路みち招

路みち招（?年とし—?年ねん），表おもて字じ未み詳しょう，曹魏將領しょうりょう。

生平おいだいら

公おおやけ元もと199年ねん，袁術欲よく經けい徐じょ州しゅう投とう靠もたれ北面ほくめん的てき袁紹，曹操そうそう派遣はけん朱しゅ靈れい和わ路ろ招跟随ずい劉りゅう備去さ攻おさむ打だ袁術，軍隊ぐんたい還かえ未到みとう，袁術嘔血病死びょうし。後來こうらい朱しゅ靈れい和わ路ろ招回歸かいき曹操そうそう。（《三國志さんごくし·蜀しょく書しょ先さき主おも傳でん》）

公おおやけ元もと208年ねん，赤あか壁かべ之の戰たたかえ時とき，路みち招與朱しゅ靈れい、于禁、張ちょう遼りょう、張ちょう郃、李り典のり和わ馮楷都と屬ぞく都と督とく護まもる軍ぐん趙ちょう儼げん。（《三國志さんごくし·魏ぎ書卷しょかん二に十じゅう三さん之の趙ちょう儼げん傳でん》）

建けん安やす十じゅう七なな年ねん（212年ねん）曹操そうそう回かい到いた鄴城，以夏なつ侯ほう淵ふかし為ため行ぎょう護まもる軍ぐん將軍しょうぐん，督とく朱しゅ靈れい、路みち招等屯たむろ兵長へいちょう安やす，其間擊破げきは南みなみ山賊さんぞく劉りゅう雄つよし，降服こうふく其軍。又また圍かこえ韓かん遂とげ、馬うま超ちょう的まと餘あまり軍ぐん梁りょう興きょう於鄠，大破たいは，斬殺ざんさつ梁はり興きょう。（《三國志さんごくし·諸しょ夏なつ侯こう曹傳之の夏なつ侯こう淵ふち傳でん》）此後再さい無む路みち招的相關そうかん記載きさい。

三さん國こく演義えんぎ

《演義えんぎ》誤あやま作為さくい「路みち昭あきら」。於21回かい初はつ登場とうじょう，劉りゅう備欲想おもえ脫だつ離はなれ曹操そうそう時じ，剛つよし好こう袁術軍ぐん敗はい投とう靠もたれ袁紹。劉りゅう備以其必從したがえ徐じょ州しゅう過か，向むかい曹操そうそう借か兵へい攻おさむ袁術，曹操そうそう遣や朱しゅ靈れい和わ路ろ昭あきら隨ずい劉りゅう備攻袁術，以其兩人りょうにん監督かんとく劉りゅう備。大軍たいぐん到いた了りょう徐じょ州しゅう挫くじけ敗はい袁術，不ふ久ひさ袁術病死びょうし，劉りゅう備駐守もり徐じょ州しゅう，使つかい路ろ昭和しょうわ朱しゅ靈れい回かい許もと都と，因いん此曹操みさお大だい怒いか把わ其兩人じん給きゅう斬首ざんしゅ，因いん荀彧求もとめ情じょう才ざい赦免しゃめん。