子こどもサポータースキルアップ研修けんしゅう

開催かいさい日び　:

（東部とうぶ）2016年ねん1月がつ23・24日にち （西部せいぶ）1月がつ30・31日にち

会場かいじょう　　:

（東部とうぶ）出雲いずも中央ちゅうおう図書館としょかん多目的たもくてき室しつ （西部せいぶ）島根しまね県立けんりつ大学だいがく 交流こうりゅうセンター研修けんしゅう室しつ

参加さんか人数にんずう:

（東部とうぶ）１回かい目め18人にん／2回かい目め18人にん （西部せいぶ）1回かい目め12人にん／2回かい目め15人にん

内容ないよう

昨年さくねん8月がつの基礎きそ研修けんしゅうに引ひき続つづき、スキルアップ研修けんしゅうを東西とうざい部ぶ2か所しょで開催かいさいしました。（自治体じちたい国際こくさい化か協会きょうかい助成じょせい事業じぎょう）

各かく会場かいじょうには、子こどもサポーターとして小中学校しょうちゅうがっこうで日本語にほんご学習がくしゅう支援しえんに携たずさわっていらっしゃる方ほうのほか、学校がっこう教員きょういんや地域ちいきの日本語にほんご教室きょうしつで子こどもの指導しどう・支援しえんに携たずさわっていらっしゃる方ほうなどにご参加さんかいただきました。

東部とうぶ会場かいじょう

NPO法人ほうじんおおさかこども多た文化ぶんかセンターの池上いけがみ智恵子ちえこさんにお越こしいただきました。母語ぼごの習得しゅうとくができている子こどもと、習得しゅうとくする前まえに来日らいにちした子こどもでは、日本語にほんごの指導しどう方法ほうほうが変かわるということや、子こども向むけの教材きょうざいについてお話はなしを伺うかがったり、「こどものにほんご」という教材きょうざいをもとに、「て形がた」や受身うけみなどの子こどもがつまづきやすい学習がくしゅう項目こうもくをどのように扱あつかえばいいのかということについて学まなんだりしました。

あいにくの荒天こうてんで、2回かい目めは研修けんしゅう時間じかんを30分ふん短縮たんしゅくしなければなりませんでしたが、研修けんしゅう後ごも、参加さんか者しゃ同士どうしでずっと話はなし込こんでいらっしゃる姿すがたが印象いんしょう的てきでした。

西部せいぶ会場かいじょう

NPO法人ほうじんおおさかこども多た文化ぶんかセンターの坪内つぼうち好子よしこさんにお越こしいただきました。元もと中学校ちゅうがっこう教員きょういんの坪内つぼうちさんがこれまでに関かかわってきた子こども達たちのことや、大阪おおさかでの指導しどう・支援しえん状じょう況きょうについてお話はなしを伺うかがったり、グループ毎ごとに想定そうていした学習がくしゅう者しゃに対たいして模擬もぎ授業じゅぎょうをするという演習えんしゅうをしたりしました。

広島ひろしま県けんからの参加さんか者しゃもいらっしゃり、それぞれの地域ちいきの支援しえん状じょう況きょうについて情報じょうほう交換こうかんをしたり、お互たがいに連絡れんらく先さきを交換こうかんする姿すがたも見みられました。今後こんごのネットワークの広ひろがりが期待きたいされます。

参加さんか者しゃの声こえ

東部とうぶ会場かいじょう

• 子こども向むけの歌うたやカードを使つかった方法ほうほうを聞きけて参考さんこうになった。
• 実際じっさいの指導しどうにすぐに使つかえる方法ほうほうもあり、具体ぐたい的てきな指導しどうのイメージが持もてた。
• 日本にっぽんの生活せいかつが少すこしでも楽たのしくなるようにしてあげることが大切たいせつなのではないかと感かんじた。だからこそ楽たのしく学まなべる方法ほうほうを考かんがえたい。

西部せいぶ会場かいじょう

• 子こどもの状況じょうきょうに応おうじた指導しどうや配慮はいりょが、子こどもの成長せいちょうを大おおいに支ささえていることがよく分わかった。支援しえん記録きろくを作つくることが大切たいせつだと思おもった。
• 模擬もぎ授業じゅぎょうで、子こどもの実態じったいが目めに浮うかぶようだった。その子こどもたちに、丁寧ていねいに指導しどうする方法ほうほうが分わかり、実践じっせんしたいと思おもう。
• 指導しどう（特とくに教科きょうか指導しどう）に役立やくだつテキストもたくさん紹介しょうかいしてもらい、参考さんこうになった。