新幹線しんかんせん400系けい電車でんしゃ

新幹線しんかんせん400系けい電車でんしゃ（しんかんせん400けいでんしゃ）は、かつて東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）に在籍ざいせきしていた新幹線しんかんせん電車でんしゃである。日本にっぽん初はつの新幹線しんかんせん直行ちょっこう特急とっきゅう（ミニ新幹線しんかんせん）用よう車両しゃりょうである。

新幹線しんかんせん400系けい電車でんしゃ
400系けい新幹線しんかんせん（山形やまがた駅えき）
基本きほん情報じょうほう
運用うんよう者しゃ	東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう
製造せいぞう所しょ	川崎重工業かわさきじゅうこうぎょう 東急とうきゅう車輛しゃりょう製造せいぞう 日立製作所ひたちせいさくしょ
製造せいぞう年ねん	1990年ねん・1992年ねん・1995年ねん
製造せいぞう数すう	12編成へんせい84両りょう
運用うんよう開始かいし	1992年ねん7月がつ1日にち
引退いんたい	2010年ねん4月がつ18日にち（さよなら運転うんてん）
廃車はいしゃ	2010年ねん4月がつ30日にち
投入とうにゅう先さき	東北とうほく・山形やまがた新幹線しんかんせん
主要しゅよう諸しょ元もと
編成へんせい	6両りょう (6M) → 7両りょう (6M1T)
軌間きかん	1,435 mm
電気でんき方式ほうしき	交流こうりゅう25,000V 50Hz 交流こうりゅう20,000V 50Hzへるつ（在来ざいらい線せん区間くかん）
最高さいこう運転うんてん速度そくど	240 km/h（新幹線しんかんせん区間くかん） 130 km/h（在来ざいらい線せん区間くかん）
起動きどう加速度かそくど	1.6 km/h/s
減速げんそく度ど（常用じょうよう）	2.6 km/h/s
編成へんせい定員ていいん	379人にん（普ひろし）+20人にん（グ）=399人にん
編成へんせい重量じゅうりょう	318.0 t
編成へんせい長ちょう	148 m
全長ぜんちょう	23,075 mm（先頭せんとう車しゃ） 20,500 mm（中間なかま車しゃ）
全幅ぜんぷく	2,947 mm
全ぜん高こう	4,070 mm
車体しゃたい高だか	3,870 mm
車体しゃたい	普通ふつう鋼こう
台車だいしゃ	ゴム併用へいよう板ばんばね式しきボルスタレス台車だいしゃ DT204（L1編成へんせい電動でんどう車しゃ）/DT204A TR7006（付随ふずい車しゃ）
主しゅ電動でんどう機き	直流ちょくりゅう直ちょく巻まき電動でんどう機きMT203
主しゅ電動でんどう機き出力しゅつりょく	210kW × 4
駆動くどう方式ほうしき	WNドライブ
歯車はぐるま比ひ	27:73=1:2.70
編成へんせい出力しゅつりょく	5,040 kW
制御せいぎょ方式ほうしき	サイリスタ位相いそう制御せいぎょ
制動せいどう装置そうち	電気でんき指令しれい式しきブレーキ（応おう荷重かじゅう装置そうち付つき）、発電はつでんブレーキ（チョッパ連続れんぞく制御せいぎょ）、抑そもそも速そくブレーキ、耐たい雪ゆきブレーキ、直通ちょくつう予備よびブレーキ
保安ほあん装置そうち	ATC-2型がた、DS-ATC、 ATS-P（在来ざいらい線せん区間くかん）

概要がいよう

東北新幹線とうほくしんかんせんと新幹線しんかんせんと同おなじ標準軌ひょうじゅんきに改あらため軌した在来ざいらい線せんの奥羽本線おううほんせんを直通ちょくつう運転うんてんする、山形やまがた新幹線しんかんせん「つばさ」用ようとして開発かいはつ・製造せいぞうされた。

1990（平成へいせい2）年ねんに試作しさく車しゃが落成らくせいし、1992（平成へいせい4）年ねんに量産りょうさん車しゃが落成らくせいした。当初とうしょは全車ぜんしゃ電動でんどう車しゃの6両りょう編成へんせいで、1995（平成へいせい7）年ねんより中間ちゅうかん車両しゃりょう（付随ふずい車しゃ）を1両りょう増結ぞうけつして7両りょう編成へんせいとなった。

車両しゃりょうは増結ぞうけつ車しゃの429形かたちを除のぞいて第だい三さんセクターの「山形やまがたジェイアール直行ちょっこう特急とっきゅう保有ほゆう株式会社かぶしきがいしゃ」が所有しょゆう（車くるま籍せきはJR東日本ひがしにっぽん）し、JR東日本ひがしにっぽんが借かり受うけて運行うんこうを行おこなった。

東北新幹線とうほくしんかんせんとしても10年ねんぶりの新しん形式けいしきであったことから、200系けいからのイメージ脱却だっきゃくを目指めざし、以下いかを基本きほんコンセプトとした。

• トータルコンセプト：「21世紀せいき志向しこうの高速こうそく列車れっしゃ」
• エクステリアイメージ：「アドバンス＆ソリッド」
• インテリアイメージ：「ソフト＆アドバンス」

編成へんせい記号きごうは「L」を使用しようしていた。

車両しゃりょう概説がいせつ

本ほん項こうでは、特記とっきが無ない限かぎり落成らくせい当時とうじの仕様しようについて述のべる。

車体しゃたい

分類ぶんるい上じょうは新幹線しんかんせん車両しゃりょうではあるが、在来ざいらい線せん区間くかんも走行そうこうするため、車体しゃたい長ちょう20,000mm・車体しゃたい幅はば2,945mmと在来ざいらい線せんの車両しゃりょう限界げんかいの規格きかくに合あわせている。

車体しゃたいは普通ふつう鋼こう製せいで、客室きゃくしつ窓まどは普通ふつう車しゃが座席ざせき2列れつに1枚まいの大だい窓まどを、グリーン車しゃが座席ざせき1列れつに1枚まいの小しょう窓まどを採用さいようしている。塗装とそうはシルバーメタリック■を基調きちょうとし、窓まど回まわりと屋根やね上じょうに濃こいグレー■が配はいされ、側がわ窓まど下かは緑みどり帯たい■が配はいされている。車体しゃたい側面そくめんに貼付ちょうふされていたロゴマークには、形式けいしき称号しょうごうの「400」が表記ひょうきされていた。

新幹線しんかんせんの各かく駅えきで新幹線しんかんせん専用せんようプラットホームとの間あいだに大おおきな隙間すきまができるため、ドアの部分ぶぶんには延長えんちょうステップが装備そうびされ、新幹線しんかんせんの各駅かくえきでの停車ていしゃ中ちゅうに限かぎり自動的じどうてきにステップが引ひき出だされ、ホームとの隙間すきまを埋うめている。

東京とうきょう寄よりの先頭せんとう車しゃ（11号車ごうしゃ）には分割ぶんかつ・併合へいごう装置そうちが収おさめられ、他たの新幹線しんかんせんと連結れんけつすることが可能かのうとなった。2001（平成へいせい13）年ねん9月がつ20日はつかまでは200系けいとも連結れんけつ運転うんてんをしていたが、その後ごの営業えいぎょう運転うんてんではE4系けいのみと連結れんけつ運転うんてんしていた。

なお、車両しゃりょう規格きかくが在来ざいらい線せんのため車両しゃりょうの断だん面積めんせきが小ちいさく空気くうき抵抗ていこうが少すくないため、これを利用りようして運用うんよう開始かいし前まえの1991（平成へいせい3）年ねんに上越新幹線じょうえつしんかんせんで高速度こうそくど試験しけんを実施じっししている。3月16日にちには336km/hを、9月29日にちには345km/hを記録きろくしている。

• 
  ホームと車体しゃたい間あいだを埋うめるステップを格納かくのうした状態じょうたい
• 
  E4系けい「Max」との連結れんけつ状態じょうたい
• 
  400系けいとE3系けい1000番台ばんだい

塗装とそう変更へんこう後ご、JR東日本ひがしにっぽん色しょくの400系けい（2002年ねん8月がつ）

機器きき類るい

電源でんげんは交流こうりゅう50Hz25,000V（新幹線しんかんせん）と交流こうりゅう50Hzへるつ20,000V（在来ざいらい線せん）の両方りょうほうに対応たいおうしている。

MM'ユニットを採用さいようし、M車しゃ（411形かたち・425形かたち）には主しゅ制御せいぎょ器きと抵抗ていこう器きが、M'車くるま（422形かたち・426形かたち）には主おも変圧へんあつ器き・整流せいりゅう装置そうち・補助ほじょ電源でんげん装置そうち・空気くうき圧縮あっしゅく機き・集あつまり電でん装置そうちが搭載とうさいされる。

力行りっこう方式ほうしきは、架線かせんからの交流こうりゅう25kVを主おも変圧へんあつ器きの2次じ巻まき線せんを等とう4分割ぶんかつとし、それに耐たい圧あつ4,000Vのサイリスタと呼よばれる半導体はんどうたい素子そしとダイオードを取付とりつけたブリッジ（整流せいりゅう回路かいろ）を取付とりつけて、4分割ぶんかつ構成こうせいとしたサイリスタ･ダイオード混合こんごうブリッジとし、それにより整流せいりゅう・制御せいぎょされた直流ちょくりゅう電源でんげんで主しゅ電動でんどう機きを駆動くどうするサイリスタ位相いそう制御せいぎょであり、200系けいとほぼ同一どういつの制御せいぎょ方式ほうしきである。主しゅ整流せいりゅう装置そうちはRS204である。

制動せいどう方式ほうしきは、発電はつでんブレーキ併用へいよう電気でんき指令しれい式しき空気くうきブレーキを採用さいようしているが、発電はつでんブレーキは、200系けいと同おなじく抵抗ていこう器きを使用しようしたバーニアチョッパ制御せいぎょで行おこなわれる。また、奥羽本線おううほんせん板谷いたや峠とうげの急きゅう勾配こうばい区間くかんを走行そうこうすることから抑そもそも速そくブレーキも装備そうびする。

400系けいの製造せいぞう以降いこう、新幹線しんかんせんの制御せいぎょ装置そうちはVVVFインバータ制御せいぎょが主流しゅりゅうとなったため、直流ちょくりゅうモーターを搭載とうさいした新幹線しんかんせん車両しゃりょうは、400系けいが最後さいごである。

主しゅ変圧へんあつ器き(TM204)は強制きょうせい風ふう冷ひや式しきを採用さいようし、1,900kVAの容量ようりょうを備そなえる。また、変圧へんあつ器きの3次じ巻まき線せんには、架線かせん電圧でんあつが切替きりかわった際さい、切替きりかえ用ようタップを作動さどうさせて3次じ巻まき線せんの電圧でんあつ変動へんどうを抑おさえる3次じ電源でんげんタップ切替きりかえ方式ほうしきが装備そうびされている。

運転うんてん保安ほあん装置そうちは、新幹線しんかんせん区間くかんの自動じどう列車れっしゃ制御せいぎょ装置そうち（ATC-2型がた・DS-ATC）と在来ざいらい線せん区間くかんの自動じどう列車れっしゃ停止ていし装置そうち（ATS-P型がた）が装備そうびされている。営業えいぎょう最高さいこう速度そくどは新幹線しんかんせん区間くかんが240km/h、在来ざいらい線せん区間くかんは130km/hである。速度そくど計けいは当初とうしょはアナログ式しきで補助ほじょとして右みぎ下かに7セグメントディスプレイで表示ひょうじされていたが、その後ご東北新幹線とうほくしんかんせんへのDS-ATC導入どうにゅうに併あわせて2005年ねん度どにE3系けいと同様どうようのグラスコックピット式しきの速度そくど計けいに置おき換かえられた。

JR東日本ひがしにっぽんの新幹線しんかんせん車両しゃりょうとしては初はじめてボルスタレス台車だいしゃを採用さいようしており、その後ごのJR東日本ひがしにっぽんの新幹線しんかんせん車両しゃりょうに採用さいようされている。鉄道てつどう総合そうごう技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょで行おこなわれていたミニ新幹線しんかんせん用ようの台車だいしゃ研究けんきゅうをベースに、DT9028,DT9029,DT9030の3種類しゅるいが試作しさくされた。それぞれ、軸じく箱ばこ支持しじ方式ほうしきがコイルばね円錐えんすいゴム併用へいよう式しき、円錐えんすいゴム式しき、片かた板いた2枚まい支持しじ板ばんゴム併用へいよう式しきである。走行そうこう試験しけんの結果けっかや保守ほしゅ性せいなどの観点かんてんから、DT9030をベースにしたDT204/DT204Aが製作せいさくされた。

軸じく箱ばこ支持しじ方式ほうしきは200系けいのIS式しきから、片かた板いた2枚まい支持しじ板ばんゴム併用へいよう式しきに変更へんこうされた。これは、IS式しきでは軸じく箱ばこ前後ぜんこうに配置はいちされていた支持しじ板ばんにより軸じく箱ばこを支持しじしていたのを、台車だいしゃ中央ちゅうおう側がわからの2枚まいの支持しじ板ばんにより軸じく箱ばこを支持しじすることで、軸じく箱ばこ支持しじのコンパクト化かを図はかったもので、軸じく箱ばこ上部じょうぶと台車だいしゃ枠わくの間あいだには、軸じくダンパを装備そうびしている。引張ひっぱ力ちから・加減かげん速そく特性とくせいなどは200系けいとほぼ同一どういつだが、新幹線しんかんせん区間くかんの高速こうそく直進ちょくしん安定あんてい性せいと在来ざいらい線せん区間くかんの急きゅう曲線きょくせんの双方そうほうに対応たいおうできるよう、車輪しゃりんの踏面形状けいじょうが従来じゅうらいの新幹線しんかんせんの車輪しゃりんの踏面形状けいじょうと比くらべて、踏面から車輪しゃりんの内側うちがわにあるフランジにかけてのカーブの変化へんかに相違そういがあり、フランジの厚あつさも薄うすくなっている。また、前後ぜんごに配置はいちされている車輪しゃりんの車軸しゃじくの距離きょりである軸じく距が2,500mmから2,250mmに短縮たんしゅくされているほか、歯は数すう比ひは200系けいの2.17から2.70に大おおきくし、新幹線しんかんせん区間くかんの240km/h走行そうこうにはモーターの許容きょよう回転かいてん数すうを高たかく設定せっていすることで対応たいおうしている。なお、E4系けいとの併結運転うんてん時じではE4系けい側がわが引張ひっぱ力ちから・加減かげん速そく特性とくせいなどを400系けいと同おなじ性能せいのうに調整ちょうせいしていた。

400系けいのパンタグラフ

パンタグラフは下した枠わく交差こうさ式しきのPS204形かたちを採用さいよう。新幹線しんかんせん区間くかんと在来ざいらい線せん区間くかんでの架線かせんの違ちがいに対応たいおうしている。パンタグラフカバーは、在来ざいらい線せんの車体しゃたい限界げんかいの関係かんけい上じょう搭載とうさいされていない。12号車ごうしゃと14号車ごうしゃに搭載とうさいされているが、新幹線しんかんせん区間くかんでは2台だい、在来ざいらい線せん区間くかんでは1台だいのみ使用しようとなっている。

車内しゃない

車体しゃたい幅はばが狭せまいため、座席ざせき配列はいれつは普通ふつう車しゃは横よこ2列れつ+2列れつの4列れつ、グリーン車しゃ（11号車ごうしゃ）は横よこ2列れつ+1列れつの3列れつとなっている。

グリーン車しゃの横よこ3列れつ配置はいちは本ほん形式けいしきが唯一ゆいいつである。グリーン車しゃの座席ざせき番号ばんごうはA-B-DでD席せきが1人ひとり掛かけの席せきであり、C席せきはない。これは後のちに登場とうじょうしたE3系けい1000番台ばんだいではグリーン車しゃの座席ざせき配列はいれつを横よこ2+2列れつとしたため、それに合あわせたものである。E3系けい登場とうじょう以前いぜんの1列席れっせきの番号ばんごうはCだった。

普通ふつう車しゃでは指定してい席せき車両しゃりょう（12 - 15号車ごうしゃ）と自由じゆう席せき車両しゃりょう（16・17号車ごうしゃ）では座席ざせきの前後ぜんご間隔かんかく（シートピッチ）が異ことなり、前者ぜんしゃはJR東日本ひがしにっぽんの新幹線しんかんせん普通ふつう車しゃの標準ひょうじゅんシートピッチである980mm、後者こうしゃは着席ちゃくせき定員ていいん確保かくほの観点かんてんから485系けいなどと同おなじ910mmとされた。

当初とうしょは、グリーン車しゃが紫むらさき系けい、普通ふつう車しゃ指定してい席せきが茶ちゃ系けい、自由じゆう席せきが青あお系けいのモケットを採用さいようしていた。1999年ねん（平成へいせい11年ねん）にE3系けいを山形やまがた新幹線しんかんせんに投入とうにゅうした際さいに、座席ざせきモケットのリニューアルも実施じっしされた。

グリーン車しゃ車内しゃない
（リニューアル後ご）

普通ふつう車しゃ指定してい席せき車内しゃない
（リニューアル後ご）

便所べんじょは当初とうしょは2両りょうに1箇所かしょ（奇数きすう号ごう車しゃの山形やまがた・新庄しんじょう寄より）に設置せっちされていたが、429形かたち挿入そうにゅうに伴ともなう7両りょう編成へんせい化か以後いごは、11・13・15・16号車ごうしゃに設置せっちされている。11・13・16号車ごうしゃは洋式ようしき大だい便器べんき1箇所かしょと小便しょうべん所しょ1箇所かしょ、洗面せんめん所しょ1箇所かしょ、15号車ごうしゃは洋式ようしき大だい便器べんき1箇所かしょと洗面せんめん所しょ1箇所かしょという構成こうせいである。

形式けいしき別べつ概要がいよう

本ほん系列けいれつに属ぞくする各かく形式けいしき名めいとその車種しゃしゅは以下いかのとおり。

奇数きすう形式けいしきと偶数ぐうすう形式けいしきでペアを組くんでMM'ユニットを構成こうせいする。MM'ユニット3組くみと付随ふずい車しゃ1両りょうで編成へんせいを構成こうせいする。

運用うんよう終了しゅうりょう時じの編成へんせい表ひょう

		← 東京とうきょう 山形やまがた・新庄しんじょう →
号車ごうしゃ		11	12	13	14	15	16	17
形式けいしき		411形かたち (Msc)	426形かたち (M')	425形かたち (M)	426形かたち (M')	429形かたち (T)	425形かたち (M)	422形かたち (M'c)
番台ばんだい		0番台ばんだい	200番台ばんだい	0番台ばんだい			200番台ばんだい	0番台ばんだい
座席ざせき		グリーン車しゃ	普通ふつう車しゃ
定員ていいん		20	67	60	68	64	64	56
重量じゅうりょう		49.0t	46.2t	44.5t	46.0t	39.6t	44.4t	48.3t
編成へんせい	L1	1	201	1	1	1	201	1
	L2	2	202	2	2	2	202	2
	:	:	:	:	:	:	:	:
	L11	11	211	11	11	11	211	11
	L12	12	212	12	12	12	212	12

411形がた (Msc)

グリーン席せきを備そなえる制御せいぎょ電動でんどう車しゃ。11号車ごうしゃとして使用しよう。東京とうきょう向むき運転うんてん台だい、便所べんじょ、洗面せんめん所しょ、車内しゃない販売はんばい準備じゅんび室しつ、車掌しゃしょう室しつ、車椅子くるまいす対応たいおう設備せつびを備そなえ、主しゅ制御せいぎょ装置そうち、主しゅ抵抗ていこう器き、200系けいやE4系けいとの分割ぶんかつ・併合へいごう装置そうちなどを搭載とうさいする。定員ていいん20名めい。

422形がた (M'c)

普通ふつう席せきを備そなえる制御せいぎょ電動でんどう車しゃ。17号車ごうしゃ（7両りょう編成へんせい化か前まえは16号車ごうしゃ）として使用しよう。山形やまがた・新庄しんじょう向むき運転うんてん台だい、スキー収納しゅうのうボックスを備そなえ、主しゅ変圧へんあつ器き、主しゅ整流せいりゅう装置そうち、補助ほじょ電源でんげん装置そうち、空気くうき圧縮あっしゅく機きなどを搭載とうさいする。定員ていいん56名めい。

425形がた (M)

普通ふつう席せきを備そなえる中間ちゅうかん電動でんどう車しゃ。洋式ようしきトイレ、男子だんし小用しょうようトイレ、洗面せんめん所しょ、テレホンカード専用せんよう公衆こうしゅう電話でんわ機きを備そなえ、主しゅ制御せいぎょ装置そうち、主しゅ抵抗ていこう器きなどを搭載とうさいする。

0番台ばんだい

13号車ごうしゃとして使用しよう。定員ていいん60名めい。当初とうしょは自動じどう販売はんばい機きが設もうけられていたが、2008年ねん3月がつに使用しようを停止ていしした。

200番台ばんだい

16号車ごうしゃ（7両りょう編成へんせい化か前まえは15号車ごうしゃ）として使用しよう。定員ていいん64名めい。

426形がた (M')

普通ふつう席せきを備そなえる中間ちゅうかん電動でんどう車しゃ。主しゅ変圧へんあつ器き、主しゅ整流せいりゅう装置そうち、補助ほじょ電源でんげん装置そうち、空気くうき圧縮あっしゅく機き、集あつまり電でん装置そうちなどを搭載とうさいする。

0番台ばんだい

14号車ごうしゃとして使用しよう。スキー収納しゅうのうボックスを備そなえる。定員ていいん68名めい。

200番台ばんだい

12号車ごうしゃとして使用しよう。車椅子くるまいす対応たいおう座席ざせき、AEDを備そなえる。製造せいぞう当初とうしょは425形かたちと同おなじく公衆こうしゅう電話機でんわきを備そなえていたが2009年ねん以降いこう電話機でんわきを撤去てっきょ、その跡あとにAEDを備そなえ付つけた。定員ていいん67名めい。

429形がた (T)

普通ふつう席せきを備そなえる中間ちゅうかん付随ふずい車しゃ。15号車ごうしゃとして使用しよう。1995年ねん（平成へいせい7年ねん）の7両りょう編成へんせい化かに際さいして増結ぞうけつされた車両しゃりょうである。便所べんじょ、洗面せんめん所しょ、スキー収納しゅうのうボックスを備そなえ、補助ほじょ電源でんげん装置そうち、空気くうき圧縮あっしゅく機きなどを搭載とうさいする。定員ていいん64名めい。

• 
  411形がた (411-3)
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  422形がた (422-3)
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  425形かたち0番台ばんだい (425-3)
• 
  425形かたち200番台ばんだい (425-203)
• 
  426形かたち0番台ばんだい (426-3)
• 
  426形かたち200番台ばんだい (426-203)
• 
  429形がた (429-3)

試作しさく車しゃ

S4編成へんせい時代じだい

L1編成へんせい（リニューアル後ご・2002年ねん6月がつ22日にち 大宮おおみや駅えき）

通常つうじょうの営業えいぎょう運転うんてんを行おこなうことを前提ぜんていとして開発かいはつされていたが、細部さいぶがその後ごの量産りょうさん車しゃとは異ことなる仕様しようとなっていた。落成らくせい時じの形式けいしきおよび車両しゃりょう番号ばんごうは暫定ざんてい的てきなもので、量産りょうさん化か改造かいぞう時じに営業えいぎょう用よう車両しゃりょうの形式けいしき・車両しゃりょう番号ばんごうに改称かいしょうされた。

落成らくせい当時とうじS4編成へんせい、量産りょうさん化か改造かいぞう後ごはL1編成へんせいを名乗なのった。

形式けいしき・車両しゃりょう番号ばんごう 製造せいぞう時じと量産りょうさん化か改造かいぞう後ごの比較ひかく

	← 東京とうきょう 山形やまがた・新庄しんじょう →
車種しゃしゅ	MSC	M'	M	M'	M	M'C
製造せいぞう時じ	401-1	402-1	403-1	404-1	405-1	406-1
量産りょうさん化か改造かいぞう後ご	411-1	426-201	425-1	426-1	425-201	422-1

試作しさく車しゃと量産りょうさん車しゃとの差異さい

L1編成へんせい（試作しさく編成へんせい）の行いき先さき表示ひょうじ部分ぶぶん
（2008年ねん2月がつ27日にち 新庄しんじょう駅えき）

• 車体しゃたい形状けいじょう
  • 試作しさく車しゃは量産りょうさん車しゃと車体しゃたい断面だんめんのRが若干じゃっかん異ことなっていたほか、16・17号車ごうしゃの窓まど寸法すんぽう・間隔かんかくが12 - 15号車ごうしゃと同一どういつだったためシートピッチの関係かんけい上じょう座席ざせきと窓まどの位置いちが必かならずしも合あっていなかった。また、試作しさく車しゃは側面そくめん客きゃく扉とびらにプラグドアを使用しようしていた。なお1995年ねんに製造せいぞうされ組くみ込こまれた429-1（15号車ごうしゃ）は量産りょうさん車しゃと同おなじ車体しゃたい断面だんめん・客きゃく扉とびらとなっていた。また、試作しさく車しゃは側面そくめん窓まど下かの緑みどり帯たいも配はいされていなかった。また、新幹線しんかんせん区間くかんで、ホームとの隙間すきまを埋うめる客きゃく扉とびら下かのステップが、試作しさく車しゃでは水平すいへいに車内しゃない側がわに引ひき込こむようになっていたが、量産りょうさん車しゃでは下した側がわに折おりたたむ構造こうぞうに変更へんこうされた。
• 運転うんてん台だい側面そくめん部ぶの楕円だえん窓まど
  • 試作しさく車しゃは設置せっちしていたが、量産りょうさん化か改造かいぞうの際さいに埋うめられた。量産りょうさん車しゃは当初とうしょから設置せっちしていない。
• 分割ぶんかつ併合へいごう装置そうち
  • 試作しさく車しゃは両りょう先頭せんとう車しゃに搭載とうさいしているが、量産りょうさん車しゃは411形がた（11号車ごうしゃ）にのみ搭載とうさいしている。
• 床下ゆかしたカバー
  • 試作しさく車しゃは取とり付つけられている。量産りょうさん車しゃと試作しさく車しゃ編成へんせいに組くみ込こまれていた429-1（15号車ごうしゃ）には取とり付つけられていない。
• 行先ゆくさき表示ひょうじ器き

  • 

    試作しさく車しゃの行先いきさき表示ひょうじ器きは当時とうじとしては珍めずらしいLED式しきとなっていた。

    試作しさく車しゃは行先ゆくさきのほかに自由じゆう席せき / 指定してい席せきを独立どくりつして表示ひょうじさせる表示ひょうじ器きを設もうけているが、後者こうしゃの表示ひょうじ部分ぶぶんは実際じっさいには使用しようされていない。なお、行先いきさき部分ぶぶんについてはLED式しきが採用さいようされた。量産りょうさん車しゃでは行先ゆくさき表示ひょうじ部分ぶぶんのみを設置せっちし字幕じまく式しきとなっている。試作しさく車しゃにおいても2003年ねん（平成へいせい15年ねん）に量産りょうさん車しゃと同様どうようの字幕じまく式しきに変更へんこうされた。
• 車内しゃない
  • 試作しさく車しゃのグリーン車しゃには座席ざせきに液晶えきしょうモニターが備そなえられていたが、量産りょうさん車しゃでは装備そうびされず試作しさく車しゃも量産りょうさん化か改造かいぞうの際さいに撤去てっきょされた。
  • 試作しさく車しゃの普通ふつう車しゃではリクライニングシート以外いがいに転換てんかん式しき（405-1）や固定こてい式しき（406-1）の座席ざせきも試作しさくされたが、量産りょうさん化か改造かいぞうで全すべてリクライニングシートに統一とういつされた。
  • このほか仕切じきり壁かべや扉とびらの形状けいじょうも量産りょうさん車しゃと若干じゃっかん異ことなっていたが、これらは量産りょうさん化か改造かいぞう後ごもそのまま残のこされた。

運用うんようの変遷へんせん

1992年ねん（平成へいせい4年ねん）7月がつ1日にちの山形やまがた新幹線しんかんせん（福島ふくしま - 山形やまがた）開業かいぎょうと同時どうじに「つばさ」で営業えいぎょう運転うんてんを開始かいしした。東北新幹線とうほくしんかんせん区間くかん（東京とうきょう - 福島ふくしま）では200系けいと連結れんけつする列車れっしゃが大半たいはんであったが、下くだり初発しょはつ・上のぼり最終さいしゅう列車れっしゃや臨時りんじ列車れっしゃでは他た車両しゃりょうと連結れんけつされず、単独たんどくで走行そうこうする場合ばあいもあった。

1995年ねん（平成へいせい7年ねん）12月1日にちから中間なかま車しゃ1両りょうを増結ぞうけつし、7両りょう編成へんせい化かが行おこなわれた。

1999年ねん（平成へいせい11年ねん）4月がつ29日にちからは、E4系けいと連結れんけつされる列車れっしゃが設定せっていされた。さらに、同年どうねん12月がつ4日にちには山形やまがた新幹線しんかんせん（山形やまがた - 新庄しんじょう）延伸えんしん開業かいぎょうがなされ、運用うんよう区間くかんも新庄しんじょうまで伸のびた。延伸えんしんに合あわせて増ぞう備されたE3系けい1000番台ばんだいと同一どういつの塗装とそう（シルバー■/グレー■地ちに緑みどり線せん■）に順次じゅんじ変更へんこうされ、ロゴや内装ないそうもリニューアルされた。

2001年ねん（平成へいせい13年ねん）9月21日にち以降いこうは、200系けいと連結れんけつする運用うんようが消滅しょうめつした。

なお、「つばさ」だけでなく、間合まあい運用うんようで東京とうきょう駅えき - 那須塩原なすしおばら駅えき間あいだ運転うんてんの「なすの」（朝夕ちょうせきの一部いちぶ列車れっしゃ。E4系けいと連結れんけつ）にも使用しようされていた。また同おなじく山形やまがた新幹線しんかんせん区間くかんを走行そうこうするE3系けい1000・2000番台ばんだいとは共通きょうつう運用うんようが組くまれていた。

2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつにE3系けいをベースとした新型しんがた車両しゃりょうを導入どうにゅうすることが発表はっぴょうされ、翌よく2008年ねん（平成へいせい20年ねん）12月から順次じゅんじ置おき換かえが開始かいしされた。

L1編成へんせいは2008年ねん12月16日にちに定期ていき運用うんようから離脱りだつし小山こやま新幹線しんかんせん車両しゃりょうセンターに疎開そかいしていたが、2009年ねん（平成へいせい21年ねん）1月がつ9日にちに小山こやま新幹線しんかんせん車両しゃりょうセンターから新幹線しんかんせん総合そうごう車両しゃりょうセンターへ廃車はいしゃ回送かいそうされた。廃車はいしゃとなった車両しゃりょうは廃車はいしゃ手続てつづきと同時どうじに所有しょゆう者しゃの山形やまがたジェイアール直行ちょっこう特急とっきゅう保有ほゆう株式会社かぶしきがいしゃに返却へんきゃくしている。これが400系けい最初さいしょの廃車はいしゃ編成へんせいとなった。

2010年ねん（平成へいせい22年ねん）に営業えいぎょう運転うんてんを終了しゅうりょうすることが発表はっぴょう。同年どうねん4月がつに引退いんたい記念きねん列車れっしゃが運行うんこうされ（詳細しょうさいは後述こうじゅつ）、これをもって400系けいは正式せいしきに引退いんたいした。同年どうねん4月がつ30日にち付づけでL3編成へんせいが廃車はいしゃとなり、本ほん系列けいれつは消滅しょうめつし、E3系けいに道みちを譲ゆずった。 L3編成へんせいのうち先頭せんとう車しゃ1両りょうは引退いんたい後ごしばらくの間あいだ福島ふくしま駅えき構内こうないの福島ふくしま総合そうごう運輸うんゆ区くに保管ほかんされていた。

400系けい引退いんたい記念きねん列車れっしゃ

400系けいの営業えいぎょう運用うんようからの撤退てったいを記念きねんし、新庄しんじょう駅えき → 東京とうきょう駅えき間あいだで臨時りんじ列車れっしゃ「つばさ18号ごう」が2本ほん運転うんてんされた。全席ぜんせき指定してい席せきで200系けいやE4系けいとの連結れんけつは行おこなわれず単独たんどく走行そうこうである。運転うんてん時じには、記念きねん乗車じょうしゃ証明しょうめい書しょが配布はいふされた。

4月がつ18日にち運転うんてんの「つばさ18号ごう さよなら400系けい」運転うんてん時じには、新庄しんじょう駅えきと山形やまがた駅えきで出発しゅっぱつ式しきが開催かいさいされた。1日にち駅長えきちょうによる出発しゅっぱつ合図あいずや、創作そうさく太鼓たいこ 鼓笛こてき（新庄しんじょう駅えき）/花笠はながさ踊おどり（山形やまがた駅えき）などが行おこなわれた。

運転うんてん日び	列車れっしゃ名めい	運転うんてん区間くかん（始発しはつ・終着しゅうちゃく時刻じこく）	途中とちゅう停車駅ていしゃえき	使用しよう 編成へんせい	備考びこう
04月がつ03日にち	つばさ18号ごう 「ありがとう400系けい」	新庄しんじょう 07:57発はつ → 東京とうきょう 11:48着ちゃく	大石田おおいしだ駅えき・村山むらやま駅えき・さくらんぼ東根ひがしね駅えき・天童てんどう駅えき・ 山形やまがた駅えき・かみのやま温泉おんせん駅えき・赤湯あかゆ駅えき・高畠たかはた駅えき・ 米沢よねざわ駅えき・福島ふくしま駅えき・郡山こおりやま駅えき・大宮おおみや駅えき・上野うえの駅えき	L3
04月がつ18日にち	つばさ18号ごう 「さよなら400系けい」	新庄しんじょう 08:46発はつ → 東京とうきょう 12:48着ちゃく		L3	400系けい最終さいしゅう営業えいぎょう運転うんてん列車れっしゃ

編成へんせい表ひょう

各かく編成へんせい詳細しょうさい

編成へんせい	製造せいぞう会社かいしゃ	組成そせい月日つきひ	7両りょう編成へんせい化か	新しん塗ぬり色しょく・ リニューアル	DS-ATC取とり付つけ	返還へんかん日び	置おき換かえた E3系けいの編成へんせい	備考びこう
S4 →L1	東急車輌製造とうきゅうしゃりょうせいぞう 日立製作所ひたちせいさくしょ 川崎重工業かわさきじゅうこうぎょう	1990年ねん11月01日にち →1992年ねん06月29日にち	1995年ねん11月14日にち	2001年ねん03月がつ03日にち	2005年ねん07月がつ27日にち	2009年ねん01月がつ01日にち	L61	1992年ねん6月がつ29日にちに 量産りょうさん化か改造かいぞうと同時どうじにL1に改あらため番ばん
L2	川崎重工業かわさきじゅうこうぎょう	1992年ねん01月がつ17日にち	1995年ねん11月30日にち	2001年ねん09月14日にち	2005年ねん10月がつ07日にち	2009年ねん01月がつ23日にち	L62
L3		1992年ねん01月がつ28日にち	1995年ねん12月02日にち	2001年ねん06月11日にち	2005年ねん09月12日にち	2010年ねん04月がつ30日にち	L72	最後さいごまで残存ざんそんした編成へんせい・鉄道てつどう博物館はくぶつかんに411-3が保存ほぞん展示てんじ
L4		1992年ねん03月がつ06日にち	1995年ねん12月12日にち	1999年ねん12月16日にち	2005年ねん05月28日にち	2009年ねん09月18日にち	L71	新しん塗ぬり色しょく・リニューアル第だい1編成へんせい
L5		1992年ねん03月23日にち	1995年ねん12月がつ10日とおか	2000年ねん07月がつ28日にち	2005年ねん11月26日にち	2009年ねん04月がつ21日にち	L66
L6		1992年ねん04月がつ02日にち	1995年ねん12月08日にち	2001年ねん10月がつ16日にち	2005年ねん12月24日にち	2009年ねん05月26日にち	L68	上のぼり開業かいぎょう一いち番ばん列車れっしゃ編成へんせい
L7		1992年ねん04月がつ13日にち	1995年ねん12月06日にち	2000年ねん09月19日にち	2005年ねん11月02日にち	2009年ねん05月15日にち	L67
L8		1992年ねん05月01日にち	1995年ねん12月04日にち	2000年ねん06月19日にち	2005年ねん06月24日にち	2009年ねん04月がつ03日にち	L65
L9	川崎重工業かわさきじゅうこうぎょう 日立製作所ひたちせいさくしょ	1992年ねん05月11日にち	1995年ねん12月がつ20日はつか	2000年ねん04月がつ14日にち	2006年ねん03月22日にち	2009年ねん02月がつ21日にち	L63
L10		1992年ねん05月29日にち	1995年ねん12月14日にち	2001年ねん03月30日にち	2006年ねん02月がつ28日にち	2009年ねん08月がつ07日にち	L70
L11		1992年ねん06月12日にち	1995年ねん12月16日にち	2001年ねん02月がつ19日にち	2006年ねん02月がつ06日にち	2009年ねん06月19日にち	L69
L12		1992年ねん06月25日にち	1995年ねん12月18日にち	2000年ねん05月29日にち	2005年ねん04月がつ27日にち	2009年ねん03月19日にち	L64

保存ほぞん車しゃ

2010年ねん（平成へいせい22年ねん）4月がつ17日にちの朝日新聞あさひしんぶんサイトで、JR東日本ひがしにっぽんが「鉄道てつどう遺産いさん」として411形かたち1両りょうの保存ほぞんを決定けっていしたとの報道ほうどうがあった。その後ご、2014年ねん11月5日にち、JR東日本ひがしにっぽんは鉄道てつどう博物館はくぶつかんのリニューアル・新館しんかん増築ぞうちくを発表はっぴょうし、411-3が鉄道てつどう博物館はくぶつかんの新館しんかんに展示てんじされることになった。

• 411-3（L3編成へんせい11号車ごうしゃ）

  廃車はいしゃ後ご、福島ふくしま総合そうごう運輸うんゆ区くで保管ほかんされていたが、2018年ねん7月がつ5日にちにリニューアルオープンする鉄道てつどう博物館はくぶつかんに保存ほぞん展示てんじされることとなり、2017年ねん12月に搬出はんしゅつされた。車両しゃりょうは登場とうじょう当時とうじの旧きゅう塗装とそうに復元ふくげんされ、2018年ねん7月がつ5日にちから一般いっぱん公開こうかいされている。ただし、車内しゃないはリニューアル後ごの仕様しようになっているため、登場とうじょう時じとは異ことなる。

脚注きゃくちゅう

関連かんれん項目こうもく

• 新幹線しんかんせんE3系けい電車でんしゃ（こまち・つばさ）
• 新幹線しんかんせんE926形かたち電車でんしゃ (East i)
• 新幹線しんかんせんE955形かたち電車でんしゃ (Fastech 360 Z)
• 新幹線しんかんせんE6系けい電車でんしゃ（こまち）
• 新幹線しんかんせんE8系けい電車でんしゃ（つばさ）