北海ほっかい话

北海ほっかい話ばなし
母はは语国家こっか和地わじ区く	中国ちゅうごく
区域くいき	廣西ひろせ北海ほっかい市し城ぐすく區く
語かたり系けい	汉藏语系漢語かんご族ぞく粵語欽廉片へん北海ほっかい話ばなし; ; ; ;
語かたり言げん代だい碼
ISO 639-3	yue

北海ほっかい話ばなし是これ廣西ひろせ北海ほっかい市し通行つうこう的てき主流しゅりゅう粵語方言ほうげん屬ぞく漢語かんご族ぞく粵語欽廉片へん。

來らい源みなもと[编辑]

北海ほっかい與あずか合浦がつぽ自じ古いにしえ以來いらい同屬どうぞく於一いち個こ行政ぎょうせい區く，廉れん州しゅう為ため合浦がつぽ的てき政治せいじ、經濟けいざい、文化ぶんか中心ちゅうしん，同時どうじ也是北部ほくぶ灣わん的てき中心ちゅうしん。清朝せいちょう晚期ばんき因いん《煙けむり台だい條約じょうやく》的てき簽訂，把わ合浦がつぽ南部なんぶ在ざい北海ほっかい對外たいがい開放かいほう為ため通商つうしょう口こう岸がん，同どう時期じき大だい批廣府ふ粵人雲集うんしゅう北海ほっかい，廣ひろ府ふ話はなし同どう時期じき在ざい北海ほっかい建立こんりゅう了りょう最大さいだい優勢ゆうせい。廣こう泛瀰漫於北海ほっかい城じょう鎮的廣ひろ府ふ話はなし同時どうじ結合けつごう本土ほんど語ご言げん廉れん州しゅう話はなし從したがえ而產生せい了りょう一種混口音的粵語（白話はくわ）——北海ほっかい話ばなし。因よし此北海うみ話ばなし在ざい用よう詞し、構詞方面ほうめん很大程度ていど受到了りょう廉れん州しゅう話はなし的てき影響えいきょう。例れい如廣州しゅう話はなし的てき“邊あたり度ど”，廉れん州しゅう話はなし的てき“哪弥”，北海ほっかい話ばなし為ため“邊あたり弥わたる”；又また例れい如廣州しゅう話はなし稱呼しょうこ父母ちちはは為ため“老ろう竇”“老母ろうぼ”，廉れん州しゅう話はなし為ため“老ろう㸙”“老ろう乸”，北海ほっかい話ばなし為ため“老ろう窦”“老ろう乸”。

根據こんきょ北海ほっかい歷れき圖ず館かん出版しゅっぱん的てき歷史れきし書籍しょせき《海門かいもん回かい聲ごえ》明細めいさい，居きょ於北海うみ城じょう中心ちゅうしん珠たま海路かいろ與あずか中ちゅう山路やまじ幾いく十じゅう餘よ年ねん中野なかの順三じゅんぞう（北海ほっかい事件じけん的てき主人公しゅじんこう）直ちょく至いたり20世紀せいき30年代ねんだい學習がくしゅう與あずか使用しよう的てき本土ほんど方言ほうげん仍然是ぜ廉れん州しゅう話はなし，由ゆかり此可見み直ちょく至いたり直ちょく至いたり二に戰せん結束けっそく前まえ廉れん州しゅう話はなし一直還是北海的主流方言。北海ほっかい主流しゅりゅう語ご言げん轉變てんぺん過程かてい大概たいがい是ぜ在ざい20世紀せいき下か半年はんとし，在ざい此階段かいだん北海ほっかい市し中心ちゅうしん多數たすう學校がっこう使用しよう北海ほっかい話はなし進行しんこう授課，同どう時期じき北海ほっかい市し文教ぶんきょう局きょく（教育きょういく局きょく前身ぜんしん）也出版ばん了りょう一本いっぽん《普通ふつう話ばなし北海ほっかい話ばなし漢字かんじ注ちゅう音おと小しょう字彙じい》。因よし此在北海ほっかい許多きょた老ろう一輩的人仍然會使用廉れん州しゅう話はなし。

北海ほっかい话的音おん韵系统[编辑]

声こえ母はは[编辑]

北海ほっかい市區しく白話はくわ有ゆう22個こ聲ごえ母はは。

pʰ	坡怕普ひろし	p	波なみ霸步	m	明美あけみ文ぶん	f	非ひ花はな佛ほとけ	w	和かず运委
tʰ	透とおる拖同	t	多た到いた定じょう	n	泥どろ南みなみ奶	l	来らい龙老
s	深ふか诗声	ɬ	心こころ思おもえ星ぼし	tɕʰ	痴ち清せい充たかし	tɕ	知ち精せい中ちゅう
kʰ	契ちぎり课倾	k	计个京きょう	kʷʰ	夸规昆こん	kʷ	瓜ふり龟君
j	以由用よう	h	好こう喜き红	ŋ	我わが牙きば银	ȵ	日にち耳みみ人じん
ø	亚安矮

北海ほっかい话声母はは共ども23个（含零声ごえ母はは）,各かく声こえ母はは及所搭配的てき字じ与あずか广州话基本きほん一致いっち。

全ぜん浊声母はは清きよし化か，平声ひょうしょう、上声じょうせい字じ送おく气，去声きょしょう、入声にっしょう字じ不ふ送おく气，与あずか广州话一致いっち。

心こころ母はは字じ读清齿龈边擦音おん[ɬ]，如：心こころ[ɬɐm]思おもえ[ɬiː]三さん[ɬaːm]息いき[ɬɪk̚]，生母せいぼ、书母字じ读[s]，如：深ふか[sɐm]诗[siː]衫[saːm]识[sɪk̚]。例外れいがい：所しょ[ɬɔː]缩[ɬʊk̚]。个别常つね母はは、船ふね母はは、邪よこしま母はは字じ混こん读[ɬ]，如：羡[ɬiːn]术[ɬɐt̚]髓ずい[ɬuːi]巡じゅん[ɬɐn]。

日にち母はは字じ大だい多数たすう读[ɳ]，如：日ひ[ɳɐt̚]二に[ɳiː]惹[ɳɛː]人にん[ɳɐn]热[ɳiːt̚] 认[ɳɪŋ]，少数しょうすう混こん读[j]，如：入いれ[jɐp̚]柔やわら[jɐu]弱じゃく[jiɛːk̚]

疑うたぐ母はは一いち、二に等とう字じ读[ŋ]，如“我わが[ŋɔː]颜[ŋaːn]银[ŋɐn]”；三さん、四よん等とう字じ一いち部分ぶぶん读[ɳ]，如：月つき[ɳiːt̚]玉だま[ɳʊk̚]鱼[ɳiː]，一部分いちぶぶん读[n]，如：业[niːp̚]验[niːm]逆ぎゃく[nɪk̚]凝しこり[nɪŋ]，一部分いちぶぶん读[j]，如：语[jiː]言げん[jiːn]狱[jʊk̚]严[jiːm]；“玩”读[waːn]，“顽”读[maːn]，“五ご、吴、梧”读[ŋ̩]。例外れいがい：勾[ŋɐu]。

影かげ母はは哄音字おんじ读[ʔ]或ある零れい声こえ母はは，不ふ与あずか[ŋ]相あい混こん。如：亚[ʔaː]矮[ʔaːi]爱[ʔɔːi]影かげ[jɪŋ]要よう[jiːu]宴えん[jiːn]蛙かえる[waː]碗わん[wuːn]。例外れいがい：饮[ɳɐm]。少数しょうすう影かげ母はは细音字おんじ保留ほりゅう[ʔ]的てき读法，例れい如：影かげ、应[ʔɪŋ] 舀[ʔiɛːu]䊦[ʔiɛːt̚]。

溪けい母はは字じ同どう广州话一样多数すう混こん读[h]、[f]。“课、钦、丘おか、巧たくみ、圈けん”分ぶん别读[kʰɔː],[hɐm],[hɐu],[kʰiɛu],[kʰiːn]，与あずか广州话不同ふどう。

晓母字じ同どう广州话一样开口呼读[h]，合口あいくち呼よび读[f]。不同ふどう的てき是ぜ，“欣[hɐn]鑫[hɐm] 休きゅう[hɐu]”保留ほりゅう晓母的てき读法。例外れいがい：况[kʷʰɔːŋ]、旭あさひ[ɳʊk̚]。

匣くしげ母はは开口字じ读[h]，如：下した[haː]、合ごう[hɐp̚]；合口あいくち字じ读[w]，如：和かず[wɔː]、会かい[wuːi]；齐、撮つまみ字じ读[j]，如：现[jiːn]。例外れいがい：贤[hiːn]、嫌いや[hiːm]。“胡えびす、护、户、壶”均ひとし读[fuː]。

有ゆう唇音しんおん声ごえ母はは[kʷ],[kʷʰ]与あずか舌根ぜっこん音声おんせい母はは[k],[kʰ]的てき对立。菌きん[kʷʰɐn]≠近ちか[kʰɐn]；骨こつ[kʷɐt̚]≠吉きち[kɐt̚]；国こく[kʷɔːk̚]≠角かく[kɔːk̚]；光こう[kʷɔːŋ]≠江こう[kɔːŋ]

泥どろ、来らい母はは分明ふんみょう，不ふ混淆こんこう。例外れいがい：粒つぶ[nɐp̚]、拎[nɪŋ]。

见组字じ不ふ颚化，尖とんが团音分明ふんみょう。

明あきら、微ほろ母はは字じ合あい读[m]。

知ち、庄しょう、章あきら组声母はは合流ごうりゅう。例外れいがい：爹[tɛː]、琢みがく，啄ついばめ[tiɛːk̚]、秩[tiːt̚]。

韵母[编辑]

北海ほっかい市區しく白話はくわ有ゆう47個こ韻いん母はは。

aː	亚呀花はな	aːi	矮买乃	aːu	拗こじれ交敲	aːn	晏山间	aːm	三さん减淡	aːŋ	行くだり生せい冷ひや	aːp	压甲塔とう	aːt	八はち发杀	aːk	白しろ革かわ宅たく
ɐi	细闭计	ɐu	欧おう高だか修おさむ	ɐn	新しん根ね云うん	ɐm	心こころ林はやし含	ɐŋ	登とう能のう腾	ɐp	十じゅう汁しる及	ɐt	七なな突失	ɐk	北きた得とく黑くろ
iː	诗次纸	iːu	要よう叫さけべ吊づ	iːn	言げん前ぜん见	iːm	兼けん念ねん欠かけ	ɪŋ	影かげ定てい京きょう	iːp	接せっ叶かのう蝶ちょう	iːt	必节列れつ	ɪk	益えき激げき的てき
ɛː	蛇へび谢爷	ei	你李四よん	iɛu	猫ねこ巧たくみ鷯	iɛːn	便びん扁ひらた搴	iɛːm	钳拈黏	iɛːŋ	姜きょう张病	iɛːt	捏こね瘪	iɛːk	锡踢尺じゃく	iɛːp	夹
uː	父ちち古こ母はは	uːi	对水最さい	uːn	本官ほんかん碗わん	ʊŋ	共同きょうどう送おく	uːt	泼阔末まつ	ʊk	屋や哭独
ɔː	多可たか和わ	ɔːi	爱菜代だい	ɔːn	安やす看み竿ざお	ɔːŋ	当方とうほう汤	ɔːt	割わり葛かずら渴	ɔːk	恶角托たく
ŋ	五ご吴嗯

其特色しょく為ため：

完かん整せい保留ほりゅう古こ汉语的てき阳声韵和入声にっしょう韵。

“你李比ひ四よん基き”等とう字じ的てき韵母在ざい其他钦廉片へん粤语（廉れん州しゅう話はなし、钦州话、防ぼう城じょう话）中なか均ひとし为[-iː]，北海ほっかい市区しく白しろ话裂化か为[-ei]。

模かたぎ韵与豪ごう韵不合流ごうりゅう。模かたぎ韵一律りつ读[-uː]，不ふ高こう化か；豪ごう韵与尤ゆう侯こう韵合读[-ɐu]。例れい如：补[pu]≠宝たから[pɐu]；努つとむ[nu]≠脑[nɐu]。

[ŋ̩]自じ成なり音おん节。

部分ぶぶん人じん将はた[-iː]读作[-ɿ]。

[-iːu],[-iːn],[-iːm],[-ɪŋ],[-iːp̚],[-iːt̚],[-ɪk̚]有ゆう白しろ读[-iɛːu],[-iɛːn],[-iɛːm],[-iɛːŋ], [-iɛːp̚].[-iɛːt̚],[-iɛːk̚]，但ただし仅限於个别字。[-aːu]有ゆう白しろ读[-iɛːu]，亦また仅限於个别字，如：猫ねこ[miɛːu]、巧たくみ[kiɛːu]。

無む廣州こうしゅう話はなし的てき撮つまみ口こう韻いん。广州话的撮つまみ口こう韵“øy,øn,øt,œːŋ,œːk,yː,yːn,yːt”在ざい北海ほっかい话中分ぶん别读“uːi(kʰ,k,h後こう為ためei),ɐn,ɐt,iɛːŋ,iɛːk,iː,iːn,iːt”。

声こえ调[编辑]

北海ほっかい话有7个声调，分ふん别是阴平55/45、上声じょうせい13、阴去33、阳平、陽ひ去さ21/11、阴入5、中ちゅう阴入3、阳入1。代表だいひょう字じ为“诗史し试时色しょく锡食しょく”。其特点てん是ぜ上声じょうせい不ふ分ぶん阴阳，广州话读阴上调的字じ在ざい北海ほっかい话中一律读阳上调；阳去和わ阳平已やめ合あい并，广州话中读阳去调的字じ在ざい北海ほっかい话中一律读阳平调。如：“史ふみ”读同“市し”，“事こと”读同“时”。