かくほ問題もんだいてきたこともあって、現在げんざい強固きょうこ支柱しちゅう沿道えんどう常設じょうせつするタイプの自立じりつしきばれるものえている。

自立じりつしきはらしがらみ設置せっち方式ほうしき構造こうぞう製造せいぞうメーカーによりさまざまで、冬期とうきあいだ以外いがいでは支柱しちゅうりたたんで防雪ぼうせつばん収納しゅうのうする、支柱しちゅうはそのままで防雪ぼうせつばん上部じょうぶにまとめる、全体ぜんたいはそのままで可動かどうしき防雪ぼうせつばん水平すいへいするなどのものがあり、またきりほうめんじょう強固きょうこたんいた構造こうぞうとして常設じょうせつしているものもある。

防雪ぼうせつばんたんいた構造こうぞうもののぞいて、強度きょうどけた波形なみかた鋼板こうはん(キーストンプレート)で平面へいめん形状けいじょうとしたものが主流しゅりゅうだが、可動かどうしきとするためのじくづけ平板へいばんめん構造こうぞうとしているほか、近年きんねん流体りゅうたい力学りきがく研究けんきゅうから、湾曲わんきょく形状けいじょうつばさ形状けいじょうとしたり一部いちぶゆうあなばんパンチングメタル)となっていることがある。また、後述こうじゅつする理由りゆうにより、視認しにんせい確保かくほ目的もくてきとしたポリカーボネートアクリルばんなどで構成こうせいされた透明とうめいタイプの防雪ぼうせつばん使つかわれる。

自立じりつしきはらしがらみ開口かいこう対策たいさく-1
夏期かき
冬期とうき
冬期とうきあいだひかえしきはらしがらみ併用へいよう
自立じりつしきはらしがらみ開口かいこう対策たいさく-2
夏期かき
冬期とうき
脱着だっちゃくしき支柱しちゅうよう埋設まいせつ基礎きそ部分ぶぶん
脱着だっちゃくしき構造こうぞうとしたもの

自立じりつしきはらしがらみ設置せっち範囲はんいには田畑たはた畦道あぜみち用水路ようすいろ隣接りんせつへの出入口でいりぐちなどの存在そんざいでどうしても開口かいこうしょうじることがあるので、その場合ばあいつぎ方法ほうほうられることがある[2]

  • 開口かいこう仮設かせつタイプのひかえしきはらしがらみ併用へいようする
  • 開口かいこうけてふう収束しゅうそく(エンドエフェクト)がしょうじないように、しがらみまつはしから背後はいごへLがたふく防雪ぼうせつしがらみ設置せっちしたり、しるべりゅういた樹木じゅもくとう抵抗ていこうぶつ配置はいちする
  • 開口かいこう冬期とうきあいだだけ設置せっちできる構造こうぞうもうける
    1. 開口かいこう地面じめんにあらかじめぶたきの支柱しちゅう設置せっちよう埋設まいせつ基礎きそ施工しこうしておき、使用しようしないとき支柱しちゅう防雪ぼうせつばん近接きんせつ収納しゅうのうし、使用しよう基礎きそ支柱しちゅうてて防雪ぼうせつばん設置せっち出来でき脱着だっちゃくしき構造こうぞうもの
    2. 開口かいこうしがらみ門扉もんぴしきとして、積雪せきせつじ、積雪せきせつ解放かいほうする運用うんようおこなもの

はらしがらみは、ふうによる防雪ぼうせつばん下部かぶ間隙かんげき気流きりゅう防雪ぼうせつばんによる偏向へんこうりゅうくわえることによって路面ろめんじょうゆきはら構造こうぞうなので、適切てきせつ設置せっち計画けいかく管理かんりがされないと以下いか問題もんだい発生はっせいすることがあるが、それぞれにおいて一部いちぶ対策たいさくられている[12][13][14][15][16]

  • どの防雪ぼうせつしがらみにも共通きょうつうするが、通常つうじょう設置せっち路線ろせん長期ちょうきてき気象きしょう観測かんそくデータをもと設置せっち箇所かしょめるものの、想定そうていとはちが風向ふうこう吹雪ふぶきでは機能きのうせずにまりの発生はっせいふせこと出来できないケースがあり、実際じっさいまりによる車両しゃりょう往生おうじょう発生はっせいしたこともある[17]。なお、逆風ぎゃくふうなど想定そうていがい風向ふうこう発生はっせいにおいて、可動かどうしき防雪ぼうせつばん逆風ぎゃくふう対応たいおうした設計せっけいとしたものについては、交通こうつう路線ろせんがわへのまり発生はっせい防止ぼうし一定いってい効果こうか発揮はっきするものがある。
各種かくしゅ自立じりつしきはらしがらみ一番いちばん手前てまえしがらみ支柱しちゅう外側そとがわひかえて配置はいちし、防雪ぼうせつばん下部かぶ除雪じょせつをしやすくしている(国道こくどう5ごう山越やまぐいぐん長万部おしゃまんべまち豊野とよの
  • まりや除雪じょせつによるうずたかゆき、灌木発生はっせいなどで下部かぶ間隙かんげきふくめたしがらみ周辺しゅうへんふさがれると機能きのうしなくなるため、はらしがらみ周辺しゅうへん除雪じょせつや灌木伐採ばっさいなどの適切てきせつ管理かんり必要ひつようとなる。下部かぶ間隙かんげきへのうずたかゆきについては、構造こうぞう改良かいりょうして下部かぶふさがれても防雪ぼうせつばんによる偏向へんこうりゅうによって機能きのうそこないにくくしたり、支柱しちゅう防雪ぼうせつばんから後方こうほうひかえた場所ばしょもうけて防雪ぼうせつばん下部かぶ除雪じょせつしやすくしている構造こうぞうものもある。
  • はらしがらみ対面たいめんがわ除雪じょせつたかがったゆきかべ障害しょうがいぶつなどがあると、それによる気流きりゅう変化へんかまりの発生はっせい助長じょちょうする場合ばあいがあるので、反対はんたいがわ適切てきせつ除雪じょせつ障害しょうがいぶつ存在そんざい考慮こうりょする必要ひつようがある。
  • はらしがらみ風上かざかみがわ地形ちけい局所きょくしょてきたかくなっている場合ばあい、その地形ちけいによってしがらみたるふうよわくなってしがらみ風下かざしもがわ風速ふうそく低下ていかし、ぎゃく交通こうつう路線ろせんじょうまりをしょうじるケースがあることから、周辺しゅうへん地形ちけい考慮こうりょした設計せっけい設置せっちおこな必要ひつようがある。
  • 車線しゃせん道路どうろでは反対はんたいがわ車線しゃせんまでゆきばすこと出来できないことがあり、とく中央ちゅうおう分離ぶんりたいゆうする道路どうろはその中央ちゅうおう分離ぶんりたいによるまりの発生はっせいふせこと出来できない。この場合ばあい適切てきせつ設計せっけい構造こうぞうひろ道路どうろはばゆきばせる能力のうりょくがあるはらしがらみとするか、後述こうじゅつするしがらみなどが検討けんとうされる。
  • 常設じょうせつタイプで支柱しちゅう防雪ぼうせつばん収納しゅうのうされずそのままとなるもの防雪ぼうせつばんによって景観けいかん距がそこなわれることがあり、とく設置せっち箇所かしょ交差点こうさてんやカーブなどの付近ふきんとなる場合ばあい視界しかいさえぎられることによる交通こうつう事故じこ発生はっせい懸念けねんされる。このようなケースでは、吹雪ふぶき以外いがいでは可動かどうしき防雪ぼうせつばん水平すいへいになって視界しかい確保かくほ出来でき構造こうぞうとしたり、ポリカーボネートアクリルばんなどで構成こうせいされた透明とうめいタイプの防雪ぼうせつばん採用さいようして対応たいおうすることがある。

しがらみ[編集へんしゅう]

かん土木どぼく研究所けんきゅうじょによるしがらみ定義ていぎつぎとおりである。[2]

しがらみきだめしがらみているが、風上かざかみがわゆきおお捕捉ほそくしかつ風上かざかみ防雪ぼうせつ容量ようりょうおおきくするために、しがらみ空隙くうげきりつちいさくしがらみだかおおきく、さら下部かぶ間隙かんげきをゼロにした構造こうぞう防雪ぼうせつしがらみである。しがらみ風上かざかみがわゆき堆積たいせきさせる特徴とくちょうがあり、そのぶん風下かざしもがわきだまりゆきおかちいさくなる。道路どうろ敷地しきち設置せっちできることから道路どうろじょう防風ぼうふう効果こうか期待きたいできる。しがらみ防雪ぼうせつ防風ぼうふう効果こうか相乗そうじょうてきはたらき、たか視程してい障害しょうがい緩和かんわ効果こうかつ。 — だい3へん 防雪ぼうせつしがらみへん だい2しょう 防雪ぼうせつしがらみ定義ていぎ特徴とくちょう 3-2. しがらみ 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ
しがらみ-1
冬期とうき
夏期かきりたたんで収納しゅうのう
下部かぶ外側そとがわ上部じょうぶ道路どうろがわいた「く」の字形じけい屈折くっせつしのがえしがもうけられたもの、ここでははらしがらみ併用へいようされている
しがらみ-2
手前てまえしのがえし(外側そとがわ1方向ほうこう屈折くっせつき、おく曲線きょくせんしるべりゅういた形状けいじょうのもの
しがらみ-3
鉄道てつどう路線ろせん使つかわれている直立ちょくりつタイプで、手前てまえからたんかん合成ごうせい繊維せんいつくられた仮設かせつのものとはがねせい常設じょうせつのものが交互こうご設置せっちされている(しん函館はこだて北斗ほくとえき構内こうない
しがらみ-4
外側そとがわ1方向ほうこう屈折くっせつしのがえきのもの
しがらみ-5
直立ちょくりつタイプで、防雪ぼうせつばん合成ごうせい樹脂じゅしせいのネットをもちいたもの

上記じょうきとおきだめしがらみ改良かいりょうしたもので、はらしがらみ同様どうようおも交通こうつう路線ろせん沿って設置せっちされる防雪ぼうせつしがらみだが、きだめしがらみはらしがらみちがって、しがらみ下部かぶ間隙かんげきくしてしがらみ上面うわつらから路線ろせんじょうえるふうながれをつくり、まりはしがらみ背面はいめん風上かざかみがわつく構造こうぞうとなっている。これによって交通こうつう路線ろせんじょうまりを発生はっせいさせないほか吹雪ふぶき視界しかい確保かくほがしやすくなる。

しがらみ開発かいはつ設置せっち比較的ひかくてきあたらしく、先述せんじゅつしたとおり、1981ねんに、きだめしがらみ風下かざしもがわまり形成けいせい風上かざかみがわよりもちいさいことと、下部かぶ間隙かんげきちいさくすることによってまりの形成けいせいがさらにちいさくなる現象げんしょういだしたことから研究けんきゅうはじまり、その研究けんきゅう成果せいかをもって1988ねんはじめて道路どうろ設置せっちされた[1]。そしてその構造こうぞうによるふうながれから、車線しゃせんとなる幅広はばひろ道路どうろにおいて有効ゆうこう構造こうぞうぶつとなっている。

しがらみ構造こうぞう下部かぶ間隙かんげきいのが共通きょうつうしているが、上部じょうぶ形状けいじょうつぎ種類しゅるいかれる。

  • 直立ちょくりつ
  • しのがえしがつくられているもの
    1. 外側そとがわ1方向ほうこう屈折くっせつしている形状けいじょう
    2. 下部かぶ外側そとがわ上部じょうぶ道路どうろがわいた「く」の字形じけいの2方向ほうこう屈折くっせつして、上部じょうぶしるべりゅういた役割やくわりとしている形状けいじょう
  • 道路どうろがわかってゆる曲線きょくせんつくられたしるべりゅういた形状けいじょう
  • その特殊とくしゅしるべりゅういたけてふう道路どうろ上部じょうぶから反対はんたいがわまでとおくにばすようにした構造こうぞう

使用しようされる防雪ぼうせつばん鋼板こうはんほかゆうあなばん(パンチングメタル)をもちいることおおいが、には合成ごうせい樹脂じゅし製品せいひん先述せんじゅつした事情じじょうによる木材もくざいなども使つかわれる。いずれの場合ばあいでも流体りゅうたい力学りきがく風洞ふうどう実験じっけんなどによってふうながれを計算けいさんして設計せっけい使用しようされ、ゆうあなばん(パンチングメタル)およびメッシュ形状けいじょうとした合成ごうせい樹脂じゅし製品せいひんなどによって一部いちぶかぜ透過とうかさせる設計せっけいとすることもある。

しがらみ完全かんぜん固定こていされたもの以外いがいにも、冬期とうきあいだ以外いがい景観けいかん視程してい確保かくほ考慮こうりょして、製造せいぞうメーカーにより防雪ぼうせつばん支柱しちゅうたたんで収納しゅうのう出来できたり防雪ぼうせつばん水平すいへい固定こてい出来でき設計せっけいものつくられている。

近年きんねん道路どうろで、とくこう規格きかく道路どうろこう盛土もりつちとしてつくられるケースがおおくなり、それにともなって防雪ぼうせつしがらみ設置せっち箇所かしょ路肩ろかたより外側そとがわほうめんじょうつくられるために防雪ぼうせつしがらみ道路どうろめんからのかけたかさがひくくなってしまうことがあるため、しがらみ適切てきせつかつ有効ゆうこうしがらみたかさを確保かくほ出来できことからこう盛土もりつち道路どうろでは採用さいようされることおおく、かつ上部じょうぶをメッシュ構造こうぞうとしてかぜなが構造こうぞう新型しんがたしがらみ考案こうあんされている。

開口かいこうしょうじる箇所かしょかんしてははらしがらみ同様どうよう問題もんだいしょうじるため、Lがたふく防雪ぼうせつしがらみしるべりゅういたもうけたり植樹しょくじゅするなどのほかに、なずらえばんばれる立木たちきせた構造こうぞうぶつ多数たすう設置せっちすることがある[2]

道路どうろようとしての実績じっせきから、現在げんざい鉄道てつどう路線ろせんようとして、とくせま沿線えんせん敷地しきちとなる場所ばしょにも使つかわれるようになってきている[3]

防止ぼうししがらみ[編集へんしゅう]

かん土木どぼく研究所けんきゅうじょによる 防止ぼうししがらみ定義ていぎつぎとおりである。[2]

防止ぼうししがらみは、おも山岳さんがく斜面しゃめんがるふうによるきだまりや視程してい障害しょうがい防止ぼうしするために開発かいはつされた防雪ぼうせつしがらみである。ゆき風上かざかみ捕捉ほそく道路どうろ風速ふうそくよわめる機能きのうゆうするなど、しがらみ一種いっしゅといえる。 — だい3へん 防雪ぼうせつしがらみへん だい2しょう 防雪ぼうせつしがらみ定義ていぎ特徴とくちょう 3-3. 防止ぼうししがらみ 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ
日本にっぽんはじめて設置せっちされた防止ぼうししがらみ国道こくどう230ごう中山峠なかやまとうげ)、手前てまえ防雪ぼうせつばん除去じょきょされて支柱しちゅうだけのこったもの

上記じょうきとおり、山岳さんがく道路どうろ外側そとがわたにとなっている場所ばしょではたにしたがわからげるふうによってまりやホワイトアウトがしょうじやすいため、それらの交通こうつう障害しょうがいふせ目的もくてきつくられた。設置せっちしがらみよりもはや1978ねんで、国道こくどう230ごう喜茂別きもべつまち中山峠なかやまとうげ最初さいしょ設置せっちされた[1]

防止ぼうししがらみ道路どうろがい斜面しゃめんじょうに、水平すいへいからたに方向ほうこう仰角ぎょうかく20°、ながさ5m程度ていど道路どうろめんより2~3mほど位置いちとした防雪ぼうせつばん設置せっちした構造こうぞうで、防雪ぼうせつばんじょう積雪せきせつによる荷重におもえられるように防雪ぼうせつばん支柱しちゅうなどが強固きょうこつくられ、しがらみというよりも一種いっしゅ構造こうぞうぶつ様相ようそうとなっている。

たにがわ設置せっちされているのでまりはたにがわ出来できやすく、堆積たいせきりょう構造こうぞうおおきさにくらべてかなりおおい。またしがらみ一種いっしゅともいえる構造こうぞうから、しがらみによって吹雪ふぶき気流きりゅう道路どうろうえし、ゆきりょう減少げんしょうし、さらに道路どうろじょうにはじゃくふういき形成けいせいされることでホワイトアウトの軽減けいげん効果こうか期待きたい出来でき[2]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 竹内たけうち政夫まさお吹雪ふぶきとその対策たいさく(5)―防雪ぼうせつしがらみ技術ぎじゅつ―:防雪ぼうせつしがらみ技術ぎじゅつ」『雪氷せっぴょうだい65かんだい3ごう日本にっぽん雪氷せっぴょう学会がっかい、2003ねん、271-278ぺーじdoi:10.5331/seppyo.65.271ISSN 0373-1006NAID 130000911473 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q だい3へん 防雪ぼうせつしがらみへん (PDF) 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん 土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ
  3. ^ a b c d e f 防風ぼうふうしがらみ防雪ぼうせつ効果こうか検証けんしょう改善かいぜんかんする研究けんきゅう (PDF) 地方ちほう独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん 北海道ほっかいどうりつ総合そうごう研究けんきゅう機構きこう建築けんちく研究けんきゅう本部ほんぶ
  4. ^ a b c 吹雪ふぶきから道路どうろまも防雪ぼうせつしがらみ (PDF) 独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん 土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ
  5. ^ a b c 吹雪ふぶき障害しょうがい防止ぼうしする防雪ぼうせつしがらみ日本にっぽんりゅう体力たいりょく学会がっかい
  6. ^ 防雪ぼうせつしがらみ仕組しく理研りけん興業こうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ
  7. ^ 積雪せきせつ関連かんれん製品せいひん 防雪ぼうせつ吹雪ふぶき誘導ゆうどうしがらみ東京製綱とうきょうせいこう株式會社かぶしきがいしゃ
  8. ^ マルエイさんえい株式会社かぶしきがいしゃ 製品せいひん紹介しょうかい 道路どうろ維持いじ製品せいひん
  9. ^ 株式会社かぶしきがいしゃ日本にっぽんパーツセンター 製品せいひん案内あんない 防雪ぼうせつしがらみ
  10. ^ 積水樹脂せきすいじゅし株式会社かぶしきがいしゃ 防風ぼうふう防雪ぼうせつしがらみ
  11. ^ やくにたない防雪ぼうせつサク 強風きょうふうで100メートルたおれる 設置せっちいちヶ月かげつはやくも改良かいりょう 1985ねん昭和しょうわ60ねん1がつ19にち 北海道新聞ほっかいどうしんぶん より。なお、記事きじちゅうでは固定こていしき防雪ぼうせつばん使用しようひかえしきはらしがらみとしては北海道ほっかいどうはつ倒壊とうかい事例じれいとなっている。
  12. ^ 近年きんねん暴風ぼうふうゆき頻発ひんぱつ地域ちいきにみる防雪ぼうせつしがらみ問題もんだいてん課題かだい (PDF) 金田かねだ安弘やすひろ永田ながた泰浩やすひろ根本ねもとただしじゅ竹内たけうち政夫まさお
  13. ^ 吹雪ふぶき多発たはつ地域ちいきにみる防雪ぼうせつしがらみ問題もんだいてん課題かだい北海道ほっかいどう中標津なかしべつ地域ちいきでの防雪ぼうせつしがらみきだまり観測かんそく (PDF) 公益社こうえきしゃだん法人ほうじん日本にっぽん雪氷せっぴょう学会がっかい北海道ほっかいどう支部しぶ
  14. ^ こう盛土もりつち広幅ひろはばいん対応たいおうした新型しんがた防雪ぼうせつしがらみ (PDF) 国立こくりつ研究けんきゅう開発かいはつ法人ほうじん 土木どぼく研究所けんきゅうじょかん土木どぼく研究所けんきゅうじょ 伊藤いとう靖彦やすひこ
  15. ^ 2008ねん冬期とうき北海道ほっかいどう発生はっせいした吹雪ふぶき災害さいがい状況じょうきょう課題かだいについて(1) ~2008ねん2がつ長沼ながぬま近郊きんこうでの事例じれいについて~ (PDF) たけ知洋ともひろふとし伊東いとう靖彦やすひこ松下まつしたたくじゅ山田やまだあつし松澤まつざわまさる加治屋かじや安彦やすひこ独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん 土木どぼく研究所けんきゅうじょ かん土木どぼく研究所けんきゅうじょ
  16. ^ 暴風ぼうふうゆき頻発ひんぱつ地域ちいきにみる防雪ぼうせつしがらみ問題もんだいてん課題かだい建設けんせつ総合そうごうポータルサイト けんせつPlaza 2017ねん11月8にち
  17. ^ 北海道ほっかいどう暴風ぼうふうゆき死者ししゃ8にんに くるま往生おうじょう凍死とうし日本経済新聞にほんけいざいしんぶんウェブサイト 2013ねん3がつ3にち記事きじ

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]