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HP Storage

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

HP Storageとは、ヒューレット・パッカード(HP)しゃ提供ていきょうするストレージ製品せいひん総称そうしょうするブランドである。きゅう名称めいしょうStorageWorksで2011ねん6がつ9にちづけ変更へんこうされた。

概要がいよう

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HPではだい企業きぎょうから中小ちゅうしょう企業きぎょうまでのユーザーが利用りよう可能かのうなストレージ・ソリューションを30ねんにわたって提供ていきょうしている。製品せいひんサーバー内蔵ないぞうまたは接続せつぞくして使用しようするディスクストレージから、ファイバーチャネル接続せつぞくディスクアレイ製品せいひん、テープバックアップ製品せいひん仮想かそうテープライブラリ、ストレージ・ネットワーキング製品せいひん(SANインフラストラクチャ製品せいひん)、ストレージ管理かんりソフトウェアいたるまで、企業きぎょうユーザの要求ようきゅう幅広はばひろくカバーする。なかでもディスクストレージやテープストレージ製品せいひんは、出荷しゅっか台数だいすうにおいて世界せかいNo.1の実績じっせきほこるとわれる。

HP Storageの開発かいはつ方針ほうしんは、モジュラーされ、標準ひょうじゅんされたしん製品せいひん提供ていきょうによりストレージ技術ぎじゅつ革新かくしんをもたらし、ネットワークストレージの利用りよう容易よういにすること。独自どくじ仮想かそう技術ぎじゅつによりストレージ管理かんり飛躍ひやくてき容易よういにしたディスクアレイ製品せいひん EVA(Enterprise Virtual Array)や、HPが設計せっけいおよび規格きかく策定さくてい主導しゅどうしたテープドライブ製品せいひんLTO(HP Ultirium)などすうおおくの製品せいひんに、その方針ほうしんあらわれている。

HPは2002ねん米国べいこくCompaq買収ばいしゅうし、ストレージをふく製品せいひんラインナップを統合とうごうした。そのさい”Adopt and Go”という方針ほうしんにより、両社りょうしゃ製品せいひんかさなる場合ばあいはよりすぐれた製品せいひん継続けいぞくするという判断はんだんおこなった。StorageWorksというブランドめいはCompaqしゃ由来ゆらいするが、じつはCompaqしゃが1998ねん買収ばいしゅうしたDigital Equipment Corporation(DEC)のストレージ製品せいひんブランドが”DIGITAL StorageWorks”であり、その製品せいひんコンセプトはEVAにがれている。今日きょうのHP Storage製品せいひんラインナップは、HP、Compaq、DEC 3しゃのストレージラインナップの部分ぶぶんわせ、発展はってんさせたものとなっている。

ディスクストレージ システム

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ユーザーのもとめる性能せいのう拡張かくちょうせい信頼しんらいせいにより、だい企業きぎょうけハイエンド製品せいひんのP9500/XPからSMB/部門ぶもんけエントリー製品せいひんのP2000/MSAまで、幅広はばひろ製品せいひんラインアップを提供ていきょうしている。

HP P9500 Dsik Array/XP
データセンター/システム統合とうごう事業じぎょう継続けいぞく災害さいがい対策たいさくなどのミッションクリティカルIT環境かんきょうささえる統合とうごうプラットフォーム。HP-UXWindowsはもちろんHP NonStopメインフレームまでの豊富ほうふ接続せつぞくせいと、24あいだ365にち停止ていし運用うんようできる信頼しんらいせい提供ていきょうする。2010ねん9がつに、ブランドめい従来じゅうらいのXPからP9000シリーズに変更へんこうし、後継こうけいとして発表はっぴょうした。
HP 3PAR Storage System
データのスリムにより運用うんようコスト半減はんげん可能かのうにするクラウド/データセンターけスケールアウトがたストレージ。HPは2010ねん9がつ米国べいこく3PARしゃ買収ばいしゅうし、スケールアウトがたストレージのポートフォリオ強化きょうかした。
HP P6000 Enterprise Virtual Array/EVA (Enterprise Virtual Array)
独自どくじ仮想かそう技術ぎじゅつにより管理かんりしゃ負担ふたん軽減けいげんする、ミッドレンジのディスクアレイ。インテリジェントなコントローラ物理ぶつりてきディスクすべてを仮想かそうストレージプールとしてまとめて管理かんりし、必要ひつよう容量ようりょう論理ろんりボリュームして提供ていきょうするため、ディスクI/Oの平準へいじゅんによる性能せいのう向上こうじょう容量ようりょう効率こうりつはかれる。P6000シリーズは2011ねん6がつ9にち発表はっぴょうされたEVAの後継こうけい機種きしゅ
HP P4000 G2 SAN Solutions(きゅう名称めいしょう LeftHand)
スケールアウトがたのアーキテクチャを採用さいようしたiSCSI対応たいおうのクラスタストレージ。
業界ぎょうかい標準ひょうじゅんのx86サーバーにLinuxベースの専用せんようOSとSASまたはSATA HDDを複数ふくすう搭載とうさいし、クラスタノードを構成こうせいする。このクラスタノードを最小さいしょう構成こうせいの2だいから最大さいだい構成こうせいの32だいまで追加ついかすることで、ストレージ容量ようりょうとパフォーマンスをスケーラブルにやすことができる。またクラスタノードをコンポーネントとする「ネットワークRAID」という技術ぎじゅつにより、SAN全体ぜんたいにわたり単一たんいつ障害しょうがいてん排除はいじょし、可用性かようせいたかめている。HPは2008ねん12月に米国べいこくLeftHand Networksしゃ買収ばいしゅうし、急激きゅうげき拡大かくだいしているiSCSIストレージ市場いちば対応たいおうする製品せいひんとしてほん製品せいひんをリリースした。2010ねん4がつに、ブランドめい従来じゅうらいのHP LeftHandからHP P4000 SAN ソリューションに変更へんこうし、後継こうけいとしてだい2世代せだい発表はっぴょうした。また、HPの全社ぜんしゃ戦略せんりゃくである、“Converged Infrastructure”を具現ぐげんした仮想かそうデスクトップインフラストラクチャ(VDI)ソリューションとして、P4800 G2 63TB SAS BladeSystem SAN ソリューションも発表はっぴょうしている。
P2000/MSA (Modular Smart Array)
サーバー直接ちょくせつ接続せつぞくするストレージからファイバーチャネル接続せつぞくSAS接続せつぞくiSCSI接続せつぞくSANストレージまでカバーする、エントリーのディスクストレージ。HP ProLiantとの親和しんわせいたかく、設定せってい管理かんり容易よういである。Windows、LinuxVMwareなどをサポートする。2010ねん4がつに、ブランドめい従来じゅうらいのMSAからP2000 G3 MSAに変更へんこうし、後継こうけいとしてだい3世代せだい発表はっぴょうした。
ディスクエンクロージャー
サーバー外部がいぶ拡張かくちょうようディスクエンクロージャー(JBOD)。D2000 Disk Enclosureは、MSA50/60/70の後継こうけいとして発表はっぴょう
AiO (All-in-One Storage System) *販売はんばい終了しゅうりょう
iSCSI SANNASバックアップ機能きのうを1だい提供ていきょうする機能きのうのストレージシステム。使つかいやすいGUIにより専門せんもんてきなストレージ管理かんり知識ちしきがなくても設定せってい運用うんようできる。

ファイルサービス システム (NAS Systems)

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Microsoft Windows Storage Server搭載とうさいしたCIFSベースのファイルサーバーから、もとめられる容量ようりょう性能せいのうおうじて拡張かくちょう可能かのうなクラスタファイルシステム、さらにリッチコンテンツ/クラウドコンピューティング環境かんきょうけにだい容量ようりょうてい単価たんかファイルサービス提供ていきょうできるシステムまで、幅広はばひろいラインナップを提供ていきょうしている。

Data Vault
1だい〜10だいのPCやMacで気軽きがるにファイルの共有きょうゆうができるSOHO/中小ちゅうしょう規模きぼWindows Home Server搭載とうさいファイル共有きょうゆうストレージ。バックアップ機能きのう、ストレージ拡張かくちょう機能きのうそなえており、業務ぎょうむ効率こうりつ、PCに保存ほぞんされたデータの保護ほご実現じつげん安価あんか購入こうにゅうできるため、導入どうにゅうしやすい。 現在げんざいは、X510 Data Vaultが販売はんばいされている。
X Network Storage System
HPは2009ねん6がつにWindowsベースのNAS製品せいひんラインアップを一新いっしんした。ブランドめい従来じゅうらいのHP ProLiant Storage Serverから HP X Network Storage Systemに変更へんこうし、エントリー〜ミッドレンジの製品せいひんぐんはX1000シリーズとX3000シリーズに相当そうとうする。いずれもMicrosoft Windows Storage Server 2008がインストールされ、小規模しょうきぼ環境かんきょうけモデル、そとづけディスクアレイに接続せつぞくして性能せいのう拡張かくちょうせいたかめたモデル、クラスタ構成こうせい可能かのうなモデルがある。また、だい企業きぎょうけにスケールアウトがたファイルストレージX9000シリーズがある。
EFS Clustered Gateway *販売はんばい終了しゅうりょう
独自どくじクラスタファイルシステム搭載とうさいした2だい〜16だいProLiant Serverにファイバチャネル SANディスクアレイを接続せつぞくし、ノードすうおうじた性能せいのう拡張かくちょうせい可用性かようせい提供ていきょうするファイルサービスシステム。クラスタファイルシステムのソフトウェア(HP PolyServe Software)をHP BladeSystemわせて使つかうことも可能かのう
Extreme Data Storage *販売はんばい終了しゅうりょう
80TBからPB(ペタバイト)までのファイルデータを蓄積ちくせきし、オンライン提供ていきょう可能かのうな、だい容量ようりょう拡張かくちょうせいたかいファイルサービスシステム。写真しゃしん画像がぞうデータなどのリッチコンテンツ集約しゅうやくし、特定とくてい多数たすうユーザー提供ていきょうする用途ようとてきしている。

テープストレージ

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ディスクストレージじょうデータ確実かくじつ保護ほごするには、だい容量ようりょうてい価格かかく消費しょうひ電力でんりょくすくないテープストレージにバックアップするのが確実かくじつとく拡大かくだいするデジタルデータの長期ちょうき保管ほかん(アーカイブ)、災害さいがい対策たいさくどき復旧ふっきゅうようメディアとしてテープストレージは非常ひじょう有効ゆうこう手段しゅだんである。HPではLinear Tape-Open (LTO) を中心ちゅうしんに、サーバー内蔵ないぞうがたテープドライブからだい規模きぼテープライブラリまで、幅広はばひろいテープストレージ製品せいひん提供ていきょうしており、DAT/LTOともに自社じしゃ設計せっけい/開発かいはつおこなっている。

DAT
SONY開発かいはつしたDAT(Digital Audio Tape)の技術ぎじゅつ応用おうようし、HPSONYがバックアップよう共同きょうどう開発かいはつしたてい価格かかくのテープドライブ。だい5世代せだい DAT72ドライブでは世界せかい最初さいしょにテープドライブにネイティブUSBインタフェースを採用さいようしてユーザーの使つか勝手がって改善かいぜんした。最新さいしん世代せだいであるDAT320はメディアカートリッジ1ほんたり320GB(2:1圧縮あっしゅく)のだい容量ようりょう保存ほぞん可能かのうで、エントリーサーバーのバックアップにてきしている。
LTO
LTOはHPQuantumIBM共同きょうどう開発かいはつしたミッドレンジエンタープライズけテープドライブの標準ひょうじゅん規格きかく現在げんざいはメディアカートリッジ1ほんたり1.6TB(2:1圧縮あっしゅく)のデータを最大さいだい転送てんそう速度そくど240MB/びょう高速こうそくでバックアップできるLTO4 テープドライブが出荷しゅっかされ、サーバーへの内蔵ないぞうそとづけ接続せつぞくにより利用りようできる。LTO5は、LTO3より提供ていきょうしているかいざん防止ぼうし機能きのうWORM(Write Once, Read Many)、LTO4より提供ていきょうしている情報じょうほう漏洩ろうえい不正ふせいアクセスからの保護ほご可能かのうにしたAES(Advanced Encryption Standard)の256ビットデータ暗号あんごう機能きのうくわえ、テープのモニタリングツール「HP TapeAssure」を無償むしょうでダウンロード提供ていきょう。エンタープライズクラスのテープモニタリング機能きのうそなえた「HP TapeAssure」は、LTO5ドライブとメディアの状態じょうたい使用しようじょうきょう、パフォーマンスを自動的じどうてきにモニターし、その情報じょうほう管理かんりしゃにレポートし、障害しょうがい発生はっせいするまえ問題もんだい把握はあく、アラートを発信はっしん。テープバックアップ・ソリューションの管理かんりせい大幅おおはば向上こうじょうすることが可能かのう
1/8 G2テープオートローダー
業界ぎょうかい標準ひょうじゅん19インチラック対応たいおうした1Uの薄型うすがた筐体きょうたいに、最大さいだい8ほんのLTOメディアを搭載とうさいする。LTO4ドライブ搭載とうさいモデルは、最大さいだい12.8TB(2:1圧縮あっしゅくどき)のだい容量ようりょうデータのバックアップを自動じどうする。
MSL テープライブラリ
業界ぎょうかい標準ひょうじゅんの19インチラックに対応たいおうしたミッドレンジのテープライブラリ。2Uの筐体きょうたいに2だいのLTOドライブ(ハーフハイト)と24ほんのメディアカートリッジを内蔵ないぞう可能かのうなMSL2024、4Uの筐体きょうたいで4だいのLTOドライブと48ほんのメディアカートリッジを内蔵ないぞうするMSL4048、8Uの筐体きょうたいで8だいのドライブと96ほんのメディアカートリッジを内蔵ないぞうするMSL8096がある。LTO3〜LTO5搭載とうさいモデルが発表はっぴょうされている。
EML e テープライブラリ
19インチラックに搭載とうさい可能かのうで、拡張かくちょうせいたかいエンタープライズクラスのテープライブラリ。EML 71eは2〜4だいのLTO3/LTO4ドライブと71ほんのメディアカートリッジを内蔵ないぞうする。EML 103eは1〜4だいのLTOドライブと103ほんのメディアカートリッジを内蔵ないぞうでき、拡張かくちょうモジュール追加ついかにより16ドライブ 442メディアカートリッジ、または8ドライブ 505メディアカートリッジまで内蔵ないぞうすることができる。Extended Tape Library Architecture(ETLA)、Command View EMLなどの管理かんり機能きのうにより信頼しんらいせいたかいデータバックアップ、リストア実現じつげんする。2010ねん7がつにLTO5 3280 FC テープドライブが搭載とうさいされたモデルが発表はっぴょうされた。
HP ESL 322e Ultrium Tape Library
最大さいだい24だいのLTO3/LTO4ドライブと、最大さいだい712ほんのメディアカートリッジを搭載とうさい可能かのうなハイエンドのテープライブラリ。Extended Tape Library Architecture(ETLA)、Command View ESLなどの管理かんり機能きのうにより信頼しんらいせいたかいデータバックアップ、リストアを実現じつげんする。

RDX (リムーバブル ディスク バックアップ)

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メディアカートリッジにSATA HDD使用しようし、サーバーに内蔵ないぞうまたはUSBケーブル接続せつぞくするてい価格かかくディスクバックアップ装置そうち付属ふぞくのバックアップソフトウェアにより、定期ていきてき自動じどうバックアップ簡単かんたん設定せっていできる。RDX160/250/1TBが販売はんばいされている。

仮想かそうテープライブラリ

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テープライブラリの機能きのうをサーバーとストレージのわせでエミュレート再現さいげん)することにより、仮想かそうてきなテープライブラリとして動作どうさするストレージ装置そうち性能せいのうやデータ容量ようりょうおうじて、小規模しょうきぼ中規模ちゅうきぼ環境かんきょうけのD2DとSAN環境かんきょうにおける複雑ふくざつなバックアップの効率こうりつ最適さいてきだい規模きぼ環境かんきょうけのVLSという2つの製品せいひんシリーズを提供ていきょうしている。いずれも重複じゅうふくしている無駄むだなデータの削減さくげん効果こうかのある重複じゅうふく排除はいじょ機能きのう(Data Deduplication)と、遠隔えんかく拠点きょてんへのデータ複製ふくせいにより災害さいがい対策たいさくにおけるデータ保護ほご可能かのうてい帯域たいいきデータ複製ふくせい(Low Bandwidth Replication)機能きのう提供ていきょうしている。HPは仮想かそうテープライブラリにテープ装置そうちくわえた、D2D2T (Disk to Disk to Tape)のデータ保護ほごソリューション推奨すいしょうしている。

HP D2D Backup System
中小ちゅうしょう規模きぼデータセンター分散ぶんさん環境かんきょうけのディスクベースのデータ保護ほご提供ていきょうする。iSCSI接続せつぞくのD2D2500と、iSCSIまたはファイバーチャネル接続せつぞく対応たいおうしたD2D4000がある。
VLS (Virtual Library System)
ファイバーチャネル接続せつぞく対応たいおうし、だい規模きぼ複雑ふくざつSAN環境かんきょうにおいて、ディスクベースのデータ保護ほご提供ていきょうする。ノードはいずれもProLiantサーバー使用しようし、VLS6000は、単一たんいつノードで最大さいだい16だいディスクエンクロージャ接続せつぞく可能かのう。VLS9200はディスクストレージにMSA2000を使用しようし、単一たんいつノード構成こうせいから最大さいだい8ノードまで拡張かくちょう可能かのう。VLS12200GatewayはディスクストレージにEVAを使用しようし、2ノードから最大さいだい8ノードまで拡張かくちょう可能かのう

BladeSystem Storage

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HPではHP BladeSystem内蔵ないぞう可能かのうなテープ装置そうちストレージ装置そうち提供ていきょうしている。HP BladeSystem C-Classのエンクロージャー搭載とうさい可能かのうで、設置せっち管理かんり簡単かんたんなストレージ製品せいひんである。

  • BladeSystem Storageには、ブレードサーバー直接ちょくせつ接続せつぞくするそとづけストレージ(SB40c/D2200sb)、複数ふくすうブレードサーバー共有きょうゆう可能かのうiSCSIストレージ、HP BladeSystemがいのストレージへのNAS/SANゲートウェイ(X1800sb G2 Network Storage Blade /X3800sb G2 Network Storage Gateway Blade)がある。
  • テープブレードはLTO3/LTO4/LTO5ドライブを内蔵ないぞうし、ブレードサーバーに直接ちょくせつ接続せつぞくするテープドライブである。
  • インターコネクトには、ブレードサーバーにファイバチャネル接続せつぞくまたはSAS接続せつぞく提供ていきょうするスイッチ製品せいひんがある。
  • HP IOアクセラレータ 高速こうそく半導体はんどうたいストレージは、HPの半導体はんどうたいストレージラインアップの一部いちぶとして、たかトランザクション性能せいのうやリアルタイムのデータアクセスがもとめられるアプリケーションやユーザーけの製品せいひんである。

メッセージングシステム

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HP E5000 メッセージングシステム
HP とマイクロソフトが、Microsoft Exchange Server 2010配備はいびをシンプルする革新かくしんてきなソリューションを提供ていきょうメールボックスだい容量ようりょうへの対応たいおう、ハイアベイラビリティ、効率こうりつ管理かんりツールとうMicrosoft Exchange Server 2010のワークロードに最適さいてきした設計せっけいのソリューション。

ストレージ・ネットワーキング(SANインフラストラクチャ)

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ファイバーチャネルSANインフラストラクチャを構成こうせいするSANスイッチおよびダイレクタースイッチ、ファイバーチャネル ホストバスアダプター(FC HBA)やマルチプロトコルルーターなどの製品せいひん提供ていきょうしている。

暗号あんごうSANスイッチ
SANうえのデータの暗号あんごうにより、データ紛失ふんしつ情報じょうほう漏洩ろうえいなどのリスクそなえるセキュリティ対策たいさくソリューション。ディスク、テープなどのデータを一元いちげんてき暗号あんごうし、管理かんりすることが可能かのうになる。
ダイレクタースイッチ
ファイバーチャネル、FCIPFICONなどマルチプロトコルに対応たいおうし、中規模ちゅうきぼSAN統合とうごうからデータセンターまで、幅広はばひろ環境かんきょう拡張かくちょうせいたかいSANインフラストラクチャを提供ていきょうする。
SANスイッチ
8ポートから80ポートまで、エントリーおよびミッドレンジの環境かんきょうコストパフォーマンスたかいSANインフラストラクチャを提供ていきょうする。ストレージ環境かんきょう成長せいちょうおうじて、ポートアップグレードライセンスによりポートかず拡張かくちょうすることが可能かのう

ストレージ・ソフトウェア、ソリューション

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HPでは同社どうしゃのストレージ製品せいひん管理かんりするソフトウェアほかにも、バックアップ/リカバリーアーカイブ、ストレージリソース管理かんり、ストレージ複製ふくせいのソフトウェアを提供ていきょうしている。またEVAの仮想かそう機能きのうすすめるSAN仮想かそうソリューションも追加ついかした。

Data Protector Software
マルチベンダーのストレージ環境かんきょうで、多様たようなバックアップ形態けいたい提供ていきょうするバックアップソフトウェア。ゼロダウンタイム・バックアップインスタント・リカバリーは、HP P9000/HP XPおよびHP EVAのボリューム複製ふくせい機能きのう連動れんどうし、業務ぎょうむアプリケーションに影響えいきょうあたえないバックアップ迅速じんそくリカバリー機能きのう提供ていきょうする。
Integrated Archive Platform
電子でんしメールその情報じょうほう長期ちょうきてき保管ほかんと、高速こうそく検索けんさく可能かのうにする統合とうごうアーカイブプラットフォーム暗号あんごうデジタル署名しょめいディスクうえWORM機能きのうによって情報じょうほう安全あんぜんせいたかめ、コンプライアンス要件ようけんたす。
Database Archiving software
データをプロダクションデータベースからセカンダリのアーカイブ・データベースにさい配置はいちすることにより、データベース肥大ひだいふせぎ、アプリケーション性能せいのう可用性かようせい向上こうじょうさせる。データをXMLフォーマットアーカイブして長期ちょうき保存ほぞんし、コンプライアンス要件ようけん適合てきごうすることも可能かのう
Storage Essentials software
マルチベンダー環境かんきょうにおけるストレージ(DAS、SAN、NAS)の容量ようりょう管理かんり性能せいのう監視かんしプロビジョニング、アプリケーション監視かんし機能きのう提供ていきょうする。HP Systems Insight Manager統合とうごうされ、業界ぎょうかい標準ひょうじゅんのストレージ管理かんりプロトコルSMI-S準拠じゅんきょしている。
Storage Mirroring
小規模しょうきぼのWindowsサーバー環境かんきょうけにストレージあいだ非同期ひどうきリアルタイムコピー機能きのう提供ていきょうし、予期よきせぬ障害しょうがい自然しぜん災害さいがいからデータ損失そんしつのリスクを回避かいひする。
SAN Virtualization Services Platform (SVSP)
SAN環境かんきょう仮想かそうし、管理かんりコストの削減さくげんとストレージ資産しさん有効ゆうこう活用かつよう提供ていきょうするストレージ・ソリューション。HP EVA、HP P2000/HP MSAおよび他社たしゃディスクストレージ集約しゅうやくし、単一たんいつ論理ろんりストレージとして管理かんりする。単体たんたいハードウェアの制限せいげんえて容量ようりょう性能せいのう拡張かくちょうでき、ことなるストレージあいだのデータの複製ふくせい移行いこうシン・プロビジョニング可能かのう

外部がいぶリンク

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