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森のフィールドツアー 2013| 北海道エコ・アクション

特集 北海道エコ・アクション

三井物産の森「似湾山林」森のフィールドツアー2013

 全国ぜんこく74カ所かしょやく4まん4000ヘクタールのしゃゆうりん保有ほゆうし、林業りんぎょう推進すいしんゆたかなもりづくりに三井物産みついぶっさん今回こんかいのツアーは、同社どうしゃ所有しょゆうするわん山林さんりん教室きょうしつです。バスのなかでは、AIR-G'アナウンサー・千葉ちばひろみさんが進行しんこうやくつとめ、NPO法人ほうじん「ねおす」の宮本みやもと英樹ひできさんがフィールドツアーの説明せつめいおこない、三井物産みついぶっさん斉藤さいとう江美えみさんが日本にっぽん森林しんりん事情じじょうもり役割やくわりをレクチャーしました。「日本にっぽん国土こくどやく7わり森林しんりんで、世界せかいで3番目ばんめたか森林しんりんりつみず浄化じょうかうみへのめぐみ、土砂どしゃ災害さいがい防止ぼうし建物たてもの家具かぐもちいられるなど、もりからのめぐみはさまざまなはたらきがあります。また、適度てきど使つかうことはもりまもることにつながります。」というおはなしを、参加さんかした親子おやこ興味深きょうみぶかくききいっていました。

 げん現地げんちでは三井物産みついぶっさんフォレストのスタッフとともに4チームにかれて、いざもりなかへ。植物しょくぶつ観察かんさつしながら移動いどうする途中とちゅう昆虫こんちゅうやカエルをつけたり、えだひろってつないでながさをきそう“もりもの競争きょうそう”やふくろなか植物しょくぶつさわっててるゲームをたのしみ、あめなかでもどもたちのテンションはがります。
 昼食ちゅうしょくのちは、いよいよ間伐かんばつ作業さぎょう挑戦ちょうせん。「間隔かんかくせまいと、日光にっこうたらず成長せいちょうできない状態じょうたいになります。まわりのそだてるために、密集みっしゅうしている伐採ばっさいします。もり環境かんきょう保全ほぜんするために、間伐かんばつ作業さぎょう不可欠ふかけつなのです」宮本みやもとさんや三井物産みついぶっさんフォレストのスタッフの説明せつめいから、る〜そだてることの大切たいせつさをまなびました。
のこ(てのこ)でおこなわれた間伐かんばつは、どもたちには大変たいへん作業さぎょう真剣しんけん表情ひょうじょう作業さぎょうつづけるうちに、やがてメリメリとおとてながらゆっくりとたおれ、どもたちからは歓声かんせいがりました。さらに、伐採ばっさいした輪切わぎりにしてコースターづくりを体験たいけんこまかくくだ林業りんぎょう機械きかい(チッパー)も見学けんがくし、間伐かんばつしたがさまざまなカタチで活用かつようされることを実感じっかんしました。

 プログラムの最後さいご植樹しょくじゅ体験たいけん地面じめんあなり、トドマツの苗木なえぎを1ほんずつえました。今日きょう間伐かんばつした樹齢じゅれいやく50ねんどもたちがおじいちゃん・おばあちゃんになるころ、えた見上みあげるほどに成長せいちょうし、ゆたかなもり形成けいせいしていることでしょう。間伐かんばつ植樹しょくじゅのサイクルのなかもりはぐくまれ、そのもりらしや地球ちきゅう環境かんきょうささえていることをまなんだ1にちきているもり実感じっかんしたどもたちのしんは、木々きぎのようにすくすくと成長せいちょうすることでしょう。

札幌さっぽろ 廣川ひろかわ 絢子あやこさん(5年生ねんせい

ノコギリできているったのははじめての体験たいけんむずかしかったけど、ったたおれたとき感動かんどうしました。

廣川ひろかわ 尚子しょうこさん]

どもと一緒いっしょだい自然しぜんなかあるいてみたくて参加さんかもりふかいところまでひとはいっていることがおどろきでした。

札幌さっぽろ 太田おおた はやうつさん(4年生ねんせい

った年輪ねんりんがとてもキレイで印象いんしょうてき自然しぜん仕組しくみをることができて、いい経験けいけんができたとおもいます。

太田おおた 優香ゆかさん]

インドアどもに自然しぜん体験たいけんさせたくて応募おうぼしました。伐採ばっさいしたたおれていく様子ようす迫力はくりょくがありますね。

札幌さっぽろ 今野こんの はるかふとしくん(5年生ねんせい

人工じんこうりん針葉樹しんようじゅでキレイにならんでいることなど、もりのおはなし勉強べんきょうになることばかり。途中とちゅうつけた昆虫こんちゅうがかわいかった。

今野こんの ひささん]

普段ふだん日曜にちよう大工だいくとはちがって、せいるのはむずかしいですね。自分じぶんも、どもも、とてもいい体験たいけんができました。

どもたちに、もりゆたかさをかんじてほしい。

もり循環じゅんかんがた資源しげんはぐく場所ばしょ使つかわれないではなっておくとダメになります。わたしたちにとって、身近みぢか資源しげん
きているときも、られて使つかわれるときもめぐみをあたえてくれるということから、きるといわれています。もりらしがかけはなれている現代げんだい自然しぜんのリアルな情報じょうほうどもたちにつたえていきたいですね。

もりは、たのしくびできる場所ばしょ

もりのフィールドツアーは、普段ふだんはなかなかできない体験たいけん。いい空気くうきって、どもたちとの間伐かんばつ作業さぎょうあせながして、もりたのしい場所ばしょであることを実感じっかんしました。印象いんしょうてきだったのは、カツラのまつヤニのにおい。いきづく自然しぜんにおいをじかいで、五感ごかん刺激しげきされました。どもたちは、もりなかからだ使つかってたのしみながら、環境かんきょうについてもまなぶことができたとおもいます。国土こくどの7わり森林しんりんという日本にっぽんんでいるからこそ、もっともり身近みぢかかんじてほしい。これからももり素晴すばらしさをつたえていきたいですね。

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