前田まえだ玄以げんい

前田まえだ玄以げんい
蟠わだかま桃もも院いん藏ぞう絹本けんぽん著ちょ色しょく前田まえだ玄以げんい像ぞう（1602年ねん）
丹波たんば龜山かめやま藩はん藩主はんしゅ
任期にんき 1595年ねん—1602年ねん
前任ぜんにん	新設しんせつ
继任	前田まえだ茂勝しげかつ
个人资料
出生しゅっしょう	1539年ねん （天文てんもん8年ねん） 日本にっぽん美濃みの國こく（現げん岐阜ぎふ縣けん）
逝世	1602年ねん7月がつ9日にち(1602歲さい—07—09)（62—63歲さい） （慶長けいちょう7年ねん5月がつ20日はつか）
時代じだい	戰國せんごく時代じだい - 安土あづち桃山ももやま時代じだい
改名かいめい	基もと勝しょう、玄以げんい（法名ほうみょう）
别名	孫まご十じゅう郎ろう（通称つうしょう）、半はん夢ゆめ齋とき、德善とくぜん院いん（号ごう）
諡號しごう	德善とくぜん院いん殿どの天てん涼りょう以公大だい居士こじ
墓所はかしょ	京都きょうと府ふ京都きょうと市し右京うきょう區く花園はなぞの的てき妙心寺みょうしんじ
朝廷ちょうてい官位かんい	民みん部ぶ卿きょう法印ほういん
主君しゅくん	織田おだ信長のぶなが→織田おだ信忠のぶただ→織田おだ信雄のぶお→豐臣とよとみ秀吉ひでよし→豐臣とよとみ秀賴ひでより
藩はん	丹波たんば龜山かめやま藩はん主あるじ
氏族しぞく	前田まえだ氏し
父ちち	前田まえだ基はじめ光こう
正室せいしつ	村井むらい貞勝さだかつ之これ女おんな
子こ	前田まえだ秀しげる以、前田まえだ正勝まさかつ、前田まえだ茂勝しげかつ
女おんな	長松ながまつ院いん（堀尾ほりお忠ただし氏し正室せいしつ）、稻葉いなば貞通さだみち繼室けいしつ、三條西さんじょうにし實みのる條じょう正室せいしつ

《月つき百ひゃく姿すがた》前田まえだ玄以げんい，月岡つきおか芳年よしとし畫が作さく

前田まえだ玄以げんい（日にち语：前田まえだ 玄以げんい／まえだ げんい ^{Maeda Geni}，1539年ねん—1602年ねん7月がつ9日にち）是ぜ日本にっぽん戰國せんごく時代じだい至いたり安土あづち桃山ももやま時代じだい的てき僧そう人じん、武將ぶしょう和わ大名だいみょう，豐臣とよとみ政權せいけん下した的てき五ご奉行ぶぎょう之これ一いち。

生涯しょうがい

天文てんもん8年ねん（1539年ねん），玄以げんい作為さくい前田まえだ基はじめ光こう之子ゆきこ在ざい美濃みの出生しゅっしょう，最初さいしょ他た是ぜ尾張おわり小松原こまつばら寺てら的てき僧侶そうりょ，後來こうらい前ぜん往比叡山ひえいざん延曆寺えんりゃくじ。其後，玄以げんい替がえ織田おだ信長のぶなが效力こうりょく，並なみ且成為ため信長のぶなが嫡子ちゃくし織田おだ信忠のぶただ的てき家臣かしん。天正てんしょう10年ねん（1582年ねん），玄以げんい在ざい本能寺ほんのうじ之の變へん爆發ばくはつ期間きかん與信よしん忠ちゅう身み在ざい二に條じょう御所ごしょ，信忠のぶただ得とく悉事變じへん後ご命いのち玄以げんい帶同たいどう嫡子ちゃくし三さん法師ほうし逃離京都きょうと，最初さいしょ前ぜん往美濃みの岐阜ぎふ城じょう，後來こうらい再さい逃至尾張おわり清洲きよす城しろ。

天正てんしょう11年ねん（1583年ねん），玄以げんい出仕しゅっし於信長のぶなが次子つぎこ織田おだ信雄のぶお，並なみ且獲任命にんめい為ため京都きょうと所司代しょしだい，不ふ過か在ざい翌年よくねん羽柴はしば秀吉ひでよし的てき勢力せいりょく擴展至いたり京都きょうと後ご，改あらため仕つかまつ於豐臣とよとみ氏し。天正てんしょう13年ねん（1585年ねん），玄以げんい獲え秀吉ひでよし賞賜しょうし5萬まん石せき，成なり為ため龜山かめやま城しろ主あるじ。

在ざい豐臣とよとみ政權せいけん下か，作為さくい京都きょうと所司代しょしだい的てき玄以げんい負ふ責せめ與あずか朝廷ちょうてい交涉こうしょう，身み為ため奉行ぶぎょう的てき玄以げんい在天ざいてん正せい16年ねん（1588年ねん）亦また成功せいこう讓ゆずる後こう陽成ようぜい天皇てんのう行幸ぎょうこう至いたり聚樂第じゅらくだい。與あずか此同時じ，玄以げんい亦また負ふ責せめ管理かんり治ち社しゃ、管理かんり京都きょうと內外區域くいき的てき民政みんせい以及壓迫あっぱく吉利支丹きりしたん，後來こうらい才ざい放ひ寬ひろし處理しょり，對たい基督教きりすときょう採取さいしゅ和平わへい共ども處しょ的てき政策せいさく。慶長けいちょう3年ねん（1598年ねん），玄以げんい獲え秀吉ひでよし任命にんめい為ため豐臣とよとみ政權せいけん下か的てき五ご奉行ぶぎょう之これ一いち。

秀吉ひでよし死し後ご，玄以げんい盡力じんりょく平ひら息いき豐臣とよとみ政權せいけん的てき內部鬥爭，同時どうじ亦また反對はんたい德川とくがわ家康いえやす發動はつどう會津あいづ征伐せいばつ。慶長けいちょう5年ねん（1600年ねん），石田いしだ三成みつなり在ざい大だい坂城さかき舉兵後ご，玄以げんい選擇せんたく加盟かめい西にし軍ぐん，並なみ且聯署しょ討伐とうばつ家康いえやす的てき彈劾だんがい狀じょう，與あずか此同時じ卻又暗中あんちゅう通知つうち家か康かん有ゆう關せき三成みつなり舉兵的てき消息しょうそく。其後，玄以げんい稱しょう自己じこ是ぜ豐臣とよとみ秀賴ひでより的てき後見人こうけんにん而留在ざい大坂おおさか，並なみ且以患病為ため由ゆかり未み有ゆう出陣しゅつじん。玄以げんい的てき連れん番ばん舉動，讓ゆずる作為さくい西にし軍ぐん一員いちいん的てき他た在ざい關原せきはら之これ戰せん後こう獲え安堵あんど於丹波は龜山かめやま的てき本領ほんりょう，並なみ且成為ため龜山かめやま藩はん主おも。慶長けいちょう7年ねん（1602年ねん）5月がつ20日はつか，玄以げんい死去しきょ，享年きょうねん63歲さい。由よし於長子ちょうし前田まえだ秀しげる以早死はやじに，由よし三さん子し前田まえだ茂勝しげかつ繼承けいしょう家督かとく之これ位い。

個人こじん

玄以げんい為ため人じん深ふか思おもえ熟慮じゅくりょ，且無私心ししん，因いん此深得とく信長のぶなが和信かずのぶ忠ちゅう父子ふし信賴しんらい。由よし於玄以是僧そう人じん，所以ゆえん曾經打だ壓あつ吉利支丹きりしたん，後來こうらい採取さいしゅ理解りかい的てき態度たいど。秀吉ひでよし領りょう佈伴天連ばてれん追放ついほう令れい後こう的てき文ぶん祿ろく2年ねん（1593年ねん），玄げん次じ曾經在ざい京都きょうと暗中あんちゅう保護ほご吉利支丹きりしたん，亦また曾經與あずか葡萄ぶどう牙きば的てき印度いんど總督そうとく就吉利支丹きりしたん的てき關係かんけい進行しんこう交涉こうしょう，他た的てき長子ちょうし前田まえだ秀しげる以(聖名せな:保ほ祿ろく)和かず次子つぎこ前田まえだ正勝まさかつ也是吉利支丹きりしたん。按《佛ふつ洛らく伊い斯日本にっぽん史し》第だい69章しょう記載きさい，僧侶そうりょ出身しゅっしん的てき玄以げんい，常つね有ゆう與あずか僧そう人じん不ふ相あい乎的舉動而遭到批評ひひょう。

五ご奉行ぶぎょう之の一いち的てき增田ますだ長ちょう盛もり與あずか玄以げんい一樣いちよう留守るす於大おだい坂城さかき，亦また將はた西にし軍ぐん的てき情報じょうほう密告みっこく給きゅう家康いえやす，但ただし是ぜ在ざい關原せきはら之の戰後せんご依然いぜん被かむ改易かいえき。這是因いん為ため家康いえやす希望きぼう利用りよう玄以げんい在ざい朝廷ちょうてい的てき人脈じんみゃく，才さい優待ゆうたい玄以げんい。另外，玄以げんい促成そくせい天皇てんのう在ざい秀吉ひでよし的てき聚樂第じゅらくだい行幸ぎょうこう一事いちじ，則のり成なり為ため其一生いっしょう的てき榮耀えいよう。

此外，玄以げんい曾經成功せいこう擒とりこ獲え盜賊とうぞく石川いしかわ五右衛門ごえもん，翌日よくじつ五右衛門ごえもん便びん死し於烹刑。

參考さんこう文獻ぶんけん

書籍しょせき

• 泉いずみ秀樹ひでき. 戦国せんごくなるほど人物じんぶつ事典じてん. PHP研究所けんきゅうじょ. 2003. ISBN 978-4569579450.