アイ (聖書せいしょ)

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アイのまちはらヨシュア

アイヘブライ: העי‎)は旧約きゅうやく聖書せいしょ登場とうじょうするベテルひがしにあった、カナンじんまちである。アイはベテルとたいになって登場とうじょうすることがおおい。アイとベテルはそのあいだにあるやまによってつながれていちつづきになっていたとかんがえられる。ウィリアム・オルブライトは「ふたごのまち」とんだ。

ヨシュアにおける、ヨシュアカナン征服せいふくとき人口じんこうが12000にんであった。ヨシュアはカナン侵攻しんこうエリコつぎにアイを攻撃こうげきしたが、アカンつみとイスラエルのみんしょうじたおもがりのためにアイ攻略こうりゃく失敗しっぱいした。

アカンのつみのぞいたのちに、きよめて、かみ命令めいれいによって再度さいどのアイ攻略こうりゃくこころみて成功せいこうし、おう以下いか住民じゅうみん皆殺みなごろしにされたせいぜっ)。

場所ばしょ[編集へんしゅう]

エト・テル遺跡いせき

1938ねんにロビンソンが、現代げんだいヨルダン川よるだんがわ西岸せいがん地区ちくベイティンひがし3kmにあるエト・テルEt-Tell)であると提唱ていしょうして以来いらい学者がくしゃによりひろれられてきた。さらに、ウィリアム・オルブライトの発掘はっくつによってもそれが確証かくしょうされた。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

座標ざひょう: 北緯ほくい3155ふん01.0びょう 東経とうけい3515ふん40.0びょう / 北緯ほくい31.916944 東経とうけい35.261111 / 31.916944; 35.261111