(Translated by https://www.hiragana.jp/)
YM2151 - Wikipedia コンテンツにスキップ

YM2151

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
YM2151
YM2151(初期しょきころ表示ひょうじ)
YM3012B(初期しょきころ表示ひょうじ)

YM2151(FM Operator type - M、OPM)は1983ねんヤマハ(1983ねん当時とうじおも使用しようされていたヤマハという名称めいしょうはブランドめい法人ほうじんめい日本にっぽん楽器がっき製造せいぞう)同社どうしゃMSXパソコンけとして開発かいはつした4オペレータ、同時どうじ発音はつおんすう8おとFM音源おんげんIC同社どうしゃせいMSX専用せんようシンセサイザー拡張かくちょうユニット「SFG-01(1983ねん)」に搭載とうさいされた。 その80年代ねんだい中盤ちゅうばん~90年代ねんだい前半ぜんはんにかけておおくのアーケードゲーム基板きばん採用さいようされ、家庭かていようではX1/X1turboシリーズの拡張かくちょうボード、それを内包ないほうしたX1turboZシリーズ、X68000などに搭載とうさいされた。パッケージは24ピンDIPすで生産せいさん終了しゅうりょうしている。

音声おんせいはデジタル出力しゅつりょくであり[1]、アナログに変換へんかんするさいステレオ対応たいおうD/AコンバータのYM3012[1]、モノラル出力しゅつりょくとする場合ばあいはYM3014など[よう出典しゅってん]わせて使用しようする。

動作どうさクロックとして本来ほんらいは3.58MHzをあたえる仕様しようになっているが[1]X680x0シリーズでは4MHzがあたえられていたように多少たしょうこのはずれていても動作どうさした。この場合ばあい本来ほんらいとはちが音程おんていおと発声はっせいする。このような環境かんきょう場合ばあい、YM2151の内部ないぶレジスタにあたえる音程おんていパラメーターを調整ちょうせいして本来ほんらい音程おんてい発声はっせいさせる必要ひつようがある。しかしこの音程おんてい調整ちょうせいおこなった場合ばあい、3.58MHzをあたえる環境かんきょう発声はっせいさせたおと完全かんぜんどうぶつ出力しゅつりょくされる保証ほしょうはない。[よう出典しゅってん]さらにコンピュータの周辺しゅうへんICとしては異常いじょう動作どうさおそく、プログラマは使用しよう苦戦くせんした(YM2203も同様どうよう[2]

アーケードゲームではマーブルマッドネス(1984ねん)に代表だいひょうされるこめアタリのSystem I基板きばんはじめて[よう出典しゅってん]使用しようし、日本にっぽんではセガシステム16をはじめX-BOARDY-BOARDナムコバンダイナムコエンターテインメント)のシステム86、SYSTEM ISYSTEM IISYSTEM21コナミコナミアミューズメント)のTWIN-16とうアーケードゲームのシステム基板きばんおお搭載とうさいされた。

使用しようされた日本にっぽんせいアーケードゲーム

[編集へんしゅう]

以下いかのリストはすべてを網羅もうらしたものではまったくないため、注意ちゅういされたし。

以上いじょう、セガより発売はつばい

以上いじょう、ナムコ(バンダイナムコエンターテインメント)より発売はつばい

以上いじょう、コナミ(コナミアミューズメント)より発売はつばい

以上いじょうカプコンより発売はつばい

以上いじょうタイトーより発売はつばい

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c 「YM2151 データシート」ETC (unofficial)
  2. ^ FM音源おんげんのウエイト時間じかんはアドレス指定してい17サイクル、データ送信そうしん83サイクル必要ひつようであるため、4MHz動作どうさではそれぞれ4.25μみゅーS、20.75μみゅーSとなる。