冢宰

冢宰，官かん名めい。即そく太宰だざい。西にし周あまね置おけ，位い次じ三公みつきみ，為ため六ろく卿きょう之これ首しゅ。《尚書しょうしょ》稱しょう：「冢宰掌てのひら邦治くにじ，統みつる百官ひゃっかん，均ひとし四海しかい。」周しゅう王おう年ねん幼時ようじ，冢宰代だい天子てんし理り政せい，所謂いわゆる「百官總己以聽於冢宰」。後代こうだい雅稱がしょう吏部尚書しょうしょ。

大だい冢宰

西にし魏たかし末すえ年ねん和わ北きた周あまね實行じっこう獨特どくとく的てき六ろく官かん制度せいど。天てん官かん大だい冢宰（或ある說せつ司會しかい），相當そうとう於尚書しょうしょ令れい、尚書しょうしょ僕ぼく射しゃ等とう職しょく。

西にし魏たかし

• 宇文うぶん泰たい（550年ねん—556年ねん）
• 宇文うぶん覺さとし（556年ねん）

北きた周あまね

• 趙ちょう貴たか（557年ねん）
• 宇文うぶん護まもる（557年ねん—572年ねん）
• 宇文うぶん憲けん（572年ねん—577年ねん）
• 宇文うぶん儉（577年ねん—578年ねん）
• 宇文うぶん盛もり（578年ねん—579年ねん）
• 宇文うぶん貞さだ（579年ねん—580年ねん）
• 宇文うぶん贄にえ（580年ねん）
• 楊堅（580年ねん—581年ねん）