湖南こなん省しょう (清朝せいちょう)

湖南こなん省しょう
湖南こなん省しょう
	清朝せいちょう的てき省しょう
	1664年ねん—1911年ねん
	; 1911年ねん湖南こなん省しょう的てき範圍はんい
首府しゅふ	長ちょう沙すな府ふ
歷史れきし
歷史れきし
• 成立せいりつ	1664年ねん
• 廢除はいじょ	1911年ねん
前身ぜんしん	繼承けいしょう
	湖みずうみ廣こう等とう處しょ承うけたまわ宣布せんぷ政せい使し司し
湖南こなん省しょう (中華民國ちゅうかみんこく)
今こん屬ぞく於	中國ちゅうごく湖南こなん省しょう

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湖南こなん省しょう（滿まん語ご：ᡥᡡᠨᠠᠨ
ᡤᠣᠯᠣ，穆きよし麟德轉寫てんしゃ：hūnan golo），明朝みょうちょう時どき屬ぞく湖こ廣行ひろゆき省しょう（湖みずうみ廣こう承うけたまわ宣布せんぷ政せい使し司し），清朝せいちょう初期しょき承うけたまわ襲かさね明あかり制せい屬ぞく湖みずうみ廣こう省しょう。康かん熙三さん年ねん（1664年ねん），湖みずうみ廣ひろ分ぶん省しょう，以南いなん部ぶ置おけ「湖南こなみ省しょう」，省治しょうじ為ため長ちょう沙すな府ふ。設しつらえ湖南こなん等ひとし處しょ提ひさげ刑けい按察使し司し、偏へん沅巡撫なで，湖みずうみ廣こう右みぎ布ぬの政せい使し司し移駐いちゅう長ちょう沙すな府ふ；康かん熙六ろく年ねん（1667年ねん），湖みずうみ廣こう右みぎ布ぬの政せい使し司し改名かいめい湖こ廣ひろ湖南こなみ等とう處しょ承うけたまわ宣布せんぷ政せい使し司し；雍正二に年ねん（1724年ねん），湖みずうみ廣こう湖南こなん等ひとし處しょ承うけたまわ宣布せんぷ政せい使し司し改あらため為ため湖南こなん等ひとし處しょ承うけたまわ宣布せんぷ政せい使し司し，偏へん沅巡撫なで改あらため為ため湖南こなん巡じゅん撫なで。

1911年ねん武たけ昌あきら起おこり義よし爆發ばくはつ，受其影響えいきょう，湖南こなん成しげる為ため最さい先さき獨立どくりつ，脫だつ離はなれ清きよし廷統治とうち的てき省しょう份。

行政ぎょうせい區劃くかく[編輯へんしゅう]

湖南こなん省しょう行政ぎょうせい區劃くかく圖ず（1820年ねん）
長ちょう沙すな府ふ寶たから慶けい府ふ岳たけ州しゅう府ふ常德じょうとく府ふ澧州衡州府ふ永なが州しゅう府ふ郴州桂かつら陽よう州しゅう辰たつ州しゅう府ふ靖やすし州しゅう永えい順じゅん府ふ沅州府ふ ① ①：永なが綏廳 ② ②：乾いぬい州しゅう廳ちょう ③ ③：鳳凰ほうおう廳ちょう晃あきら州しゅう廳ちょう

湖南こなん省しょう行政ぎょうせい區劃くかく：清朝せいちょう湖南こなん省しょう之これ道みち、府ふ（含直隸州、直ちょく隸廳）、縣けん
道みち		9府ふ、4直ちょく隸州、5直ちょく隸廳
名稱めいしょう	沿革えんかく	名稱めいしょう	縣けん（65縣けん、2州しゅう、1廳ちょう）
長なが寶たから道みち	長ちょう寶たから鹽しお法ほう道どう，簡稱「長ちょう寶たから道みち」。康かん熙六ろく年ねん（1667年ねん）置おけ驛えき「鹽しお糧かて儲もうか道みち」兼けん長ちょう寶たから，駐ちゅう長ちょう沙すな府ふ，領りょう長ちょう沙すな府ふ、寶たから慶けい府ふ；乾いぬい隆たかし五ご十じゅう九きゅう年ねん（1794）更さら名めい「湖南こなん鹽しお法ほう道どう」，仍兼。	長ちょう沙すな府ふ（11縣けん1州しゅう）	長ちょう沙すな縣けん
			善ぜん化か縣けん
			湘潭縣けん
			湘陰縣けん
			寧やすし鄉ごう縣けん（今いま寧やすし鄉市ごいち）
			瀏りゅう陽ひ縣けん（今いま瀏りゅう陽ひ市し）
			醴陵縣けん（今いま醴陵市し）
			益えき陽ひ縣けん（今いま資し陽ひ區く與あずか赫山區く全ぜん境さかい）
			湘鄉縣けん
			攸縣
			安やす化か縣けん
			茶ちゃ陵りょう州しゅう
		寶たから慶けい府ふ（5縣けん）	邵陽縣けん
			新しん化か縣けん
			武岡たけおか州しゅう（今いま武岡たけおか市し）
			新しん寧やすし縣けん
			城じょう步あゆみ縣けん
岳たけ常つね澧道みち	岳たけ常つね澧道，康かん熙九きゅう年ねん（1670年ねん）置おけ「岳たけ常道じょうどう」，駐ちゅう澧州，領りょう岳たけ州しゅう府ふ、常德じょうとく府ふ。	岳たけ州しゅう府ふ（4縣けん）	巴ともえ陵りょう縣けん（今いま岳たけ陽ひ縣けん與あずか岳たけ陽ひ市し城ぐすく區く）^注ちゅう¹
			臨湘縣けん（今いま臨湘市し）
			華はな容ひろし縣けん
			平江ひらえ縣けん
		常德じょうとく府ふ 4縣けん	武たけ陵りょう縣けん（常德じょうとく縣けん）^{注ちゅう2}
			桃源とうげん縣けん
			龍りゅう陽よう縣けん。（今いま漢かん壽ことぶき縣けん)
			沅江縣けん（今いま沅江市し）
	雍正七なな年ねん（1729年ねん）增ぞう領りょう澧州，更さら名めい「岳たけ常つね澧道」。	澧州直ちょく隸州（5縣けん）	石門せきもん縣けん
			安やす鄉ごう縣けん
			慈利縣けん
			安福やすふく縣けん（今いま臨澧縣けん）^注ちゅう³
			永えい定じょう縣けん（今いま張ちょう家か界さかい市し永えい定じょう區く全ぜん境さかい、武たけ陵りょう源みなもと區く部分ぶぶん）^注ちゅう⁴
	光ひかり緒いとぐち二に十じゅう年ねん（1894年ねん）增ぞう領りょう南みなみ洲しゅう廳ちょう；二に十じゅう五ご年ねん（1899年ねん）移駐いちゅう岳だけ州しゅう府ふ。	南みなみ州しゅう直ちょく隸廳	——
衡永えい郴桂かつら道みち	康かん熙九きゅう年ねん（1670年ねん）置おけ「衡永郴道」，駐ちゅう衡州府ふ，領りょう衡州府ふ、永なが州しゅう府ふ、郴州。	衡州府ふ（7縣けん）	衡陽縣けん
			清泉きよいずみ縣けん（今いま衡南縣けん）
			衡山縣けん
			耒陽縣けん
			常つね寧やすし縣けん
			安あん仁ひとし縣けん
			酃縣（今いま炎ほのお陵りょう縣けん）
		永なが州しゅう府ふ（7縣けん1州しゅう）	零れい陵りょう縣けん（今いま冷水れいすい灘なだ區く和わ零れい陵りょう區く全ぜん境さかい）
			祁陽縣けん
			東ひがし安やす縣けん
			道どう州しゅう
			寧やすし遠どお縣けん
			永えい明あきら縣けん（今いま江永えなが縣けん）^注ちゅう⁵
			江こう華はな縣けん
			新田にった縣けん
		郴州直ちょく隸州（5縣けん）	永興りょうご縣けん
			宜むべ章あきら縣けん
			興きょう寧やすし縣けん（今いま資し興おき市し）^注ちゅう⁵
			桂かつら陽よう縣けん
			桂かつら東ひがし縣けん
	雍正十じゅう年ねん(1732)增ぞう領りょう桂かつら陽よう州しゅう，更さら名めい「衡永郴桂道どう」。	桂かつら陽よう直ちょく隸州（3縣けん）	臨武縣けん
			藍あい山縣やまがた
			嘉よしみ禾縣
辰たつ沅永えい靖やすし道みち	康かん熙九きゅう年ねん（1670年ねん）置おけ「辰たつ靖やすし道どう」，駐ちゅう辰たつ州しゅう府ふ，領りょう辰たつ州しゅう府ふ、靖やすし州しゅう；四よん十じゅう三さん年ねん末まつ（1705年ねん）移駐いちゅう鳳凰ほうおう廳ちょう（鎮筸城じょう）。	辰たつ州しゅう府ふ（4縣けん）	沅陵縣けん
			瀘溪縣けん
			辰たつ谿縣
			漵浦縣けん
		靖やすし州しゅう直ちょく隸州（3縣けん）	會同かいどう縣けん
			通つう道縣どうけん
			綏寧縣けん
	雍正七なな年ねん（1729年ねん）增ぞう領りょう永えい順じゅん府ふ	永えい順じゅん府ふ（4縣けん、1廳ちょう）	永えい順じゅん縣けん
			龍山たつやま縣けん
			保ほ靖やすし縣けん
			桑くわ植うえ縣けん
			古こ丈たけ坪つぼ廳ちょう（今いま古こ丈たけ縣けん）
	雍正八はち年ねん（1730年ねん）增ぞう領りょう沅州府ふ，更さら名めい「辰たつ沅永靖やすし道どう」。	沅州府ふ（3縣けん）	芷江縣けん
			黔陽縣けん
			麻あさ陽ひ縣けん
	嘉よしみ慶けい元年がんねん（1796年ねん）增ぞう領りょう鳳凰ほうおう廳ちょう、乾いぬい州しゅう廳ちょう，更さら名めい「辰たつ沅永靖やすし道どう」。	鳳凰ほうおう直ちょく隸廳	五ご寨長官ちょうかん司し
		鳳凰ほうおう直ちょく隸廳	筸子坪つぼ長官ちょうかん司し
		乾いぬい州しゅう直ちょく隸廳	——
	嘉よしみ慶けい元年がんねん（1796年ねん）增ぞう領りょう永なが綏廳	永えい綏直隸廳	——
	嘉よしみ慶けい二に十じゅう一いち年ねん（1816年ねん）增ぞう領りょう晃あきら州しゅう廳ちょう	晃あきら州しゅう直ちょく隸廳	——
注釋ちゅうしゃく：注ちゅう1：巴ともえ陵りょう縣けん，西にし晉すすむ太ふと康やすし元年がんねん（280年ねん）始はじめ建けん，民みん國こく二に年ねん（1913年ねん）廢はい岳だけ州しゅう府ふ，巴ともえ陵りょう縣けん改あらため為ため岳だけ陽ひ縣けん。注ちゅう2：武たけ陵りょう縣けん，隋ずい朝あさ開ひらき皇すめらぎ三さん年ねん（583年ねん），合ごう臨沅、沅南、漢かん壽ことぶき三さん縣けん為ため武たけ陵りょう縣けん，隸屬れいぞく朗ろう州しゅう。民みん國こく二に年ねん（1913年ねん）廢はい常德じょうとく府ふ，改あらため五ご陵りょう縣けん為ため常德じょうとく縣けん。1950年ねん10月がつ19日にち設立せつりつ常德じょうとく市し（縣けん級きゅう），以常德じょうとく縣けん城ぐすく區く為ため其行政ぎょうせい區域くいき。1988年ねん1月がつ23日にち，常德じょうとく市し升ます格かく為ため地ち級きゅう市し，常德じょうとく縣けん分ぶん撤為常德じょうとく市し武たけ陵りょう區く、鼎かなえ城ぐすく區く。注ちゅう3：安福やすふく縣けん，清朝せいちょう雍正七なな年ねん（1729年ねん）設しつらえ安福やすふく縣けん，因いん與あずか江西えにし省しょう安福やすふく縣けん同名どうめい，民みん國こく3年ねん（1914年ねん）1月がつ改名かいめい「臨澧縣けん」至いたり今いま。注ちゅう4，永えい定じょう縣けん，明朝みょうちょう洪ひろし武たけ二に年ねん（1369年ねん）降くだ「慈利州しゅう」改あらため為ため「大だい庸いさお縣けん」，清きよし雍正十じゅう三さん年ねん（1735年ねん）復ふく置おけ「永えい定じょう縣けん」；民みん國こく三年因永定縣與福建ふっけん省しょう永えい定じょう縣けん同名どうめい遂とげ更さら名めい為ため「大だい庸いさお縣けん」。注ちゅう5：永えい明あきら縣けん，唐から朝あさ天寶てんぽう元年がんねん（742年ねん），改あらため永えい陽よう縣けん為ため永えい明あきら縣けん，縣けん城じょう遷至今いま江永えなが縣けん消しょう浦うら鎮白腳塔村むら。宋朝そうちょう熙寧五ご年ねん（1072年ねん），永えい明あきら縣けん併入「營道縣けん」；元げん祐ゆう元年がんねん（1086），復ふく置おけ「永えい明あきら縣けん」，因いん縣けん治ち位い於永明あかり嶺みね（都と龐嶺）之の陽ひ而得名めい，縣けん治ち遷至消けし水すい南岸なんがん。1956年ねん，「永えい明あきら縣けん」改名かいめい江永えなが縣けん。注ちゅう6：興きょう寧やすし縣けん，民みん國こく3年ねん1月がつ，因いん興きょう寧やすし縣けん與あずか廣東かんとん省しょう「興きょう寧やすし縣けん」重じゅう名めい，故こ復ふく名めい「資し興おき縣けん」。