望もち海風かいふう斗とが“悪徳あくとくの王妃おうひ”に扮ふんするビジュアル、ミュージカル「イザボー」追加ついかキャストも

ミュージカル「イザボー」より、主演しゅえんを務つとめる望もち海風かいふう斗とのビジュアルが公開こうかいされた。

このたびお披露目ひろめされたのは、望海ぼうかい扮ふんする“悪徳あくとくの王妃おうひ”イザボーのビジュアル。併あわせて、追加ついかキャストとして上原うえはら理り生せい、中河内なかごうち雅まさ貴たか、上川かみかわ一哉かずや、那な須凜、石井いしい一孝かずたか、大森おおもり未来みらい衣ころも、伯はく鞘さや麗うらら名めい、石井いしい咲さき、加賀谷かがや真しん聡さとし、川崎かわさき愛香あいか里さと、齋藤さいとう千夏ちなつ、佐々木ささき誠まこと、高木たかぎ裕和ひろかず、堂どう雪絵ゆきえ、中島なかじま紗しゃ希まれ、宮河みやがわ愛一郎あいいちろう、安井やすい聡さとし、ユーリック武蔵むさしの出演しゅつえんが発表はっぴょうされた。このほか、本ほん作さくには既報きほうの通とおり、イザボー役やくの望海ぼうかいと、シャルル7世せい役やくの甲斐かい翔しょう真しんが登場とうじょうする。

ミュージカル「イザボー」は、ワタナベエンターテインメントと末すえ満まん健一けんいちがタッグを組くむプロジェクト「MOJO プロジェクト -Musicals of Japan Origin project-」の第だい1弾だん。末すえ満まんが作さく・演出えんしゅつを手てがける本ほん作さくでは、欲望よくぼうのまま生いき、国くにを破滅はめつへと導みちびいたフランス王妃おうひイザボー・ド・バヴィエールの半生はんせいが、“痛快つうかいエンタテインメント”として描えがかれる。公演こうえんは来年らいねん1月がつ15日にちから30日にちまで東京とうきょう・東京建物とうきょうたてもの Brillia HALL（豊島としま区立くりつ芸術げいじゅつ文化ぶんか劇場げきじょう）、2月がつ8日にちから11日にちまで大阪おおさか・オリックス劇場げきじょうにて。チケットの一般いっぱん販売はんばいは、11月25日にち10:00にスタート。

プロデューサーの渡辺わたなべミキ、末すえ満まん、望海ぼうかいのコメントは以下いかの通とおり。

渡辺わたなべミキ コメント

日本にっぽん発はつのオリジナルミュージカル制作せいさくは、私わたし自身じしん生涯しょうがいのテーマでした。
12年ねん前まえ、劇げき作家さっか・演出えんしゅつ家かの末すえ満まん健一けんいちさんと出会であい、18本ほんのオリジナル舞台ぶたいを作つくりました。
中なかでも2018年ねん「マリーゴールド」2022年ねん「ヴェラキッカ」2024年ねん「LILIUM -リリウム新約しんやく少女しょうじょ純潔じゅんけつ歌劇かげき」のミュージカル作づくりを経へて、この度たび、名優めいゆう・望海ぼうかい風ふう斗との参加さんかを得え、満まんを持もたして《Musicals of Japan Origin》プロジェクト第だい1弾だん「イザボー」を発表はっぴょう致いたします。
世界せかい水準すいじゅんの名優めいゆうの皆様みなさま、作曲さっきょくの和田わだ俊輔しゅんすけさんはもとより、トニー賞しょう受賞じゅしょうの美術家びじゅつか・松井まついるみさんからも海外かいがいの舞台ぶたい作づくりを学まなびつつ、原作げんさくのない日本にっぽん産さんミュージカルを丁寧ていねいに作つくります。
世界せかいの観客かんきゃくを笑顔えがおに導みちびく挑戦ちょうせんに、皆様みなさまの応援おうえんをどうぞよろしくお願ねがい致いたします。

末すえ満まん健けん一いち コメント

10年ねんほど前まえの話はなし。ジャンヌ・ダルクを題材だいざいとした作品さくひんを執筆しっぴつするための資料しりょうに目めを通とおしていた際さいに彼女かのじょの存在そんざいを知しりました。恥はずかしながら僕ぼくはその時ときまで、彼女かのじょのことをなにひとつ知しりませんでした。過去かこにジャンヌ・ダルクが主人公しゅじんこうの作品さくひんをいくつか見みたことはありましたが、その時代じだい背景はいけいにいた彼女かのじょにまで思おもいを至いたらせることができなかったのです。イザボー・ド・バヴィエール。
フランス王おうシャルル6世せい妃ひ。ジャンヌ・ダルクが天啓てんけいを受うけて支援しえんすることとなるシャルル7世せいの実母じつぼ。ジャンヌ・ダルクが歴史れきしに登場とうじょうする以前いぜんに、フランスを破綻はたん寸前すんぜんにまで陥おとしいれたとされる人物じんぶつ。ジャンヌが登場とうじょうせざるを得えなかったバックボーンを作つくり上あげた要因よういんのひとつが彼女かのじょです。フランスという大国たいこくが彼女かのじょひとりの存在そんざいによって傾かたむいたわけではありませんが、要因よういんのひとつであったことは歴史れきしが示しめしています。ですが、僕ぼくの目めに映うつった彼女かのじょの人生じんせいの足取あしどりは「悪女あくじょ」という一言ひとことでは表あらわし切きれない、鮮烈せんれつな色彩しきさいを放はなっていました。
いつか彼女かのじょを主題しゅだいとした作品さくひんを作つくってみたい……ふとそのような思おもいがよぎってから、こうして実現じつげんするまでに10年ねんという月日つきひが経たちました。
本ほん作さくは、ワタナベエンターテインメントと僕ぼくこと末まつ満まん健一けんいちが「世界せかいに通用つうようする日本にっぽん発はつのミュージカルをクリエイトする」というテーマで立たち上あげる《Musicals of Japan Origin》プロジェクトの第だい一いち弾だん作品さくひんとなります。通称つうしょうMOJO（モジョ）。タイトルロールである望海ぼうかい風ふう斗とさんを始はじめとする素晴すばらしいキャスト陣じんと、日本にっぽんトップクラスのスタッフ陣じんと共ともに、この作品さくひんの創造そうぞうに挑いどみます。かつて遠とおい彼方かなたに存在そんざいした彼女かのじょに思おもいを馳はせながら、誠心せいしん誠意せいい務つとめさせていただきます。新作しんさくオリジナルミュージカル「イザボー」、どうかご期待きたいください。

望もち海風かいふう斗と コメント

いよいよ「イザボー」が始動しどうします。
私わたしにとって宝塚歌劇団たからづかかげきだん卒業そつぎょう後ご、初はじめてのオリジナルミュージカルです。まだ誰だれも完成かんせいを知しりません。そんな素敵すてきな冒険ぼうけんを末すえ満まん健一けんいちさんと共ともに、そして素晴すばらしいクリエイター、スタッフ、キャストの皆みなさんと共ともに出来できることを心しんから嬉うれしく思おもっています。
「元気げんきになる悲劇ひげき」にしたい！と末すえ満みつるさんが仰おっしゃってました。
最悪さいあくの王妃おうひイザボー
彼女かのじょがどう生いきたのか、どんなミュージカルになるのか、楽たのしみに待まっていてください！
劇場げきじょうでお待まちしてます。