つぶら池ち

つぶら池ち
所在地しょざいち	富山とやま県けん上市うわいち町まち浅生あそう
位置いち	北緯ほくい36度ど38分ふん32.92秒びょう東経とうけい137度ど25分ふん0.17秒びょう / 北緯ほくい36.6424778度ど東経とうけい137.4167139度ど座標ざひょう: 北緯ほくい36度ど38分ふん32.92秒びょう東経とうけい137度ど25分ふん0.17秒びょう / 北緯ほくい36.6424778度ど東経とうけい137.4167139度ど
面積めんせき	- km2
周囲しゅうい長ちょう	- km
最大さいだい水深すいしん	- m
平均へいきん水深すいしん	- m
水面すいめんの標高ひょうこう	659 m
成因せいいん	諸説しょせつあり
淡水たんすい・汽水	淡水たんすい
湖沼こしょう型がた	諸説しょせつあり
透明とうめい度ど	- m
	プロジェクト地形ちけい
	テンプレートを表示ひょうじ

つぶら池ち（つぶらいけ）は、富山とやま県けん上市うわいち町まちに位置いちする池いけ。周囲しゅういの3つの池いけの中なかで最小さいしょうの面積めんせきである。その成因せいいんには諸説しょせつある。

特徴とくちょう

白岩川しらいわがわの支流しりゅうである大岩川おおいわがわ流域りゅういきの、高峰山たかぼうやま中腹ちゅうふくに位置いちしている。

この池いけの周囲しゅういには釜池かまいけやながら池いけがある他ほか、無数むすうの窪地くぼちが存在そんざいする。かなり水深すいしんが深ふかいのが特徴とくちょう。

黑崎くろさき史ふみ平たいらの調査ちょうさによると、ここらの地層ちそうは高峰山たかぼうやま火山かざんが岩稲いわいね層そうにより噴出ふんしゅつしたものであり、つぶら池ちの成因せいいんは高峰山たかぼうやまの「爆裂ばくれつ火口かこう」であるとしている^[1]。

一方いっぽうで、(富山とやま地学ちがく紀行きこう)での記述きじゅつによると、この池いけの周囲しゅういの地区ちくで地滑じすべり地形ちけいが多おおく見みられることから、つぶら池ちは地滑じすべりによる「堰せき止とめ湖こ」であるとしている。

池いけの周囲しゅういは湿地しっち化かしており、ヨシ、ハイイヌツゲ、クロウメモドキ、サワグルミ、メギ等とうが生はえている。池いけの周囲しゅういはミツガシワで縁えん取とられているが、一部いちぶは切きり取とられて浮島うきしまとなっている。

平凡社へいぼんしゃ地方ちほう資料しりょうセンター『富山とやま県けんの地名ちめい』平凡社へいぼんしゃ〈日本にっぽん歴史れきし地名ちめい大系たいけい〉、1994年ねん。doi:10.11501/12197113。ISBN 4582490166。 NCID BN10993139。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:95003555。
藤ふじ囲かこえ会かい『富山とやま地学ちがく紀行きこう』桂かつら書房しょぼう、2012年ねん。ISBN 9784905345237。 NCID BB08948239。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:22073610。

^ 黒崎くろさき史ふみ平ひらめ, 里見さとみ信生のぶお「富山とやま県けん大岩川おおいわがわ流域りゅういきの植物しょくぶつ地理ちり学がく的てき研究けんきゅう」『金沢大学かなざわだいがく理学部りがくぶ付属ふぞく植物しょくぶつ園えん年報ねんぽう』第だい1巻かん、金沢大学かなざわだいがく理学部りがくぶ付属ふぞく植物しょくぶつ園えん、1968年ねん3月がつ、14-46頁ぺーじ、ISSN 0914-7888、2022年ねん6月がつ6日にち閲覧えつらん。