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PANORAMA PORNO

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ポルノグラフィティ > PANORAMA PORNO
『PANORAMA PORNO』
ポルノグラフィティ の スタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 2011年ねん8月がつ[2][3][4] - 2012年ねん2月がつ[5][6]
日本の旗 日本にっぽん
Sony Music Studio Tokyo[7]
SOUND INN[7]
VICTOR SUDIO
HITOKUCHIZAKA STUDIO[7]
LAB recorders[7]
Eve Studio[7]
ジャンル J-POP（ロック）[3][8]
時間じかん
レーベル SME Records
プロデュース 田村たむら充たかし義よし[7]
本間ほんま昭光あきみつ[7][注ちゅう 1]
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん2位い（オリコン）[9][10]
  • デイリー2位い（オリコン）[11][12][13][14]
  • 2012年ねん3月がつ度ど月間げっかん6位い（オリコン）[15]
  • 2012年ねん4月がつ度ど月間げっかん30位い（オリコン）[15]
  • 2012年度ねんど上半期かみはんき35位い（オリコン）[16]
  • 2012年度ねんど年間ねんかん82位い（オリコン）
ゴールドディスク
  • ゴールド（CD、日本にっぽんレコード協会きょうかい）
    • ポルノグラフィティ アルバム 年表ねんぴょう
    ∠TRIGGER
    （2010年ねん）    		PANORAMA PORNO
    （2012年ねん）    		PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary "ALL TIME SINGLES"
    （2013年ねん）
    『PANORAMA PORNO』収録しゅうろくのシングル
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    『PANORAMA PORNO』（パノラマ ポルノ）は、ポルノグラフィティの9作さく目めのオリジナルアルバム。2012年ねん3月28日にちにリリース。

    概要がいよう

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    前作ぜんさく『∠TRIGGER』から2年ねんぶりに発表はっぴょうされた9枚まい目めのアルバム[1][17][18][19][20]。2012年ねん2月がつ13日にちにラジオ『カフェイン11』 (bayfm)[6][注ちゅう 2]、翌よく2月がつ14日にちにタイトルと発売はつばい日びなどを公式こうしきサイトのリニューアルと同時どうじに発表はっぴょう[17]。その後ご、同年どうねん3月がつ9日にちに収録しゅうろく内容ないようをはじめとする作品さくひん概要がいようが発表はっぴょうされ[22]、前作ぜんさく以降いこうにリリースした「君きみは100%」、「EXIT」をはじめ、アルバム制作せいさくと並行へいこうしてリリースされた「ワンモアタイム」、「ゆきのいろ」、「2012Spark」など、シングル5曲きょくを含ふくむ全ぜん15曲きょくを収録しゅうろくするものとなった[1][18][19][20][22][23]。

    前作ぜんさくに続つづき、本ほん作さく収録しゅうろく曲きょく全すべての作詞さくし・作曲さっきょくにメンバー2人にんが携たずさわっており[注ちゅう 3]、また従来じゅうらいとは異ことなる形かたち[2][24]によるメンバー2人にんの完全かんぜんな主導しゅどうの下した、楽曲がっきょく制作せいさく・レコーディングが進すすめられた[25](後述こうじゅつ)。

    本ほん作さくでは「WORLDILLIA」シングル以来いらい久ひさしぶりにシングルのアルバムバージョンが収録しゅうろくされている。

    元々もともと全体ぜんたい像ぞうは決きめずに制作せいさくされたため[2]、本ほん作さくのタイトルは、収録しゅうろくした楽曲がっきょくひとつひとつの音おとの内容ないようを表現ひょうげんできるような言葉ことばをチーム全体ぜんたいで考かんがえたとき、「音楽おんがく百ひゃく景けい」という言葉ことばが浮うかび、そこから「音おとの景色けしき」といった連想れんそうに由来ゆらい[2][6]。「百ひゃく景けいや色彩しきさいの多おおい曲きょくが並ならぶアルバム」にふさわしい言葉ことば[26]として、イメージに似合にあった「Panorama (パノラマ)」という言葉ことばが最終さいしゅう的てきに選えらばれた[27]。また「新あたらしい“ポルノグラフィティ”の音楽おんがく (の景色けしき)を聴きいてほしい」という想おもいからバンド名めいの愛称あいしょう「PORNO (ポルノ)」を冠かんしたネーミングとなった[2][6][26][注ちゅう 4]。

    通常つうじょう盤ばんと初回しょかい生産せいさん限定げんてい盤ばんの2形態けいたいでのリリース[1][18][19][20][22][23][28]。いずれも初回しょかい仕様しようは10面めんパノラマジャケット仕様しようとなっているほか、「PANORAMA PORNO」オリジナルグッズ (オリジナルロゴ入いりデジタルカメラ、コンパクト双眼鏡そうがんきょう) 応募おうぼハガキが封入ふうにゅうされている[22]。また、初回しょかい生産せいさん限定げんてい盤ばんのみに付属ふぞくするDVDには、本ほん作さくに収録しゅうろくされたシングル表題ひょうだい曲きょく5作品さくひんのビデオクリップ、メイキング映像えいぞうやテレビスポットなどが収録しゅうろくされている[22][18][19][20][23]。ジャケットデザインは、『∠TRIGGER』やシングル「EXIT」などのデザインを手掛てがけた、永戸えいと鉄也てつや[29]が引ひき続つづき担当たんとうし、物語ものがたりがあるような作風さくふうとなっている[6]。

    2年ねんぶりのオリジナルアルバムということで、多岐たきにわたる積極せっきょく的てきなプロモーション展開てんかいが行おこなわれている[30]。その一環いっかんとして、Google+やYouTubeとともに本ほん作さくと連動れんどうしたオリジナルノベル映像えいぞう「PANORAMA」を発表はっぴょうしている[31][32]。この他ほか、「2012Spark」のリリース以来いらい、雑誌ざっしの取材しゅざいを受うけたり、テレビ・ラジオ各局かくきょくの音楽おんがく番組ばんぐみに出演しゅつえんしたりと、継続けいぞく的てきなプロモーション活動かつどうを行おこなっている[33]。

    発売はつばい日びである2012年ねん3月がつ28日にちには本ほん作さくのリリースを記念きねんして、ニコニコ生放送なまほうそうではビデオ・クリップの一挙いっきょ放送ほうそうを含ふくむ特別とくべつ番組ばんぐみを放送ほうそう[30][34]、また6年ねんぶりに復活ふっかつ放送ほうそうとなった『ポルノグラフィティのオールナイトニッポン』のパーソナリティを務つとめた[30][35]。一方いっぽう、TBSテレビの『カミスン!』[4]、テレビ朝日てれびあさひの『オンタマ』[36][37]ではそれぞれの放送ほうそうの関係かんけいにより、ポルノグラフィティが最後さいごの出演しゅつえんアーティスト (もしくはその1組くみ)となった[37]。


    オリコンチャートが発表はっぴょうした「2012年ねん4月がつ9日にち付づけ CDアルバム週間しゅうかんランキング」では、第だい2位いとなった[9][10] (デイリーチャートでは初はつ登場とうじょう3位い[38]、最高さいこう順位じゅんいは2位いとなった[11][12][13][14])。その後ご、「2012年ねん3月がつ度ど CDアルバム月間げっかんランキング」では第だい6位い[15]、「2012年ねん4月がつ度ど CDアルバム月間げっかんランキング」では第だい30位い[39]に登場とうじょうした。

    制作せいさくとレコーディング

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    アルバム作づくりを意識いしきしたのは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい後ごの2011年ねん4月がつから5月がつ[25]。制作せいさくに向むけて事前じぜんに話はなし合あった結果けっかと本間ほんま昭光あきみつ (ak.homma) の提案ていあんを受うけ[26]、本ほん作さくではデビュー以来いらい12年ねんかけてき上ずきあげてきた制作せいさくチームを一新いっしん[2][25][40]、また、新あらたな試こころみとしてプロデューサーである本間ほんま昭光あきみつ[注ちゅう 1]の他ほか、先輩せんぱいミュージシャンで新藤しんどうと親交しんこうのある馬場ばば一嘉かずよし、Stereo Fabrication of Youthの江口えぐち 亮あきら、agehaspringsの田中たなかユウスケ、ライブのサポートメンバーである宗そう本もと康やすし兵へい、クリエーターのTomi Yoなど、新進しんしん気鋭きえいのアレンジャー8人にんが携たずさわっている[1][2][18][19][20][23][25][41][42]。また、新あたらしい音おとを求もとめるだけでなく、野崎のさき真しん助すけや野崎のさき森男もりお、先述せんじゅつした宗そう本もと康やすし兵へいなど、ライブのサポートメンバーとのセッションによる、既存きそんの自分じぶんたちの音楽おんがくの理解りかいを深ふかめ、その色いろを採とり入いれる試こころみも行おこなわれている[2]。

    2011年ねん4月がつ頃ごろには、新藤しんどうが自身じしんの個人こじんスタジオ「アトリエ」にTomi Yoを招まねき[25][43]、翌よく5月がつには新あたらしい体制たいせい (制作せいさくプロジェクト)が動うごき出だしたという[4][25]。本ほん作さくは音楽おんがくの方向ほうこう性せいやテーマ、枠組わくぐみといった全体ぜんたい像ぞうは特とくに決きめず[2]、およそ3か月げつほどの楽曲がっきょく制作せいさく期間きかんを設もうけ、その中なかで1曲きょく1曲きょくに集中しゅうちゅうして作つくり上あげたという[2] (ちなみに、震災しんさい後ごにリリースされたシングル3作さくは、2011年ねん6月がつ頃ごろには原型げんけいとして出来上できあがっていた[2][44]。同年どうねん8月がつ頃ごろまでにはレコーディングがスタート[2][24]。書かき直なおしやアレンジといった仕上しあげ作業さぎょうは、2012年ねん2月がつ中旬ちゅうじゅん頃ごろまで行おこなわれ[40]、最終さいしゅう的てきな調整ちょうせいやマスタリングが完了かんりょうしたのは2月がつ下旬げじゅんとのこと[45]。)

    前作ぜんさく『∠TRIGGER』で作詞さくしと作曲さっきょくを全すべて、新藤しんどう晴一せいいちと岡野おかの昭仁あきひとの2人ふたりで手掛てがけて得えた自信じしんと感かんじた責任せきにん、そうした経験けいけんが本ほん作さくを作つくるきっかけになったという[24][46]。また、本ほん作さくにおける試こころみは、「EXIT」の発表はっぴょう後ごに「さらなる進化しんか」を求もとめたメンバーの意向いこうにより実現じつげんした[3][42]。さらに東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいにあって、「自分じぶんたちの音楽おんがくはなんだ?」と考かんがえ抜ぬいた末すえ、「チャレンジが必要ひつようじゃないか」という思おもい[2][27]に達たっした頃ころ、ちょうど同どう時期じきに生うまれた「ワンモアタイム」がメンバーを勇気ゆうきづけるとともに、新あたらしい音おとへの冒険ぼうけん心しんを大おおきく刺激しげきしたという[27][40][注ちゅう 5]。本ほん作さくは、そうしたコラボレーションという名なの化学かがく反応はんのうから生うまれた、今いまのポルノグラフィティの音おとを表現ひょうげんした[24]、「音おとの“パノラマ”」である[1][2][18][19][22][23][28]。

    評価ひょうか

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    • ポルノグラフィティは、「引びきのない押おしばかりの、全曲ぜんきょくシングルになるような曲きょくばかりになった」[27]、「アルバム全体ぜんたいの押おし引びきの計算けいさんにとらわれない、熱量ねつりょう (カロリー) の高たかい作品さくひん」[2][27]、と自己じこ評価ひょうかを下くだしている。また、岡野おかの昭仁あきひとは「いろんな人ひとと音おとを作つくることに挑戦ちょうせんして、いろんな僕ぼくらを引ひき出だしてもらった」[2][27]、「1作さく目めのオリジナルアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』を作つくった頃ころのような、不安ふあんと期待きたいが渦巻うずまく初心しょしんのような気持きもちで臨のぞめた」[2][4][24]と述のべ、新藤しんどう晴一せいいちは、「全曲ぜんきょく、一人ひとり一いち人にんのアレンジャーの型かたに僕ぼくらが入はいっていって、一ひとつ一ひとつが個性こせい的てきなリズム、音おとが刺激しげきになって面白おもしろかった」[27]、「自分じぶんが辿たどり着つきたかった歌詞かしに、ひとつ到達とうたつできた。ターニングポイントになった」[2]、「現役げんえきのミュージシャンとして、ストーリーが伸のびた。昔むかしからそのストーリーを共有きょうゆうしてくれるファンがどう感かんじてくれるか、ハラハラドキドキしながら楽たのしみです」[2]と述のべている。
    • ソニー・マガジンズ発行はっこうの音楽おんがく誌し『WHAT's IN?』は、「(先行せんこうシングルで) 従来じゅうらいの型かたに甘あまんじず、新あらたな風ふうに身みをさらし、自みずからの可能かのう性せいを問とうた。2年ねんかけて完成かんせいした音楽おんがく的てき「百ひゃく景けい」は、ピシっと「気き」の貫つらぬかれ、眺ながめるほどに時代じだいと対峙たいじする覚悟かくごが伝つたわってくる、武者震むしゃぶるいの止とまらない一いち枚まい」 (藤井ふじい美保みほ) と評ひょうす[2][47][48]。
    • 同おなじく、ソニー・マガジンズ発行はっこうの音楽おんがく誌し『PATiPATi』では、「圧倒的あっとうてきなほどに高たかまるクリエイティビティー、痛快つうかいなほど新あらたな息吹いぶきが渦巻うずまく全ぜん15曲きょくは、『∠TRIGGER』以降いこう積極せっきょく的てきに行おこなわれた、さまざまなトライが最高さいこうの形かたちで結実けつじつした、しびれるほどの進化しんかを感かんじることができる」と紹介しょうかい[3]。同どう誌面しめんにして、2年ねんぶりにインタビュアーとしてポルノグラフィティと顔かおを合あわせたもりひでゆきは、1曲きょく1曲きょくに触ふれながら全体ぜんたい像ぞうを「大だい充実じゅうじつの15曲きょく」「進化しんかという言葉ことばが似合にあう作品さくひん」と評ひょうしている[3]。
    • シンコーミュージック・エンタテイメント発行はっこうの音楽おんがく雑誌ざっし『B-PASS』 (前原まえはら雅子まさこ) は、「デビュー以来いらいの音楽おんがくブレインとではなく、自分じぶんたちよりも若わかい世代せだいのアレンジャーやミュージシャンと組くみ、メンバーはポルノグラフィティというジグソーパズルを楽たのしんで作つくり上あげた。その溌剌はつらつとしたと“ハイブリッド”感かんが何なによりも面白おもしろみでもある」「屈託くったくのない広々ひろびろとした視野しやを感かんじる本ほん作さくは、“ポルノグラフィティ”らしさがストレートに表ひょうに出でたのかもしれない」と綴つづる[25]。

    収録しゅうろく曲きょく

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    Disc 1(CD)

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    1. 2012Spark (PANORAMA ver.) [4:29][49][注ちゅう 6]
      東宝とうほう配給はいきゅう映画えいが『逆転ぎゃくてん裁判さいばん』の主題歌しゅだいかであり、本ほん作さくに先行せんこうして発表はっぴょうされた35作さく目めのシングル[1][47][64][出典しゅってん無効むこう]。オープニングナンバー[24]ということで、シングルと異ことなる重厚じゅうこうなイントロが追加ついかされたアルバムバージョン。
      『∠TRIGGER』のラストに入いれられたメロディが元もととなってできた曲きょく[注ちゅう 7]であり、前作ぜんさくからの繋つながりを意識いしきする形かたちでの収録しゅうろくとなった[24]。2011年ねん6月がつ頃ごろには、すでに形かたちとなっていた「ワンモアタイム」や「ゆきのいろ」とともにシングル候補こうほ曲きょくに名なを連つらねていたという[44]。
      歌詞かしは、「価値かち観かんの変更へんこうを余儀よぎなくされたこの時代じだいは誰だれのための時代じだいか?」（新藤しんどう）という想おもいを「Spark」という言葉ことばに込こめて表現ひょうげんした[48]、自分じぶんたちの時代じだいを生いきる人々ひとびとへの応援おうえん歌か[24][65][68]。作曲さっきょくした岡野おかのは「最初さいしょから最後さいごまで迷まようことなく作つくることができた曲きょく」[66]と述のべ、アレンジは「ごはんを食たべているとき、思おもいついたアイディア」を採とり入いれて気持きもち良よく仕上しあがったとのこと[65]。始終しじゅう曲きょく中ちゅうにおいて度々どどに聴きかれる「SPARK!」というコーラスは、新藤しんどう曰いわく「普通ふつうに『スパーク』と発音はつおんすると、途切とぎれ途切とぎれな感かんじ（曲きょくの疾走しっそう感かんを損そこなう印象いんしょう）になるため、あえて崩くずした感かんじに伸のばすような発音はつおんにしている」と自身じしんのラジオで述のべていた[43]。
    2. メジャー [4:47][50][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：新藤しんどう晴一せいいち[50] 編曲へんきょく：江口えぐち 亮あきら、Porno Graffitti[50]
      • ストリングスアレンジ：江口えぐち 亮あきら & 石塚いしづか 徹とおる[50]
      弦楽げんがくとピアノの音色ねいろがきらびやかな曲きょく[41]に、自分じぶんが持もつ価値かち観かんを他人たにんの物差ものさしではなく自分じぶん自身じしんで確たしかめることの重要じゅうようさをテーマに書かいた歌詞かしが追随ついずいしたメッセージソング[69]。
      アレンジを手掛てがけるのは、「2012Spark」のカップリング曲きょく「9.9m2」で新藤しんどうと岡野おかのに衝撃しょうげきを与あたえた奇才きさい、江口えぐち 亮あきら[24][65]。江口えぐちとのコラボレーションに面白おもしろさを感かんじた新藤しんどうだが、任まかせたアレンジが斜ななめ上じょう過すぎたため、「ギアを2段階だんかい落おとしてもらった」というアレンジにより、ちょうどいいスピード感かんに仕上しあがったとのこと[24][65]。
      新藤しんどう曰いわく、タイトルは野球やきゅうの「メジャー (Major)」ではなく、巻尺まきじゃくなどの「メジャー (Measure)」の意い[70]。
      2012年ねん3月がつ12日にちの『カフェイン11』 (bayfm) にて、「FLAG」とともに先行せんこう披露ひろうされた[30][70]。
      • Credit：Musicians[50]
      • Drums：石井いしい悠ゆう也[50]
      • Bass：山崎やまざき英明ひであき (School Food Punishment) by the courtesy of Epic Records Japan Inc.[50]
      • Apf：成田なりたハネダ[50]
      • Viorin：徳永とくなが友美ゆみ[50]
      • Programming & Other Instruments：江口えぐち 亮あきら (la la larks)[50]
      • Strings Arranged by 江口えぐち 亮あきら & 石塚いしづか 徹とおる[50]
      • Recorded & Mixed by 奥田おくだ裕ひろし亮あきら (Sony Music Studio Tokyo)[50]
      • Assisted by 曽そ雌めす宏樹ひろき, 原田はらだしずお (Sony Music Studio Tokyo)[50]
    3. FLAG [4:40][51][注ちゅう 6]
      デモを作つくる際さいに浮うかんだ「旗はたを掲かかげて生いきていく」という発想はっそうを土台どだいに戦士せんしを主人公しゅじんこうに据すえた歌詞かしと、重厚じゅうこうなギターサウンドにより、「何なにかを背負せおって時代じだいを生いき抜ぬく精神せいしんの大事だいじさ」が歌うたわれている[42][65][66]。歌詞かしには「仁義じんぎ」や「風林火山ふうりんかざん」といったワードも登場とうじょうし[65]、ラストは問といかける形かたちで締しめくくられている。なお、タイトルが「FLAG」であることを聞きいた新藤しんどうは当初とうしょ、「FLAG」から船ふねをイメージして、『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト』みたいな曲きょくだと思おもっていたらしい[65]。
      編曲へんきょくはライブのサポートメンバー、宗そう本もと康やすし兵へいによるもので、新藤しんどうの「どんなイメージで作つくったの?」という問といに「ポルノらしいアレンジです」と答こたえている[26][41][43][26][注ちゅう 8]。ギミックを盛もり込こんだグルーヴ感かん溢あふれるアレンジにメンバーや他たのサポートメンバーは「やるじゃないか」と宗そう本ほんを改あらためてリスペクトしたという[43][65][71]。
      「メジャー」とともに、2012年ねん3月がつ12日にちの『カフェイン11』 (bayfm) で (曰いわく宇宙うちゅう初はつ) 披露ひろうされた[30][70]。
    4. EXIT [5:19][52][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし：新藤しんどう晴一せいいち[52] 作曲さっきょく：新藤しんどう晴一せいいち、ak.homma[52] 編曲へんきょく：ak.homma、Porno Graffitti[52]
      フジテレビ系列けいれつ放送ほうそうのテレビドラマ『大切たいせつなことはすべて君くんが教おしえてくれた』の主題歌しゅだいかに起用きようされた32作さく目めのシングル[1][72][出典しゅってん無効むこう]。
      理想りそうと現実げんじつの乖離かいりによるもどかしさやせつなさ、そうした想おもいを地下鉄ちかてつを舞台ぶたいに描えがいたミディアム・バラード[65][73]。
      歌詞かしは地下鉄ちかてつを景色けしきではなく観念かんねんと捉とらえて描えがかれており[65]、新藤しんどうは言葉ことばの昇華しょうかとポピュラリティの得えられた理想りそう的てきな歌詞かしといい、(書かきたいものに到達とうたつはしていないものの) 作詞さくしの面めんでターニングポイントとなった曲きょくだという[43][65][69][71]。アレンジは、新藤しんどうとともに作曲さっきょくを手掛てがけたプロデューサーのak.hommaにより、曲きょくを聴きいたとき、説得せっとく力りょくと安心あんしん感かんのあるアレンジに仕上しあがったとのこと[71]。
    5. 電光石火でんこうせっか [3:37][53][注ちゅう 6]
      タイトルの「電光石火でんこうせっか」の如ごとく、勢いきおいのままわいわい言いいながら収録しゅうろくした[66]、トリック満載まんさいの刺激しげき的てきなデジタルサウンドとバンドサウンドが融合ゆうごうした曲きょく[26][41]。ワンコードの曲きょくを作つくりたいという思おもいから、完成かんせい形がたのわからないままギターの音おとを重かさね、あえて野暮やぼったくしたというリズムにメロディを乗のせてゆくという形かたちで出来上できあがった、岡野おかののチャレンジの曲きょくでもある[65]。
      「(ポルノのスタンダードを) 壊こわしたいです」という江口えぐち[26]に対たいする、岡野おかのの「めちゃくちゃにしてくれるだろう」[42]、「面白おもしろくしてくれるだろう」[65]、「クレージーな作品さくひんになるな」[66]という期待きたいから曲きょくを預あづけたところ、イメージ通どおりスリリングな曲きょくに仕上しあがったが、「恐おそろしいほど好すきにやってくれたので、江口えぐちワールドからこっちにちょっとだけ戻もどってきてもらった」という[65][71]。新藤しんどう曰いわく、「型かたにはまらないアレンジで自分じぶんからは絶対ぜったいに出でてこない発想はっそう」[42]、「うまくまとめられる人ひととは異ことなる、壊こわして再さい構築こうちくして音おとが作つくれる人ひと」[43]と、楽曲がっきょくを通つうじて江口えぐちを改あらためて評ひょうした。
      • Credit：Musicians[53]
      • Drums：ターキー by the courtesy of FlyingStar Records / Victor Entertainment, Inc.[53]
      • Bass：山崎やまざき英明ひであき (School Food Punishment) by the courtesy of Epic Records Japan Inc.[53]
      • Programming & Other Instruments：江口えぐち 亮あきら (la la larks)[53]
      • Recorded & Mixed by 奥田おくだ裕ひろし亮あきら (Sony Music Studio Tokyo)[53]
      • Assisted by 原田はらだしずお (Sony Music Studio Tokyo)[53]
    6. 星ほし球だま [4:19][54][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし：新藤しんどう晴一せいいち[54] 作曲さっきょく：岡野おかの昭仁あきひと[54] 編曲へんきょく：Tomi Yo、Porno Graffitti[54]
      歌詞かしはライブイベントで用もちいられる電球でんきゅう（専門せんもん用語ようごで「星ほし球だま」と呼よばれる[注ちゅう 9]）をモチーフに、「人間にんげんの心しんに何なにかを訴うったえかける星ほし球だま」を自然しぜんな言葉ことばで描えがいている[65][69]。なお、書かかれたのはアルバム制作せいさくの最後さいごのほうだという[71]。
      タイトルは、新藤しんどう曰いわく、「現代げんだいの技術ぎじゅつなら映像えいぞうやLEDなどで代用だいようできるけど、『星ほし球だま』は今いまでも人ひとを感動かんどうさせられる」ということから名付なづけられた[注ちゅう 9]。タイトルの読よみ方かたは「ほしきゅう」である[43][74]。
      本ほん作さくにはシリアスな曲きょくが多おおいため、アルバムの押おし引びきの計算けいさんとは別べつのバランスと相乗そうじょう効果こうかの意識いしきから「ライトな曲きょくも」という考かんがえにより作つくられた[65][71]。デモ段階だんかいではバンドサウンドを中心ちゅうしんにエレクトロな4つ打うちのダンスナンバー[26]であったが、アレンジを手掛てがけたTomi Yoによりエレクトロテイストが広ひろげられ、キラキラとした夢ゆめのある楽曲がっきょくとなった[26][65][71]。ラスト1行ぎょうのフレーズは、岡野おかの曰いわく、クレイジーケンバンドの「1107」へのオマージュ[65]。
      ちなみに、曲きょくのテーマにもなっている『ライヴ (LIVE)』について、新藤しんどうは「自分じぶんを生活せいかつ者しゃからギタリストに戻もどしてくれるライブ (ステージに立たつ時間じかん)」[75]。岡野おかのは「自分じぶんのスイッチを切きり替かえられる旅行りょこう (特とくに海外かいがい)」[76]みたいなものという。
      • Credit：Musicians[54]
      • Acoustic Guitar：岡野おかの昭仁あきひと[54]
      • Keyboards, Programming & Other Instruments：Tomi Yo[54]
      • Recorded & Mixed by 滝澤たきざわ武士たけし[54]
      • Assisted by 波なみ房ぼう 渉わたる (LABO Recorders)[54], 曽そ雌めす宏樹ひろき, 原田はらだしずお (Sony Music Studio Tokyo)[54]
    7. 素敵すてきすぎてしまった [5:05][55][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：新藤しんどう晴一せいいち[55] 編曲へんきょく：馬場ばば一嘉かずよし、Porno Graffitti[55]
      • ストリングスアレンジ：クラッシャー木村きむら[55]
      アレンジを手掛てがけるのは、新藤しんどうが黒田くろだ倫りん弘ひろしを通つうじて知しり合あった、10年来ねんらいの酒飲さけのみ仲間なかまとして親交しんこうのあるギタリストの馬場ばば一嘉かずよし[25][44][65][71]。ライブで演奏えんそうするために作成さくせいされた「ハネウマライダー 〜幕張まくはりVer.〜」が完成かんせいしたころに新藤しんどうから馬場ばばへ追加ついかオファーがなされた[77]。古今ここんの音楽おんがくやアコースティックに通つうずる馬場ばば[43]のアレンジにより、ストリングスの四重奏しじゅうそうが特徴とくちょう的てきな、スローテンポのライトなスタンダード曲きょくとなった[25][65][69][71]。
      一方いっぽうの歌詞かしは、過すぎてしまった時間じかんや思おもい出でが輝かがやいているため、現在げんざいや未来みらいに暗くらさを感かんじてしまうという、ダークな気持きもちが描えがかれている[65]。新藤しんどうは「過すぎたるは及およばざるがごとしじゃないけど、人生じんせいでは、素敵すてき過すぎてしまった思おもい出でが、逆ぎゃくに重荷おもにになってしまうこともある」と述のべている[65]。
      デモの段階だんかいでイントロのアルペジオや、リードのフレーズなどは存在そんざいしており[77]、スティング宮本みやもとが提示ていじした最後さいごのAメロ（そうか これはその罰ばっだろう）のベースフレーズは岡野おかのの「かっこいい」という言葉ことばにより採用さいようされ本ほん曲きょくの大おおきなスパイスとなった[77]。
      ドラム、ベース、キーボード、ギターのレコーディングは閉鎖へいさ間際まぎわの一口ひとくち坂ざかスタジオにて行おこなわれた[77]。
      • Credit：Musicians[55]
      • Drums：柏倉かしわぐら隆史たかし[55]
      • Bass：スティング宮本みやもと[55]
      • Epf, Organ：柴田しばた俊文としふみ[55]
      • Percussions：丹たん菊きく正和しょうわ
      • Additional Chorus：石塚いしづか裕美ひろみ, 馬場ばば一嘉かずよし, 新藤しんどう晴一せいいち[55]
      • Strings：クラッシャー木村きむらカルテット (Violin：クラッシャー木村きむら, 上里うえさとはな子こ / Viola：細川ほそかわ亜あ維子 / Cello：遠藤えんどう益えき民みん)[55]
      • Strings Arranged by クラッシャー木村きむら[55]
      • Recorded & Mixed by 中原なかはら正幸まさゆき[55]
      • Assisted by 宮坂みやさか保彦やすひこ (HITOKUCHIZAKA STUDIO)[55], 大城おおしろ歳とし礼れい (STUDIO BLAN)[55]
    8. ワンモアタイム [4:06][56][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：岡野おかの昭仁あきひと[56] 編曲へんきょく：田中たなかユウスケ、近藤こんどう隆史たかし、Porno Graffitti[56]
      新あらたな試こころみを採とり入いれた33作さく目めのシングル[78][出典しゅってん無効むこう]。日本にほんテレビ系列けいれつ放送ほうそう情報じょうほう番組ばんぐみ『スッキリ!!』2011年ねん9月がつ度たびエンディングテーマ[1]。
      ポルノグラフィティ曰いわく、全曲ぜんきょくシングルに匹敵ひってきするような熱量ねつりょうの高たかい本ほん作さく[2][27]において、全体ぜんたいの指針ししんとなったリード曲きょくであり、『PANORAMA PORNO』の中核ちゅうかくを担になった楽曲がっきょく[43][65]。
      歌詞かしは、2011年ねん3月がつ11日にちに発生はっせいした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによって無力むりょくさを感かんじ、自信じしんを失うしないかけながらも何なにかを信しんじたいと思おもうメンバーの気持きもちをストレートに表現ひょうげんしたもの[25][79]。曲きょくは元々もともとダンスロックをキーワードに作つくられたバンドサウンドであったが、アレンジャーの田中たなかユウスケにより打うち込こみが押おし出だされ、デジタルとロックが融合ゆうごうしたサウンドに仕上しあがった[25][27][40][71]。それらがアレンジでさらに磨みがきをかけられたことで、押おし迫せまってくるような迫力はくりょくあるサウンドが重かさなったアップテンポのキラーチューンとなった[65][66][71]。
      本ほん作さく収録しゅうろく曲きょくの中なかでは早はやい段階だんかい (2011年ねん6月がつ頃ごろ) で原型げんけいが出来上できあがった曲きょくのひとつ[44]。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい後ごに発表はっぴょうした最初さいしょの作品さくひんであると同時どうじに、ポルノグラフィティのキャリアにおいてもターニングポイントとなった作品さくひん[27]。ライブでの成長せいちょうが著いちじるしい曲きょくであるが、岡野おかのは「ヴォーカル的てきには命いのちを懸かけるくらいに歌うたうのはしんどい (笑)かっこわらい」[66][71]と評ひょうす一方いっぽう、「運命うんめい的てきに出会であえた音おとに勇気ゆうきづけられた」と述のべている[43][65]。
      • Credit：Musicians[56]
      • Drums：坂本さかもと 学まなぶ[56]
      • Strings：岡村おかむら美央みおストリングス[56]
      • Programming & Other Instruments：田中たなかユウスケ (agehasprings), 近藤こんどう隆史たかし (Q;ltd)[56]
      • Recorded by 齊藤さいとう裕也ゆうや (bridge house)[56]
      • Assisted by 鶴田つるた真之まさゆき (ABS RECORDING)[56]
      • Mixed by 松本まつもと靖雄やすお (ZewQ)[56]
    9. カシオペヤの後悔こうかい [4:20][57][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし：岡野おかの昭仁あきひと 作曲さっきょく：新藤しんどう晴一せいいち[57] 編曲へんきょく：tasuku、Porno Graffitti[57]
      曲きょくは思おもいついたリフから広ひろげていくオーソドックスな形かたちでつくられ、tasukuとともに新藤しんどうの個人こじんスタジオ「アトリエ」やtasukuの作業場さぎょうばなどで相談そうだんしながら仕上しあげていった[65][71]。それによって全体ぜんたい的てきに様式ようしき美的びてきな、疾走しっそう感かん漂ただようロックサウンドに仕上しあがり、間奏かんそう部分ぶぶんはドラマチックでミステリアスな雰囲気ふんいきの世界せかい観かんを持もつ曲きょくとなった[43][65][69][71]。
      一方いっぽうの歌詞かしは、アルバムの曲きょく作づくりを進すすめていた時期じきに岡野おかのが「カシオペヤ」という言葉ことばが気きになり、それをきっかけに調しらべた『ギリシア神話しんわ』が題材だいざいとなっている[65][71]。新藤しんどうが作つくった曲きょくの世界せかい観かんにも合あうということで、歌詞かしは「カシオペイアが自身じしんの傲慢ごうまんさから海神わたつみポセイドンにより罰ばっを受うける」という神話しんわの逸話いつわに、人間にんげんの傲慢ごうまんさとそれに対たいする後悔こうかいが描えがかれている[65][71]。本ほん曲きょくは岡野おかの曰いわく、「自戒じかいの曲きょく」[65]。ちなみに歌詞かしに用もちいた知識ちしきは、「調しらべて知しったことやテレビで見聞みききしたの受うけ売うり」 (岡野おかの談だん)[76]。
      この曲きょくにちなんで出だされた、「好すきな星座せいざもしくは星ほしはありますか?」という質問しつもんに対たいし、岡野おかのは「オリオン座ざ!」と答こたえている (理由りゆうは「オリオン座ざしかわからないから (笑)かっこわらい」)[76]。
      • Credit：Musicians[57]
      • Drums, Percussions：吉田よしだ佳史よしふみ (TRICERATOPS) by the courtesy of tearbridge records[57]
      • Bass：高間たかま有一ゆういち[57]
      • Programming & Other Instruments：tasuku[57]
      • Recorded by 宮坂みやさか保彦やすひこ (HITOKUCHIZAKA STUDIO)[57]
      • Assisted by 星野ほしの文男ふみお (HITOKUCHIZAKA STUDIO)[57]
      • Mixed by 松本まつもと靖雄やすお (ZewQ)[57]
    10. 君きみは100% [4:02][58][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：岡野おかの昭仁あきひと[58] 編曲へんきょく：ak.homma、Porno Graffitti[58]
      すべての人ひとに送おくるポジティブな応援おうえん歌かとして発表はっぴょうされた31作さく目めのシングル[80][出典しゅってん無効むこう]。
      キャッチーで分わかりやすい、ストレートな歌詞かしが特徴とくちょうのアッパーチューン[3][81]。タイトルはネーミングに悩なやんでいた岡野おかのに新藤しんどうが「君きみは100%とかどう?」とアドバイスしたものがそのまま採用さいようされる形かたちとなった[43]。
      元々もともとはソカの要素ようそを取とり入いれたユニークな曲きょく[65]であったが、シングルとして発表はっぴょうする際さい、どうポピュラリティを得えるかということに悩なやみぬいた末すえに完成かんせいした[66]。最初さいしょは全すべてメジャーコードで作つくったものの、後ごから一部いちぶをマイナーコードに変かえたため、完成かんせいした曲きょくのギャップ感かんに自分じぶんをフィットさせるのに苦労くろうしたという (岡野おかの談だん)[8]。
    11. Truly [1:49][59][注ちゅう 6]
      • 作曲さっきょく：新藤しんどう晴一せいいち[59] 編曲へんきょく：篤志とくし、Porno Graffitti[59]
      宇宙うちゅうの優やさしさを感かんじさせるようなインスト曲きょく[8]。アルバムのインタールード[70]として、場面ばめん転換てんかんの役目やくめを担になうとともに次つぎ曲きょく「ゆきのいろ」のオーバーチュア的てきな意味いみを持もたせている[8]。
      収録しゅうろく曲きょくの多おおい本ほん作さくにおいて、「最後さいごまで聴きいてほしい」、「とりあえず小しょう楽曲がっきょくを入いれてみよう」、「(前後ぜんごの曲きょくの間あいだで) 起伏きふくを持もたせたい」というメンバーの考かんがえから生うまれた[3][8][69]。アレンジなどを手てがけたのは篤志とくし。これは曲きょくが作つくられた時期じきがTHE 野党やとうの活動かつどうと並行へいこうしていたためによるもの[43][82]。
      新藤しんどうによれば、タイトルは曲きょくの始はじめのギター音おんが「トゥ〜リ〜」という擬音ぎおんに聴きこえたことから名付なづけられた (「真実しんじつの (Truely)」という意味いみではないという)[3][43]。
    12. ゆきのいろ [4:46][60][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：新藤しんどう晴一せいいち[60] 編曲へんきょく：Tomi Yo、Porno Graffitti[60]
      34作さく目めのシングルとして発表はっぴょうされたバラード[83][出典しゅってん無効むこう]。
      2011年ねん6月がつ頃ごろまでに出来上できあがったデモ音源おんげんが原型げんけい[84]で、元々もともとはR&Bをイメージした曲きょくであった[8]。しかし、新藤しんどうがTomi Yoにデモを聴きかせてアレンジを任まかせたところ、現在げんざいのミディアム・バラードの形かたちに落おち着ついた[8][84]。クレジットはされていないが、ak.hommaのアイディアやアドバイス (曰いわく「秘伝ひでんのタレ」) が入はいっており、それを受うけたTomi Yoによるアレンジの試行錯誤しこうさくごが繰くり返かえされた結果けっか、「作品さくひんのより良よい味あじが引ひき出だされた」と新藤しんどうは述のべている[3][8]。
      歌詞かしは、「大切たいせつな人ひとがそばにいることで、自分じぶんの未来みらいの色いろが彩いろどられてゆく心しん」を一いち枚まいの絵えを題材だいざいに描えがかれている[85]。新藤しんどうはこの曲きょくを作つくっていた期間きかん (3か月げつほど)について、芋いもづる方式ほうしきを引ひき合あいに「結果けっかを求もとめられる中なかで大おおきな芋いもを見みつけると、その収穫しゅうかくに夢中むちゅうになって手掛てがかりである蔓づるを切きってしまう。時間じかんをかけて土どを掘ほり返かえすことができたら、最後さいごのひとつまで収穫しゅうかくできる。そういう曲きょく」と、何なん度どもメロディを書かき直なおしたことを語かたった[8]。制作せいさくチーム（スタッフ）の間あいだで好こう評価ひょうかを得えて、シングルに昇のぼり着ついた曲きょく[86]だが、新藤しんどう曰いわく、「懺悔ざんげの曲きょく」であるという[43]。
      先述せんじゅつの曲きょくのイメージ から当初とうしょは「コモン」という仮かりタイトル[8]が付つけられていたが、その後ご、いくつかのタイトル候補こうほを経へて、現在げんざいのタイトルとなった[87]。
    13. はなむけ [4:04][61][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：新藤しんどう晴一せいいち[61] 編曲へんきょく：Tomi Yo、Porno Graffitti[61]
      過去かこを振ふり返かえるとともに、これから先さきにある未来みらいに向むけて人生じんせいを歌うたった曲きょく[3][8][69]。曲きょくのテーマを「人生じんせい」としたことについて、新藤しんどうは「男女だんじょの好すき嫌きらい (恋愛れんあい) とは異ことなる曲きょくを書かこうと思おもった」「30代だい半なかばを過すぎた、今いまだからこそ書かける曲きょく」と語かたっている[43][3][8]。岡野おかのは「主人公しゅじんこうに気持きもちを重かさね、自然しぜんな感かんじでストレートに歌うたい上あげた」という[43][3][8]。
      「1日にちの終おわりも始はじまりも感かんじずに過すごすくらいなら、せめて1日にちの終おわりにビールを飲のもう」[42]と、想おもいを馳はせるシーンで登場とうじょうする「ビール」は、新藤しんどう曰いわく「曲きょくのハネた感かんじがビールのCMソングとして流ながれていたビートルズの『All you Need is Love』の匂においに似にていたから、いちばんイメージに合あうのがビールだった」とのこと[3][8][42]。
      演奏えんそうにはバンジョーを使用しようしている[8]。
      2011年ねん4月がつに新藤しんどうがTomi Yoを自身じしんの個人こじんスタジオ「アトリエ」に招まねき、そこで作つくった曲きょくを紹介しょうかいしながらリズムパターンの制作せいさくを依頼いらいしたのがきっかけとなっている[25]。早はやい段階だんかいで完成かんせいした曲きょく[25]であるが、制作せいさくベースの都合つごうから、打うち込こみもTomi Yoが担当たんとうした[42]。
      • Credit：Musicians[61]
      • Drums：河村かわむら "カースケ" 智康ともやす[61]
      • Bass：隅すみ倉くら弘ひろし至いたり[61]
      • Banjo：秋山あきやま浩徳ひろのり[61]
      • Organ & Other Instruments：Tomi Yo[61]
      • Additional Chorus：うぐいすボーイズ & ガールズ[61]
      • Recorded & Mixed by 滝澤たきざわ武士たけし[61]
      • Assisted by 大久保おおくぼ孝洋たかひろ (VICTOR STUDIO)[61], 波なみ房ぼう 渉わたる (LABO Recorders)[61], 曽そ雌めす宏樹ひろき, 原田はらだしずお (Sony Music Studio Tokyo)[61]
    14. メリーゴーラウンド [4:19][62][注ちゅう 6]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：岡野おかの昭仁あきひと[62] 編曲へんきょく：Porno Graffitti[62]
      明確めいかくなアレンジャーを立たてず、ライブのサポートメンバーと作つくり上あげたポップナンバー[3][8][66]。クレジットはされていないが、サポートメンバー（野崎のさき真しん助すけ、野崎のさき森男もりお、宗そう本もと康やすし兵へいの3人にん）がアレンジに協力きょうりょくしている[3]。
      元々もともとシンプルでストレートなサウンドを目指めざし、また「いつものサポートメンバーと最後さいごに作つくろう」と想定そうていしていたため、本ほん作さく収録しゅうろく曲きょくの中なかでは最後さいごに完成かんせいした[43][3][25]。ミュージシャン同士どうし、ああだこうだ言いいながら一本いっぽん録ろくりのようなセッションによって、骨太ほねぶとで勢いきおいのあるバンドらしいサウンドになったという[3][8][66]。ちなみに曲きょくの途中とちゅう、ギターがキーボードからの音おとを継つぐシーンがあるが、新藤しんどう曰いわく「アイツ (宗そう本もと康やすし兵へい) が俺おれのフレーズを取とった」とのこと[8]。この他ほか、エレキギターのソロパートは、岡野おかのが演奏えんそうしている。
      歌詞かしは、「世界せかいは広ひろくて美うつくしい」というフレーズが登場とうじょうするように、メリーゴーラウンドをモチーフに自分じぶんの中なかでめぐりめぐる好すきな人ひとへ想おもいや一緒いっしょに過すごす時間じかんの喜よろこびがポジティブに描えがかれている[8]。とても明あかるい曲きょくとなったが、作者さくしゃである岡野おかの自身じしんは「完成かんせい後ごも曲きょくを捉とらえきれていない節ふしがある」と仕上しあがり具合ぐあいの感想かんそうを述のべていた[8]。
      アルバムリリース記念きねんとして6年ねんぶりに復活ふっかつした『ポルノグラフィティのオールナイトニッポン』[30][35]では、2本ほんのアコースティック・ギターによる生なま演奏えんそうで披露ひろうされた。
      • Credit：Musicians[62]
      • L ch Electric Guitar & Solo：岡野おかの昭仁あきひと[62]
      • Drums：野崎のさき真しん助すけ[62]
      • Bass：野崎のさき森男もりお[62]
      • Apf：宗そう本もと康やすし兵へい[62]
      • Tambourine：nang-chang[62]
      • Recorded & Mixed by 中原なかはら正幸まさゆき[62]
      • Assisted by 宮坂みやさか保彦やすひこ (HITOKUCHIZAKA STUDIO)[62], 大城おおしろ歳とし礼れい (STUDIO BLAN)[62]
    15. 光ひかりのストーリー [6:29][63][注ちゅう 6][注ちゅう 10]
      • 作詞さくし・作曲さっきょく：岡野おかの昭仁あきひと[63] 編曲へんきょく：ak.homma、Porno Graffitti[63]
      本ほん作さくのトリを飾かざる壮大そうだいなロック・バラード[43][3][8]。曲きょく作づくりの段階だんかいから「パーシー・スレッジの『男おとこが女おんなを愛あいする時とき』のような力強ちからづよい曲きょくにしたい」という岡野おかのの考かんがえにより、当初とうしょはテンポの速はやいハチロク（8分ぶんの6拍子ひょうし）の曲きょくであったが、ak.hommaの「ジャーニーの『Open Arms』くらいのテンポにしてみたら」というアドバイスを得えたことで、心しんに響ひびく感動かんどう的てきな曲きょくとして完成かんせいとなった[3][8][66]。
      ポルノグラフィティがあまり挑戦ちょうせんしてこなかったロック・バラード[3][8]であるが、「いつか歌うたいたい」と思おもっていた岡野おかのは、絶叫ぜっきょうするような気持きもちで押おすだけ押おして歌うたい上あげたという[66]。曲きょくの出来栄できばえについて、新藤しんどうは「ロックアルバムらしい正ただしい終おわり方かたになった」[3]、「様々さまざまな音おとを知しっているak.homma (本間ほんま) さんの凄すごさを改あらためて感かんじた曲きょく」[43]、岡野おかのは「いい演奏えんそうをいい音おんで録ろくることで最後さいごはak.hommaにビシッと締しめてもらった」[42]とそれぞれ語かたった。
      • Credit：Musicians[63]
      • Drums：玉田たまだ豊ゆたか夢ゆめ[63]
      • Bass：根岸ねぎし孝たかし旨むね[63]
      • Apf, Organ：ak.homma[63]
      • Synthesist：飯田いいだ高広たかひろ[63]
      • Strings：金原かなはら千恵子ちえこストリングス[63]
      • Recorded & Mixed by 山内やまうち "Dr." 隆義たかよし (gogomix@)[63]
      • Assisted by 公文くもん英輔えいすけ (Sony Music Studio Tokyo)[63], 奈良なら美幸みゆき (NSJ)[63]

    Disc 2(DVD)

    [編集へんしゅう]

    初回しょかい生産せいさん限定げんてい盤ばんのみに付属ふぞく[22][28]。テレビスポットは15秒びょう版ばんと30秒びょう版ばんの2種しゅが含ふくまれる (「ワンモアタイム」については15秒びょう版ばんのみ)。

    1. 「君きみは100%」VIDEO CLIP
    2. 「EXIT」VIDEO CLIP
      • 監督かんとく：セキ★リュウジ[88]
    3. 「ワンモアタイム」VIDEO CLIP
    4. 「ゆきのいろ」VIDEO CLIP
      • 監督かんとく：清水しみず康彦やすひこ[44]
    5. 「2012Spark」VIDEO CLIP
      • 監督かんとく：清水しみず康彦やすひこ[44]
    6. 「君きみは100%」TV SPOT
    7. 「EXIT」TV SPOT
    8. 「ワンモアタイム」TV SPOT
    9. 「ゆきのいろ」TV SPOT
    10. 「2012Spark」TV SPOT
    11. VIDEO CLIP MAKING DIGEST
      本ほん作さくに含ふくまれるシングル表題ひょうだい曲きょくのビデオクリップメイキング映像えいぞうのダイジェスト版ばん。なお、「EXIT」のみメイキング映像えいぞうは未み収録しゅうろく、「EXIT」のシングル初回しょかい限定げんてい盤ばんにもPVは収録しゅうろくされている。

    クレジット

    [編集へんしゅう]
    • Porno Graffitti are 岡野おかの昭仁あきひと Vocal, Chorus 新藤しんどう晴一せいいち Guitar[7]
    • Produced by 田村たむら充たかし義よし (tmf)[7], 本間ほんま昭光あきみつ (bluesofa)[7]
    • Pre-production Engineer サカタコスケ (bluesofa)[7]
    • Instruments Technician 杉山すぎやま和也かずや, 戸高とだか 稔みのり (ビックボードスピリット)[7]
    • E.Guitar Sound Designer 遠藤えんどう太郎たろう (M-4, 7, 10, 15)[7]
    • Musicians Condination 森原もりはら 愛あい (bluesofa)[7], 横尾よこお 隆たかし (FACE MUSIC)[7]
    • Art Direction & Design 永戸えいと鉄也てつや[7]
    • Design 奥野おくの真しん行ぎょう (HOMEAL1)[7]
    • Photograph 守本もりもと勝英かつひで[7]
    • Styling 百瀬ももせ 豪つよし[7]
    • Hair Styling HORI (S-14)[7]
    • Make Up 川島かわしま義子よしこ (S-14)[7]
    • Visual Coordination 木村きむら香織かおり, 辻つじ 文ぶん美び (Sony Music Communications)[7]
    • Amuse Staff
    • SME Records Staff
    • Executive Producers 畠中はたけなか達郎たつお (Amuse)[7], 村松むらまつ俊亮しゅんすけ (SME Records)[7]

    脚注きゃくちゅう

    [編集へんしゅう]
    注釈ちゅうしゃく
    1. ^ a b 本ほん作さくにおいて、トータル・プロデューサー (アレンジャー、アドバイザー) という形かたちで携たずさわる[2]
    2. ^ 正式せいしき発表はっぴょう前まえの『カフェイン11』において、パーソナリティの新藤しんどう晴一せいいちは本ほん作さくを冗談じょうだんを交まじえて仄ほのめかしており、2月がつ13日にちの放送ほうそう分ぶんまでスタッフに緘口かんこう令れいを敷しかれた (その間あいだは曲きょく作づくりやレコーディングを「趣味しゅみ」と称しょうしていた)[21][5]。
    3. ^ 「EXIT」の作曲さっきょくのみ、新藤しんどう晴一せいいちとak.hommaの共同きょうどう作曲さっきょくとなっている[7]
    4. ^ メジャーデビュー以降いこう、ポルノグラフィティがバンド名めいに由来ゆらいするタイトルの作品さくひんを発表はっぴょうするのは『ポルノグラフィティ』以来いらい4年ねん7か月げつぶり2作さく目めとなる。
    5. ^ 新藤しんどう曰いわく、「昔むかしのほう（1作さく目め、2作さく目めのアルバム）が良よいと言いわれても、バンドは変かわっていかなきゃいけない。変かわってもクオリティのある作品さくひんを出だすことがプロフェッショナルのミュージシャン」と気持きもちが込こめられているという[3]。
    6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 各かく楽曲がっきょくの演奏えんそう時間じかんは、「10面めんパノラマジャケット」記載きさいの時間じかんとなっている[49][50][51][52][53][54][55][56][57][58][59][60][61][62][63]。
    7. ^ 前作ぜんさく『∠TRIGGER』では、最終さいしゅう曲きょく「ロスト」の演奏えんそう終了しゅうりょう後ご、岡野おかの昭仁あきひとがアコースティック・ギターを弾ひきながら、「2012Spark」のサビとなるメロディを口くちずさむ様子ようす (音源おんげん) が入いれられている[24][65][66][67]。
    8. ^ 1974年ねん生うまれの新藤しんどうと岡野おかのに対たいし、1984年ねん生うまれの宗むね本ほんは、「ポルノグラフィティの曲きょくを聴きく側がわだった」という[43]。
    9. ^ a b 「星ほし球だま」とは、ライブイベントなどで演出えんしゅつに用もちいられる、天井てんじょうから吊つるされた小ちいさな電球でんきゅうを指さす専門せんもん用語ようご。新藤しんどう曰いわく、「職人しょくにんさん」と話はなしたことから着想ちゃくそうを得えた」という[43][65][69]。
    10. ^ 前作ぜんさく最終さいしゅう曲きょく「ロスト」に引ひき続つづき演奏えんそう時間じかんが6分ふんを超こえ、ポルノグラフィティの楽曲がっきょくでは非常ひじょうに長ながい曲きょくとなっている。
    出典しゅってん
    1. ^ a b c d e f g h i 以下いか、Sony Music Online Japanによる作品さくひん紹介しょうかいより。
    2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『WHAT's IN? 2012年ねん4月がつ号ごう(No.298)』p.035、「01. Album『PANORAMA PORNO』Interview (インタビュアー：藤井ふじい美保みほ)」。
    3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『PATiPATi 2012年ねん4月がつ号ごう(VOL.328)』p.095、「いろいろな角度かくどからのポルノを楽たのしめるアルバムが完成かんせい!!――やっぱりバンドとしては変かわっていかなきゃって」。
    4. ^ a b c d 出演しゅつえん：ポルノグラフィティ (26 March 2012). "カミスン! -ComingSoon!!-". カミスン!. TBSテレビ。
    5. ^ a b 出演しゅつえん：新藤しんどう晴一せいいち(G) (6 February 2012). "ポルノグラフィティ ギター新藤しんどう晴一せいいちのカフェイン11". カフェイン11. bayfm。
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    参考さんこう資料しりょう

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    • SME Records Inc.、ポルノグラフィティ「10面めんパノラマジャケット」『PANORAMA PORNO』、SME Records Inc.、日本にっぽん、2012年ねん。 , SECL-1109
    参考さんこう書誌しょし
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    • 藤井ふじい美保みほ「INTERVIEW ポルノグラフィティ」『WHAT's IN? 2012年ねん4月がつ号ごう（No.298）』第だい25巻かん第だい4号ごう、ソニー・マガジンズ、2012年ねん3月がつ14日にち、032-039頁ぺーじ、JAN 4910198550422、雑誌ざっし 19855-04。 
    • 大畑おおはた幸子さちこ「INTERVIEW ポルノグラフィティ」『CD&DLでーた 2012年ねん3>4月がつ号ごう（2012 No.2）』第だい24巻かん第だい2号ごう、エンターブレイン、2012年ねん3月がつ14日にち、050-051頁ぺーじ、JAN 4910043610424、雑誌ざっし 04361-04。 
    • 前原まえはら雅子まさこ「ポルノグラフィティ 2年ねんぶり9thアルバム『PANORAMA PORNO』が到着とうちゃく!」『B-PASS 2012年ねん5月がつ号ごう（406号ごう）』第だい28巻かん第だい5号ごう、シンコーミュージック・エンタテイメント、2012年ねん3月がつ27日にち、38-45頁ぺーじ、JAN 4910175570528、雑誌ざっし 17557-05。 
    • オリコンチャート「オリコンランキング ALBUM TOP100」『オリ★スタ 2012年ねん4月がつ16日にち号ごう』第だい34巻かん第だい5号ごう、オリコン、2012年ねん4月がつ2日にち、86-87頁ぺーじ、JAN 4910219630423、雑誌ざっし 21963-4/16。 
    • 別冊べっさつカドカワ『別冊べっさつカドカワ 総力そうりょく特集とくしゅう ポルノグラフィティ 「挑戦ちょうせん」』 No.421、角川かどかわマガジンズ（角川かどかわグループパブリッシング）〈カドカワムック〉、2012年ねん4月がつ6日にち、001-288頁ぺーじ。ISBN 978-4-04-731134-3。 
    関連かんれん書誌しょし
    • 「ワンモアタイム」(M-8)に関かんする資料しりょう
      • もりひでゆき「ポルノグラフィティ」『PATiPATi 2011年ねん10月がつ号ごう（VOL.322）』第だい27巻かん第だい10号ごう、ソニー・マガジンズ、2011年ねん9月がつ9日にち、052-053頁ぺーじ、JAN 4910075551016、雑誌ざっし 07555-10。 
    • 「ゆきのいろ」(M-12)に関かんする資料しりょう
      • もりひでゆき「ポルノグラフィティ」『PATiPATi 2011年ねん12月がつ号ごう（VOL.324）』第だい27巻かん第だい12号ごう、ソニー・マガジンズ、2011年ねん11月9日にち、048-049頁ぺーじ、JAN 4910075551214、雑誌ざっし 07555-12。 
    • 「2012Spark」(M-1)に関かんする資料しりょう
      • もりひでゆき「ポルノグラフィティ」『PATiPATi 2012年ねん3月がつ号ごう（VOL.327）』第だい28巻かん第だい3号ごう、ソニー・マガジンズ、2012年ねん2月がつ9日にち、040-041頁ぺーじ、JAN 4910075550323、雑誌ざっし 07555-03。 
      • 藤井ふじい美保みほ「Pick Up Review ポルノグラフィティ」『WHAT's IN? 2012年ねん2月がつ号ごう（No.296）』第だい25巻かん第だい2号ごう、ソニー・マガジンズ、2012年ねん1月がつ14日にち、079頁ぺーじ、JAN 4910198550224、雑誌ざっし 19855-02。 
      • 早川はやかわ加奈子かなこ「In front ポルノグラフィティ」『B-PASS 2012年ねん3月がつ号ごう（403号ごう）』第だい28巻かん第だい3号ごう、シンコーミュージック・エンタテイメント、2012年ねん1月がつ27日にち、007頁ぺーじ、JAN 4910175570320、雑誌ざっし 17557-03。 
    • 「∠TRIGGER」および「2012Spark」（本ほん作品さくひんに至いたるまでの前ぜん段階だんかい）に関かんする資料しりょう
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    関連かんれんリンク

    [編集へんしゅう]

    演奏えんそう参加さんかミュージシャン

    外部がいぶリンク

    [編集へんしゅう]
    岡野おかの昭仁あきひと (Vo) - 新藤しんどう晴一せいいち (Gt)
    シングル
    オリジナル
    1990年代ねんだい
    99年ねん
    2000年代ねんだい
    00年ねん
    01年ねん
    02年ねん
    03年ねん
    04年ねん
    05年ねん
    06年ねん
    07年ねん
    08年ねん
    09年ねん
    2010年代ねんだい
    10年ねん
    11年ねん
    12年ねん
    13年ねん
    14年ねん
    15年ねん
    16年ねん
    17年ねん
    18年ねん

    46.カメレオン・レンズ - 47.ブレス - 48.Zombies are standing out（配信はいしん限定げんてい）- 49.フラワー（配信はいしん限定げんてい）

    19年ねん

    50.VS

    2020年代ねんだい
    20年ねん

    -

    21年ねん
    22年ねん

    -

    23年ねん
    24年ねん
    配信はいしん限定げんてい

    1.m-FLOOD - 2.Zombies are standing out - 3.フラワー - 4.サウダージ - From THE FIRST TAKE - 5.テーマソング - From THE FIRST TAKE - 6.アビが鳴なく - 7.THE DAY - From THE FIRST TAKE - 8.アゲハ蝶ちょう - From THE FIRST TAKE

    参加さんか作品さくひん

    1.Let's try again - 2.それを強つよさと呼よびたい（配信はいしん限定げんてい）- 3.それを強つよさと呼よびたい 〜2015ver.〜（配信はいしん限定げんてい）- 4.それを強つよさと呼よびたい 〜2017ver.〜（配信はいしん限定げんてい）- 5.それを強つよさと呼よびたい 〜2018ver.〜（配信はいしん限定げんてい）- 6.それを強つよさと呼よびたい 〜2019ver.〜（配信はいしん限定げんてい）

    アルバム
    オリジナル
    ベスト
    ライヴ
    参加さんか作品さくひん
    映像えいぞう作品さくひん
    MV

    1.Porno Graffitti Visual Works OPENING LAP - 2.COMPLETE CLIPS 1999-2008（OPENING LAP - PG CLIPS 2nd LAP - PG CLIPS 3rd LAP - PG CLIPS 4th LAP）

    ライヴ

    1.Tour 08452 〜Welcome to my heart〜 - 2."BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002 - 3."74ers" LIVE IN OSAKA-JO HALL 2003 - 4.5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004 - 5.7th LIVE CIRCUIT "SWITCH" 2005 - 6.横浜よこはまロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM - 7."OPEN MUSIC CABINET" LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007 - 8."ポルノグラフィティがやってきた" LIVE IN ZEPP TOKYO 2008 - 9.横浜よこはま・淡路あわじロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜 LIVE IN AWAJISHIMA - 10."ロイヤル ストレート フラッシュ" LIVE IN YOYOGI DAIICHI TAIIKUKAN 2009 - 11."∠TARGET" LIVE IN JCB HALL 2010 - 12.つま恋こいロマンスポルノ'11 〜ポルノ丸まる〜 - 13.幕張まくはりロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜 - 14.12th LIVE CIRCUIT "PANORAMA × 42" SPECIAL LIVE PACKAGE - 15.13thライヴサーキット "ラヴ・E・メール・フロム・1999" Live in MARINE MESSE FUKUOKA - 16.神戸こうべ・横浜よこはまロマンスポルノ'14 〜惑ワ不ふノ森もり〜 Live at YOKOHAMA STADIUM - 17.14thライヴサーキット "The dice are cast" Live in OSAKA-JO HALL 2015 - 18.FANCLUB UNDERWORLD 5　Live in Zepp DiverCity 2016 - 19.横浜よこはまロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜 Live in YOKOHAMA STADIUM - 20.PORNOGRAFFITTI 色情しきじょう塗ぬり鴉からす Special Live in Taiwan - 21.15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018 - 22.16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019 - 23.ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box - 24.17thライヴサーキット "続ぞく・ポルノグラフィティ" Live at TOKYO GARDEN THEATER 2021 - 25.18thライヴサーキット "暁あかつき" Live at NIPPON BUDOKAN 2023

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