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石田いしだ三成みつなり

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石田いしだ三成みつなり
石田三成
絹本けんぽん著ちょ色しょく石田いしだ三成みつなり像ぞう
（摹本，東京大學とうきょうだいがく史料しりょう編纂へんさん所しょ藏くら）
時代じだい安土あづち桃山ももやま時代じだい
出生しゅっしょう日び期き永えい禄ろく3年ねん（1560年ねん1月がつ22日にち）
出生しゅっしょう地點ちてん近江おうみ國こく坂田さかた郡ぐん石田いしだ村むら
逝世日び期き慶長けいちょう5年ねん10月がつ1日にち（1600年ねん11月6日にち）
逝世地點ちてん京都きょうと六ろく條じょう河原かわはら（日にち语：六ろく条じょう河原かわはら）
幼名ようみょう佐吉さきち
改名かいめい佐吉さきち（幼名ようみょう）→三也みつや→三成みつなり
别名石田いしだ治部じぶ少しょう輔
戒名かいみょう江東こうとう院いん正せい軸じく因いん公こう大だい禅定ぜんじょう門もん
墓所はかしょ大德寺だいとくじ三さん玄げん院いん
高野山こうのやま奥おく之の院いん
滋賀しが縣けん彥根市し佐和山さわやま遊園ゆうえん內
京都きょうと市し妙心寺みょうしんじ內壽聖ひじり院いん
朝廷ちょうてい官位かんい從したがえ五ご位い下した・治部じぶ少しょう輔
主君しゅくん豐臣とよとみ秀吉ひでよし→豐臣とよとみ秀賴ひでより
氏族しぞく石田いしだ氏し (桓武かんむ平たいら氏し良文よしふみ流りゅう三浦みうら支流しりゅう)（日にち语：石田いしだ氏し）
父母ちちはは父ちち：石田いしだ正ただし繼つぎ（日にち语：石田いしだ正ただし継つぎ）、母はは：岩田いわた氏し（瑞みず岳だけ院いん）
兄弟きょうだい正せい澄きよし、三成みつなり、福原ふくはら長ちょう堯（日にち语：福原ふくはら長ちょう堯）正室せいしつ、熊谷くまがい直盛なおもり正室せいしつ
正室せいしつ皎こう月がつ院いん（宇多うた頼よりゆき忠之ただゆき女おんな）
子こ重じゅう家か、重成しげなり、山田やまだ隼人はやと正室せいしつ、岡おか重政しげまさ室しつ
女おんな莊嚴しょうごん院いん（三さん女じょ。津輕つがる信しん枚まい室しつ）
日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん石田いしだ 三成みつなり
假名かめいいしだ みつなり
平文へいぶん式しき罗马字じIshida Mitsunari

石田いしだ三成みつなり（日にち语：石田いしだ 三成みつなり／いしだ みつなり Ishida Mitsunari，1560年ねん1月がつ22日にち—1600年ねん11月6日にち）是これ日本にっぽん戰國せんごく時代じだい和わ安土あづち桃山ももやま時代じだい的てき武將ぶしょう及大名だいみょう，幼名ようみょう佐吉さきち，初はつ名な三也みつや。父親ちちおや是ぜ石田いしだ正ただし繼つぎ（日にち语：石田いしだ正ただし継つぎ），正室せいしつ是ぜ宇多うた賴よりゆき忠ただし（日にち语：宇多うた頼よりゆき忠ただし）的てき女兒じょじ皎こう月がつ院いん。近江おうみ坂田さかた郡ぐん石田いしだ村むら人じん（今いま滋賀しが縣けん長濱ながはま市し石田いしだ町まち），為ため豐臣とよとみ政權せいけん的てき五ご奉行ぶぎょう之これ一いち。近江おうみ佐和さわ山城やましろ的てき城主じょうしゅ。

主君しゅくん豐臣とよとみ秀吉ひでよし死後しご，與あずか時任ときとう五ご大老たいろう的てき德川とくがわ家康いえやす對立たいりつ激化げきか，兩方りょうほう決裂けつれつ成なり東西とうざい軍ぐん引發關原せきはら之これ戰せん，戰敗せんぱい後ご被ひ送おく往京都きょうと六ろく條じょう河原かわはら處刑しょけい。

生涯しょうがい經歷けいれき[编辑]

秀吉ひでよし麾下きか[编辑]

永えい禄ろく三さん年ねん（1560年ねん）生なま於近江おうみ國こく坂田さかた郡ぐん石田いしだ村むら（現げん滋賀しが縣けん長濱ながはま市し石田いしだ町まち）。幼名ようみょう佐吉さきち，是ぜ家中いえじゅう次子じし。石田いしだ氏し是ぜ當地とうち土豪どごう (日本にっぽん)，父親ちちおや正せい繼つぎ作為さくい地ち侍さむらい，與あずか淺井あさい家相かそう同どう為ため京極きょうごく氏し的てき被官ひかん（日にち语：被官ひかん）。

後世こうせい《三獻さんこん茶ちゃ》創作そうさく故事こじ中ちゅう，三成みなり最初さいしょ是ぜ近江おうみ國こく某ぼう寺院じいん打だ雜ざつ的てき僧侶そうりょ。天正てんしょう二に年ねん（1574年ねん），父兄ふけい成なり爲ため長濱ながはま城じょう城代しろだい羽柴はしば秀吉ひでよし的てき與力よりき家臣かしん。根據こんきょ其子記載きさい，1577年ねん首くび次じ以小姓こしょう身み份前往御着ぎ城じょう（姬路城ひめじじょう）從軍じゅうぐん，跟隨秀吉ひでよし攻略こうりゃく中國ちゅうごく地方ちほう，參與さんよ了りょう備中高松びっちゅうたかまつ城じょう之の戰たたかえ。

天正てんしょう十じゅう年ねん（1582年ねん）6月がつ，天下てんか人じん信しんじ長與ながよ織田おだ家か家督かとく信忠のぶただ死し于本能寺ほんのうじ之の變へん，羽柴はしば秀吉ひでよし掌握しょうあく實權じっけん，三成作爲秀吉心腹逐漸嶄露頭角。天正てんしょう十じゅう一いち年ねん（1583年ねん），在ざい山崎やまざき之これ戰せん中ちゅう表現ひょうげん活躍かつやく。在ざい賤岳之の戰たたかえ擔當たんとう先鋒せんぽう，監視かんし柴田しばた勝家かついえ的てき行動こうどう取得しゅとく功績こうせき。天正てんしょう十じゅう二に年ねん（1584年ねん）參加さんか了りょう小牧こまき長久手ながくて之これ戰せん。同年どうねん擔任たんにん近江おうみ國こく蒲生がもう郡ぐん的てき檢地けんち奉行ぶぎょう。

丰臣政權せいけん時期じき[编辑]

石田いしだ三成在朝鲜之役时写给丰臣秀吉的一封信，其中对包括ほうかつ小早川こばやかわ秀秋ひであき在ざい内的ないてき武将ぶしょう在ざい战场上じょう轻举妄动予よ以谴责。

天正てんしょう十じゅう三さん年ねん（1585年ねん）7月がつ11日にち，秀吉ひでよし就任しゅうにん關白かんぱく，三成みなり也官拜はい從したがえ五ご位い下した治部じぶ少しょう輔。同年どうねん末まつ，被ひ封ふう為ため水口みずぐち城しろ（日にち语：水口みずぐち岡山おかやま城じょう）四よん萬まん石せき的てき城主じょうしゅ，但ただし實際じっさい上じょう水口みずぐち城しろ自じ天正てんしょう13年ねん7月がつ被ひ封ふうじ與あずか中村なかむら一氏かずうじ，天正てんしょう18年ねん（1590年ねん）又また轉てん封ふう增田ますだ長ちょう盛もり，文ぶん禄ろく四よん年ねん（1595年ねん）再さい被ひ長束ながつか正ただし家か繼承けいしょう，因いん此三成並沒有真正領有過該城。

天正てんしょう十じゅう四よん年ねん（1586年ねん）1月がつ、以幾乎是自己じこ年俸ねんぽう一半いっぱん（1萬まん5000石せき）的てき代價だいか延のべ請到原ばら筒井つつい順慶じゅんけい的てき家臣かしん島しま左近さこん。[1]。秀吉ひでよし也為之の愕然がくぜん，爲ため敦あつし促島左近さこん忠ちゅう於石田いしだ，秀吉ひでよし將はた自己じこ的てき菊きく桐きり紋もん外套がいとう賜たまもの予よ島とう左近さこ。同年どうねん石田いしだ成功せいこう斡旋あっせん越後えちご國こく的てき上杉うえすぎ景勝かげかつ上洛じょうらく臣服しんぷく秀吉ひでよし。秀吉ひでよし任命にんめい三さん成なり為ため堺さかい奉行ぶぎょう（日にち语：堺さかい奉行ぶぎょう），三成施展行政手腕把堺さかい建設けんせつ成なり給養きゅうよう補充ほじゅう基地きち。

天正てんしょう十じゅう五ご年ねん（1587年ねん），平定へいてい九州之戰中成功地勸降了九州きゅうしゅう薩摩さつま島津しまつ氏し。此役水軍すいぐん是ぜ決定けってい勝負しょうぶ的てき關せき鍵かぎ，三成在後勤方面的出色表現是取得勝利主要原因之一[2]。

九州きゅうしゅう平定へいてい後ご，被ひ任命にんめい為ため博多はかた奉行ぶぎょう主ぬし掌てのひら九州きゅうしゅう的てき戰後せんご重じゅう建けん。天正てんしょう十じゅう六ろく年ねん（1588年ねん）斡旋あっせん薩摩さつま國こく島津しまつ義久よしひさ進すすむ京きょう謁見えっけん秀吉ひでよし。

天正てんしょう十じゅう七なな年ねん（1589年ねん），擔任たんにん美濃みの國こく檢地けんち。

天正てんしょう十じゅう八はち年ねん（1590年ねん）秀吉ひでよし討伐とうばつ關東かんとう相模さがみ北條ほうじょう氏し，石田いしだ三成率領二萬五千大軍圍攻了北條家的武藏むさし國こく忍にん城じょう，當時とうじ部隊ぶたい中有ちゅうう佐竹さたけ義宣よしのぶ、真田さなだ昌幸まさゆき、大谷おおや吉きち繼ままし等とう名將めいしょう，近年きんねん出土しゅつど的てき書信しょしん顯示けんじ當時とうじ石田いしだ三成駁斥以水攻攻略忍城（秀吉ひでよし攻略こうりゃく高だか松城まつしろ的てき方法ほうほう），但ただし秀吉ひでよし仍下令れい引荒川あらかわ之これ水すい展開てんかい水すい攻おさむ。後こう北条ほうじょう氏し各地かくち的てき支ささえ城じょう和本わほん城じょう小田原おだわら城じょう相あい繼つぎ陷落かんらく，忍にん城じょう的てき戰せん鬥一直ちょく持續じぞく到いた7月がつ上旬じょうじゅん。由よし於豪雨う造成ぞうせい決けつ堤つつみ，無む功こう而返。當時とうじ留とめ下か的てき遺跡いせき石田いしだ堤つつみ至いたる今こん尚なお存そん。同年どうねん秀吉ひでよし奧州おうしゅう仕置しおき，三成みなり擔任たんにん檢地けんち奉行ぶぎょう，功績こうせき大幅おおはば提ひさげ升ます。亦また擔任たんにん津輕つがる為信ためのぶ與あずか秀吉ひでよし之の間あいだ的てき仲介ちゅうかい，而為信しん對たい三さん成心せいしん存そん感激かんげき，日にち後ご命いのち長子ちょうし保護ほご三成次子與迎三成三女作為其三子之妻，以及让三成外孙成为儿子继承人作為報恩。

文ぶん禄ろく元年がんねん（1592年ねん）出征しゅっせい朝鮮ちょうせん之これ役やく和わ增ぞう田長たなご盛もり、大谷おおや吉きち繼ままし一起かずき駐ちゅう守もり漢かん城じょう擔任たんにん日び軍ぐん縂奉行ぶぎょう。文ぶん禄ろく二に年ねん（1593年ねん），參加さんか了りょう碧あお蹄館之の戰たたかえ和わ幸さいわい州しゅう山城やましろ之これ戰せん。之これ後ご護送ごそう明朝みょうちょう的てき講和こうわ使者ししゃ謝しゃ用よう梓あずさ和かず徐じょ一貫回到肥前名護屋，積極せっきょく參與さんよ同どう明朝みんちょう的てき停戰ていせん交涉こうしょう。三成代秀吉發佈指令，同時どうじ推進すいしん和談わだん的てき舉動招致しょうち豐臣とよとみ家中かちゅう武斷ぶだん派は（日にち语：武断ぶだん派は）福島ふくしま正則まさのり等ひとし人的じんてき仇かたき視し，种下關原せきはら之これ戰せん的てき敗因はいいん。

文ぶん禄ろく三さん年ねん（1594年ねん），被ひ任命にんめい為ため島津しまつ氏し和わ佐竹さたけ氏し的てき領國りょうごく奉行ぶぎょう，進行しんこう檢地けんち。

文ぶん禄ろく四よん年ねん（1595年ねん），奉たてまつ秀吉ひでよし之の命めいじ，審問しんもん丰臣秀次しゅうじ的てき謀反むほん事件じけん（秀次しゅうじ事件じけん其實是ぜ秀吉ひでよし為ため將はた関せき白及しらん豐臣とよとみ政權せいけん家督かとく職位しょくい傳でん給きゅう自己じこ的てき親おや生せい兒じ子こ丰臣秀賴ひでより而挑起おこり，丰臣秀次しゅうじ最終さいしゅう切腹せっぷく）。秀次しゅうじ死し後ご，其領地ち内ない近江おうみ7万まん石せき劃歸三さん成なり。同年どうねん三成獲得了近江佐和山十九萬石四千石的封地。（世人せじん所說しょせつ石田いしだ三成手上有兩件至寶，一いち個こ是ぜ佐和さわ山城やましろ，一いち個こ就是島とう左近さこん）。

慶長けいちょう元年がんねん（1596年ねん），接待せったい了りょう明朝みょうちょう講和こうわ的てき使者ししゃ。同年どうねん被ひ任命にんめい為ため京都きょうと奉行ぶぎょう。奉たてまつ秀吉ひでよし之の命いのち鎮壓ちんあつ天主教てんしゅきょう。三成陽奉陰違盡量放過天主教徒，同時どうじ進言しんげん秀吉ひでよし不要ふよう妄殺天主教てんしゅきょう信徒しんと。

慶長けいちょう二に年ねん（1597年ねん），慶長けいちょう之の役やく中在なかざい日本にっぽん国内こくない擔任たんにん後方こうほう支援しえん。慶長けいちょう三さん年ねん（1598年ねん），秀吉ひでよし打算ださん將しょう小早川こばやかわ秀秋ひであき的てき領地りょうち筑後ちくご國こく，筑前ちくぜん國こく下賜かし三さん成なり，被ひ三成みなり婉拒。筑後ちくご，筑前ちくぜん被ひ划為藏くら入地いりじ，三成みつなり被ひ任命にんめい為ため名島なじま城しろ（日にち语：名島なじま城しろ）代官だいかん。原本げんぽん預あずか訂てい慶長けいちょう四よん年ねん（1599年ねん）和かず福島ふくしま正則まさのり，増田ますだ長おさむ盛もり一起かずき再さい次つぎ出征しゅっせい朝鮮ちょうせん[3]。然しか而隨著ちょ慶長けいちょう三さん年ねん（1598年ねん）8月がつ秀吉ひでよし去さ世よ計けい劃取消とりけし，代だい而進行しんこう安やす排はい遠征えんせい軍ぐん歸國きこく的てき工作こうさく。

秀吉ひでよし死後しご[编辑]

作為さくい豐臣とよとみ秀吉ひでよし一手提拔起來的親信嶄露頭角，在ざい內政和わ軍需ぐんじゅ方面ほうめん發揮はっき了りょう卓越たくえつ的てき領りょう導しるべ才能さいのう，但ただし是ぜ由よし於在戰爭せんそう上じょう戰績せんせき不ふ高こう而被同どう為ため豐臣とよとみ家か的てき武斷ぶだん派は（日にち语：武断ぶだん派は）武將ぶしょう所しょ輕視けいし，又また因よし豐臣とよとみ家か內部文治ぶんじ派は與あずか武斷ぶだん派は賞罰しょうばつ問題もんだい標準ひょうじゅん不一ふいつ，使つかい得とく兩派りょうは之の間あいだ關係かんけい處しょ的てき不ふ是ぜ很好，其中又また以三さん成なり與あずか福島ふくしま正則まさのり、加藤かとう清正きよまさ之これ間あいだ關係かんけい最さい為ため惡あく劣れつ，所以ゆえん在ざい秀吉ひでよし逝世後ご武斷ぶだん派は（日にち语：武断ぶだん派は）開始かいし加か強きょう監視かんし。

秀吉ひでよし死し後ご，丰臣家か由ゆかり丰臣秀頼ひでより繼承けいしょう，但ただし是ぜ擁よう有ゆう關東かんとう250万まん石せき的てき大老たいろう德川とくがわ家康いえやす勢力せいりょく不斷ふだん壯大そうだい有ゆう取と而代之の之これ勢ぜい。慶長けいちょう三さん年ねん（1598年ねん）8月がつ19日にち三成組織了一次暗殺家康的行動。家康いえやす為ため奪取だっしゅ覇權はけん，拉ひしげ攏與三成みなり對立たいりつ的てき福島ふくしま正則まさのり，加藤かとう清正きよまさ，黑田くろだ長政ながまさ等ひとし人並ひとなみ私わたし自じ聯れん姻。慶長けいちょう四よん年ねん（1599年ねん）1月がつ，三成以家康以沒有許可聯姻爲由，在ざい前田まえだ利家としいえ的てき支持しじ下向しもむかい家康いえやす興きょう師し問罪もんざい。家康いえやす無む奈被迫はさま於2月がつ2日にち跟三さん成立せいりつ下か和わ約やく。

然しか而閏3月がつ3日にち唯ただ一能和家康相抗衡的大老前田利家病逝。慶長けいちょう四よん年ねん（1599年ねん），在ざい大阪おおさか受到加藤かとう清正きよまさ、福島ふくしま正則まさのり、黑田くろだ長政ながまさ、細川ほそかわ忠興ただおき、池田いけだ輝政てるまさ、加藤かとう嘉明よしあき（也有やゆう可能かのう是ぜ蜂須賀はちすか家政いえまさ）、淺野あさの幸長よしなが等とう七なな將しょう的てき襲擊しゅうげき，後來こうらい受到佐竹さたけ義宣よしのぶ的てき支援しえん才ざい得とく以脫逃。上述じょうじゅつ七將圍困住三成躲藏的伏見城，在ざい家康いえやす的てき仲介ちゅうかい下か，以三成みなり隱退いんたい為ため條件じょうけん，七將方才退兵。3月10日にち家康いえやす派は次子じし結城ゆうき秀康ひでやす伴ともなえ送おく三成返回領地佐和山城。這次事件じけん中ちゅう家康いえやす保護ほご了りょう與あずか自己じこ為ため敵てき的てき三成成爲一段佳話，但ただし是ぜ這個故事こじ在ざい江戶えど時期じき的てき資料しりょう中ちゅう並無ならびな出現しゅつげん，直ちょく至いたり明治めいじ以後いご『日本にっぽん戰史せんし·関原せきはら役やく』才ざい有ゆう出現しゅつげん，不ふ得とく不ふ令れい人じん懷疑かいぎ其是否いや可か信しん。

前田まえだ利家としいえ死し後ご，三成みなり蟄居ちっきょ，家康いえやす處しょ於獨步ふ天下でんか的てき狀態じょうたい，同どう利家としいえ、三成定下的合約如同一紙白書，私わたし下通しもとおり婚こん和わ分配ぶんぱい領地りょうち的てき行動こうどう重おも新しん進行しんこう。

關原せきはら[编辑]

主しゅ条目じょうもく：關原せきはら之これ戰せん

慶長けいちょう五ご年ねん（1600年ねん），三成みつなり乘じょう德川とくがわ家康いえやす出兵しゅっぺい會津あいづ討伐とうばつ上杉うえすぎ景勝かげかつ之これ機き，聯合れんごう對たい家康いえやす不滿ふまん的てき宇喜多うきた秀家ひでいえ、毛利もうり輝元てるもと、小西こにし行長ゆきなが等とう諸もろ大名だいみょう結成けっせい西にし軍ぐん（反はん德川とくがわ軍ぐん），並なみ推舉毛利もうり輝元てるもと為ため總そう大將たいしょう。高こう舉反旗はた與あずか勢力せいりょく抬頭的てき德川とくがわ家康いえやす及豐臣しん武斷ぶだん派は大名だいみょう等とう東ひがし軍ぐん在ざい關原せきはら對決たいけつ。值得一提的是三成力邀好友大谷おおや吉きち繼ままし助じょ拳こぶし，大谷おおや雖然明知めいち和かず家康いえやす正面しょうめん衝突しょうとつ無む異い于以卵たまご擊げき石せき，但ただし在ざい勸すすむ説せつ三成みなり失敗しっぱい後ご，明知めいち毫無勝算しょうさん依然いぜん加入かにゅう西にし軍ぐん，此舉令れい家か康也こうや跌破眼鏡めがね（大谷おおや和かず家康いえやす也有やゆう很好的てき交情こうじょう）。

7月がつ12日にち，三成命令兄長正澄於近江國愛知あいち川がわ（日にち语：愛知あいち川がわ）設置せっち哨卡阻止そし家康いえやす討伐とうばつ會津あいづ的てき殿どの后きさき部隊ぶたい鍋島なべしま勝茂かつしげ、前田まえだ茂勝しげかつ和かず家康いえやす的てき本隊ほんたい會合かいごう，逼迫ひっぱく他た們加入かにゅう西にし軍ぐん。7月13日にち，三成將東軍大名的妻子和子女作爲人質關押在大阪城おおさかじょう内うち。然しか而加藤かとう清正きよまさ的てき妻子さいし等とう人じん逃脫，細川ほそかわ忠興ただおき的てき妻子さいし放火ほうか自じ焚，三成みなり的てき人質ひとじち作戰さくせん宣告せんこく失敗しっぱい。

7月がつ17日にち，西にし軍ぐん總そう大将たいしょう毛利もうり輝元てるもと入にゅう大阪城おおさかじょう，同日どうじつ前田まえだ玄以げんい、增田ますだ長ちょう盛もり與あずか長束ながつか正ただし家か等とう三奉行連名列舉了家康的13條じょう罪状ざいじょう，並なみ公こう佈了彈劾だんがい狀じょう。7月18日にち，西にし軍ぐん進攻しんこう由よし家康いえやす重臣じゅうしん鳥居とりい元忠もとただ把わ守もり的てき伏見ふしみ城じょう（詳しょう見み伏見ふしみ城じょう之の戰たたかえ）。伏見ふしみ城じょう十じゅう分ふん堅固けんご，守もり軍ぐん負まけ隅すみ頑抗。三成發現守門的是甲賀衆，於是和わ長束ながつか正ただし家か將はた甲賀こうが衆しゅう家か屬ぞく抓つめ為ため人質ひとじち相しょう要よう挾はさみ。8月1日にち，甲賀こうが衆しゅう打開だかい城門じょうもん，伏見ふしみ城じょう於是陷落かんらく。8月2日にち，三成向各全國大名公佈了伏見城陷于己手的消息（伏ふく見城けんじょう是ただし豐臣とよとみ秀吉ひでよし的てき居城きょじょう，扼守京都きょうと南方なんぽう要衝ようしょう，豐臣とよとみ秀吉ひでよし生前せいぜん在ざい此發號ごう施ほどこせ令れい，大名だいみょう們在此都有ゆう自己じこ的てき宅たく第だい，是ぜ當時とうじ實質じっしつ上じょう的てき權力けんりょく中心ちゅうしん，因いん此公佈伏見城けんじょう被ひ佔領的てき消息しょうそく可か以極大だい打擊だげき對たい手て的てき心理しんり）。

8月がつ，家康いえやす以超過ちょうか預あずか想そう的てき速度そくど平定へいてい了りょう伊勢いせ國こく轉うたて而西上じょう打だ亂らん了りょう三成みなり的てき部署ぶしょ。14日にち晚ばん間あいだ，三成みなり放棄ほうき固守こしゅ大垣おおがき城じょう在ざい美濃みの阻止そし家康いえやす的てき計けい劃擺開ひらき在ざい關原せきはら野戰やせん的てき架か勢ぜい。9月15日にち，決定けってい天下でんか的てき關原せきはら之これ戰せん終おわり於開戰かいせん。起おこり先さき局きょく勢ぜい對たい西にし軍ぐん有利ゆうり，三成みなり本隊ほんたい有ゆう6900人にん，多た次つぎ抵抗ていこう住じゅう細川ほそかわ忠興ただおき、黑田くろだ長政ながまさ、加藤かとう嘉明よしあき、田中たなか吉政よしまさ數すう倍ばい於己的てき兵力へいりょく衝擊しょうげき。島しま左近さこん、蒲生がもう賴よりゆき鄉きょう及前野まえの忠康ただやす等とう人ひと利用りよう高だか處しょ的てき有利ゆうり地形ちけい給きゅう東ひがし軍ぐん沉重的てき打擊だげき。然しか而西軍ぐん普遍ふへん士氣しき低落ていらく，隨ずい著ちょ時間じかん的てき推移すいい戰局せんきょく開始かいし不利ふり，最終さいしゅう由よし於小早川こばやかわ秀秋ひであき和わ脇坂わきさか安治やすじ的てき臨陣倒たおせ戈ほこ，使つかい得とく西にし軍ぐん崩潰ほうかい，三成從戰場往伊吹山いぶきやま方向ほうこう逃走とうそう。

三成起先越過伊吹山東面的相川山到達春日村，然しか後こう通過つうか新穗峠しんぼとうげ繞にょう道どう姉川あねがわ，經けい曲谷まがたに，七なな回かい峠とうげ到いた草くさ野谷のたに。然しか後ご從したがえ小谷山おだにやま谷口たにぐち沿高時川たかときがわ溯さかのぼ流りゅう而上逃到古橋ふるはし。9月21日にち，被ひ家康いえやす手下てした的てき田中たなか吉政よしまさ捕獲ほかく。

9月18日にち，東ひがし軍ぐん攻おさむ陷おちい佐和さわ山城やましろ，三成みなり父ちち正ただし繼ままし，兄あに正せい澄きよし等とう人じん在ざい亂戰らんせん中ちゅう被ひ殺ころせ。

9月22日にち，三成みつなり被ひ押送おうそう到いた大津おおつ城じょう（日にち语：大津おおつ城じょう）在ざい城門じょうもん口こう示しめせ衆しゅ，在ざい此家康いえやす與あずか之これ會かい面めん。9月27日にち，被ひ押解至大しだい坂ざか。9月28日にち同どう小西こにし行長ゆきなが和わ安国寺あんこくじ惠瓊えけい三人在大坂與堺示衆。9月29日にち，押解至いたり京都きょうと，由ゆかり京都きょうと所司代しょしだい奥平おくだいら信しん昌あきら看み管かん。

10月1日にち，三成被處斬於六ろく条じょう河原かわはら（日にち语：六ろく条じょう河原かわはら），得とく年ねん41歲さい。首級しゅきゅう被ひ送おく往三さん條じょう河原かわはら展示てんじ，最後さいご由よし生前せいぜん好こう友とも春はる屋や宗むね園えん（日にち语：春はる屋や宗むね園えん）、澤庵たくあん宗彭そうほう領りょう取と安やす葬そう。

法名ほうみょう「江東こうとう院いん正せい岫因公こう大だい禪定ぜんじょう門もん」，墓所はかしょ於京都きょうと大德寺だいとくじ的てき三さん玄げん院いん。

辞世じせい之の句く[编辑]

  • 1.筑摩ちくま江畔こうはん蘆あし盪裡，點點ちょぼちょぼ篝火かがりび勢ぜい漸やや微ほろ，我身わがみ已やめ成なり灰はい。（筑摩ちくま江こうや　芦間あしまに灯ともす　かがり火びと　ともに消きえゆく　我わが身みなりけり）-表現ひょうげん出で三成淒然無奈之心情
  • 2.吾われ身み就如筑摩ちくま江こう蘆あし間あいだ點點てんてん燈火ともしび，隨ずい之の消しょう逝而去（解釋かいしゃく：在ざい死罪しざい執行しっこう前まえ，因いん為ため胃い部ぶ不適ふてき而拒吃ども旁つくり人じん給きゅう予よ的てき柿かき子こ。雖然看み似に那な股また打倒だとう德川とくがわ的てき熱情ねつじょう還かえ未み消散しょうさん，但ただし辭世じせい之の句く卻帶有ゆう放棄ほうき之の意い）

敵視てきし原因げんいん[编辑]

關原せきはら之これ戰せん東ひがし軍ぐん除じょ了りょう德川とくがわ家康いえやす及其家臣かしん外がい，還かえ有ゆう許多きょた原はら是ただし豐臣とよとみ秀吉ひでよし的てき家臣かしん（如福島ふくしま正則せいそく）。原因げんいん是ぜ因いん為ため厭いや惡あく石田いしだ三成みつなり而參加東かとう軍ぐん，絕大ぜつだい多數たすう的てき原因げんいん分ぶん為ため以下いか幾いく種しゅ：

  1. 石田いしだ三成みつなり的てき對人たいじん態度たいど
    石田いしだ三成對人態度是很兩極化的，如在万まん历朝鲜战争そう中ちゅう，三成目睹加藤清正與福島正則虐殺手無縛雞之力的朝鮮ちょうせん人的じんてき畫面がめん，原本げんぽん就與該兩人じん處しょ的てき不ふ是ぜ很好，經過けいか此事件じけん更さら是ぜ雪上せつじょう加か霜しも。
  2. 豐臣とよとみ秀吉ひでよし對たい朝鮮ちょうせん的てき征伐せいばつ態度たいど
    自じ豐臣とよとみ秀吉ひでよし發現はつげん朝鮮ちょうせん國王こくおう並無ならびな臣服しんぷく意い願ねがい時じ，渡海とかい助すけ陣じん的てき意い願ねがい便びん降くだ低てい許多きょた，但ただし秀吉ひでよし表面ひょうめん上じょう仍表明ひょうめい說せつ他た要よう去さ，可か是ぜ到いた最後さいご幾いく乎都還かえ是ぜ沒ぼつ去さ，而在朝鮮ちょうせん的てき部隊ぶたい依よ舊きゅう在ざい奮戰ふんせん，此情況きょう重じゅう演えんじ了りょう好こう幾いく遍へん，自然しぜん而然前線ぜんせん許多きょた部隊ぶたい就誤以為這是豐臣とよとみ秀吉ひでよし委任いにん在ざい朝鮮ちょうせん指揮しき的てき石田いしだ三成みつなり、寺澤てらさわ廣高ひろたか等とう奉行ぶぎょう的てき意思いし（即そく為ため不ふ讓ゆずる秀吉ひでよし來らい朝鮮ちょうせん，因いん為ため總そう大將たいしょう參戰さんせん與あずか否いや會かい影響えいきょう到いた整せい個こ軍團ぐんだん士氣しき），因いん而成為ため許多きょた武將ぶしょう的てき敵視てきし對象たいしょう。
  3. 朝鮮ちょうせん之これ役やく的てき賞罰しょうばつ問題もんだい
    石田いしだ三成是由武將在戰場上的表現來決定獎賞（秀吉ひでよし委任いにん奉行ぶぎょう至いたり朝鮮ちょうせん監督かんとく），可か是ぜ因いん為ため之の前ぜん豐臣とよとみ秀吉ひでよし渡海とかい問題もんだい已やめ造成ぞうせい多た名めい武將ぶしょう敵視てきし，便びん有ゆう些人對たい三成給自己的獎賞感到不滿，也有やゆう立たて下した戰功せんこう但ただし不ふ從軍じゅうぐん令れい而被三成みなり扣賞的てき人じん（如小早川はやかわ秀秋ひであき），也同樣どうよう敵視てきし三さん成なり。
  4. 捲めく入にゅう豐臣とよとみ政權せいけん的てき家か務つとむ事ごと
    由よし于石田た三成负责调查豐臣政權家督丰臣秀次しゅうじ的まと罪ざい行ぎょう，调查中ちゅう牵连了りょう一些权势大名家，如浅野あさの长政、细川忠ちゅう兴、最上もがみ氏し、伊い达氏、黑田くろだ氏し和かず小早川こばやかわ氏し。小早川こばやかわ秀秋ひであき更さら是ぜ因いん为秀次じ事件じけん受到牵连而被没收ぼっしゅう丹波たんば龟山十じゅう万まん石せき领地。除じょ此之外がい，有人ゆうじん認みとめ為ため是ぜ三さん成なり與あずか豐臣とよとみ秀吉ひでよし聯れん手しゅ為ため了りょう豐臣とよとみ秀賴ひでより的てき未來みらい鋪しき路ろ而找理由りゆう處理しょり掉秀次じ（事實じじつ上じょう三成一直在找證據幫秀次脫困），導しるべ致關原げん時期じき三成對秀秋開出戰勝家康可在秀賴成人前當關白的條件時，讓ゆずる秀秋ひであき擔心當とう上うえ關白かんぱく總有そうゆう一天也會被三成處理掉的陰影，再さい加か上じょう朝鮮ちょうせん事件じけん，秀秋ひであき在ざい關原せきはら之の戰たたかえ會かい背叛はいはん到いた東ひがし軍ぐん的てき理由りゆう就很充分じゅうぶん。

軼聞[编辑]

三成的大一大万大吉紋。文字もじ排列はいれつ方式ほうしき有ゆう幾いく種しゅ，這是最さい常見つねみ的てき一いち種しゅ。
  • 大だい一大いちだい万まん大吉だいきち（だいいちだいまんだいきち）或ある者もの大吉だいきち大だい一大いちだい万まん是ぜ三さん成なり的てき標記ひょうき。意思いし是ぜ「万まん衆しゅ為ため一いち人にん，一人ひとり為ため万まん衆しゅ，則のり天下でんか太平たいへい也」。
  • 秀吉ひでよし在ざい近江おうみ国こく伊吹山いぶきやま打だ獵りょう的てき時候じこう在ざい米原まいばら觀音寺かんおんじ小憩しょうけい喝かつ茶ちゃ，當時とうじ三成是寺裏出家的小沙彌。三成第一次獻上一大碗溫茶，接せっ著ちょ用よう一個小點的碗獻上一碗稍微熱些的茶，最後さいご用よう小しょう茶碗ぢゃわん獻上けんじょう熱ねつ茶ちゃ。讓ゆずる秀吉ひでよし先さき用よう溫ゆたか茶ちゃ解かい渴，然しか後こう慢慢品ひん味あじ熱ねつ茶ちゃ。秀吉ひでよし被ひ三成若小年紀便有這般智慧折服，於是招募其成爲ため自己じこ的てき家臣かしん。這便是ぜ有名ゆうめい的てき「三献さんこん茶ちゃ」[4]。（這個故事こじ是ぜ江戶えど時代じだい才ざい出現しゅつげん因いん此有認みとめ爲ため是ぜ後世こうせい創作そうさく。）
  • 大谷おおや吉きち繼ままし是ぜ三成みつなり好こう友とも。大谷おおや吉よし繼つぎ身み患麻あさ風ふう，在ざい秀吉ひでよし的てき茶会ちゃかい上じょう，衆しゅう大名だいみょう互相傳そうでん遞茶碗ぢゃわん飲茶やむちゃ，大谷おおや吉よし繼つぎ臉上的てき流りゅう膿うみ滴しずく入いれ茶碗ぢゃわん，別べつ的てき大名だいみょう感かん到いた噁心都と不ふ飲いん大谷おおや拿過的てき茶碗ちゃわん，只ただ有ゆう三成毫不介懷地將茶一飲而盡，大谷おおや感激かんげき三さん成なり的てき友情ゆうじょう，明知めいち取と勝かち無む望もち，並なみ在家ざいけ康かん重しげる賞しょう的てき引誘下か仍然加入かにゅう三さん成なり的てき西にし軍ぐん，最後さいご兵へい敗はい切腹せっぷく。
  • 秀吉ひでよし命いのち人じん在ざい伏見ふしみ城じょう挖井的てき時じ，由ゆかり於丘陵りょう地形ちけい，苦く苦く無法むほう挖通水脈すいみゃく。三成把錢串扔進井裏約定誰能挖通水脈錢就歸誰。結果けっか掘ほ伕士氣き大增おおます沒ぼつ多久たく水井みずい就挖成功せいこう了りょう[5]。
  • 三成みなり檢地けんち有功ゆうこう，秀吉ひでよし打算ださん將はた九州きゅうしゅう33万まん石せき領地りょうち賜たまもの予よ三成みなり，但ただし是ぜ三さん成なり認みとめ爲ため自己じこ如果成なり了りょう九州的大名就無法處理大阪的事務爲由而拒絕。
  • 三成みなり說せつ過か「奉公人ほうこうにんは主君しゅくんより授さずかる物ものを遣つかいきって残のこすべからず。残のこすは盗ぬすめなり。遣つかい過すぎて借銭しゃくせんするは愚人ぐじんなり」（臣子しんし如果把わ君主くんしゅ賜たまもの給きゅう的てき錢ぜに財用ざいよう剩あま下した的てき話ばなし就是盜ぬすめ竊，用もちい過か頭あたま的てき話ばなし就是傻瓜）。
    • 關原せきはら之の戰後せんご小早川こばやかわ秀秋ひであき、脇坂わきさか安治やすじ攻おさむ下か三さん成なり的てき居城きょじょう佐和山さわやま城じょう。本ほん以爲三成みなり這樣19万石身價的大名又受到秀吉的恩寵必然有很多寶物，但ただし是ぜ城じょう內除了りょう一些盆栽幾乎可用家徒四壁來形容，可か見み三さん成なり的てき生活せいかつ十じゅう分ふん簡樸[6]。
  • 在ざい九州きゅうしゅう建設けんせつ名護屋なごや城しろ的てき工程こうてい中ちゅう三成みなり準備じゅんび建材けんざい，加藤かとう清正きよまさ監督かんとく施工しこう，兩人りょうにん合力ごうりょく短期たんき内ない就建造づくり了りょう可か容よう納おさめ十多万人的設施。因よし此兩人じん關係かんけい破裂はれつ可能かのう由ゆかり同どう明朝みんちょう的てき講和こうわ問題もんだい而起。
  • 前田まえだ利家としいえ死し後ご，加藤かとう清正きよまさ、福島ふくしま正則せいそく等とう人じん對たい三成みなり的てき襲擊しゅうげき事件じけん中ちゅう，家康いえやす次子じし結城ゆうき秀康ひでやす奉たてまつ家康いえやす之の命いのち保護ほご三成回居城佐和山城。三成爲了表示感謝將一柄「無銘むめい正宗まさむね」贈おく送おく給きゅう結城ゆうき秀康ひでやす。秀康ひでやす將はた其命名めいめい為ため「石田いしだ正宗まさむね｣加か以收藏しゅうぞう。這柄「正宗まさむね」傳説でんせつ是ぜ秀吉ひでよし賜たまもの予よ三成みなり，享とおる保ほ年間ねんかん出版しゅっぱん的てき『刀劍とうけん名物めいぶつ帳ちょう』指出さしで這把正宗まさむね本來ほんらい屬ぞく於毛利もうり輝元てるもと，宇喜多うきた秀家ひでいえ購得后きさき贈與ぞうよ三さん成なり。
  • 關原せきはら之の戰後せんご逃走とうそう的てき三さん成なり，藏ぞう身み與あずか自己じこ領地りょうち近江おうみ国こく的てき古橋ふるはし村むら。起おこり初はつ想そう匿身于三さん珠たま院いん，住持じゅうじ善ぜん説せつ問とい三さん成なり「有ゆう何なん願望がんぼう？」，三成みなり答こたえ道どう「欲よく取と家康いえやす首級しゅきゅう」。善ぜん説せつ大だい恐おそれ隨したがえ不ふ敢收留とめ。其後委託いたく一名叫与次郎太夫的當地百姓，令れい其將三成藏于山中岩洞。与次郎よじろう此時怕德川かわ軍ぐん連れん罪ざい追究ついきゅう親戚しんせき責任せきにん而和妻子さいし離婚りこん。德川とくがわ軍ぐん擔任たんにん搜索そうさく的てき田中たなか吉政よしまさ發出はっしゅつ告示こくじ，獻けんじ出で三成可永免賦稅，藏匿ぞうとく的てき話はなし一經查出全村處死。三成怕連累鄉民讓与次郎向德川軍報告了自己的所在。
    • 傳説でんせつ古橋ふるはし村むら發生はっせい飢かつえ荒あら的てき時候じこう三成開倉放糧，与次郎よじろう感激かんげき其恩德とく所以ゆえん藏匿ぞうとく了りょう三さん成なり。
    • 還かえ有ゆう一説是古橋村民藏匿了三成，由よし於与次郎よじろう太夫たゆう隣村りんそん出身しゅっしん的てき養子ようし告つげ密みつ，三成みつなり被ひ捕と。此後古橋ふるはし村むら就再也不收おさむ外村とのむら的てき養子ようし。
  • 處刑しょけい前ぜん家康いえやす向むかい三成みつなり、小西こにし行長ゆきなが及安国寺あんこくじ惠瓊えけい三さん人にん各かく賜たまもの一いち件けん小袖こそで，三成みなり問とい「這小袖そで是ぜ誰だれ送おく的てき」，周圍しゅうい的てき人ひと說せつ是ぜ「江戶えど的てき主あるじ公こう（家康いえやす）」，三成みなり說せつ「我が的てき主しゅ公おおやけ是ぜ秀賴ひでより公おおやけ，什麽時候じこう變成へんせい家か康かん了りょう」而拒絕きょぜつ接受せつじゅ[7]。
  • 處刑しょけい前ぜん家康いえやす同どう三成みなり會かい面めん之の際さい，三成みなり說せつ「如此大敗たいはい古今ここん常つね有ゆう，並無ならびな絲いと毫羞恥はじ之の念ねん（このように戦せんに敗やぶれることは、古今ここん良よくあることで少すこしも恥はじでは無ない）」。家康いえやす感嘆かんたん「三成みつなり到底とうてい是ぜ大將たいしょう。與あずか平宗盛たいらのむねもり之これ流りゅう不可ふか同日どうじつ而語（三成みつなりはさすがに大将たいしょうの道みちを知しるものだ。平宗盛たいらのむねもりなどとは大おおいに異ことなる）」[8]。
    • 處刑しょけい前まえ，三成口渴請衛兵給水喝，衛兵えいへい欲ほっ給きゅう他た柿かき子こ替がえ代だい，卻被一いち口くち回かい絕ぜっ：「吃ども柿かき子こ會生かいせい痰たん，對たい身體しんたい不ふ好このみ。」旁つくり人じん嘲笑ちょうしょう道どう：「你都死し到いた臨頭，何なに必養生ようじょう？」三成みなり反駁はんばく：「欲よく成しげる大事だいじ者しゃ，不ふ到いた最後さいご一いち刻こく，絕ぜっ不ふ放棄ほうき。」[9]。
  • 某ぼう年とし10月がつ，毛利もうり輝元てるもと向むかい秀吉ひでよし献上けんじょう蜜みつ桃もも。三成叫來毛利家的重臣說「送おく來らい時どき令れい之の外的がいてき水すい果はて固かた然しか十分じゅうぶん珍めずらし貴とうと。然しか而主公こう（秀吉ひでよし）如果吃ども了りょう有ゆう什麽不測ふそく，那な樣さま對たい毛利もうり家か就十じゅう分ふん不利ふり了りょう」。思おもえ維縝密みつ的てき人ひと會かい覺さとし得とく像ぞう三成みなり這樣的てき人材じんざい，在ざい武將ぶしょう如林的てき丰臣家か更さら容易たやす得え到いた信任しんにん，但ただし是ぜ多數たすう人じん會かい覺さとし得とく三成在秀吉的權力庇護下獨斷專行[10]。
  • 三成みなり在ざい大津おおつ城じょう示しめせ衆しゅ之の時とき，福島ふくしま正則まさのり指ゆび着ぎ三成みなり笑わらい道どう「治部じぶ，你未看み清きよし時局じきょく就起兵へい。有ゆう沒ぼつ有ゆう感かん到いた羞愧（治部じぶ。おのれは分際ぶんざいも弁わきまえず無用むようの乱らんを起おこしおって。恥はじを知しれ）」。三成みなり冷靜れいせい地ち回答かいとう「我わが所ところ缺かけ的てき不ふ過か是ぜ武運ぶうん和わ沒ぼつ看み清きよし懷ふところ有ゆう二に心的しんてき人じん，如果不ふ是ぜ這樣今こん天てん被ひ示しめせ衆しゅ的てき應おう該是你。你的所作しょさ所爲しょい我が會かい在ざい死し後向うしろむき太閤たいこう殿下でんか（秀吉ひでよし）報告ほうこく（わしになかったのは武運ぶうんと二心ふたごころを抱いだく者ものを見抜みぬく目めだ。それさえあれば、今いまこの場ばにお主あるじを曝さらしていただろう。お主あるじの所業しょぎょう、あの世よで太閤たいこう殿下でんか（秀吉ひでよし）にしかとお伝つたえする）」[11]。
  • 關原せきはら之の戰前せんぜん，三成みつなり同どう增田ますだ長ちょう盛もり商量しょうりょう起おこり兵へい。三成想召集浪人增強兵力，長ちょう盛もり說せつ時機じき尚ひさし未み成熟せいじゅく。於是三成苦笑道太閤殿下生前打算給您和我各100万まん石せき的てき領地りょうち，而我們推辭じ掉了。現在げんざい想起そうき來らい當時とうじ接受せつじゅ了りょう這些領地りょうち何なん愁兵力りょく不ふ夠啊[12]。
  • 三成みなり的てき心腹しんぷく島しま左近さこん和德わとく川がわ家か重臣じゅうしん柳生やぎゅう宗矩むねのり是ぜ好こう友とも，家康いえやす派は柳生やぎゅう説せつ服ふく島とう左近さこ。島しま左近さこん笑わらい道どう「大人おとな（三成みつなり）是ぜ優柔ゆうじゅう寡斷之の人ひと因いん此經常つね招致しょうち失敗しっぱい。如果大人おとな投とう靠もたれ德川とくがわ大人おとな，固かた然しか能のう安穩あんのん地ち活かつ下か去さ，然しか而必須ひっす低頭ていとう迎むかえ奉たてまつ諸しょ大名だいみょう，這是大人おとな所しょ不ふ願ねがい的てき。請恕我わが不能ふのう背叛はいはん大人おとな」。三成家臣樫原彦右衛門後來從宗矩這裡聽到此話后感嘆「明智あけち光秀みつひで和わ松永まつなが久秀ひさひで是ぜ天下でんか無双むそう的てき叛逆はんぎゃく之これ人にん，沒ぼつ有ゆう顧慮こりょ說せつ反はん就反。三成在這方面和他們是無法相比啊」[8]。
  • 大谷おおや吉よし繼つぎ對たい三成みなり說せつ「你有才智さいち之の長ちょう而略缺かけ戰せん勇いさみ。沒ぼつ有ゆう一夫當關衝鋒陷陣的拼命精神」，「大名だいみょう和わ百姓都在傳説你的高傲，所以ゆえん人望じんぼう過か於欠缺かけ。縂率之の人人ひとびと望もち不可欠ふかけつ缺かけ。如果你當統帥とうすい丰臣家か原本げんぽん的てき家臣かしん都會とかい投とう靠もたれ家康いえやす。」因いん此建議けんぎ總そう大將たいしょう由ゆかり安藝あき国こく中納言ちゅうなごん毛利もうり輝元てるもと擔當たんとう，副ふく大將たいしょう由ゆかり備前びぜん国こく宰相さいしょう宇喜多うきた秀家ひでいえ擔當たんとう。[8]。
  • 三成みなり在ざい關原せきはら之これ戰せん一役ひとやく失敗しっぱい後ご，被ひ田中たなか吉政よしまさ所ところ捕と，交由德川とくがわ家康いえやす處置しょち。家康いえやす命令めいれい本多ほんだ正純まさずみ看み管かん三成みなり，看み管かん中ちゅう，正純まさずみ質問しつもん三成みつなり：「如果閣かく下か是これ個こ忠臣ちゅうしん，怎不乾いぬい脆もろ切腹せっぷく自盡じじん呢？」三成みなり回答かいとう：「身み懷ふところ大志たいし者しゃ，不ふ到いた最後さいご一いち刻こく，是ぜ不ふ會かい放棄ほうき貫徹かんてつ自己じこ信念しんねん的てき。這點，閣下かっか是ぜ不ふ會かい懂的。」
  • 被ひ認みとめ為ため做人做事極ごく有ゆう原則げんそく，但ただし也因此非常ひじょう堅持けんじ己おのれ見み不ふ願ねがい變通へんつう，不ふ圓融えんゆう的てき個性こせい也讓三成みなり朋友ほうゆう不ふ多た，日にち後ご的てき西にし軍ぐん支持しじ者しゃ多た半はん只ただ是ぜ出兵しゅっぺい形式けいしき上じょう助じょ威い而非真正しんせい投入とうにゅう戰場せんじょう。人ひと際ぎわ關係かんけい非常ひじょう極端きょくたん，喜き歡三成的願意以死相陪，討厭的てき都と到いた了りょう非ひ致其於死地ち不可ふか的てき地步ちほ。

三成みつなり與あずか淀殿よどどの、高台院こうだいいん之の間あいだ的てき關係かんけい[编辑]

三さん成和しげかず淀殿よどどの同どう為ため近江おうみ出身しゅっしん，一般認爲三成對淀殿懷有崇敬的心情。

然しか而當地ち世代せだい土豪どごう的てき三さん成家なるいえ世代せだい為ため京極きょうごく氏し家臣かしん，雖然淺井あさい氏し保護ほご過か京極きょうごく氏し，但ただし是ぜ基本きほん同どう下克上げこくじょう的てき淺井あさい氏し應おう該是仇かたき人じん關係かんけい。因よし此對三成みなり而言，淀殿よどどの也就是ぜ仇かたき人的じんてき女兒じょじ。

有野ありの史ふみ認みとめ爲ため豐臣とよとみ秀頼ひでより是ぜ三成和淀殿私通所生（例れい如『萩はぎ藩閥はんばつ閲録』，也有やゆう説せつ是ぜ大野おおの治長はるなが的てき私生子しせいじ），現在げんざい認みとめ爲ため是ぜ德川とくがわ幕府ばくふ爲ため了りょう誹謗ひぼう三成和淀殿所捏造出來的。秀頼ひでより生なま於文禄ろく2年ねん8月がつ3日にち（1593年ねん8月がつ29日にち），三成在文禄元年6月がつ奔赴朝鮮ちょうせん戰場せんじょう途中とちゅう不可能ふかのう返かえし回かい。

根ね据すえ白川しらかわ亨とおる（日にち语：白川しらかわ亨とおる）推考すいこう，三成みつなり和かず秀吉ひでよし正室せいしつ高台院こうだいいん關係かんけい密みつ切きり，反はん而可能かのう對たい依よ靠もたれ兒じ子こ秀頼ひでより介入かいにゅう政治せいじ的てき淀殿よどどの感かん到いた厭いや惡あく，證據しょうこ有ゆう如下三さん条じょう：

  • 三成みなり的てき三さん女じょ辰たつ姫ひめ是ぜ高台院こうだいいん的てき養女ようじょ（杉山すぎやま家か由緒ゆいしょ書しょ，岡おか家か由緒ゆいしょ書しょ）。
  • 高台院こうだいいん親おや信しん孝こう藏主くらぬし（日にち语：孝こう蔵主くらぬし）是ぜ三さん成なり遠とお親したし，關原せきはら之これ戰せん爲ため了りょう西にし軍ぐん前ぜん往大津おおつ城じょう交涉こうしょう。
  • 淀殿よどどの周圍しゅうい無人むじん加入かにゅう三さん成なり的てき西にし軍ぐん。

肖像しょうぞう[编辑]

三成みなり的てき肖像しょうぞう有ゆう3、4种之多た。明治めいじ40年ねん（1907年ねん）東京とうきょう帝國ていこく大學だいがく的てき渡邊わたなべ世よ佑たすく調ちょう查了三さん玄げん院内いんない三成みつなり的てき墓はか，並なみ委託いたく京都きょうと帝国ていこく大学だいがく解剖かいぼう學がく教授きょうじゅ足立あだち文太郎ぶんたろう（日にち语：足立あだち文太郎ぶんたろう）挖掘出で遺骨いこつ。遺骨いこつ證明しょうめい是ぜ一いち位い小しょう個こ子こ男性だんせい，頭とう型がた為ため木き槌づち型がた，反はん齒は，死し于41歲さい。昭和しょうわ51年ねん（1976年ねん）受三成後人攝影家石田多加幸的委託，東京とうきょう科學警察研究所かがくけいさつけんきゅうしょ的てき主任しゅにん技術ぎじゅつ官かん長安ながやす周しゅう一いち複製ふくせい了りょう頭部とうぶ的てき石膏せっこう像ぞう。昭和しょうわ55年ねん（1980年ねん）3月がつ画家がか前田まえだ幹雄みきお在ざい關西醫科大學かんさいいかだいがく石田いしだ哲郎てつろう的てき指導しどう下繪したえ製せい了りょう肖像しょうぞう，這幅肖像しょうぞう現在げんざい保存ほぞん在ざい大阪城おおさかじょう的てき天守閣てんしゅかく内ない。根據こんきょ推算すいさん，三成みなり的てき身み高だか為ため156cm。

歷史れきし評價ひょうか[编辑]

幕府ばくふ創そう府ふ不ふ久ひさ，德川とくがわ光國みつくに曾經高度こうど評價ひょうか他た，認みとめ為ため他た是ぜ忠臣ちゅうしん。江戶えど時代じだい中期ちゅうき，學者がくしゃ為ため免めん得とく罪ざい德川とくがわ幕府ばくふ，把わ他た描寫びょうしゃ成なり暗中あんちゅう推翻豐臣とよとみ氏し政權せいけん的てき人じん。並なみ以豐臣しん政權せいけん家督かとく豐臣とよとみ秀次しゅうじ處しょ死し事件じけん和わ毒害どくがい蒲生がもう氏し鄉きょう作為さくい例れい子こ，而且在ざい關原せきはら之の戰中せんちゅう，把わ他た寫うつし成なり親近しんきん淀殿よどどの的てき一方いっぽう（事實じじつ是ぜ親近しんきん高台院こうだいいん的てき一方いっぽう）。而且寫うつし成なり戰せん下手へた（不ふ懂戰爭そう的てき人じん）、小人こども、奸臣かんしん。直ちょく到いた1950年代ねんだい，找到了りょう由ゆかり秀次しゅうじ家臣かしん前野まえの長ちょう康やすし後人こうじん編集へんしゅう的てき《武功ぶこう夜話やわ》[13]，則のり與あずか江戶えど時代じだい所しょ描寫びょうしゃ的てき大だい有ゆう不同ふどう，也因此到現代げんだい仍有兩派りょうは人馬じんば，一派いっぱ認みとめ為ため是ぜ奸臣かんしん、另一派則認為是忠臣。

  • 三成みなり是ぜ五ご奉行ぶぎょう之の首くび，毛利もうり、上杉うえすぎ或ある島津しまつ這些重量じゅうりょう級きゅう大だい名和なわ秀吉ひでよし會かい面めん也必須ひっす通過つうか三さん成なり。因よし此三成逐漸產生傲慢的心理[14]。所以ゆえん歷史れきし學がく家か普遍ふへん認みとめ爲ため三さん成人せいじん望もち不ふ高こう。
  • 三成みつなり在ざい各地かくち檢地けんち，展てん現げん了りょう過か人的じんてき行政ぎょうせい能力のうりょく，被ひ認みとめ爲ため是ぜ丰臣家か最さい出色しゅっしょく的てき官僚かんりょう。[15]
  • 當時とうじ部分ぶぶん大名だいみょう對たい三成みなり的てき評價ひょうか如下。
    • 「かの仁じん、当時とうじ、肝心かんじんの人ひとにて、なかなか申もうすに及およばず。大たいかた心得こころえにて候こう（大おおいに気きを使つかう）」「三成在當時的重臣之中無人可及。須十じゅう分ふん小心しょうしん（切きり勿招惹）」（毛利もうり輝元てるもと）
    • 「江え州しゅう佐和山さわやまの城主じょうしゅ・石田いしだ治部じぶ少しょう輔、太閤たいこう公こうの股肱ここうの臣しんとして、その勢威せいい、比肩ひけんの人ひとなし」「江え州しゅう佐和山さわやま城じょう城主じょうしゅ石せき田治部たじべ少しょう輔乃太閤たいこう公こう（秀吉ひでよし）的てき左ひだり膀右臂ひじ，他た的てき權勢けんせい無人むじん可か與あずか之これ比肩ひけん」（島津しまつ義弘よしひろ）
    • 「治おさむ少しょう（治部じぶ少しょう輔）、御ご奉行ぶぎょうのその随一ずいいちなる顔かおにて候こうつる。少すこしもそむけ候そうろえば、たちまち身みのさわりをなす仁じんにて候こう」「治おさむ少しょう（治部じぶ少しょう輔）是ぜ奉行ぶぎょう的てき首座しゅざ。（你）只ただ要よう稍やや微ほろ有ゆう所しょ拂はらい逆ぎゃく他た，馬上もうえ就會對たい你不利ふり」（木き食しょく応其おうご（日にち语：木き食しょく応其おうご）,不ふ過か上述じょうじゅつ發言はつげん是ぜ他た在ざい關原せきはら戰後せんご面めん對たい德川とくがわ方かた詰問きつもん他た此前與あずか三成過從甚密時的辯白，立場たちば有ゆう須斟酌しんしゃく之の處しょ）

由よし此可見み三成在秀吉時代權勢極大，並なみ擔任たんにん了りょう秀吉ひでよし晚年ばんねん諸多しょた不ふ得とく人心じんしん政策せいさく的てき執行しっこう者しゃ，再さい加か上じょう其不懂通融とおる極ごく易えき樹じゅ敵てき的てき個性こせい，結果けっか導しるべ致了關原せきはら之の戰時せんじ三成方的號召力低落，這也是ぜ西にし軍ぐん最後さいご落敗的てき重要じゅうよう原因げんいん之の一いち。

江戶えど時代じだい三成都是作爲惡人的形象出現。明治めいじ時期じき也被看み作さく是ぜ奸臣かんしん，主要しゅよう罪狀ざいじょう有ゆう誣陷秀次しゅうじ，違背いはい秀吉ひでよし遺言ゆいごん爲ため了りょう奪取だっしゅ天下でんか和かず家康いえやす為ため敵てき。直ちょく到いた明治めいじ40年ねん三成的墓發掘之後渡邊世祐和三上参次協力寫了『稿本こうほん石田いしだ三成みつなり』才ざい得え到いた再さい評價ひょうか的てき契機けいき。

正面しょうめん肯定こうてい的てき說法せっぽう[编辑]

  • 三成みなり建立こんりゅう了りょう五ご人組にんぐみ制度せいど。延のべ續つづけ到いた江戶えど時代じだい也是農政のうせい管理かんり的てき基本きほん制度せいど。
  • 豐臣とよとみ秀吉ひでよし短期たんき内ない統一とういつ天下でんか，三成有力的後勤支援功不可沒。文ぶん禄ろく之の役やく中ちゅう避免戰せん綫拉得とく太たい長ちょう説せつ服ふく衆しゅ將しょう把わ兵力へいりょく集結しゅうけつ在ざい漢かん城じょう是ぜ取得しゅとく碧あお蹄館之の戰たたかえ戰果せんか的てき基礎きそ。
  • 在ざい領地りょうち佐和さわ山城やましろ廣ひろ施ほどこせ仁政じんせい，三成死後佐和山的百姓爲其塑像加以祭祀。
  • 領地りょうち古橋ふるはし村むら發生はっせい飢かつえ荒あら時とき，三成免去年租開糧倉賑濟災民。古橋ふるはし是ただし三成母親菩提寺法華寺的所在地。
  • 『桃源とうげん遺のこ事こと』記載きさい，德川とくがわ光圀みつくに曾說：「我わが不ふ憎惡ぞうお石田いしだ三成みつなり。人ひと有ゆう多種たしゅ多樣たよう，忠ちゅう於其主君しゅくん乃為義ぎ。即そく使つかい是ぜ敵てき人爲じんい主ぬし盡忠じんちゅう也不能ふのう稱しょう爲ため惡あく。」。

否定ひてい的てき說法せっぽう[编辑]

  • 在ざい豊臣とよとみ秀次しゅうじ事件じけん中ちゅう，三成みなり曾對秀吉ひでよし說せつ「謀反むほん的てき證據しょうこ如山一いち般多」。現在げんざい普遍ふへん認みとめ爲ため家督かとく豊臣とよとみ秀次しゅうじ並なみ無む謀反ぼうほん之の心しん，是ぜ三成みなり誣陷秀次しゅうじ。雖然三成以個人之力要扳倒秀次並無可能，但ただし他た很可能かのう是ぜ受到秀吉ひでよし的てき指示しじ，即そく便びん如此，三成对秀次之死仍須負起相當大的責任。此事使し三成得到淀殿的信任，但ただし也使他た與北よぎた政所まんどころ之の間あいだ的てき關係かんけい疏遠。[16]。
  • 慶長けいちょう2年ねん（1597年ねん）小早川こばやかわ秀秋ひであき失敗しっぱい后きさき三成向秀吉密報。理由りゆう是ぜ三成垂涎秀秋的筑前、筑後ちくご2郡ぐん[17]。
  • 根據こんきょ『改正かいせい三さん河かわ後ご風土記ふどき』，三成違背了豊臣秀吉臨終時五ご奉行ぶぎょう会議かいぎ中ちゅう，決定けってい暫時ざんじ不ふ向こう德川とくがわ家康いえやす和わ前田まえだ利家としいえ報告ほうこく死し訊的決議けつぎ，派は密使みっし向こう二人ふたり通報つうほう。一時いちじ三成似乎和家康、利家としいえ靠もたれ得え很近。而平時和ときわ二人ふたり關係かんけい很好的てき淺野あさの長政ながまさ卻因此而被ひ猜忌さいき。真相しんそう大白たいはく之の後こう導しるべ致家康いえやす、利家としいえ和かず淺野あさの長政ながまさ都と對たい其不滿ふまん。
  • 『蒲生がもう盛衰せいすい記き』和かず『續ぞく武者むしゃ物語ものがたり』記載きさい三さん成なり毒殺どくさつ了りょう蒲生がもう氏し鄉きょう，現代げんだい認みとめ爲氏ためうじ郷さと的てき死因しいん為ため胰腺癌がん。[18]。氏し郷きょう病びょう情じょう惡化あっか時じ三さん成人せいじん在ざい朝鮮ちょうせん，直接ちょくせつ下か毒どく的てき可能かのう性せい不ふ大だい。
  • 傳聞でんぶん說せつ三成爲了削弱蒲生家，製造せいぞう了りょう蒲生がもう騒動そうどう，證據しょうこ是ぜ蒲生がもう家か很多家臣かしん後來こうらい投とう靠もたれ三さん成なり，但ただし現在げんざい也被認みとめ爲ため可か信しん度ど不ふ高こう。
  • 關原せきはら之の戰前せんぜん，扣押了りょう參加さんか会津あいづ征伐せいばつ各かく大名だいみょう的てき妻子さいし兒女じじょ當とう作さく人質ひとじち，導しるべ致細川ほそかわ忠興ただおき的てき正室せいしつ引火いんか自じ焚。這種做法反はん而造成東なるとう軍ぐん諸しょ大名だいみょう義憤ぎふん填はま膺[19]。
  • 三成みなり爲ため人じん傲慢ごうまん，毛利もうり家か的てき『萩はぎ藩閥はんばつ閲録』記録きろく豊臣とよとみ秀次しゅうじ就任しゅうにん関白かんぱく的てき全盛ぜんせい時期じき，三成看中了毛利輝元的家臣児玉三郎右衛門的貞宗脇差，於是要求ようきゅう輝てる元もと斡旋あっせん。輝元てるもと寫うつし信しん給きゅう児玉こだま，秀次しゅうじ也想得え到いた這把脇差わきざし，輝元てるもと怕三成不高興請求秀次讓給三成[20]。
  • 三成和淺野長政在大坂城以頭巾裹頭烤火取暖，家康いえやす登城とじょう巡じゅん查。長政ながまさ取と下しも頭巾ずきん行ぎょう禮れい。而三成仍然若無其事，長政ながまさ一怒將三成頭巾丟入火中（『寛ひろし元もと聞書ききがき』）[21]。
  • 北川きたがわ宣せん勝しょう『北川きたがわ遺書いしょ記き』記載きさい「三成不達目的誓不罷休，不ふ聽人勸告かんこく，過か於自信じしん」[22]。

親族しんぞく[编辑]

兄弟きょうだい
子女しじょ

家臣かしん[编辑]

  • 小倉こくら作さく左衛門さえもん
  • 蒲生がもう大膳だいぜん
  • 田丸たまる中務なかつかさ少しょう輔
  • 北川きたがわ平左衛門へいざえもん
  • 土田つちた桃もも雲齋うんさい
  • 八十島やそじま助左衛門すけざえもん
  • 島しま信勝のぶかつ（日にち语：島しま信勝のぶかつ）（左近さこん長男ちょうなん）
  • 樫原かしわら彦右衛門えもん
  • 水野みずの庄次郎しょうじろう
  • 雑賀さいか内膳ないぜん（或ある說せつ和わ鈴木すずき重朝しげとも是ぜ同どう一人物いちじんぶつ）
  • 磯野いその行信ゆきのぶ
  • 磯野いその行こう尚なお

登場とうじょう作品さくひん[编辑]

小說しょうせつ
影かげ視し劇げき
舞台ぶたい
遊戲ゆうぎ

資料しりょう參考さんこう[编辑]

註釋ちゅうしゃく[编辑]

  1. ^ 『常山つねやま紀おさむ談だん』
  2. ^ 安井やすい（1996）p.19
  3. ^ 「島津しまづ家か文書ぶんしょ」二に‐九きゅう七なな八はち
  4. ^ 熊澤くまさわ正ただし興おき 正徳しょうとく6年ねん（1716年ねん）武將ぶしょう感状かんじょう記き
  5. ^ 『前橋まえばし旧きゅう蔵ぞう聞書ききがき』。
  6. ^ 甲子きのえね夜話やわ。
  7. ^ 『常山つねやま紀おさむ談だん』和かず『武功ぶこう雑記ざっき』。
  8. ^ 8.0 8.1 8.2 『常山つねやま紀おさむ談だん』。
  9. ^ 『茗話記き』，真田さなだ増ぞう誉ほまれ『明良あきよし洪ひろし範はん』。
  10. ^ 小早川こばやかわ能久よしひさ『翁おう物語ものがたり』。
  11. ^ 『武功ぶこう雑記ざっき』。
  12. ^ 多賀たが谷たに英えい珍ちん的てき『遺のこ老ろう物語ものがたり』。
  13. ^ 《武功ぶこう夜話やわ》的てき真偽しんぎ和わ可か信しん性せい存在そんざい爭議そうぎ
  14. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川よしかわ弘文ひろふみ舘だて）P221。
  15. ^ 『翁草おきなぐさ』中ちゅう稱讚しょうさん三さん成なり有ゆう「無双むそう的てき才覺さいかく」。
  16. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん）P74、P75。
  17. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん）P81、P82。
  18. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん）P76。
  19. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん）P154。
  20. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん）P221、P222。
  21. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん）P225。
  22. ^ 今井いまい林太郎りんたろう『石田いしだ三成みつなり』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん）P223、P225。
国くに际
各地かくち
其他
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