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Intel Core 2

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Intel Core 2
Core 2 Duo E6300
生産せいさん時期じき 2006ねんから
生産せいさんしゃ インテル
CPU周波数しゅうはすう 1.06 GHz から 3.33 GHz
FSB周波数しゅうはすう 533 MHz から 1600 MHz
プロセスルール 65nm から 45nm
マイクロアーキテクチャ Core
命令めいれいセット x86, x64
コアすう 1、2、4
ソケット LGA 775
Socket M
Socket P
Micro-FCBGA
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Intel Core 2(インテル コア ツー)はインテル2006ねん7がつ27にち発表はっぴょうした、x86命令めいれいセットCPUようマイクロプロセッサ

元々もともとモバイルけとして開発かいはつされ、そこからデスクトップワークステーションサーバけの製品せいひん派生はせいてき開発かいはつされている。そのため、Coreマイクロアーキテクチャないでの世代せだいあらわ開発かいはつコードネームは、モバイルけの標準ひょうじゅんダイのものがもちいられる。しかしそれぞれの用途ようとけであっても内容ないようてきにはほぼおなじであり、先行せんこうして開発かいはつすすんでいたモバイルけにそれぞれの用途ようとけの機能きのう追加ついかされていったり、まれた機能きのう無効むこうすることでそれぞれの用途ようとけにつくけられている。

2008ねんだい4四半期しはんきより出荷しゅっかはじまったCore i7をはじめとする、NehalemマイクロアーキテクチャかくCPUに順次じゅんじえられた。

製品せいひんラインナップ[編集へんしゅう]

おも用途ようと 製品せいひんめい Meromファミリ
プロセスルール65nm、だいいち世代せだい
Penrynファミリ
プロセスルール45nm、だい最終さいしゅう世代せだい
デスクトップ デュアルコアCore 2 Extreme Conroe-XE
クアッドコアCore 2 Extreme Kentsfield-XE Yorkfield-XE
Core 2 Quad Kentsfield Yorkfield
Core 2 Duo Conroe/Allendale Wolfdale
Pentium Dual-Core
(のちPentiumに改称かいしょう)
Conroe-1M/Allendale-1M Wolfdale
Celeron Dual-Core Allendale-512K Wolfdale
Celeron Conroe-L(Conroe-512K) Perryville
モバイル デュアルコアCore 2 Extreme Merom-XE Penryn-XE
クアッドコアCore 2 Extreme Yorkfield-XE
Core 2 Quad Penryn
Core 2 Duo Merom Penryn
Core 2 Solo Merom-SC Penryn-SC
Pentium Dual-Core
(のちにPentium に改称かいしょう)
Merom-1M Penryn
Celeron Dual-Core Merom Penryn
Celeron Merom-1M Penryn-L
サーバ / ワークステーション Celeron445 Conroe-CL
Core 2 Duo E6x05 Conroe-CL
デュアルコアXeon (E)3000番台ばんだい Conroe Wolfdale(-CL)
クアッドコアXeon X3000番台ばんだい Kentsfield Yorkfield(-CL)
2CPUを搭載とうさいするサーバ デュアルコアXeon DP 5000番台ばんだい Woodcrest Wolfdale-DP
クアッドコアXeon DP 5000番台ばんだい Clovertown Harpertown
4CPU以上いじょう搭載とうさいするサーバ デュアルコアXeon MP Tigerton-DC
クアッドコアXeon MP Tigerton-QC Dunnington-QC
ヘクサコアXeon MP Dunnington-hexa

デスクトップけラインナップ[編集へんしゅう]

個々ここ製品せいひんおおむね、コアかずキャッシュ容量ようりょうFSB速度そくど、そして消費しょうひ電力でんりょく差別さべつおこなわれている。これら差別さべつ反映はんえいして、ねつ設計せっけい電力でんりょく (TDP)製品せいひん差異さいまれた。

Core 2 Extreme (デスクトップけ)[編集へんしゅう]

ハイエンドデスクトップ/ワークステーションけCPU「Pentium Extreme Editionシリーズ」の後継こうけい製品せいひん。コアユーザー、ゲーマーけのハイパフォーマンスCPUとして発表はっぴょうされた。Extremeは、その製品せいひんちが内部ないぶコアクロック倍率ばいりつ固定こていされておらず、変更へんこう可能かのうとなっている。

Conroe-XE (コンロー・XE)
Intel Core 2 Extremeのだいいち世代せだい製品せいひん。Core 2のさい上位じょうい製品せいひんであるが、Core 2 Duoとのはほとんどない。相違そういてん動作どうさ周波数しゅうはすうが1だん上回うわまわり、コアの動作どうさクロックの倍率ばいりつ固定こていされていないてんのみである。まっていたPentium Extreme EditionPentium Dすみやかな更新こうしん必要ひつようで、Core 2 Duoと差別さべつをする余裕よゆうがなかったためとかんがえられる。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT英語えいごばん対応たいおう ソケット TDP 備考びこう
X6800 2.93GHz (266MHzx11(倍率ばいりつ変更へんこう)) 2コア 1066MHz
(1066 MT/s)
4MB × LGA775 75W 2006ねん7がつ27にち発表はっぴょう(JP)
Kentsfield-XE (ケンツフィールド・XE)
2006ねん11月14にち発表はっぴょうされたCore 2 Extremeのしん製品せいひん。2のConroeの半導体はんどうたいダイを1個いっこのパッケージに封入ふうにゅうしたMulti-Chip Module (MCM)方式ほうしきクアッドコアプロセッサ。複数ふくすうのダイをひとつにパッケージングするMulti Chip Package(MCP)は、開発かいはつ期間きかん短縮たんしゅく歩留ぶどまり向上こうじょう効果こうかがある。しかしダイあいだ通信つうしんFSBかいしておこなうので、ダイあいだ通信つうしん速度そくどどうダイじょうのコアあいだよりおそくなってしまう。またどうダイおよびべつダイでコア同士どうし関係かんけい同一どういつではないので、状況じょうきょうにより処理しょり能力のうりょくちがいが発生はっせいする場合ばあいがある。この問題もんだいWindows 2000までのWindowsで顕著けんちょであった。Windows XPにおいてHyper-Threading Technologyのサポートがおこなわれたさいに、この均質きんしつ関係かんけいつCPUのサポートが追加ついかされ、System BIOSからかくCPUの情報じょうほうタスクての参考さんこうとするようになった。これにより処理しょり内容ないようによっては処理しょり効率こうりつおおきく向上こうじょうした。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP 備考びこう
QX6850 3.00GHz (333MHzx9(倍率ばいりつ変更へんこう)) 2コアx2ダイ 1333MHz
(1333 MT/s)
4MB×2 × LGA775 130W
QX6800 2.93GHz (266MHzx11(倍率ばいりつ変更へんこう)) 1066MHz
(1066 MT/s)
QX6700 2.66GHz (266MHzx10(倍率ばいりつ変更へんこう))
Yorkfield-XE (ヨークフィールド・XE)
だい2世代せだい最終さいしゅう世代せだい)であるPenrynファミリーで最初さいしょ発表はっぴょうされた製品せいひんひとつ。2007ねん11月11にち発表はっぴょうされた。この時点じてんではQX9650のみ。デュアルコアの2ダイをKentsfield-XEとおなじくMCM実装じっそうしている。プロセッサー・ナンバーはQX9000番台ばんだいで、QX6000シリーズの上位じょういモデル。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP 備考びこう
QX9775 3.20GHz (400MHzx8(倍率ばいりつ変更へんこう)) 2コアx2ダイ 1600MHz
(1600 MT/s)
6MB×2 × LGA771 150W
QX9770 3.20GHz (400MHzx8(倍率ばいりつ変更へんこう)) LGA775 136W
QX9650 3.00GHz (333MHzx9(倍率ばいりつ変更へんこう)) 1333MHz
(1333 MT/s)
130W

Core 2 Quad (デスクトップけ)[編集へんしゅう]

Core 2 Duoの上位じょうい製品せいひん。2つのCore 2 Duoコアをひとつのパッケージにおさめて高性能こうせいのうはかった[1]合計ごうけい4つのコアを利用りようするので、4を意味いみする「Quad」のブランドめいになっている。

Kentsfield (ケンツフィールド)
2007ねん1がつ9にち発表はっぴょうされた。プロセッサ・ナンバにはクアッドコアをしめすQがくだけで、消費しょうひ電力でんりょくあらわすアルファベット(Power Class)はかない。
2008ねん2がつAMDしん製品せいひんPhenom対抗たいこうするために、インテルは恒例こうれいともえるディスカウント攻勢こうせいにQ6600を起用きようした。日本にっぽんでの市価しかこうクロックのデュアルコア製品せいひんよりもひくめに設定せっていされ、あわせてIntel2 チップセットマザーボードたいするリベートくわえることでQ6600を2まんえん前後ぜんこう入手にゅうしゅできるようにした結果けっか日本にっぽん自作じさくパソコンユーザーにクアッドコアブームがこった。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP 備考びこう
Q6700 2.66GHz (266MHzx10) 2コア×2ダイ 1066MHz
(1066 MT/s)
4MB×2 × LGA775 95W 2007ねん7がつ17にち(JP)発表はっぴょう
Q6600 2.40GHz (266MHzx9) 105W / 95W(Stepping G0以降いこう 2007ねん1がつ8にち(US)発表はっぴょう
Yorkfield (ヨークフィールド)
45nmプロセスで製造せいぞうされるだい世代せだい最終さいしゅう世代せだい)のCore 2 Quad。
下表かひょうにおいてプロセッサー・ナンバー末尾まつびにsがついたものはしょう電力でんりょくばん (TDP65W) である。当初とうしょセットメーカーへのみ出荷しゅっかされていたが、2009ねん2がつリテールひん発売はつばいされた[2]
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP 備考びこう
Q9650 3.00GHz (333MHzx9) 2コア×2ダイ 1333MHz
(1333 MT/s)
6MB×2 LGA775 95W 2008ねん8がつ10日とおか(JP)発売はつばい
Q9550 2.83GHz (333MHzx8.5) 2008ねん3がつ24にち(US)発表はっぴょう
Q9550s 65W 2009ねん2がつ8にち(JP)発売はつばい
Q9505 3MB×2 95W 2009ねん8がつ31にち(JP)発売はつばい
Q9450 2.66GHz (333MHzx8) 6MB×2
Q9400 3MB×2 2008ねん8がつ10日とおか(JP)発売はつばい
Q9400s 65W 2009ねん2がつ8にち(JP)発売はつばい
Q9300 2.50GHz (333MHzx7.5) 95W 2008ねん3がつ24にち(US)発表はっぴょう
Q8400 2.66GHz (333MHzx8) 2MB×2 × 2009ねん4がつ19にち(JP)発売はつばい
Q8400s 65W 2009ねん4がつ25にち(JP)発売はつばい
Q8300 2.50GHz (333MHzx7.5) ×(SLB5W)/○(SLGUR) [3] 95W 2008ねん12月2にち(JP)発売はつばい
Q8200 2.33GHz (333MHzx7) × 2008ねん8がつ31にち(JP)発売はつばい
Q8200s 65W 2009ねん2がつ8にち(JP)発売はつばい

Core 2 Duo (デスクトップけ)[編集へんしゅう]

Conroe (コンロー), Allendale (アレンデール)
だいいち世代せだいのデスクトップパソコンけCore 2 Duoの開発かいはつコードネーム。おおむね2キャッシュが4MBのものをConroe、2キャッシュが2MBのものをAllendaleとしている。厳密げんみつには、E6400, E6300は物理ぶつりてきに4MBの2キャッシュが搭載とうさいされているうちの2MBが無効むこうにされており、コアがおなじであるため資料しりょうに4MB同様どうようConroeと表記ひょうきされている。Allendaleは、E4300など2キャッシュを元来がんらい2MBしかつくんでいないコアの開発かいはつコードネームである。
消費しょうひ電力でんりょく発熱はつねつづまっていたPentium 4Pentium Dえる製品せいひん絶対ぜったい性能せいのうでPentium Dをえ、かつ消費しょうひ電力でんりょくもよりひくくなっているため、消費しょうひ電力でんりょくあたりの性能せいのう非常ひじょうたかい。しかし動作どうさ温度おんど上限じょうげんであるTcaseがやや低下ていかしており、性能せいのうをフルに発揮はっきさせるためにはそれなりに冷却れいきゃくつか必要ひつようがある。Pentium 4やPentium DなどとおなじくLGA775ソケットを採用さいようするものの、その高度こうどしょう電力でんりょく機能きのう代償だいしょうとしてマザーボードうえのVRDがVRD11.0以降いこう規格きかく準拠じゅんきょしている必要ひつようがある。そのため、Pentium 4やPentium Dけに製造せいぞうされていた当初とうしょの945チップセットなどを使用しようしたLGA775ソケットマザーボードではCore 2 Duo は動作どうさしない。マザーボードベンダーは、さい設計せっけいにより945チップセットのマザーボードをCore 2 Duoに対応たいおうさせた。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP
E6700 2.66GHz (266MHzx10) 2コア 1066MHz
(1066 MT/s)
4MB × LGA775 65W
E6600 2.40GHz (266MHzx9)
E6420 2.13GHz (266MHzx8)
E6400 2MB
E6320 1.86GHz (266MHzx7) 4MB
E6300 2MB
E4700 2.60GHz (200MHzx13) 800MHz
(800 MT/s)
×
E4600 2.40GHz (200MHzx12)
E4500 2.20GHz (200MHzx11)
E4400 2.00GHz (200MHzx10)
E4300 1.80GHz (200MHzx9)
  • 2007ねん4がつ22にち価格かかく改訂かいていのE6300/E6400についてはAllendaleコアを搭載とうさいしているとの情報じょうほうもある。
Conroe (コンロー)
ConroeコアのFSBを1333MHzにげたもの。あらたにトラステッド・エグゼキューション・テクノロジー英語えいごばん(TXT)がサポートされる。そののスペックについてはおなじ。チップセットはIntel 3 Seriesと一部いちぶのP965 Expressが対応たいおうしている。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP
E6850 3.00GHz (333MHzx9) 2コア 1333MHz
(1333 MT/s)
4MB LGA775 65W
E6750 2.66GHz (333MHzx8)
E6550 2.33GHz (333MHzx7)
E6540 ×
  • E6540についてはくみこめ、OEMメーカーけで、一般いっぱんユーザーが単体たんたい入手にゅうしゅできる機会きかいすくない。
Wolfdale (ウルフデール)
45nmプロセスで製造せいぞうされるだい世代せだい最終さいしゅう世代せだい)のCore 2 Duo。TDPはConroeとわらず65Wであるが、2キャッシュの増量ぞうりょう (4MB → 6MB) がおこなわれ、最高さいこうクロックも更新こうしんされている。E8000シリーズ/E7000シリーズには、SSE4.1が実装じっそうされている。対応たいおうチップセットはConroe (FSB 1333MHz) とおなじ。初期しょき製品せいひんにはコアの温度おんど計測けいそく正常せいじょうおこなえないものがふくまれている。
E7000シリーズは、E4000シリーズの後継こうけいで2キャッシュは3MB。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP
E8600 3.33GHz (333MHzx10) 2コア 1333MHz
(1333 MT/s)
6MB LGA775 65W
E8500 3.16GHz (333MHzx9.5)
E8400 3.00GHz (333MHzx9)
E8300 2.83GHz (333MHzx8.5)
E8200 2.66GHz (333MHzx8)
E8190 × ×
E7600 3.06GHz (266MHzx11.5) 1066MHz
(1066 MT/s)
3MB
E7500 2.93GHz (266MHzx11) ×/○
E7400 2.80GHz (266MHzx10.5) ×/○
E7300 2.66GHz (266MHzx10) ×
E7200 2.53GHz (266MHzx9.5)
  • E8190はくみこめ、OEMけである[4]ことから、一般いっぱんユーザーが単体たんたい入手にゅうしゅできる機会きかいすくない。

モバイルけラインナップ[編集へんしゅう]

Core 2 Extreme (モバイルけ)[編集へんしゅう]

2007ねんQ3以降いこう、モバイルけにもCore 2 Extremeがラインナップされる。モバイルけとしては消費しょうひ電力でんりょくたかいが、さらにオーバークロックやNVIDIA SLIとのわせを前提ぜんていとしている。

Merom (メロン / メロム)
最初さいしょのモバイルけCore 2 Extreme。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP Turbo Mode (IDA)
X7900 2.80 GHz (200MHzx14) 2コア 800MHz
(800 MT/s)
4MB × Socket P 44W ×
X7800 2.60 GHz (200MHzx13) ×
Penryn (ペンリャン / ペンリン)
45nmプロセスで製造せいぞうされるモバイルけのCore 2 Extreme。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP Turbo Mode (IDA)
QX9300 2.53 GHz (266MHzx9.5) 2コアx2ダイ 1066MHz
(1066 MT/s)
6MB×2 Socket P 45W 2.8T GHz
X9100 3.06 GHz (266MHzx11.5) 2コア 6MB 44W
X9000 2.80 GHz (200MHzx14) 800MHz
(800 MT/s)

Core 2 Quad (モバイルけ)[編集へんしゅう]

Penryn (ペンリャン / ペンリン)
モバイルけのCore 2 QuadはPenryn世代せだい最終さいしゅう世代せだい)から発売はつばいされた。Q9000は2008ねん12月28にち発売はつばいである。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP Turbo Mode (IDA)
Q9100 2.26 GHz (266MHzx8.5) 2コアx2ダイ 1066MHz
(1066 MT/s)
6MB×2 Socket P 45W 2.53T GHz
Q9000 2.00 GHz (266MHzx7.5) 3MB×2 2.26T GHz

Core 2 Duo (モバイルけ)[編集へんしゅう]

Merom (メロン / メロム)
2006ねん8がつ29にち発売はつばいされたモバイルけCore 2 Duoのだいいち世代せだい製品せいひんである。Conroeよりさらに消費しょうひ電力でんりょくげるために厳密げんみつ電源でんげん管理かんり機能きのう必要ひつようとするもののおおきくけて3つの機能きのう搭載とうさいしており、TDPをげている。
FSB 533 MHz と 667 MHz の製品せいひんぜん世代せだいのモバイルプロセッサであるIntel CoreおなSocket M (Socket 479M) をつづ採用さいようしており、BIOSがCPUに対応たいおうしていれば、基本きほんてきにはそのままえて動作どうささせることが可能かのうである。けの一部いちぶてい電圧でんあつばんちょうてい電圧でんあつばんは、端子たんしはんだボールの µFC-BGA 479 パッケージとなる。Centrinoブランドのだい3世代せだいにあたり、プラットフォームコードネームは「Napa64」「Napa Refresh」である。
2007ねんから出荷しゅっかされた、チップセット「Crestline(クレストライン)」、無線むせんLAN「Kedron(ケドロン)」とともだい4世代せだいプラットフォーム「Santa Rosa」を構成こうせいするFSB800MHzばんでは、あらたにSocket P採用さいようしている。ちょうてい電圧でんあつばんは、端子たんしはんだでマザーボードに直接ちょくせつける、 µFC-BGA 956 パッケージとなる。
消費しょうひ電力でんりょくおおきいPentium 4やPentium Dをえることで大幅おおはばしょう電力でんりょく成功せいこうしたデスクトップけとことなり、モバイルけでは消費しょうひ電力でんりょくぜん世代せだいCore Duo上回うわまわっている(より消費しょうひ電力でんりょく低減ていげんもとめられる製品せいひんはCore Soloがベースとなっている)。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP Turbo Mode (IDA)
T7800 2.60 GHz (200MHzx13) 2コア 800MHz
(800 MT/s)
4MB × Socket P
PBGA479
35W 2.8T GHz (200x14)
T7700 2.40 GHz (200MHzx12) 2.6T GHz (200x13)
T7600 2.33 GHz (166MHzx14) 667MHz
(667 MT/s)
Socket M
PBGA479
34W
T7500 2.20 GHz (200MHzx11) 800MHz
(800 MT/s)
Socket P
PBGA479
35W 2.4T GHz (200x12)
T7400 2.16 GHz (166MHzx13) 667MHz
(667 MT/s)
Socket M
PBGA479
34W
T7300 2 GHz (200MHzx10) 800MHz
(800 MT/s)
Socket P
PBGA479
35W 2.2T GHz (200x11)
T7250 2MB
T7200 2 GHz (166MHzx12) 667MHz
(667 MT/s)
4MB Socket M
PBGA479
34W
T7100 1.80 GHz (200MHzx9) 800MHz
(800 MT/s)
2MB Socket P
PBGA479
35W 2.0T GHz (200x10)
T5870 2 GHz (200MHzx10) × Socket P
T5800
T5750 667MHz
(667MT/s)
Socket P
T5670 1.80 GHz (200MHzx9) 800MHz
(800 MT/s)
Socket P
T5600 1.83 GHz (166MHzx11) 667MHz
(667MT/s)
Socket M
BGA479
34W
T5550 × Socket M 35W
T5500 1.66 GHz (166MHzx10) × (Stepping B2)
○ (Stepping L2)
Socket M
BGA479
34W
T5470 1.60 GHz (200MHzx8) 800MHz
(800 MT/s)
× Socket P 35W
T5450 1.66 GHz (166MHzx10) 667MHz
(667 MT/s)
Socket M 34W
T5300 1.73 GHz (133MHzx13) 533MHz
(533 MT/s)
T5270 1.40 GHz (200MHzx7) 800MHz
(800MT/s)
Socket P 35W
T5250 1.50 GHz (166MHzx9) 667MHz
(667 MT/s)
Socket M 34W
T5200 1.60 GHz (133MHzx12) 533MHz
(533 MT/s)
L7700 1.80 GHz (200MHzx9) 800MHz
(800 MT/s)
4MB BGA479 17W
L7500 1.60 GHz (200MHzx8)
L7400 1.50 GHz (166MHzx9) 667MHz
(667 MT/s)
L7300 1.40 GHz (200MHzx7) 800MHz
(800 MT/s)
L7200 1.33 GHz (166MHzx8) 667MHz
(667 MT/s)
L7100 1.20 GHz (200MHzx6) 800MHz
(800 MT/s)
BGA956 12W
U7700 1.33 GHz (133MHzx10) 533MHz
(533 MT/s)
2MB BGA479 11W
U7600 1.20 GHz (133MHzx9)
U7500 1.06 GHz (133MHzx8)
Penryn (ペンリャン / ペンリン)
45nmプロセスで製造せいぞうされるモバイルけCore 2 Duoのだい世代せだいかつ最終さいしゅう世代せだい製品せいひんである。
MontevinaおよびSanta Rosa Refreshプラットフォームを構成こうせいする。モバイルけでははじめてSSE4に対応たいおうした。
パッケージサイズは35 x 35 mm と 22 x 22 mm(S#ではじまるもの)がある。Socket M (Socket 479M)の製品せいひんはない。
OEMけにはTDP55WのE8x35シリーズもある。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP Turbo Mode (IDA)
T9900 3.06 GHz (266MHzx11.5) 2コア 1066MHz
(1066 MT/s)
6MB Socket P
BGA479
35W
T9800 2.93 GHz (266MHzx11)
T9600 2.80 GHz (266MHzx10.5)
T9550 2.66 GHz (266MHzx10)
T9500 2.60 GHz (200MHzx13) 800MHz
(800 MT/s)
×
T9400 2.53 GHz (266MHzx9.5) 1066MHz
(1066 MT/s)
T9300 2.50 GHz (200MHzx12.5) 800MHz
(800 MT/s)
×
T8300 2.40 GHz (200MHzx12) 3MB
T8100 2.10 GHz (200MHzx10.5)
P9700 2.80 GHz (266MHzx10.5) 1066MHz
(1066 MT/s)
6MB Socket P 28W
P9600 2.66 GHz (266MHzx10) 25W
P9500 2.53 GHz (266MHzx9.5) Socket P
BGA479
P8800 2.66 GHz (266MHzx10) 3MB
P8700 2.53 GHz (266MHzx9.5)
P8600 2.40 GHz (266MHzx9)
P8400 2.26 GHz (266MHzx8.5)
SP9600 2.53 GHz (266MHzx9.5) 6MB BGA956
SP9400 2.40 GHz (266MHzx9)
SP9300 2.26 GHz (266MHzx8.5)
SL9600 2.13 GHz (266MHzx8) 17W
SL9400 1.86 GHz (266MHzx7)
SL9380 1.80 GHz (200MHzx9) 800MHz
(800 MT/s)
SL9300 1.60 GHz (266MHzx6) 1066MHz
(1066 MT/s)
SU9600 1.60 GHz (200MHzx8) 800MHz
(800 MT/s)
3MB 10W
SU9400 1.40 GHz (200MHzx7)
SU9300 1.20 GHz (200MHzx6)
SU7300 1.30 GHz (200MHzx6.5) ×

Core 2 Solo (モバイルけ)[編集へんしゅう]

シングルコアのCore 2。

Merom (メロン / メロム)
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう ソケット TDP 発売はつばい時期じき 価格かかく
(USD)
U2200 1.20 GHz (133MHzx9) 1コア 533MHz
(533 MT/s)
1MB × BGA479 5.5W '07Q3 $241
U2100 1.06 GHz (133MHzx8) $262
Penryn (ペンリャン / ペンリン)
45nmプロセスで製造せいぞうされる、だい世代せだい最終さいしゅう世代せだい)のCore 2 Solo。
SU9000番台ばんだいかたコアを無効むこうした製品せいひん
プロセッサーナンバーのULVの有無うむかかわらず、VID[注釈ちゅうしゃく 1]ボルテージレンジは、すべて1.050V - 1.150Vである。
プロセッサ・ナンバ 動作どうさ周波数しゅうはすう コアすう FSB 2キャッシュ VT対応たいおう TXT対応たいおう アイドルステート ソケット TDP 発売はつばい時期じき 価格かかく
(USD)
ULV SU3500 1.40 GHz (200MHzx7) 1コア 800MHz
(800 MT/s)
3MB × BGA956 5.5W '09Q2 $262
SU3500 1.30 GHz (200MHzx6.5) × NA
ULV SU3300 1.20 GHz (200MHzx6) '08Q3 $262

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ Voltage Identification のりゃく

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ Core 2からCore i7へ 最新さいしんインテルCPUロードマップ - ASCII.jp(2009ねん5がつ21にち). 2013ねん11月29にち閲覧えつらん
  2. ^ 笠原かさはら一輝いっき (2008ねん12月15にち). “笠原かさはら一輝いっきのユビキタス情報じょうほうきょく”. Impress Watch Corporation. 2009ねん2がつ6にち閲覧えつらん
  3. ^ Intel® Core™2 Quad Processor Q8300 (4M Cache, 2.50 GHz, 1333 MHz FSB) with SPEC Code(s) SLB5W, SLGUR”. Intel Corporation. 2009ねん7がつ2にち閲覧えつらん
  4. ^ Monica, Chen (2007ねん11月16にち). “Intel to add one more 45nm CPU to E8000 family” (英語えいご). DIGITIMES Inc.. 2009ねん2がつ6にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]