Help:テンプレート

ウィキペディア日本語にほんご版ばんのヘルプページです。

---

この文書ぶんしょは、テンプレートの利用りようと作成さくせいないしあるページを別べつのページに埋うめ込こむ方法ほうほうに関かんして、ウィキペディアの編集へんしゅうの仕方しかたを説明せつめいするものです。

Wikipedia:テンプレートに、テンプレートに関かんする文書ぶんしょが紹介しょうかいされています。

テンプレートとは

テンプレートとは、ウィキペディアにおいて、定型ていけい文ぶんの入力にゅうりょくを簡便かんべんにするなどのために用もちいられる仕組しくみ、またこの仕組しくみを使つかって他たのページに呼よび出だされているページのことです。ハイパーリンクを使つかって、テキストを直接ちょくせつコピーをせずに参照さんしょうできる「トランスクルージョン」 (transclusion) という手法しゅほうを使つかっています。

個々ここのテンプレートの実体じったいは、他たのページと同おなじような独立どくりつした個々ここのページです。テンプレートは主おもに、複数ふくすうのページにおいて同おなじ内容ないようを表示ひょうじするために使つかわれます。テンプレートを変更へんこうすると、そのテンプレートを使つかったページが新あらたにキャッシュされた時ときに変更へんこうが反映はんえいされます。

トランスクルージョンはプロジェクト内ないのページであれば、基本きほん的てきにどんなページにも使つかえます。Help:テンプレート早はやわかりなどでは説明せつめいを簡単かんたんにするために、「Template名前なまえ空間くうかんにあるページがテンプレートである」としていますが、実際じっさいにはどんなページも「テンプレート」として使つかうことができます。ただし、Template名前なまえ空間くうかんにページを置おくことで、ウィキテキスト中ちゅうにただ{{テンプレート名めい}}とするだけで、あらゆる名前なまえ空間くうかんにこのテンプレートを呼よび出だすことができます（他たの名前なまえ空間くうかんのページを読よみ込こむ方法ほうほうについては#Template名前なまえ空間くうかん以外いがいのページの呼よび出だし方かた参照さんしょう）。

なお、テンプレートを使つかう際さいには、読よみ込こめるページサイズに制限せいげんがあります。詳くわしくはHelp:テンプレートの制限せいげんを参照さんしょうしてください。

テンプレートを使つかう

テンプレートを呼よび出だす

テンプレートをページ内ないに呼よび出だすには、次つぎのように記述きじゅつします。

{{テンプレート名めい}}

この{{テンプレート名めい}}という書かき方かたを、「テンプレートタグ」と呼よんでいます。

例たとえばTemplate:最新さいしんの出来事できごとというテンプレートについて考かんがえてみましょう。ウィキページに{{最新さいしんの出来事できごと}}を挿入そうにゅうすると、このタグのあるすべての記事きじに以下いかのテキストが表示ひょうじされます。

{{Reader toc ja}}のように、単語たんごの間あいだに空白くうはくのあるテンプレート名めいも可能かのうです。メディアウィキでは、最初さいしょの文字もじの大文字おおもじ・小文字こもじを区別くべつしませんので、{{cleanup}}と{{Cleanup}}は同おなじテンプレートを呼よび出だしますが、{{cfd}}と{{CfD}}（最後さいごの"d"は大文字おおもじ・小文字こもじ）は区別くべつされます（Help:ページ名めい参照さんしょう）。

テンプレートはまた、テンプレートの生成せいせい時じに代入だいにゅうされるテンプレート変数へんすうを扱あつかえます。

{{テンプレート名めい|引数ひきすう1|引数ひきすう2|.....}}

または

{{テンプレート名めい|テンプレート変数へんすう1=引数ひきすう1|テンプレート変数へんすう2=引数ひきすう2|.....}}

この場合ばあい、引数ひきすうの部分ぶぶんはそれぞれ自由じゆうに変かえることができます。各かくテンプレートでどのような引数ひきすうに何なにを入いれるかについては、各かくテンプレートページの説明せつめいを確認かくにんしてください（説明せつめいがない場合ばあいは編集へんしゅう画面がめんにして、ソースを覗のぞいてください。ノートページに書かいてある場合ばあいもあります。それでも分わからないときはテンプレートを作つくった人ひとに聞きくとよいでしょう）。

なお、{{テンプレート名めい|引数ひきすう1|引数ひきすう2|.....}} の書かき方かたは、引数ひきすうの中なかに = が含ふくまれているとうまく動作どうさしません。この場合ばあいは、

{{テンプレート名めい|1=引数ひきすう1|2=引数ひきすう2|.....}}

のように、該当がいとうする引数ひきすうの前まえに数字すうじと = を入いれてください。数字すうじは、引数ひきすうの「番ばん目め」の数かずです。

{{PAGENAME}} のような、システム変数へんすうと呼よばれるものは、テンプレートと同おなじ書かき方かたですが、テンプレートではありません。詳くわしくはHelp:マジックワードを参照さんしょうしてください。また、主しゅとしてテンプレート中ちゅうで使つかわれる {{#....}} のように、{{# で始はじまっているものも、条件じょうけん文ぶんと呼よばれる別べつのものです。

スペースの無視むし

テンプレート名めいの前後ぜんごの半角はんかくスペース、タブ、改行かいぎょうはないものとして扱あつかわれます。またテンプレート変数へんすうが = で指定していされているとき、テンプレート変数へんすうや引数ひきすうの前後ぜんごの半角はんかくスペース、タブ、改行かいぎょうはないものとして扱あつかわれます。= で指定していされていないとき、引数ひきすうの前後ぜんごのスペースは無視むしされません。

テンプレートの内容ないよう	読よみ込こみ方かた	表示ひょうじ
「Template:経路けいろb」 {{{1|東京とうきょう}}}から{{{2|博多はかた}}}まで	{{経路けいろb|1=名古屋なごや|2=新大阪しんおおさか}}	名古屋なごやから新大阪しんおおさかまで
	{{ 経路けいろb | 1 = 名古屋なごや | 2 = 新大阪しんおおさか }}	名古屋なごやから新大阪しんおおさかまで
	{{経路けいろb|名古屋なごや|新大阪しんおおさか}}	名古屋なごやから新大阪しんおおさかまで
	{{経路けいろb|名古屋なごや | 新大阪しんおおさか}}	名古屋なごや から 新大阪しんおおさかまで

自己じこリンク

通常つうじょう、[[リンク先さき]] とするとリンクが作成さくせいされますが、このリンク先さきにそのページ名めいを入いれると、自己じこリンクを避さけるため、リンクではなくただの太字ふとじになります。テンプレートを呼よび出だした場合ばあいにも、テンプレート内ないに呼よび出だしした側がわのページへのリンクが含ふくまれていると、自己じこリンクを防ふせぐため、リンクではなくただの太字ふとじになります。たとえば、「Template:C」に

[[D]] - [[E]] - [[F]]

とあったとき、ページ「D」から

{{C}}

として呼よび出だした場合ばあいには、

D - E - F

のように表示ひょうじされます。ただし、リンク先さきがリダイレクトの場合ばあいには、自己じこリンクの解決かいけつは行おこなわれません。

テンプレート名めいをテンプレートやシステム変数へんすうで指定していする

テンプレート名めいをテンプレートやシステム変数へんすうで指定していすることは可能かのうです。たとえば、（イメージ）

テンプレート	テンプレート	読よみ込こみ方かた	表示ひょうじ
「Template:おなまえ」 さいとう	「Template:欄らん」 おなまえ	{{ {{欄らん}} }}	さいとう
	「Template:不思議ふしぎ」 あれよあれよ	ページ「不思議ふしぎ」内ないにて {{ {{PAGENAME}} }}	あれよあれよ

このとき、4つの大だい括弧かっこを左右さゆうとも {{{{欄らん}}}} のように連続れんぞくしてしまうと、うまく働はたらきません。少すくなくともどちらかを2つずつに分わけてください。

テンプレートの内容ないようで置おき換かえる

「en:Wikipedia:Substitution」および「en:Help:Substitution」も参照さんしょう

{{テンプレート名めい}}というテンプレートタグは、「テンプレートをそこで呼よび出だす」という指示しじですので、閲覧えつらんする時点じてんでのテンプレートの内容ないようが挿入そうにゅうされます。テンプレートが更新こうしんされれば、そのテンプレートを呼よび出だしているページにも変更へんこうが反映はんえいされます。

しかし、それでは不便ふべんなこともあります。編集へんしゅうした時点じてんでのテンプレートの内容ないようを恒久こうきゅう的てきに保存ほぞんしたい場合ばあいです。この要求ようきゅうに応こたえるため、テンプレート呼よび出だしをその内容ないようで置おき換かえることができます。決きまった呼よび方かたはありませんが、「subst展開てんかい」と呼よばれています。（注ちゅう：<ref>タグ内ないではsubst展開てんかいは使用しようできません。展開てんかいされず、{{subst:テンプレート名めい...}}がそのまま残のこります。）

{{subst:テンプレート名めい....}}

このように subst: を {{ とテンプレート名めいの間あいだに記述きじゅつします。subst展開てんかいを使つかって投稿とうこうすると、次つぎに編集へんしゅう画面がめんを開ひらいたときには、{{subst:テンプレート名めい}} は残のこっておらず、テンプレートの内容ないようのみが表示ひょうじされているでしょう。

subst展開てんかいを使つかうかどうかはテンプレートごとに決きめられています。基本きほん的てきには、テンプレートの内容ないようを常つねに反映はんえいし続つづけたい場合ばあいはsubst展開てんかいを使つかわず、逆ぎゃくにその時点じてんでのテンプレート内容ないようで確定かくていしたい場合ばあいはsubst展開てんかいを使つかうことになります。テンプレートによっては、どちらでも構かまわない場合ばあいもあります。テンプレートを使用しようする際さいと同様どうよう、そのテンプレートの説明せつめいをお読よみください。

テンプレート呼よび出だしと同様どうよう、subst展開てんかいでもリダイレクトは有効ゆうこうです。つまり、「Template:別名べつめい」が「Template:転送てんそう先さき」へのリダイレクトの時とき、{{subst:別名べつめい}}でも{{subst:転送てんそう先さき}}でも同おなじ結果けっかになります。

subst展開てんかいとライセンス

subst展開てんかいでは、他たのページの内容ないようを複製ふくせいすることに相当そうとうすることが起おこります。そのため、複製ふくせいに関かんするライセンス規定きてい（著作ちょさく権けん）を考慮こうりょし、複製ふくせい元もとについての情報じょうほうを「要約ようやく欄らん」に記入きにゅうしておくと良よいでしょう。

要約ようやく欄らんでは、ページの分割ぶんかつや統合とうごうを行おこなう際さいと同様どうように、subst展開てんかいしたテンプレートへリンクしておくと良よいかもしれません。例たとえば、「[[Template:○○]]をsubst展開てんかい」や「{{subst:[[Template:○○|]]}}」のように記入きにゅうします。

「Wikipedia:井戸端いどばた/subj/substによるテンプレート展開てんかいはGFDL違反いはんにあたるのか」も参照さんしょう

subst展開てんかいに対応たいおうしたテンプレート

subst展開てんかいに対応たいおうしたテンプレートを書かく際さいには、注意ちゅういする点てんがあります。

subst展開てんかいされたテンプレートの内部ないぶでは、テンプレート呼よび出だし、マジックワード、条件じょうけん文ぶんは展開てんかいされません。これらを展開てんかいするには、それぞれに subst: を付つける必要ひつようがあります。ただし、普通ふつうに付つけて保存ほぞんしてしまったのでは、保存ほぞんした時点じてんで展開てんかいされてしまいます。よって、以下いかのような小細工こざいくを行おこなう必要ひつようがあります。

1. includeonly で囲かこむ方法ほうほう。<includeonly>subst:</includeonly>
2. 引数ひきすうのデフォルト値ちを用もちいる方法ほうほう。
   • 引数ひきすう名めいsubstを使つかう場合ばあい {{{subst|subst:}}}
   • 無名むめい引数ひきすうを使つかう場合ばあい {{{|subst:}}}

これらを記述きじゅつした場合ばあい、テンプレート呼よび出だし時じに文字もじ列れつ「subst:」が出力しゅつりょくされてしまう不具合ふぐあいがありました。この不具合ふぐあいがあったことにより、条件じょうけん文ぶんなどを含ふくむ場合ばあいには、テンプレート作成さくせい時じに普通ふつうのテンプレート呼よび出だしとsubst展開てんかいのどちらか一方いっぽうを選択せんたくすることが必要ひつようでした。

safesubst: は、この不具合ふぐあいを解決かいけつします。上記じょうき例れいにある subst: の代かわりに safesubst: を用もちいることで、テンプレート呼よび出だし時じに余分よぶんな文字もじ列れつが出力しゅつりょくされず、subst展開てんかい時じと同おなじ値ちを返かえします。

何なんらかの理由りゆうにより、必かならずsubst展開てんかいしなければならないテンプレートでは、{{subst!}} を使用しようします。このテンプレートは、subst展開てんかいを行おこなわない通常つうじょうのテンプレート呼よび出だしを行おこなった場合ばあいには、エラーを表示ひょうじします。このようにsubst展開てんかいに関連かんれんし支援しえんするテンプレート群ぐんがいくつかあります。詳くわしくはSubst展開てんかい支援しえんテンプレート一覧いちらんをご覧らんください。

テンプレートのソースを表示ひょうじする

通常つうじょうあまり使つかうことはありませんが、テンプレートの説明せつめいをするようなとき、テンプレートのソースをそのまま（nowikiで）表示ひょうじさせたいことがあります。この場合ばあいには、

{{msgnw:テンプレート名めい}}

のように記入きにゅうします。

テンプレート	読よみ込こみ方かた	表示ひょうじ
「Template:すけすけ」 たとえば[[メインページ]]で	{{すけすけ}}	たとえばメインページで
	{{msgnw:すけすけ}}	たとえば[[メインページ]]で

Template名前なまえ空間くうかん以外いがいのページの呼よび出だし方かた

定型ていけい文ぶんなどのテンプレートはTemplate名前なまえ空間くうかんに作つくられるべきですが、議題ぎだいを分割ぶんかつしたサブページを読よみ込こむなど、Template名前なまえ空間くうかん以外いがいのページをトランスクルードしたいときがあります。ここでは、そのような場合ばあいの呼よび出だし方かたを一覧いちらんにしておきます。

名前なまえ空間くうかん	ページ名めいの例れい	呼よび出だし方かた
Template	Template:固有こゆう名めい	{{固有こゆう名めい}}
標準ひょうじゅん名前なまえ空間くうかん	固有こゆう名めい	{{:固有こゆう名めい}}
その他た	名前なまえ空間くうかん名めい:固有こゆう名めい	{{名前なまえ空間くうかん名めい:固有こゆう名めい}}

標準ひょうじゅん名前なまえ空間くうかん（普通ふつうの記事きじ）を読よみ込こむ場合ばあい、{{ のあとに : が必要ひつようなことに気きをつけてください。

またサブページは、

{{/サブページ名めい}}

のように相対そうたいリンクを用もちいて読よみ込こむことができます。詳くわしくはHelp:サブページをご覧らんください。

テンプレート本体ほんたいを見みる

テンプレートは、他たのページと同おなじような独立どくりつした1つのページですから、他たのページと同おなじように開ひらいて閲覧えつらんすることができます。あるページの中なかで使つかわれているテンプレートは、編集へんしゅう画面がめんを開ひらくとページの一番いちばん下かに「このページで使つかわれているテンプレート:」としてリストされます（保護ほご中なかのページではソースを表示ひょうじさせてください）。ここから各かくテンプレートページに行いくことができます。

なお、ノートページなどから、あるテンプレートへとリンクするときは、Template:Tl を使つかうと便利べんりです。{{Tl|テンプレート名めい}} とすることで、テンプレートにリンクして{{テンプレート名めい}} と表示ひょうじされます。将来しょうらい的てきにテンプレート名めいが変かわる予定よていがない場合ばあいは {{subst:Tl|テンプレート名めい}} とすることも検討けんとうしてください。

テンプレートの編集へんしゅうの仕方しかた

テンプレートの編集へんしゅうは、通常つうじょうのページと同おなじです。

新規しんき作成さくせい

新あたらしいテンプレートを作成さくせいするには、通常つうじょうのページの作成さくせいと同おなじようにURLを直接ちょくせつ入力にゅうりょくしたり、未み執筆しっぴつリンク（いわゆる赤あかリンク）から行いったりします。一般いっぱんに未み執筆しっぴつリンクは [[Template:新規しんきテンプレート]] のようにすると作成さくせいできますが、{{新規しんきテンプレート}} のようにすることでも作つくることもできます。この場合ばあい、新規しんきテンプレート名めいにふさわしいページ名めいへの未み執筆しっぴつリンクとなります。

基本きほん的てきには、{{テンプレート名めい}}の代かわりに表示ひょうじされる内容ないようは、そのテンプレート名めいのページの中身なかみ全体ぜんたいと同おなじになります。たとえば、「Template:切符きっぷ」の内容ないようが

乗車じょうしゃ券けん

であったならば、

{{切符きっぷ}}

は

乗車じょうしゃ券けん

のようになります。

注意ちゅうい:すでにあるテンプレート名めいを指定していした場合ばあいは、それが読よみ込こまれます

テンプレートの説明せつめい文ぶん

テンプレートには、テンプレートの説明せつめい文ぶん（使つかい方かたや引数ひきすうの説明せつめいなど）を書かくことができます。 詳くわしくは、テンプレートの説明せつめい文ぶんを参照さんしょうしてください。

加筆かひつ・変更へんこう

テンプレートページ本体ほんたいへ行いって、内容ないようを編集へんしゅうします。なお、既存きそんのテンプレートを編集へんしゅうすると、そのテンプレートを呼よび出だしているすべてのページに影響えいきょうが及およぶことになります。編集へんしゅうをする前まえに、リンク元もとをクリックして (参照さんしょう読よみ込こみ) とあるページを見みつけ、どのページからどのように呼よばれているかを確認かくにんしてください。大おおきな変更へんこうを加くわえるときはノートページで事前じぜんに相談そうだんをした方ほうがよいでしょう。また複雑ふくざつなテンプレートの場合ばあいは、自分じぶんの利用りよう者しゃページやサンドボックスで試ためし書がきをした方ほうがよいかもしれません（Wikipedia:テンプレートのサンドボックスとテストケースも参照さんしょうしてください）。

新規しんき作成さくせい・加筆かひつ・変更へんこう時じの注意ちゅうい点てん

内容ないよう・カテゴリ等とうがすぐに反映はんえいされない現象げんしょう

ウィキペディアのサーバーキャッシュの仕様しよう（テンプレート等とうのトランスクルージョンに対たいする仕様しよう）が関係かんけいして、新規しんき作成さくせい・加筆かひつ・変更へんこう時じにそのテンプレートの説明せつめい文ぶん、カテゴリがすぐに反映はんえいされない現象げんしょう、テンプレートを呼よび出だしたページに内容ないようがすぐに反映はんえいされない現象げんしょうが生しょうじることがあります。通常つうじょう、1時じ間あいだから数日すうじつ経たてば自然しぜんに反映はんえいされます。

すぐに反映はんえいさせたい場合ばあいには、ウィキペディアのサーバーキャッシュを強制きょうせい的てきにいったん破棄はきすることで対処たいしょします。破棄はきする方法ほうほうはいくつかありますが、最もっとも一般いっぱん的てきな方法ほうほうは「空そら編集へんしゅう」（編集へんしゅう画面がめんを開ひらいて何なにも変更へんこうせず投稿とうこう。履歴りれきに残のこらない。）です。そのテンプレートやテンプレート呼よび出だしページを空そら編集へんしゅうすることで、すぐに反映はんえいさせることができます（テンプレートに関係かんけいしているページがとても多おおい場合ばあいやブラウザのキャッシュが関係かんけいしている場合ばあいにはこの方法ほうほうを使つかえないときがあります）。

なお、ナビゲーション・ポップアップには個々ここのページやその編集へんしゅう画面がめんを開ひらくことなく空そら編集へんしゅうを行おこなう機能きのうがあります。

テンプレート内ないに書かかれたリンクとカテゴリの呼よび出だしページでの効果こうか

テンプレート内ないに書かかれたリンクやカテゴリはそのテンプレートを呼よび出だしたページにもあることになります。従したがって、カテゴリページやリンク先さきページの「リンク元もと」には、テンプレートのページとそのテンプレートを呼よび出だしたページの両方りょうほうが表示ひょうじされます（上述じょうじゅつのウィキペデイアのサーバーキャッシュの仕様しようによって反映はんえいが遅おくれることがあります）。

ただし、「Help:テンプレート#一部いちぶを無視むしさせる」にある方法ほうほうを用もちいることによって、呼よび出だしたページには関係かんけいさせずテンプレート内ないでのみ有効ゆうこうなリンクやカテゴリとしたり、逆ぎゃくに、呼よび出だしたページでのみ有効ゆうこうとすることもできます。

テンプレート変数へんすう

テンプレート変数へんすう（テンプレート引数ひきすう）は、テンプレート作成さくせい時じにその中なかで {{{テンプレート変数へんすう名めい}}} のように書かき表あらわします。すなわち、{{{テンプレート変数へんすう名めい}}} は、他たのページから埋うめ込こまれるとき、そのページに指定していした引数ひきすうに変化へんかします。テンプレート変数へんすうのあるテンプレートの呼よび出だしは、

{{テンプレート名めい|テンプレート変数へんすう1=引数ひきすう1|テンプレート変数へんすう2=引数ひきすう2|.....}}

でした。ですから、たとえば「Template:経路けいろa」というテンプレートが

{{{発はつ駅えき}}}から{{{着駅ちゃくえき}}}まで

のとき、このテンプレートを

{{経路けいろa|発はつ駅えき=名古屋なごや|着駅ちゃくえき=新大阪しんおおさか}}

のように呼よび出だすと、「名古屋なごや」がテンプレート変数へんすう {{{発はつ駅えき}}} に、「新大阪しんおおさか」がテンプレート変数へんすう {{{着駅ちゃくえき}}} に入はいります。したがって、これは

名古屋なごやから新大阪しんおおさかまで

のようになります。（参考さんこう：東海道新幹線とうかいどうしんかんせん、山陽新幹線さんようしんかんせん、名古屋なごや駅えき、新大阪しんおおさか駅えき）

また、「Template:経路けいろb」というテンプレートが

{{{1}}}から{{{2}}}まで

のとき、このテンプレートを

{{経路けいろb|名古屋なごや|新大阪しんおおさか}}

のように呼よび出だすと、「名古屋なごや」がテンプレート変数へんすう {{{1}}} に、「新大阪しんおおさか」がテンプレート変数へんすう {{{2}}} に入はいります。つまり、

{{経路けいろb|1=名古屋なごや|2=新大阪しんおおさか}}

のように呼よび出だすのと同おなじです。ただし値ねの前後ぜんごに空白くうはくがあっても無視むしされます。したがってこれも

名古屋なごやから新大阪しんおおさかまで

となります。

デフォルト値ち指定してい

埋うめ込こんだページで引数ひきすうが指定していされていないときには、{{{テンプレート変数へんすう名めい}}}がそのまま表示ひょうじされることになります。それを防ふせぐため、引数ひきすうが指定していされていない場合ばあいの動作どうさを指定していすることができます (m:Help:Parameter default)。これには | を使つかい、

{{{テンプレート変数へんすう名めい|デフォルト}}}

のようにします。たとえば「Template:経路けいろa」を

{{{発はつ駅えき|東京とうきょう}}}から{{{着駅ちゃくえき|博多はかた}}}まで

のように、「Template:経路けいろb」を

{{{1|東京とうきょう}}}から{{{2|博多はかた}}}まで

に変更へんこうすると、次つぎのようになります。（参考さんこう：東京とうきょう駅えき、博多はかた駅えき）

テンプレートの内容ないよう	読よみ込こみ方かた	表示ひょうじ
「Template:経路けいろa」 {{{発はつ駅えき|東京とうきょう}}}から{{{着駅ちゃくえき|博多はかた}}}まで	{{経路けいろa|発はつ駅えき=名古屋なごや|着駅ちゃくえき=新大阪しんおおさか}}	名古屋なごやから新大阪しんおおさかまで
	{{経路けいろa|発はつ駅えき=名古屋なごや}}	名古屋なごやから博多はかたまで
	{{経路けいろa|着駅ちゃくえき=新大阪しんおおさか}}	東京とうきょうから新大阪しんおおさかまで
	{{経路けいろa}}	東京とうきょうから博多はかたまで
「Template:経路けいろb」 {{{1|東京とうきょう}}}から{{{2|博多はかた}}}まで	{{経路けいろb|名古屋なごや|新大阪しんおおさか}}	名古屋なごやから新大阪しんおおさかまで
	{{経路けいろb|名古屋なごや}}	名古屋なごやから博多はかたまで
	{{経路けいろb|新大阪しんおおさか}}	新大阪しんおおさかから博多はかたまで
	{{経路けいろb}}	東京とうきょうから博多はかたまで

これを応用おうようすれば、| の右側みぎがわに何なにも書かかないことで、引数ひきすうが指定していされなかった場合ばあいに、対応たいおうする変数へんすう自体じたいを表示ひょうじしないようにすることができます。たとえば、テンプレートのソースに {{{変数へんすう1}}} と書かいた場合ばあい、呼よび出だすときに {{{変数へんすう1}}} に対応たいおうする引数ひきすうを指定していしないと、{{{変数へんすう1}}} と表示ひょうじされてしまいますが、ソースを {{{変数へんすう1|}}} としておけば、この部分ぶぶんには何なにも表示ひょうじされません。

省略しょうりゃくされた変数へんすう名めいへの数字すうじの割わり当あて方かた

テンプレート変数へんすうを呼よび出だし側がわで省略しょうりゃくすると、順じゅんに1から番号ばんごうが振ふられます。この番号ばんごうは最初さいしょから順じゅんに振ふられますが、= のある部分ぶぶんには、番号ばんごうを振ふる必要ひつようがありませんので、振ふられません。従したがって、

{{変数へんすう名めい|東ひがし=鳥海山ちょうかいざん|西にし=阿蘇山あそさん|秋田あきた県けん|熊本くまもと県けん}}

は

{{変数へんすう名めい|東ひがし=鳥海山ちょうかいざん|西にし=阿蘇山あそさん|1=秋田あきた県けん|2=熊本くまもと県けん}}

の意味いみとなり、

{{変数へんすう名めい|秋田あきた県けん|熊本くまもと県けん|東ひがし=鳥海山ちょうかいざん|西にし=阿蘇山あそさん}}

に等ひとしくなります。（参考さんこう：鳥海山ちょうかいざん（秋田あきた県けんと山形やまがた県けん）、阿蘇山あそさん（熊本くまもと県けん）、北海道ほっかいどう）

= のない引数ひきすうがあるとき、まずそこに数字すうじ名めいのテンプレート変数へんすうが 1 から順じゅんに振ふられます。一方いっぽう、同おなじテンプレート変数へんすうが複数ふくすうある時ときには、位置いち的てきに後のちにあるものが有効ゆうこうになります。従したがって、

{{変数へんすう名めい|東ひがし=鳥海山ちょうかいざん|西にし=阿蘇山あそさん|1=北海道ほっかいどう|秋田あきた県けん|熊本くまもと県けん}}

は、

{{変数へんすう名めい|東ひがし=鳥海山ちょうかいざん|西にし=阿蘇山あそさん|1=北海道ほっかいどう|1=秋田あきた県けん|2=熊本くまもと県けん}}

とみなされ、1=北海道ほっかいどう| の部分ぶぶんは無視むしされます。

特殊とくしゅな変数へんすう名めい

テンプレート変数へんすうを指定していするとき、= の前まえを空欄くうらんにすることもできます。これは長ながさ0の変数へんすう名めいと見みなされ、{{{}}} とある部分ぶぶんに置おき換かえられます。たとえば、

{{変数へんすう名めい|=
|A|B|C|=
|D|E|F|=
|G|H|I|=
}}

のように省略しょうりゃくされた変数へんすう名めいの番号ばんごうを調整ちょうせいするためのダミーとして用もちいられます。この例れいでは、A が {{{1}}} に、D が {{{4}}} に入はいります。もし、ここでの = がなければ、A が {{{2}}} に、D が {{{6}}} にはいることになります。

一部いちぶを無視むしさせる

他たのページから呼よばれたときに無視むしする部分ぶぶんを指定していしたり、他たのページから呼よばれたとき以外いがいは無視むしする部分ぶぶんを指定していしたりすることができます。

呼よび出だし先さきの表示ひょうじ内容ないようの指定してい

<noinclude> と <onlyinclude> は、テンプレートが他たのページから呼よび出だされたときに表示ひょうじしない部分ぶぶん、もしくは表示ひょうじする部分ぶぶんを指定していします。次つぎのような用途ようとで使つかわれます。

• テンプレートの説明せつめいを書かく。（テンプレートの説明せつめいは、他たのページから呼よび出だされたときには伏ふせられます。）
• テンプレートのカテゴリを書かく。（テンプレートのページだけがカテゴリに加くわえられる。他たの場合ばあいには、テンプレートを呼よび出だしているすべてのページが同おなじカテゴリに加くわえられることになります。）
• 言語げんご間あいだリンクを書かく。（カテゴリと同おなじ理由りゆうです。）

なお、テンプレートのソースを見みやすくするなどの目的もくてきで不用意ふよういに <noinclude> の直前ちょくぜんに改行かいぎょうを入いれると、テンプレートを呼よび出だしたページにおいて表示ひょうじが崩くずれる原因げんいんとなることがあります。また説明せつめいが長ながくなるときは説明せつめい専用せんようのページを作つくることも検討けんとうしてください（詳くわしくはHelp:テンプレートの説明せつめい文ぶん参照さんしょう）。

<noinclude>

テンプレートのある部分ぶぶんを <noinclude> と </noinclude> で挟はさむと、その部分ぶぶんは他たのページから呼よび出だしたときに取とり除のぞかれます。たとえば、「Template:内弁慶うちべんけい」が

彼かれは<noinclude>家いえではいばっているが外そとでは</noinclude>なよなよしている。

の場合ばあい、「Template:内弁慶うちべんけい」を開ひらくと

彼かれは家いえではいばっているが外そとではなよなよしている。

と表示ひょうじされますが、他たのページから

{{内弁慶うちべんけい}}

のように呼よび出だされた場合ばあいには、

彼かれはなよなよしている。

とだけ表示ひょうじされます。（参考さんこう：内弁慶うちべんけい）

<onlyinclude>

<noinclude> と同おなじ目的もくてきですが、逆ぎゃくに呼よび出だされた時ときの表示ひょうじ部分ぶぶんを指定していするものとして、<onlyinclude> があります。こちらは他たのページから呼よび出だされたときに <onlyinclude> と </onlyinclude>の間あいだだけ返かえして他たは無視むしします。たとえば「Template:居留守いるす」が

電話でんわがかかってきたら<onlyinclude>いない</onlyinclude>って言いって。

の場合ばあい、「Template:居留守いるす」を開ひらくと、

電話でんわがかかってきたらいないって言いって。

と表示ひょうじされますが、他たのページから

{{居留守いるす}}

のように呼よび出だされた場合ばあいに、

いない

とだけ表示ひょうじされます。（参考さんこう：電話でんわ、居留守いるす）

テンプレートページの表示ひょうじ内容ないようの指定してい

先さきの2つと逆ぎゃくの用途ようとのものが、<includeonly> です。これは、<includeonly> と </includeonly> に挟はさまれた部分ぶぶんが他たのページから呼よび出だされたときだけ有効ゆうこうで、そのページ（テンプレート）を直接ちょくせつ表示ひょうじした時ときには無視むしされる、というものです。たとえば、「Template:へそくり」が

貯金ちょきんは1万まん円えん<includeonly>だけどほかにスイスに1億おくフラン</includeonly>あります。

の場合ばあい、「Template:へそくり」を直接ちょくせつ表示ひょうじすると

貯金ちょきんは1万まん円えんあります。

ですが、

{{へそくり}}

のように呼よび出だされた場合ばあいには

貯金ちょきんは1万まん円えんだけどほかにスイスに1億おくフランあります。

となります。（参考さんこう：貯金ちょきん、へそくり、日本円にほんえん、スイス・フラン）

テンプレートを貼はったページをあるカテゴリに入いれたいが、テンプレートそのものはそのカテゴリに入いれたくない、というような場合ばあいによく使つかわれます。たとえば、削除さくじょ依頼いらいテンプレートの削除さくじょカテゴリなどです。

<includeonly>使用しよう時じの注意ちゅうい

<includeonly> と </includeonly> の前後ぜんごにある改行かいぎょうは呼よび出だされる部分ぶぶんに含ふくまれています。例たとえば <includeonly></includeonly> 内うちのテンプレート本体ほんたいと <noinclude></noinclude> 内うちのテンプレートの説明せつめい等とうだけのテンプレートページでは、<noinclude></noinclude> 外そとが呼よび出だされる部分ぶぶんになるので、</noinclude> と <includeonly> の間あいだや </includeonly> と <noinclude> の間あいだにある改行かいぎょうは呼よび出だされる部分ぶぶんに含ふくまれます。また、<includeonly> の直後ちょくごと </includeonly> の直前ちょくぜんの改行かいぎょうも呼よび出だされる部分ぶぶんに含ふくまれます。

一覧いちらん

以上いじょう3つを表ひょうにまとめると次つぎのようになります。

空間くうかん	ソース	テンプレートを直接ちょくせつ表示ひょうじしたとき	呼よび出だしたページにおける表示ひょうじ
<noinclude>	A<noinclude>B</noinclude>C	ABC	AC
<onlyinclude>	A<onlyinclude>B</onlyinclude>C	ABC	B
<includeonly>	A<includeonly>B</includeonly>C	ABC	ABC

なお、テンプレートを呼よび出だした場合ばあい、<onlyinclude> が最さい優先ゆうせんされ、その外側そとがわにある <nowiki>, <pre>, <noinclude> は効果こうかがありません。

空間くうかん	ソース	テンプレートを直接ちょくせつ表示ひょうじしたとき	呼よび出だしたページにおける表示ひょうじ
<nowiki>	<nowiki> A<onlyinclude>B</onlyinclude>C </nowiki>	A<onlyinclude>B</onlyinclude>C	B
外側そとがわの <noinclude>	<noinclude> A<onlyinclude>B</onlyinclude>C </noinclude>	ABC	B
内側うちがわの <noinclude>	<onlyinclude> A<noinclude>B</noinclude>C </onlyinclude>	ABC	AC

システム変数へんすう

テンプレートの中なかに {{PAGENAME}} などのシステム変数へんすうを書かいて、他たのページから呼よび出だした場合ばあいには、呼よび出だしている側がわのページにあるものとして認識にんしきされます。たとえば、「Template:子分こぶん」に

{{PAGENAME}}

と書かいて保存ほぞんし、このテンプレートをページ「親分おやぶん」において

{{子分こぶん}}

のように呼よび出だした場合ばあいには、呼よび出だした側がわのページ名めいである「親分おやぶん」が表示ひょうじされます。

時刻じこくなどのシステム変数へんすうを、テンプレートに置おくと、常つねに閲覧えつらんした時点じてんのものが表示ひょうじされます。テンプレートを貼はった時点じてんに固定こていするには、テンプレートの中なかで {{<includeonly>subst:</includeonly>CURRENTTIME}} のようにし、このテンプレートをさらに subst: で呼よび出だします。

システム変数へんすうについて詳くわしくはHelp:マジックワードなどをご覧らんください。

テンプレートの中なかで条件じょうけん文ぶんを使つかう

テンプレートの中なかで条件じょうけん文ぶんを使つかうことができます。詳細しょうさいはHelp:条件じょうけん文ぶんをご覧らんください。

テンプレートの中なかでテンプレートを呼よび出だす

テンプレートの中なかでさらにテンプレートを呼よび出だすことができます。

	テンプレート	テンプレート	読よみ込こみ方かた	表示ひょうじ
単純たんじゅんな例れい	「Template:内々うちうち」 うえお	「Template:内ない」 い{{内々うちうち}}か	あ{{内うち}}き	あいうえおかき
引数ひきすうを受うけ渡わたしす	「Template:孫まご」 う{{{1}}}お	「Template:子こ」 い{{孫まご|{{{1}}}}}か	あ{{子こ|え}}き	あいうえおかき
引数ひきすうでテンプレート変数へんすう を指定していする	「Template:部屋へや」 う{{{住所じゅうしょ}}}お	「Template:家いえ」 い{{部屋へや|{{{1}}}=え}}か	あ{{家いえ|住所じゅうしょ}}き	あいうえおかき
引数ひきすうでテンプレート名めい を指定していする	「Template:皿さら」 うえお	「Template:盆ぼん」 い{{{{{1}}}}}か	あ{{盆ぼん|皿さら}}き	あいうえおかき

テンプレートとして読よみ込こんだ中なかに {{読よみ込こんだテンプレート自身じしんの名前なまえ}} があるとさらには展開てんかいされず、そのまま文字もじとして表示ひょうじされます。たとえば「Template:ナルシスト」に

{{ナルシスト}}なの

として

{{ナルシスト}}です

と呼よび出だすと、

{{ナルシスト}}なのです

と表示ひょうじされます。なお、「Template:ナルシスト」自身じしんを表示ひょうじすると、一回いっかいは「Template:ナルシスト」を展開てんかいするため、

{{ナルシスト}}なのなの

となります。

通常つうじょう、このような自分じぶん自身じしんの読よみ込こみは、<noinclude>で囲かこまれるか<onlyinclude>の外そとに置おかれた説明せつめい文ぶんの中なかで行おこなわれます。そのような時ときには、ここに挙あげたような問題もんだいは生しょうじません。

テンプレート冒頭ぼうとうの特殊とくしゅ文字もじ

テンプレートが、: ; * # のいずれかで始はじまっているとき、それは行頭ぎょうとうにあると見みなされ、インデント、箇条書かじょうがきと見みなされます。それを避さけるためには、: ; * # などを <nowiki> </nowiki> で囲かこむか文字もじ参照さんしょうを使つかってください。

テンプレートの引数ひきすうに半角はんかく等とう号ごう（=）を使つかう場合ばあいの注意ちゅうい

例たとえば、誤あやまった記事きじ名めいの記事きじを正ただしい記事きじ名めいへと移動いどうした際さいに、初はつ版はん作成さくせい者しゃにそれをお知しらせするテンプレートである{{記事きじ名めいの付つけ方かた違反いはん}}では、誤あやまった記事きじ名めいの指定していで半角はんかくの等号とうごう=を使用しようする場合ばあいがあります。

例れいとして、ルイ=ルネ・デ・フォレ（等号とうごうが半角はんかく、フランスの小説しょうせつ家か）を正ただしい記事きじ名めいであるルイ＝ルネ・デ・フォレ（記事きじ名めいの付つけ方かたの規定きていだと、人名じんめい・地名ちめいでは全角ぜんかく文字もじを使用しようする）に移動いどうしたことを移動いどう先さきに{{記事きじ名めいの付つけ方かた違反いはん}}で入力にゅうりょくしようとした場合ばあい、通常つうじょうでは

• {{記事きじ名めいの付つけ方かた違反いはん|ルイ=ルネ・デ・フォレ|ルイ＝ルネ・デ・フォレ}}

と記入きにゅうしますが、これは「ルイ=」の部分ぶぶんをテンプレートは「引数ひきすうルイ」と認識にんしきしてしまい、テンプレート内部ないぶで処理しょりが設定せっていされていない引数ひきすうですからテンプレートが誤動作ごどうさしますので、

1. {{記事きじ名めいの付つけ方かた違反いはん|1=ルイ=ルネ・デ・フォレ|2=ルイ＝ルネ・デ・フォレ}} （以降いこうに引数ひきすう番号ばんごうを明言めいげんする）
2. {{記事きじ名めいの付つけ方かた違反いはん|ルイ{{=}}ルネ・デ・フォレ|ルイ＝ルネ・デ・フォレ}} （テンプレート{{=}}）
3. {{記事きじ名めいの付つけ方かた違反いはん|ルイ=ルネ・デ・フォレ|ルイ＝ルネ・デ・フォレ}} （数値すうち文字もじ参照さんしょう）

などの、半角はんかく等号とうごうを代替だいたい記述きじゅつする方法ほうほうで展開てんかいさせる必要ひつようが出でて来きます。

これはテンプレート全般ぜんぱんを使用しようする際さいに共通きょうつうの仕様しようですので、こういった問題もんだいが発生はっせいした場合ばあいはテンプレートの使用しよう法ほうを読よみ、引数ひきすう名めいを確認かくにんするなどして対処たいしょして下ください。

ヒント

長ながいテンプレートのソースは、

{{テンプレート名めい
 |変数へんすう1={{{1}}}
 |変数へんすう2={{{2}}}
 |...
}}

のように書かくと読よみやすくなります。

テンプレート内ないの改行かいぎょうが呼よび出だしている記事きじに無駄むだな空白くうはくを作つくってしまうことがあります。一般いっぱん的てきに、テンプレート内ないに改行かいぎょうを2つ以上いじょう続つづけて使つかわないようにしましょう。

他たのプロジェクトのテンプレート

他たのプロジェクト（他た言語げんご版ばんや姉妹しまいプロジェクト）のテンプレートをそのまま読よみ込こむことはできません。

ウィキペディアにおけるテンプレートの歴史れきし

ウィキペディアの最初さいしょの35か月げつ間あいだは、テンプレートや包含ほうがんのメカニズムが全まったくありませんでした。2003年ねん12月6日にちのMediaWiki 1.2.6でMediaWiki namespaceが導入どうにゅうされ、{{msg:...}}の構文こうぶんを利用りようして、ユーザーインターフェイスだけでなく定型ていけいメッセージの作成さくせいにも利用りようされました。例たとえば{{msg:stub}}を{{stub}}の代かわりに入力にゅうりょくしていました。

2004年ねん5月がつ30日にちのMediaWiki 1.3へのアップグレードの間あいだにこの機能きのうは Template名前なまえ空間くうかんの利用りように置おき換かえられました。"テンプレート名前なまえ空間くうかん初期しょき化かスクリプト"の機能きのうとして、システムメッセージ以外いがいの全すべてのメッセージは新あたらしい名前なまえ空間くうかんに移うつされ、多おおくのリダイレクトが残のこりました。初期しょき化かスクリプトはまたリダイレクトを回避かいひするために記事きじ内ないのMediaWiki名前なまえ空間くうかんへの参照さんしょうをTemplate:で置おき換かえました。

英語えいご版ばんのWikipedia:削除さくじょ依頼いらい（当時とうじは "votes for deletion" または "VfD"と呼よばれていました）は、短期間たんきかん、MediaWiki名前なまえ空間くうかんの"Template:VfD-ページ名めい"というシステムメッセージを利用りようしていました。これは2004年ねん7月がつにTemplate:名前なまえ空間くうかんに移うつされ、現在げんざいは"Template:VfD-ページ名めい"という名前なまえになっていますが、このテンプレートを使つかわずに、今いまではサブページが利用りようされています。

関連かんれん項目こうもく

• Wikipedia:テンプレート
• Help:テンプレート早はやわかり
• m:Help:Template/ja - 詳細しょうさいなマニュアル
• Wikipedia:テンプレート・モジュール作成さくせいの目安めやす
• Wikipedia:Lua

以下いかのテンプレートはテスト用ように使つかえます。

• {{テスト}}
• {{X1}}
• {{X2}}