佐伯さえき泰やすし英えい

佐伯さえき 泰やすし英えい（さえき やすひで、1942年ねん2月がつ14日にち - ）は、日本にっぽんの小説しょうせつ家か、写真しゃしん家か。福岡ふくおか県けん北九州きたきゅうしゅう市し八幡西やはたにし区く生うまれ。日本にっぽん大学だいがく藝術げいじゅつ学部がくぶ映画えいが学科がっか卒そつ。

佐伯さえき 泰やすし英えい
誕生たんじょう	1942年ねん 福岡ふくおか県けん
職業しょくぎょう	小説しょうせつ家か
言語げんご	日本語にほんご
国籍こくせき	日本にっぽん
ジャンル	時代じだい小説しょうせつ
主おもな受賞じゅしょう歴れき	菊池きくち寛ひろし賞しょう（2018年ねん）
公式こうしきサイト	佐伯さえき文庫ぶんこ – 佐伯さえき泰やすし英えい ウェブサイト
ウィキポータル 文学ぶんがく

経歴けいれき

実家じっかは新聞しんぶん販売はんばい店てんで、折尾おりお駅えき構内こうないで新聞しんぶん販売はんばいなどを行おこなっていた。当初とうしょは家業かぎょうを継つぐ予定よていであったが、これを断念だんねんして芸術げいじゅつを志こころざすようになる。1971年ねんより1974年ねんまでスペインに滞在たいざい。のち、スペインと闘牛とうぎゅうを題材だいざいにしたノンフィクション『闘牛とうぎゅう士しエル・コルドベス 1969年ねんの叛乱はんらん』と『闘牛とうぎゅうはなぜ殺ころされるか』、小説しょうせつ『ゲルニカに死しす』を発表はっぴょう。スペインや南米なんべいなど、スペイン語ご圏けんを舞台ぶたいにした冒険ぼうけん小説しょうせつや国際こくさい謀略ぼうりゃく小説しょうせつを中心ちゅうしんに良質りょうしつのミステリー小説しょうせつを数多かずおおく執筆しっぴつするが、日本人にっぽんじんになじみの薄うすい土地とちを舞台ぶたいにしたせいか思おもうように売うれず、ヒットに恵めぐまれないまま1998年ねん頃ごろには仕事しごとの依頼いらいが激減げきげん。当時とうじ執筆しっぴつしていた「犯罪はんざい通訳つうやく官かんアンナ」シリーズ（文庫ぶんこ化かに際さいして「警視庁けいしちょう国際こくさい捜査そうさ班はん」シリーズと改題かいだい）打うち切きりの宣告せんこくも受うけ、作家さっか廃業はいぎょう寸前すんぜんの窮地きゅうちに立たたされた。この時とき、編集へんしゅう者しゃから時代じだい小説しょうせつか官能かんのう小説しょうせつの執筆しっぴつを勧すすめられた（その言葉ことばのニュアンスから、事実じじつ上じょうの廃業はいぎょう勧告かんこくに近ちかかった）こともあり、作家さっかとして生いき残のこりを図はかるべく、時代じだい小説しょうせつへの転身てんしんを決断けつだんする。

1999年ねん、初はつの書かき下おろし時代じだい小説しょうせつ『瑠璃るりの寺てら』（文庫ぶんこ化かの際さいに『悲愁ひしゅうの剣けん』に改題かいだい）を角川かどかわ春樹はるき事務所じむしょより発表はっぴょう。半なかば版元はんもとに押おし付つけるような形かたちで、出版しゅっぱんされるかどうかさえ分わからぬ状態じょうたいのまま売うり込こんだ同どう作さくは、発売はつばい1週間しゅうかんで重版じゅうはんがかかるヒットとなる。これは、それまで全ぜん著作ちょさくが初版しょはん品切しなぎれの憂うき目めを見みてきた佐伯さえきにとっては生うまれて初はじめてのことだった。以後いご、「密命みつめい」シリーズをはじめ、数々かずかずの人気にんきシリーズをかかえ、「月刊げっかん佐伯さいき」の異名いみょうをとるほどのハイペース（ほぼ20日はつかで文庫ぶんこ1冊さつ分ぶんを書かきおろしているという）で作品さくひんを発表はっぴょうする人気にんき時代じだい小説しょうせつ作家さっかとなる。

2010年ねん11月29日にちの「新しん・古着ふるぎ屋や総そう兵衛ひょうえ」の児玉こだま清きよしの対談たいだんにおいて「血ちに非ひず」のタイトルの由来ゆらい時じに前立腺ぜんりつせん癌がんを発症はっしょうしていたが、現在げんざい、治療ちりょうしている事ことを語かたっていた。

2018年ねん、第だい66回かい菊池きくち寛ひろし賞しょう受賞じゅしょう。「密命みつめい」シリーズに始はじまる「文庫ぶんこ書かき下おろし時代じだい小説しょうせつ」という新あらたなジャンルを確立かくりつ、出版しゅっぱん界かいを活性かっせい化かさせたことが授賞じゅしょう理由りゆうとされる。

作風さくふう

佐伯さえきの執筆しっぴつする時代じだい小説しょうせつの主人公しゅじんこうには豊後ぶんごの小しょう藩はん出身しゅっしん者しゃが多おおいのも特徴とくちょうである。一いち例れいを挙あげると「居眠いねむり磐いわ音おん」の坂崎さかざき磐いわお音おんは豊後ぶんご関前せきまえ藩はん出身しゅっしん、「密命みつめい」の金杉かなすぎ惣そう三郎さぶろうは豊後ぶんご相良さがら藩はん出身しゅっしん、「吉原よしはら裏うら同心どうしん」の神守かもり幹みき次郎じろうは豊後ぶんご岡おか藩はん出身しゅっしんである。

2007年ねん7月がつより居眠いねむり磐いわ音おん 江戸えど双紙ぞうしシリーズがNHKの木曜もくよう時代じだい劇げき『陽炎かげろうの辻つじ〜居眠いねむり磐いわ音おん 江戸えど双紙ぞうし〜』としてドラマ放映ほうえいされた。2008年度ねんどはテレビ東京てれびとうきょう金曜きんよう時代じだい劇げき枠わくにて『密命みつめい 寒月かんげつ霞かすみ斬ぎり』、NHKでは土曜どよう時代じだい劇げき枠わくにて陽炎かげろうの辻つじの続編ぞくへんがドラマ化かされた。また、「居眠いねむり磐いわ音おん 江戸えど双紙ぞうし」の漫画まんが版ばんがA-ZEROにて連載れんさいされている。2010年ねん4月がつには、鎌倉かまくら河岸かわぎし捕物とりもの控ひかえシリーズがNHKの土曜どよう時代じだい劇げき枠わくにて『まっつぐ〜鎌倉かまくら河岸かわぎし捕物とりもの控ひかえ〜』のタイトルでドラマ化かされた。2013年ねん1月がつ1日にち『酔よいどれ小しょう籐とう次じ留とめ書しょ』シリーズ第だい１作さく『御ご鑓やり拝借はいしゃく』が「御ご鑓やり拝借はいしゃく〜酔よいどれ小しょう籐とう次じ留とめ書しょ〜」のタイトルで単発たんぱつドラマ化かされた。

佐伯さえきの時代じだい小説しょうせつのヒットを受うけ、長ながらく品切しなぎれ状態じょうたいが続つづいていた冒険ぼうけん小説しょうせつやミステリー小説しょうせつなどが次々つぎつぎと文庫ぶんこ化か、復刊ふっかんされている。佐伯さえき本人ほんにんは今後こんごの作家さっか人生じんせいを現代げんだい小説しょうせつではなく文庫ぶんこ書かき下おろし時代じだい小説しょうせつ一いち本ほんに絞しぼるとしている。

また、闘牛とうぎゅう士しを追おう写真しゃしん家かとしても名高なだかい。

初期しょき著作ちょさく

• 34歳さい
  • 『闘牛とうぎゅう』平凡社へいぼんしゃカラー新書しんしょ、1976
• 39歳さい
  • 『闘牛とうぎゅう士しエル・コルドベス 1969年ねんの叛乱はんらん』（1981、集英社しゅうえいしゃ）のち徳間とくま文庫ぶんこ
• 41歳さい
  • 『アルハンブラ 光こうの迷宮めいきゅう風ふうの回廊かいろう』集英社しゅうえいしゃ、1983 のち徳間とくま文庫ぶんこ
• 44歳さい
  • 『狂気きょうきに生いき』第だい1-2部ぶ、新潮社しんちょうしゃ、1986
• 45歳さい
  • 『殺戮さつりくの夏なつコンドルは翔とぶ』徳間書店とくましょてん、1987『テロリストの夏なつ』と改題かいだい
  • 『復讐ふくしゅうの秋あきパンパ燃もえゆ』徳間書店とくましょてん、1987『復讐ふくしゅうの河かわ』と改題かいだい
  • 『ユダの季き節ぶし』（1987年ねん、角川書店かどかわしょてん）カドカワノベルズ
• 46歳さい
  • 『暗殺あんさつの冬ふゆカリブへ走はしれ』徳間書店とくましょてん、1988
• 47歳さい
  • 『ヨハネの首くび』徳間書店とくましょてん、1989
• 48歳さい
  • 『白しろき幻影げんえいのテロル』角川書店かどかわしょてん、1990 (カドカワノベルズ)
• 49歳さい
  • 『新しんアルハンブラ物語ものがたり』安やす引宏共著きょうちょ 新潮社しんちょうしゃ、1991 (とんぼの本ほん)
  • 『野望やぼうの王国おうこく』徳間書店とくましょてん、1991 (Tokuma冒険ぼうけん&推理すいり特別とくべつ書下かきおろし)
  • 『眠ねむる絵え』ベストセラーズ、1991
  • 『Did not finish村むら松栄まつえ紀き』エイキ、1991
• 50歳さい
  • 『ピカソ青あおの時代じだいの殺人さつじん』集英社しゅうえいしゃ、1992
• 51歳さい
  • 『聖母せいぼの月つき』双葉社ふたばしゃ、1993
• 52歳さい
  • 『犯罪はんざい通訳つうやく官かんアンナ 射殺しゃさつ・逃にげる女おんな』祥伝社しょうでんしゃ、1994 (Non novel)
• 53歳さい
  • 『背徳はいとくの標的ひょうてき』（警視庁けいしちょう犯罪はんざい通訳つうやく官かんシリーズ）祥伝社しょうでんしゃ、1995 (Non novel)
  • 『妃ひの正体しょうたい』祥伝社しょうでんしゃ、1995 (Non novel)
• 54歳さい
  • 『ゲルニカに死しす』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1996
  • 『神かみ々の銃弾じゅうだん』祥伝社しょうでんしゃ、1996 (Non novel)
• 55歳さい
  • 『秘ひ画がの構図こうず』祥伝社しょうでんしゃ、1997 (Non novel)
• 56歳さい
  • 『闘牛とうぎゅうはなぜ殺ころされるか』新潮しんちょう選書せんしょ、1998
  • 『ダブルシティ』日本文芸社にほんぶんげいしゃ、1998 (日にち文ぶん文庫ぶんこ)
• 57歳さい
  • 『瑠璃るりの寺てら』角川かどかわ春樹はるき事務所じむしょ、1999
  • 『密命みつめい 弦月げんげつ三さん十じゅう二に人にん斬ぎり』祥伝社しょうでんしゃ文庫ぶんこ、1999

以後いご多数たすう

警視庁けいしちょう国際こくさい捜査そうさ班はんシリーズ

※すべて祥伝社しょうでんしゃ文庫ぶんこ収録しゅうろく

• 五ご人にん目めの標的ひょうてき（2004年ねん）
• 悲かなしみのアンナ（2004年ねん）
• サイゴンの悪夢あくむ（2005年ねん）
• 神かみ々の銃弾じゅうだん（2006年ねん）
• 銀幕ぎんまくの女おんな（2007年ねん）

時代じだい小説しょうせつ

密命みつめいシリーズ

祥伝社しょうでんしゃ文庫ぶんこより刊行かんこう。

「密命みつめい」を参照さんしょう

秘ひ剣けんシリーズ

祥伝社しょうでんしゃ文庫ぶんこより刊行かんこう。

1. 秘ひ剣けん雪ゆき割わり 悪あく松まつ・棄郷編へん
2. 秘ひ剣けん瀑流返がえし 悪あく松まつ・対決たいけつ「鎌鼬かまいたち」
3. 秘ひ剣けん乱舞らんぶ 悪あく松まつ・百ひゃく人にん斬ぎり
4. 秘ひ剣けん孤こ座ざ
5. 秘ひ剣けん流亡りゅうぼう

夏目なつめ影かげ二に郎ろう始末しまつ旅たびシリーズ

日にち文ぶん文庫ぶんこ、後のちに光文社こうぶんしゃ文庫ぶんこより刊行かんこう。

「夏目なつめ影かげ二に郎ろう始末しまつ旅たび」を参照さんしょう

古着ふるぎ屋や総そう兵衛ひょうえ影かげ始末しまつシリーズ

徳間とくま文庫ぶんこより刊行かんこう。

「古着ふるぎ屋や総そう兵衛ひょうえ影かげ始末しまつ」を参照さんしょう

新しん・古着ふるぎ屋や総そう兵衛ひょうえシリーズ

新潮しんちょう文庫ぶんこより刊行かんこう。

「新しん・古着ふるぎ屋や総そう兵衛ひょうえ」を参照さんしょう

吉原よしはら裏うら同心どうしんシリーズ

光文社こうぶんしゃ文庫ぶんこより刊行かんこう。

「吉原よしはら裏うら同心どうしん」を参照さんしょう

鎌倉かまくら河岸かわぎし捕物とりもの控ひかえシリーズ

ハルキ文庫ぶんこより刊行かんこう。

「鎌倉かまくら河岸かわぎし捕物とりもの控ひかえ」を参照さんしょう

長崎ながさき絵師えし通どおり吏辰次郎たつじろうシリーズ

ハルキ文庫ぶんこより刊行かんこう。

「長崎ながさき絵師えし通どおり吏辰次郎たつじろう」を参照さんしょう

居眠いねむり磐いわ音おんシリーズ

『居眠いねむり磐いわ音おん 江戸えど双紙ぞうし』のシリーズ名めいで双葉ふたば文庫ぶんこより刊行かんこう。『居眠いねむり磐いわ音おん』とシリーズ名めいを改あらため文春ぶんしゅん文庫ぶんこより改版かいはん。

「居眠いねむり磐いわ音おん」を参照さんしょう

酔よいどれ小しょう籐とう次じ留とめ書しょシリーズ

幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこより刊行かんこう。

「酔よいどれ小しょう籐とう次じ留とめ書しょ」を参照さんしょう

交代こうたい寄合よりあい伊い那な衆しゅ異聞いぶんシリーズ

講談社こうだんしゃ文庫ぶんこより刊行かんこう。

1. 変化へんか
2. 雷鳴らいめい
3. 風雲ふううん
4. 邪宗じゃしゅう
5. 阿片あへん
6. 攘夷じょうい
7. 上海しゃんはい
8. 黙契もっけい
9. 御ご暇ひま
10. 難航なんこう
11. 海戦かいせん
12. 謁見えっけん
13. 交易こうえき
14. 朝廷ちょうてい
15. 混沌こんとん
16. 断絶だんぜつ
17. 散ち斬き
18. 再会さいかい
19. 茶ちゃ葉は
20. 開港かいこう
21. 暗殺あんさつ
22. 血脈けちみゃく
23. 飛躍ひやく

空也くうや十じゅう番ばん勝負しょうぶシリーズ

双葉ふたば文庫ぶんこより刊行かんこう。

「空也くうや十じゅう番ばん勝負しょうぶ」を参照さんしょう

照あきら降くだ町まち四季しきシリーズ

文藝春秋ぶんげいしゅんじゅうより刊行かんこう。文春ぶんしゅん文庫ぶんこからも同時どうじに刊行かんこう。

• 初詣はつもうで（2021年ねん4月がつ）
• 己おのれ丑うしの大火たいか（2021年ねん5月がつ）
• 梅花ばいか下駄げた（2021年ねん6月がつ）
• 一夜いちやの夢ゆめ（2021年ねん7月がつ）

その他た

• 『異風いふう者しゃ（いひゅもん）』角川かどかわ春樹はるき事務所じむしょ〈ハルキ文庫ぶんこ〉、2000年ねん5月がつ。ISBN 4-89456-692-3。 
  • 『異風いふう者しゃ 新装しんそう版ばん』角川かどかわ春樹はるき事務所じむしょ〈ハルキ文庫ぶんこ〉、2012年ねん12月。ISBN 978-4-7584-3706-6。 
• 総そう兵衛ひょうえ見参けんざん！（新潮しんちょう文庫ぶんこの新しん・古着ふるぎ屋や総そう兵衛ひょうえの書店しょてん配布はいふ小しょう冊子さっし、2010年ねん11月29日にち、児玉こだま清きよしと青山あおやまにて特別とくべつ対談たいだん）
• 『新酒しんしゅ番ばん船せん』光文社こうぶんしゃ〈光文社こうぶんしゃ文庫ぶんこ〉、2020年ねん6月がつ。ISBN 978-4-334-79034-9。 
• 『出で絞しぼと花はなかんざし』2021年ねん6月がつ。ISBN 978-4-334-79201-5。 

随筆ずいひつ

• 惜櫟荘そうだより、岩波書店いわなみしょてん、2012　

その他た

2003年ねん、熱海あたみに別荘べっそうを入手にゅうしゅ、それを仕事場しごとばとする。2008年ねん、その隣となりにあった施主せしゅ岩波書店いわなみしょてん創業そうぎょう者しゃ岩波いわなみ茂雄しげお、建築けんちく家か吉田よしだ五十八いそやの由緒ゆいしょある別荘べっそう惜櫟荘そう（せきれきそう）荘そうが、解体かいたい、売うりに出だされると知しり、それを譲ゆずり受うけ、解体かいたい修復しゅうふくに携たずさわり、以後いご惜櫟荘そう番人ばんにんを名乗なのる。その間あいだの事情じじょうは、『惜櫟荘そうだより』(岩波書店いわなみしょてん　2012年ねん)に詳くわしい。また娘むすめ婿むこの小林こばやし勇いさむは、『惜櫟荘そう主人しゅじんーもう一ひとつの岩波いわなみ茂雄しげお伝でん』(岩波書店いわなみしょてん　1963年ねん)を書かいている。

外部がいぶリンク

• 佐伯さえき泰やすし英えいウェブサイト
• 佐伯さえき泰やすし英えい時代じだい劇げきの世界せかい - ウェイバックマシン（2007年ねん1月がつ9日にちアーカイブ分ぶん）
• 「居眠いねむり磐いわ音おん江戸えど双紙ぞうし」公式こうしきサイト
• 「空也くうや十じゅう番ばん勝負しょうぶ」公式こうしきサイト
• 不遇ふぐうの時代じだいからベストセラー作家さっかへ｜佐伯さえき泰やすし英えいインタビュー