(Translated by https://www.hiragana.jp/)
プルートー - Wikipedia コンテンツにスキップ

プルートー

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022ねん8がつ24にち (水)すい 06:55; Tekeonin (会話かいわ | 投稿とうこう記録きろく) によるはん (→‎関連かんれん項目こうもく)日時にちじ個人こじん設定せってい設定せっていならUTC

(差分さぶん) ふるはん | 最新さいしんばん (差分さぶん) | あたらしいはん → (差分さぶん)

プルートーラテン語らてんごPlūtō)は、ローマ神話しんわにおける冥界めいかいつかさどかみ[1]ギリシア神話しんわハーデースがローマ神話しんわれられたものである[1]日本語にほんごではちょう母音ぼいん記号きごう省略しょうりゃくプルト[2]プルートプルトー[3]などともいう。

このギリシアプルートーンΠλούτων, Plūtōn, 「めるもの」の)が転訛てんかしたもので、ハーデースの呼称こしょうひとつだった[1]。これをラテン語らてんごやくしたディース・パテル(ディス・パテル、Dis Pater)というでもられる[1]

本来ほんらいはギリシア神話しんわかみであるため、神話しんわはほとんどがハーデースのものである。のちかみオルクス慰霊いれいかみフェブルウス同一どういつされた[1]

現代げんだい西洋せいよう占星術せんせいじゅつでは冥王星めいおうせい守護神しゅごじんとされる。

分野ぶんやでの言及げんきゅう[編集へんしゅう]

ダンテの『かみきょく』「地獄じごくへん」にも同名どうめいかみ登場とうじょうする。

核兵器かくへいき原子力げんしりょく発電はつでんしょ利用りようされているプルトニウム(Plutonium)の語源ごげんは、さき発見はっけんされた放射ほうしゃせい元素げんそであるウランネプツニウムがそれぞれ、その名前なまえウラヌス由来ゆらいする天王星てんのうせいネプトゥーヌス由来ゆらいする海王星かいおうせいちなんで命名めいめいされたのを継承けいしょうして、冥王星めいおうせいちなんで命名めいめいされた。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e 高津たかつ春繁はるしげ 『ギリシア・ローマ神話しんわ辞典じてん岩波書店いわなみしょてん 1960ねん、190,215,220ぺーじ
  2. ^ マイケル・グラント、ジョン・ヘイゼル 『ギリシア・ローマ神話しんわ事典じてん大修館書店たいしゅうかんしょてん 1988ねん、402ぺーじ
  3. ^ 松村まつむら一男かずお世界せかいかみ々の事典じてん - かみ精霊せいれい英雄えいゆう神話しんわ伝説でんせつ - 』学研がっけん〈Books Esoterica 事典じてんシリーズ 5〉、2004ねんISBN 978-4-05-603367-0、132ぺーじ

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]