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群書治要 : 卷三十二 : 管子 : 桓公問 - Chinese Text Project
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Chinese Text Project

桓公かんこうとい

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1 桓公かんこうとい:
ひとし桓公かんこうといかん曰:われねんゆう而勿しつとく而勿忘,為之ためゆき有道ありみち乎。たい曰:勿創勿作,いたり而隨,以私好惡こうおがい公正こうせい,察民しょあく以自ため戒,みかどりつあかりだい,堯有衢室とえしゅんゆうつげ善之よしゆき旌,禹立諫鼓於朝,ゆうそうまちにわ,以觀みんそし也。此古聖帝せいてい明王みょうおう所以ゆえんゆう而勿しつとく而勿忘者也。

2 桓公かんこうとい:
形勢けいせいかいきゅうかいこれ

3 桓公かんこうとい:
ひとぬし所以ゆえんれい則行のりゆき禁則きんそくとめしゃ,必令於民ところよしみ,而禁於民これしょあく也。みんじょう莫不ほしなま而惡,莫不よくとし而惡がい也。うえれい生利しょうりじんのりれいぎょうきん殺害さつがいじんのり禁止きんし矣。れい所以ゆえん行者ぎょうじゃ,必民らく其政也。而令乃行。曰:ゆう以行れい也。

4 桓公かんこうとい:
ひとぬし所以ゆえん使盡力じんりょく而親うえしゃ,必為天下でんか致利じょがい也。德澤とくさわ於天めぐみほどこせあつ於萬ぶつ父子ふしとく以安,羣生とく以育,萬民歡盡其力而樂為上用,いれそくつとむほんやましさく,以實くら廩,そくつきぶしてき,以安社稷しゃしょく,雖勞卑辱,而不敢告也。みん利之としゆきそくらいがいのっとみんしたがえ利也としや如水にょすいはしした,於四旁無擇也。よく來民くたみしゃさきおこり其利,雖不召而みんいたりしつらえ其所あく,雖召而民不可ふからい也。のぞきみん父母ちちははのりみん親愛しんあいしるべみんみんさくじゅんあつしぐうゆう,雖不言ふげん曰吾おやみん,而民おや矣。のぞきみん如仇讎,のりみん疏之,しるべあつしぐう無實むじつ,雖言曰吾おやみんみんおや也。

5 桓公かんこうとい:
聖人せいじんげん而後ごとくだり而後ぎょう,偷得而後有害ゆうがい,偷得らく而後ゆうしゃ聖人せいじん不為ふため也。聖人せいじんげん必顧其累,あるき必顧其憂。

6 桓公かんこうとい:
聖人せいじんもとめごと也。さきろん其理よしけい其可いな義則よしのりもとめ不義ふぎそくとめのりもとめ不可ふかそくとめ所得しょとくごとしゃつねためたから小人こどもひとゆうもとめごと也。ろん其理よしけい其可いな不義ふぎまたもとめこれ不可ふかまたもとめこれ所得しょとくごとしゃ為賴ためより也。曰:必得こと不足ふそくよりゆき也。

7 桓公かんこうとい:
ひとぬししゃ温良おんりょう寬厚かんこうのりみんあい整齊せいせいげんそうのりみんかしここれみんあいのりおやかしここれのりようおっとみんおや而為ようしゅこれしょきゅう也。曰:且懷且威,のりくんどう備矣。

8 桓公かんこうとい:
ひとぬしのうやす其民,のり民事みんじ其主,如事其父母ちちはは故主こしゅゆうのりこれ有難ありがたのりにんぬしみん如土,のりみん不為ふためようしゅゆうのりゆう有難ありがたすなわち不死ふし曰:莫樂のり莫哀ばくあい,莫生のり莫死

9 桓公かんこうとい:
みん所以ゆえんもりせんいたり而不おとろえしゃ上之うえのしょ以加ほどこせ於民しゃあつ也。うえほどこせあつのりみんむくいじょうまたあつしうえほどこせうすのりみんむくいじょうまたすすきうすほどこせ而厚せめきみ不能ふのうとく於臣,ちち不能ふのうとく於子。

10 桓公かんこうとい:
みんしたがえゆう道也みちや。如飢さきしょく也。如寒せんころも也。如暑せんかげ也。有道ありみちのりみん無道むどうそくみんこれみちざいそくげんじゅんぎょうせいことくんちゅうことちちこうぐうじんてん道滿どうまん而不溢,もり而不おとろえ明主めいしゅほうぞう天道てんとう而不おごとみ而不おごのうちょうもり富貴ふうきひさゆう天下でんか而不しつ也。曰:もち滿まんしゃあずかてん

11 桓公かんこうとい:
明主めいしゅすくい天下でんかわざわいやす天下でんか危者也。必待萬民之為用也。而後のう為之ためゆき曰:安危あんきしゃあずかひとだい國富こくふ民衆みんしゅうへいきょう,此盛滿之まんしこく也。雖已もり滿みつるとくあつ以安度數どすう以治のりこく其國,而民其民也。曰:しつてんこれ,雖滿必涸,しんおや其主,百姓ひゃくしょう不信ふしん其吏,上下じょうかはなれ不和ふわ雖自やす,必且危之。曰:上下じょうげ不和ふわ,雖安必危。

12 桓公かんこうとい:
いにしえしゃさんおうはくみなじんぬし天下でんかしゃ也。貴顯きけん子孫しそん其澤,桀、紂、かそけ、厲,みなじんぬしがい天下でんかしゃ也。こまきず子孫しそんこうむ其禍。曰:うたぐいましゃ察之いにしえ不知ふち來者らいしゃ往。

13 桓公かんこうとい:
いにしえしゃたけおう地方ちほうひゃくさとせんそつしゅうまんにんしかのう戰勝せんしょうおさむたてため天子てんし,而世いい聖王せいおうしゃ為之ためゆきじゅつ也。桀、紂貴ため天子てんし富有ふゆううみ內,地方ちほう甚大じんだいせんそつ甚衆,しか而身こくほろびため天下でんか戮者,不知ふち為之ためゆきじゅつ也。のう為之ためゆきのりしょう以為だい,賤可以為とうと不能ふのう為之ためゆきのり雖為天子てんしにんなおだつこれ

14 桓公かんこうとい:
明主めいしゅ度量どりょう人力じんりきこれしょのうため而後使焉。れい於人これしょのうためそくれいぎょう使つかい於人これしょのうためそくごとなりらんぬしりょう人力じんりきれい於人これしょ不能ふのうため其令はい使つかい於人これしょ不能ふのうため其事はいおっとれい而廢,舉事而敗,此强不能ふのうつみ也。

15 桓公かんこうとい:
明主めいしゅ不用ふよう其智而任聖人せいじんさとし不用ふよう其力而任衆人しゅうじんちから以聖じんさとし思慮しりょしゃ知也ともや。以衆じんちからおこりごとしゃなり也。のう而因天下でんか智力ちりょくおこりのりいっ而福らんしゅどくよう其智而不にん聖人せいじんさとしどくよう其力,而不にん衆人しゅうじんちから其身ろう而禍曰:どくにんくにくにきゅう作圖さくずあらためろう而多

16 桓公かんこうとい:
明主めいしゅしゃにんひつじ,而皆ゆう親心おやごころ焉者,ゆう使つかいみんおやこれ道也みちや其位やす而民往之。曰:ひつじ而親焉。以往いおう矣。

17 桓公かんこうとい:
ひとぬしげんぎゃく於民しんもと於理よし,其所げんあし以安天下でんかしゃ也。ひとただおそれ其不ふくごと也。げん而離父子ふしおや,疏君臣くんしんみちがい天下でんかしゅう,此言不可ふかふくしゃ也。明君めいくん不言ふげん也。

18 桓公かんこうとい:
ひとぬし行方ゆくえただし使つかいじん有理ゆうりぐうじん有禮ありのりぎょうきゅうくだりはつ於身,而為天下でんか法式ほうしきにんただおそれ其不ふくぎょう也。ぎょう不正ふせい使つかいじん暴虐ぼうぎゃくぐうじん不信ふしんぎょうはつ於身,而為天下でんかわらいしゃ,此不可ふかふくこれぎょう也。曰:あるき不可ふかさいしゃきみくだり也。

19 桓公かんこうとい:
げん不可ふかふくしゃ,其言信也しんやくだり不可ふかさいしゃ,其行暴賊也。げん而不しんじのりみんぎょう而暴ぞくのり天下でんか怨,みん天下てんか怨,此滅亡めつぼうこれしょしたがえなま也。明主めいしゅきん曰:凡言行げんこう不可ふかふくしゃゆうこくしゃだいきん也。

URN: ctp:n417916