W53CA

**au EXILIMケータイ W53CA**
	; W53CA（フレアレッド）
	; W53CA（フレアレッド）
キャリア	au
製造せいぞう	カシオ計算機かしおけいさんき
発売はつばい日び	2007年ねん8月がつ2日にち
概要がいよう
OS	REX OS ＋ KCP
CPU	ARM9E
音声おんせい通信つうしん方式ほうしき	CDMA 1X WIN; （800MHz/2GHz/新しん800MHz）
形状けいじょう	2軸じく折おりたたみ型がた
サイズ	103 × 50 × 18.9 mm
質量しつりょう	121 g
連続れんぞく通話つうわ時間じかん	270分ふん
連続れんぞく待受まちうけ時間じかん	340時じ間あいだ; (移動いどうと静止せいしの組合くみあわせ)
充電じゅうでん時間じかん	140分ふん
バッテリー	880mAh
外部がいぶメモリ	microSD
日本語にほんご入力にゅうりょく	ATOK for au＋APOT
FeliCa	あり; Touch Message・ケータイクーポン対応たいおう
赤外線せきがいせん通信つうしん機能きのう	IrSimple
Bluetooth	なし
放送ほうそう受信じゅしん機能きのう	なし
備考びこう	2007年度ねんどグッドデザイン賞しょう商品しょうひんデザイン部門ぶもん受賞じゅしょう
メインディスプレイ
方式ほうしき	IPS液晶えきしょうディスプレイ
解像度かいぞうど	ワイドVGA; （480×800ドット）
サイズ	2.8インチ
表示ひょうじ色しょく数すう	65000色しょく
サブディスプレイ
	なし
メインカメラ
画素がそ数すう・方式ほうしき	515万まん画素がそCMOS
機能きのう	AF付つき; 手てブレ軽減けいげん機能きのう付つき
サブカメラ
	なし
カラーバリエーション
	フレアレッド; (Flare Red)
	アイリスホワイト; (Iris White)
	ベールブラック; (Veil Black)
	■テンプレート / ■ノート; ■ウィキプロジェクト

EXILIMケータイ W53CA（えくしりむけーたいだぶりゅーごーさんしーえー）は、カシオ計算機かしおけいさんきおよびカシオ日立ひたちモバイルコミュニケーションズ（現げん・NECモバイルコミュニケーションズ）が日本にっぽん国内こくない向むけに開発かいはつした、auブランドを展開てんかいするKDDIおよび沖縄おきなわセルラー電話でんわの携帯けいたい電話でんわである。

2011年ねん9月がつ30日にちに、外部がいぶからの強つよい力ちからによりバッテリーパックより発煙はつえんや融解ゆうかいがあるとして回収かいしゅう・交換こうかんを発表はっぴょうした。出荷しゅっか台数だいすうの約やく80万まん台だいの内うち、現在げんざい稼働かどう中ちゅうの約やく26万まん台だいについては新あたらしいバッテリーパックが送付そうふされ、解約かいやくや機種きしゅ変更へんこう時じに回収かいしゅうができていなかった対象たいしょう者しゃへは、案内あんない文ぶんが送付そうふされた。^[1]

特徴とくちょう

W31CAの実質じっしつ的てき後継こうけいモデルで、カシオが発売はつばいしているコンパクト型がたデジタルカメラ「EXILIM」の名前なまえを冠かんする携帯けいたい電話でんわであり、発売はつばい当時とうじとしては日本にっぽん製せい携帯けいたい電話でんわのカメラ機能きのうとしては最高さいこうクラスの515万まん画素がそCMOSを搭載とうさいし、EXILIMエンジンfor Mobileの採用さいようにより高画質こうがしつ化かを図はかっている。レンズは広角こうかく28ミリで、手て振ふれ補正ほせいや9ポイントオートフォーカスなど多た機能きのうである。またカシオ製せい携帯けいたい電話でんわでは初はじめて2.8インチのWVGA・IPS液晶えきしょうが採用さいようされた。厚あつさ18.9mmと回転かいてん2軸じく型がたとしては薄型うすがたであるため、光学こうがくズームは採用さいようされていない。また、カメラ機能きのうに特とく化かした端はし末まつであり、ワンセグは非ひ搭載とうさいである。最近さいきんのカシオ計算機かしおけいさんき製せいの携帯けいたい電話でんわと違ちがい、microSDの挿入そうにゅう口こうが本体ほんたいのサイドに付ついており、外部がいぶ接続せつぞく端子たんしとともに１ひとつのカバーで覆おおわれている。（後継こうけい機きであるW63CAでは挿入そうにゅう口こうは同おなじ位置いちにあるが、バッテリーのカバーで覆おおわれている。）イヤホン端子たんしのカバーはスライド式しきである。

デザイン面めんでは、背面はいめん側がわに目立めだつ形かたちでレンズやEXILIMのロゴが配置はいちされているほか、W31CAと同様どうように回転かいてん2軸じくを用もちいてメインディスプレイを外側そとがわに配はいした形かたちで折おりたたむことが可能かのうとなっており、またカメラのシャッターなど、折おりたたんだ状態じょうたいでも使用しよう可能かのうなボタン類るいを側面そくめんに配置はいちしている。これらは誰だれが見みてもデジタルカメラのように見みえるというデザインが意図いとされており^[2]、実際じっさいにカメラのように構かまえて撮影さつえいすることが可能かのうとなっている。

カメラ以外いがいでの機能きのうではVGA液晶えきしょうを生いかしたPCドキュメントビューアーがW41CA以来いらい、5機種きしゅぶりに搭載とうさいされている。

なお、EXILIMエンジンfor MobileはW53CAのカメラ機能きのうのために新しん開発かいはつしたものである。

外そと箱ばこはオレンジ色しょくの外そと箱ばこではなく、デジタルカメラEXILIMの外装がいそう箱ばこと似通にかよった独自どくじ仕様しようとなっている。また、持もち帰かえり時じの手提てさげ袋ぶくろにも同どう配色はいしょくのものが用意よういされる。ただし、このように外そと箱ばこや袋ふくろがauの標準ひょうじゅんデザインでない独自どくじ仕様しようとなっているものは、「EXILIMケータイ」以外いがいにも「AQUOSケータイ」「Woooケータイ」「サイバーショットケータイ」や「au design project」端末たんまつなどが存在そんざいする。