尼あま禄ろく

  此条目め页的主題しゅだい是ぜ羅ら馬うま帝國ていこく朱里じゅり亞あ·克かつ勞ろう狄王朝あさ末代まつだい皇帝こうてい尼あま禄ろく。关于尼あま祿ろく的てき其他意思いし，請見「Nero」。

尼あま祿ろく
羅ら馬うま帝國ていこく皇帝こうてい
統治とうち	54年ねん10月がつ13日にち－68年ねん6月がつ9日にち （13年ねん240天てん）
前任ぜんにん	克かつ勞ろう狄一いち世せい
繼つぎ任にん	加か爾なんじ巴ともえ
出生しゅっしょう	(37-12-15)37年ねん12月15日にち 安やす提ひさげ烏がらす姆
逝世	68年ねん6月がつ9日にち(68歲さい—06—09)（30歲さい） 羅ら馬うま
王おう后きさき	阿おもね克代かつよ（54年ねん－62年ねん） 波なみ培つちかえ婭·薩賓娜（62年ねん－65年ねん） 斯塔提ひさげ婭·美び撒里娜
全ぜん名な 尼あま祿ろく·克かつ勞ろう狄烏斯·凯撒·奧おく古こ斯都·日び耳みみ曼尼庫こ斯
朝代あさよ	朱里じゅり亞あ·克かつ勞ろう狄王朝あさ
父親ちちおや	多米ため提つつみ烏がらす斯·阿おもね赫諾巴ともえ爾なんじ比ひ
母親ははおや	阿おもね格かく里さと庇ひさし娜

尼あま祿ろく·克かつ勞ろう狄烏斯·凱撒·奧おく古こ斯都·日び耳みみ曼尼庫こ斯（拉ひしげ丁ひのと語ご：Nero Claudius Caesar Augustus Germanicus），出生しゅっしょう名めい盧の修おさむ斯·多た米よね修おさむ斯·阿おもね赫諾巴ともえ布ぬの斯（拉ひしげ丁ひのと語ご：Lucius Domitius Ahenobarbus），公おおやけ元もと50年ねん至いたり54年ねん用よう名めい尼あま祿ろく·克かつ勞ろう狄烏斯·德とく魯苏斯·日び耳みみ曼尼庫こ斯（拉ひしげ丁ひのと語ご：Nero Claudius Drusus Germanicus），通稱つうしょう尼あま祿ろく（37年ねん12月15日にち—68年ねん6月がつ9日にち），是ぜ一いち位い羅ら馬うま皇帝こうてい，就任しゅうにん於54年ねん10月がつ13日にち，是ぜ儒略-克かつ勞ろう狄王朝あさ的てき最後さいご一いち位い皇帝こうてい。他た也曾任にん羅ら馬うま元老げんろう院いん首席しゅせき元老げんろう、護まもる民みん官かん、大だい祭司さいし（拉ひしげ丁ひのと語ご：Pontifex Maximus，自じ55年ねん起おこり）、執政しっせい官かん（55年ねん、57年ねん、58年ねん、60年ねん和わ68年ねん）等とう職務しょくむ，並なみ被ひ授予「祖國そこく之の父ちち」（拉ひしげ丁ひのと語ご：Pater patriae）頭あたま銜。

在ざい他た統治とうち期間きかん，他た將しょう大だい部分ぶぶん注意ちゅうい力りょく集中しゅうちゅう在ざい外交がいこう和わ貿易ぼうえき上うえ，試ためし圖ず透過とうか創建そうけん和わ推廣各種かくしゅ劇げき院いん和かず體育たいいく比ひ賽さい來らい增強ぞうきょう羅ら馬うま作為さくい帝國ていこく文化ぶんか首都しゅと的てき作用さよう。尼あま祿ろく統治とうち時期じき的てき特とく點てん是ぜ在ざい與あずか帕提亞あ帝國ていこく的てき鬥爭中ちゅう取得しゅとく了りょう外交がいこう和わ軍事ぐんじ上じょう的てき成功せいこう、鎮壓ちんあつ了りょう發生はっせい在ざい不ふ列れつ顛尼亞あ行ゆき省しょう的てき起おこり義よし（約やく61年ねん），以及改善かいぜん了りょう與あずか希まれ臘行くだり省しょう地區ちく的てき關係かんけい。

尼あま祿ろく的てき統治とうち通常つうじょう與あずか暴政ぼうせい和わ奢侈しゃし聯れん繫在一いち起おこり。 他た因いん一いち系列けいれつ有ゆう系統けいとう的てき暗殺あんさつ而被人じん們銘記めいき，其中包括ほうかつ對たい他た自己じこ的てき母親ははおや小しょう阿おもね格かく里さと皮がわ娜，並なみ且特別べつ普遍ふへん地ち被ひ認みとめ為ため，他た在ざい羅ら馬うま大火たいか時どき彈奏だんそう著ちょ七なな弦げん琴きん，並なみ對たい當時とうじ帝みかど國境こっきょう內的基督きりすと徒と加か以無情むじょう迫害はくがい。 這些想そう法ほう主要しゅよう基もと於歷史學しがく家か塔とう西にし佗、蘇そ埃ほこり托たく尼あま烏がらす斯和わ卡西烏がらす斯·狄奧的てき著作ちょさく。倖存至いたり今いま的てき古代こだい文獻ぶんけん很少對たい其進行しんこう正面しょうめん描述，儘管有ゆう些表明ひょうめい他た在ざい羅ら馬うま人民じんみん中ちゅう非常ひじょう受歡迎かんげい，尤ゆう其是在ざい當時とうじ帝國ていこく的てき東部とうぶ。

今こん天てん，列れつ出で尼あま祿ろく暴虐ぼうぎゃく行為こうい的てき文ぶん件けん的てき可か信しん度ど是ぜ有ゆう爭議そうぎ的てき。將はた與あずか經典きょうてん作品さくひん相關そうかん的てき事實じじつ與あずか虛構きょこう分ぶん開ひらけ可能かのう很困難なん，甚至是ぜ不可能ふかのう的てき。

早年そうねん

尼あま祿ろく的てき父系ふけい出自しゅつじ於「多米ため提つつみ烏がらす斯」的てき支ささえ系けい「阿おもね赫諾巴ともえ爾なんじ比ひ（字面じめん意思いし為ため『青銅せいどう色しょく的てき鬍鬚』）」，他た的てき父親ちちおや「多米ため提つつみ烏がらす斯·阿おもね赫諾巴ともえ爾なんじ比ひ（Domitius Ahenobarbi）」在ざい提ひさげ比ひ略りゃく皇帝こうてい死後しご不ふ久ひさ即そく水腫すいしゅ身み亡ほろび。尼あま祿ろく的てき母親ははおや則そく是ぜ出自しゅつじ於屋や大だい維的てき直系ちょっけい血ち親おや「阿おもね格かく里さと庇ひさし娜」，她曾經けい遭到第だい二に任にん皇帝こうてい提ひさげ比ひ略りゃく和わ第だい三さん任にん皇帝こうてい卡利古こ拉ひしげ的まと流りゅう放ひ，在ざい第だい四よん任にん皇帝こうてい克かつ勞ろう狄一いち世せい任にん內召回かい。尼あま祿ろく出生しゅっしょう於羅馬ば南方なんぽう的てき海邊うみべ城市じょうし安やす提ひさげ烏がらす姆，阿おもね格かく里さと庇ひさし娜為新生兒しんせいじ命名めいめい為ため「魯基烏がらす斯」（即そく全ぜん名字みょうじ為ため「魯基烏がらす斯·多た米べい提つつみ烏がらす斯·阿おもね赫諾巴ともえ爾なんじ布ぬの斯」）。這位魯基烏がらす斯3歲さい喪も父ちち，母親ははおや也遭到流りゅう放ひ，因いん此他的てき幼年ようねん都と是ぜ由よし姑しゅうと母はは「列れつ比ひ達たち」家族かぞく帶たい大だい。公おおやけ元もと49年ねん，阿おもね格かく里さと庇ひさし娜與她的「叔父おじ」——克かつ勞ろう狄皇帝こうてい——結婚けっこん。她將獨どく子こ過か繼つぎ成なり為ため克かつ勞ろう狄家族かぞく的てき成員せいいん，並なみ改あらため用よう該氏族ぞく的てき名字みょうじ「尼あま祿ろく」。

登のぼり基はじめ

皇帝こうてい克かつ勞ろう狄與前妻ぜんさい美び撒里娜生なま有ゆう一いち女じょ一いち子し：長女ちょうじょ克かつ勞ろう狄亞·屋や大だい薇ぜんまい婭、幼子おさなご不ふ列れつ塔とう尼あま庫こ斯。但ただし尼あま祿ろく過か繼つぎ成なり克かつ勞ろう狄家族かぞく時じ為ため12歲さい，較8歲さい的てき不ふ列れつ塔とう尼あま庫こ斯年長ちょう，於是尼あま祿ろく便びん成なり為ため皇位こうい的てき繼承けいしょう人じん「凱撒」。阿おもね格かく里さと庇ひさし娜極力きょくりょく栽培さいばい自己じこ的てき親おや生せい兒じ子こ為ため皇帝こうてい，延のべ聘哲學がく名士めいし塞ふさが內加為ため他た的てき教師きょうし，並なみ讓ゆずる尼あま祿ろく與あずか屋や大だい薇ぜんまい婭結婚けっこん。尼あま祿ろく在ざい此時進入しんにゅう政界せいかい擔任たんにん公職こうしょく，數次すうじ在ざい元老げんろう院いん以拉ひしげ丁ひのと語ご和わ希まれ臘語作さく過か演えんじ講こう，並なみ以自己じこ的てき名義めいぎ舉辦了りょう大型おおがた賽さい會かい與あずか鬥獸表ひょう演えんじ。

54年ねん10月がつ13日にち，皇帝こうてい克かつ勞ろう狄一いち世せい因いん食物しょくもつ中毒ちゅうどく死亡しぼう，許多きょた古代こだい歷史れきし學がく家か認みとめ為ため他た是ぜ被ひ他た的てき妻子さいし阿おもね格かく里さと庇ひさし娜下毒どく殺害さつがい的てき。根據こんきょ資料しりょう來らい源げん的てき不同ふどう，毒殺どくさつ的てき細ほそ節ぶし也有やゆう所しょ不同ふどう。塔とう西にし陀在ざい其著作ちょさく《編年史へんねんし》中ちゅう記載きさい道どう，毒藥どくやく是ぜ由よし投とう毒どく專せん家か洛らく庫こ斯塔所ところ準備じゅんび，她為阿おもね格かく里さと庇ひさし娜提供ていきょう了りょう一盤下了毒的蘑菇，另一いち位い歷史れきし學がく家か卡西烏がらす斯·狄奧也同意どうい這種說法せっぽう。不ふ過か在ざい塞ふさが內卡的てき著作ちょさく《Apocolocyntosis》中ちゅう，卻完全ぜん沒ぼつ有ゆう提ひっさげ到いた毒どく蘑菇的てき事こと。此外，也有やゆう些現代だい學者がくしゃ認みとめ為ため阿おもね格かく里さと庇ひさし娜不一定いってい有ゆう涉わたる案あん。無論むろん皇帝こうてい克かつ勞ろう狄死亡しぼう的てき真相しんそう究竟くっきょう如何いか，最終さいしゅう17歲さい的てき尼あま祿ろく仍順利り繼承けいしょう皇位こうい。

執政しっせい過程かてい

早年そうねん善政ぜんせい

尼あま祿ろく執政しっせい之の初はつ，國家こっか方針ほうしん由よし阿おもね格かく里さと庇ひさし娜、塞ふさが內加、先皇せんのう舊臣きゅうしん帕拉斯、與あずか近衛このえ軍ぐん長官ちょうかん塞ふさが克かつ斯圖斯·布ぬの魯斯共同きょうどう決定けってい，他た們與元老げんろう院いん階級かいきゅう合作がっさく，維持いじ前ぜん朝あさ的てき穩定發展はってん政策せいさく，在ざい首都しゅと舉辦希まれ臘式的てき賽さい會かい，並なみ取消とりけし包つつみ稅ぜい人的じんてき苛捐與奴やつ隸拍賣うり稅ぜい。此時的てき羅ら馬うま景けい象ぞう十じゅう分ふん繁榮はんえい，邊境へんきょう情勢じょうせい大だい致平綏。

家族かぞく矛盾むじゅん與あずか個人こじん權力けんりょく鞏固きょうこ

尼あま祿ろく的てき母親ははおや阿おもね格かく里さと庇ひさし娜擁有ゆう相當そうとう強烈きょうれつ的てき權力けんりょく慾望よくぼう，尼あま祿ろく逐漸成年せいねん之これ後ご，對たい母親ははおや的てき干ひ政せい日び感かん不滿ふまん。在ざい塞ふさが內加的てき建議けんぎ之の下した，尼あま祿ろく在ざい一場亞美尼亞使臣謁見的場合中，以皇帝こうてい的てき身み份阻止そし母親ははおや進入しんにゅう會場かいじょう。阿おもね格かく里さと庇ひさし娜對此反應おう激烈げきれつ，曾以扶助ふじょ即そく將はた成年せいねん的てき幼よう弟おとうと不ふ列れつ塔とう尼あま庫こ斯來威い脅おびえ尼あま祿ろく。55年ねん，不ふ列れつ塔とう尼あま庫こ斯在用よう餐之後ご中毒ちゅうどく死亡しぼう，後人こうじん猜測是ぜ尼あま祿ろく所しょ下か的てき毒どく。

後來こうらい，尼あま祿ろく指ゆび控ひかえ帕拉斯參與さんよ一いち項こう陰謀いんぼう，流りゅう放ひ了りょう帕拉斯；帕拉斯是阿おもね格かく里さと庇ひさし娜的朝あさ中ちゅう密みつ友とも，此舉無む異い表明ひょうめい尼あま祿ろく對抗たいこう母親ははおや。布ぬの魯斯退休きゅう，尼あま祿ろく提ひさげ拔提格かく利り努つとむ斯為他た新任しんにん近衛このえ軍ぐん長官ちょうかん。59年ねん，尼あま祿ろく突然とつぜん大だい獻けんじ殷いん勤つとむ，邀請母親ははおや到いた坎帕尼あま亞あ海邊うみべ的てき拜はい亞あ別墅べっしょ度ど假かり。尼あま祿ろく特別とくべつ訂てい製せい了りょう一艘華美的小船接送阿格里庇娜，但ただし在ざい航行こうこう途中とちゅう船せん身み解體かいたい，尼あま祿ろく企圖きと製造せいぞう意外いがい的てき假象かしょう淹死阿おもね格かく里さと庇ひさし娜。但ただし阿おもね格かく里さと庇ひさし娜擅於游泳ゆうえい，被ひ路みち過か的てき漁船ぎょせん救すくい起おこり。阿おもね格かく里さと庇ひさし娜派她的奴隸どれい向むかい尼に祿ろく報ほう安やす，尼あま祿ろく得とく知之ともゆき後ご，指ゆび控ひかえ該名奴隸どれい是ぜ奉たてまつ母はは之の命めいじ來らい刺殺しさつ皇帝こうてい，便びん派兵はへい到いた阿おもね格かく里さと庇ひさし娜的別館べっかん殺ころせ死し了りょう她。至いたり此，尼あま祿ろく完全かんぜん鞏固きょうこ了りょう他た的てき皇すめらぎ權けん。

62年ねん，布ぬの魯斯病びょう故ゆえ。65年ねん，塞ふさが內加受到一いち項こう陰謀いんぼう牽連，被ひ尼あま祿ろく賜たまもの死し，以切開せっかい血管けっかん的てき方式ほうしき自殺じさつ。

內政

尼あま祿ろく早期そうき施政しせい多た是ぜ以保障ほしょう平民へいみん大だい眾的權利けんり為ため優先ゆうせん。他た發明はつめい了りょう對たい付づけ偽造ぎぞう遺のこ囑しょく的てき辦法，限げん制せい訴訟そしょう案あん例れい辯護べんご報酬ほうしゅう的てき上限じょうげん，用よう來らい防止ぼうし權けん貴き藉著法律ほうりつ對たい平民へいみん施行しこう的てき不平等ふびょうどう剝削。他た降くだ低てい了りょう許多きょた間接かんせつ稅ぜい的てき稅ぜい賦ふ，並なみ公開こうかい政府せいふ的てき稅收ぜいしゅう記錄きろく以防止ぼうし官員かんいん貪むさぼ污舞弊へい。尼あま祿ろく壓あつ低てい糧食りょうしょく價格かかく，讓ゆずる貧窮ひんきゅう的てき羅ら馬うま公民こうみん也得以溫飽。

尼あま祿ろく熱愛ねつあい藝術げいじゅつ，他た本人ほんにん就是一いち個こ詩人しじん、劇作げきさく者しゃ、演えんじ唱者與あずか豎琴演奏えんそう者しゃ。他た常つね舉辦盛大せいだい的てき競技きょうぎ賽さい會かい，並なみ親おや自じ下場げば參與さんよ比ひ賽さい。他た贊助さんじょ文藝ぶんげい、建築けんちく、與あずか各項かくこう的てき工程こうてい發明はつめい，在屋ありや大だい維統治之はるゆき後ご，尼あま祿ろく當とう政せい時期じき的てき帝國ていこく呈てい現出げんしゅつ了りょう文藝ぶんげい勃興ぼっこう的てき景けい象ぞう。在ざい64年ねん羅ら馬うま大火たいか之これ後ご，他た建造けんぞう了りょう著ちょ名めい的てき華麗かれい金きむ宮みや（Domus Aurea）。

但ただし在ざい大權たいけん獨どく攬之後ご，尼あま祿ろく對たい於元老ろう貴族きぞく的てき崇敬すうけい逐漸淡あわ滅めつ。他た開始かいし喜き歡接受せつじゅ人じん們的奉たてまつ承うけたまわ，並なみ大だい肆打擊げき與あずか他た對立たいりつ的てき政治せいじ勢力せいりょく。最さい有名ゆうめい的てき是ぜ65年ねん的てき「批索的てき陰謀いんぼう」，一群共和派的政治人士打算推翻尼祿的統治。但ただし他た們計劃在事前じぜん洩も漏も。尼あま祿ろく擴大かくだい打擊だげき面めん，整せい肅異己おのれ，讓ゆずる羅ら馬うま的てき上層じょうそう階級かいきゅう隨時ずいじ感受かんじゅ到いた皇帝こうてい的てき恐怖きょうふ統治とうち。

64年ねん的てき羅ら馬うま大火たいか

羅ら馬うま城しろ的てき大火たいか是ぜ發生はっせい在ざい公おおやけ元もと64年ねん7月がつ17日にち，然しか而這一場大火的真正原因一直都是千古的歷史疑案。其中，早はや在ざい尼あま祿ろく統治とうち時期じき卽そく出現しゅつげん了りょう火災かさい乃是由よし尼あま祿ろく一いち手て策さく畫が的てき陰謀いんぼう論ろん，持じ本ほん說法せっぽう者しゃ的てき依據いきょ根源こんげん於災後ご尼あま祿ろく對たい羅ら馬城ばじょう重しげる建けん的てき異常いじょう迅速じんそく，且作為さくい重點じゅうてん興きょう建けん、過分かぶん強調きょうちょう尼あま祿ろく個人こじん品ひん味あじ的てき市し內庭院いん金きむ宮みや無法むほう為ため羅ら馬うま市民しみん理解りかい與あずか接受せつじゅ有ゆう關せき（謠うたい傳でん尼あま祿ろく曾在金きん宮みや落成らくせい時じ說せつ「從したがえ現在げんざい起おこり，終おわり於有人じん能のう住じゅう的てき地方ちほう了りょう」，此說真偽しんぎ不明ふめい，但ただし似に乎在當時とうじ即そく引起了りょう羅ら馬うま民みん眾的反感はんかん），支持しじ此說者しゃ認みとめ為ため，尼あま祿ろく因いん不ふ喜き羅ら馬うま舊きゅう市し容よう的てき壅擠，想そう要よう興きょう建けん自己じこ的てき新しん宮殿きゅうでん，甚至是ぜ僅僅きんきん想そう寫うつし一部羅馬焚城詩來過過雅興而命人縱火。由よし於中世ちゅうせい基督教きりすときょう的てき宣傳せんでん，尼あま祿ろく焚城說せつ曾長期成きせい為ため六ろく四年羅馬大火的主流看法，然しか而十じゅう九きゅう、二に十世紀以降的當代史學觀點則大多不予接受。並なみ依據いきょ當時とうじ的てき一手史料指出火災發生時尼祿並不在羅馬城內（但ただし尼あま祿ろく在ざい得知とくち火災かさい發生はっせい時じ第だい一時間的驅車趕赴羅馬指揮救災），且敞開ひらき其私人じん花園はなぞの讓受じょうじゅ難なん的てき民みん眾進入しんにゅう，以免遭大火ひ的てき侵おかせ襲かさね，並なみ以中ちゅう世紀せいき至いたり近代きんだい的まと歷れき次じ都市とし大火たいか作為さくい例れい子こ指出さしで，羅ら馬うま大火たいか應おう為ため單純たんじゅん的てき意外いがい事件じけん。

發生はっせい在ざい羅ら馬うま的てき這一場じょう大火たいか，是ぜ由ゆかり大だい競技きょうぎ場じょう開始かいし燒しょう起おこり。大だい競技きょうぎ場じょう位い於台たい伯はく河かわ的まと東岸とうがん，是ぜ在ざい羅ら馬城ばじょう的てき西南せいなん部ぶ，堆うずたか滿了まんりょう帳ちょう篷等易えき燃もえ物品ぶっぴん，因いん此火勢ぜい一發いっぱつ不可ふか收拾しゅうしゅう。再さい加か上起かみおこし火ひ的てき這幾天てん颳西南風みなみかぜ，更さら是ぜ助長じょちょう風勢ふうせい。當とう火勢かせい吞沒大だい競技きょうぎ場之ばの後ご，竟然又また往左右さゆう延伸えんしん出で兩りょう股また火勢かせい，其中左邊さへん一股向凱旋大街燒去，接せっ連れん著ちょ的てき凱旋がいせん門もん、布ぬの匿戰爭そう與あずか高こう盧の戰爭せんそう紀きの念ねん牌ぱい坊ぼう及神殿どの等とう，都と在ざい剎那間あいだ化か為ため烏有うゆう。而右邊べ的てき這股火勢かせい，則のり是ぜ燒しょう毀了帝國ていこく政府せいふ官衙かんが以及其他高樓こうろう大廈たいか，那な些四通八達しつうはったつ的てき街道かいどう、商店しょうてん及民房ぼう，也都化か為ため灰燼かいじん。結果けっか全ぜん城しろ幾いく乎陷入にゅう一片いっぺん火ひ海うみ之の中なか，就這樣さま這一次的大火一連竄燒了六天七夜，結果けっか放ひ眼め羅ら馬うま全ぜん城しろ皆みな為ため焦土しょうど一いち片へん。

據よりどころ塔とう西にし佗的てき記載きさい，尼あま祿ろく從したがえ安やす提ひさげ烏がらす姆趕回羅ら馬ば來らい，開放かいほう自己じこ的てき宮殿きゅうでん安置あんち災わざわい民みん，並なみ從したがえ奧おく斯提亞あ與あずか鄰近的てき城しろ鎮運糧かて賑にぎわい濟ずみ。但ただし由よし於火災かさい所しょ造成ぞうせい的てき慘むご重じゅう損失そんしつ，人にん們普遍ふへん懷疑かいぎ這應該是人為じんい縱たて火ひ所しょ致。尼あま祿ろく聽聞ちょうもん有人ゆうじん懷疑かいぎ是ぜ他た本人ほんにん所しょ暗くら地ち縱たて火ひ，為ため了りょう不ふ使つかい傳言でんごん擴大かくだい，他た便びん宣せん稱しょう這場災難さいなん是ぜ基督きりすと徒と陰謀いんぼう縱たて的てき火ひ。於是他た下した令れい逮捕たいほ基督きりすと徒と，公開こうかい地ち將はた他た們殘酷ざんこく折おり磨すり——釘くぎ十字架じゅうじか、披獸皮がわ讓ゆずる惡あく狗いぬ咬死、將はた他た們釘上じょう柱はしら子こ做為蠟燭。

對外たいがい關係かんけい

不ふ列れつ顛起義よし

公おおやけ元もと60年ねん，由ゆかり於不列れつ顛的羅ら馬うま軍團ぐんだん忙せわし於征戰せん莫那島とう，不ふ列れつ顛島東ひがし南部なんぶ的てき布ぬの狄卡女王じょおう率りつ兵へい反抗はんこう羅ら馬うま統治とうち。不ふ列れつ顛軍團だん長官ちょうかん保利ほり努つとむ斯回軍ぐん，於61年ねん平定へいてい布ぬの狄卡的てき叛變。

東方とうほう關係かんけい

公おおやけ元もと55年ねん，羅ら馬うま的てき東方とうほう屬國ぞっこく亞美あみ尼あま亞あ發生はっせい政變せいへん，最後さいご由ゆかり帕提亞あ的てき王子おうじ梯はしご里さと達たち底そこ進入しんにゅう亞美あみ尼あま亞あ，並なみ成なり為ため新しん的てき國王こくおう。由よし於羅馬ば一向視亞美尼亞為其保護國，流亡りゅうぼう的てき亞美あみ尼あま亞あ人士じんし向むかい尼に祿ろく請求せいきゅう援助えんじょ。於是尼あま祿ろく派遣はけん日び耳みみ曼軍團だん長官ちょうかん柯布羅ら，讓ゆずる他た全權ぜんけん處理しょり東方とうほう事務じむ。

在ざい帕提亞あ方面ほうめん，認みとめ為ため亞美あみ尼あま亞あ在ざい文化ぶんか上じょう與あずか波なみ斯相近すけちか，因いん此決定けってい可か以自行ぎょう管理かんり亞美あみ尼あま亞あ的てき事務じむ，毋需照會しょうかい羅ら馬ば。帕提亞あ國王こくおう沃洛吉きち斯一いち世せい拒絕きょぜつ羅ら馬うま恢復かいふく舊きゅう王おう的てき要求ようきゅう，任命にんめい自己じこ的てき胞弟梯はしご里さと達たち底そこ為ため亞美あみ尼あま亞あ王おう。58年ねん，柯布羅ら率りつ領りょう的てき羅ら馬うま軍團ぐんだん進入しんにゅう東方とうほう，與あずか帕提亞あ—亞美あみ尼あま亞あ聯れん軍ぐん展開てんかい一連いちれん串くし的てき戰役せんえき。59年ねん，柯布羅ら攻おさむ下か亞美あみ尼あま亞あ的てき國こく都と，將はた帕提亞あ的てき勢力せいりょく趕出，梯はしご里さと達たち底そこ逃亡とうぼう。羅ら馬うま方面ほうめん則そく擁立ようりつ提ひさげ格かく蘭らん為ため亞美あみ尼あま亞あ王おう。尼あま祿ろく認みとめ為ため戰爭せんそう已やめ經けい結束けっそく，便びん將はた柯布羅ら調ちょう回かい敘利亞あ。

62年ねん，被ひ罷やめ黜的梯はしご里さと達たち底そこ，在ざい帕提亞あ軍隊ぐんたい的てき保護ほご之の下した，再度さいど進入しんにゅう亞美あみ尼あま亞あ。尼あま祿ろく派は帕伊圖ず斯率領りょう羅ら馬うま軍團ぐんだん迎むかえ戰せん，但ただし卻遭到嚴重げんじゅう的てき失敗しっぱい，帕提亞あ再度さいど掌てのひら控ひかえ了りょう亞美あみ尼あま亞あ，梯はしご里さと達たち底そこ再度さいど登とう上じょう王位おうい。於是尼あま祿ろく再度さいど任命にんめい在ざい敘利亞あ的てき柯布羅ら出いずる戰せん。由よし於柯布ぬの羅ら的てき威名いめい在ざい當地とうち具有ぐゆう相當そうとう的てき影響えいきょう力りょく，當とう柯布羅ら在ざい幼よう發はつ拉ひしげ底そこ河かわ建立こんりゅう碉堡時じ，引起對たい方かた極大きょくだい的てき恐慌きょうこう。帕提亞あ方面ほうめん不ふ想おもえ與あずか柯布羅ら接戰せっせん，便びん派遣はけん使者ししゃ與あずか尼あま祿ろく商談しょうだん和平わへい條件じょうけん。

63年ねん，帕提亞あ與あずか羅ら馬うま達成たっせい協議きょうぎ：承認しょうにん梯はしご里さと達たち底そこ為ため亞美あみ尼あま亞あ國王こくおう，但ただし國王こくおう的てき王冠おうかん必須ひっす由よし羅ら馬うま皇帝こうてい授予。梯はしご里さと達たち底そこ進入しんにゅう柯布羅ら的てき軍營ぐんえい，在ざい尼あま祿ろく的てき塑像そぞう之の前まえ，由ゆかり柯布羅ら代理だいり皇帝こうてい為ため梯はしご里さと達たち底そこ加か冕。後來こうらい，梯はしご里さと達たち底そこ親おや赴羅馬ば，尼あま祿ろく再度さいど為ため他た加か冕，並なみ以盛大だい的てき慶けい典てん歡迎かんげい他た。因よし此，尼あま祿ろく在ざい該地維持いじ相當そうとう良好りょうこう的てき名譽めいよ，在ざい尼あま祿ろく自殺じさつ之これ後ご，出現しゅつげん過か三さん位い假かり尼あま禄ろく，其中之の一曾受亞美尼亞的尊崇。另一方面ほうめん，此後羅ら馬うま的てき東方とうほう邊境へんきょう維持いじ七なな十じゅう年ねん的てき和平わへい。

猶なお太ふとし人じん起おこり義よし

羅ら馬うま帝國ていこく在ざい猶なお太地たいじ區く的てき最後さいご一任いちにん巡じゅん撫なで是これ富とみ祿ろく辣士（Gessius Florus），此人品じんぴん德とく低下ていか，暴虐ぼうぎゃく無道むどう，他た在ざい猶なお太ふとし巡じゅん撫なで的てき任にん內，幾いく乎只為ため剝削，荒廢こうはい政事せいじ。富とみ祿ろく辣士的てき貪むさぼ贓枉法ほう幾いく乎是毫不掩飾、肆無忌憚きたん的てき手段しゅだん。在ざい其治理り任にん內人民じんみん無法むほう安定あんてい居所きょしょ，所しょ到いた之これ處しょ，充滿じゅうまん橫よこ征せい暴歛，並なみ且叛亂はんらん的てき風聲ふうせい時じ有ゆう所しょ聞，情勢じょうせい已やめ是ぜ緊張きんちょう異常いじょう。

敘利亞あ總督そうとく迦流（Gestius Gallius）已やめ耳みみ聞猶太地たいじ區く的てき混亂こんらん，因いん此在公こう元もと66年ねん藉著猶なお太ふとし人じん過か逾越節ぶし的てき名義めいぎ，視察しさつ耶路撒冷。猶なお太ふとし人じん藉此機會きかい在ざい迦流狀じょう告つげ富とみ祿ろく辣士的てき種種しゅじゅ惡行あくぎょう，而迦流りゅう遂とげ在ざい群ぐん眾面前ぜん允まこと諾だく要よう懲治富とみ祿ろく辣士。當とう迦流離りゅうり開ひらき耶路撒冷之これ後ご，富とみ祿ろく辣士非ひ但ただし沒ぼっ有ゆう檢討けんとう自身じしん行ぎょう徑みち，反はん倒たおせ變へん本ほん加か厲的迫害はくがい猶なお太ふとし人じん，期き使し猶なお太ふとし人じん對たい羅ら馬うま帝國ていこく的てき叛變，而自己じこ能のう夠在當とう中ちゅう作さく收おさむ漁りょう人じん之の利り。

之これ後ご富とみ祿ろく辣士強行きょうこう向こう猶なお太ふと人的じんてき聖きよし殿どの徵收ちょうしゅう金子かねこ十じゅう七なな塔とう蘭らん同どう，但ただし猶なお太ふとし人じん拒こばめ不ふ接受せつじゅ，因いん此富祿ろく辣士藉此機會きかい率りつ領りょう軍隊ぐんたい到いた耶路撒冷企圖きと以武力りょく遂行すいこう所願しょがん。進すすむ而引發はつ猶なお太ふと人的じんてき全面ぜんめん叛變。猶なお太ふとし人じん與あずか羅ら馬ば人的じんてき戰爭せんそう，造成ぞうせい猶なお太ふと人的じんてき聖きよし殿どの被ひ毀，耶路撒冷城じょう殘ざん破やぶ荒涼こうりょう，猶なお太ふとし人じん被ひ趕逐分散ぶんさん四よん處しょ的てき悲劇ひげき。

戰爭せんそう於公元もと66年ねん展開てんかい，雖然一いち開戰かいせん猶なお太ふとし人じん便びん佔上風ふう，然しか而就在ざい維斯帕先奉たてまつ命いのち平ひら亂らん後ご，即刻そっこく節節ふしぶし進しん逼耶路ろ撒冷，進行しんこう「收おさむ復ふく平ひら亂らん的てき工作こうさく」。公おおやけ元もと67至いたり68年ねん間あいだ在ざい尼あま祿ろく的てき指令しれい下か，維斯帕先重おも新しん攻おさむ佔加か利り利り和わ撒馬利とぎ亞あ，並なみ且要揮軍直ちょく搗耶路ろ撒冷，尼あま祿ろく的てき死し訊使維斯帕先必須ひっす折おり返かえし羅ら馬うま擔任たんにん皇帝こうてい。政權せいけん穩定後ご，他派たは自己じこ的てき兒じ子こ提ひさげ圖ず斯指揮しき平たいら亂みだれ，並なみ由ゆかり他た結束けっそく這場圍かこえ城じょう。約やく在ざい公おおやけ元もと72年ねん9月がつ底そこ，城北しろきた的てき部分ぶぶん已やめ經けい完全かんぜん落入羅ら馬ば人的じんてき手中しゅちゅう，而整個こ耶路撒冷也全部ぶ被ひ佔領。

婚姻こんいん

尼あま祿ろく有ゆう過か三さん次じ婚姻こんいん。第だい一次是年少時與克勞狄之女屋大維婭的婚姻，但ただし在ざい尼あま祿ろく成なり為ため皇帝こうてい之これ後ご，喜き歡上屋や大だい維婭的てき侍女じじょ阿おもね克代かつよ，打算ださん與あずか屋や大だい維婭離婚りこん，經過けいか塞ふさが內加與あずか阿おもね格かく里さと庇ひさし娜的勸すすむ说才作さく罷やめ，但ただし夫妻ふさい關係かんけい已やめ名めい存そん實じつ亡ほろび。阿おもね格かく里さと庇ひさし娜死後ご，屋や大だい維婭被ひ流ながれ放ひ至いたり外島としま生活せいかつ。58年ねん，尼あま祿ろく喜き歡上寵臣ちょうしん奧おく托たく的てき妻子さいし波なみ培つちかえ婭·薩賓娜，理由りゆう正せい是ぜ因いん為ため她美豔動人じん，為ため了りょう方便ほうべん給きゅう予よ她皇后こうごう的てき頭あたま銜，尼あま祿ろく在ざい62年ねん以通姦かん的てき罪名ざいめい，強迫きょうはく屋や大だい維婭自殺じさつ，讓ゆずる波なみ培つちかえ婭成為ため他た第だい二に任にん皇后こうごう，而新皇后こうごう波は培つちかえ婭，為ため他生たしょう下か一いち個こ女おんな孩，尼あま祿ろく高だか興きょう地ち為ため女兒じょじ命名めいめい為ため「奧おく古こ斯塔」，但ただし波なみ培つちかえ婭的女兒じょじ，才さい出生しゅっしょう三さん個月かげつ就早夭了。後來こうらい，尼あま祿ろく在ざい一次脾氣發作時踢了正在懷孕的波培婭，造成ぞうせい她在65年ねん死亡しぼう。

尼あま祿ろく的てき第だい三さん次じ婚姻こんいん的てき對象たいしょう，則のり是ぜ斯塔提ひさげ婭·美び撒里娜。為ため了りょう得え到いた已やめ為ため人じん婦ふ的てき美び撒里娜，尼あま祿ろく逼迫ひっぱく她的丈夫じょうぶ維斯提ひさげ努つとむ斯自殺じさつ。美び撒里娜未曾生下か尼あま祿ろく的てき孩子。

自殺じさつ身み亡ほろび

加か爾なんじ巴ともえ起おこり兵へい與あずか羅ら馬うま暴動ぼうどう

溫ゆたか代だい克かつ斯率兵へい起おこり義ぎ後ご，身み為ため塔とう拉ひしげ哥·西にし班はん牙きば行ぎょう省しょう的てき長官ちょうかん加か爾なんじ巴ともえ也隨即そく出兵しゅっぺい，在ざい西にし班はん牙きば地區ちく響ひびき應おう反はん尼あま祿ろく的てき行動こうどう。但ただし加か爾なんじ巴ともえ聽聞ちょうもん溫ぬる代だい克かつ斯失敗しっぱい自殺じさつ之これ後ご，反抗はんこう的てき聲こえ勢ぜい大だい受打擊げき，西にし班はん牙きば的てき部隊ぶたい軍ぐん心こころ逐漸不穩ふおん，加か爾なんじ巴ともえ也打算ださん自殺じさつ。

但ただし此時首都しゅと羅ら馬うま謠言ようげん四よん起おこり，人民じんみん聽說從したがえ亞あ歷れき山大やまだい城じょう運うん來らい的てき不ふ是ぜ米べい糧かて而是角すみ鬥士表おもて演えんじ用よう的てき沙子いさご，便びん群ぐん起おこり暴動ぼうどう。尼あま祿ろく不知ふち溫ゆたか代だい克かつ斯已經けい失敗しっぱい，以為高だか盧の和かず西にし班はん牙きば都と已やめ經けい成功せいこう叛離，近衛このえ軍ぐん也拋棄了他た。於是尼あま祿ろく以為大勢おおぜい已やめ去ざ，便びん倉皇そうこう地ち離はなれ開ひらき羅ら馬うま宮廷きゅうてい，打算ださん逃往東方とうほう。

元老げんろう院いん得知とくち尼あま祿ろく離はなれ開ひらき之これ後ご，立たて刻こく決議けつぎ推舉加か爾なんじ巴ともえ為ため皇帝こうてい，並なみ宣布せんぷ尼あま祿ろく為ため「人民じんみん公こう敵てき」，任にん何人なんにん都と得とく以追捕と或ある誅殺ちゅうさつ尼あま祿ろく。他た在ざい過去かこ的てき獲え釋しゃく奴隸どれい的てき別莊べっそう裡うら，獲え悉追捕と的てき士し兵へい已やめ經けい斷絕だんぜつ他た的てき逃亡とうぼう道路どうろ，6月がつ9日にち，尼あま祿ろく身邊しんぺん只ただ剩あま三さん四よん個こ僕ぼく人にん，最後さいご他た將しょう匕首ひしゅ刺とげ入にゅう自己じこ的てき喉のど嚨自殺じさつ，結束けっそく他た14年ねん的てき執政しっせい。

相傳そうでん尼あま祿ろく當時とうじ面めん對たい如此的てき窘境，不ふ願ねがい可か恥はじ地ち被ひ手下てした凌辱りょうじょく，所以ゆえん決定けってい自殺じさつ。但ただし是ぜ他た又また十じゅう分ふん怕死，數次すうじ拿起利刃りじん，卻不敢往胸むね膛上刺とげ，他た正せい在ざい躊躇ちゅうちょ哭泣的てき時候じこう，一旁的僕人看得不耐煩了，就替他た把わ刀がたな推進すいしん去さ，尼あま祿ろく就這樣さま結束けっそく了りょう生命せいめい。元老げんろう院いん得知とくち尼あま祿ろく的てき死し訊後，決議けつぎ對たい其施以「記錄きろく抹煞」——凡是尼あま祿ろく的てき塑像そぞう、碑文ひぶん、建築けんちく物上ぶつじょう的てき銘めい刻こく，都と必須ひっす加か以銷毀或抹除。

後世こうせい評價ひょうか

史學しがく家か的てき評價ひょうか

由よし於羅馬ば史料しりょう的てき編へん寫うつし與あずか整理せいり者しゃ，多た為ため帝國ていこく的てき上層じょうそう階級かいきゅう。因よし為ため尼あま祿ろく統治とうち的中てきちゅう後期こうき對たい該階層そう的てき統治とうち相當そうとう殘ざん暴，於是流傳りゅうでん後世こうせい的てき史料しりょう多た以負面めん的てき觀點かんてん看み待まち尼あま祿ろく的てき一切いっさい施政しせい。比ひ如像64年ねん的てき羅ら馬うま大火たいか，蘇そ埃ほこり托たく尼あま烏がらす斯以相當そうとう的てき篇へん幅はば，寫うつし下か尼あま祿ろく幸こう災わざわい樂らく禍か的てき行為こうい，並なみ明白めいはく指出さしで這種大火たいか是ぜ尼あま祿ろく下か令れい放火ほうか的てき；但ただし這種描寫びょうしゃ與あずか事實じじつ是ぜ否ひ吻合ふんごう，歷れき來らい史學しがく家か是ぜ有ゆう相當そうとう大だい的てき爭議そうぎ的てき。再さい加か上じょう尼あま祿ろく死後しご受到後人こうじん的てき「記憶きおく抹煞」，因いん此他的てき事蹟じせき大だい多留たる下か負まけ面めん解釋かいしゃく的てき刻こく版ばん印象いんしょう，但ただし尼あま祿ろく本人ほんにん喜き愛あい奢おご華はな，對たい身邊しんぺん的てき親おや人じん與あずか臣しん屬ぞく殘ざん暴不仁ふじん是ぜ有ゆう事實じじつ的てき推論すいろん。

基督教きりすときょう會かい的てき評價ひょうか

基督教きりすときょう早期そうき教會きょうかい發展はってん，正せい值尼祿ろく當とう政之まさゆき時じ，擴展至いたり全ぜん羅ら馬うま帝國ていこく。然しか而基督教きりすときょう在ざい當時とうじ的てき羅ら馬うま是ただし相當そうとう受到歧視及壓迫あっぱく的てき宗教しゅうきょう，因いん此受到官かん方かた與あずか人民じんみん的てき反感はんかん與あずか誤解ごかい。而尼祿ろく誣指64年ねん羅ら馬うま大火たいか的てき元凶げんきょう為ため基督きりすと徒と，對たい教徒きょうと施ほどこせ以公開こうかい的てき迫害はくがい與あずか殘ざん殺ころせ，因いん此教會かい的てき記載きさい，曾將尼あま祿ろく視し為ため反はん基督きりすと，而且使徒しと保ほ羅ら和わ聖せい彼かれ得とく也是在ざい他た手中しゅちゅう遇ぐう害がい。尼あま祿ろく是ぜ第だい一いち個こ壓迫あっぱく基督教きりすときょう的てき暴君ぼうくん（基督教きりすときょう在ざい他た的てき前まえ三さん任にん皇帝こうてい：提ひさげ庇ひさし留とめ、卡利古こ拉ひしげ和わ克かつ勞ろう狄一いち世せい任にん內還在ざい組織そしき之の中なか）。

大だい眾文化か

由よし於尼祿ろく留とめ下か來らい的てき軼事いつじ相當そうとう多おお，適合てきごう的てき素材そざい豐富ほうふ，因いん此啟發けいはつ許多きょた的てき創作そうさく題材だいざい。

• 波なみ蘭らん顯あらわ克かつ維奇《你往何處どこ去さ（Quo Vadis）》
• 電でん影かげ《暴君ぼうくん焚城錄ろく》
• Xbox 遊戲ゆうぎ 《崛起：羅ら馬うま之子ゆきこ》(RYSE son of Rome)，最後さいご一關是把尼祿殺死。
• 日本にっぽん動畫どうが導しるべ演えんじ、漫畫まんが家か安やす彥良和わ的てき漫畫まんが作品さくひん《一いち代だい暴君ぼうくん》，描繪尼あま祿ろく的てき生平おいだいら。
• Fate/EXTRA的てき女おんな主ぬし角かく之の一いち：從者じゅうしゃ（Servant）尼あま祿ろく(Saber)。與あずか史實しじつ最大さいだい的てき差異さい是ぜ被ひ性別せいべつ轉換てんかん為ため女おんな皇帝こうてい和わ個性こせい轉てん為ため溫和おんわ且較有人ゆうじん性せい。
• Nero Burning ROM 命名めいめい的てき来らい源げん。

参考さんこう文献ぶんけん

• 馮作民みん。《西洋せいよう全ぜん史し（四よん）──羅ら馬うま興亡こうぼう史し》。台北たいぺい：燕つばめ京きょう文化ぶんか事業じぎょう股また份有限げん公司こうし，1979。
• 陳ちん潤じゅん棠。《新約しんやく背景はいけい》。台北たいぺい：校こう園えん書房しょぼう出版しゅっぱん社しゃ，1986。
• 黃き錫すず木き、周しゅう健文たけふみ、岑紹麟。《新約しんやく背景はいけい文獻ぶんけん選せん輯》。香港ほんこん：國際こくさい聖せい經けい協會きょうかい，2000。
• 高こう爾なんじ文ぶん。《聖地せいち.com》。樂らく恩おん年ねん譯やく。香港ほんこん：大だい使命しめい基督きりすと徒と團だん契ちぎり，2001。