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長沢ながさわ千和子ちわこ

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2024ねん4がつ27にち (土) 03:38; Lod-aiko (会話かいわ | 投稿とうこう記録きろく) によるはん (きゅう女流じょりゅう棋士きし番号ばんごうさい記述きじゅつ。)日時にちじ個人こじん設定せってい設定せっていならUTC

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 長沢ながさわ千和子ちわこ 女流じょりゅうよんだん
名前なまえ 長沢ながさわ千和子ちわこ
生年月日せいねんがっぴ (1964-06-18) 1964ねん6月18にち(60さい
プロ年月日ねんがっぴ 1979ねん8がつ1にち(15さい
女流じょりゅう棋士きし番号ばんごう 5
出身しゅっしん 長野ながのけん松本まつもと
所属しょぞく 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい関東かんとう
師匠ししょう 松田まつだしげるやくきゅうだん
段位だんい 女流じょりゅうよんだん
女流じょりゅう棋士きしDB 長沢ながさわ千和子ちわこ
戦績せんせき
一般いっぱん棋戦きせん優勝ゆうしょう回数かいすう 1かい
2022ねん6がつ30にち現在げんざい
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長沢ながさわ 千和子ちわこ(ながさわ ちかこ[1]1964ねん6月18にち[1] - )は、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい所属しょぞく女流じょりゅう棋士きし松田まつだしげるやくきゅうだん門下もんか[1]女流じょりゅう棋士きし番号ばんごうは5[1](2011ねん3がつ31にちまでは14)。長野ながのけん松本まつもと出身しゅっしん[1]最年長さいねんちょう現役げんえき女流じょりゅう棋士きし(2018ねん2がつ16にち - )。

棋歴

将棋しょうぎこまうごかしかたおぼえたのは、小学しょうがく4年生ねんせいころ[2]将棋しょうぎ道場どうじょう経営けいえいしていたちちは、うたおぼえるのがはやいという千和子ちわこ記憶きおくりょく着目ちゃくもくし、将棋しょうぎつよくなるのではないかとおもったという[3]

せん和子かずこ中学ちゅうがく1年生ねんせいのとき(1977ねん)、ちちが「中部ちゅうぶろくけん名人めいじんせん」で優勝ゆうしょうし、その大会たいかい審判しんぱんつとめたプロ棋士きし松田まつだしげるやくのち千和子ちわこ師匠ししょう)がちちたずねてた。そのさい松田まつだ千和子ちわこ将棋しょうぎし「才能さいのうがあるのではないか」とった[3]。これが将棋しょうぎ本格ほんかくてきはじめたきっかけである[3]

1979ねん8がつ松田まつだしげるやく門下もんかとして、女流じょりゅう2きゅうでプロり。

1983年度ねんどだい6女流じょりゅう王将おうしょうせん林葉はやしば直子なおこ女流じょりゅう王将おうしょうへの挑戦ちょうせんけん、タイトルせんはつ登場とうじょうさんばん勝負しょうぶは0しょう2はい敗退はいたい

1984年度ねんどだい11女流じょりゅう名人めいじんせんでも林葉はやしば挑戦ちょうせん五番ごばん勝負しょうぶは1しょうのちの3連敗れんぱい敗退はいたい

20だい前半ぜんはんころ女流じょりゅう王将おうしょうせん挑戦ちょうせんけんあらそいをしていたとき、山下やましたカズ子かずことの対局たいきょく勝勢しょうせい局面きょくめんで、4だんるという反則はんそくけをし、以降いこう、スランプにおちい[3]将棋しょうぎみちから退しりぞくことさえかんがえたがすうげつなおり、以降いこう従来じゅうらいの「才能さいのうす」というスタイルをあらため、棋譜きふならべ(過去かこ実戦じっせん研究けんきゅう)や詰将棋つめしょうぎなどにむようになる[3]。その努力どりょくが1995年度ねんどレディースオープントーナメントみのり、決勝けっしょう当時とうじさんかん清水しみず市代いちよやぶり、一般いっぱん棋戦きせんはつ優勝ゆうしょうたした。

2008ねん7がつ2にち女流じょりゅう名人めいじんせんBきゅうたい伊奈川いながわあいせんち、通算つうさん300しょう達成たっせい

2018ねん2がつ16にち蛸島たこしま彰子あきこ引退いんたいしたことにより、現役げんえき女流じょりゅう棋士きし最年長さいねんちょうとなる。2022ねん12月には現役げんえき期間きかんが43ねん5ヶ月かげつとなり、女流じょりゅう棋士きしとしては蛸島たこしま彰子あきこの43ねん4ヶ月かげつえて史上しじょう最長さいちょう期間きかん現役げんえき在籍ざいせきとなっている。

人物じんぶつ

  • 得意とくい戦法せんぽうよんあいだ飛車ひしゃ。のちにだい流行りゅうこうするかく交換こうかんよんあいだ飛車ひしゃを2000ねん以前いぜんから採用さいようしていたことでもられる[4]
  • 既婚きこん息子むすこが2にんいる。婿取むことこんをしているので、本名ほんみょう長沢ながさわせいのままである。
  • 抜群ばつぐん歌唱かしょうりょくち、女流じょりゅう棋界きかいきっての歌姫うたひめしょうされている。かつて「やまあじさいのうた」(作詞さくし土井どいひろし千香ちか作曲さっきょく戸村とむらじゅん)というきょくした。2016ねんには、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい推奨すいしょうで「千駄ヶ谷せんだがやエレジー」(作詞さくし袋小路ふくろこうじ宇治うじおっと作曲さっきょくカツ丼かつどん将棋しょうぎ)をリリースしている[5][6]

昇段しょうだん履歴りれき

おも成績せいせき

一般いっぱん棋戦きせん優勝ゆうしょう

優勝ゆうしょう合計ごうけい1かい

タイトル挑戦ちょうせん

登場とうじょう回数かいすう2、獲得かくとく0

表彰ひょうしょう

  • 現役げんえき勤続きんぞく25ねん表彰ひょうしょう(2004ねん[1]
  • 現役げんえき勤続きんぞく40ねん表彰ひょうしょう(2019ねん[9]

年度ねんどべつ成績せいせき

女流じょりゅう棋戦きせん公式こうしきせん成績せいせき
年度ねんど 対局たいきょくすう かちすう 負数ふすう 勝率しょうりつ (出典しゅってん)
1990 28 13 15 0.4643 [1]
(るいけい) 225 127 98
年度ねんど 対局たいきょくすう かちすう 負数ふすう 勝率しょうりつ (出典しゅってん)
1991 24 11 13 0.4583 [2]
1992 24 9 15 0.3750 [3]
1993 19 12 7 0.6316 [4]
1994 28 15 13 0.5357 [5]
1995 25 13 12 0.5200 [6]
1996 20
(22)
6
(6)
14
(16)
0.3000
(0.2727)
[7]
([8])
1997 27 17 10 0.6926 [9]
1998 22 11 11 0.5000 [10]
1999 25 7 18 0.2800 [11]
(るいけい) 439 228 211
2000 19 12 7 0.6315 [12]
(小計しょうけい) 233 113 120
(るいけい) 458 240 218
年度ねんど 対局たいきょくすう かちすう 負数ふすう 勝率しょうりつ (出典しゅってん)
2001 20 11 9 0.5500 [13]
2002 18 5 13 0.2777 [14]
2003 18 9 9 0.5000 [15]
2004 22 12 10 0.5454 [16]
2005 22 10 12 0.4545 [17]
2006 19 7 12 0.3684 [18]
2007 8 5 3 0.6250 [19]
2008 18 6 12 0.3333 [20]
2009 11 8 3 0.7272 [21][22]
2010 14 5 9 0.3571 [23][24]
(小計しょうけい) 170 78 92
(るいけい) 628 318 310
年度ねんど 対局たいきょくすう かちすう 負数ふすう 勝率しょうりつ (出典しゅってん)
2011 10 4 6 0.4000 [25]
2012 12 6 6 0.5000 [26]
2013 14 5 9 0.3571 [27]
2014 12 6 6 0.5000 [28]
2015 10 4 6 0.4000 [29]
2016 10 2 8 0.2000 [30]
2017 9 3 6 0.3333 [31]
2018 17 8 9 0.4705 [32]
2019 11 3 8 0.2727 [33]
2020 14 3 11 0.2142 [34]
(小計しょうけい) 119 44 75
(るいけい) 747 362 385
年度ねんど 対局たいきょくすう かちすう 負数ふすう 勝率しょうりつ (出典しゅってん)
2021 21 8 13 0.3809 [35]
2022 16 2 14 0.1250 [36]
(小計しょうけい) 37 10 27
通算つうさん 784 372 412 0.4744 [37]
2022年度ねんどまで

出演しゅつえん

ウェブテレビ

  • あきらおうせん記念きねん特番とくばん 東西とうざい対抗たいこう 詰将棋つめしょうぎカラオケ(2019ねん3がつ30にち、ニコニコ生放送なまほうそう[10] - ひがしチーム

脚注きゃくちゅう

  1. ^ a b c d e f g h i 長沢ながさわ千和子ちわこ”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい. 2019ねん5がつ20日はつか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2019ねん5がつ20日はつか閲覧えつらん
  2. ^ 平成へいせい10年版ねんばん将棋しょうぎ年鑑ねんかん」(日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい
  3. ^ a b c d e 別冊べっさつ宝島たからじま380「将棋しょうぎ王手おうて飛車ひしゃ読本とくほん
  4. ^ 2014ねん8がつ26にち だい8マイナビ女子じょしオープン本戦ほんせん 長沢ながさわ千和子ちわこ女流じょりゅうよんだん たい 和田わだあき女流じょりゅう2きゅう(17棋譜きふコメント) - マイナビ女子じょしオープン棋譜きふ中継ちゅうけい、2014ねん8がつ26にち
  5. ^ 「(広告こうこく千駄ヶ谷せんだがやエレジー c/w信濃しなの慕情ぼじょう 歌唱かしょう長沢ながさわ千和子ちわこ女流じょりゅうよんだん 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい推奨すいしょう 桜井さくらいのぼるはちだん推薦すいせん」、『将棋しょうぎ世界せかい』(2016ねん8がつごう)、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい pp. 24
  6. ^ 長沢ながさわ千和子ちわこ女流じょりゅうよんだんCD「千駄ヶ谷せんだがやエレジー」”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいデジタルショップ. 2016ねん4がつ21にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2018ねん7がつ17にち閲覧えつらん
  7. ^ 記録きろくしつより(日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい
  8. ^ 女流じょりゅう棋士きし昇段しょうだん規定きてい.(平成へいせい12ねんがつにち改定かいてい補足ほそく
  9. ^ だい45かい将棋しょうぎ表彰ひょうしょう感謝かんしゃ式典しきてん模様もよう”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい (2019ねん11月29にち). 2019ねん12月1にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2019ねん12月1にち閲覧えつらん
  10. ^ あきらおうせん記念きねん特番とくばん東西とうざい対抗たいこう 詰将棋つめしょうぎカラオケ”. ニコニコ生放送なまほうそう (2019ねん3がつ30にち). 2020ねん3がつ21にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク