宋そう之の问

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宋そう之の问（约656年ねん—712年ねん[1]），字じ延清のぶきよ，一いち名めい少しょう连。汾州（今いま山西さんせい省しょう汾阳市し）人にん。唐から朝あさ诗人。著ちょ有ゆう《宋そう之の问集》。

生平おいだいら[编辑]

宋そう之の问弱冠じゃっかん即そく有ゆう文名ぶんめい，是ぜ劉りゅう希のぞみ夷えびす的てき舅しゅうと舅しゅうと。唐とう上うえ元もと二に年ねん（675年ねん）舅しゅうと甥おい雙そう雙そう进士及第きゅうだい。但ただし之これ问因為ため想そう抄しょう襲かさね劉りゅう希のぞみ夷えびす所ところ寫うつし《代だい悲白頭翁はくとうおう》詩し中ちゅう的てき「年年歲歲ねんねんさいさい花はな相似そうじ，歲歲さいさい年年ねんねん人じん不同ふどう 」詩句しく，向むかい劉りゅう詢問，劉りゅう一いち開始かいし答こたえ應おう，不ふ久ひさ又また反はん悔。宋そう之の問とえ大だい怒いか，就用土ど袋ぶくろ將はた劉りゅう希のぞみ夷えびす活かつ埋うめ[2]。

之これ问历任にん洛らく州しゅう参まいり军、尚ひさし方かた监丞、左ひだり奉たてまつ宸内供奉ぐぶ。宋そう之の问长得とく一いち表ひょう人才じんさい，写うつし得とく一いち手て好こう诗，卻因口臭こうしゅう不能ふのう當とう男おとこ寵ちょう[3]。之これ問もん甚是慚恨，常つね含雞舌した香が（丁ちょう香かおり）於口中ちゅう[4]。他た曾為張ちょう易えき之の兄弟きょうだい手しゅ捧ささげ溺おぼれ器き，而“天下てんか醜みにく其行。”[5]。在京ざいきょう時期じき，他た與あずか沈佺期き並稱へいしょう為ため“沈宋”，与あずか陈子昂のぼる、卢藏用よう、司つかさ马承祯、王おう适、毕构、李白りはく、孟はじめ浩然こうぜん、王おう维、贺知章あきら称しょう为“仙せん宗むね十じゅう友とも”，和わ陳ひね子こ昂のぼる及楊炯、駱賓王おう、杜もり審しん言げん等とう有ゆう交往。武たけ则天时因附ふ张易之の，連坐れんざ，降くだ官かん为泷州（今いま广东罗定县）参まいり军，宋そう之の问與宋そう之の逊暗中ちゅう逃回にげまわ洛らく阳。躲在光ひかり祿ろく卿きょう、驸马都と尉じょう王おう同どう皎こう家借かしゃく宿やど。神かみ龙二に年ねん（706年ねん）三さん月がつ，张仲之の与あずか王おう同どう皎こう等とう人ひと密謀みつぼう暗殺あんさつ武ぶ三思さんし。之これ問もん为了立たて功こう，派は使つかい兄けい長ちょう宋そう之の逊之子こ宋そう曇くもり、外そと甥おい李り悛同給きゅう事ごと中ちゅう冉祖雍向武たけ三思さんし告つげ密みつ[6]。不ふ久ひさ以功升ます为鸿胪主おも簿ぼ，官かん至いたり吏部考こう功こう员外郎ういろう，修おさむ文ぶん馆学士がくし，史し称しょう“宋そう考こう功こう”。

後こう又また谄事太平たいへい公主こうしゅ，以知贡举时贪贿，景けい龍りゅう三さん年ねん（709年ねん）歲暮せいぼ，贬越こし州しゅう长史[7]。唐から睿宗即位そくい，被ひ流ながれ放ひ到いた钦州（今いま广东钦县），玄げん宗むね先天せんてん初年しょねん，被ひ赐死於桂州しゅう驛えき站[8]。

文学ぶんがく[编辑]

诗与沈佺期き齐名，並稱へいしょう“沈宋”，为近体きんたい诗定型ていけい的てき代表だいひょう诗人。所作しょさ多た粉こな饰太平ひらめ、颂扬功德くどく之の应制诗，靡丽精巧せいこう，尤ゆう善ぜん五言ごごん律詩りっし，对初唐から律りつ体たい之の定型ていけい颇有贡献，尤ゆう其貶謫之後ご，詩句しく逐漸簡單かんたん遼りょう闊，但ただし開盛かいせい唐から氣象きしょう。錢ぜに木き庵あん《唐音とういん審しん體からだ》說せつ：“律詩りっし始はじめ於初唐とう，至いたり沈宋而其格かく始はじめ備。”

代表だいひょう作さく[编辑]

《渡わたし漢江かんこう》

《題だい大だい庾嶺北きた驛えき》

著作ちょさく[编辑]

  • 武平ぶへい一いち所しょ纂《宋そう之の问集》10卷かん，已やめ佚。
  • 《四よん部ぶ丛刊续编》所收しょしゅう明人あきと辑《宋そう之の问集》 2卷かん。

参考さんこう资料[编辑]

  1. ^ 宋そう之の问的生せい卒そつ年ねん，有ゆう多た种说法ほう。闻一多おお《唐から诗大系けい》认为宋そう之の问生于高宗むね显庆元年がんねん（公おおやけ元もと656年ねん），卒そつ于玄宗むね先天せんてん元年がんねん（公おおやけ元もと712年ねん）。苏雪林りん的てき《唐から诗概论》认为宋そう之の问约生せい于公元もと650年ねん（高こう宗そう永ひさし徽元年ねん），卒そつ于公元もと712年ねん（玄げん宗むね先天せんてん元年がんねん）。王おう达津《宋そう之の问与〈灵隐寺てら〉诗》认为生せい于高宗むね显庆五ご年ねん（660年ねん），卒そつ于景龙元年ねん（710年ねん）。
  2. ^ 韋絢《賓客ひんきゃく嘉よしみ話はなし錄ろく》：“劉りゅう希のぞみ夷えびす詩し曰：‘年年歲歲ねんねんさいさい花はな相似そうじ，歲歲さいさい年年ねんねん人じん不同ふどう。’其舅宋そう之の問とえ苦く愛あい此兩句く，知ち其未示しめせ人じん，懇こん乞，許もと而不與あずか。之これ問もん怒いか，以土袋ぶくろ壓殺あっさつ之の。”
  3. ^ 孟はじめ棨《本ほん事こと诗·怨愤》记载：“宋そう考こう功こう（即そく宋そう之の问），天てん后きさき（即そく武たけ则天）朝ちょう求もとめ为北门学士し，不ふ许，作さく《明河みょうが篇へん》以见其意，末まつ云うん：‘明河みょうが可か望もち不可ふか亲，愿すなお得とく乘じょう槎一问津。更さら将はた织女支ささえ机つくえ石せき，还访成都せいと卖卜人じん。’则天见其诗，谓崔ちぇ融とおる曰：‘吾われ非ひ不知ふち之の问有才ざい调，但ただし以其有ゆう口こう过。’盖以之の问患齿疾，口くち常つね臭しゅう故こ也。之これ问终身み惭愤。”
  4. ^ 京きょう江こう张氏藏ぞう《控ひかえ鹤监秘ひ记》：“之これ问曾将はた后きさき嬖二に张事，托たく诸吟咏，以媚二に张，为后所しょ见古云うん，之これ问遂终身啣鸡舌した之の恨。”
  5. ^ 張ちょう垍《控ひかえ鶴づる監かん秘ひ記き》：“之これ問もん尤ゆう諂事二に張ちょう，為ため持じ溺おぼれ器き，人にん笑わらい之の”。
  6. ^ 《資し治ち通どおり鑑かん》卷まき二に○八はち“宋そう之の問とえ及弟兗州司し倉くら之の遜へりくだ皆みな坐すわ附會ふかい張ちょう易えき之の貶嶺南みなみ，逃歸にげかえ東都とうと，匿于友人ゆうじん光こう祿ろく卿きょう、駙馬都と尉じょう王おう同どう皎こう家か。同どう皎こう疾やまし武たけ三思さんし及韋后きさき所為しょい，每まい與あずか所ところ親おや言ごと之の，輒切齒ぱ。之これ遜へりくだ于簾下か聞之，密みつ遣や其子曇くもり及甥校こう書しょ郎ろう李り悛告三思さんし，欲よく以自贖。”
  7. ^ 宋そう之の問とい:〈在ざい桂かつら州しゅう與あずか修史しゅうし學士がくし吳くれ競書きょうしょ〉，見み《全ぜん唐から文ぶん》卷まき二に百ひゃく四よん十じゅう
  8. ^ 宋そう之の問とい的てき卒そつ所しょ，至いたり今こん仍有爭議そうぎ。《舊きゅう唐とう書しょ》卷まき一百九十文苑傳中宋之問本傳載：“睿宗即位そくい，以之問とい嘗附張ちょう易えき之の，武たけ三思さんし，配はい徙欽州しゅう。先天せんてん中ちゅう，賜たまもの死し於徙所しょ。”據よりどころ此可知かち，宋そう之の問とえ卒そつ於欽州しゅう，但ただし《新しん唐とう書しょ》卷まき二に百ひゃく○二文藝傳中宋之問本傳云：“睿宗立りつ，以獪險けわし盈みつる惡あく詔みことのり流りゅう欽州……並なみ賜たまもの死し桂かつら州しゅう。之これ問もん得とく詔みことのり，震ふるえ汗あせ，东西步ふ，不ふ引决。”又また《舊きゅう唐とう書しょ》卷まき一百八十六下酷吏傳周利貞傳云：”無む何なん玄げん宗そう正ただし位い，利貞としさだ與あずか薛昶、宋そう之の問とえ同どう賜たまもの死し於桂州しゅう驛えき。”陶とう敏さとし〈宋そう之の問とえ卒そつ於桂州しゅう考こう〉一文いちぶん據よりどころ《古今ここん圖書としょ集成しゅうせい》卷まき一いち百ひゃく○四十三載桂州城南元山觀有宋之問舊宅，又また據よりどころ柳やなぎ開ひらく〈元山もとやま觀かん記き〉一文云宋之問歿後，其夫人じん孫まご氏し捐宅為ため道どう觀かん，認みとめ為ため宋そう之の問とえ應おう被ひ賜たまもの死し於桂州しゅう。张锡厚あつし〈论沈宋そう及其诗歌创作〉一文いちぶん則そく認みとめ為ため“从宋之の问沿途と写うつし有ゆう《下した桂かつら江こう龙目滩》、《下した桂かつら江こう县黎壁かべ》、《发滕州しゅう》、《经梧州しゅう》等とう诗来看み，不ふ难说明あかり宋そう之の问还是ぜ奉たてまつ诏由桂かつら江こう乘船じょうせん前ぜん往钦州しゅう贬所，故こ‘赐死于徙所しょ’之の说，不ふ虚きょ矣。”傳つて璇琮主ぬし編へん《唐から才子さいし傳でん校こう箋》則のり以為宋そう之の問とえ貶欽州しゅう，經年けいねん逗留とうりゅう桂かつら州しゅう依よ王おう晙，又また在ざい廣州こうしゅう依よ長ちょう史し朱しゅ齊ひとし之これ，從したがえ《下した桂かつら江こう龙目滩》、《下した桂かつら江こう县黎壁かべ》諸しょ詩し來らい看み，當とう作さく於往返かえし於桂、廣こう諸もろ州しゅう之の間あいだ，玄げん宗むね即位そくい後ご，應おう赐死於桂州しゅう驛えき。（第だい五ご冊さつ，頁ぺーじ11-13）

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