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W FACE 〜inside・outside〜

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Bring It Onから転送てんそう
『W FACE 〜inside〜』
倖田こうだらいひつじスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 2015ねん - 2017ねん
ジャンル 歌謡かようきょくJ-POP
時間じかん
レーベル rhythm zone
チャート最高さいこう順位じゅんい

倖田こうだらいひつじ アルバム 年表ねんぴょう
WINTER of LOVE
2016ねん
W FACE 〜inside〜
W FACE 〜outside〜
(2017ねん
Koda Kumi Driving Hit's 7
2017ねん
『W FACE 〜inside〜』収録しゅうろくシングル
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『W FACE 〜outside〜』
倖田こうだらいひつじスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 2015ねん - 2017ねん
ジャンル ヒップホップR&Bダンスミュージック
時間じかん
レーベル rhythm zone
チャート最高さいこう順位じゅんい

倖田こうだらいひつじ アルバム 年表ねんぴょう
WINTER of LOVE(2016ねんW FACE 〜inside〜
W FACE 〜outside〜
(2017ねん
Koda Kumi Driving Hit's 7
2017ねん
『W FACE 〜outside〜』収録しゅうろくシングル
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W FACE 〜inside〜』(ダブル・フェイス・インサイド)および『W FACE 〜outside〜』(ダブル・フェイス・アウトサイド)は、日本にっぽん歌手かしゅ倖田こうだらいひつじの13まいおよび、14まいとなるオリジナル・アルバム[1]2017ねん3月8にちrhythm zoneより2まい同時どうじにリリースされた。ここでは、『W FACE 〜inside〜』と『W FACE 〜outside〜』の項目こうもくについても参照さんしょうする。

概要がいよう

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オリジナル・アルバムとしては『WALK OF MY LIFE以来いらいやく2ねんぶりで、2まい同時どうじアルバムとしてのリリースは2009ねん発売はつばいされた『KODA KUMI DRIVING HIT'S』と『OUT WORKS & COLLABORATION BEST以来いらいとなる。

りょうアルバムどもにCDにはかく10きょくずつけい20きょく収録しゅうろくされ、DVDおよびBlu-rayにはどう内容ないようのミュージック・ビデオが6きょく収録しゅうろくされている。なおシングルきょく一切いっさいふくまれておらず[ちゅう 1]、デビュー17ねんにしてはつとなる全曲ぜんきょく発表はっぴょう新曲しんきょく構成こうせいされたアルバム[ちゅう 2]

コンセプト

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2つの作品さくひんのコンセプトは「めんせい[1]。2まいをまったくことなるテイストの楽曲がっきょくたちで構成こうせいし、倖田こうだらいひつじつアグレッシブな側面そくめんとエモーショナルでポップな側面そくめん、リアリティのある等身とうしんだい倖田こうだらいひつじ世界せかいとエンターテインメントにおける倖田こうだらいひつじ世界せかい歌謡かようきょく/J-POP洋楽ようがく/ブラックミュージックの2つの音楽おんがくてきルーツといっためんせい表現ひょうげんしている[2][3][4][5]

制作せいさく背景はいけい

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はじめは2まい対称たいしょうせいまでもかんがえて楽曲がっきょくつくろうとしていたため、『〜inside〜』と『〜outside〜』にそれぞれ、アルバムのかおとなるきょく(「BRIDGET SONG」と「W FACE」)、アップソング(「Bring it on」と「Ultraviolet」)、ミッドバラード(「よろこびのかけら」と「Damn real」)、おなじピアノはじまるきょく(「Stand by you」と「Heatless」)というようにたいになる楽曲がっきょく存在そんざいする[2]

W FACE 〜inside〜
13まいのオリジナルアルバム。デビューするまでの17年間ねんかん歌謡かようきょくそだち、歌謡かようきょく自分じぶんのルーツだと倖田こうだらいひつじ歌謡かようきょく/J-POPの邦楽ほうがくてき側面そくめん表現ひょうげんしたアルバム[3][5]。エモーショナルなバラードから軽快けいかいなポップソングまで、歌謡かようポップサウンドを踏襲とうしゅうしたものとなっている。歌詞かし大事だいじにした日本人にっぽんじん作家さっかによるなま演奏えんそう併用へいようした楽曲がっきょく構成こうせいされている[2]
収録しゅうろくきょく「My fun」はCharaがサウンドプロデュースをがけている[6]
W FACE 〜outside〜
14まいのオリジナルアルバム。16さいなつにオーディションにかってデビューがまってから勉強べんきょうふくめてしてちょうど17ねんち、倖田こうだらいひつじにとってあらたな音楽おんがくてきルーツとなったR&B/Hip Hopという洋楽ようがくをベースにした楽曲がっきょく収録しゅうろく[2]海外かいがい作家さっかによるおとすう大幅おおはばらすことを念頭ねんとういたおとづくりで、トラックかず極端きょくたんすくなく、歌詞かしくというタイプではない楽曲がっきょく構成こうせいされている[2]。ダンストラックから、HIP HOP、R&B、 ピアノ1ほんでシンプルにうたげるバラードまで、多種たしゅ多様たようなサウンドバリエーションが表現ひょうげんされた作品さくひんとなっている。
収録しゅうろくきょく「Cupcake」にはAKLOがゲストボーカルで参加さんかしている[6]

チャート成績せいせき

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『W FACE 〜outside〜』と『W FACE 〜inside〜』がそれぞれはつしゅう2まん246まい、2まん157まいげ、3がつ20日はつかづけでオリコン週間しゅうかんアルバムランキング1と2にランクインした[7]女性じょせいソロアーティストがオリジナルアルバムで1・2独占どくせんしたのは、ふじ圭子けいこが『新宿しんじゅくおんな/“演歌えんかほしふじ圭子けいこのすべて』と『おんなのブルース』(1970ねん7/27づけ)で記録きろくして以来いらい、46ねん8ヶ月かげつぶり2にん快挙かいきょ[7]。ベストばんふくめると、浜崎はまざきあゆみ[ちゅう 3]JUJU[ちゅう 4]西野にしのカナ[ちゅう 5]達成たっせいしている。個人こじんとしてはアルバム首位しゅい獲得かくとく通算つうさん11さくで、オリジナルばんでは9さく連続れんぞくとなる。

収録しゅうろくきょく

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W FACE 〜inside〜

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  1. BRIDGET SONG [3:59]
    作詞さくし作曲さっきょくHi-yunk
    編曲へんきょく:UTA, Hi-yunk
  2. Bring It On [3:08]
    作詞さくし:Kumi Koda、BACK-ON
    作曲さっきょく編曲へんきょく:BACK-ON
  3. よろこびのかけら [4:25]
    作詞さくし:Kumi Koda、Kousuke Morimoto
    作曲さっきょく:Kousuke Morimoto
    編曲へんきょくMasanori Shimada
  4. Stand by you [5:49]
    作詞さくし:Kumi Koda
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Hi-yunk, UTA
  5. きでして [3:54]
    作詞さくし:Kumi Koda、Shinjiro Inoue
    作曲さっきょく:Shinjiro Inoue
    編曲へんきょくAtsushi Yuasa
  6. きみおも [5:16]
    作詞さくし:Kumi Koda、Yoko Kuzuya
    作曲さっきょく:Yoko Kuzuya、Mitsuki Shiokawa、SAYALA
    編曲へんきょく:Mitsuki Shiokawa
    (strings:Shika Udai)
    59thシングルのカップリングきょく
  7. On my way [4:41]
    作詞さくし:Kumi Koda
    作曲さっきょくRyuji Yamamoto
    編曲へんきょく:Shinjiro Inoue
  8. What's Up [3:21]
    作詞さくし:Kumi Koda
    作曲さっきょくKatsuhiko Yamamoto
    編曲へんきょく:Kenichi Asami、Hi-yunk
  9. Promise you [4:39]
    作詞さくし:Kumi Koda、Hi-yunk
    作曲さっきょく:Hi-yunk
    編曲へんきょく:UTA、Hi-yunk
  10. My fun [4:02]
    作詞さくし:Kumi Koda、Chara
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Chara

W FACE 〜outside〜

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  1. W FACE [3:17]
    作詞さくし:Kumi Koda
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Andrew Goldstein, Jesse St.John, Lola Blanc
  2. Ultraviolet [3:43]
    作詞さくし:Kumi Koda, Valeria Del Prete, Sean Alexander
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Valeria Del Prete, Sean Alexander
  3. Insane [3:10]
    作詞さくし:Kumi Koda, Che Pop, Ronny Svendsen, Anne Judith Wik, Rewan Riko, Claus Holm
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Che Pope, Ronny Svendsen, Anne Judith Wik, Rewan Riko, Claus Holm
  4. Damn real [4:16]
    作詞さくし:Kumi Koda
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Ava1anche, Ryohei Yamamoto
  5. Heartless [3:35]
    作詞さくし:Kumi Koda, Lindy Robbins, Emanuel Kiriakou, Shanna Crooks
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Lindy Robbins, Emanuel Kiriakou, Shanna Crooks
  6. Bassline [3:17]
    作詞さくし:Kumi Koda, Che Pope, Nermin Harambasic, Ronny Svendsen, Anne Judith Wik, Claus Holm
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Che Pope, Nermin Harambasic, Ronny Svendsen, Anne Judith Wik, Claus Holm
  7. Shhh! [3:17]
    作詞さくし:Kumi Koda, Jamie Sellers, Nicole Simpson
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Jamie Sellers, Nicole Simpson
    59thシングル。
  8. Bangerang [3:23]
    作詞さくし:Kumi Koda, Viktoria Hansen, Levi Lennox
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Viktoria Hansen, Levi Lennox
  9. Wicked Girls [2:41]
    作詞さくし:Yuka Otsuki, Kumi Koda
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Yuka Otsuki
  10. Cupcake feat.AKLO [2:13]
    作詞さくし:Kumi Koda, Dylan Kelly
    (rapAKLO)
    作曲さっきょく編曲へんきょく:Dylan Kelly

DVD・Blu-ray【inside・outside共通きょうつう

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  1. Play Ultraviolet / MUSIC VIDEO [3:41]
  2. Play Insane / MUSIC VIDEO [3:08]
  3. Play Bassline / MUSIC VIDEO [3:15]
  4. Play Wicked Girls / MUSIC VIDEO [2:41]
  5. Play BRIDGET SONG / MUSIC VIDEO [3:55]
  6. Play Promise you / MUSIC VIDEO [4:32]

タイアップ (「W FACE 〜inside〜」のみ)

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その収録しゅうろくアルバム (シングルきょくのぞく)

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W FACE 〜outside〜
  • Ultraviolet
    • MY NAME IS...』(ファンクラブ限定げんていばん)

収録しゅうろくライブ映像えいぞう (シングルきょくのぞく)

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W FACE 〜inside〜
W FACE 〜outside〜

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 59thシングル「Shhh!」はファンクラブ・会場かいじょう限定げんてい販売はんばいされたためカウントされない。
  2. ^ 発表はっぴょうきょくのうち、すでにTVCMやライブにて先駆さきがけて披露ひろうされている楽曲がっきょく存在そんざいし、『W FACE 〜inside〜』に収録しゅうろくされている「Bring It On」は2013ねんごろよりあたためられていた楽曲がっきょくでファンクラブ限定げんていライブより、『W FACE 〜outside〜』収録しゅうろくの「Cup cake」は2015ねん開催かいさいされた15周年しゅうねん記念きねんライブ『KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist』にてそれぞれ披露ひろう
    また『W FACE 〜inside〜』収録しゅうろくの「Promise you」は2016ねん2がつごろよりアイフルホームのCMソングとして頻繁ひんぱんにO.Aされていた。
  3. ^ 2007ねん3/12づけA BEST 2 -WHITE-』と『A BEST 2 -BLACK-』。
  4. ^ 12ねん11/19づけBEST STORY 〜Life stories〜』と『BEST STORY 〜Love stories〜』。
  5. ^ 13ねん9/16づけLove Collection 〜mint〜』と『Love Collection 〜pink〜』。

出典しゅってん

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  1. ^ a b “テーマは“二面ふたおもてせい倖田こうだらいひつじがアルバム2まい同時どうじリリース”. ナタリー. (2017ねん1がつ27にち). https://natalie.mu/music/news/218487 2017ねん1がつ27にち閲覧えつらん 
  2. ^ a b c d e 音楽おんがく(インタビュアー:猪又いのまたたかし)「セールスチャート1・2独占どくせんした最新さいしんアルバムで、倖田こうだらいひつじなにかんがえ、のぞんだのか?」『SPICE』、イープラス、2017ねん3がつ21にちhttps://spice.eplus.jp/articles/1103512018ねん3がつ31にち閲覧えつらん 
  3. ^ a b 倖田こうだらいひつじ、ニューアルバム2まい同時どうじリリース。自身じしんのルーツを“二面ふたおもてせい”で表現ひょうげん”. BARKS (2017ねん1がつ27にち). 2018ねん3がつ30にち閲覧えつらん
  4. ^ Special『倖田こうだらいひつじ『W FACE〜inside〜』『W FACE〜outside〜』インタビュー』(インタビュアー:平賀ひらが哲雄てつお)、Billboard JAPAN、2003ねん2がつ20日はつかhttps://www.billboard-japan.com/special/detail/18762018ねん3がつ30にち閲覧えつらん 
  5. ^ a b 倖田こうだらい 3/8に「W FACE〜inside〜」と「W FACE〜outside〜」アルバムを2まい同時どうじリリース!”. UtaTen. IBGメディア株式会社かぶしきがいしゃ (2017ねん1がつ27にち). 2018ねん3がつ31にち閲覧えつらん
  6. ^ a b 倖田こうだらいひつじ二面ふたおもてせい”テーマのアルバムにCharaとAKLO参加さんか”. ナタリー (2017ねん2がつ16にち). 2017ねん2がつ16にち閲覧えつらん
  7. ^ a b 倖田こうだらいひつじ、オリジナルアルバム1・2独占どくせん 女性じょせいソロ2にん快挙かいきょ”. ORICON NEWS. オリコン (2017ねん3がつ14にち). 2018ねん3がつ30にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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