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中田翔 - Wikipedia
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中田なかた翔しょう

日本にっぽんのプロ野球やきゅう選手せんしゅ (1989-)

中田なかた 翔しょう（なかた しょう、1989年ねん4月がつ22日にち - ）は、広島ひろしま県けん広島ひろしま市し中ちゅう区く出身しゅっしんのプロ野球やきゅう選手せんしゅ（内野ないや手しゅ、外野がいや手しゅ）。右みぎ投とう右みぎ打だ。中日ちゅうにちドラゴンズ所属しょぞく。

中田なかた 翔しょう
中日ちゅうにちドラゴンズ #6
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
出身しゅっしん地ち 広島ひろしま県けん広島ひろしま市し中ちゅう区く
生年月日せいねんがっぴ (1989-04-22) 1989年ねん4月がつ22日にち（35歳さい）
身長しんちょう
体重たいじゅう		 184 cm
107 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき 右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション 一塁いちるい手しゅ、外野がいや手しゅ
プロ入いり 2007年ねん 高校生こうこうせいドラフト1巡じゅん目め
初はつ出場しゅつじょう 2009年ねん5月23日にち
年俸ねんぽう 3億おく円えん（2024年ねん）[1]
※2024年ねんから2年ねん契約けいやく
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
国際こくさい大会たいかい
代表だいひょうチーム 日本の旗 日本にっぽん
WBC 2013年ねん、2017年ねん
プレミア12 2015年ねん
この表ひょうについて
獲得かくとくメダル
日本の旗 日本にっぽん
WBSCプレミア12
銅どう 2015

経歴けいれき

編集へんしゅう

プロ入いり前まえ

編集へんしゅう

広島ひろしま市立しりつ竹屋たけや小学校しょうがっこう3年ねんから広島ひろしま鯉こい城じょうリトルで捕手ほしゅとして野球やきゅうを始はじめる[2][3]。6年ねん時じに投手とうしゅに転向てんこう。広島ひろしま鯉こい城じょうシニア時代じだいは連盟れんめい記録きろくとなる通算つうさん51本塁打ほんるいだ。広島ひろしま市立しりつ国泰寺こくたいじ中学校ちゅうがっこう3年ねん時じに鯉こい城じょうシニアで日本にっぽん代表だいひょう入いり。エースで4番ばんを務つとめ、米国べいこく遠征えんせいで4本塁打ほんるいだを打うちMVPに輝かがやき、世界せかい大会たいかい準じゅん優勝ゆうしょうの原動力げんどうりょくとなる[3]。投手とうしゅとしても141km/hを計測けいそくした。中ちゅう3時じにイベントで訪おとずれたヤクルトスワローズ・山本やまもと樹いつき投手とうしゅと勝負しょうぶして3打数だすう2安打あんだ[4]、シニアの県けん大会たいかいで御ご建けん公園こうえん野球やきゅう場じょうで打うった場外じょうがい本塁打ほんるいだは、隣接りんせつする御ご建けん神社じんじゃの屋根やねを破壊はかいし、神社じんじゃから弁償べんしょうを請求せいきゅうされた推定すいてい170m弾だんだったといわれる[4]。広島ひろしまで過すごした少年しょうねん時代じだいは、当時とうじの広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょうでプロ野球やきゅう選手せんしゅになる夢ゆめを抱だいた広島東洋ひろしまとうようカープファンだった[4][5]。子供こどもの頃ころの実家じっかの近所きんじょに緒方おがた孝たかし市し宅たくがあり、家いえに押おしかけてサインをもらったこともある[6]。

大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうの西谷にしたに浩一こういち監督かんとくは、中田なかたをスカウトするため、広島ひろしまに40、50回かい通とおった[7][8]。大阪桐蔭おおさかとういん高校こうこうでは1年ねん夏なつには5番ばん・一塁いちるい手しゅでレギュラーとなり、2005年ねんの夏なつの甲子園こうしえんベスト4に貢献こうけん、この時ときの3年生ねんせいに平田ひらた良介りょうすけ、辻つじ内ない崇たかし伸しんがおり、入学にゅうがく時じからこの二人ふたりをライバルとして競争心きょうそうしんを燃もやしていた[9]。また投手とうしゅとしても最速さいそく147km/hを計測けいそく[3]。 秋あきからエースで4番ばんを任まかされ、岡田おかだ雅まさ利としとバッテリーを組くんだ。2年ねん春はるには151km/hまで球速きゅうそくが伸のびた。肩かたの故障こしょうで投手とうしゅとしては活躍かつやくが出来できなかったが、4番ばん・右翼うよく手しゅとして出場しゅつじょうし、打者だしゃとして大阪おおさか大会たいかい新しん記録きろくとなる4試合しあい連続れんぞく本塁打ほんるいだ、甲子園こうしえんでは推定すいてい飛ひ距離きょり140メートル弾だん、更さらに秋季しゅうき近畿きんき大会たいかい準決勝じゅんけっしょうの市川いちかわ高校こうこう戦たたかえ（和歌山わかやま県営けんえい紀三井寺きみいでら野球やきゅう場じょう）で推定すいてい飛ひ距離きょり170メートルの本塁打ほんるいだを打うつ[2][3]。この頃ころから「平成へいせいの怪物かいぶつ」[注ちゅう 1]と呼よばれるようになる。3年生ねんせい時じの7月がつ6日にち、全国ぜんこく高校こうこう野球やきゅう大阪おおさか大会たいかい直前ちょくぜんの練習れんしゅう試合しあい・生野いくの工業こうぎょう高校こうこう戦せんにて当時とうじの高校こうこう通算つうさん本塁打ほんるいだの新しん記録きろくとなる87本ほん目めの本塁打ほんるいだを記録きろく[3]。大阪おおさか大会たいかいの決勝けっしょうではエースの植松うえまつ優ゆう友ともを擁ようする金光かねみつ大阪おおさか高校こうこうと対戦たいせんし、投手とうしゅとしては初回しょかいに3失点しってん、打撃だげきでも厳きびしいマークに遭あい5打数だすう無む安打あんだで、チームは敗戦はいせんして甲子園こうしえん出場しゅつじょうを逃のがした。この大会たいかいでは本塁打ほんるいだは打うてなかった。高校こうこう通算つうさん87本塁打ほんるいだ、甲子園こうしえんでも歴代れきだい7位いとなる4本塁打ほんるいだを打うった。

2007年ねん10月3日にちのプロ野球やきゅうドラフト会議かいぎ（高校生こうこうせい対象たいしょう）においては、佐藤さとう由ゆかり規ぶんまわし、唐川からかわ侑己と並ならんで「高校こうこうビッグ3」と呼よばれ、北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズ、阪神はんしんタイガース、オリックス・バファローズ、福岡ふくおかソフトバンクホークスの4球団きゅうだんから1位い指名しめいを受うけた。抽選ちゅうせんの末すえ、日本にほんハムが交渉こうしょう権けんを獲得かくとくし、11月6日にちに高卒こうそつ新人しんじんとしては史上しじょう5人にん目めとなる契約けいやく金きん1億おく円えん、出来高できだか5000万まん円えん、年俸ねんぽう1500万まん円えん（推定すいてい）で契約けいやくした。背番号せばんごうは、同年どうねんオフに現役げんえき引退いんたいした田中たなか幸雄ゆきおが着用ちゃくようしていた6。

日本にほんハム時代じだい

編集へんしゅう

2008年ねんは守備しゅび位置いちとしては高校こうこう時代じだいの投手とうしゅと外野がいや手しゅではなく、三塁手さんるいしゅを志願しがんし球団きゅうだんの育成いくせい方針ほうしんとも一致いっちしたことから、二に軍ぐんで三塁さんるい守備しゅびでの練習れんしゅうを始はじめる。しかし、同年どうねん6月がつに左ひだり手首てくびを骨折こっせつ（全治ぜんち1か月げつ）したときは、トレーナー陣じんから「これでケガをしても誰だれも面倒めんどうを見みてくれないぞ」と注意ちゅういを受うけていた状態じょうたいで1か月げつ近ちかくも骨折こっせつを放置ほうちされていた[10]。同年どうねんは1度ども一軍いちぐんに昇格しょうかくすることはなかった。オフに、300万まん円えん減げんとなる推定すいてい年俸ねんぽう1200万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした[11]。

2009年ねんは春季しゅんきキャンプ後ごの3月がつ、三塁手さんるいしゅとしては起用きようできないと判断はんだんされ、一塁いちるい手しゅに専念せんねん。5月23日にちの東京とうきょうヤクルトスワローズ戦せんで「7番ばん・指名しめい打者だしゃ」としてプロ公式こうしき戦せん初はつ出場しゅつじょう、プロ初はつ安打あんだを記録きろく。25日にちの中日ちゅうにちドラゴンズ戦せんでは途中とちゅう出場しゅつじょうながら初はじめて守備しゅび機会きかいのある一塁いちるい手しゅの守備しゅびにも就ついた。7月23日にちのフレッシュオールスターゲーム（札幌さっぽろドーム）ではイースタン・リーグ選抜せんばつの4番ばん打者だしゃを務つとめ、2安打あんだ2打点だてんでMVPを獲得かくとく。大森おおもり剛つよしとコーリー・ポールが持もっていた同どうリーグのシーズン本塁打ほんるいだ27本ほんを超こえる30本塁打ほんるいだと史上しじょう最多さいたタイの打点だてん95を記録きろくし二に冠かん王おうを獲得かくとく[12]、打率だりつも.326でリーグ2位いと好成績こうせいせきを残のこし、プロ野球やきゅうコンベンション2009にて特別とくべつ賞しょうを受賞じゅしょうした。9月26日にちには一塁いちるい手しゅとしての先発せんぱつ出場しゅつじょうも果はたし、9月27日にちに犠飛ぎひでプロ初はつ打点だてんを挙あげた。また、日本にっぽんシリーズにも第だい3戦せんで代打だいだで初はつ出場しゅつじょうした。12月5日にち、現状げんじょう維持いじとなる推定すいてい年俸ねんぽう1200万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした[13]。一軍いちぐんでの出場しゅつじょう機会きかいを増ふやすため、シーズンオフより外野がいや手しゅへ転向てんこうした（登録とうろくは内野ないや手しゅのまま）[14]。

2010年ねんは長距離ちょうきょり打者だしゃであるターメル・スレッジの退団たいだんと、レギュラー左翼さよく手しゅだった森本もりもと稀まれ哲あきらが故障こしょうで離脱りだつしたこともあり、開幕かいまく戦せんで7番ばん・左翼さよく手しゅとして自身じしん初はつの開幕かいまく戦せん先発せんぱつ出場しゅつじょうを果はたし、杉内すぎうち俊哉としやから自身じしん初はつの2点てん適時てきじ打だを打うつ。その後ごも主おもに相手あいて先発せんぱつが左腕さわん投手とうしゅの試合しあいで先発せんぱつ出場しゅつじょうし、左翼さよく手しゅの守備しゅびも無難ぶなんにこなしていたが、4月がつ18日にちの試合しあいを最後さいごに二に軍ぐん落おちする。その3日にち後ごの21日にちの二に軍ぐんの試合しあいで左ひだり膝ひざ半月はんつき板ばんを損傷そんしょう。5月10日にちに手術しゅじゅつを受うけた[15]。7月19日にちに一軍いちぐん昇格しょうかく。7番ばん・指名しめい打者だしゃとして先発せんぱつ出場しゅつじょうし、復帰ふっき後ご初はつ安打あんだ。翌よく20日はつかの千葉ちばロッテマリーンズ戦せんにも先発せんぱつ出場しゅつじょうし、大嶺おおみね祐ゆう太ふとしからプロ入いり初はつ本塁打ほんるいだ（公式こうしき戦せん91打席だせき目め）を打うった[16]。8月6日にちの東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルス戦せんでは栂野とがの雅史まさしと青山あおやま浩二こうじから2打席だせき連続れんぞく本塁打ほんるいだを記録きろくした。夏場なつばには金子かねこ千尋ちひろ、涌井わくい秀章ひであき、和田わだ毅あつし、田中たなか将すすむ大だいらエース級きゅうの投手とうしゅから立たて続つづけに本塁打ほんるいだを打うったが、9月に入はいると調子ちょうしを落おとし、最終さいしゅう的てきには打率だりつ.233、9本塁打ほんるいだ、22打点だてんに終おわった。オフに、600万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう1800万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした[17]。

2011年ねんは開幕かいまくから19打席だせき無む安打あんだとスタートに苦くるしんだがその後ごは成績せいせきを伸のばし、小谷野こやの栄一えいいちの離脱りだつ中ちゅうは4番ばんに抜擢ばってきされるなどチームの主軸しゅじくとなり、初はつのオールスターゲーム出場しゅつじょうも果はたした。後半こうはん戦せんは不振ふしんに陥おちいり、原因げんいん不明ふめいのめまいなどにも苦くるしんだがシーズンを通とおしてレギュラーとして起用きようされ、初はつの規定きてい打席だせき到達とうたつに加くわえともにリーグ3位いとなる18本塁打ほんるいだ、91打点だてんを記録きろくした。しかし規定きてい打席だせき到達とうたつ者しゃではリーグ最多さいたと1個いっこ差さの133三振さんしん、打率だりつ.2371はリーグワースト2位い、出塁しゅつるい率りつはリーグワーストの.283に低迷ていめいし、OPSも.700を切きった。オフに、2700万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう4500万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした[18]

2012年ねん、キャンプから足あしを大おおきく開ひらき、やや腰こしを落おとしてほとんど踏ふみ出ださずに振ふる「ノーステップ打だ法ほう」を採用さいようした。

この年としから日本にほんハムの監督かんとくに就任しゅうにんした栗山くりやま英樹ひできは、中田なかたを中心ちゅうしんとするチーム作づくりの意向いこうを示しめしており、「4番ばん・左翼さよく手しゅ」として開幕かいまくスタメン。しかし、開幕かいまくから24打席だせき無む安打あんだ（25打席だせき目めで本塁打ほんるいだ）となり、交流こうりゅう戦せんの頃ころから足あしを上あげてタイミングを取とる打だ法ほうに切きり替かえ、以後いごもフォームが定さだまらなかった。前半ぜんはん戦せんは打率だりつ1割わり台だいと不調ふちょうだったが、栗山くりやまが不調ふちょうでも我慢がまんして使つかい続つづけたこともあり、最終さいしゅう的てきにレギュラーシーズンの全ぜん試合しあいに4番ばん打者だしゃとして起用きようされ続つづけた。球団きゅうだんでは張本ちょうほん勲くん（1963年ねん）、柏原かしわばら純一じゅんいち（1983年ねん）に続つづいて3人にん目めの全ぜん試合しあい4番ばん出場しゅつじょうとなった。優勝ゆうしょうチームでの全ぜん試合しあい4番ばん出場しゅつじょうはパ・リーグでは野村のむら克也かつや（南海なんかいホークス・1966年ねん）以来いらい、3人にん目め。8月から徐々じょじょに調子ちょうしを上あげていき、9月には6本塁打ほんるいだを放はなつなど[19]後半こうはん戦せんは打率だりつ.293、14本塁打ほんるいだ、OPS.882を記録きろく。シーズン通算つうさんでは打率だりつはリーグワースト3位いの.239、得点とくてん圏けん打率だりつは.198に終おわったが、リーグ2位いの24本塁打ほんるいだ、リーグ3位いの77打点だてん（チーム首位しゅい）を記録きろく。先制せんせい打だ、同点どうてん打だ、勝かち越こし打だ、逆転ぎゃくてんの殊勲しゅくん安打あんだ30本ほん、17勝利しょうり打点だてんはリーグ最多さいたと、両りょう極端きょくたんな結果けっかとなった。内容ないよう的てきには前年ぜんねんに比くらべて三振さんしんを減へらし、より四球しきゅうを記録きろくし、BB/Kを向上こうじょうさせるとともにリーグ最多さいた得点とくてんを獲得かくとくした。また守備しゅび面めんでは外野がいや手しゅとしてリーグトップの19補殺ほさつ（球団きゅうだんタイ記録たいきろく）を記録きろくし、そのうち9が併殺へいさつであり、中日ちゅうにちの原田はらだ督とく三さん、松竹しょうちくの岩本いわもと義行よしゆきの外野がいや手しゅシーズン併殺へいさつ数すうのプロ野球やきゅう記録きろくを62年ねんぶりに更新こうしんした[20]。パ・リーグでは23年ねんぶりの2年ねん連続れんぞくリーグ最多さいた補殺ほさつを記録きろく。シーズン最後さいごの連戦れんせんで、連敗れんぱいすれば2位い西武せいぶに並ならばれる9月がつ28日にちの西武せいぶ戦せんでは2ラン、3ランを放はなってチームの全ぜん得点とくてんを記録きろくし、リーグ優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。

ポストシーズンではクライマックスシリーズ、日本にっぽんシリーズでも全ぜん試合しあい4番ばんとして出場しゅつじょうする。10月28日にち、東京とうきょうドームでの日本にっぽんシリーズ第だい2戦せんの1回かい表ひょうに澤村さわむら拓たく一いちから死球しきゅうを受うけ左手ひだりてを負傷ふしょうし、4回かい裏うらの守備しゅびから途中とちゅう交代こうたいしたが第だい3戦せん以降いこうも左翼さよく手しゅで出場しゅつじょうし、第だい4戦せんでは9回かい表ひょうの二死にし満塁まんるいのピンチの場面ばめんで左中間さちゅうかんに抜ぬける打球だきゅうを好捕こうほして味方みかたの失点しってんを防ふせぎ、第だい6戦せんでは6回かい表ひょうに自身じしんのポストシーズン初はつとなる3点てん本塁打ほんるいだを放はなつが、日本にっぽんシリーズでは結局けっきょくこの1打席だせきの3打点だてんに終おわった。シリーズ終了しゅうりょう後ごには第だい2戦せんの死球しきゅうにより左手ひだりて第だい5中手なかて骨こつを骨折こっせつしていたことが判明はんめいした[21]。12月3日にち、4000万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう8500万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした[22]。

2013年ねんは、4番ばんとして開幕かいまくから活躍かつやくを見みせ本塁打ほんるいだではリーグトップを走はしっていたが、8月がつ21日にちの楽天らくてん戦せんの初回しょかいに美馬みま学がくから左ひだり手甲てっこうに死球しきゅうを受うけ、左手ひだりて第だい5中手なかて骨こつ亀裂きれつ骨折こっせつと判明はんめいし戦線せんせんを離脱りだつ。その後ごのシーズンをほぼ棒ぼうに振ふりタイトルこそ逃のがしたものの、自己じこ最多さいたの28本塁打ほんるいだ（リーグ2位い）を放はなち、前年ぜんねんリーグワースト3位いだった打率だりつもリーグ8位いの.305と初はつの3割わりを記録きろくした。長打ちょうだ率りつ、OPSはリーグ2位いを記録きろくした。シーズン後ごにはベストナインを初はつ受賞じゅしょうした[23]。オフの11月には、台湾たいわんで行おこなわれた「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本にっぽん VS チャイニーズ・タイペイ」の日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつされた[24]。オフに、6500万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう1億おく5000万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした[25]

2014年ねんは2年ねんぶりに全ぜん144試合しあいに出場しゅつじょうし[26]、死球しきゅうの影響えいきょうでスタメンを外はずれた[27]7月がつの2試合しあいを除のぞく142試合しあいで4番ばん打者だしゃとして先発せんぱつした[28]。新しん戦力せんりょくとして一塁いちるい手しゅのホアン・ミランダが加入かにゅうし、内野ないや手しゅ登録とうろくとして[29]、キャンプからオープン戦せん序盤じょばんまで三塁手さんるいしゅに再さい挑戦ちょうせんするも、シーズンでは例年れいねんと同おなじく左翼さよく手しゅを守まもる機会きかいが多おおかった[28]。ただ、シーズン後半こうはんは一塁いちるい手しゅを守まもる機会きかいが増ふえ、試合しあい途中とちゅうで左翼さよく手しゅから一塁いちるい手しゅへ回まわる場面ばめんが多おおくなった。打率だりつは前年ぜんねんより下落げらくして.269だったが[26]、チームトップとなる27本塁打ほんるいだ（リーグ4位い）を放はなち[30]、2年ねん連続れんぞくで25本塁打ほんるいだ以上いじょう[26]を記録きろくした。また打点だてんでは、3月・4月で17打点だてんを挙あげると、5月から9月がつにかけて毎月まいつき15打点だてん以上いじょうを記録きろくし、順調じゅんちょうに数字すうじを伸のばした[28]。9月27日にちのオリックス戦せんでサヨナラとなるソロ本塁打ほんるいだを放はなち、自身じしん初はつの100打点だてんに到達とうたつ[31]。最終さいしゅう的てきに2014年ねんのパ・リーグで打点だてんを三さん桁けたに乗のせた唯一ゆいいつの選手せんしゅとなり、打撃だげき三さん部門ぶもんで初はつの個人こじんタイトルとなる打点だてん王おうを、2位いに10打点だてん差さをつけて獲得かくとくした[32]。この年としはチームとしては3位いだったが[33]、オリックスとのクライマックスシリーズのファーストステージ第だい3戦せん（京きょうセラドーム大阪おおさか）では、1対たい1で迎むかえた延長えんちょう10回かい表ひょうに平野ひらの佳けい寿ことぶきから決勝けっしょうのソロ本塁打ほんるいだを放はなち[34]、続つづくファイナルステージで、第だい1戦せん、第だい2戦せんで本塁打ほんるいだを放はなち、2008年ねんのT.ウッズ（中日ちゅうにち）以来いらい2人にん目め、パ・リーグのCSでは初はつの3試合しあい連続れんぞく本塁打ほんるいだを記録きろく[35]。続つづく第だい3戦せんでも6回かい表ひょうに3点てん本塁打ほんるいだを記録きろくし、NPBのポストシーズンでの新しん記録きろくとなる4試合しあい連続れんぞく本塁打ほんるいだを達成たっせいした[36]。翌よく18日にちの第だい4戦せんで3打数だすう2三振さんしん1四球しきゅうの無む安打あんだに終おわり、記録きろくは4でストップ[37]。シーズンオフの10月がつ9日にちに、日米にちべい野球やきゅう2014の日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつされたことが発表はっぴょうされた[38]。オフに、5000万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう2億おく円えんで契約けいやくを更改こうかいした[39]。

 
日本にほんハム時代じだい
（2015年ねん5月がつ31日にち 札幌さっぽろドーム）

2015年ねんは開幕かいまく前まえの2月がつ16日にちに「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍さむらいジャパン 対たい 欧州おうしゅう代表だいひょう」の日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつされたことが発表はっぴょうされた[40]。3月10日にちの第だい1戦せん、3月11日にちの第だい2戦せんに4番ばんで先発せんぱつ出場しゅつじょうし、1安打あんだを記録きろくした[41][42]。シーズンでは年間ねんかんを通とおして一塁いちるい手しゅとして出場しゅつじょうした。交流こうりゅう戦せん終了しゅうりょうの6月がつ中旬ちゅうじゅんまでに20本塁打ほんるいだを記録きろくする例年れいねん以上いじょうのペースで本塁打ほんるいだを量産りょうさんしていった。しかし慢性まんせい的てきな膝ひざの不調ふちょうに悩なやまされ、後半こうはん戦せんは大おおきく失速しっそく。不振ふしんに苦くるしむも、最終さいしゅう戦せんで涌井わくい秀章ひであきから本塁打ほんるいだを放はなち、キャリア初はつの30本塁打ほんるいだを達成たっせいした。また、2年ねん連続れんぞく100打点だてんを記録きろくした（同どうチーム内ないでの2年ねん連続れんぞく100打点だてんは、東映とうえい時代じだいに大杉おおすぎ勝男かつお（1971?1973年ねん）が記録きろくして以来いらい2人にん目めである）。守備しゅびは年間ねんかんを通とおして安定あんていし、初はつのゴールデングラブ賞しょうを獲得かくとくした。オフに、4500万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう2億おく4500万まん円えん＋出来高できだか払ばらいで契約けいやくを更改こうかいした[43]。

2016年ねんは開幕かいまく前まえの2月がつ15日にちに「侍さむらいジャパン強化きょうか試合しあい 日本にっぽん vs チャイニーズタイペイ」の日本にっぽん代表だいひょう26名めいに選出せんしゅつされたことが発表はっぴょうされた[44]。レギュラーシーズンが始はじまると不調ふちょうに苦くるしむようになる。6月27日にちの埼玉さいたま西武せいぶライオンズ戦せんでは途中とちゅうで代打だいだを出だされ、その後ごの2試合しあいでは打撃だげき不振ふしんのためスタメンから外はずれた[45][46]。その後ごも打率だりつは.250前後ぜんこうを推移すいいし続つづけたが、8月がつ30日にちの楽天らくてん戦せんで、3試合しあい連続れんぞく本塁打ほんるいだになる20号ごう本塁打ほんるいだを放はなつなどシーズン後半こうはんに復調ふくちょう[47]。最終さいしゅう的てきにはシーズンを通とおして（スタメン落おちした2試合しあいを除のぞいて）4番ばん打者だしゃに座すわり続つづけて、「打率だりつ.250、25本塁打ほんるいだ、110打点だてん」を記録きろく。打率だりつ、本塁打ほんるいだこそ前年ぜんねんを下回したまわったが、打点だてんは自己じこベストの成績せいせきになり、（前述ぜんじゅつの大杉おおすぎに並ならぶ）3年ねん連続れんぞくの100打点だてんを達成たっせいして打点だてん王おうを獲得かくとくした[48]。また一塁いちるい手しゅとして最多さいたの守備しゅび機会きかいに関かかわり、2年ねん連続れんぞくのゴールデングラブ賞しょうを獲得かくとく、ベストナインにも選出せんしゅつされた。このシーズンに本塁打ほんるいだ数すうがそれほど伸のびなかった背景はいけいにはブランドン・レアードに本塁打ほんるいだの量産りょうさんを任まかせて自分じぶんはチーム打撃だげきに徹てっするという考かんがえがあり、シーズン前半ぜんはんには野球やきゅう専門せんもん媒体ばいたいがそのように報ほうじていた[49]。10月18日にちに「侍さむらいジャパン 野球やきゅうオランダ代表だいひょう 野球やきゅうメキシコ代表だいひょう 強化きょうか試合しあい」の日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつされたことが発表はっぴょうされた[50]。4年ねんぶりの出場しゅつじょうとなった広島東洋ひろしまとうようカープとの日本にっぽんシリーズでは、4年ねん前まえと同様どうように全ぜん試合しあい4番ばん打者だしゃで出場しゅつじょうする。第だい3戦せんでは8回かい裏うらに逆転ぎゃくてんとなる2点てん適時てきじ二塁打にるいだを含ふくむ3打点だてんを挙あげると、第だい4戦せんでは6回かい裏うらに同点どうてんに追おいつくソロ本塁打ほんるいだを放はなつ。そして日本一にっぽんいちに王手おうてをかけた第だい6戦せんでは、同点どうてんの8回かい表ひょうに二死にし満塁まんるいから押おし出だし四球しきゅうを選えらび、これが日本一にっぽんいちを決きめる決勝けっしょう点てんとなった。自身じしん初はつの日本一にっぽんいちを経験けいけんするとともに、優秀ゆうしゅう選手せんしゅ賞しょうに選えらばれた。12月1日にち、3500万まん円えんアップの推定すいてい年俸ねんぽう2億おく8000万まん円えん＋出来高できだか払ばらいで契約けいやくを更改こうかいした[51]。

2017年ねん3月31日にちの開幕かいまく戦せんは、6年ねん連続れんぞくでの「開幕かいまく4番ばん」を務つとめた。5月20日にちの札幌さっぽろドームでのオリックス・バファローズ戦せんで吉田よしだ一いち将しょうから天井てんじょう直撃ちょくげきの二塁打にるいだを放はなつ[52]。しかし、この年としは開幕かいまくから深刻しんこくな打撃だげき不振ふしんに陥おちいり、7月がつ6日にちの西武せいぶ戦せんを最後さいごに、打率だりつが.230を割わり込こむ状況じょうきょうがシーズン終了しゅうりょうまで続つづいた。2012年ねん以来いらい、4番ばんでの出場しゅつじょうを主しゅとしてきたが、6月がつ10日とおかの巨人きょじん戦せん以降いこうは、3番ばんでの起用きようが多おおくなった（中田なかたが3番ばんで起用きようされる際さいは、ブランドン・レアードが4番ばんで起用きようされた）[53]。7月8日にちのソフトバンク戦せんでは、プロ初はじめての1番ばんでの起用きようになった[54]。8月13日にちのソフトバンク戦せんからは、指定してい席せきであった4番ばんに返かえり咲ざき、以後いごはほぼ4番ばんとして起用きようされ続つづけた[55]。最終さいしゅう的てきには、「打率だりつ.216、16本塁打ほんるいだ、67打点だてん」。打率だりつ（リーグワースト1位い）、得点とくてん圏けん打率だりつ（.195。リーグワースト2位い）、OPS（.676。リーグワースト4位い）、RC27（3.69。リーグワースト1位い）など、打撃だげき面めんでのほとんどの項目こうもくで、レギュラー定着ていちゃく後ご最悪さいあくの成績せいせきになり、シーズン20本塁打ほんるいだも5年ねん連続れんぞくで途切とぎれた。この年としは8月がつ17日にちに、国内こくないFA権けんを取得しゅとく（2016年ねん12月の契約けいやく更改こうかいのときから、国内こくないFA権けん取得しゅとく後ごの動向どうこうが注目ちゅうもくされていた）[56]。しかし、実質じっしつ的てきに自己じこ最悪さいあくのシーズンに終おわった影響えいきょうもあり、11月14日にち、「ふがいない成績せいせきでチームを去さることはできない」として、国内こくないFA権けんを行使こうしせずに残留ざんりゅうすることを表明ひょうめい、推定すいてい年俸ねんぽう2億おく円えん（8000万まん円えんのダウン）＋出来高できだか払ばらいで契約けいやくを更改こうかいした[57][58]。2018年ねん4月がつのインタビューで、2017年ねんシーズンの不振ふしんについて「WBCに向むけて（打撃だげきにおける）タイミングと打うつポイントを変かえたが、結果けっかとして裏目うらめになってしまった。（自身じしんにとってFAイヤーである大切たいせつな年としとわかっていたのでなおさら）このままで終おわったらやばいという気持きもちと焦あせり（が膨ふくらみ続つづけた結果けっか、シーズンを通とおしてスランプから脱却だっきゃくできないまま終おわってしまった）」と振ふり返かえっている[59]。シーズンを通とおして自身じしんの去就きょしゅうを熟考じゅっこうし続つづけたとのことだが、「（ファンの）みんなが掲かかげてくれた横断幕おうだんまく[注ちゅう 2]にしても、本当ほんとうにありがたいなと思おもったし、そういう人ひとたちがいる限かぎり裏切うらぎりたくない（と思おもうようになった）」として、最終さいしゅう的てきに残留ざんりゅうを決断けつだんしたという[59]。

2018年ねんは新あらたなチームキャプテンに任命にんめいされ「初心しょしんに帰かえってがむしゃらに戦たたかいたい」ことをテーマに掲かかげてキャンプインした[60][61]。3月30日にちの開幕かいまく戦せんでは、7年ねん連続れんぞくでの「開幕かいまく4番ばん」を務つとめた。4月15日にちのオリックス戦せん（ほっともっとフィールド神戸こうべ）では、2014年ねん10月がつ以来いらい、4年ねんぶりとなる左翼さよく手しゅでの出場しゅつじょうを果はたした（この試合しあいでは左翼さよく手しゅとして補殺ほさつを1つ成功せいこうさせている）[62][注ちゅう 3]。5月9日にちのオリックス戦せん（京きょうセラドーム大阪おおさか）では、6回かい表ひょうに小林こばやし慶けい祐ゆうから左前打さぜんだを放はなち、プロ野球やきゅう通算つうさん1000安打あんだを記録きろくした[63]。8月24日にちの楽天らくてん戦せん（札幌さっぽろドーム）で近藤こんどう弘樹ひろきから本塁打ほんるいだを放はなち、通算つうさん200本塁打ほんるいだを達成たっせいした[64]。平成へいせい生うまれでの達成たっせいは史上しじょう初はつであり、球団きゅうだん史上しじょう5人にん目めの快挙かいきょとなった。シーズンを通とおして活躍かつやくし、2年ねんぶり6度目どめとなる20本塁打ほんるいだを達成たっせいし、自身じしん4度目どめとなる100打点だてんは球団きゅうだん最多さいた記録きろくとなった[65]。また、シーズン犠飛ぎひ記録きろくでは歴代れきだい2位いとなる13本ほんを記録きろくした[66]。オフに、FA権けんを行使こうしせず3年ねん契約けいやくで残留ざんりゅうすることを表明ひょうめいし、8000万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう2億おく8000万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした（出来高できだかを含ふくめた3年ねん総額そうがくで推定すいてい10億おく円えん）[67]

2019年ねん3月29日にちのオリックスとの開幕かいまく戦せん（札幌さっぽろドーム）で8年ねん連続れんぞくとなる「開幕かいまく4番ばん」を務つとめ、延長えんちょう10回かい裏うらに岩本いわもと輝あきらから史上しじょう3人にん目めとなるサヨナラ満塁まんるい本塁打ほんるいだを記録きろくした[68]。自身じしんの前まえの打者だしゃであった西川にしかわ遥はるか輝あきらと近藤こんどう健介けんすけが立たて続つづけに申告しんこく敬遠けいえんされた後のちの本塁打ほんるいだだった。ヒーローインタビューで「あるとは思おもっていたけど、目めの前まえで見みたら、ナメてるのかなと思おもって、すごく気合きあいが入はいりました」とコメントした。6月4日にちのヤクルト戦せん（札幌さっぽろドーム）で2年ねんぶりとなる1試合しあい2本塁打ほんるいだを放はなった[69]。7月がつ末まつ時点じてんの成績せいせきでは打率だりつ.262、23本塁打ほんるいだ、68打点だてんを記録きろくしていたが[70]、8月がつ13日にちに右手みぎて母はは指ゆび球だま部ぶ挫傷ざしょうで全治ぜんち2週間しゅうかんと診断しんだんされ、登録とうろく抹消まっしょうされた[71]。復帰ふっき以降いこうも調子ちょうしは上あがらず、打率だりつ.242、24本塁打ほんるいだ、80打点だてんの成績せいせきでシーズンを終おえた。オフの契約けいやく更改こうかいでは1000万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう2億おく9000万まん円えん＋出来高できだか払ばらいでサインし[72]、また2年間ねんかん務つとめたチームキャプテンの任にんが今年ことしで終おわり、「キャプテンをさせてもらって、今いままでとは違ちがうチームの見方みかたができましたし、みんなの前まえで発言はつげんする機会きかいも増ふえたので本当ほんとうにいい勉強べんきょうになりました」とコメントした[73]。

2020年ねんは開幕かいまく前まえから「馬鹿ばかみたいにバットを振ふらなくても打球だきゅうが勝手かってに飛とんで行いく」と話はなし、キャンプについては『レベチ』（レベルが違ちがう）との感想かんそうを述のべた[74]。9月10日にちのロッテ戦せん（ZOZOマリンスタジアム）にて史上しじょう64人にん目めとなる通算つうさん250本塁打ほんるいだに到達とうたつした[75]。シーズン成績せいせきは1試合しあい欠場けつじょうしただけの119試合しあいに出場しゅつじょうし[注ちゅう 4]、前年ぜんねん同様どうよう低調ていちょうな打率だりつだったが自身じしん最多さいたとなる31本塁打ほんるいだを記録きろく。本塁打ほんるいだ王おうは32本塁打ほんるいだの浅村あさむら栄さかえ斗とに譲ゆずる形かたちとなったものの、108打点だてんを記録きろくし、4年ねんぶりに打点だてん王おうを獲得かくとくした。オフに、5000万まん円えん増ぞうとなる推定すいてい年俸ねんぽう3億おく4000万まん円えんで契約けいやくを更改こうかいした[76]。

2021年ねんは前年ぜんねんとは一転いってんして調子ちょうしの上あがらないまま春季しゅんきキャンプを終おえ、取材しゅざい陣じんに対たいし、「今年ことしは…ちょっと、あんまよくないですね。ゴミです」と不安ふあんを吐露とろした[77]。開幕かいまく後ごも調子ちょうしは上向うわむかず、4月がつ7日にちの対たいソフトバンク戦せんでは3度どの好機こうきで凡退ぼんたい、5回かい裏うらの打席だせきで三振さんしんした後のちには悔くやしさからベンチ内ないでバットをへし折おった。更さらに苛立いらだちから試合しあい外がいで転倒てんとうし、右目みぎめの上うえを負傷ふしょう。その影響えいきょうから、6回かいの守備しゅびから交代こうたいとなった。監督かんとくの栗山くりやまは取材しゅざいに対たいし、中田なかたのバット折おりについて「ベンチでやるな、後うしろでやれと言いっている」「見みている人ひとで不愉快ふゆかいな人ひともいる」と、負傷ふしょうについて「試合しあい中ちゅうに野球やきゅう以外いがいのところでつまずいたりするのはなしでしょ。いなくなるのは責任せきにんを果はたしてないだろ」と厳きびしい口調くちょうでコメントした[78]。翌日よくじつの試合しあいは欠場けつじょうしたが、9日にちのオリックス戦せん（京きょうセラドーム大阪おおさか）の試合しあいで、先発せんぱつ出場しゅつじょうに復帰ふっき。打撃だげきでは内野ないやゴロでも相手あいての野手やしゅ選択せんたくを誘さそった全力ぜんりょく疾走しっそうを行おこなったり、守備しゅびでは捕と球たまこそできなかったもののファウルゾーンへの小しょうフライに対たいして躊躇ちゅうちょなく飛とび込こむなど、気合きあいのあふれるプレーを見みせた[79]。開幕かいまく17戦せんで本塁打ほんるいだ0だったが、4月がつ17日にちの対たい楽天らくてん戦せん（東京とうきょうドーム）の1回かいに8年ねんぶりのNPBでの登板とうばんだった田中たなか将すすむ大だいから先制せんせい2ランとなるシーズン第だい1号ごうを打うち、さらに6回かいに牧田まきた和久かずひさから2号ごうソロ本塁打ほんるいだを打うち田中たなかのNPBでの連勝れんしょう記録きろくを「28」で止とめた[80]。しかし、その後ごは本ほん調子ちょうしとまではならずに打撃だげき不振ふしんが続つづき、自みずから二に軍ぐんでの再さい調整ちょうせいを希望きぼうして5月がつ17日にちに出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを抹消まっしょうされた。抹消まっしょう後ごしばらくは試合しあいには出場しゅつじょうせずに室内しつない練習れんしゅう場じょうでの再さい調整ちょうせいを続つづけ、6月1日にちの二に軍ぐん公式こうしき戦せんで実戦じっせん復帰ふっき[81]。4日にちに一軍いちぐんに復帰ふっきした。しかし、一軍いちぐん復帰ふっき直後ちょくごの8日にちの対たい阪神はんしんタイガース戦せんの第だい2打席だせきで三塁さんるいゴロを放はなって一塁いちるいを駆かけ抜ぬけた際さいに右みぎ腰こし付近ふきんに違和感いわかんが生しょうじ、途中とちゅう交代こうたい。駆かけ抜ぬけた後のちは立たち上あがれず担架たんかで運はこばれて退場たいじょうし[82]、急性きゅうせい腰痛ようつうで復帰ふっきまで3週間しゅうかんかかる見通みとおしとの診断しんだんだったため、翌よく9日にちに出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくを抹消まっしょうされた[83]。39試合しあいの出場しゅつじょうで打率だりつ.193、4本塁打ほんるいだ、13打点だてん、OPS.577という成績せいせきで前半ぜんはん戦せんを終おえた。手術しゅじゅつは選択せんたくせず[84]腰こしへの負担ふたんを軽減けいげんさせるために体重たいじゅうを約やく10kg減量げんりょうさせ、7月がつ27日にちエキシビションマッチの対たい広島ひろしま戦せんで一軍いちぐん復帰ふっきを果はたした[85]。しかし8月がつ4日にちに後述こうじゅつの暴行ぼうこう事件じけんを起おこしたことにより、同月どうげつ11日にちに球団きゅうだんから出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんを科かされ[86]、解除かいじょ日び未定みていの出場しゅつじょう停止ていし選手せんしゅとして公示こうじされた[87]。

巨人きょじん時代じだい

編集へんしゅう
 
読売よみうりジャイアンツ時代じだい
（2022年ねん3月がつ11日にち、京きょうセラドーム大阪おおさかにて）

2021年ねん8月がつ20日はつかに野球やきゅう協約きょうやく第だい105条じょうに基もとづく無償むしょうトレードで読売よみうりジャイアンツへ移籍いせきし[注ちゅう 5][89][90]、日本にほんハム球団きゅうだんから科かされていた出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんも同日どうじつをもって解除かいじょされることが発表はっぴょうされた[91]。背番号せばんごうは同年どうねんに入団にゅうだんしたジャスティン・スモークが着用ちゃくようし、途中とちゅう退団たいだんにより空あき番号ばんごうとなっていた10となった。同日どうじつ午前ごぜんに球団きゅうだん事務所じむしょで会見かいけんを行おこなったのち、午後ごごには一軍いちぐんのチーム練習れんしゅうに合流ごうりゅうし[92]、翌よく21日にちには出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくされた[93]。同日どうじつの対たいDeNA戦せんで大城おおしろ卓三たくぞうの代打だいだとして移籍いせき後ご初はつ出場しゅつじょう[94]。翌日よくじつには5番ばん・一塁いちるい手しゅで先発せんぱつ出場しゅつじょうし、今いま永ひさし昇のぼり太ふとしから移籍いせき後ご初はつ安打あんだとなる2点てん本塁打ほんるいだを放はなった[95]。しかし、その本塁打ほんるいだ以降いこうは長打ちょうだがほとんど無なく打点だてんも挙あげられず、打率だりつは1割わり台だいと低迷ていめい[96]し、9月11日にちに登録とうろくを抹消まっしょうされた[97]。二に軍ぐんでは長嶋ながしま茂雄しげお終身しゅうしん名誉めいよ監督かんとくからの直接ちょくせつ指導しどうや阿部あべ慎まこと之これ助すけ二に軍ぐん監督かんとくとのマンツーマン指導しどうなどを受うけた。二に軍ぐん戦せん6試合しあいに出場しゅつじょうし、打率だりつ.500（22打数だすう11安打あんだ）、4本塁打ほんるいだ、13打点だてんと圧倒的あっとうてきな成績せいせきを残のこし、9月21日にちに最短さいたんで一軍いちぐんに復帰ふっきしたが[98]、再さい昇格しょうかく後ごも24打数だすう2安打あんだと一軍いちぐんでは打撃だげきが振ふるわず、10月1日にちに移籍いせき後ご2度目どめの登録とうろく抹消まっしょうとなった[99]。同どう12日にちに再ふたたび一軍いちぐんへ昇格しょうかくし、同日どうじつの阪神はんしん戦せんでは代打だいだ安打あんだを記録きろくしたものの[100]移籍いせき後ごは34試合しあいの出場しゅつじょうで打率だりつ.154、3本塁打ほんるいだ、7打点だてんという成績せいせきに終おわった[101]。リーグ3位いで迎むかえたCSでも計けい2試合しあいの代打だいだ出場しゅつじょうにとどまり、チームのファイナルステージ敗退はいたいが決定けっていした11月12日にちの試合しあいでは最後さいごの打者だしゃとして空振からぶり三振さんしんに倒たおれた[102]。契約けいやく更改こうかいでは減額げんがく制限せいげんを超こえる56％減げん（1億おく9000万まん円えん減げん）の推定すいてい年俸ねんぽう1億おく5000万まん円えんでサインをした[103]。

2022年ねん、4月がつ3日にちの対たい阪神はんしん戦せん（東京とうきょうドーム）では1回かい一死いっし満塁まんるいの打席だせきでジョー・ガンケルから満塁まんるい本塁打ほんるいだを放はなった[104]。5月13日にちの対たい中日ちゅうにち戦せんでプロ入いり初はつの犠打ぎだを決きめ[105]、通算つうさん1521試合しあいで6245打席だせき目めでの初はつ犠打ぎだは、張本ちょうほん勲くんの1858試合しあいで7669打席だせき目めに次つぐ歴代れきだい最さい遅おそ2位いとなった。翌よく14日にちの対たい中日ちゅうにち戦せん（東京とうきょうドーム）では2点てんを追おう7回かい一死いっし満塁まんるいの打席だせきで祖父江そふえ大輔だいすけからシーズン2本ほん目めの満塁まんるい本塁打ほんるいだとなる逆転ぎゃくてん満塁まんるい本塁打ほんるいだを放はなった[106]。5月28日にちの古巣ふるす・日本にほんハムとのセパ交流こうりゅう戦せん（札幌さっぽろドーム）で本塁打ほんるいだを放はなち、全ぜん球団きゅうだんから本塁打ほんるいだを記録きろくした[107]。7月13日にちの対たい阪神はんしん戦せんで二に回かいで適時てきじ失策しっさくを犯おかし、即時そくじ交代こうたい。先発せんぱつ出場しゅつじょうしながら一いち打席だせきで交代こうたいとなったのは移籍いせき後ごでは初はつだった[108]。8月がつ10日とおかの中日ちゅうにち戦せん（バンテリンドームナゴヤ）では9回かい表ひょうにライデル・マルティネスから決勝けっしょう本塁打ほんるいだを放はなち戸郷とごう翔しょう征せいの10勝しょう目めを呼よび込こむと[109]、翌よく11日にちの同どうカードでは、不調ふちょうの岡本おかもと和かず真しんに変かわり球団きゅうだん第だい91代だいの4番ばん打者だしゃに起用きようされ[110]、第だい1打席だせきで先制せんせい適時てきじ打だを放はなちチームの勝利しょうりに貢献こうけん[111]。12日にち～14日にちの広島ひろしま3連戦れんせん（東京とうきょうドーム）では、初戦しょせんで4番ばんでの初はつ本塁打ほんるいだを含ふくむ3安打あんだ2打点だてんの活躍かつやくを見みせると[112]、2戦せん目めには適時てきじ打だ、3戦せん目めには先制せんせい2点てん本塁打ほんるいだを放はなち、2004年ねんの小久保こくぼ裕紀ゆうき以来いらいとなる4番ばんデビューから4戦せん連続れんぞく打点だてんを記録きろくした[113]。8月23日にちの中日ちゅうにち戦せんでは、史上しじょう47人にん目めで平成へいせい生うまれでは初はつの通算つうさん1000打点だてんを達成たっせい[114]。最終さいしゅう的てきに規定きてい打席だせきには大おおきく及およばなかったが、109試合しあい出場しゅつじょうで打率だりつ.269、本塁打ほんるいだ24本ほん、68打点だてんと、2シーズンぶりの20本塁打ほんるいだ達成たっせいやチーム内ない打点だてん数すう2位いと前年度ぜんねんどの成績せいせきを大おおきく上回うわまわり、勝利しょうりに大おおきく貢献こうけんした。11月14日にち、巨人きょじん移籍いせき後ご初はつ・セ・リーグ初はつとなるゴールデングラブ賞しょうを一塁いちるい手しゅ部門ぶもんで受賞じゅしょうした[115]。両りょうリーグ受賞じゅしょうは史上しじょう9人にん目めで、かつ一塁いちるい手しゅ部門ぶもんでは史上しじょう初はつのセパ両りょう受賞じゅしょう者しゃとなった[116]。契約けいやく更改こうかいでは倍増ばいぞうの推定すいてい年俸ねんぽう3億おく円えんで、3年ねん契約けいやくを結むすんだ[117]。一方いっぽうで期間きかん途中とちゅうでも契約けいやくを破棄はきすることなどができる、オプトアウトの条項じょうこうを加くわえての契約けいやくでもあった[118]。

2023年ねんは開幕かいまくから先発せんぱつ出場しゅつじょうを続つづけ、4月がつ29日にちの対たい広島ひろしま戦せん（東京とうきょうドーム）では1点てんを追おう9回かい二死にし一塁いちるいの打席だせきで栗林くりばやし良吏りょうりから逆転ぎゃくてんサヨナラ2点てん本塁打ほんるいだを放はなつなど[119]、好調こうちょうを維持いじした。しかし、5月4日にちの対たいヤクルト戦せんで、2回かいに左翼さよくへの二塁打にるいだで出塁しゅつるいした際さいに右足みぎあしを痛いため、そのまま交代こうたい。試合しあい後ごに都内とないの医療いりょう機関きかんで「右みぎハムストリングスの肉離にくばなれ」と診断しんだんされ、翌日よくじつ5日にちに登録とうろく抹消まっしょうとなり、故障こしょう班はんに合流ごうりゅうすると発表はっぴょうされた[120]。その後ご、5月25日にちに一軍いちぐんに復帰ふっきしたが、故障こしょう離脱りだつしてる間あいだに新人しんじんの門脇かどわき誠まことが三塁手さんるいしゅとして出場しゅつじょうを続つづけ[注ちゅう 6]、三塁手さんるいしゅとして出場しゅつじょうしていた岡本おかもとが一塁いちるい手しゅとして出場しゅつじょうするパターンが定着ていちゃくしたため、先発せんぱつ出場しゅつじょうする機会きかいが減少げんしょう[121]。それでも代打だいだとしての出場しゅつじょう機会きかいは増加ぞうかし[注ちゅう 7]、8月がつ6日にちの対たい広島ひろしま戦せんでは河野こうの佳けいから史上しじょう45人にん目めとなる通算つうさん300本塁打ほんるいだを記録きろくした[122]。しかし、9月1日にちに特例とくれい2023で登録とうろく抹消まっしょうとなり[123]、同どう15日にちに再度さいど一軍いちぐん登録とうろくされたが、5日にち後ごの20日はつかに腰痛ようつうで3度目どめの登録とうろく抹消まっしょうとなった[124]。この抹消まっしょう以降いこうは一軍いちぐんに昇格しょうかくできずそのままシーズンを終おえた。故障こしょう離脱りだつと門脇かどわきの台頭たいとうで、最終さいしゅう的てきな出場しゅつじょう数すうは前年ぜんねんより少すくない92試合しあいとなり、打率だりつ.255、15本塁打ほんるいだ、37打点だてんで、規定きてい打席だせき到達とうたつは逃のがした。シーズン終了しゅうりょう後ご、新あらたに監督かんとくに就任しゅうにんした阿部あべ慎まこと之これ助すけが、翌年よくねんは一塁いちるい・岡本おかもと、三塁さんるい・坂本さかもと、遊ゆう撃げき・門脇かどわきという構想こうそうを掲かかげたため、翌年よくねんも先発せんぱつ出場しゅつじょう機会きかいを確保かくほできない状況じょうきょうとなった[125]。そのため、先発せんぱつ出場しゅつじょう機会きかいを求もとめて海外かいがいFA権けんを行使こうしすることを熟考じゅっこうしていると報道ほうどうされたが[126]、期限きげんの11月14日にちまでに申請しんせい書類しょるいを提出ていしゅつせず、FA権けんの行使こうしは見送みおくった[127]。しかし、期限きげん翌日よくじつの15日にちに、前年ぜんねんオフに結むすんでいた3年ねん契約けいやくに盛もり込こまれていたオプトアウト権けん[注ちゅう 8]を行使こうしして契約けいやくを破棄はきし、自由じゆう契約けいやく選手せんしゅとなることを選択せんたくした[121][129][注ちゅう 9]。

中日ちゅうにち時代じだい

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2023年ねん12月6日にちに中日ちゅうにちドラゴンズと正式せいしきに契約けいやくし、入団にゅうだん会見かいけんを行おこなった。推定すいてい年俸ねんぽうは3億おく円えん前後ぜんこうの2年ねん契約けいやくである[130][131]。背番号せばんごうは6[132]。

2024年ねんは休養きゅうようを挟はさみながらも開幕かいまくから4番ばんに座すわる[133]。しかし、5月15日にちの対たい阪神はんしん戦せんで左ひだり足首あしくび付近ふきんに自じ打球だきゅうを当あて、その足あしを庇かばって走塁そうるいした影響えいきょうで右みぎのハムストリングを負傷ふしょうし、翌よく5月がつ16日にちに登録とうろく抹消まっしょうとなった[134]。

代表だいひょう経歴けいれき

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2012年ねんシーズンオフの12月4日にちに、第だい3回かいWBC日本にっぽん代表だいひょう候補こうほ選手せんしゅ34人にんが発表はっぴょうされ[135]候補こうほ入いりした[136]。監督かんとくの山本やまもと浩二こうじから4番ばん候補こうほとして期待きたいされる。

2013年ねん2月がつ20日はつかに、第だい3回かいWBC日本にっぽん代表だいひょう選手せんしゅ28人にんが発表はっぴょうされ[137]代表だいひょう入いりした[138][139]。合宿がっしゅくから立浪たつなみ和義かずよし打撃だげきコーチの指導しどうのもと、すり足あしへの打撃だげきフォームの改造かいぞうに取とり組くんだ。WBCでは序盤じょばん戦せんは活躍かつやくするも、長打ちょうだが出でないことを理由りゆうに打撃だげきフォームを元もとに戻もどすことを直訴じきそし[140]、後半こうはん戦せんは大振おおぶりが目立めだち、WBCの最終さいしゅう個人こじん成績せいせきは21打数だすう6安打あんだ（.286）と打率だりつは残のこしたが本塁打ほんるいだなど長打ちょうだは打うてなかった[141]。打順だじゅんは下位かいで起用きようされることが多おおかった。

2015年ねん7月がつ16日にちに第だい1回かいWBSCプレミア12の日本にっぽん代表だいひょう第だい1次じ候補こうほ選手せんしゅに選出せんしゅつされたことが発表はっぴょうされ[142]、9月がつ10日とおかに第だい1回かいWBSCプレミア12の日本にっぽん代表だいひょう候補こうほ選手せんしゅに選出せんしゅつされたことが発表はっぴょうされ[143]、10月9日にちに最終さいしゅうロースター28名めいに選出せんしゅつされたことが発表はっぴょうされ[144]代表だいひょう入いりしている。同どう大会たいかいでは、第だい4戦せんまで合計ごうけい11打点だてんを記録きろく。第だい4戦せんアメリカ戦せんでは、6回かい表ひょうに決勝けっしょう3ランを左中間さちゅうかんスタンドに記録きろくし、日本にっぽん代表だいひょうの決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつに貢献こうけんした上うえ、最終さいしゅう的てきには打率だりつ.429、3本塁打ほんるいだ、15打点だてんで大会たいかいベストナインに選出せんしゅつされている。

2017年ねんに第だい4回かいWBC日本にっぽん代表だいひょうに選出せんしゅつ。4番ばんは筒つつ香が嘉よしみ智さとしに譲ゆずったが、欠場けつじょうした二に次じラウンドのイスラエル戦せんを除のぞき筒とう香がの後うしろの5番ばん打者だしゃに座すわった。1次じラウンドオーストラリア戦せんでは勝かち越こしソロ本塁打ほんるいだを放はなち、二に次じラウンドオランダ戦せんではリック・バンデンハークから一時いちじ勝かち越こしの3点てん本塁打ほんるいだを放はなつと同点どうてんに追おいつかれた後のちの延長えんちょう11回かいに勝かち越こしの2点てん適時てきじ打だを放はなった。大会たいかい全体ぜんたいでは打率だりつこそ.238にとどまったが、1次じラウンドの中国ちゅうごく戦せんを合あわせ3本ほんの本塁打ほんるいだを記録きろくし8打点だてんを記録きろくした。

選手せんしゅとしての特徴とくちょう

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打撃だげき

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中田なかたのスイング（2009年ねんの日本にっぽんシリーズにて）

高校こうこう時代じだいに推定すいてい飛ひ距離きょり170メートルの本塁打ほんるいだを放はなったこともある長打ちょうだ力りょくを持もち味あじとし[145]、体勢たいせいを崩くずされても打球だきゅうをスタンドに運はこぶことが出来できる[146]。初球しょきゅうから積極せっきょく的てきに振ふっていくスタイルで[147]、四球しきゅう率りつは通算つうさん6.7%と平均へいきん的てきだが、反面はんめん、2011年ねんにはボールゾーンのスイング率りつが30%を越こえるなど選せん球だま眼めに難なんがあった[147]。こうした選せん球だま眼めの悪わるさが課題かだいにあったものの、後述こうじゅつの「ガニ股また打だ法ほう」などの変遷へんせんを経へて、徐々じょじょに四球しきゅう数すう・三振さんしん数すう・バットコントロールを改善かいぜんしていった。

2014年ねん頃ごろからは緩急かんきゅうをつけるようになり、2ストライク時じや得点とくてん圏けんで確実かくじつに1点てんが求もとめられる場面ばめんによっては、足あしをわずかに上あげミート重視じゅうしのコンパクトな打撃だげきに切きり替かえることが多おおくなった。本人ほんにんも打点だてんへのこだわりを述のべている[148]。その影響えいきょうからか、IsoP（長打ちょうだ力りょくを測はかる指標しひょう）は、2013年ねんにリーグ1位いの「0.246」を記録きろくして以後いごの4シーズン（2014年ねん - 2017年ねん）は、「0.186→0.215→0.181→0.150」と、長距離ちょうきょり打者だしゃとしては比較的ひかくてき抑おさえられた数値すうちになっている[149]。

2015年ねん - 2017年ねんの3シーズンにおいて、三振さんしん率りつは「19.6％→20.2％→19.0％」と、リーグ平均へいきん値ちを前後ぜんごする数値すうちで推移すいいしているが、空振からぶり率りつは「12.4％→13.2％→12.2％」と、リーグ平均へいきん値ちよりも望のぞましくない数値すうちで推移すいいしている（リーグ平均へいきん値ちは「9.4％→9.0％→9.8％」）[150][151][149]。また、初球しょきゅうスイング率りつでは「31.9％→37.7％（リーグ2位い）→33.7％」と、リーグ平均へいきん値ちを上回うわまわる高たかい数値すうちで推移すいいしており、積極せっきょく的てきに振ふる傾向けいこうの強つよい打者だしゃであるといえる[150][151][149]。

打球だきゅう方向ほうこうの「引ひっ張ぱり打球だきゅう割合わりあい」[注ちゅう 10]が、2015年ねん - 2017年ねんの3シーズンにおいて、「51％→54％→49％」と高たかい数値すうちで推移すいいしており（特とくに2016年ねんシーズンの「引ひっ張ぱり打球だきゅう割合わりあい」はリーグ1位いであった）、日本人にっぽんじん打者だしゃの中なかでも、プルヒッターの傾向けいこうの強つよい打者だしゃであることが示しめされている[152][150][151][149]。また、2015年ねん - 2017年ねんの3シーズンにおける「フライボール率りつ」は、「55.6％（リーグ3位い）→59.4％（リーグ1位い）→58.2％（リーグ1位い）」と高たかい数値すうちで推移すいいしており、打球だきゅうにおけるフライボールの多おおい打者だしゃ（フライボールヒッター）であるといえる[150][151][149]。

 
中田なかたの打撃だげきフォーム（2012年ねん）

打撃だげきフォームの変遷へんせんが激はげしく、2011年ねんには選せん球だま眼めの改善かいぜんを試こころみるため、脇わきを閉しめて足あしをガニ股またに開ひらくノーステップ打だ法ほうに取とり組くんでいた[153]。しかし、下半身かはんしんに負担ふたんがかかるため後半こうはん戦せんからはガニ股またをやめ、当時とうじの打撃だげきコーチであった福良ふくら淳一じゅんいちやチームメイトだった稲葉いなば篤あつし紀きからアドバイスを受うけながらすり足あし打だ法ほうに取とり組くんだ[153]。この年としのオフにはケビン山崎やまざきの指導しどうを受うけて下半身かはんしんを強化きょうかし、ガニ股また打だ法ほうを1年間ねんかん継続けいぞくさせることを目指めざしたが[153]、翌よく2012年ねんは5月がつまで打率だりつ.169と不振ふしんに陥おちいったため、同月どうげつ下旬げじゅんからは福良ふくらの指導しどうを受うけ左足ひだりあしを軽かるく上あげるオーソドックスな打撃だげきフォームとなった[154][155]。

日本にほんハム時代じだいは栗山くりやま英樹ひできの監督かんとく就任しゅうにん後ごの2012年ねんから、ほぼ一貫いっかんして4番ばん打者だしゃとして起用きようされ続つづけていたが、栗山くりやま曰いわく、中田なかたを4番ばんとして起用きようし続つづける理由りゆうとして、「自分じぶんの中なかの感覚かんかくだけど、いつも調子ちょうしが悪わるくても、球たまの強つよい投手とうしゅがきても、絶対ぜったいに打うてる可能かのう性せいをいつも感かんじさせる選手せんしゅ。特別とくべつなタイプの投手とうしゅを打うてない、というのはダメ。どんな投手とうしゅが来きても、いつも期待きたいできる選手せんしゅでないと4番ばんを張はれないし、何なにとかしてくれる可能かのう性せいをいつも感かんじている打者だしゃだから。調子ちょうしが悪わるくてもバットを振ふるし。その可能かのう性せいが高たかくないとチームを背負せおえないので」という趣旨しゅしのことを述のべている[156]。

犠飛ぎひの多おおい選手せんしゅであり、特とくに2018年ねんシーズンは歴代れきだい単独たんどく2位いとなる13本ほんを記録きろくした[157]。

打点だてんの記録きろくが優すぐれている一人ひとりとも認みとめられている[158]。2020年ねん時点じてんでシーズン100打点だてんを5度ど記録きろくしている[159]。本人ほんにんも打点だてんに強つよい拘かかわりを持もっており、2019年ねんのオフには「打点だてんでもっと貢献こうけんしたかった。俺おれは本塁打ほんるいだを30本ほん、40本ほん打うちたいという欲よくよりも毎年まいとし100打点だてん打うちたいという欲よくの方ほうが強つよい。打点だてんの方ほうが直接ちょくせつの貢献こうけん度どが大おおきいと個人こじん的てきに思おもうから。本塁打ほんるいだは調子ちょうしが良よければ、ポンポンと出でるもの。打点だてんというのは場面ばめん、場面ばめんでみんながつくってくれるチャンスなので。バントして犠牲ぎせいになってくれている奴やつもおれば、スチールして（ヒット）1本ほんで（ホームに）還かえれる状況じょうきょうをつくってくれる奴やつもいる中なかでの打点だてんなんでね。同おなじ1点てんでも重おもみが違ちがうかなと思おもう」とコメントした[160]。

走塁そうるい

編集へんしゅう

足あしは特別とくべつ速はやいわけでもなく、一塁いちるい到達とうたつは4.3秒びょう台だい[161]である。高校生こうこうせい時じで50メートル走はしのタイムは6秒びょう2[162]。第だい4回かいWBCではキューバ戦せんで盗塁とうるいを記録きろくしている。

守備しゅび

編集へんしゅう

入団にゅうだん当初とうしょは三塁手さんるいしゅと一塁いちるい手しゅで起用きようされていたが、出場しゅつじょう機会きかいの増加ぞうかや強肩きょうけんを活いかすため、2010年ねんからは左翼さよく手しゅとして起用きようされるようになった。怪我けがの影響えいきょうもあり、2015年ねんからは一塁いちるい手しゅに再さい転向てんこうしている。また、2014年ねんには三塁手さんるいしゅへ再さい転向てんこうが提案ていあんされるも、守備しゅびの悩なやみから打撃だげきに悪影響あくえいきょうを受うけ開幕かいまくは左翼さよく手しゅとなり、結局けっきょく同年どうねんの三塁手さんるいしゅとしての出場しゅつじょうは無なかった[163]。2019年ねんにも三塁手さんるいしゅ転向てんこうプランがあったが[164]、結局けっきょく三塁手さんるいしゅとしての一軍いちぐん出場しゅつじょうはないままである。

外野がいや手しゅとしては、チームメイトだった小谷野こやの栄一えいいちから「150km/hくらい出でている」と評ひょうされ[165]、高校こうこう時代じだいに投手とうしゅとして最速さいそく151km/hを記録きろくした強肩きょうけんに加くわえ、正確せいかくな送球そうきゅうを持もち味あじとし[166][167]、2011年ねんと2012年ねんには外野がいや手しゅとしてリーグ最多さいたの補殺ほさつを記録きろく、糸井いとい嘉男よしお、陽ひ岱鋼と共ともに球界きゅうかい屈指くっしの外野がいや陣じんと呼よばれるようになった[168][166]。2012年ねんには左翼さよく手しゅで両りょうリーグトップのUZR23.7を記録きろくした[169]。

一塁いちるい手しゅとしても、ゴールデングラブ賞しょうを5回かい受賞じゅしょうしているように評価ひょうかが高たかい[170][171]。非常ひじょうに柔やわらかいハンドリングや、スローイングの正確せいかくさと強肩きょうけんに定評ていひょうがある[172]。

人物じんぶつ

編集へんしゅう
  • 非常ひじょうに気きが強つよいことで知しられており、ヤンチャといわれるエピソードが多おおい[173]。アマチュア時代じだいからヤンチャで知しられ、大阪桐蔭おおさかとういん時代じだいは「気きに食くわない先輩せんぱいを乾燥かんそう機きに叩たたき込こんだ」と、自分じぶんでも認みとめている。2008年ねん春季しゅんきキャンプでは、連日れんじつの取材しゅざい攻勢こうせいにストレスがたまっていたのか、宿舎しゅくしゃの窓まどから持参じさんしたエアガンで報道陣ほうどうじんを狙撃そげきし、これには当時とうじ面倒めんどうを見みていた球団きゅうだんスタッフも「手てに負おえない」と嘆なげき節ぶしだった。また、一軍いちぐん定着ていちゃく前まえの二に軍ぐん時代じだいは遅刻ちこく・寝坊ねぼう・仮病けびょうの常習犯じょうしゅうはんであり、プロ1年ねん目めに左ひだり手首てくびを骨折こっせつした時ときも球団きゅうだんは当初とうしょ、「またいつものウソか」と信しんじなかったくらいである。日にちハム時代じだいの中田なかたの素行そこう不良ふりょうについては、栗山くりやまが中田なかたに甘うまかったことに原因げんいんを求もとめる球団きゅうだんOBの声こえもあり、ダルビッシュや稲葉いなばなどの厳きびしい先輩せんぱいがいなくなったことでバランスが取とれなくなったという[174]。2011年ねん8月がつ26日にちの西武せいぶ戦せんにおいて、自身じしんが無む安打あんだで敗戦はいせんした際さい、3学年がくねん上じょうの鵜う久ひさし森もり淳志あつしと小競こぜり合あいの喧嘩けんかをするトラブルを起おこした[175]。その日ひ出場しゅつじょうのなかった鵜う久ひさ森もりが悔くやしそうにバットを片付かたづけていた様子ようすに腹はらを立たてた中田なかたが「早はやくどいてもらっていいですか」と言いうと、「殺ころすぞ」「殺ころしてみい、こらぁ」といった怒鳴どなり合ごういに発展はってんした。その場ばでコーチに止とめられ、後のちに和解わかいしている[176]。
  • 2012年ねん1月がつに高校こうこう時代じだいの同級生どうきゅうせいと結婚けっこん[177][178][179]。その翌年よくねん2013年ねん1月がつに第だい1子し長女ちょうじょが誕生たんじょうし、2016年ねん4月がつに第だい2子し次女じじょ、2019年ねん8月がつに第だい3子し長男ちょうなん[179]、2021年ねん7月がつに第だい4子し次男じなんが誕生たんじょうしている[180]。第だい3子しは8月がつ9日にちの「野球やきゅうの日ひ」生うまれであり、「なにか縁えんがあるのかなと思おもう。ましてや初はじめての男おとこの子こだし」と語かたっている[181]。
  • 子供こどものころから動物どうぶつ好すきで、現在げんざいは犬いぬと爬虫類はちゅうるいを飼育しいくしている。また巨人きょじん二に軍ぐん球場きゅうじょうではカマキリ[注ちゅう 11]などの昆虫こんちゅうを餌えさとして捕とらえる所ところも選手せんしゅに度々どど目撃もくげきされており、企画きかく記事きじや球団きゅうだん映像えいぞうの企画きかくになっている[182][183][184][185]。
  • 好物こうぶつは焼肉やきにく。広島ひろしまでしか食たべられないコウネ（ブリスケ）が好このみ[186]。脂肪しぼう分ぶんの少すくない部位ぶいを好このむ[187]。
  • 喫煙きつえん者しゃである[188]（現在げんざいは不明ふめい）。
  • 日本にほんハム時代じだいはチーム屈指くっしの歌唱かしょう力りょくを誇ほこると言いわれ、カラオケでの十八番じゅうはちばんは松山まつやま千春ちはるの「大空おおぞらと大地だいちの中なかで」で、球団きゅうだんのチャリティーCDでもサビを担当たんとうした[189]。巨人きょじん移籍いせき後ごもカラオケに同行どうこうした選手せんしゅからは「歌うたが上手じょうず」と言いわれており、′23年ねん4月がつ22日にちに放送ほうそうされたズムサタで取材しゅざいを受うけた高梨たかなし雄平ゆうへいからは「甘あまい歌声うたごえやビブラートもできる。コブクロを歌うたっていた」と答こたえた[187][185]。
  • 2018年ねん1月がつ27日にちより写真しゃしん共有きょうゆうSNS・Instagramで自身じしんのアカウントを開設かいせつし、プロフィールには自みずからを「北きたのジャイアン」と記しるした[190]。高校生こうこうせい時代じだいの写真しゃしんなどを投稿とうこうし、開始かいし2日にちでフォロワーが14万まん人にんに達たっするほどの好評こうひょうを博はくす[191]。
  • 日本にほんハム時代じだい、2018年ねんシーズンから大野おおの奨すすむ太ふとしのFA移籍いせきによって、チームキャプテンに就任しゅうにんしたが、チームメイトからは以前いぜんからの呼よび名なである「大将たいしょう」と呼よばれていた[192]。移籍いせき後ごも元もと日にちハムのチームメイトだった一部いちぶの選手せんしゅから大将たいしょうと呼よばれ、後のちに球団きゅうだんイベントなどでも岡本おかもと和かず真しんの愛称あいしょうと合あわせて「大将たいしょうと若わか大将たいしょう」などと称しょうされ、チーム内ないにも定着ていちゃくしている[193]。
  • 座右ざゆうの銘めいは『克己こっき心こころ』[194]。
  • 試合しあいの登場とうじょう曲きょくには、2013年ねんから親交しんこうが深ふかいビーグルクルーのYASSのオリジナル書下かきおろし楽曲がっきょく『My HERO』を使用しようし、YASSの活動かつどうにとって後のちに様々さまざまな影響えいきょうを及およぼすうちの1人ひとりとなり、過去かこには『My BROTHER』（同人どうじん）やその他たの楽曲がっきょくも使用しようしていた[195]。2022年ねんオフにはYASS主催しゅさいの野球やきゅう教室きょうしつで指導しどうなどを行おこなった[196][197]。
  • 2011年ねんまで同僚どうりょうだったダルビッシュ有ゆうと渡部わたなべ龍一りゅういちを慕したっている[153]。ダルビッシュからは「（当時とうじの）日本にっぽん記録きろく[注ちゅう 12]の56本塁打ほんるいだを打うつまで認みとめない」[198]などと叱咤しったされ、ダルビッシュのメジャー移籍いせき後ごも言葉ことばをかけられている[199]。2012年ねんには前年ぜんねんに戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけ退団たいだんした渡部わたなべのラッキーカラーである紫色むらさきいろのグッズを身みにつけて試合しあいに臨のぞんだ[153]。
  • 高校こうこうの先輩せんぱいである西岡にしおか剛つよしと親交しんこうが深ふかく、過去かこには自主じしゅトレをともにしていた[153][200]。当時とうじの参加さんか選手せんしゅは西川にしかわ遥はるか輝あきら、城所きどころ龍りゅう磨すりで自主じしゅトレの様子ようすなどはYouTube[201]やインスタグラムなどに投稿とうこうされている。移籍いせき後ごは秋広あきひろ優ゆう人じん、姫野ひめの優ゆう也、黒瀬くろせ健太けんた（引退いんたい前まえまで）と石垣島いしがきじまで行おこなう[202]。
  • 日本にほんハム時代じだいは、後輩こうはい選手せんしゅのモチベーション向上こうじょうのために自身じしんが考案こうあんした「中田なかた賞しょう」を設もうけていた。毎年まいとし、中田なかた自みずから後輩こうはい選手せんしゅのシーズン目標もくひょう（本塁打ほんるいだ数すうや安打あんだ数すう、勝利しょうり数すうなど）を設定せっていし、その目標もくひょうをクリアできればポケットマネーで後輩こうはいの希望きぼうする賞品しょうひん（主おもに高級こうきゅうブランド品ひん）をプレゼントしていた。これは、かつて稲葉いなば篤あつし紀きや西岡にしおかに成績せいせきに応おうじて食事しょくじをご馳走ちそうしてもらった経験けいけんがあるからだという[39]。特とくに杉谷すぎたに拳けん士しのことを「かわいい後輩こうはい」としており、その親交しんこうぶりが時折ときおりメディアで取とり上あげられたほどである[203][204]。移籍いせき後ごも同僚どうりょうや後輩こうはいにも慕したわれ、中田なかたについて取材しゅざいでも「（一般いっぱんのイメージと違ちがって）可愛かわいらしい一いち面めんしかない」「食事しょくじに誘さそってくれる」「（試合しあい前まえ）意外いがいに緊張きんちょうするタイプ、寂さびしがり屋や」などと言いわれている[185]。中日ちゅうにち移籍いせきとなった2024年ねんからは元もと同僚どうりょうで前年ぜんねん限かぎりで現役げんえきを引退いんたいした姫野ひめの優ゆう也を個人こじんマネージャーとして起用きようしている[205]。

不祥事ふしょうじ

編集へんしゅう

チームメイトへの暴行ぼうこう事件じけん

編集へんしゅう

2021年ねん8月がつ4日にち、エキシビションマッチ・対たいDeNA戦たたかえ（千代台ちよがだい公園こうえん野球やきゅう場じょう）の開始かいし前まえに同僚どうりょう選手せんしゅ1名めい（以下いか、被害ひがい選手せんしゅ）に対たいしてベンチ裏うらで暴力ぼうりょく行為こういを行おこなっていたことが判明はんめいし、試合しあい中ちゅうに球場きゅうじょうからの退場たいじょうと自宅じたく謹慎きんしんを命めいじられた[86]。同日どうじつの試合しあいでは中田なかたは4番ばんで先発せんぱつ出場しゅつじょうして、1回かいに先制せんせいの適時てきじ二塁打にるいだを放はなっていたものの、直後ちょくごの2回かいの守備しゅびから交代こうたいさせられていた[206]。

球団きゅうだんによる詳細しょうさいな調査ちょうさの結果けっか、被害ひがい選手せんしゅよりこのことを大事だいじにしたくない旨むねの申告しんこくがあり、中田なかた本人ほんにんが深ふかく反省はんせいしているという諸しょ事情じじょうを踏ふまえてもなお中田なかたの行為こういが統一とういつ選手せんしゅ契約けいやく書しょ第だい17条じょう（模範もはん行為こうい）に違反いはんし、野球やきゅう協約きょうやく第だい60条じょう（1）の規定きていに該当がいとうするものと球団きゅうだんは認定にんてい。11日にち、球団きゅうだんは中田なかたに対たいして当面とうめん、一軍いちぐん、二に軍ぐん全すべての試合しあいの出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんを科かすことを発表はっぴょうし[86][207]、同日どうじつ付づけで出場しゅつじょう停止ていし選手せんしゅ公示こうじがなされた[87]。

同日どうじつ、球団きゅうだん社長しゃちょう兼けんオーナー代行だいこうの川村かわむら浩二こうじが記者きしゃ会見かいけんを行おこない、被害ひがい選手せんしゅに落おち度どはなく、中田なかたが突発とっぱつ的てきに腹はらを立たてて手てを出だしたものであること、被害ひがい選手せんしゅが受うけた暴力ぼうりょくはプレーに支障ししょうがない程度ていどであること、中田なかたと被害ひがい選手せんしゅは本来ほんらいは懇意こんいな2人ふたりだったことが説明せつめいされた[208]。また、球団きゅうだん施設しせつで個人こじんでの自主じしゅ練習れんしゅうは認みとめる方針ほうしんだが、チーム練習れんしゅうには参加さんかさせず、ユニフォーム着用ちゃくようも禁きんずる考かんがえも示しめされた[209]。会見かいけんに中田なかたは同席どうせきしなかった。

同どう16日にち、栗山くりやま英樹ひでき監督かんとくがこの件けんについて初はじめて言及げんきゅう。同年どうねん中ちゅうの一軍いちぐん復帰ふっきを否定ひていしたうえで、「このチームでは難むずかしい」と退団たいだんの可能かのう性せいも示しめした[210]。

同どう20日にち、巨人きょじんに無償むしょうトレードで移籍いせきすることが発表はっぴょうされ、巨人きょじん球団きゅうだん事務所じむしょで開ひらかれた記者きしゃ会見かいけんには、金髪きんぱつから黒髪くろかみにしたうえで髭ひげも剃すって姿すがたを現あらわし[211]、冒頭ぼうとうで「今回こんかい、本当ほんとうに皆みなさんに迷惑めいわくをかけてしまったこと、本当ほんとうに反省はんせいしています。本人ほんにんにももちろんそうですし、ファンの皆みなさんに対たいしても裏切うらぎってしまったということに対たいして、すごく後悔こうかいだったり、本当ほんとうに反省はんせいしています。すみませんでした」と謝罪しゃざいの言葉ことばを述のべた[91]。移籍いせきにあたっては、16日にち夜よるに日本にほんハム・栗山くりやま英樹ひでき監督かんとくから巨人きょじん・原はら辰たつ徳とく監督かんとくへ直接ちょくせつ電話でんわで相談そうだんがあり、原はら監督かんとくが巨人きょじん球団きゅうだん首脳しゅのうとかけ合あって獲得かくとくが決定けっていした[212]。

無償むしょうトレードとなったこと、日本にほんハムから科かされた出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんが9日間にちかんで解除かいじょされ巨きょ人じんですぐ一軍いちぐん戦せんに出場しゅつじょうしたこと、日本にほんハム主導しゅどうでの謝罪しゃざい会見かいけんが開ひらかれなかったことなどに対たいし、賛否さんぴを呼よぶ出来事できごととなった[213][214]。

詳細しょうさい情報じょうほう

編集へんしゅう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

編集へんしゅう
年とし

度ど		 球たま

団だん		 試ためし

合ごう		 打だ

席せき		 打だ

数かず		 得とく

点てん		 安やす

打だ		 二に
塁るい
打だ		 三さん
塁るい
打だ		 本ほん
塁るい
打だ		 塁るい

打だ		 打だ

点てん		 盗ぬすめ

塁るい		 盗ぬすめ
塁るい
死し		 犠

打だ		 犠

飛ひ		 四よん

球たま		 敬けい

遠とお		 死し

球たま		 三さん

振ふ		 併
殺ころせ
打だ		 打だ

率りつ		 出で
塁るい
率りつ		 長なが
打だ
率りつ		 O
P
S
2009 日本にほんハム 22 38 36 3 10 2 0 0 12 1 0 0 0 1 1 0 0 15 0 .278 .289 .333 .623
2010 65 230 210 20 49 5 1 9 83 22 0 0 0 2 15 0 3 61 8 .233 .291 .395 .687
2011 143 572 527 49 125 32 2 18 215 91 4 0 0 8 31 2 6 133 12 .237 .283 .408 .691
2012 144 606 547 79 131 25 1 24 230 77 5 4 0 4 50 1 5 101 8 .239 .307 .420 .727
2013 108 459 407 67 124 14 1 28 224 73 1 2 0 1 45 4 6 77 11 .305 .381 .550 .932
2014 144 602 531 64 143 18 0 27 242 100 0 0 0 7 58 3 6 89 12 .269 .344 .456 .800
2015 143 611 539 72 142 26 0 30 258 102 1 0 0 7 64 4 1 120 11 .263 .339 .479 .817
2016 141 624 569 61 142 26 1 25 245 110 2 1 0 5 47 1 3 126 14 .250 .308 .431 .738
2017 129 542 472 56 102 23 0 16 173 67 0 1 0 4 61 0 5 103 14 .216 .310 .367 .676
2018 140 599 540 61 143 32 0 25 250 106 0 1 0 13 43 1 3 81 24 .265 .316 .463 .778
2019 124 514 450 55 109 21 0 24 202 80 0 0 0 4 55 4 5 83 16 .242 .329 .449 .778
2020 119 506 440 52 105 18 0 31 216 108 1 0 0 9 55 3 2 109 19 .239 .320 .491 .811
2021 39 150 135 13 26 3 0 4 41 13 0 0 0 0 14 0 1 31 4 .193 .273 .304 .577
巨人きょじん 34 106 91 6 14 4 0 3 27 7 0 0 0 0 14 0 1 29 3 .154 .274 .297 .571
'21計けい 73 256 226 19 40 7 0 7 68 20 0 0 0 0 28 0 2 60 7 .177 .273 .301 .574
2022 109 375 338 39 91 8 0 24 171 68 0 0 2 4 27 2 4 72 9 .269 .327 .506 .833
2023 92 288 263 27 67 8 1 15 122 37 0 0 0 4 19 3 2 63 10 .255 .306 .464 .769
通算つうさん：15年ねん 1696 6822 6095 724 1523 265 7 303 2711 1062 14 9 2 73 599 28 53 1293 175 .250 .319 .445 .764
  • 2023年度ねんどシーズン終了しゅうりょう時じ
  • 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき所属しょぞくリーグ内ない順位じゅんい

編集へんしゅう
年とし

度ど		 年とし

齢よわい		 リ
｜
グ		 打だ

率りつ		 安やす

打だ		 二に
塁るい
打だ		 三さん
塁るい
打だ		 本ほん
塁るい
打だ		 打だ

点てん		 盗ぬすめ

塁るい		 出で
塁るい
率りつ
2009 20 パ・リーグ - - - - - - - -
2010 21 - - - - - - - -
2011 22 - - 2位い - 3位い 3位い - -
2012 23 - - - - 2位い 3位い - -
2013 24 8位い - - - 2位い - - 10位い
2014 25 - - - - 4位い 1位い - -
2015 26 - - 9位い - 6位い 2位い - -
2016 27 - - 8位い - 5位い 1位い - -
2017 28 - - - - - - - -
2018 29 - - 4位い - 9位い 3位い - -
2019 30 - - - - - 10位い - -
2020 31 - - - - 2位い 1位い - -
2021 32 - - - - - - - -
セ・リーグ - - - - - - - -
2022 33 - - - - 4位い 9位い - -
2023 34 - - - - - - - -
  • -は10位い未満みまん（打率だりつは規定きてい打席だせき未み到達とうたつの場合ばあいも-と表記ひょうき）

WBCでの打撃だげき成績せいせき

編集へんしゅう
年とし

度ど		 代だい

表ひょう		 試ためし

合ごう		 打だ

席せき		 打だ

数かず		 得とく

点てん		 安やす

打だ		 二に
塁るい
打だ		 三さん
塁るい
打だ		 本ほん
塁るい
打だ		 塁るい

打だ		 打だ

点てん		 盗ぬすめ

塁るい		 盗ぬすめ
塁るい
死し		 犠

打だ		 犠

飛ひ		 四よん

球たま		 敬けい

遠とお		 死し

球たま		 三さん

振ふ		 併
殺ころせ
打だ		 打だ

率りつ		 出で
塁るい
率りつ		 長なが
打だ
率りつ
2013 日本にっぽん 6 26 21 3 6 0 0 0 6 2 0 0 0 1 3 0 1 3 0 .286 .385 .286
2017 6 25 21 5 5 1 0 3 15 8 1 0 0 0 4 0 0 2 0 .238 .360 .714

WBSCプレミア12での打撃だげき成績せいせき

編集へんしゅう
年とし

度ど		 代だい

表ひょう		 試ためし

合ごう		 打だ

席せき		 打だ

数かず		 得とく

点てん		 安やす

打だ		 二に
塁るい
打だ		 三さん
塁るい
打だ		 本ほん
塁るい
打だ		 塁るい

打だ		 打だ

点てん		 盗ぬすめ

塁るい		 盗ぬすめ
塁るい
死し		 犠

打だ		 犠

飛ひ		 四よん

球たま		 敬けい

遠とお		 死し

球たま		 三さん

振ふ		 併
殺ころせ
打だ		 打だ

率りつ		 出で
塁るい
率りつ		 長なが
打だ
率りつ
2015 日本にっぽん 8 36 28 8 12 2 0 3 23 15 1 0 0 1 7 0 0 7 0 .429 .528 .821
  • 太字ふとじは大会たいかい最高さいこう

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき

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年とし
度ど		 球たま
団だん		 一塁いちるい 外野がいや
試ためし

合ごう		 刺とげ

殺ころせ		 補ほ

殺ころせ		 失しつ

策さく		 併

殺ころせ		 守もり
備
率りつ		 試ためし

合ごう		 刺とげ

殺ころせ		 補ほ

殺ころせ		 失しつ

策さく		 併

殺ころせ		 守もり
備
率りつ
2009 日本にほんハム 6 26 0 0 1 1.000 -
2010 29 231 17 1 22 .996 18 12 1 0 0 1.000
2011 25 80 9 0 4 1.000 139 208 11 5 1 .978
2012 13 86 5 0 4 1.000 138 245 19 3 9 .989
2013 8 45 3 1 8 .980 101 179 7 2 3 .989
2014 31 224 13 1 20 .996 95 108 7 2 1 .983
2015 139 1211 99 5 94 .996 -
2016 136 1214 95 8 115 .994 -
2017 126 1086 88 8 84 .993 -
2018 131 1183 80 3 82 .998 3 4 1 0 0 1.000
2019 100 865 71 5 66 .995 -
2020 63 497 46 6 36 .989 -
2021 35 261 16 1 22 .996 -
巨人きょじん 33 213 16 0 17 1.000 -
'21計けい 68 474 32 1 39 .998 -
2022 100 765 76 2 63 .998 -
2023 74 508 35 6 58 .989 -
通算つうさん 1049 8495 669 47 696 .995 494 756 46 12 14 .985
  • 2023年度ねんどシーズン終了しゅうりょう時じ
  • 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう、赤あか太字ふとじはNPBにおける歴代れきだい最高さいこう
  • 太字ふとじ年ねんはゴールデングラブ賞しょう受賞じゅしょう

タイトル

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表彰ひょうしょう

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NPB
日本にっぽん代表だいひょう

記録きろく

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初はつ記録きろく
節目ふしめの記録きろく
その他たの記録きろく
  • 外野がいや手しゅシーズン19補殺ほさつ：2012年ねん ※日本にほんハム球団きゅうだんタイ記録たいきろく[220]
  • 外野がいや手しゅシーズン9併殺へいさつ：2012年ねん ※NPB記録きろく[220]
  • シーズン13犠飛ぎひ：2018年ねん ※歴代れきだい2位い、平成へいせい時代じだい最多さいた[221]
  • 打率だりつ.239で打点だてん王おう：2020年ねん ※2リーグ制せい以降いこう最低さいてい打率だりつ[222]
  • 打率だりつ.239で100打点だてん越こえ：同上どうじょう ※史上しじょう最低さいてい打率だりつ[222]
  • 打点だてん数すうが安打あんだ数すうを上回うわまわり打点だてん王おう：同上どうじょう ※史上しじょう初はつ[223]
  • 同どう一いちシーズンに2球団きゅうだんで本塁打ほんるいだ：2021年ねん ※史上しじょう8人にん目め[224]
    • 同どう一いちシーズンに2球団きゅうだんで決勝けっしょう本塁打ほんるいだ：2021年ねん ※史上しじょう2人にん目め、日本人にっぽんじん史上しじょう初はつ[225]
  • プロ初はつ犠打ぎだが通算つうさん6245打席だせき目め ※張本ちょうほん勲くん（7669打席だせき目め）に次ついで史上しじょう2番目ばんめの多おおさ、6000打席だせき以上いじょう要ようしたのは史上しじょう2人にん目め[226]
  • 全ぜん球団きゅうだんから本塁打ほんるいだ：2022年ねん5月がつ28日にち、対たい北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズ2回戦かいせん（札幌さっぽろドーム）、9回かい表ひょうに望月もちづき大だい希まれから左ひだり越こし2ラン ※史上しじょう42人にん目め、初はつ対戦たいせん試合しあいで達成たっせいしたのは史上しじょう4人にん目め、日本人にっぽんじん史上しじょう初はつ[227]
  • 通算つうさん200人にんから本塁打ほんるいだ：2023年ねん7月がつ11日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ13回戦かいせん（東京とうきょうドーム）、床田とこた寛樹ひろきから左ひだり越こえソロ ※史上しじょう11人にん目め[228]
  • 3球団きゅうだんで開幕かいまく戦せん本塁打ほんるいだ ※史上しじょう2人にん目め[229]
  • 2球団きゅうだんで開幕かいまく戦せん4番ばん本塁打ほんるいだ ※史上しじょう8人にん目め
  • オールスターゲーム出場しゅつじょう：9回かい（2011年ねん、2012年ねん、2013年ねん、2014年ねん、2015年ねん、2016年ねん、2017年ねん、2018年ねん、2023年ねん） ※2022年ねんも選出せんしゅつされたが、新型しんがたコロナウイルス感染かんせんのため出場しゅつじょう辞退じたい[230]

背番号せばんごう

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登場とうじょう曲きょく

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代表だいひょう歴れき

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関連かんれん情報じょうほう

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TVCM

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著書ちょしょ

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映画えいが

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ なお、この異名いみょうは当初とうしょは松坂まつさか大輔だいすけに使つかわれることが多おおかった。
  2. ^ 「お前まえが必要ひつよう 中田なかた 翔しょう」
  3. ^ この試合しあいでは「4番ばん・一塁いちるい手しゅ」として先発せんぱつ出場しゅつじょうしたが、7回かい裏うらの守備しゅびから左翼さよく手しゅとして出場しゅつじょう。
  4. ^ 新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうで開幕かいまくが当初とうしょより3か月げつ遅おくれてセ・パ交流こうりゅう戦せんも中止ちゅうしとなり、試合しあい数すうもこれまでの143試合しあいから120試合しあいで行おこなわれた。
  5. ^ 本来ほんらいのトレード期限きげんは7月がつ31日にちまでだが、2021年ねんは東京とうきょうオリンピック開催かいさいに伴ともなうシーズン中断ちゅうだんが生しょうじることから、日本にっぽん野球やきゅう機構きこう（NPB）と加盟かめい12球団きゅうだんとの合意ごういにより、同年どうねんはトレード期限きげんが8月がつ31日にちまで延長えんちょうとなっていた[88]。
  6. ^ 9月7日にち以降いこうは坂本さかもと勇人はやとの守備しゅび負担ふたん軽減けいげんのため、門脇かどわきが遊撃手ゆうげきしゅに回まわり坂本さかもとが三塁手さんるいしゅとなり、門脇かどわきと坂本さかもとの守備しゅび位置いちを交換こうかんする形かたちとなった。
  7. ^ 最終さいしゅう的てきに、代打だいだとしては自己じこ最多さいたとなる21試合しあいに出場しゅつじょうした[121]。
  8. ^ 長期ちょうき契約けいやくの途中とちゅうでも、契約けいやく内容ないようを見直みなおしたり、破棄はきしたりすることができる権利けんり[128]。
  9. ^ FA権けんを行使こうししての移籍いせきでは移籍いせき先さきの球団きゅうだんから前ぜん所属しょぞくの球団きゅうだんへ人的じんてき補償ほしょうや金銭きんせん補償ほしょうが発生はっせいするが、契約けいやく破棄はきして自由じゆう契約けいやくとなった状態じょうたいからの移籍いせきであればそれらが発生はっせいしない[121]。
  10. ^ 中田なかた翔しょうの場合ばあい、右みぎ打者だしゃであるため、左翼さよくへの打球だきゅう方向ほうこうが「引ひっ張ぱり打球だきゅう」になる。この「引ひっ張ぱり打球だきゅう」の割合わりあいが40％を上回うわまわるシーズンが複数ふくすう続つづくと「引ひっ張ぱり傾向けいこうの強つよい打者だしゃ（プルヒッター）」とみなされることの目安めやすになる。
  11. ^ カマキリは触ふれないので他たの人ひとに捕つかまえてもらう。
  12. ^ 2012年ねん当時とうじは55本ほんが最高さいこうであり、2013年ねんにウラディミール・バレンティンの60本ほんで記録きろくは塗ぬり替かえられた。

出典しゅってん

編集へんしゅう
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