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地球温暖化の防止|サステナビリティ|雪印メグミルク株式会社

サステナビリティ

地球温暖化の防止

平均へいきん気温きおん上昇じょうしょうによる農作物のうさくもつ生乳せいにゅう生産せいさんへの影響えいきょうや、豪雨ごうう洪水こうずいなどによる製造せいぞう拠点きょてん物流ぶつりゅう拠点きょてん被害ひがいなど、地球ちきゅう温暖おんだん雪印ゆきじるしメグミルクグループの事業じぎょう活動かつどうおおきなリスクをもたらす可能かのうせいがあります。
気候きこう変動へんどうへの対応たいおう重要じゅうよう課題かだいひとつであることから、雪印ゆきじるしメグミルクグループでは、社会しゃかいてき経済けいざいてき価値かち同期どうきさせた「サステナビリティ経営けいえい」において、2030年度ねんどまでにCO2排出はいしゅつりょうを2013年度ねんど50%削減さくげんする目標もくひょうをKPI(重要じゅうよう管理かんり指標しひょう)としてさだめ、グループ一体いったいだつ炭素たんそ取組とりくみを推進すいしんしてきました。
2023ねん5がつには2050ねんまでに温室おんしつ効果こうかガスの排出はいしゅつりょう実質じっしつゼロにするカーボンニュートラルにけた取組とりくみをすすめることを宣言せんげんしました。今後こんごさらだつ炭素たんそ社会しゃかい実現じつげんする取組とりくみみを実施じっししていきます。

雪印ゆきじるしメグミルク 2050ねんカーボンニュートラル宣言せんげん
雪印ゆきじるしメグミルクは「しょく持続じぞくせい」を実現じつげんするため気候きこう変動へんどう酪農らくのう生産せいさんにおける課題かだい解決かいけつし、2050ねんけカーボンニュートラルを目指めざします。

CO2排出はいしゅつりょうかんする目標もくひょう

重要じゅうよう課題かだい(マテリアリティ)KPI 基準きじゅんねん 2022年度ねんど実績じっせき 達成たっせい目標もくひょう
CO2排出はいしゅつりょう削減さくげんする。 2013年度ねんど 23.5%削減さくげん 2030年度ねんど
33.3まんt-CO2 50%削減さくげん

対象たいしょう範囲はんい
雪印ゆきじるしメグミルク(かぶ)、いばらく乳業にゅうぎょう(かぶ)、甲南こうなん油脂ゆし(かぶ)、直販ちょくはん配送はいそう(かぶ)、みちのくミルク(かぶ)、八ヶ岳やつがだけ乳業にゅうぎょう(かぶ)、雪印種苗ゆきじるししゅびょう(かぶ)、雪印ゆきじるしビーンスターク(かぶ)

CO2排出はいしゅつりょう推移すいい

<CO2排出はいしゅつりょう>

※スコープ1とスコープ2の合計ごうけい
※2021年度ねんどより8グループ企業きぎょう集計しゅうけい雪印ゆきじるしメグミルク(かぶ)、いばらく乳業にゅうぎょう(かぶ)、甲南こうなん油脂ゆし(かぶ)、直販ちょくはん配送はいそう(かぶ)、みちのくミルク(かぶ)、八ヶ岳やつがだけ乳業にゅうぎょう(かぶ)、雪印種苗ゆきじるししゅびょう(かぶ)、雪印ゆきじるしビーンスターク(かぶ))。2020年度ねんどまでは雪印ゆきじるしメグミルク(かぶ)単体たんたい

サプライチェーン全体ぜんたいにおけるCO2排出はいしゅつりょう(スコープ3)

地球ちきゅう温暖おんだん防止ぼうしにむけて、雪印ゆきじるしメグミルク(株)かぶしきがいしゃ自身じしんのCO2排出はいしゅつりょうだけでなく、その上流じょうりゅうにおいて購入こうにゅうした原材料げんざいりょうとう製造せいぞう輸送ゆそうともな排出はいしゅつりょうや、下流かりゅうにおいて雪印ゆきじるしメグミルク(株)かぶしきがいしゃ製造せいぞう販売はんばいした製品せいひん流通りゅうつう使用しよう廃棄はいきなどにともな排出はいしゅつりょうを、サプライチェーンのかく段階だんかい算定さんてい把握はあくし、サプライチェーン全体ぜんたい効率こうりつてき削減さくげんすることがもとめられています。
雪印ゆきじるしメグミルク(株)かぶしきがいしゃでは、『GHGプロトコル「スコープ3基準きじゅん」』*にもとづき、サプライチェーン全体ぜんたい排出はいしゅつりょう算定さんてい開始かいししました。

*GHGプロトコルとは、温室おんしつ効果こうかガス(GHG)排出はいしゅつりょう算定さんてい報告ほうこく基準きじゅんで、GHGプロトコル「スコープ3基準きじゅん」とは、サプライチェーン排出はいしゅつりょうかんする国際こくさいてき基準きじゅんひとつ。

<2022年度ねんど 雪印ゆきじるしメグミルク実績じっせき>

*カテゴリ8~11、13~15は算定さんていがい

「サプライチェーン排出はいしゅつりょう算定さんていかんがかた環境省かんきょうしょう)を加工かこうして作成さくせい

ボイラ設備せつび燃料ねんりょう転換てんかん取組とりく

雪印ゆきじるしメグミルク(株)かぶしきがいしゃ大樹たいじゅ工場こうじょうにおいて、ボイラ設備せつび燃料ねんりょう転換てんかん重油じゅうゆ→LNG)を12月に完了かんりょうしました。これにより、年間ねんかんやく7,800t-CO2/としのCO2排出はいしゅつりょう削減さくげんすることができます。ボイラ設備せつび燃料ねんりょう転換てんかんはCO2排出はいしゅつりょう削減さくげん効果こうかおおきいことから、2023ねん以降いこうなかしべつ工場こうじょう(2023~2024ねん)、京都きょうと工場こうじょう(2025~2026ねん)で順次じゅんじ実施じっしします。ボイラ設備せつび燃料ねんりょう転換てんかんによるCO2排出はいしゅつりょう削減さくげん効果こうかは、3工場こうじょうやく15,000t-CO2/としとなります。

  
ボイラ設備せつび大樹たいじゅ工場こうじょう

太陽光たいようこう発電はつでん設備せつび導入どうにゅう取組とりく

雪印ゆきじるしメグミルク(株)かぶしきがいしゃ海老名えびな工場こうじょうにおいて、太陽光たいようこう発電はつでん設備せつび発電はつでんりょう323MWh/とし)の設置せっちが2023ねん6がつ完了かんりょうしました。これにより、年間ねんかんで123t-CO2/としのCO2排出はいしゅつりょう削減さくげんすることができます。2024ねんにはさら阿見あみ工場こうじょう京都きょうと工場こうじょう稼動かどうする予定よていであり、3工場こうじょうで954t-CO2/とし削減さくげん見込みこんでいます。

  
太陽光たいようこう発電はつでん設備せつび海老名えびな工場こうじょう
工場こうじょうめい 発電はつでん能力のうりょく
(kW)
発電はつでんりょう
(MWh/とし)
CO2削減さくげんりょう
(t-CO2/とし)
稼動かどう時期じき
海老名えびな工場こうじょう 205 323 123 2023ねん7がつ
阿見あみ工場こうじょう 1,005 1,380 603 2024ねん6がつ
京都きょうと工場こうじょう 380 626 228 2024ねん6がつ
合計ごうけい 1,590 2,329 954

カーボンオフセットの取組とりく

2030年度ねんどのCO2排出はいしゅつ目標もくひょうである2013年度ねんど50%削減さくげん確実かくじつ達成たっせいするため、年度ねんどごと数値すうち目標もくひょうをロードマップとしてさだめ、中間なかま地点ちてんである2025年度ねんどのCO2排出はいしゅつりょう明確めいかくにし、きめこまかく進捗しんちょく管理かんりをしています。

CO2 排出はいしゅつりょう((スコープ1+ スコープ2)、雪印ゆきじるしメグミルク単体たんたい

まんt-CO2

2021年度ねんど 2022年度ねんど 2023年度ねんど 2024年度ねんど 2025年度ねんど
目標もくひょう - 21.8 20.9 19.9 19.0
実績じっせき 22.8 21.4 20.3
見込みこみ
19.6
見込みこみ
19.0
見込みこみ
スコープ1 11.7 11.3 - - -
スコープ2 11.1 10.1 - - -

モーダルシフトへの取組とりくみ〜エコレールマークの商品しょうひん認定にんてい

モーダルシフトとは、貨物かもつ輸送ゆそう自動車じどうしゃから鉄道てつどう船舶せんぱくへとえることでCO2排出はいしゅつりょう削減さくげんし、環境かんきょう負荷ふか削減さくげんする手法しゅほうです。雪印ゆきじるしメグミルク(株)かぶしきがいしゃは、北海道ほっかいどう工場こうじょう製造せいぞうした商品しょうひん北海道ほっかいどうがいへの輸送ゆそうについてモーダルシフトを積極せっきょくてきすすめており、2007ねん9がつより継続けいぞくしてエコレールマーク取組とりくみ企業きぎょう認定にんていけています。とく練乳れんにゅうるいについては道外みちそと販売はんばいぶんの100%が鉄道てつどう輸送ゆそうであり、現在げんざい練乳れんにゅうなど7品目ひんもくでエコレールマーク商品しょうひん認定にんていけています。

カーボンクレジットの購入こうにゅう

カーボン・オフセットとは、植林しょくりんなどの森林しんりん保護ほごやクリーンエネルギー事業じぎょう削減さくげんされたCO2をクレジットとして購入こうにゅうすることにより、企業きぎょう活動かつどう排出はいしゅつされたCO2一部いちぶ間接かんせつてきわせ(オフセット)する制度せいどです。
雪印ゆきじるしメグミルク(株)かぶしきがいしゃは、2014年度ねんどから北海道ほっかいどうのカーボンクレジット購入こうにゅう開始かいしし、2022年度ねんどからは日本製紙にほんせいし木材もくざい(かぶ)の「群馬ぐんま須田すだかいしゃゆうりん間伐かんばつ促進そくしんプロジェクト」により創出そうしゅつされたJ-クレジット、2023年度ねんどからは日本製紙にほんせいし(かぶ)の「富士ふじ北山きたやましゃゆうりん間伐かんばつ促進そくしんプロジェクト」、福岡ふくおかの「福岡ふくおか営林えいりん間伐かんばつ促進そくしんがたプロジェクト」により創出そうしゅつされたJ-クレジットを購入こうにゅうしています。今後こんご森林しんりん由来ゆらいのJ-クレジットの購入こうにゅうつうじ、森林しんりん保護ほごんでいきます。

プロジェクトめい 対象たいしょう場所ばしょ 開始かいし年度ねんど 2023年度ねんど購入こうにゅうりょう
北海道ほっかいどうみちゆうりん・オフセットクレジット」 酪農らくのうちち歴史れきしかん 2014年度ねんど 30t
北海道ほっかいどう中標津なかしべつまち中標津なかしべつまちゆうりん」J-クレジット なかしべつ工場こうじょう 2017年度ねんど 10t
晩成ばんせい温泉おんせんへの木質もくしつバイオマスボイラー導入どうにゅう事業じぎょうかかわるJ-クレジット 大樹たいき工場こうじょう 2018年度ねんど 30t
日本製紙にほんせいし木材もくざい㈱ ぐん須田すだかいしゃゆうりん間伐かんばつ促進そくしんプロジェクトにかかわるJ-クレジット 野田のだ工場こうじょう 2022年度ねんど 30t
日本製紙にほんせいし木材もくざい㈱ ぐん須田すだかいしゃゆうりん間伐かんばつ促進そくしんプロジェクトにかかわるJ-クレジット 川越かわごえ工場こうじょう 2023年度ねんど 30t
福岡ふくおか 福岡ふくおか営林えいりん間伐かんばつ促進そくしんがたプロジェクトにかかわるJ-クレジット 福岡ふくおか工場こうじょう 2023年度ねんど 30t
日本製紙にほんせいし㈱ 富士ふじ北山きたやましゃゆうりん間伐かんばつ促進そくしんプロジェクトにかかわるJ-クレジット 本社ほんしゃ 2023年度ねんど 30t
けい 190t

 

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