刘冠雄ゆう

劉りゅう冠かんむり雄つよし
中華民國ちゅうかみんこく海軍かいぐん部ぶ第だい二に任にん海軍かいぐん總長そうちょう
任期にんき 1912年ねん3月がつ30日にち—1916年ねん6月がつ30日にち
总统	袁世凱
总理	唐から紹儀 陸りく徵しるし祥さち 趙ちょう秉鈞 段だん祺瑞（臨時りんじ） 熊くま希まれ齡よわい 孫まご寶たから琦（臨時りんじ） 徐じょ世よ昌あきら 陸りく徵しるし祥さち（二に次じ） 徐じょ世よ昌あきら（二に次じ） 段だん祺瑞
副ふく职	中華民國ちゅうかみんこく海軍かいぐん部ぶ次長じちょう
前任ぜんにん	黃き鍾瑛（南京なんきん臨時りんじ政府せいふ）
继任	程ほど璧光
中華民國ちゅうかみんこく交通こうつう部ぶ交通こうつう總長そうちょう（代理だいり）
任期にんき 1912年ねん6月がつ27日にち—1912年ねん7月がつ25日にち
总统	袁世凱
总理	唐から紹儀
前任ぜんにん	施ほどこせ肇はじめ基もと
继任	朱しゅ啟あきら鈐
中華民國ちゅうかみんこく教育きょういく部ぶ教育きょういく總長そうちょう（代理だいり）
任期にんき 1913年ねん1月がつ28日にち—1913年ねん3月がつ27日にち
总统	袁世凱
总理	趙ちょう秉鈞
前任ぜんにん	范源濂
继任	陳ひね振ふ先さき（署しょ理り）
任期にんき 1913年ねん12月5日にち—1913年ねん12月30日にち
前任ぜんにん	孫まご道どう仁ひとし
继任	無む（職位しょくい裁さい撤）
中華民國ちゅうかみんこく海軍かいぐん部ぶ第だい五ご任にん海軍かいぐん總長そうちょう
任期にんき 1917年ねん7月がつ15日にち—1919年ねん12月3日にち
总统	馮國璋あきら（代理だいり） 徐じょ世よ昌あきら
总理	段だん祺瑞（二に次じ） 王おう士し珍めずらし 段だん祺瑞（三さん次じ） 錢ぜに能のう訓くん 龔心湛じん（代理だいり） 靳雲鵬おおとり（代理だいり）
副ふく职	中華民國ちゅうかみんこく海軍かいぐん部ぶ次長じちょう
前任ぜんにん	薩鎮冰
继任	薩鎮冰（二に次じ）
中華民國ちゅうかみんこく海うみ疆防禦ぼうぎょ使し
任期にんき 1922年ねん4月がつ3日にち—1923年ねん11月26日にち
前任ぜんにん	薩鎮冰（任期にんき至いたり1917年ねん12月21日にち）
继任	無む（職位しょくい裁さい撤）
个人资料
性せい别	男おとこ
字じ	子こ英えい
别名	資し穎
出生しゅっしょう	1861年ねん6月がつ7日にち 清朝せいちょう福建ふっけん省しょう福ふく州しゅう府ふ侯ほう官かん縣けん
逝世	1927年ねん6月がつ24日にち
国籍こくせき	清朝せいちょう 中華民國ちゅうかみんこく
职业	軍人ぐんじん
军事背景はいけい
效こう忠ただし	清朝せいちょう 中華民國ちゅうかみんこく
服役ふくえき	清朝せいちょう北洋ほくよう水すい師し 中華民國ちゅうかみんこく海軍かいぐん
军衔	海軍かいぐん上じょう將はた 熙威上じょう將軍しょうぐん
参まいり战	甲きのえ午うま戰爭せんそう 二に次じ革命かくめい

刘冠雄ゆう（1861年ねん6月がつ7日にち—1927年ねん6月がつ24日にち）字じ子こ英えい（又また作つく资颖），福建ふっけん省しょう福ふく州しゅう府ふ侯ほう官かん县人ひと，中ちゅう华民国こく海うみ军上将しょう。

生平おいだいら

在ざい海軍かいぐん中ちゅう昇進しょうしん

刘冠雄ゆう的てき父ちち亲是一位貧穷的箍桶匠。1875年ねん（光ひかり緒いとぐち2年ねん），刘冠雄お入いれ福建ふっけん馬尾ばび船せん政せい学堂がくどう駕が駛科第だい4期き学がく习，4年ねん後ご毕业。此後，刘冠雄お不断ふだん接受せつじゅ訓練くんれん并昇职，1883年ねん（光ひかり緒いとぐち9年ねん）被ひ任命にんめい为高速こうそく船せん揚あげ威い舰的てき帮带。1884年ねん（光ひかり緒いとぐち10年ねん）中ちゅう法ほう战争中なか，刘冠雄ゆう奉たてまつ命いのち前ぜん往福建ふっけん省しょう。但ただし在ざい途中とちゅう，为讨伐朝鮮ちょうせん的てき東ひがし学がく党とう，刘冠雄ゆう奉たてまつ命いのち改あらため赴朝鮮ちょうせん。

1885年ねん（光ひかり緒いとぐち11年ねん），刘冠雄ゆう被ひ任命にんめい为战艦かん定てい遠とお艦かん的てき大副おおそい。1886年ねん（光ひかり緒いとぐち12年ねん）3月がつ，劉りゅう冠かんむり雄つよし被ひ清朝せいちょう选拔为留学生がくせい，赴英国えいこく留学りゅうがく。在学ざいがく习了各種かくしゅ技術ぎじゅつ後ご，于1887年ねん12月归国。此后他た被ひ任命にんめい为靖やすし遠どお舰艦かん佐さ，担任たんにん千せん总（六ろく品ひん官かん，相当そうとう于少しょう校こう）。

甲きのえ午うま战争的てき功績こうせき及其後ご的てき事故じこ

1894年ねん（光ひかり緒いとぐち20年ねん），劉りゅう冠かんむり雄つよし昇任しょうにん靖やすし遠とお艦かん帮带，参加さんか甲きのえ午うま战争。劉りゅう冠かんむり雄つよし在ざい大東だいとう溝みぞ海かい战中ちゅう同どう日本にっぽん海軍かいぐん交战，在ざい战斗中ちゅう果敢かかん操船そうせん，十分じゅうぶん善ぜん战。后きさき来き他た获得袁世凱赞赏。

1895年ねん1月がつ，在ざい威海衛いかいえい海うみ战中なか，靖やすし遠とお艦かん被ひ击沉，劉りゅう冠かんむり雄つよし被ひ救出きゅうしゅつ。甲かぶと午うま战争结束後ご，劉りゅう冠かんむり雄つよし因よし大東だいとう溝みぞ海かい战的功績こうせき而被留とめ在ざい海軍かいぐん中ちゅう。1898年ねん（光ひかり緒いとぐち24年ねん），升ます为当時とうじ中国ちゅうごく最大さいだい的てき战艦海うみ天てん艦かん的まと管かん带。

1904年ねん（光ひかり緒いとぐち30年ねん），劉りゅう冠かんむり雄つよし奉たてまつ命いのち率りつ海うみ天てん艦かん自じ秦皇島しんのうとう赴江こう陰かげ装そう运军火ひ。途中とちゅう，尽つき管かん天てん气恶劣れつ，但ただし劉りゅう冠かんむり雄つよし不ふ顾大副ふく杜もり锡珪的てき諫止，仍命该舰急速きゅうそく前ぜん进，以及时完成かんせい任にん务。結果けっか，该舰在ざい吴淞口こう附近ふきん海域かいいき触さわ礁沉没ぼつ，酿成重大じゅうだい事故じこ。然しか而，经过袁世凱的力りょく保たもて，劉りゅう冠かんむり雄つよし仅被革かわ職しょく。此後，劉りゅう冠かんむり雄つよし历任德とく州しゅう兵へい工廠こうしょう总办、北洋ほくよう海防かいぼう营務处会办、广東水すい師し营務处总办。

袁世凱的心腹しんぷく

辛からし亥い革命かくめい爆ばく发後，劉りゅう冠かんむり雄つよし赴上海しゃんはい投とう上海しゃんはい都と督とく陳ちん其美，被ひ任命にんめい为沪军都と督とく府ふ海軍かいぐん高等こうとう顧問こもん。1912年ねん（民みん国こく元年がんねん）1月がつ，南京なんきん臨時りんじ政府せいふ成立せいりつ，劉りゅう冠かんむり雄つよし任海とうみ軍部ぐんぶ顧問こもん。但ただし不ふ久ひさ，他た和わ湯ゆ薌銘、杜もり锡珪同どう赴烟けむり台だい，投とう归袁世よ凱。

同年どうねん3月がつ，唐から紹儀内ない閣かく成立せいりつ，劉りゅう冠かんむり雄つよし被ひ任命にんめい为海軍ぐん总長。此後，劉りゅう冠かんむり雄つよし为近代きんだい海軍かいぐん制度せいど的てき整備せいび作出さくしゅつ了りょう贡献。同年どうねん12月がつ，获授海軍かいぐん上じょう将はた。后きさき来き他た历任陸りく徵しるし祥さち内閣ないかく、趙ちょう秉鈞内ない閣かく、熊くま希まれ龄内閣かく、徐じょ世よ昌あきら内閣ないかく的てき海軍かいぐん总長。

1913年ねん（民みん国こく2年ねん）7月がつ二に次じ革命かくめい爆ばく发，劉りゅう冠かんむり雄つよし亲自率りつ艦隊かんたい南下なんか，参加さんか进攻吴淞炮台的てき战斗。劉りゅう冠かんむり雄つよし获袁世よ凱任命にんめい为南洋なんよう巡じゅん阅使，击败了りょう江蘇ちぁんすー省しょう的てき反はん袁軍。因いん立りつ下か軍功ぐんこう，劉りゅう冠かんむり雄つよし获授一等いっとう文ぶん虎とら章あきら、一等いっとう嘉よしみ禾章。

同年どうねん12月がつ，福建ふっけん都みやこ督ただし孫まご道どう仁ひとし被ひ北京ぺきん召還しょうかん，劉りゅう冠かんむり雄つよし兼任けんにん福建ふっけん都と督とく（同年どうねん12月がつ，福建ふっけん都と督とく之の位くらい废止）。劉りゅう冠かんむり雄つよし受到福建ふっけん省内しょうない的てき国民党こくみんとう弹压，勢力せいりょく基本きほん丧失。1914年ねん（民みん国こく3年ねん）2月がつ，被ひ北京ぺきん召還しょうかん。

为增强ぞうきょう海軍かいぐん尽力じんりょく

《中国ちゅうごく名人めいじん录》第だい三さん版はん，1925年ねん

1915年ねん（民みん国こく4年ねん）12月，袁世凱称帝みかど，劉りゅう冠かんむり雄つよし获封二に等とう公こう。但ただし劉りゅう冠かんむり雄つよし自己じこ对袁世よ凱称帝みかど并不十じゅう分ふん赞同。1916年ねん（民みん国こく5年ねん）1月がつ，劉りゅう冠かんむり雄つよし离开北京ぺきん南下なんか，以加强きょう对海軍ぐん的てき統制とうせい，但ただし消しょう极讨伐護国ごこく軍ぐん。

同年どうねん6月がつ袁世凱死去しきょ，劉りゅう冠かんむり雄つよし辞職じしょく寓居ぐうきょ天津てんしん。同年どうねん7月がつ，应国務こくむ总理段だん祺瑞的てき邀请，劉りゅう冠かんむり雄つよし在ざい段だん祺瑞内ない阁中ちゅう再度さいど出で任にん海軍かいぐん总長，后きさき来らい又また连续担任たんにん王おう士し珍ちん内ない閣かく、钱能訓くん内ない閣かく的てき海軍かいぐん总長。劉りゅう冠かんむり雄つよし认为增强ぞうきょう海軍かいぐん是ぜ国防こくぼう的てき要よう务，所以ゆえん积极推进増強ぞうきょう海軍かいぐん的てき10年ねん计划。但ただし实际上じょう，由ゆかり于北京ぺきん政府せいふ財力ざいりょく不足ふそく且重视陸軍りくぐん，使つかい得とく该计划未能のう实现，仅在人材じんざい培つちかえ养方面ほうめん取得しゅとく一定いってい成果せいか。1919年ねん（民みん国こく8年ねん）12月，劉りゅう冠かんむり雄つよし辞去じきょ海軍かいぐん总長职务。

1922年ねん（民みん国こく11年ねん）11月，劉りゅう冠かんむり雄つよし被ひ任命にんめい为福建けん鎮撫ちんぶ使し。当時とうじ福建ふっけん省内しょうない，北京ぺきん政府せいふ派は的てき薩鎮冰和かず南方なんぽう政府せいふ派は的てき林はやし森もり正せい在ざい进行激烈げきれつ的てき政治せいじ斗と争そう。由よし于受到後者こうしゃ的てき压力，劉りゅう冠かんむり雄つよし被ひ迫せり离开福ふく州しゅう南みなみ赴廈門。翌年よくねん1月がつ，在ざい孫まご传芳的てき支援しえん下か，薩鎮冰驱逐了林りん森もり，一度薩镇冰和劉冠雄共同被任命为办理福建善後事宜。不ふ久ひさ，劉りゅう冠かんむり雄つよし改あらため任にん閩粤海うみ疆防御ぼうぎょ使し。同年どうねん11月がつ，劉りゅう冠かんむり雄つよし引退いんたい，寓居ぐうきょ天津てんしん。

1927年ねん（民みん国こく16年ねん）6月がつ24日にち，劉りゅう冠かんむり雄つよし在ざい天津てんしん病やまい逝。享年きょうねん67岁（满66歳さい）。

参考さんこう文献ぶんけん

• 陳ちん貞さだ寿ことぶき・劉りゅう传標「劉りゅう冠かんむり雄つよし」中国ちゅうごく社会しゃかい科学かがく院いん近代きんだい史し研究所けんきゅうじょ. 民みん国こく人物じんぶつ传 第だい11卷かん. 中華ちゅうか書しょ局きょく. 2002. ISBN 7-101-02394-0. 
• 徐じょ友とも春はる主ぬし編へん. 民みん国こく人物じんぶつ大だい辞典じてん 増ぞう訂てい版ばん. 河北かほく人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 2007. ISBN 978-7-202-03014-1. 
• 劉りゅう寿ひさし林はやし等ひとし編へん. 民みん国こく職しょく官かん年表ねんぴょう. 中華ちゅうか書しょ局きょく. 1995. ISBN 7-101-01320-1. 

中ちゅう华民国こく政府せいふ职务
前任ぜんにん： 黃き鍾瑛 （南京なんきん臨時りんじ政府せいふ）	海軍かいぐん总長 第だい二に任にん 1912年ねん3月がつ30日にち－1916年ねん6月がつ30日にち	繼つぎ任にん： 程ほど璧光
前任ぜんにん： 施ほどこせ肇はじめ基もと	交通こうつう总長 （代理だいり） 1912年ねん6月がつ27日にち－1912年ねん7月がつ25日にち	繼つぎ任にん： 朱しゅ启钤
前任ぜんにん： 范源濂	教育きょういく总長 （代理だいり） 1913年ねん1月がつ28日にち－1913年ねん3月がつ27日にち	繼つぎ任にん： 陳ひね振ふ先さき （署しょ理り）
前任ぜんにん： 孫まご道どう仁ひとし	福建ふっけん都みやこ督ただし 1913年ねん12月5日にち－1913年ねん12月30日にち	裁たっ撤
前任ぜんにん： 薩鎮冰	海軍かいぐん总長 第だい五ご任にん 1917年ねん7月がつ15日にち－1919年ねん12月3日にち	繼つぎ任にん： 薩鎮冰 （二に次じ）
空そら缺かけ 上うえ一位持有相同頭銜者： 薩鎮冰	海うみ疆防禦ぼうぎょ使し 1922年ねん4月がつ3日にち－1923年ねん11月26日にち	裁たっ撤