GO (タクシー関連かんれん企業きぎょう)

GO株式会社かぶしきがいしゃ
GO Inc.

本社ほんしゃが入居にゅうきょする麻布台あざぶだいヒルズ森もりJPタワー
種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
機関きかん設計せっけい	監査かんさ等とう委員いいん会かい設置せっち会社かいしゃ
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒106-0041 東京とうきょう都と港みなと区く麻布台あざぶだい1丁目ちょうめ3-1 麻布台あざぶだいヒルズ森もりJPタワー23階かい 北緯ほくい35度ど39分ふん39.0774秒びょう 東経とうけい139度ど44分ふん26.1816秒びょう
設立せつりつ	1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）8月がつ （株式会社かぶしきがいしゃ日び交計算けいさんセンター）
業種ぎょうしゅ	情報じょうほう・通信つうしん業ぎょう
法人ほうじん番号ばんごう	2011501015896
事業じぎょう内容ないよう	ソフトウェア開発かいはつ ほか
代表だいひょう者しゃ	代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょう 川かわ鍋なべ一いち朗ろう 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 中島なかじま宏ひろし
資本しほん金きん	1億おく円えん
会計かいけい監査かんさ人じん	EY新しん日本にっぽん有限ゆうげん責任せきにん監査かんさ法人ほうじん
主要しゅよう株主かぶぬし	日本にっぽん交通こうつう ディー・エヌ・エー
主要しゅよう子会社こがいしゃ	IRIS
外部がいぶリンク	https://goinc.jp/

GO株式会社かぶしきがいしゃ（ゴー、英えい: GO Inc.）は、東京とうきょう都と港みなと区くに本社ほんしゃを置おき、タクシー配車はいしゃアプリ「GO」の提供ていきょうなど、タクシー関連かんれん事業じぎょうを行おこなう企業きぎょう。旅行りょこう業ぎょうおよび職業しょくぎょう紹介しょうかい事業じぎょうの許可きょかも有ゆうする。筆頭ひっとう株主かぶぬしは、日本にっぽん交通こうつうおよびディー・エヌ・エー (DeNA) 。

旧きゅう社名しゃめいはJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃ（ジャパンタクシー）および、株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologies（モビリティーテクノロジーズ）。2023年ねん4月がつ1日にち付づけでサービス名めいに合あわせて現げん社名しゃめいへ商号しょうごう変更へんこうした。

配車はいしゃアプリについては「GO (タクシー配車はいしゃサービス)」を参照さんしょう

概要がいよう

配車はいしゃアプリ「GO」の開発かいはつ・提供ていきょうを中心ちゅうしんに、日本にっぽん全国ぜんこくのタクシー事業じぎょう者しゃに向むけたモビリティ分野ぶんやの事業じぎょうを行おこなっている。

元来がんらいは1977年ねんに日本にっぽん交通こうつうの電算でんさんシステムを管理かんりする子会社こがいしゃ（株式会社かぶしきがいしゃ日び交計算けいさんセンター、1992年ねんより株式会社かぶしきがいしゃ日び交データサービス）として設立せつりつされた。

2010年ねんより日本にっぽん全国ぜんこくのタクシー事業じぎょう者しゃを対象たいしょうとした「全国ぜんこくタクシー配車はいしゃ」などのタクシー配車はいしゃアプリの開発かいはつ・提供ていきょうを開始かいしした。その後ごの配車はいしゃアプリの競争きょうそう拡大かくだいに伴ともない、2015年ねんに法人ほうじん名めいを「JapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃ」、2018年ねんにアプリ名めいを「JapanTaxi」へ改称かいしょうした。

現げん体制たいせいは、2020年ねんに同おなじくタクシー配車はいしゃアプリ「MOV」を提供ていきょうするDeNAのMOV部門ぶもんおよび同どうDRIVE CHART部門ぶもんと当社とうしゃが事業じぎょう統合とうごうし、社名しゃめいを「株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologies」に変更へんこうして以降いこうである。DeNAが会社かいしゃ分割ぶんかつしてJapanTaxiが承継しょうけいした。配車はいしゃアプリはMOVをベースとして開発かいはつが継続けいぞくされ、同年どうねん中ちゅうにアプリ名めいを「GO」へ改称かいしょうした。

2023年ねん4月がつ1日にち付づけで現げん社名しゃめい「GO株式会社かぶしきがいしゃ」へ改称かいしょうした。

2023年ねん11月24日にちに、本社ほんしゃを麻布台あざぶだいヒルズ森もりJPタワー23階かいに移転いてんした。

事業じぎょう

GO

「GO (タクシー配車はいしゃサービス)」も参照さんしょう

タクシー配車はいしゃアプリの運営うんえい、および加盟かめいするタクシー事業じぎょう者しゃへの業務ぎょうむ支援しえんシステムの提供ていきょう。

GO BUSINESS

GO BUSINESS（ゴー ビジネス）は、法人ほうじん向むけタクシー利用りよう管理かんりサービスである。旧きゅうJapanTaxiの「JapanTaxi BUSINESS」に相当そうとうする。社員しゃいんのタクシー利用りよう履歴りれき管理かんりや請求せいきゅう書しょ払はらい、経理けいりシステム連携れんけい、Web上じょうからの代理だいり配車はいしゃの他ほか、来客らいきゃく向むけの電子でんしタクシーチケット機能きのうなどがある。

GO CALL

GO CALL（ゴー コール）は、施設しせつの車寄くるまよせなどにGO CALL端末たんまつを設置せっちして運用うんようされる、公共こうきょう施設しせつ向むけタクシー配車はいしゃシステムである。来訪らいほう者しゃが自みずから施設しせつに配車はいしゃを依頼いらいしたり、タクシー会社かいしゃに電話でんわしたりすることなく、簡単かんたんな操作そうさでタクシーを呼よぶことができる。旧きゅうアプリの「MOV CALL」「JapanTaxi forTAB」に相当そうとうする。

配車はいしゃ後ご、端末たんまつから発行はっこうされたレシートに印字いんじされたQRコードを読よみ取とることで車両しゃりょう位置いちを確認かくにんできる等とうの機能きのうがある。

GO Dine

GO Dine（ゴー ダイン）は、高級こうきゅう料理りょうり店てん専せん門もんのフードデリバリーサービスである。一般いっぱん的てきな出前でまえなどと異ことなり、配達はいたつはタクシーで行おこなわれ、保冷ほれいバッグに入いれて運搬うんぱんされる。GOに加盟かめいするタクシー事業じぎょう者しゃの内うち、貨物かもつ自動車じどうしゃ運送うんそう事業じぎょう（飲食いんしょく物ぶつ限定げんてい）の認可にんかを有ゆうする事業じぎょう者しゃが対応たいおうする。配送はいそう料りょうは料理りょうり店てんから届とどけ先さきまでの距離きょりなどに応おうじた事前じぜん確定かくてい運賃うんちんが請求せいきゅうされる。

2023年ねん7月がつ31日にちにサービス終了しゅうりょう。

お客様きゃくさま探索たんさくナビ

お客様きゃくさま探索たんさくナビは、加盟かめい事業じぎょう者しゃに所属しょぞくするタクシー乗務じょうむ員いん向むけの需要じゅよう予測よそくサービスである。運転うんてん席せきに専用せんよう端末たんまつを設置せっちして利用りようする。AIが乗客じょうきゃく・車載しゃさいアプリの双方そうほうから収集しゅうしゅうした過去かこ・現在げんざいの情報じょうほうを元もとに、今後こんごタクシー需要じゅようが高たかいと予測よそくされる地域ちいきに向むけてナビ案内あんないを行おこない、乗客じょうきゃくを探さがすのに最適さいてきな運行うんこう経路けいろをタクシー乗務じょうむ員いんに提示ていじするもので、新人しんじん乗務じょうむ員いんの売上うりあげ確保かくほや、効率こうりつ的てきな運行うんこうを目指めざしたものである。

DRIVE CHART

DRIVE CHART（ドライブチャート）は、商用しょうよう車しゃ向むけドライブレコーダーおよびそれに付随ふずいする安全あんぜん運転うんてん支援しえんシステムである。危険きけん運転うんてん箇所かしょをAIが自動的じどうてきに抽出ちゅうしゅつし、管理かんり者しゃ・運転うんてん手しゅが簡単かんたんに当該とうがい箇所かしょの映像えいぞうを確認かくにんできるなどの機能きのうを備そなえる。

元々もともとDeNAで開発かいはつ・提供ていきょうが行おこなわれていた（MOVとは無関係むかんけいの別べつ部門ぶもん）が、JapanTaxiとの経営けいえい統合とうごう時じにMOV部門ぶもんと共ともにDRIVE CHART部門ぶもんもDeNAから分割ぶんかつされ、Mobility Technologies（当時とうじ）に引ひき継つがれた。

GO Reserve / GO Crew

GO Reserve（ゴー リザーブ）は、GOからの注文ちゅうもんのみで運行うんこうする車両しゃりょうである。その他たハイヤー枠わくのトヨタ・ジャパンタクシーに青あお基調きちょうの専用せんようラッピングを施ほどこしたもので、乗務じょうむ員いんはGO Crew（ゴー クルー）と称しょうされる。社名しゃめい表示ひょうじ灯とう（行灯あんどん）と車外しゃがい表示ひょうじ機き（スーパーサイン）は設置せっちされていない。

通常つうじょうのタクシー乗務じょうむ員いんとは異ことなり、時給じきゅう制せい・短時間たんじかんシフトでの勤務きんむが可能かのうである点てんをアピールポイントとしており、従来じゅうらいの雇用こよう形態けいたいが障壁しょうへきとなって人手ひとで不足ふそくが続つづき、都市とし部ぶのラッシュ時間じかん帯たいにおいて全すべてのGO注文ちゅうもんを受うけられない状況じょうきょうを改善かいぜんするために始はじまった。

車両しゃりょうの運行うんこうや乗務じょうむ員いんの雇用こようは提携ていけい事業じぎょう者しゃが担当たんとうし、GOは雇用こよう仲介ちゅうかいのみ行おこなう。クルーの制服せいふくは紺色こんいろのノーカラージャケット（支給しきゅう）のみ指定してい。リザーブ車両しゃりょうにはGO注文ちゅうもんの内うち、GO Payと降車こうしゃ地ちが設定せっていされ、乗車じょうしゃ距離きょりが一定いってい以下いかと予想よそうされる注文ちゅうもんのみが配車はいしゃされ、リザーブ車しゃ指定していでの注文ちゅうもんはできない。

2024年ねん（令れい和わ5年ねん）3月がつ時点じてんでの当とう事業じぎょう提携ていけい事業じぎょう者しゃは以下いかの通とおり。

• 東京とうきょう都と
  • ハロートーキョー（江戸川えどがわ区く臨海りんかい町まち）
  • 日立ひたち交通こうつう第だい二に（足立あだち区く綾瀬あやせ）
• 神奈川かながわ県けん
  • 北斗ほくとタクシー（横浜よこはま市し中ちゅう区く小港こみなと町まち）

タクシー産業さんぎょうGXプロジェクト

タクシー車両しゃりょうを電気でんき自動車じどうしゃに置おき換かえ、脱だつ炭素たんそ化か・グリーントランスフォーメーション（GX）を推進すいしんするプロジェクトである。NEDO採択さいたく事業じぎょう。タクシー事業じぎょう者しゃ向むけ車両しゃりょうリースや急速きゅうそく充電じゅうでん器きの設置せっちなどといった、タクシー事業じぎょうに特とく化かしたエネルギーマネジメントシステムを構築こうちくしていく計画けいかくである。

既すでに当とうプロジェクトに基もとづき小田原おだわら市しと包括ほうかつ連携れんけい協定きょうていを結むすんでおり、世田谷せたがや区くの荏原えばら交通こうつうおよび小田原おだわら市しの日本にっぽん交通こうつう横浜よこはまを皮切かわきりに、複数ふくすうのタクシー事業じぎょう者しゃで電気でんき自動車じどうしゃタクシー運行うんこうのマネジメントを行おこなっている。

ニセコモデル

冬期とうきのオーバーツーリズム対策たいさく。

沿革えんかく

以下いか、統合とうごう前まえも含ふくめて提供ていきょうアプリの沿革えんかくも同時どうじに記しるす。

JapanTaxi

法人ほうじんとしては、1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）に日本にっぽん交通こうつう (東京とうきょう都と)が子会社こがいしゃとして株式会社かぶしきがいしゃ日び交計算けいさんセンターを設立せつりつしたのが始はじまりである。1992年ねん（平成へいせい4年ねん）、株式会社かぶしきがいしゃ日び交データサービスに改称かいしょう。従来じゅうらいは日本にっぽん交通こうつう社内しゃないの電算でんさんシステムの開発かいはつ・保守ほしゅを行おこなう会社かいしゃであったが、ASPを利用りようしたフィーチャーフォン用ようタクシー配車はいしゃシステムなども開発かいはつしていた。

2010年ねん（平成へいせい22年ねん）頃ごろから、日本にっぽん交通こうつうの会長かいちょう・川かわ鍋なべ一いち朗ろうの指揮しきにより、スマートフォンでタクシーを呼よぶアプリ（配車はいしゃアプリ）の開発かいはつを開始かいし、2011年ねん（平成へいせい23年ねん）に「日本にっぽん交通こうつうタクシー配車はいしゃ」「全国ぜんこくタクシー配車はいしゃ」をリリースする。スマートフォンの地図ちず上じょうにピンを刺さして乗車じょうしゃ場所ばしょを指定していしたあと、車両しゃりょうなど条件じょうけんのを選択せんたくしてタクシーを注文ちゅうもんするという仕組しくみであったが、これは川かわ鍋なべがピザの宅配たくはいアプリから発想はっそうを得えたという。従来じゅうらいの電話でんわ注文ちゅうもんに比くらべ、注文ちゅうもんからタクシーの到着とうちゃくまでにかかる時間じかんが大幅おおはばに短縮たんしゅくされたことから、配車はいしゃアプリは徐々じょじょに人気にんきを増ましていくこととなる。

当社とうしゃ製せいタクシーメーター
二葉ふたば計器けいき製せい筐体きょうたいに独自どくじソフトウェアを入いれたもの。日本にっぽん交通こうつうグループのみ導入どうにゅう。

2015年ねん（平成へいせい27年ねん）にはJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃに改称かいしょうし、同年どうねんから2016年ねん（平成へいせい28年ねん）にかけて、以下いかのサービスを提供ていきょう開始かいしする。

• ネット決済けっさい機能きのう - アプリ上じょうでクレジットカードを登録とうろくすることで、車内しゃないでの運賃うんちん支払しはらいを省はぶくことができる機能きのう。後ごのJapanTaxi Wallet → GO Payに相当そうとうする。
• JapanTaxiタブレット - タクシー車両しゃりょうの助手じょしゅ席せき背面はいめんに設置せっちし、映像えいぞう広告こうこくを配信はいしんするほかQR決済けっさい端末たんまつなどとして利用りよう可能かのうなタブレット端末たんまつ。
• JapanTaxiドライブレコーダー - タクシーメーターやOBDなどの信号しんごうを受信じゅしんして、それらのデータと車内しゃない外がいの映像えいぞうを同時どうじに保存ほぞんし、専用せんようのビューアーで一覧いちらんできるドライブレコーダー。
• JapanTaxi BUSINESS - 法人ほうじん向むけタクシー利用りよう管理かんりサービス。付随ふずいして、施設しせつ来訪らいほう者しゃがフロントなどに依頼いらいせず自身じしんでタクシーを呼よべる据置すえおき型がたタブレット端末たんまつおよびそのシステム「JapanTaxi for TAB」「JapanTaxi for WEB」も提供ていきょう開始かいしされた。
• JapanTaxiメーター - 二葉ふたば計器けいきの製品せいひん（同社どうしゃ製せいR9-6型がた）を改造かいぞうしたタッチパネル式しきタクシーメーター（ATM-100型がた）。同時どうじにタクシー車載しゃさい機器ききをBluetoothで接続せつぞくするシステムも開発かいはつされ、いずれも日本にっぽん交通こうつうグループの事業じぎょう者しゃ向むけにのみ提供ていきょうされた。

この当時とうじ、同社どうしゃが提供ていきょうするアプリは、既存きそんの配車はいしゃシステムとの融合ゆうごうを前提ぜんていとしていたため、乗客じょうきゃく用ようアプリ、アプリサーバ、加盟かめい事業じぎょう者しゃの配車はいしゃシステム、タクシー車両しゃりょうの4者しゃ間あいだで情報じょうほうを往復おうふくさせて配車はいしゃを行おこなっていた。この方式ほうしきは、新規しんき導入どうにゅうする際さいのコストが抑おさえられ、タクシー乗務じょうむ員いんも従来じゅうらい通どおりの機器きき操作そうさでアプリ配車はいしゃに対応たいおうできる点てんではメリットがあったが、異ことなる配車はいしゃシステムが混在こんざいする地域ちいきでは車両しゃりょう決定けっていまでに時間じかんがかかる上うえ、各社かくしゃが個別こべつに受注じゅちゅうする配車はいしゃとも輻輳ふくそうすることから、配車はいしゃ能力のうりょくに限界げんかいがあった。

そこで、2018年ねん（平成へいせい30年ねん）にはアプリ名めいをJapanTaxiに改称かいしょうし、乗客じょうきゃく用ようアプリのUIを一新いっしんする。同時どうじに、後述こうじゅつの「タクベル」に倣ならい、JapanTaxi配車はいしゃ専用せんようの車載しゃさい器き「JapanTaxi DRIVER'S」を加盟かめい事業じぎょう者しゃ向むけに提供ていきょう開始かいしする。これは配車はいしゃ受信じゅしん機能きのうやカーナビ機能きのうを組くみ込こんだ乗務じょうむ員いん向むけアプリをAndroidタブレットに搭載とうさいしたもので、配車はいしゃをアプリサーバとDRIVER'S端末たんまつの2者しゃ間あいだでのみやりとりするため、配車はいしゃ能力のうりょくの向上こうじょう、効率こうりつ化かにつながった。同時どうじに、乗客じょうきゃく・乗務じょうむ員いん間あいだでの音声おんせい通話つうわや定型ていけい文ぶんのやりとりを行おこなえるようになった。

2019年ねん（平成へいせい31年ねん・令れい和わ元年がんねん）には新型しんがた「JapanTaxiタブレット」を提供ていきょう開始かいし。従来じゅうらいは液晶えきしょう画面がめんとQR決済けっさい用ようカメラのみを有ゆうしていたところに、クレジットカード決済けっさい機き（コンタクトレス/IC/磁気じき対応たいおう）とFelica決済けっさい機きを組くみ合あわせ、決済けっさい方法ほうほうの選択せんたくから支払しはらいまで乗客じょうきゃく自みずから行おこなうセルフレジ式しき決済けっさい機きとなった。

2020年ねん（令れい和わ2年ねん）には、当社とうしゃとタクシー配車はいしゃアプリ「MOV」を提供ていきょうするDeNAの当該とうがい事業じぎょう部門ぶもんが合併がっぺいし、株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologiesに改称かいしょうされた。この時点じてんで「JapanTaxi」は47都道府県とどうふけんの7万まん台だいが利用りよう可能かのうで、「JapanTaxi BUSINESS」も1000社しゃ以上いじょうの登録とうろくがあった。

年表ねんぴょう

• 1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん） - 株式会社かぶしきがいしゃ日び交計算けいさんセンターとして設立せつりつ。
• 1992年ねん（平成へいせい4年ねん） - 株式会社かぶしきがいしゃ日び交データサービスに改称かいしょう。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）
  • 1月がつ18日にち - 「日本にっぽん交通こうつうタクシー配車はいしゃ」iOS版ばんをリリース。当初とうしょは東京とうきょう特別とくべつ区く・武ぶ三さん交通こうつう圏けんの日本にっぽん交通こうつうグループ全ぜん車両しゃりょうで対応たいおう開始かいし。
  • 2月がつ22日にち - 「日本にっぽん交通こうつうタクシー配車はいしゃ」Android版ばんをリリース。
  • 12月13日にち - 姉妹しまいアプリとして「全国ぜんこくタクシー配車はいしゃ」をリリース。
• 2015年ねん（平成へいせい27年ねん） - JapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃに改称かいしょう。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん） - 株式会社かぶしきがいしゃフリークアウトとの合弁ごうべんで、子会社こがいしゃの株式会社かぶしきがいしゃIRISを設立せつりつ。
• 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）9月がつ - 「全国ぜんこくタクシー配車はいしゃ」が「JapanTaxi」に改名かいめい、同時どうじに加盟かめい事業じぎょう者しゃ向むけ車載しゃさい端はし末まつ「JapanTaxi DRIVER'S」提供ていきょう開始かいし。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月がつ - アプリ利用りよう者しゃへの説明せつめいが不十分ふじゅうぶんなまま、利用りよう者しゃの位置いち情報じょうほうをタクシー降車こうしゃ後ごも追跡ついせきし、当該とうがいタクシー乗車じょうしゃ中ちゅうにTokyoPrimeが配信はいしんしていたタクシー車内しゃない広告こうこくや、JapanTaxiタブレットのカメラで記録きろくした乗客じょうきゃくの顔写真かおじゃしんなどと紐ひも付つけるなどしていたとして、これを利用りよう者しゃに分わかりやすく説明せつめいするよう、2018年ねん（平成へいせい30年ねん）11月がつ末まつに公正こうせい取引とりひき委員いいん会かいから注意ちゅういを受うけていたことが、日本経済新聞にほんけいざいしんぶんにより報道ほうどうされる。以降いこう、広告こうこくへの位置いち情報じょうほうの利用りようは行おこなわれなくなった。
• 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）4月がつ1日にち - DeNAのMOV部門ぶもんと合併がっぺいし、株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologiesに改称かいしょう。

MOV（DeNA）

日にち交データサービスによる「全国ぜんこくタクシー配車はいしゃ」リリース以降いこう、配車はいしゃアプリの人気にんきが高たかまり、多おおくのタクシー事業じぎょう者しゃが同様どうようのアプリを提供ていきょうしはじめたが、その多おおくが各社かくしゃ局きょくの車両しゃりょうのみ配車はいしゃ可能かのうなものであった。一方いっぽうで、従来じゅうらいより事業じぎょう者しゃ跨またぎでの配車はいしゃを目指めざしていた「全国ぜんこくタクシー配車はいしゃ」は日本にっぽん交通こうつうという特定とくていの事業じぎょう者しゃが母体ぼたいとなっていたために忌避きひする事業じぎょう者しゃもあり、2016年ねん（平成へいせい28年ねん）には東京とうきょうハイヤー・タクシー協会きょうかいにより、これらを解決かいけつしたアプリ「スマホ de タッくん」が提供ていきょう開始かいしされるまでとなったが、いずれも各社かくしゃが保有ほゆうしていた既存きそんの配車はいしゃシステムとの融合ゆうごうを図はかったものであったため、システム面めんでの課題かだいを多おおく抱かかえていた。

DeNAはこうした状況じょうきょうに着目ちゃくもくし、自社じしゃのオートモーティブ事業じぎょう部ぶ内ないに新しん部門ぶもんを立たち上あげ、2017年ねん（平成へいせい29年ねん）より「タクベル」でタクシーアプリ事業じぎょうに参入さんにゅうした。大おおまかな機能きのう（地図ちず上じょうで場所ばしょを指定していして注文ちゅうもん、カード登録とうろくによるネット決済けっさい機能きのうなど）は先発せんぱつの各かく配車はいしゃアプリに倣ならっているが、従前じゅうぜんの課題かだいを解決かいけつすべく、当初とうしょより「専用せんようの乗務じょうむ員いん端末たんまつを用もちいて」「AIにより車両しゃりょうを決定けっていするシステム」を、日本にっぽんの配車はいしゃアプリとして初はじめて導入どうにゅうした。

2017年ねん（平成へいせい29年ねん）に神奈川かながわ県けんタクシー協会きょうかいの協力きょうりょくの下した、横浜よこはま市し内うちで実用じつよう実験じっけんを開始かいしした。後のちに、神奈川かながわ県けん全域ぜんいきへの拡大かくだい、京阪神けいはんしん地域ちいきへの進出しんしゅつを経へて、2018年ねん（平成へいせい30年ねん）には正式せいしき全国ぜんこく展開てんかいと共ともにアプリ名めいを「MOV」に変更へんこうした。

2019年ねん（平成へいせい31年ねん・令れい和わ元年がんねん）には、以下いかのサービスを提供ていきょう開始かいしする。

• MOVアプリ上じょうで、配車はいしゃ中ちゅうのタクシー乗務じょうむ員いんと乗客じょうきゃくの間あいだで音声おんせい通話つうわができる機能きのう。
• 加盟かめいするタクシー事業じぎょう者しゃ向むけに、MOV車載しゃさい端末たんまつと連動れんどうした決済けっさい機きを提供ていきょう開始かいし。
• MOV専用せんよう配車はいしゃ端はし末まつ「MOV CALL」の運用うんよう開始かいし。
• 加盟かめいするタクシー事業じぎょう者しゃ向むけに「お客様きゃくさま探索たんさくナビ」の提供ていきょう（商用しょうよう化か）を開始かいし。これは乗客じょうきゃく・車載しゃさいアプリの双方そうほうから収集しゅうしゅうした過去かこ・現在げんざいの情報じょうほうを元もとに、今後こんごタクシー需要じゅようが高たかいと予測よそくされる地域ちいきに向むけてナビ案内あんないを行おこない、乗客じょうきゃくを探さがすのに最適さいてきな運行うんこう経路けいろをタクシー乗務じょうむ員いんに提示ていじするもので、新人しんじん乗務じょうむ員いんの売上うりあげ確保かくほや、効率こうりつ的てきな運行うんこうを目指めざしたものである。

2020年ねん（令れい和わ2年ねん）には、DeNAのMOV部門ぶもんが同業どうぎょうのJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃと事業じぎょう統合とうごうすることとなり、同社どうしゃは名称めいしょうを「株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologies（MoT）」に変更へんこう。MOVの全ぜん事業じぎょうはMoTに引ひき継つがれた。この時点じてんでMOVは全国ぜんこく7エリアで展開てんかいしていた。

年表ねんぴょう

• 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）
  • 9月12日にち - 「タクベル」の実用じつよう実験じっけんを横浜よこはま市しの限定げんていエリアで開始かいし。神奈川かながわ県けんタクシー協会きょうかいと共同きょうどうで10月がつ31日にちまで実施じっし。
• 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）
  • 4月がつ19日にち - 「タクベル」が神奈川かながわ県けん横浜よこはま・川崎かわさきエリアで正式せいしきサービス開始かいし。
  • 7月がつ11日にち - 「タクベル」の対象たいしょうエリアを横浜よこはま・川崎かわさきエリアから神奈川かながわ県けんに拡大かくだい。
  • 12月5日にち - 神奈川かながわ県内けんないでサービス展開てんかいしていた次世代じせだいタクシー配車はいしゃアプリ「タクベル」を全国ぜんこく展開てんかい。同時どうじに名称めいしょうを「MOV」へとリブランディング。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん・令れい和わ元年がんねん）
  • 7月がつ8日にち - 大阪おおさか府ふの近鉄きんてつタクシーと国際こくさい興業こうぎょう大阪おおさかと新大阪しんおおさかタクシーの3社しゃと京都きょうと府ふの京都きょうと府ふタクシー協会きょうかい配車はいしゃアプリ推奨すいしょう事業じぎょう者しゃとなっている9社しゃとで大阪おおさか府ふと京都きょうと府ふにエリアを拡大かくだい。
  • 11月 - 兵庫ひょうご県けんでの正式せいしき導入どうにゅうに先行せんこうして阪神はんしんタクシーが導入どうにゅう。
  • 12月2日にち - 兵庫ひょうご県けんにエリアを拡大かくだい。
• 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）
  • 1月がつ14日にち - 東京とうきょう都と多摩たま地区ちくにエリアを拡大かくだい。
  • 1月がつ16日にち - 第だい一いち交通こうつう産業さんぎょうとの協業きょうぎょうを発表はっぴょう。今後こんご、全国ぜんこくの第だい一いち交通こうつうタクシーで導入どうにゅうされる。
  • 2月がつ4日にち - ディー・エヌ・エー（DeNA）のタクシー配車はいしゃアプリ部門ぶもんが日本にっぽん交通こうつうホールディングス系けいのJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃと2020年ねん4月がつ1日にちに統合とうごうすることを発表はっぴょう。
  • 4月がつ1日にち - ディー・エヌ・エー（DeNA）のタクシー配車はいしゃアプリ部門ぶもんとJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃが統合とうごうされ、株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologiesに社名しゃめい変更へんこうされた。MOVおよびJapanTaxiの両りょうアプリが同社どうしゃの管理かんり下かとなる。

統合とうごう後ご（GO）

2020年ねん（令れい和わ2年ねん）2月がつ4日にち、DeNAのMOV部門ぶもんとJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃの事業じぎょう統合とうごうが発表はっぴょうされ、同年どうねん4月がつ1日にちには先述せんじゅつの通とおり「株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologies（以下いか、MoT）」として事業じぎょうを開始かいしした。統合とうごう時点じてんの株式かぶしきはDeNAと日本にっぽん交通こうつうが各かく38.17%を保有ほゆうし、残のこりは日本にっぽん交通こうつう以外いがいの旧きゅうJapanTaxiの株主かぶぬしがそのまま保有ほゆうする。事業じぎょう統合とうごうはDeNAが当該とうがい部門ぶもんを会社かいしゃ分割ぶんかつで切きり離はなし、それをJapanTaxiが承継しょうけいするという形かたちで行おこなわれたが、会長かいちょうの川かわ鍋なべは内部ないぶ的てきな認識にんしきは対等たいとうな合併がっぺいであることを強調きょうちょうしている。

事業じぎょう統合とうごうの理由りゆうとして、「JapanTaxiの日本にっぽん全国ぜんこくに及およぶ加盟かめい事業じぎょう者しゃ・台数だいすうと、タクシー向むけハードウェアの開発かいはつ能力のうりょく」「DeNAのAIを用もちいた技術ぎじゅつ開発かいはつ、サービスづくりの能力のうりょく」という両者りょうしゃの強つよみを活いかし、経営けいえい資源しげんの集約しゅうやく化かにより事業じぎょう拡大かくだいを加速かそくし、日本にっぽんのタクシー産業さんぎょうの次世代じせだい化かを図はかる旨むねが公式こうしきより発表はっぴょうされた。

事業じぎょう内容ないようは両者りょうしゃのものを統合とうごうした上うえで順次じゅんじ整理せいりが進すすめられた。同年どうねん9月がつ1日にちには統合とうごう後ごの配車はいしゃアプリの名称めいしょうが「GO」となることが発表はっぴょうされ、同日どうじつリリース開始かいし。当初とうしょの対応たいおう予定よてい範囲はんいは、JapanTaxiとMOVの加盟かめい事業じぎょう者しゃを合算がっさんした、47都道府県とどうふけんの約やく10万まん台だい。その後ご、2020年ねん～2021年ねんにかけて以下いかのような施策しさくが採とられた。

• 乗客じょうきゃく用ようアプリに関かんしては、MOVの名称めいしょうをGOに変更へんこうし、旧きゅうMOVをベースに開発かいはつを継続けいぞく。JapanTaxiは当面とうめん継続けいぞくした上うえで、東京とうきょう/神奈川かながわより順次じゅんじサービス終了しゅうりょう。アプリ上じょうでは後継こうけいアプリとしてGOへの移行いこうを促うながす案内あんないを行おこなう。
  • 一部いちぶJapanTaxiのみで提供ていきょうしていた機能きのう（空港くうこう定額ていがく、事前じぜん予約よやくなど）に関かんしては、既すでに旧きゅうアプリの利用りようが停止ていしされた地域ちいきにおいても、当該とうがい機能きのうを一定いってい回数かいすう以上いじょう利用りようしていた利用りよう者しゃのみ旧きゅうアプリを利用りよう可能かのうとする措置そちを執とり、GOで新しん機能きのうがリリースされる毎ごとに順次じゅんじ利用りよう停止ていし。
  • 統合とうごう後ごは、旧きゅうJapanTaxiの加盟かめい事業じぎょう者しゃに所属しょぞくするタクシーでもGOからの配車はいしゃを受注じゅちゅうできるようにされたが、サービス終了しゅうりょうに向むけて継続けいぞくしていたJapanTaxiからの配車はいしゃ（BUSINESS含ふくむ）は旧きゅうMOV車両しゃりょうでは受注じゅちゅうできなかった。
• 統合とうごう前まえに加盟かめい事業じぎょう者しゃが各社かくしゃから提供ていきょうされた機器きき類るいはソフトウェア更新こうしんで統合とうごう対応たいおう。車載しゃさい機器きき（乗務じょうむ員いん用よう端はし末まつ、決済けっさい機き）については、旧きゅうMOV式しきと旧きゅうJapanTaxi式しきのいずれもMoTでアフターサービスを継続けいぞくし、統合とうごう後ごに新規しんき加盟かめいする事業じぎょう者しゃも、両者りょうしゃから選択せんたくして導入どうにゅうできる。
• 法人ほうじん向むけサービスに関かんしては、「JapanTaxi BUSINESS」を継続けいぞくし、後のちに「GO BUSINESS」に名称めいしょう変更へんこう。同時どうじに、旧きゅうJapanTaxi車両しゃりょうだけでなく、GO対応たいおう全車ぜんしゃが配車はいしゃできるようになった。公共こうきょう施設しせつ向むけに提供ていきょうされていた来客らいきゃく用よう配車はいしゃシステム「JapanTaxi forTAB」「MOV CALL」については後者こうしゃを継続けいぞくし、「GO CALL」に名称めいしょう変更へんこう。
• DeNAが商用しょうよう車しゃ向むけに提供ていきょうしていたドライブレコーダー「DRIVE CHART」は、MOVとは別箇べっこで開発かいはつ・提供ていきょうが行おこなわれていたが、経営けいえい統合とうごうと共ともに事業じぎょうをMoTに移管いかんした。

システムの統合とうごうが進すすんだ2021年ねん（令れい和わ3年ねん）以降いこうは、タクシーによる料理りょうり配達はいたつサービスの「GO Dine」や、タクシー車両しゃりょうの電気でんき自動車じどうしゃ化かを進すすめる「GX（グリーントランスフォーメーション）プロジェクト」など、配車はいしゃアプリに限かぎらないタクシー産業さんぎょう全体ぜんたいを対象たいしょうとした事業じぎょうを拡大かくだいしている。

2022年ねん（令れい和わ4年ねん）に加盟かめいする大半たいはんの事業じぎょう者しゃのJapanTaxiからGOへの切替きりかえが完了かんりょうし、JapanTaxiは2023年ねん（令れい和わ5年ねん）にサービス終了しゅうりょうとなったが、2024年ねん現在げんざいでも島根しまね県けん・鳥取とっとり県けんでGOに対応たいおうする事業じぎょう者しゃはない。

年表ねんぴょう

• 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）
  • 4月がつ1日にち - 「JapanTaxi」を提供ていきょうしていたJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃと「MOV」を提供ていきょうしていたDeNAのMOV部門ぶもんを事業じぎょう統合とうごうした上うえで、JapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃを株式会社かぶしきがいしゃMobility Technologiesに改称かいしょう。
  • 9月1日にち - 同社どうしゃが提供ていきょうするMOVとJapanTaxiの両りょうアプリが統合とうごうされ、MOVから「GO」に名称めいしょう変更へんこう。JapanTaxiは当面とうめん残存ざんそんの上うえ、順次じゅんじ縮小しゅくしょう。
  • 12月21日にち - 紀尾井町きおいちょう（旧きゅうJapanTaxi）と渋谷しぶや（DeNA）に分わかれていたオフィスを統合とうごうし、六本木ろっぽんぎに移転いてん。
• 2021年ねん（令れい和わ3年ねん）
  • 4月がつ20日はつか - 2017年ねん2月がつ以降いこう、顧客こきゃくのアプリ配車はいしゃ情報じょうほうや決済けっさい情報じょうほうを管理かんりするために加盟かめい事業じぎょう者しゃの運行うんこう管理かんり者しゃが使用しようする業務ぎょうむ用ようシステムにおいて、一部いちぶの日本にっぽん交通こうつうの社員しゃいんのアカウントで、日本にっぽん交通こうつう以外いがいの車両しゃりょうが受注じゅちゅうした配車はいしゃ情報じょうほうも確認かくにんできていたことが判明はんめい。2019年ねん9月がつ以降いこう、日本にっぽん交通こうつう社員しゃいんにより3623名めいの他社たしゃ顧客こきゃくの情報じょうほうが閲覧えつらんされていた。当時とうじのJapanTaxi株式会社かぶしきがいしゃがアカウント付与ふよの際さいに適切てきせつに権限けんげん設定せっていを行おこなっていなかったことや、担当たんとう者しゃの個人こじん情報じょうほう保護ほごに対たいする理解りかい不足ふそくなどが原因げんいんとされた。
  • 5月19日にち - タクシーによるフードデリバリーサービス「GO Dine」開始かいし。
  • 6月がつ - MoTが第三者だいさんしゃ割当わりあて増資ぞうしにより発行はっこうした株式かぶしきをあいおいニッセイ同和どうわ損保そんぽが取得しゅとくしたことに伴ともない、同社どうしゃとの業務ぎょうむ提携ていけいを開始かいし。
  • 6月3日にち - CMキャラクターに竹たけ野内やない豊ゆたかを起用きよう開始かいし。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）
  • 6月1日にち - 愛あいのタクシーチケット株式会社かぶしきがいしゃのすべての株式かぶしきを取得しゅとくし子会社こがいしゃ化か。
  • 7月がつ8日にち - 東南とうなんアジアで配車はいしゃサービス事業じぎょうなどを行おこなうGrabと提携ていけい開始かいし。
  • 7月がつ14日にち - 「GO」がMM総研そうけん大賞たいしょう2022「スマートソリューション部門ぶもん MaaS分野ぶんや」で最優秀さいゆうしゅう賞しょうを受賞じゅしょう。
  • 7月がつ19日にち - 新しんエネルギー・産業さんぎょう技術ぎじゅつ総合そうごう開発かいはつ機構きこうが公募こうぼしていた「グリーンイノベーション基金ききん事業じぎょう」に採択さいたくされ、同年どうねん12月がつ12日にちに「タクシー産業さんぎょうGXプロジェクト」を発表はっぴょう。
  • 8月がつ4日にち - 大韓民国だいかんみんこくのタクシー配車はいしゃアプリKakao Tと提携ていけい開始かいし。
  • 11月16日にち - 高級こうきゅうワンボックス車しゃ専用せんようの配車はいしゃサービス「GO PREMIUM」提供ていきょう開始かいし。
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）
  • 1月がつ30日にち - 先述せんじゅつの「タクシー産業さんぎょうGXプロジェクト」において、小田原おだわら市しと包括ほうかつ連携れんけい協定きょうていを締結ていけつ。
  • 1月がつ31日にち - 同日どうじつ13時じに「JapanTaxi」がサービス終了しゅうりょうとなり「GO」に一本いっぽん化か。
  • 2月がつ28日にち - 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくのCTripおよびAlipayと提携ていけい開始かいし。
  • 3月7日にち - タクシー乗務じょうむ員いんの新あらたな雇用こよう形態けいたいとして、日本にっぽん交通こうつうの完全かんぜん子会社こがいしゃであるハロートーキョーとの協業きょうぎょうで「GO Reserve」および「GO Crew」を開始かいし。
  • 4月がつ1日にち - 株式会社かぶしきがいしゃMobility TechnologiesからGO株式会社かぶしきがいしゃに改称かいしょう。
  • 7月がつ31日にち - 「GO Dine」のサービスを終了しゅうりょう。
  • 11月24日にち - 本社ほんしゃを麻布台あざぶだいヒルズ森もりJPタワー23階かいに移転いてん。

関連かんれん会社かいしゃ

• 株式会社かぶしきがいしゃIRIS - 当社とうしゃとフリークアウト・ホールディングスとの合弁ごうべんで設立せつりつされた。タクシー車内しゃないで放映ほうえいするデジタルサイネージを取とり扱あつかう広告こうこく媒体ばいたい事業じぎょう「Tokyo Prime」を展開てんかいしている。
• 愛あいのタクシーチケット株式会社かぶしきがいしゃ

関連かんれん項目こうもく

• GO (タクシー配車はいしゃサービス) - 同社どうしゃが提供ていきょうするタクシー配車はいしゃアプリ
• 日本にっぽん交通こうつう (東京とうきょう都と)
• ディー・エヌ・エー

外部がいぶリンク

• GO株式会社かぶしきがいしゃ
• GO (@go_goesnext) - X（旧きゅうTwitter）
• GO (gogoesnext) - Facebook
• GO - YouTubeチャンネル
• GO - Google Play