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第5世代移動通信システム - Wikipedia

だい5世代せだい移動いどう通信つうしんシステム

国際電気こくさいでんき通信つうしん連合れんごう(ITU)がさだめる規定きてい・IMT-2020をたす無線むせん通信つうしんシステム
5Gから転送てんそう

だい5世代せだい移動いどう通信つうしんシステム(だい5せだいいどうつうしんシステム、英語えいご: 5th Generation Mobile Communication System, 「5G)とは、1G2G3G4Gつづ国際電気こくさいでんき通信つうしん連合れんごう (ITU) がさだめる規定きていIMT-2020」を満足まんぞくする無線むせん通信つうしんシステムである。一般いっぱんてき英語えいごの"5th Generation"から、「5G」(ファイブジーごジー)とりゃくされる。

概論がいろん

編集へんしゅう

ITU-Rは5Gへの要求ようきゅう要素ようそIMT-2020」として、高速こうそくだい容量ようりょう (eMBB:Enhanced Mobile Broadband) 、てい遅延ちえん (URLLC:Ultra Reliable Low Latency Communications) 、多数たすう同時どうじ接続せつぞく (mMTC:Massive Machine Type Communications) の3つを定義ていぎしており、2020ねん現在げんざいIMT-2020の規定きていたすための標準ひょうじゅんおこなっているのは3GPPのみである(くわしい目標もくひょうについては「IMT-2020」を参照さんしょう)。

高速こうそくだい容量ようりょう (eMBB)

編集へんしゅう

5Gでは、急増きゅうぞうつづける通信つうしん混雑こんざつ遅延ちえんへの対応たいおう課題かだいとなっており、無線むせん周波数しゅうはすうたい確保かくほ重要じゅうようされる。また、通信つうしん速度そくどをより高速こうそくにするため、これまでの世代せだいよりたか周波数しゅうはすうたいもちいる予定よていである。それらの周波数しゅうはすうたいでは、電波でんぱ直進ちょくしんせいも(これまでの世代せだいより)たかくなることから、携帯けいたい電話でんわ基地きちきょくかげでは電波でんぱとどきにくくなり、そのてんをカバーするには多数たすう携帯けいたい電話でんわ小型こがた基地きちきょく(マイクロセル)をすうじゅうメートル単位たんい設置せっちする必要ひつようてくることになる。通信つうしん速度そくど高速こうそくは、シャノン=ハートレーの定理ていりにより、こう消費しょうひ電力でんりょくまねきうるものであるため、モバイル環境かんきょうでの電池でんち容量ようりょう確保かくほも、技術ぎじゅつてき課題かだいとなっている。もっとも、モバイル環境かんきょうにおける安定あんていした電力でんりょく確保かくほ問題もんだいは、だい3世代せだい移動いどう通信つうしんシステムからつづ永続えいぞくてき問題もんだいでもある。

サービス開始かいしの5Gの通信つうしん速度そくどは、NTTドコモがくだ最大さいだい3.4Gbps・のぼり182Mbps[1]、auがくだ最大さいだい2.8Gbps・のぼ最大さいだい183Mbps[2]、ソフトバンクがくだ最大さいだい2.0Gbps・のぼり103Mbps[3]である。

高信頼こうしんらいてい遅延ちえん (URLLC)

編集へんしゅう

無線むせん区間くかんについては、無線むせん通信つうしん方式ほうしき改良かいりょうにより、よりてい遅延ちえん無線むせん区間くかん通信つうしん実現じつげんする。通信つうしん経路けいろ距離きょりについては、基地きちきょくとう端末たんまつちか場所ばしょにサーバーをくことで端末たんまつ-サーバーあいだ往復おうふく遅延ちえんらす「モバイルエッジコンピューティング」が同時どうじ導入どうにゅうされる見込みこ[4]。「モバイルエッジコンピューティング」を導入どうにゅうすることで、基地きちきょくとう端末たんまつちか場所ばしょ計算けいさん資源しげん処理しょりすることで、センターのサーバーへ伝送でんそうするデータりょう低減ていげんする効果こうか見込みこまれている。一定いってい以下いか遅延ちえん維持いじするQoSの実現じつげんのため、5Gネットワークスライシング技術ぎじゅつ検討けんとうされている[5]

多数たすう同時どうじ接続せつぞく (mMTC)

編集へんしゅう

基地きちきょく1だいから同時どうじ接続せつぞくできる端末たんまつ従来じゅうらいくらべて飛躍ひやくてきやせることである。 たとえば、これまでは自宅じたくでPCやスマートフォンなど数個すうこ程度ていど接続せつぞくだったものが、5Gにより100程度ていど機器ききやセンサーを同時どうじにネットに接続せつぞくすることができるようになる[6]

導入どうにゅう構成こうせい

編集へんしゅう

5Gのエアインターフェースは、6 GHz以下いか周波数しゅうはすうたい使つかってLTE/LTE-Advancedと互換ごかんせい維持いじしつつ、6 GHzをえたセンチマイクロ)によりちかい28 GHzたい帯域たいいき使つかった、あたらしい無線むせん通信つうしん方式ほうしき導入どうにゅうする。5G単独たんどく運用うんようする方式ほうしきはSA (Standalone) とばれ、LTEのコアもう (EPC) を流用りゅうよう通信つうしん制御せいぎょはLTEのコントロールチャネルでおこな方式ほうしきをNSA (Non-Standalone) とぶ。

5Gの普及ふきゅう予測よそく普及ふきゅう影響えいきょう

編集へんしゅう

GSMAによると、2020年代ねんだいには5Gの普及ふきゅうともない、VRAI自動じどう運転うんてんといった関連かんれん技術ぎじゅつ開発かいはつすすみ、これらのイノベーションにより経済けいざい成長せいちょう産業さんぎょう新陳代謝しんちんたいしゃ促進そくしんされ、また2025ねんには5Gの接続せつぞくすうが12おくたっすると予測よそくしている[7]

既存きそんの4G、LTEから5Gへの通信つうしんシステムの変更へんこうともない、通信つうしん機器きき産業さんぎょう機器きき追加ついかにゅうがえ多発たはつし、通信つうしん機器きき電子でんし部品ぶひん製造せいぞうするサプライチェーンにおおきな影響えいきょうおよぼすことが予想よそうされる[8]。また、5Gワイヤレステクノロジーのメリットとして、人々ひとびと生活せいかつへの変化へんか期待きたいされている。会話かいわをデバイスあいだでリアルタイム通訳つうやくし、多言たげんあいだでのスムーズなコミュニケーションが可能かのうになったり、膨大ぼうだいなデータにもとづき、危険きけん回避かいひして走行そうこうさせる完全かんぜん自動じどう運転うんてん実現じつげんIoTによるスマートシティなどが期待きたいされるが、これらは5Gでの安定あんていした接続せつぞく前提ぜんていとしており、2020ねん時点じてんではサービスエリアもせまく、電波でんぱ特性とくせいじょうれやすいので、これらが実現じつげんするめどがっていない[9]

利用りよう増大ぞうだいにより帯域たいいき逼迫ひっぱく予想よそうされており、周波数しゅうはすう利用りようじょうきょう一元いちげん管理かんりすることで、利用りようじょうきょうわせ動的どうてきてるダイナミック周波数しゅうはすう共用きょうよう(Dynamic Spectrum Access、DSA)の利用りよう検討けんとうされている[10][11]

日本にっぽん状況じょうきょう

編集へんしゅう

日本にっぽんでは、2014ねん平成へいせい26ねん)9がつに、企業きぎょう74しゃ専門せんもん14にん構成こうせいされる「だい5世代せだいモバイル推進すいしんフォーラム (5GMF The Fifth Generation Mobile Communications Promotion Forum)」が設立せつりつされ、5Gの技術ぎじゅつ開発かいはつ標準ひょうじゅんんでいる[12]

総務そうむしょうでは、2016ねん平成へいせい28ねん)10がつに「しん世代せだいモバイル通信つうしんシステムの技術ぎじゅつてき条件じょうけん」を情報じょうほう通信つうしん審議しんぎかい諮問しもんしており[13]しん世代せだいモバイル通信つうしんシステム委員いいんかい[14]にて審議しんぎおこなわれている。2017ねんなつにも一部いちぶ答申とうしんおこなわれ、これをけて制度せいど整備せいびおこなわれる。

NTTドコモは、2010ねん平成へいせい22ねん)より5Gにかんするコンセプト検討けんとう開始かいししており、2013ねん平成へいせい25ねん)にはシミュレーターを展示てんじ[15]通信つうしんベンダー各社かくしゃ共同きょうどう実験じっけんおこなっており[16][17]、2015ねん平成へいせい27ねん)には屋外おくがい実験じっけん4.5 Gbpsの通信つうしん[18]、2016ねん平成へいせい28ねん)には20 Gbpsをえる通信つうしん成功せいこうしている[19]。2017ねん平成へいせい29ねん)5がつより、東京とうきょう臨海りんかいふく都心としん地区ちく(お台場だいば)および東京とうきょうスカイツリータウン周辺しゅうへんに「5Gトライアルサイト」を構築こうちくした[20]。プレサービスを2019ねんに、商業しょうぎょうサービスけを2020ねん3がつ25にちから提供ていきょう開始かいしされた。

2019ねん平成へいせい31ねんれい元年がんねん)には試験しけんサービスがはじまっており、2020ねん東京とうきょうオリンピックまえに、国内こくない開催かいさいのスポーツ国際こくさい試合しあいわせ、観客かんきゃくに5Gを体感たいかんしてもらう試験しけんサービスを実施じっし[21]

2020ねんれい2ねん)3がつ25にちにNTTドコモが、3月26にちにKDDI・沖縄おきなわセルラーが、3月27にちにソフトバンクが、それぞれeMBB (高速こうそくだい容量ようりょう) を実装じっそうした5Gのサービスを開始かいしした[22]

5Gけに割当わりあてられた3.5 GHzたいSバンド)・4.5 GHzたいCバンド)・28 GHzたいKaバンド)は電波でんぱびにくくエリアがつくりにくいため、LTEBWA利用りようしている周波数しゅうはすうで5Gを運用うんようするさい技術ぎじゅつてき条件じょうけんについて2020ねん3がつ情報じょうほう通信つうしん審議しんぎかいから一部いちぶ答申とうしんがあり、総務そうむしょう運用うんよう規定きてい整備せいびすみやかにおこなうと発表はっぴょうしている[23]

2021ねん7がつ20日はつか武田たけだ良太りょうた総務そうむしょうは「テレビ局てれびきょく中継ちゅうけいよう電波でんぱと5G通信つうしん周波数しゅうはすう共用きょうよう」にかんし、年度ねんどまつ実用じつようけてんでいると発表はっぴょうした[11]

5Gの展開てんかい日本にっぽん世界せかいおくれをとったことから、NTTでは次世代じせだいの「6G普及ふきゅうさきんじるため、ソニーインテルともあらたなネットワーク「IOWN(アイオン)」の構想こうそういだ[24]NTTは6がつには、かつて「電電でんでんファミリー」とばれ、通信つうしん端末たんまつなどをがけたNECとの資本しほん業務ぎょうむ提携ていけい発表はっぴょうし、グループりょく結集けっしゅういそいでいる[25]

日本にっぽん周波数しゅうはすうじょうきょう

編集へんしゅう
3.5 GHz未満みまん
周波数しゅうはすう (MHz) 700 1700 2300 2500
LTEバンド Band28 Band3 Band41
5Gしん無線むせん周波数しゅうはすうたい n28 n3 n40 n41
割当わりあてさき KDS KRSD K WU
システム きゅうアナログテレビ放送ほうそう きゅう公共こうきょう業務ぎょうむよう無線むせんきょく固定こてい 放送ほうそう業務ぎょうむおよび公共こうきょう業務ぎょうむ 地域ちいきBWA
凡例はんれい
D
NTTドコモ
K
KDDI・沖縄おきなわセルラー電話でんわ
S
ソフトバンク
R
楽天らくてんモバイル
U
UQコミュニケーションズ
W
Wireless City Planning
ローカル5G
3.5 GHzたいおよび4.5 GHzたい
周波数しゅうはすう (MHz) 3400 3500 3600 3700 3800 3900 4000 4100 4200 4300 4400 4500 4600 4700 4800 4900 5000
4G N/A
5G 割当わりあてさき SD DKS D K R S K N/A D N/A
5Gしん無線むせん周波数しゅうはすうたい n78 N/A n79 N/A
n77 N/A
システム 固定こてい衛星えいせい通信つうしん(ダウンリンク) 航空機こうくうき電波でんぱ高度こうどけい N/A 無線むせんアクセスシステム
凡例はんれい
D
NTTドコモ
K
KDDI・沖縄おきなわセルラー電話でんわ
S
ソフトバンク
R
楽天らくてんモバイル
ローカル5G
28 GHzたい
周波数しゅうはすう (MHz) 27000 27100 27200 27300 27400 27500 27600 27700 27800 27900 28000 28100 28200 28300 28400 28500 29000 29100 29200 29300 29400
5G 5G割当わりあて 楽天らくてんモバイル NTTドコモ KDDI・沖縄おきなわセルラー電話でんわ ローカル5G ソフトバンク
5G Band n257
システム 固定こてい衛星えいせい通信つうしん(アップリンク)

干渉かんしょう調整ちょうせい問題もんだい

編集へんしゅう

n77・n78(3.5GHzたい)、n257(28GHzたい)については、固定こてい衛星えいせい通信つうしん利用りよう周波数しゅうはすう共有きょうゆうしている。そのため、衛星えいせいへの干渉かんしょうふせぐため、事前じぜん影響えいきょうをシミュレーションしたうえ干渉かんしょうけるための協議きょうぎ基地きちきょく設置せっち都度つどおこな必要ひつようがある。

n79(4.5GHzたい)のNTTドコモ・ローカル5Gについては、衛星えいせいとの協議きょうぎがないため、利用りようのハードルは相対そうたいてきひくくなる[26]

日本にっぽん国内こくないでは、通信つうしん事業じぎょうしゃだけでなく、様々さまざまなニーズにおうじて主体しゅたい利用りよう可能かのうな「ローカル5G」という制度せいど新設しんせつされた[27]。たとえば「工場こうじょう建物たてものないで、工場こうじょうない専用せんようの5Gをいて利用りようする」といった構内こうない専用せんようせんのような使つかかた可能かのうになる。免許めんきょ割当わりあて必要ひつようであるほか電波でんぱ発射はっしゃには無線むせん従事じゅうじしゃ免許めんきょしょう必要ひつようでありローカル5G免許めんきょける企業きぎょうない無線むせん従事じゅうじしゃ必要ひつようがある。

NSA方式ほうしきの5Gを運用うんようするには、アンカーバンドとばれるLTEバンド必要ひつようとなる。既存きそんのLTE事業じぎょうしゃからアンカーバンドをりてシステム接続せつぞくする方法ほうほうくわえて、2.5 GHzたいについて「自営じえいとうBWA」という制度せいど新設しんせつされており[27]、NSA方式ほうしきの5Gのアンカーバンドとして利用りようができる。また、免許めんきょ不要ふようである1.9 GHzたいについても、sXGPをアンカーバンドとして利用りようできるようにすることが検討けんとうされている[28]自前じまえで、アンカーバンドの自営じえいとうBWAやsXGPを用意よういする場合ばあい、5Gの基地きちきょくくわえて、アンカーバンドの基地きちきょく、LTEコアもう設備せつび (EPC) も自前じまえ用意よういする必要ひつようがある。

富士通ふじつう国内こくないはつ商用しょうようローカル5Gを2020ねん3がつ27にちにスタートした[29]

ローカル5GとWi-Fi6の比較ひかく[30]
ローカル5G キャリア5G Wi-Fi6
バンド n257, n79 n77, 78, n79, n257
変調へんちょう方式ほうしき OFDMAまたはSC-FDMA OFDMA
実効じっこうスループット くだり2 Gbps程度ていど くだり5 Gbps程度ていど
無線むせん遅延ちえん 4ミリびょう 30ミリびょう

5G端末たんまつ普及ふきゅうじょうきょう

編集へんしゅう

2021ねん7がつ調査ちょうさにて、5G端末たんまつ所持しょじしているひと割合わりあいは17.1%、実際じっさいに5Gを体験たいけんしたことがあるひと割合わりあいは11.2%という結果けっかとなった[31]

世界せかい状況じょうきょう

編集へんしゅう

2018ねん5がつ14にちに、中東ちゅうとうカタールではオレドー英語えいごばん世界せかいはつ商用しょうよう5Gサービスを発表はっぴょうするも、対応たいおう端末たんまつやサービスについてのアナウンスはなかった。ネットワークを構築こうちくした中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくZTEが、べいちゅう貿易ぼうえき戦争せんそうアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく商務省しょうむしょうから禁輸きんゆ措置そちけたためとされる[32]

2018ねん10がつ1にちアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくベライソンは、「宅内たくない限定げんてい」ながら、世界せかいはつ商業しょうぎょう5Gサービス開始かいし発表はっぴょうした[33]

2018ねん12月1にち大韓民国だいかんみんこくでも、世界せかいはつ企業きぎょう商用しょうよう5Gサービスを開始かいししたと発表はっぴょうした[34]

韓国かんこくでは2019ねん4がつ5にちアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは2019ねん4がつ11にちにそれぞれ一般いっぱん消費しょうひしゃけの商用しょうよう5Gサービス開始かいし予定よていであったが、アメリカのベライゾン・コミュニケーションズは、予定よていよりもやく1週間しゅうかん前倒まえだおしで4がつ3にちにサービス開始かいし発表はっぴょう[35]一方いっぽう韓国かんこく大手おおて移動いどう通信つうしんさんしゃKTSKテレコムLGユープラス)も、2にち前倒まえだおしで同日どうじつ午後ごご11にサービス開始かいし発表はっぴょうして[注釈ちゅうしゃく 1]それぞれが「世界せかいはつ」を主張しゅちょうした[36]。ただし、一般いっぱん消費しょうひしゃけの対応たいおう端末たんまつ供給きょうきゅうは、ベライゾンは3にち開始かいし時点じてんで5Gモジュールを装着そうちゃくした中国ちゅうごくレノボ傘下さんかモトローラ・モビリティの「Moto Z3」のみであり[37][38]韓国かんこくは5にち発売はつばいされたサムスン電子でんしGalaxy S10 5Gのみであった[39]。また、サムスン電子でんし価格かかくを7まんえん程度ていどおさえて顧客こきゃく裾野すそのひろげ、先進せんしんこくで5G対応たいおう高機能こうきのうモデルやたたがたといったさい新鋭しんえい機種きしゅしながらも、しん興国こうこくけには機能きのうしぼって価格かかくおさえた廉価れんかばん拡販かくはんする。インドで中国ちゅうごく製品せいひんのボイコット運動うんどうひろがったことで、サムスンが「漁夫ぎょふ」を構図こうずとなっている[40]

2019ねん4がつ現在げんざい、26しゃ48しゅの5G対応たいおうデバイスが発表はっぴょうされている。採用さいようされているチップセットはファーウェイインテルMediaTekクアルコム、サムスン電子でんしの5しゃ[41]同年どうねん5がつにレノボとクアルコムは世界せかいはつの5G対応たいおうPC発表はっぴょうした[42]

2019ねんちゅうに、世界せかい各国かっこくで5Gサービスが稼働かどう開始かいしした。ヨーロッパでは2019ねん4がつ、スイスでスイスコムエリクソンの2しゃによって欧州おうしゅうはつとなる5Gサービスが稼働かどう開始かいし[43]東南とうなんアジアでは2019ねん7がつ、フィリピンでグローブ・テレコムがASEANはつとなる5Gサービスを開始かいし[44]。アフリカでは2019ねん9がつみなみアフリカ共和きょうわこくでアフリカはつとなる5Gサービスが開始かいし[45]。2019ねん10がつにはグアムでドコモパシフィックが5Gサービスを開始かいししている。

2019ねんべいちゅう貿易ぼうえき戦争せんそう激化げきかし、さらに国家こっか情報じょうほうほう制定せいていした中国ちゅうごく政府せいふへの懸念けねん背景はいけいに、アメリカでは中国ちゅうごく製品せいひん圧力あつりょくをかけるなかで、各国かっこくたいしてファーウェイせいの5Gサービスよう機器きき使用しようしないように要請ようせいおこなった。イギリス政府せいふは、当初とうしょアメリカと一線いっせんかくしていたが中国ちゅうごくによる香港ほんこん民主みんしゅ運動うんどうへのけや、新型しんがたコロナウイルス情報じょうほう公開こうかい不満ふまん疑念ぎねん過程かてい方針ほうしん次第しだい転換てんかんし、2020ねん7がつ14にちにはファーウェイ製品せいひんしを表明ひょうめいすることとなった[46]はなため排除はいじょ慎重しんちょうだったドイツが方針ほうしん転換てんかんすれば、同社どうしゃへのさらなる打撃だげきとなりそうだ。ロイターによると、5G部品ぶひん提供ていきょう企業きぎょう技術ぎじゅつ信頼しんらいせいをみる審査しんさで、これまでは中核ちゅうかく技術ぎじゅつから企業きぎょうのみを対象たいしょうにする方針ほうしんだったが、アンテナなど無線むせん技術ぎじゅつ部品ぶひんにもひろげる。はなためつよ分野ぶんやで、信頼しんらいせいなどを理由りゆう参入さんにゅうむずかしくなる可能かのうせい指摘してきされている。[47]5Gサービスに必要ひつよう機器ききのシェアはファーウェイせい多数たすうめることもあり、今後こんご普及ふきゅうおおきな影響えいきょうをもたらすこととなった。

大韓民国だいかんみんこく

編集へんしゅう

韓国かんこくでは、2018ねん12月1にち世界せかいはつ企業きぎょう商用しょうよう5Gサービスを開始かいし前述ぜんじゅつ)。韓国かんこく大手おおて移動いどう通信つうしんさんしゃにによる5Gサービスが展開てんかいされることとなったが、2020ねん8がつ政府せいふおこなった品質ひんしつ評価ひょうかでは、ダウンロード速度そくどが4Gサービス(158Mbps)の4 - 5ばいにとどまっており、通信つうしん各社かくしゃの「4Gの最大さいだい20ばい高速こうそく」という主張しゅちょうとのあいだへだたりがあることが判明はんめいした。通信つうしん各社かくしゃは「28GHzたい解放かいほうされれば、スピードが大幅おおはばはやまることになる」と説明せつめいしているが、韓国かんこく政府せいふは2020ねん10がつ時点じてんで28GHzたい全面ぜんめん開放かいほう想定そうていしておらず、全国ぜんこく画一かくいつてきな5Gサービスを提供ていきょうすることはむずかしい状況じょうきょうとなっている[48]

国際こくさいローミング

編集へんしゅう

国際こくさいローミングについては、2020ねん9がつにNTTドコモがアメリカ(AT&T)からのローミングれ(ローミングイン)を開始かいししているほか[49]、2021ねん4がつにはソフトバンクが韓国かんこく(SKテレコム)へのローミング(ローミングアウト)を開始かいし[50]、2022ねん7がつにはドコモがWORLD WING対象たいしょうに5Gを追加ついかするなど、一部いちぶでサービスがはじまっているが、2022ねん現在げんざいはまだ機種きしゅ・エリアとうかぎられた状態じょうたいである。

標準ひょうじゅん

編集へんしゅう

3G時代じだいから移動いどうたい通信つうしん標準ひょうじゅんおこなっていた3GPPでは、Release 15以降いこうに5Gの仕様しようふくめている。

3GPPが「5G Phase 1」(※5Gのいち段階だんかい、の)としている仕様しようぐんは、Release 15にふくまれ、2017ねん12月に、Phase1のシステムアーキテクチャが、TS23.501, TS23.502, TS23.503 として提供ていきょうされた。2018ねん6がつ主要しゅよう仕様しよう標準ひょうじゅんされ[51]、2019ねんない細部さいぶふくめた仕様しよう確定かくていする予定よていとなっている[52]

高速こうそくだい容量ようりょうeMBBの機能きのう中心ちゅうしん[53]

「5G Phase 2」(※5Gの段階だんかい、の)の仕様しようぐんふくむRelease 16は2020ねん6がつ仕様しよう確定かくていする予定よていとなっている。[52] URLLCについて5GCもふくめて規定きていしている。[54]

Release 17は2020ねんより、仕様しよう策定さくてい開始かいしされ、2022ねん3がつには仕様しよう凍結とうけつした[55]

議論ぎろんされている主要しゅよう機能きのうつぎとおり。

mMTC
5GばんのセルラーIoT規格きかく「NR-Light」、しょう電力でんりょく機能きのう拡張かくちょう
eMBB
免許めんきょ不要ふよう60 GHzたいにおける、NR-Uのサポート。
URLLC
URLLCの商用しょうよう利用りようけての拡張かくちょう提案ていあん[54]
産業さんぎょうようNW
プライベートWANのサポート、Time-Sensitive Networkingの統合とうごう
ブロードキャスト機能きのう
パブリックセーフティー、V2X、5Gテレビ放送ほうそうけの、5Gマルチキャスト、ブロードキャスト機能きのう
ネットワーク管理かんり
AIによる5Gコアネットワークの運用うんよう自動じどうや、自動的じどうてきなネットワークスライシングの運用うんよう
クラウドゲームに最適さいてきされたQoS機能きのう追加ついか

Release 18は2021ねんに5G-Advancedと名称めいしょう決定けっていし、2022ねんより仕様しよう策定さくてい開始かいしされている[56][57]。2025ねん製品せいひん登場とうじょうする見込みこみである[58]

標準ひょうじゅんおこなっているおも団体だんたい

編集へんしゅう
3GPP
だいさん世代せだい携帯けいたい電話でんわ時代じだいから継続けいぞくして、モバイル通信つうしん標準ひょうじゅんおこなっており、5Gにおいても各国かっこく地域ちいき存在そんざいする下記かき主要しゅよう標準ひょうじゅん団体だんたいりまとめてき役割やくわりたしている。
5GPP
2013ねんにヨーロッパに点在てんざいしていた複数ふくすう研究けんきゅう団体だんたい合併がっぺいして発足ほっそくした団体だんたい
ヨーロッパでは、METIS (Mobile and wireless communications Enablers for the Twenty-twenty (2020) Information Society) の主導しゅどうで5GNOW、iJOIN、MIWEBA、CREW、EVARILOSなどの技術ぎじゅつ開発かいはつ標準ひょうじゅんすすめ、2015ねん欧州おうしゅう委員いいんかいによって設立せつりつされた5GPPP(5G Public-Private Partnership Association) に合流ごうりゅうした[12]
5G Forum
2013ねん韓国かんこく設立せつりつされた官民かんみん団体だんたい
5GMF
2014ねん電波でんぱ産業さんぎょうかい設立せつりつされた日本にっぽん団体だんたい
IMT-2020 5GPG
2015ねん工業こうぎょう情報じょうほう設立せつりつされた中国ちゅうごく団体だんたい
5G Americas
2016ねんに4G Americasが名称めいしょう変更へんこうして設立せつりつしたアメリカにおける研究けんきゅう団体だんたい

周波数しゅうはすうたい

編集へんしゅう

5Gで使用しようできる電波でんぱは、3GPP仕様しようしょ3GPP TS 38.101にて周波数しゅうはすうたい規定きていされている。

Sub6とばれる6 GHzたい以下いか周波数しゅうはすうはFR1、ミリなみたいはFR2とばれる。

5Gをささえる技術ぎじゅつ

編集へんしゅう

LTE-Advancedでの8×8 MIMOえて、アクティブ・フェーズドアレイ・アンテナもちいたマルチビーム多重たじゅうおこな[59]同時どうじことなるデータをおくれるようにすることで高速こうそく通信つうしん実現じつげんする。[60]

デマ・流言りゅうげん

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 実際じっさい同日どうじつ開通かいつうしたのは、キャリアよりえらばれた特定とくていユーザーのみであり、一般いっぱんユーザーの開通かいつう手続てつづきは予定よていどおり5にちからであった。

出典しゅってん

編集へんしゅう
  1. ^ 報道ほうどう発表はっぴょう資料しりょう : 「5G」サービスを提供ていきょう開始かいし | NTTドコモ”. www.nttdocomo.co.jp. 2020ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  2. ^ そのちょう高速こうそく通信つうしん受信じゅしん送信そうしん> | エリア:スマートフォン・携帯けいたい電話でんわ | au”. www.au.com. 2020ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  3. ^ SoftBank 5G、当初とうしょは「ミリ」なし。くだ最大さいだい2Gbpsからスタート - Engadget 日本にっぽんばん”. Engadget JP. 2022ねん2がつ20日はつか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2020ねん4がつ13にち閲覧えつらん
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