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かん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

かん(かん あく、844ねんかいあきら4ねん) - 923ねんりゅういさお3ねん))は、中国ちゅうごくとうだい末期まっき詩人しじんは致堯。一説いっせつには致光、致元とも。きょうちょうまんねんけんひとははしょうかくれつま姉妹しまい

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

かん瞻のとしてまれた。りゅうおさむ元年がんねん889ねん進士しんし及第きゅうだいひだり拾遺しゅうい諫議大夫たいふなどを兵部ひょうぶさむらいろう翰林かんりん学士がくしうけたまわむねにまで昇進しょうしんとうまつ混乱こんらんにあって王室おうしつ忠誠ちゅうせいをつくし、あきらむね信頼しんらいされた。しかし、とき権力けんりょくしゃでのちに帝位ていいうばったしゅちょんただしにくまれ、その地方ちほう小官しょうかん県令けんれい司馬しば)に左遷させんされた。そしておうしん庇護ひごけるようになってその生涯しょうがいえた。

後世こうせいこう奩体(こうれんたい)とばれた女性じょせい関連かんれん官能かんのうてき表現ひょうげんもちいたあつめた『こう奩集』があり、それ以外いがいかんじんとしての詩作しさくひんは『かんない翰別しゅう』としてまとめられており、かん偓のふたつの側面そくめんがある。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 川合かわい康三やすぞうへんやく新編しんぺん 中国ちゅうごくめいせんした)』岩波書店いわなみしょてん、2015ねん、214-216ぺーじISBN 978-4-00-370003-7