出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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者
- 原字(楷書で「耂」と書かれる部分)は「木」に類似した形を持つ象形文字であるが由来は不明で、様々な説が存在するが定説はない[字源 1]。のち羨符「口」(楷書では「日」)を加えて「者」の字体となる。仮借して助詞の{者 /*taʔ/}に用いる。
- 『説文解字』では下の部分を「白」と説明しているが、これは誤った分析である。金文の形を見ればわかるように「白」とは関係がない。康煕字典体にはこの誤った分析に由来する点が存在する。
- ↑ 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、842-848頁。
季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、275-276頁。
林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、47頁。
- ~するもの、~する人。
- (語末に置いて主語を示す助辞)~は。
- 名詞の語尾につけて強調する。
- 音読み
- 訓読み
- 常用漢字音訓:もの
- 常用漢字音訓外(古訓):は(助詞)・ば(助詞)・てえり・てえれば
- (もの)(動作の主体となる)人。
者 *
- (助詞)「仁者人也」(中庸)
- (強調)「王者」
者 *
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