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AudioEngine

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

Audio Engine(オーディオ エンジン)はヤマハ開発かいはつした、携帯けいたい電話でんわ・PHSようオーディオプロセッサLSI、MA-7のブランドめいである。

概要がいよう

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Audio Engineは携帯けいたい端末たんまつよう開発かいはつされたオーディオプロセッサで、ハイブリッドシンセサイザー、てい消費しょうひ電力でんりょくClass-Dアンプ、こう品位ひんいサウンドプロセッサなどから構成こうせいされるLSIである。着信ちゃくしんメロディかぎらず、AACMP3ちゃくうたフルなどの音楽おんがくファイルの再生さいせいSD-Videoなどの動画どうがファイルの再生さいせいてはワンセグ放送ほうそう音声おんせいなど様々さまざまなものにこう品質ひんしつおと必要ひつようとなり、よりマルチメディアすすなかいままでのオーディオプロセッサとちがったこう品位ひんいなオーディオ機能きのう提供ていきょうする。

構成こうせい要素ようそ

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ハイブリッドシンセサイザー
FM音源おんげんWaveTable音源おんげんわせた、ヤマハでは従来じゅうらいより使つかわれている方式ほうしき。YMU762やYMU765などの電子でんし楽器がっきなど使つかわれていた方式ほうしきでもある。3GPP標準ひょうじゅんされているMobile-XMFや、ヤマハが以前いぜんから提唱ていしょうしているSMAFフォーマットに対応たいおう
てい消費しょうひ電力でんりょくClass-Dアンプ
ClassDアンプはClassAClassBくらべ、電力でんりょく利用りようりつたかくハイパワーなため、てい消費しょうひ電力でんりょくうごかすことができ、携帯けいたい端末たんまつ最適さいてきなClassである。
こう品位ひんいサウンドプロセッサ
より原音げんおん忠実ちゅうじつなサウンドになるよう、圧縮あっしゅく音源おんげん再生さいせいするさいに、欠落けつらくしているおと部分ぶぶん自動的じどうてきおぎない、ノイズを減少げんしょうさせる。
機能きのうエフェクター
2つのエフェクター(EFFECT1とEFFECT2)によって、反響はんきょう度合どあいをえたり、テンポをおそくしたりと、様々さまざま効果こうか標準ひょうじゅんで50種類しゅるい搭載とうさい

おも機能きのう

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128和音わおん対応たいおう
最大さいだい128和音わおん対応たいおうし、より正確せいかく音程おんていをつくれるようになった。
3Dポジショニングに対応たいおう
NTTドコモなどがすすめている3Dに対応たいおうし、仮想かそうてき背後はいごからなどこえるようにする。対応たいおうしているAPIはNTTドコモのDoJaなど。また、仮想かそう音源おんげん最大さいだいで6つまでける。
サラウンド機能きのう
ヘッドホンの位置いちなどではなく、仮想かそうてき音源おんげんつくりあげ自然しぜんおと奥行おくゆき、ひろがりを実現じつげんする。また、13種類しゅるいのモードが標準ひょうじゅん搭載とうさいされ、ウエット/ドライおんのON/OFFも設定せっていできる
イコライザ機能きのう
音楽おんがくのジャンルにわせた、イコライザ(周波数しゅうはすう)を15種類しゅるい搭載とうさい
ボーカルキャンセル機能きのう
ボーカルの音声おんせいをなくし、インストゥルメンタル(カラオケふう)にできる。EFFECT2系統けいとうのエフェクトとして使用しようされる。

種類しゅるい

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  • YMU786(MA-7)
  • YMU790(MA-7D)
  • YMU791(MA-7i)

MA-7シリーズ搭載とうさい端末たんまつ

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NTTドコモ
auKDDI/沖縄おきなわセルラー電話でんわ

など

など

ソフトバンクモバイル

など

イー・モバイル
  • 音声おんせい端末たんまつ

関連かんれん項目こうもく

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